JPH0323656B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0323656B2 JPH0323656B2 JP62139119A JP13911987A JPH0323656B2 JP H0323656 B2 JPH0323656 B2 JP H0323656B2 JP 62139119 A JP62139119 A JP 62139119A JP 13911987 A JP13911987 A JP 13911987A JP H0323656 B2 JPH0323656 B2 JP H0323656B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flat yarn
- synthetic resin
- thermoplastic synthetic
- melting point
- drawn
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D02—YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
- D02G—CRIMPING OR CURLING FIBRES, FILAMENTS, THREADS, OR YARNS; YARNS OR THREADS
- D02G3/00—Yarns or threads, e.g. fancy yarns; Processes or apparatus for the production thereof, not otherwise provided for
- D02G3/22—Yarns or threads characterised by constructional features, e.g. blending, filament/fibre
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
- Multicomponent Fibers (AREA)
- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
〔産業条の利用分野〕
本発明は、複層フラツトヤーン、特に織布とし
て幅広く利用できる複層フラツトヤーンに関する
ものである。 〔従来の技術〕 熱可塑性合成樹脂の延伸フラツトヤーンの両側
に該延伸フラツトヤーンよりも低融点の熱可塑性
合成樹脂層を設けたフラツトヤーンはすでに知ら
れている。例えば、実公昭53−49902号明細書に
は、このようなフラツトヤーンを用いて、織布を
織り、外側の熱可塑性樹脂を融点以上の温度で加
熱して縦横のフラツトヤーンを熱圧着することが
開示されている。 ここで用いるフラツトヤーンは、一般的に、延
伸フラツトヤーンの両側に接着剤を塗布した後、
低融点の熱可塑性合成樹脂フイルムを接着させて
形成させる方法、又は2台の押し出し機を用いた
複合ダイス中で延伸フラツトヤーンとなる熱可塑
性合成樹脂層の両側に低融点の熱可塑性合成樹脂
融着させ、複合ダイスから押し出して積層フイル
ムとした後、これを延伸スリツトする方法によつ
て製造されている。このうち、後者の方法が多用
されている。しかしながら、いずれの方法によつ
て製造した延伸フラツトヤーンも表面に形成した
低融点の熱可塑性合成樹脂の表面が平滑で摩擦抵
抗が極めて高いので、延伸フラツトヤーンを巻き
取る場合、延伸フラツトヤーンと通路のガイド部
材や延伸フラツトヤーン同志の触れ合いによつ
て、ワインダーの巻き取り張力がワインダーの調
整機能以上に高くなつたり、張力が不均一になつ
たりして、延伸フラツトヤーンのスムーズな移動
が阻害される。そこで、巻き取つたパツケージの
姿は、巻締まりにより第2図に示すように鼓形に
なつたり、巻き取り張力の不均一性が複合化され
て、第3図に示すような綾落ちが発生するという
問題があつた。 従つて、上記のパツケージから延伸フラツトヤ
ーンを取り出して、織布を織つたり、他の種々の
製品を製造する場合、延伸フラツトヤーンが引つ
掛かつたりして解除性が極めて悪くなるととも
に、延伸フラツトヤーンの幅が不均一になり生産
性が著しく低下する。さらに、織布を織るための
織機においても、低融点の熱可塑性合成樹脂層表
面の摩擦抵抗が高いことに起因して、延伸フラツ
トヤーンの製織適性が低下して均一な織布が織れ
ないという問題が生じている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 従つて、本発明は、延伸フラツトヤーンの表面
特性を改良して、巻き取り性の優れた延伸フラツ
