JPH0324025A - 弗化水素と1,1,1―トリクロロエタンを液相で連続反応させ、1,1―ジクロロ―1フルオロエタン及び1―クロロ―1,1―ジフルオロエタンの混合物を提供する為の製造方法 - Google Patents

弗化水素と1,1,1―トリクロロエタンを液相で連続反応させ、1,1―ジクロロ―1フルオロエタン及び1―クロロ―1,1―ジフルオロエタンの混合物を提供する為の製造方法

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JPH0324025A
JPH0324025A JP2151803A JP15180390A JPH0324025A JP H0324025 A JPH0324025 A JP H0324025A JP 2151803 A JP2151803 A JP 2151803A JP 15180390 A JP15180390 A JP 15180390A JP H0324025 A JPH0324025 A JP H0324025A
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ジョン・アロイシアス・ウィズマー
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    • C07C17/20—Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens of halogen atoms by other halogen atoms
    • C07C17/202—Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens of halogen atoms by other halogen atoms two or more compounds being involved in the reaction
    • C07C17/206—Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens of halogen atoms by other halogen atoms two or more compounds being involved in the reaction the other compound being HX

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、一般に1.1−ジクロロ−1−フルオロエタ
ン及び1−クロ口−1.1−ジフルオロエタンの生産、
特に1. 1. 1 − トリクロロエタンを弗化水素
で弗素化する事により1.1−ジクロロ−1−フルオロ
エタン及び1−クロロ−1.1−ジフルオロエタンを製
造する為の製造方法に関する。
[従来の技術] 1, 1. 1 − トリクロロエタンの液相弗化水素
処理により1. 1−ジクロロ−1−フルオロエタン及
び1−クロロ−1. 1−ジフルオロエタンを製造でき
る。反応排出液は、主にこれらのヒドロクロロフルオ口
カーボン及びl. l. l − }リクロロエタンを
完全に反応させる為に必要とされる化学量論量より過剰
の弗化水素を含む。様々な触媒が反応を触媒化する為に
提案されるが、系には十分な反応性があるので触媒を必
要としない。
米国特許第3, 8 3 3。676号には、l. 1
. 1−トリクロロメタンを弗化水素で弗素化する為の
無触媒のバッチプロセスが記載されている。弗化水素/
 1. 1. 1 − トリクロロエタンの比が高いこ
とがl.1. 1−}リクロロエタンの転化を最大にす
る為に推奨される。
[発明が解決しようとする課題] 米国特許第3. 8 3 3, 6 7 6号の製造方
法は、いくつかの欠点を有する.生産性は,該特許で開
示された生産方法が回分式であることにより制限される
。かなり過剰な弗化水素が反応生成物に残る。米国特許
第3.8.33.676号は、l. 1. 1−トJク
ロロエタンに対する弗化水素のモル比が約4〜30の範
囲内を好適とするが、反応速度が遅く、この様な低率で
は1.1−ジクロロ−1−フル才ロエタンの高選択性が
不可能である事を示している。反応が米国特許第3. 
8 3 3. 6 7 6号に記載されている回分式の
方法において操作された時、HF/l.1.1−1リク
ロロエタンのモル比が低い場合におそらく相分離が起こ
る。
本発明はこうした回分式の方法の欠点を解決する効率の
良い連続方法を提供する事を目的とする。
様々な特許に、反応体を反応性液相に投入し、生成物を
ガスとして取り出す工程が記載されている。米国特許第
2,450.414号及び同第2.058.453号参
照.しかしながら従来は、これらの系は、1.1−ジク
ロロ−1−フルオロエタン、或いは1. 1−ジクロロ
−1−フルオロエタンと1一クロロ−1.1−ジフルオ
ロエタンの混合物を製造する為の1. 1. 1 − 
トリクロロエタンと弗化水素との反応に用いられなかっ
た。
[発明を解決する為の手段] L. 1. 1 − トリクロロエタンから1.1−ジ
クロロ−1−フルオロエタン及び1−クロロ−l,エー
ジフルオロエタンの混合物を製造する為の連続的無触媒
工程が提供さ゜れる。選択されたモル供給比の弗化水素
及びl. 1. 1 − }リクロロエタンは、反応区
域中で液相弗化水素処理反応混合物を形成する為に連続
的に反応域に供給される。気相反応生成物は連続的に反
応域から取り出され、弗化水素は連続的に気相反応生成
物から弗化水素処理反応混合物へ還流される、1.1−
ジクロロ−1−フルオロエタン及び1−クロロ−1.1
−ジフルオロエタンの混合物が気相反応生成物から得ら
れる。
選択された弗化水素/ l. 1. 1−トリクロロエ
タンのモル供紬比は、 (i)約3.0〜約5,2の範囲内である、( i. 
