JPH032355Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH032355Y2 JPH032355Y2 JP14624485U JP14624485U JPH032355Y2 JP H032355 Y2 JPH032355 Y2 JP H032355Y2 JP 14624485 U JP14624485 U JP 14624485U JP 14624485 U JP14624485 U JP 14624485U JP H032355 Y2 JPH032355 Y2 JP H032355Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- water
- cooling air
- mold body
- continuous casting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Continuous Casting (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は冷却気水が直接鋳型下部へ当接するこ
とを防ぎ、湯面のボイリングによるブレークアウ
トの防止並びに鋳型の侵食を低減する事が出来る
連続鋳造用鋳型に関するものである。
とを防ぎ、湯面のボイリングによるブレークアウ
トの防止並びに鋳型の侵食を低減する事が出来る
連続鋳造用鋳型に関するものである。
〈従来の技術及びその問題点〉
連続鋳造の操業では、鋳型から引抜かれた鋳片
は、適宜間隔毎に配設された多数のロールに挾持
され乍ら次工程へ移されるが、鋳型を抜け出た部
所に於いてノズルから噴出される空気等のガス体
混じりの冷却気水によつて冷却される。この冷却
気水ノズルから噴射された冷却気水は一部は瞬時
に気化して水蒸気となり、又一部はその水蒸気に
包まれた水滴となり高速で飛散し、その様な水蒸
気若しくは水滴により鋳型本下部部分を侵食す
る。
は、適宜間隔毎に配設された多数のロールに挾持
され乍ら次工程へ移されるが、鋳型を抜け出た部
所に於いてノズルから噴出される空気等のガス体
混じりの冷却気水によつて冷却される。この冷却
気水ノズルから噴射された冷却気水は一部は瞬時
に気化して水蒸気となり、又一部はその水蒸気に
包まれた水滴となり高速で飛散し、その様な水蒸
気若しくは水滴により鋳型本下部部分を侵食す
る。
この鋳型下部の侵食を防止する為の技術とし
て、例えば特開昭57−19130号公報にて示される
様に鋳型基体下端面及び冷却箱下面に保護金属被
覆層を設けた連続鋳造用鋳型がある。この種鋳型
によれば、鋳型基体下端面が耐侵食性を有し、結
果的に鋳型寿命を延長させる事が出来るが、下記
の如き別の問題点がなお未解決である事が判明し
た。
て、例えば特開昭57−19130号公報にて示される
様に鋳型基体下端面及び冷却箱下面に保護金属被
覆層を設けた連続鋳造用鋳型がある。この種鋳型
によれば、鋳型基体下端面が耐侵食性を有し、結
果的に鋳型寿命を延長させる事が出来るが、下記
の如き別の問題点がなお未解決である事が判明し
た。
即ち、上記冷却気水ノズルは、通常は鋳片に対
しある拡がりを持つて冷却気水が当射される様に
設置されている為に冷却気水の一部は鋳型の上方
へ向かうものもある。
しある拡がりを持つて冷却気水が当射される様に
設置されている為に冷却気水の一部は鋳型の上方
へ向かうものもある。
更にはこの冷却気水ノズルが、ロール解体、組
立時に偏芯や変形を起こし、あるいは高温鋳片か
らの輻射熱によつて変形する等して当初の取付け
状態が変わり該冷却気水ノズルの先端開口部が必
要以上に上方へ向く様な事態が生じる事もある。
立時に偏芯や変形を起こし、あるいは高温鋳片か
らの輻射熱によつて変形する等して当初の取付け
状態が変わり該冷却気水ノズルの先端開口部が必
要以上に上方へ向く様な事態が生じる事もある。
この様な原因によつて生ずる鋳型上方へ向かう
冷却気水は、鋳型内壁面と鋳片との間のエアーギ
ヤツプ内へ侵入し場合によつては湯面にまで上昇
しボイリングを起こしブレークアウトの危険性が
ある事、又上部へ噴流する水蒸気により鋳型下部
部分の侵食が過大となるという問題である。
冷却気水は、鋳型内壁面と鋳片との間のエアーギ
ヤツプ内へ侵入し場合によつては湯面にまで上昇
しボイリングを起こしブレークアウトの危険性が
ある事、又上部へ噴流する水蒸気により鋳型下部
部分の侵食が過大となるという問題である。
ところで、この水蒸気によるボイリング現象を
防止する為のものとして特開昭60−6258号公報に
て示される技術がある。これはモールド下面に、
気水ノズルから噴射された気水の上面を水平又は
下向きに矯正しようとするもので、その為に噴射
気水流上面矯正板をモールドに対しボルトにて連
結した形態が示されているが、この様な形態では
高熱によりボルトが損傷し易くボルトの脱落に至
る様に事態もあり、またボルト間で矯正板が著し
く変形して矯正板の働きを示さなくなり実用性の
点でなお問題があつた。