トヤーンを提供することを目的とする。さらに、
本発明は、製織適性の優れた延伸フラツトヤーン
を提供することを目的とする。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、延伸フラツトヤーンの外面を構成す
る低融点の熱可塑性合成樹脂に無機充填剤を含有
させると上記問題点を有効に解決できるとの知見
に基づいてなされたのである。 すなわち、本発明は、熱可塑性合成樹脂の延伸
テープの両側に該延伸テープよりも低融点の熱可
塑性合成樹脂層を設けるとともに、該熱可塑性合
成樹脂層に無機充填剤を含有させることにより、
表面に凸凹を形成したことを特徴とする複層フラ
ツトヤーンを提供する。 本発明において、延伸フラツトヤーンの芯材を
形成する延伸フラツトヤーン及び該延伸フラツト
ヤーンの外側に形成される低融点の熱可塑性合成
樹脂層は、いずれも熱可塑性合成樹脂、例えば、
高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、中密
度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリスチレン、ポリビニルアルコール、ポリ
アクリロニトリル、ポリ塩化ビニリデン、ポリア
ミド、ポリエステルなどによつて形成される。こ
こで、低融点の熱可塑性合成樹脂層は、芯材の延
伸フラツトヤーンを形成する熱可塑性合成樹脂よ
りも、融点が15〜35℃、好ましくは、20〜30℃低
い熱可塑性合成樹脂で形成するのがよい。本発明
において、好ましい延伸フラツトヤーンの構成と
しては、芯材が高密度ポリエチレン、ポリプロピ
レンであり、低融点の熱可塑性合成樹脂層が低密
度ポリエチレン又は低融点のポリプロピレンであ
る。 本発明で低融点の熱可塑性合成樹脂層に含有さ
せる無機充填剤としては、酸化珪素、炭酸カルシ
ウム、タルク、カオリンなどがあげられる。これ
らのうち、酸化珪素、炭酸カルシウムが好まし
く、特に好ましくは酸化珪素であり、低融点の熱
可塑性合成樹脂層中に0.1〜4重量%(以下、%
と略称する。)、好ましくは0.4〜3%含有させる
のがよい。尚、特に低融点の熱可塑性合成樹脂と
して低密度ポリエチレンを用いる場合には、0.1
〜1%含有させるのがよく、低融点のポリプロピ
レンを用いる場合には、1.5〜3%含有させるの
がよい。又、無機充填剤としては、平均粒径が1
〜8μm好ましくは1.5〜5μmである。 尚、本発明では、無機充填剤を芯材の延伸フラ
ツトヤーンに添加することもできる。 本発明の延伸フラツトヤーンは、芯材の延伸フ
ラツトヤーンの両側に前記低融点の熱可塑性合成
樹脂層を接着によつて形成させることができる
が、2台の押し出し機を用いた複合ダイス中で延
伸フラツトヤーンとなる熱可塑性合成樹脂の両側
に低融点の熱可塑性合成樹脂(無機充填剤を含
有)を融着させ、複合ダイスから押し出して積層
テープとした後、これを延伸して製造するのが好
ましい。このようにすると、低融点の熱可塑性合
成樹脂層に含有されている無機充填剤がテープの
外側に露出しやすく、フラツトヤーンの巻き取り
性が一層向上するからである。ここで、芯材の延
伸倍率を4〜12倍、好ましくは5〜8倍とするの
がよい。 尚、本発明において、芯材の延伸フラツトヤー
ン及びその外側に形成する低融点の熱可塑性合成
樹脂層の厚みは任意とすることができるが、延伸
フラツトヤーン及び低融点の熱可塑性合成樹脂層
の厚みをそれぞれ12〜45μm、1〜5μm、好まし
くは、16〜35μm、2〜4μmとするのがよい。
又、複層フラツトヤーンの幅は任意とすることが
できるが、1〜3mmとするのが望ましい。 〔発明の効果〕 本発明によれば、表面特性が改良された延伸複
層フラツトヤーンが提供される。従つて、本発明
の複層フラツトヤーンは、巻き取り性と製織適性
が優れるので、歩留まりや生産性が向上し、織布
や他の種々の製品を効率よく製造することができ
る。 そして、このような本発明の優れた効果は、複
層フラツトヤーンの表面層に添加された無機充填
剤により、表面に凸凹が形成される。 従つて、本発明によれば複層フラツトヤーンを
経緯糸として織機で網状等に織つた後、経緯の交
差点を熱融着した織布を好適に製造することがで
きる。 次に本発明を実施例により説明するが、本発明
はこれらに限定されるものではない。 〔実施例〕 実施例 1 第1図に示す本発明の複層フラツトヤーンを製
造した。図中、2の芯材は高密度ポリエチレン
(密度0.960、融点133℃)の延伸フラツトヤーン
(延伸倍率7倍)、芯材2の両側に形成した3,3
は低密度ポリエチレン(密度0.920、融点108℃)
であり、表1に示す無機充填剤4が添加されてい