+.. )式:    M = 2. 7 X + 4
. 2 Y(ここで、Xは生じた1.1−ジクロロ−1
−フルオロエタン/l−クロロ−1.1−ジフルオロエ
タン混合物中の1−クロロ−1. 1−ジフルオロエタ
ンの所望されるモル分率であり、 Yは、生じた1.1−ジクロロ−1−フルオロエタン/
1−クロロ−1.1−ジフルオロエタンの混合物中の1
.1−ジクロロ−1−フルオロエタンの所望されるモル
分率である)、 によって決定される数値Mよりも大きい。
好ましくは、反応生成物として除去された気体:反応混
合物に還流された気体の比は重量を基準として1:lで
ある。
本発明の工程において、弗化水素及びl. 1. 1 
−トリクロロエタンは、液相反応が起こるだけでなく気
体状態における反応生成物の除去を可能にする条件下で
容器中において反応させられる。ガス状生成物が、部分
精留され、(例えば蒸留塔中などで)、そしてそれは弗
化水素の選択的凝縮及び反応容器への還流を可能にする
。反応容器からガス状の反応生成物を除去する事により
、生成物が液体として除去される場合よりも生成物はよ
りずっと少量弗化水素を含む。定常状態の反応条件下で
、液体反応相中の弗化水素の比率が、反応生成ガス中の
弗化水素の割合よりも高い。液相反応混合物に気体状生
成物の一部を還流する事により、本発明の工程は、液体
が1. 1. 1 − トリクロロエタンに対して大過
剰の弗化水素を含むことを保証する。1. 1. 1 
− トリクロロエタンが弗化水素中に低い溶解度を有す
るために、過剰の弗化水素が単一反応相を保持するのに
必要である。l. 1. 1 − トリクロロエタンに
対して大モル過剰の弗化水素は反応混合物からの1, 
l, l − }リクロロエタンの沈殿を妨げ、その結
果弗化水素処理生成物への1.1.1−トリクロロエタ
ンの転化の減少を防ぐ。
弗化水素中への1. 1. 1 − }リクロロエタン
の溶解度が小さい影響は、撹拌により部分的に埋め合わ
せられるが、酸が撹拌機を強く腐蝕させるので、一般に
弗化水素を含む系においては撹拌を避ける事が望ましい
。従って本発明は、撹拌がないときでさえ1. 1. 
1 − 1−トリクロロエタンの高転化率を維持する。
1, L 1 − トリクロロエタンに対して弗化水素
が大モル過剰で連続的に液相反応混合物中に含まれるの
で撹拌は必要とされず、それによって1. 1. 1 
− }リクロロエタンの沈殿及び反応器の「タール」の
形成が最小にされる。
本発明は、化学量論的及び熱力学的弗化水素処理反応に
より必要とされる最小の弗化水素/ 1. 1.1−ト
リクロロエタンのモル供給比で連続的に定常状態の1.
1−ジクロロ−1−フルオロエタン/l−クロロ−1.