防止する為のものとして特開昭60−6258号公報に
て示される技術がある。これはモールド下面に、
気水ノズルから噴射された気水の上面を水平又は
下向きに矯正しようとするもので、その為に噴射
気水流上面矯正板をモールドに対しボルトにて連
結した形態が示されているが、この様な形態では
高熱によりボルトが損傷し易くボルトの脱落に至
る様に事態もあり、またボルト間で矯正板が著し
く変形して矯正板の働きを示さなくなり実用性の
点でなお問題があつた。
本考案は上述した諸問題を解決し、かつ実用性
に富む連続鋳造用鋳型を提供することを目的とす
るものである。
に富む連続鋳造用鋳型を提供することを目的とす
るものである。
〈問題点を解決するための手段〉
上記目的を達成する為に、本考案者等が開発し
たのは、鋳型本体の下端面に、同鋳型本体と一体
的に、冷却気水の上方向への噴流を遮断する遮断
板を突設し、しかも該遮断板の鋳型内面側表面は
上記鋳型本体の内表面よりは外方向に位置するこ
とを特徴とする連続鋳造用鋳型である。
たのは、鋳型本体の下端面に、同鋳型本体と一体
的に、冷却気水の上方向への噴流を遮断する遮断
板を突設し、しかも該遮断板の鋳型内面側表面は
上記鋳型本体の内表面よりは外方向に位置するこ
とを特徴とする連続鋳造用鋳型である。
なお本考案の連続鋳造用鋳型は、鋳型本体は通
常採用されている様に、銅若しくは銅合金を素材
とし、その内表面には耐摩耗性保護層としてニツ
ケルあるいはその合金等従来公知の種々の保護
層、更にその上表面にクロム層を設ける等を必要
に応じ行なう事は勿論であるし、その様な保護層
を鋳型本体の下端面にも装着する事もあり得る。
常採用されている様に、銅若しくは銅合金を素材
とし、その内表面には耐摩耗性保護層としてニツ
ケルあるいはその合金等従来公知の種々の保護
層、更にその上表面にクロム層を設ける等を必要
に応じ行なう事は勿論であるし、その様な保護層
を鋳型本体の下端面にも装着する事もあり得る。
又本考案に於ける遮断板は、鋳型本体と一体物
として成形されるもので、上述した鋳型本体と同
じく銅若しくは銅合金製とし、その表面に更にニ
ツケルを初めとする種々の耐食性被覆層を装着す
る事もある。
として成形されるもので、上述した鋳型本体と同
じく銅若しくは銅合金製とし、その表面に更にニ
ツケルを初めとする種々の耐食性被覆層を装着す
る事もある。
〈実施例及び作用〉
以下本考案を実施例を示す図面を参酌し乍ら詳
述する。
述する。
第1図に示すのは、本考案連続鋳造用鋳型であ
り、鋳型本体1の下端面に遮断板2が鋳型本体1
と一体的に形成されている。図中3はバツクフレ
ーム、4は鋳型本体背面部に形成された冷却水用
スリツト、5は冷却気水ノズル、6は鋳片支持用
ロールを示す。又第2図には遮断板2と鋳型本体
1とが一体的である点は同じであるが鋳型本体下
部を順次外方向に湾曲状に突設せしめて遮断板2
を形成した例を示す。
り、鋳型本体1の下端面に遮断板2が鋳型本体1
と一体的に形成されている。図中3はバツクフレ
ーム、4は鋳型本体背面部に形成された冷却水用
スリツト、5は冷却気水ノズル、6は鋳片支持用
ロールを示す。又第2図には遮断板2と鋳型本体
1とが一体的である点は同じであるが鋳型本体下
部を順次外方向に湾曲状に突設せしめて遮断板2
を形成した例を示す。
以上第1図及び第2図に示す様に、本考案連続
鋳造用鋳型にあつては、鋳型本体1の下端面に遮
断板2が突設状に形成されているものであつて、
冷却気水ノズル5から噴射される冷却気水は、該
冷却気水ノズル5が正常な角度で設置されている
場合には勿論の事、冷却気水ノズル5が上述した
様な種々の要因によつて変形あるいは角度にズレ
が生じノズルの開口部が上方向きになつた場合に
於いても、冷却気水ノズル5から上向きに噴射さ
れる冷却気水は直接鋳片に当射される事なく、一
度遮断板2に当たりそこから反射する形態で鋳片
に当射される。従つて遮断板2の背面側、即ち冷
却気水ノズル5向き側の面は、第1図や第2図に
示す様に傾斜面を持たせ、冷却気水ノズル5から
噴射された冷却気水が反射した際に、斜め内側向
き下方へ向かう様な形態としておく事が望ましい
ものである。
鋳造用鋳型にあつては、鋳型本体1の下端面に遮
断板2が突設状に形成されているものであつて、
冷却気水ノズル5から噴射される冷却気水は、該
冷却気水ノズル5が正常な角度で設置されている
場合には勿論の事、冷却気水ノズル5が上述した
様な種々の要因によつて変形あるいは角度にズレ
が生じノズルの開口部が上方向きになつた場合に
於いても、冷却気水ノズル5から上向きに噴射さ
れる冷却気水は直接鋳片に当射される事なく、一
度遮断板2に当たりそこから反射する形態で鋳片
に当射される。従つて遮断板2の背面側、即ち冷
却気水ノズル5向き側の面は、第1図や第2図に
示す様に傾斜面を持たせ、冷却気水ノズル5から
噴射された冷却気水が反射した際に、斜め内側向
き下方へ向かう様な形態としておく事が望ましい
ものである。
なお本考案の連続鋳造用鋳型にあつては、遮断
板2の鋳型内面側表面が鋳型本体1の内表面と面