る。 このような複層フラツトヤーンを次の方法によ
り製造した。 すなわち、200φの円形ダイスに、高密度ポリ
エチレンを押出す芯材用押出機と、充填剤を添加
混入した低密度ポリエチレンを押出す被覆用押出
機とを連結し、充填剤4を混入した低密度ポリエ
チレンは、ダイス内に導入された後に二つに分岐
されて高密度ポリエチレンの流路の両側に配さ
れ、ダイスの流出口から流出してくる。これを冷
却して三層構造のテープとし、連続工程でスリツ
トし、7倍に延伸し、さらにアニーリングを行つ
て、芯材2の厚みが16μで両被覆層3,3が各2μ
の厚みの複層フラツトヤーンを100本得て、これ
を夫々一本づつワインダーで巻取つた。 このようにして得られた種々の複層フラツトヤ
ーン(実施例1)および充填剤無添加の従来の複
層フラツトヤーン(比較例)の夫々の巻取り性能
等を表−1に示す。 尚、巻き取りは、(株)鳥居鉄工所の巻き取り機を
用い速度122m/分、見掛巻取り張力12gにより
チーズ巻きを行つた。又、表中、粉吹現象とは、
製膜、延伸その他の工程で低分子量のポリマーや
添加物が各種応力により、成形機やヤーン自身に
堆積、付着する現象で生産性を阻害する因子であ
り、次の基準により評価した。 ○……生産に影響なし △……生産にやゝ影響あり ×……生産に影響あり
て幅広く利用できる複層フラツトヤーンに関する
ものである。 〔従来の技術〕 熱可塑性合成樹脂の延伸フラツトヤーンの両側
に該延伸フラツトヤーンよりも低融点の熱可塑性
合成樹脂層を設けたフラツトヤーンはすでに知ら
れている。例えば、実公昭53−49902号明細書に
は、このようなフラツトヤーンを用いて、織布を
織り、外側の熱可塑性樹脂を融点以上の温度で加
熱して縦横のフラツトヤーンを熱圧着することが
開示されている。 ここで用いるフラツトヤーンは、一般的に、延
伸フラツトヤーンの両側に接着剤を塗布した後、
低融点の熱可塑性合成樹脂フイルムを接着させて
形成させる方法、又は2台の押し出し機を用いた
複合ダイス中で延伸フラツトヤーンとなる熱可塑
性合成樹脂層の両側に低融点の熱可塑性合成樹脂
融着させ、複合ダイスから押し出して積層フイル
ムとした後、これを延伸スリツトする方法によつ
て製造されている。このうち、後者の方法が多用
されている。しかしながら、いずれの方法によつ
て製造した延伸フラツトヤーンも表面に形成した
低融点の熱可塑性合成樹脂の表面が平滑で摩擦抵
抗が極めて高いので、延伸フラツトヤーンを巻き
取る場合、延伸フラツトヤーンと通路のガイド部
材や延伸フラツトヤーン同志の触れ合いによつ
て、ワインダーの巻き取り張力がワインダーの調
整機能以上に高くなつたり、張力が不均一になつ
たりして、延伸フラツトヤーンのスムーズな移動
が阻害される。そこで、巻き取つたパツケージの
姿は、巻締まりにより第2図に示すように鼓形に
なつたり、巻き取り張力の不均一性が複合化され
て、第3図に示すような綾落ちが発生するという
問題があつた。 従つて、上記のパツケージから延伸フラツトヤ
ーンを取り出して、織布を織つたり、他の種々の
製品を製造する場合、延伸フラツトヤーンが引つ
掛かつたりして解除性が極めて悪くなるととも
に、延伸フラツトヤーンの幅が不均一になり生産
性が著しく低下する。さらに、織布を織るための
織機においても、低融点の熱可塑性合成樹脂層表
面の摩擦抵抗が高いことに起因して、延伸フラツ
トヤーンの製織適性が低下して均一な織布が織れ
ないという問題が生じている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 従つて、本発明は、延伸フラツトヤーンの表面
特性を改良して、巻き取り性の優れた延伸フラツ
トヤーンを提供することを目的とする。さらに、
本発明は、製織適性の優れた延伸フラツトヤーン
を提供することを目的とする。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、延伸フラツトヤーンの外面を構成す
る低融点の熱可塑性合成樹脂に無機充填剤を含有
させると上記問題点を有効に解決できるとの知見
に基づいてなされたのである。 すなわち、本発明は、熱可塑性合成樹脂の延伸
テープの両側に該延伸テープよりも低融点の熱可
塑性合成樹脂層を設けるとともに、該熱可塑性合
成樹脂層に無機充填剤を含有させることにより、
表面に凸凹を形成したことを特徴とする複層フラ
ツトヤーンを提供する。 本発明において、延伸フラツトヤーンの芯材を
形成する延伸フラツトヤーン及び該延伸フラツト
ヤーンの外側に形成される低融点の熱可塑性合成
樹脂層は、いずれも熱可塑性合成樹脂、例えば、
高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、中密