1−ジフルオロエタン混合物の生成方法を提供する。反
応容器への弗化水素の供給を最小量に維持する事及び選
択的に気相化合物から液相反応混合物に弗化水素を還流
する事により、反応生成物から弗化水素を除去する為の
分離装置の費用が最小にされる。しかしながら同時に、
弗化水素/ l, 1. 1 − 1−トリクロロエタ
ンの相対的に低い約3.0〜5.2のモル供給比で、9
8%〜100%の1. 1. 1 − トリクロロエタ
ンの転化率と15%〜85%の1. 1−−ジクロロ−
1−フルオロエタンの選択性を本発明の工程は提供する
。
好ましくは、約50重量%〜約85重量%、更に好まし
くは約75重量%〜約85重量%のl1−ジクロロ−1
−フルオロエタンを含む1.1=シクロロ−1−フルオ
ロエタンと1−クロロ−1.1−ジフルオロエタンの混
合物を得る為にこの製造方法が利用される。
本発明の製造工程は、図に説明される。弗化水素及び1
. 1. 1 − }リクロロエタンの液相反応の為の
反応区域は、反応容器10により形成される。
気相生成物は、管路20中に集められる。容器は当業者
に公知の、ハロカーボンの連続弗化水素処理のための典
型的な構造を有することが可能である。弗化水素及び1
, 1. 1 − }リクロロエタンを各々管路l2及
び14から連続的供給を開始する前に、反応容器は初め
に弗化水素で満たされる。
反応容器10は、好ましくはジャケット付きのタイプで
ある。一定のレベルで反応容器内が好ましい圧力で維持
される様に、水蒸気が反応ジャケットに送られる。
1. 1−ジクロロ−1−フルオロエタン、1−クロロ
−1.1−ジフルオロエタン、塩化水素、弗化水素、及
び少量の非選択性反応生成物を含む気相反応生成物が、
連続的に反応容器10から蒸留塔l6中に取り出される
。例えば、1.1−ジクロロ−1−フルオロエタン/1
−クロロ−1.1−ジフルオロエタンのモル比が8 0
/2 0に対して、例えば蒸留塔16は塔頂部の温度が
約66℃(約150下)、塔底部の温度が約82℃(約
180下)及び圧力が792.9kPa(ゲージ圧)(
1 1 5ps i g)で操作される。還流冷却器l
8は、選択的に弗化水素を凝集して、液体弗化水素を塔
16を通じて反応容器lOに還流する。
気相生成物は、管路20中に集められる。還流条件は好
ましくは、上部で得られる気体の1重量部につき、気体
の約1重量部が還流される様に調整される。弗化水素及
び1. 1. 1 − }リクロロエタンの反応物質が
管路l2及び14に供給される流量の総量におよそ等し
い一定流量で気体は上部に集められる。ハイドロクロロ
フルオ口カーボンの濃度は、塔の頂部で最大であり、反
応容器10内で最小である。この濃度勾配は、反応容器
中の弗化水素濃度がl. 1. 1 − トリクロロエ
タンが完全に溶媒和を完了する事を保証するのに十分な
時間があることを可能にする。その結果1. 1. 1
−トリクロロエタンの転化率はlOO%に近い。反応容
器中に残る未反応の1, l, 1 − トリクロロエ
タンの量は非常に少なく、典型的には反応器への供給量
の2重量%より少ない。反応相から沈殿する1. 1,
 l −トリクロロエタンは反応容器の底から定期的に
取り出すことができる。本発明は、l. 1. 1−1
−トリクロロエタンの転化率が最大になる為に、沈殿し
た1. 1. 1−トリクロロエタンの生成、及び反応
容器の底から1. 1. 1−トリクロロエタンを定期
的に取り出す必要性が最小に維持される。
目標とされる1.1−ジクロロ−1−フルオロエタン/
l−クロ口−1.1−ジフルオロエタンの反応生成比を
達成する為に要求される最小のモル供粕比は、次の式、 M = 2. 7 X + 4. 2 Y    (式
l)(ここで、Xは、生成された1. 1−ジクロロ−
1−フルオロエタン及びl−クロロ−1.1−ジフルオ
ロエタンの総量に対して、生成物として得られたl−ク
ロロ−l.l−ジフルオロエタンの所望されるモル分率
であり、 Yは、生成された1.1−ジクロロ−1−フルオロエタ
ン及び1−クロロ−1.1−ジフルオロエタンの総量に
対して、生成物として得られたl,1−ジクロロ−1−
フルオロエタンの所望されるモル分率である)、 により決定される。
式1により規定されたモル供給比は、反応成分の弗化水
素処理反応の化学量論量及び気体/液体平衡(”VLE
”)が考慮に入れられる.8 0/2 0のモル比の1
.1−ジクロロ−1−フルオロエタンと1−クロロ−1
. 1−ジフルオロエタンを生成することを目標とする
製造方法の場合に、式1は弗化水素/ 1. 1. 1
−トリクロロエタンのモル供給比は少なくとも約4.5
の数値に設定されなければならない事を規定する。
HF/l.1.1−}リクロロエタンのモル供給比を、
与えられた目標とされる1. 1−ジクロロ−1−フル
オロエタン/1−クロロ−1.1−ジフルオロエタン生
成物の分配の為に上の式lにより決定される最小値より
も大きい値に維持する事により、定常状態反応の挙動を
保証し、そして完全に1, l, 1 − }リクロロ
エタンの転化を完了させる.式1の最小量より小さいと
、転化が不完全で不安定な反応となる. 実施において、過剰な弗化水素の還流が不完全になり得
る。すなわち気体/液体平衡により必要とされる量より
過剰の弗化水素のうちの若干量は反応域への還流を免れ
、そして上の気相反応生成物と共に上部から引き出され
得る。従って式1により求められる最小値より僅かに大
きいHF/l.1. 1 − }リクロロエタンのモル
供給比を利用することが望ましい。これは、起こり得る
不完全な精留を考慮に入れ、式lに「安全率」Sを加え
る事により完成される。従って式は、 M= (2.7X+4.2Y)S  (式2)(ここで
、X及びYは上で定義され,Sは1.01〜1.30か
ら選択される数である) になる。
式2によると、1.1−ジクロロ−1−フルオロエタン
及び1−クロロ−1.1−ジフルオロエタンは、約3.