一ではなく、外側へ後退した形態下にされている
為に、操業中にあつては遮断板2の鋳型内面側表
面と鋳片との間に空間部が形成され、鋳片に当射
された冷却気水の中の上昇気水はこの空間部へ逃
げ込み、鋳型本体1と鋳片間のエアーギヤツプを
上昇する気水は殆んど無に近いものとなる。
板2の鋳型内面側表面が鋳型本体1の内表面と面
一ではなく、外側へ後退した形態下にされている
為に、操業中にあつては遮断板2の鋳型内面側表
面と鋳片との間に空間部が形成され、鋳片に当射
された冷却気水の中の上昇気水はこの空間部へ逃
げ込み、鋳型本体1と鋳片間のエアーギヤツプを
上昇する気水は殆んど無に近いものとなる。
〈考案の効果〉
以上述べて来た様に、本考案の連続鋳造用鋳型
によれば、通常の場合に於いては勿論、冷却気水
ノズルの角度が上向きになつた場合にあつても、
鋳型本体と一体的な遮断板が設けられている為に
冷却気水が直接鋳型本体下面部へ当たる事が無
く、しかも遮断板の鋳型内面側表面と鋳片との間
に形成される空間が上昇気水の逃げ場的役割を果
たす為に、水蒸気の上部噴流に伴なう湯面のボイ
リングによるブレークアウトを未然に防ぎ得ると
共に、鋳型下面部付近の水蒸気による侵食を低減
させる事が出来る。そしてこの遮断板は鋳型本体
と一体的であるので上記特開昭60−6258号公報で
示される装置に於ける様な取付ボルトの損耗、脱
落あるいは遮断板のみの変形等の不備は無く、又
遮断板は鋳型内壁面よりはやゝ外方向、即ち遮断
板の内面を鋳型の外方向に位置せしめてある為
に、該遮断板が直接鋳片と接する事はないので遮
断板が摩滅する事はない等の諸々の効果を有する
ものである。
によれば、通常の場合に於いては勿論、冷却気水
ノズルの角度が上向きになつた場合にあつても、
鋳型本体と一体的な遮断板が設けられている為に
冷却気水が直接鋳型本体下面部へ当たる事が無
く、しかも遮断板の鋳型内面側表面と鋳片との間
に形成される空間が上昇気水の逃げ場的役割を果
たす為に、水蒸気の上部噴流に伴なう湯面のボイ
リングによるブレークアウトを未然に防ぎ得ると
共に、鋳型下面部付近の水蒸気による侵食を低減
させる事が出来る。そしてこの遮断板は鋳型本体
と一体的であるので上記特開昭60−6258号公報で
示される装置に於ける様な取付ボルトの損耗、脱
落あるいは遮断板のみの変形等の不備は無く、又
遮断板は鋳型内壁面よりはやゝ外方向、即ち遮断
板の内面を鋳型の外方向に位置せしめてある為
に、該遮断板が直接鋳片と接する事はないので遮
断板が摩滅する事はない等の諸々の効果を有する
ものである。
第1図は本考案連続鋳造用鋳型の一実施例を示
す説明図、第2図は同他の実施例を示す要部拡大
説明図。 図中、1:鋳型本体、2:遮断板、3:バツク
フレーム、4:冷却水用スリツト、5:冷却気水
ノズル、6:鋳片支持用ロール。
す説明図、第2図は同他の実施例を示す要部拡大
説明図。 図中、1:鋳型本体、2:遮断板、3:バツク
フレーム、4:冷却水用スリツト、5:冷却気水
ノズル、6:鋳片支持用ロール。
Claims (1)
- 鋳型本体の下端面に、同鋳型本体と一体的に、
冷却気水の上方向への噴流を遮断する遮断板を突
設し、しかも該遮断板の鋳型内面側表面は上記鋳
型本体の内表面よりは外方向に位置することを特
徴とする連続鋳造用鋳型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14624485U JPH032355Y2 (ja) | 1985-09-24 | 1985-09-24 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14624485U JPH032355Y2 (ja) | 1985-09-24 | 1985-09-24 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6256255U JPS6256255U (ja) | 1987-04-07 |
| JPH032355Y2 true JPH032355Y2 (ja) | 1991-01-23 |
Family
ID=31058534
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14624485U Expired JPH032355Y2 (ja) | 1985-09-24 | 1985-09-24 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH032355Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-09-24 JP JP14624485U patent/JPH032355Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6256255U (ja) | 1987-04-07 |
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