度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリスチレン、ポリビニルアルコール、ポリ
アクリロニトリル、ポリ塩化ビニリデン、ポリア
ミド、ポリエステルなどによつて形成される。こ
こで、低融点の熱可塑性合成樹脂層は、芯材の延
伸フラツトヤーンを形成する熱可塑性合成樹脂よ
りも、融点が15〜35℃、好ましくは、20〜30℃低
い熱可塑性合成樹脂で形成するのがよい。本発明
において、好ましい延伸フラツトヤーンの構成と
しては、芯材が高密度ポリエチレン、ポリプロピ
レンであり、低融点の熱可塑性合成樹脂層が低密
度ポリエチレン又は低融点のポリプロピレンであ
る。 本発明で低融点の熱可塑性合成樹脂層に含有さ
せる無機充填剤としては、酸化珪素、炭酸カルシ
ウム、タルク、カオリンなどがあげられる。これ
らのうち、酸化珪素、炭酸カルシウムが好まし
く、特に好ましくは酸化珪素であり、低融点の熱
可塑性合成樹脂層中に0.1〜4重量%(以下、%
と略称する。)、好ましくは0.4〜3%含有させる
のがよい。尚、特に低融点の熱可塑性合成樹脂と
して低密度ポリエチレンを用いる場合には、0.1
〜1%含有させるのがよく、低融点のポリプロピ
レンを用いる場合には、1.5〜3%含有させるの
がよい。又、無機充填剤としては、平均粒径が1
〜8μm好ましくは1.5〜5μmである。 尚、本発明では、無機充填剤を芯材の延伸フラ
ツトヤーンに添加することもできる。 本発明の延伸フラツトヤーンは、芯材の延伸フ
ラツトヤーンの両側に前記低融点の熱可塑性合成
樹脂層を接着によつて形成させることができる
が、2台の押し出し機を用いた複合ダイス中で延
伸フラツトヤーンとなる熱可塑性合成樹脂の両側
に低融点の熱可塑性合成樹脂(無機充填剤を含
有)を融着させ、複合ダイスから押し出して積層
テープとした後、これを延伸して製造するのが好
ましい。このようにすると、低融点の熱可塑性合
成樹脂層に含有されている無機充填剤がテープの
外側に露出しやすく、フラツトヤーンの巻き取り
性が一層向上するからである。ここで、芯材の延
伸倍率を4〜12倍、好ましくは5〜8倍とするの
がよい。 尚、本発明において、芯材の延伸フラツトヤー
ン及びその外側に形成する低融点の熱可塑性合成
樹脂層の厚みは任意とすることができるが、延伸
フラツトヤーン及び低融点の熱可塑性合成樹脂層
の厚みをそれぞれ12〜45μm、1〜5μm、好まし
くは、16〜35μm、2〜4μmとするのがよい。
又、複層フラツトヤーンの幅は任意とすることが
できるが、1〜3mmとするのが望ましい。 〔発明の効果〕 本発明によれば、表面特性が改良された延伸複
層フラツトヤーンが提供される。従つて、本発明
の複層フラツトヤーンは、巻き取り性と製織適性
が優れるので、歩留まりや生産性が向上し、織布
や他の種々の製品を効率よく製造することができ
る。 そして、このような本発明の優れた効果は、複
層フラツトヤーンの表面層に添加された無機充填
剤により、表面に凸凹が形成される。 従つて、本発明によれば複層フラツトヤーンを
経緯糸として織機で網状等に織つた後、経緯の交
差点を熱融着した織布を好適に製造することがで
きる。 次に本発明を実施例により説明するが、本発明
はこれらに限定されるものではない。 〔実施例〕 実施例 1 第1図に示す本発明の複層フラツトヤーンを製
造した。図中、2の芯材は高密度ポリエチレン
(密度0.960、融点133℃)の延伸フラツトヤーン
(延伸倍率7倍)、芯材2の両側に形成した3,3
は低密度ポリエチレン(密度0.920、融点108℃)
であり、表1に示す無機充填剤4が添加されてい
る。 このような複層フラツトヤーンを次の方法によ
り製造した。 すなわち、200φの円形ダイスに、高密度ポリ
エチレンを押出す芯材用押出機と、充填剤を添加
混入した低密度ポリエチレンを押出す被覆用押出
機とを連結し、充填剤4を混入した低密度ポリエ
チレンは、ダイス内に導入された後に二つに分岐
されて高密度ポリエチレンの流路の両側に配さ
れ、ダイスの流出口から流出してくる。これを冷
却して三層構造のテープとし、連続工程でスリツ
トし、7倍に延伸し、さらにアニーリングを行つ
て、芯材2の厚みが16μで両被覆層3,3が各2μ
の厚みの複層フラツトヤーンを100本得て、これ
を夫々一本づつワインダーで巻取つた。 このようにして得られた種々の複層フラツトヤ
ーン(実施例1)および充填剤無添加の従来の複
層フラツトヤーン(比較例)の夫々の巻取り性能
等を表−1に示す。 尚、巻き取りは、(株)鳥居鉄工所の巻き取り機を
用い速度122m/分、見掛巻取り張力12gにより