0〜約5.2の範囲のHF/l.1.1−トリクロロエ
タンのモル供給比を使用する事により約85:15モル
%〜15:85モル%の範囲での生成を可能にする。
本発明の工程は、上部で取られた生成ガスの重量を基準
として、完全に弗素化された生成物1, 1.1−トリ
クロロエタンを極少量(典型的にはわずか約0.5重量
%含む).1.1−ジクロロ−1−フルオロエタン及び
1−クロロ−1. 1−ジフルオロエタンを含む生成物
の混合物を生ずる。
HF/1,1.1−トリクロロエタンのモル供給比は,
与えられた目標とされる1.1−ジクロロー1−フルオ
ロエタン/1−クロロ−1.1−ジフルオロエタン生成
物の分配の為に、式1により(または代わりに式2によ
り)必要とされる最小の比又はそれを越えた比に一度固
定されると、上部の生成ガス中で得られた1.1−ジク
ロロ−1−フルオロエタン及び1−クロロ−1.1−ジ
フルオロエタンの相対量は、還流比,反応圧力、及び/
又は滞留時間を操作する事により目標とされる量から変
化させることができる.反応圧力或いは反応体滞留時間
を増加する事は、−1IQにl. l−ジクロロ−1−
フルオロエタンよりも1−クロロ−l.l−ジフルオロ
エタンの生成に有利である。
1. 1−ジクロロ−1−フルオロエタンが主要生成物
として所望される場合、還流比は必然的に2つの点のバ
ランスを考慮しなければならない。より高い還流比は、
上部で得られるハイドロクロロフルオロカーボン化合物
に対比して弗化水素の選択的還流を生ずるだけでなく、
l−クロロ−1.1−ジフルオロエタンに対比して1.
 1−ジクロロ−1−フルオロエタンの選択的還流も生
ずる。
従って、還流比の増加は、1.1−ジクロロー1一フル
オロエタン及び1−クロロ−1.1−ジフルオロエタン
に対する反応容器中のHFの比率の増加を生ずるだけで
なく、1−クロロ−1.1−ジフルオ口エタンに対する
1.1−ジクロロ−1−フルオロエタンの比率の増加ち
生ずる。還流された1,l−ジクロロ−1−フルオロエ
タンは弗化水素と反応し1−クロロ−1.1−ジフルオ
ロエタンを更に生成する。従って、より弗素化された生
或物1−クロロ−1.1−ジフルオロエタンの製造は、
高還流率において好都合である。塔l6から得られたガ
スlkg当たり約1kgの還流比は、これら2つの競合
する点を考慮するとその間には合理的な均衡があると思
われる。還流比は、温度及び/又はリフラックスコンデ
ンサー18通じる冷却水の流速を変化させる事により制
御される。
還流頂部の生成物として得られた気体は、一般に1.1
−ジクロロ−1−フルオロエタン、1−クロロ−1. 
1−ジフルオ口エタン、塩化水素及び反応容器に還流さ
れない弗化水素を含む。それは未反応のi. i, 1
 − トリクロロエタン、及び任意の非選択性反応生成
物,例えば1. l, l − }リフルオ口エタン、
1. l, 1, 3. 3−ペンタフルオロブタン及
び1.1−ジクロロエチレンなども含む.塩化水素は蒸
留により反応生成物から分離できる。弗化水素及びハイ
ドロクロロフルオロカーボンは、再循環として過剰の弗
化水素を反応容器に戻す工程中に相分離及び蒸留の組み
合わせにより分離できる。
弗化水素が弗化水素処理区域に再循環される場合,式1
及び2により定められる弗化水素/ l. 1.1−ト
リクロロエタンのモル比は、反応容器へ供給される弗化
水素の全量を基準としており、管路l2中の供給路に供
給される弗化水素及びハイドロクロロフルオロカーボン
反応生成物から弗化水素の下流分離から反応容器へ供給
される再循環弗化水素の両方を含む。
本発明の工程は、1. 1. 1−トリクロロエタンの
転化率を最大にし,そして上部の反応生成ガス中に運搬
される弗化水素を最小にするような方法において1, 
1, l − トリクロロエタンを1.1−ジクロロ−
1−フルオロエタンと1−クロロ−1.1−ジフルオロ
エタンにする弗化水素処理を提供する.無触媒の系にお
いて、生或物の流れに持ち越される弗化水素の全量は、
気体/液体の平衡の関数である.1−クロロ−1.1−
ジフルオロエタンの生産の為に,反応化学量論量及び気
体/液体平衡要求条件を同時に満足させる為の弗化水素
/ 1. l,1−トリクロロエタンの最小理論モル供
給比は約237である.この量のうち、弗化水素2モル
はl.1. 1 − トリクロロエタンと反応してl−
クロロ−1. 1−ジフルオ口エタンを生成し、そして
生成した1−クロロ−1.1−ジフルオ口エタン1モル
につき弗化水素0.7モルが上部に運搬される。これは
約40モル%の弗化水素が1−クロロ−1. 1 −ジ
フルオロエタンと共沸混合物を組成する為である。
全く思いがけない事に、生成混合物中のI.1−ジクロ
ロ−1−フルオロエタン/1−クロロ−1.1−ジフル
オロエタンの比率を増加する為にはH F / 1. 
1. 1 − トリクロロエタンのモル供給比を減少さ
せるよりもむしろ増加させる必要性がある事が分かった
。これは予期しない事であった。なぜならば反応化学量
論の見地から、1−クロ口−1.1−ジフルオロエタン
よりも1.1−ジクロロー1−フルオロエタンを生成す
る為には、弗化水素が50%より少ない事が要求される
からである。
更に.1.1−ジクロロ−1−フルオロエタンは弗化水
素よりも揮発性が少ないので、本発明の気相生成物の精
留は不可能であると思われた.しかしながら、事実はそ
うでない事が分かった,事実,弗化水素/ l. 1−
ジクロロ−1−フルオロエタン系は非理想なので、相当
の精留が可能である。更に、全く思いがけない事に、反
応器への供給において% 1. 1−ジクロロ−1−フ
ルオ口エタンと1−クロロ−1. 1−ジフルオロエタ
ンの混合物の1. 1−ジクロロ−1−フルオロエタン
に富む定常状態の生産を維持する為には、弗化水素/ 
I, 1.1−トリクロロエタンのモル供給比を減少さ
せるよりもむしろ増加させなければならない事が分かっ
た。
もし反応区域に十分な弗化水素が供給されない場合、そ
こに非定常状態の挙動が生ずる.非定常状態の挙動は、
1, 1. 1 − }リクロロエタンを十分に利用し
ない事により引き起こされ、そしてl, 1.1−トリ
クロロエタンは反応器の底に第2相としてたまる.反応
器の容積が一定であると仮定すると、事実上1. l,
 1 − トリクロロエタンの蓄積は、反応区域の反応
相沸留時間の減少を生じ、目標とされる比率から1.1
−ジクロロ−1−フルオロエタン/ 1、 1. 1 
− }リクロロエタンの生成比率を移動させる原因とな
る。他方、反応区域に弗化水素が供給されすぎると、ハ
イドロクロロフルオロカーボン生成物の流れにより弗化
水素の下流分離で非能率になる。
本発明の実施例が、限定されるわけではない次の例にお
いて更に詳しく説明される. 例1 幅7.62cm(3インチ)長さ4. 5 7 2 m
(15フィート)の精留塔に連結された3. 7 8 
54(10ガロン)の反応器に弗化水素及びl,1.1
−トリクロロエタンが連続的に供給された.モル供給比
は、1. 1−ジクロロ−1−フルオ口エタン80モル
%及びl−クロロ−1. 1−ジフルオロエタン20モ
ル%から成る生成物を得る為に、式1により予測された
理論的最小値4.0よりわずかに小さい値、弗化水素:
1.1.1−トリクロロエタン=3.9:1に保持され
た.系の圧力は7 9 2. 9kPa (ゲージ圧)
(115psig)であり、整流器は上部で得られるガ
スlkgにつき0.62kgの還流比になるように操作
された。反応から計算されたl. 1. 1−トリクロ
ロエタンの利用率は98%であり、非定常状態の挙動を
示した。平均反応体滞留時間が3.5時間である上部の
生成ガスの主要成分は次の様になった。
HF HCA 匙量1 27.2 20.3 1. l, 1 − トリクロ口エタン0.1 100 % 例2 反応容器の平均滞留時間は、3.35時間にわずかに下
げられ、還流比を0.98に増加した事を除いて例lの
手順に従った。弗化水素/ 1, 1. 1 − トリ
クロロエタンのモル供給比は、式lにより要求された理
論最小値4.0に増加された.計算された1. 1. 