チーズ巻きを行つた。又、表中、粉吹現象とは、
製膜、延伸その他の工程で低分子量のポリマーや
添加物が各種応力により、成形機やヤーン自身に
堆積、付着する現象で生産性を阻害する因子であ
り、次の基準により評価した。 ○……生産に影響なし △……生産にやゝ影響あり ×……生産に影響あり
【表】
上記表−1の結果から判るように、300デニー
ルの複層フラツトヤーン1において芯材2の肉厚
が16μであり、被覆層3,3の肉厚が各2μの場合
には、充填剤としてフラツトヤーンの重量に対し
て0.4%の酸化硅素(平均粒子3μ)を添加したも
の(本発明No.1−2)が最良の結果を得た。 実施例 2 実施例1と同様にして、芯材の肉厚が16μ、被
覆層3,3の肉厚がそれぞれ4μの複層フラツト
ヤーン(360デニール)を製造した。結果を表−
2に示す。
ルの複層フラツトヤーン1において芯材2の肉厚
が16μであり、被覆層3,3の肉厚が各2μの場合
には、充填剤としてフラツトヤーンの重量に対し
て0.4%の酸化硅素(平均粒子3μ)を添加したも
の(本発明No.1−2)が最良の結果を得た。 実施例 2 実施例1と同様にして、芯材の肉厚が16μ、被
覆層3,3の肉厚がそれぞれ4μの複層フラツト
ヤーン(360デニール)を製造した。結果を表−
2に示す。
【表】
実施例表−2の結果から判るように、充填剤と
してフラツトヤーンの重量に対して0.5%の炭酸
カルシウム(平均粒径5μ)を添加したもの(本
発明No.2−5)が最良の結果を得た。 実施例 3 芯材として、ポリプロピレン(密度0.90、融点
163℃)の延伸フラツトヤーン(延伸倍率6.85倍)
を用い、その両側に表−1に示したのと同じ無機
充填材を含有する低融点のポリプロピレン(密度
0.89、融点135℃)を形成した複層フラツトヤー
ンを、実施例1と同様にして製造した。芯材の厚
みは21μ、低い融点被覆層の厚みはそれぞれ3μで
ある。結果をまとめて表−3に示す。
してフラツトヤーンの重量に対して0.5%の炭酸
カルシウム(平均粒径5μ)を添加したもの(本
発明No.2−5)が最良の結果を得た。 実施例 3 芯材として、ポリプロピレン(密度0.90、融点
163℃)の延伸フラツトヤーン(延伸倍率6.85倍)
を用い、その両側に表−1に示したのと同じ無機
充填材を含有する低融点のポリプロピレン(密度
0.89、融点135℃)を形成した複層フラツトヤー
ンを、実施例1と同様にして製造した。芯材の厚
みは21μ、低い融点被覆層の厚みはそれぞれ3μで
ある。結果をまとめて表−3に示す。
【表】
実施例 4
実施例1〜3で得たフラツトヤーンを用い、織
機で織布を成形し、経糸と緯糸の交差点を熱融着
させた。尚、織布の形成は次の条件で行つた。 実施例1及び2 実施例3 (1) 使用織機……日産自動車製ウオータージエツ
トルームFW451 同左 (2) 織機回転数……400rpm 同左 (3) 製織布……130cm 同左 (4) クロス融着温度……107℃ 145℃ (5) ヒートシール条件 ヒートシール温度……120℃ 140℃ 加圧……2Kg/cm2 3Kg/cm2 加熱時間……4秒 3秒 シール巾……15mm 5mm 織布の形成における織機稼働率及びクロス目の
接着強度を次の用にして行つた。 織機稼働率 ○……90%以上 △……90%未満で70%以上 ×……70%未満(実質的には量産不可能) クロス目の接着度合 クロスの接着度合を手もみで判定し、強くもん
でも目ずれしないものを「優」とした。 各フラツトヤーンの織機適性をまとめて表−4
に示す。
機で織布を成形し、経糸と緯糸の交差点を熱融着
させた。尚、織布の形成は次の条件で行つた。 実施例1及び2 実施例3 (1) 使用織機……日産自動車製ウオータージエツ
トルームFW451 同左 (2) 織機回転数……400rpm 同左 (3) 製織布……130cm 同左 (4) クロス融着温度……107℃ 145℃ (5) ヒートシール条件 ヒートシール温度……120℃ 140℃ 加圧……2Kg/cm2 3Kg/cm2 加熱時間……4秒 3秒 シール巾……15mm 5mm 織布の形成における織機稼働率及びクロス目の
接着強度を次の用にして行つた。 織機稼働率 ○……90%以上 △……90%未満で70%以上 ×……70%未満(実質的には量産不可能) クロス目の接着度合 クロスの接着度合を手もみで判定し、強くもん
でも目ずれしないものを「優」とした。 各フラツトヤーンの織機適性をまとめて表−4
に示す。
【表】
表−4の実験結果から判るように、充填剤の無
添加のものよりも、充填剤を添加したフラツトヤ
ーンの方が織機に掛けて使用した場合に、織機の
稼働率及び織キズの項目のいずれにおいても好成
績を示すことが実証され、クロスの接着度合及び
ヒートシール強度においても略同等か又はそれ以
上の好結果を得た。
添加のものよりも、充填剤を添加したフラツトヤ
ーンの方が織機に掛けて使用した場合に、織機の
稼働率及び織キズの項目のいずれにおいても好成
績を示すことが実証され、クロスの接着度合及び
ヒートシール強度においても略同等か又はそれ以
上の好結果を得た。
第1図は本発明の複層フラツトヤーンを示す拡
大斜視図、第2図乃至第4図は巻取態様例を示す
もので、第2図はチーズ巻の鼓形になつたものを
示す側面図、第3図はチーズ巻の綾落ち現象を示
す端面図、第4図はチーズ巻の正常な状態を示す
側面図である。 1……複層フラツトヤーン、2……延伸テー
プ、3,3……低融点の熱可塑性合成樹脂層。
大斜視図、第2図乃至第4図は巻取態様例を示す
もので、第2図はチーズ巻の鼓形になつたものを
示す側面図、第3図はチーズ巻の綾落ち現象を示
す端面図、第4図はチーズ巻の正常な状態を示す
側面図である。 1……複層フラツトヤーン、2……延伸テー
プ、3,3……低融点の熱可塑性合成樹脂層。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 熱可塑性合成樹脂の延伸テープの両側に該延
伸テープよりも低融点の熱可塑性合成樹脂層を設
けるとともに、該熱可塑性合成樹脂層に無機充填
剤を含有させることにより、表面に凸凹を形成し
たことを特徴とする複層フラツトヤーン。 2 熱可塑性合成樹脂層中の無機充填剤の含有量
が0.1〜4%である特許請求の範囲第1項記載の
複層フラツトヤーン。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62139119A JPS63264930A (ja) | 1986-12-23 | 1987-06-03 | 複層フラットヤ−ン |
| KR1019880006645A KR900000517A (ko) | 1986-12-23 | 1988-06-02 | 플랫 복합층 사 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61-307094 | 1986-12-23 | ||
| JP30709486 | 1986-12-23 | ||
| JP62139119A JPS63264930A (ja) | 1986-12-23 | 1987-06-03 | 複層フラットヤ−ン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63264930A JPS63264930A (ja) | 1988-11-01 |
| JPH0323656B2 true JPH0323656B2 (ja) | 1991-03-29 |
Family
ID=26472023
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62139119A Granted JPS63264930A (ja) | 1986-12-23 | 1987-06-03 | 複層フラットヤ−ン |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63264930A (ja) |
| KR (1) | KR900000517A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JPH05295629A (ja) * | 1992-04-13 | 1993-11-09 | Diatex Co Ltd | 複層フラットヤーン |
| FR2763073B1 (fr) | 1997-05-07 | 2000-03-03 | Appryl Snc | Polymere charge par des particules solides passees par un etat de suspension |
-
1987
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-
1988
- 1988-06-02 KR KR1019880006645A patent/KR900000517A/ko not_active Withdrawn
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR900000517A (ko) | 1990-01-30 |
| JPS63264930A (ja) | 1988-11-01 |
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