1 − トリクロロエタンの利用率は100%に増加し
た。上部のガスの組成は次のようになった. 匙量! H F                      
      2 5. 8H C β        
                20.61.1−ジ
クロロ−1−フルオロエタン 44.31−クロロ−1
.1−ジフルオロエタン  9.21, 1. 1 −
 }リクロロエタン       0. 1100% 例3 弗化水素/ 1. 1. 1 − }リクロロエタンの
モル供給比2.9を使用して例1の手順に従い1.1−
ジクロロ−1−フルオロエタン/1−クロロ−1.1−
ジフル才口エタンの生成比5 7. 5 / 4 2.
 5を得た.公称還流比は、上部に運ばれた物質1kg
につき0. 9 2 k gの還流であった.系の圧力
は1103.2kPa(ゲージ圧)(1 60ps i
 g)であり、平均反応体滞留時間は4.5時間であっ
た.計算されたl.1. 1 − トリクロ口エタンの
転化率は、わずか92%で、非定常状態の挙動を示した
。上部のガスの組成は次のようになった。
夏I1 HF                       
    22.4HCβ              
           25.11.1−ジクロロ−1
−フルオロエタン 31.91−クロロ−1. 1−ジ
フルオロエタン 20.3i, i. 1 − トリク
ロロエタン       0.3l OO% 式1により1.1−ジクロロ−1−フルオロエタン/l
−クロロ−1.1−ジフルオロエタンのモル生成比5 
7. 5 / 4 2. 5を維持する為には,弗化水
素/ 1. 1. 1 − トリクロロエタンの最小モ
ル供給比3.6が必要とされる。反応器への供給で、弗
化水素/ l. 1. 1−}リクロロエタンがわずか
2.9モルの場合、実質上非定常状態の挙動を生じ、例
3での1. 1. 1−トリクロロエタンの転化率はわ
ずか92%であるが明らかになった。
例4 平均滞留時間が5.2時間に増加させられ、公称還流比
は、上部に運ばれたガスlkgにつき還流されたガスが
0.8kgに減少されることを除き例3の手順が繰り返
された。HF/1.1.1−トリクロ口エタンが3.5
であるモル供給比が使用され、定常状態系の挙動が生じ
、計算されたl, 1. 1 − }リクロロエタンの
利用率は、98.2%であった.上部のガスの組成は、
次の様になった。
匙11 HF                       
        19.7HCA          
                  28.91.1
−ジクロロー1−フルオロエタン 21.11−クロロ
−1.1−ジフルオ口エタン 29,51. l, l
−トリクロロエタン       0.5100 % 本発明は、発明に帰する精神及び本質から離れることな
しに他の特定の形において具体化でき,従って本発明の
範囲を示す物として、前述の発明明細書よりもむしろ添
えられた特許請求の範囲を参照しなければならない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の工程の具体例の概要の説明である。10
は弗化水素及びI, 1. 1 − }リクロロエタン
の液相反応の為の反応容器、l2は弗化水素の供給管路
、14は1, 1. 1 − トリクロロエタンの供給
管路、l6は蒸留塔、l8は還流冷却器、20は気相生
成物を集める管路である。 \−ノ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1) (a)反応区域中で液相弗化水素処理反応混合物を生成
    する為に、選択されたモル供給比で連続的に弗化水素及
    び1、1、1−トリクロロエタンを反応区域に供給する
    事、 (b)反応区域から1、1−ジクロロ−1−フルオロエ
    タン及び1−クロロ−1、1−ジフルオロエタンを含む
    気相反応生成物を連続的に取り出す事、(c)気相反応
    生成物から反応混合物へ弗化水素を連続的に還流する事
    、 及び、 (d)気相反応生成物から1、1−ジクロロ−1−フル
    オロエタン及び1−クロロ−1、1−ジフルオロエタン
    の混合物を得る事、 ここで、該選択された弗化水素/1、1、1−トリクロ
    ロエタンのモル供給比は、 (i)約3.0から約5.2の範囲内であり、(ii)
    次式、M=2.7X+4.2Yにより決定される数値M
    より大きい事、 ここで、Xは生じた1、1−ジクロロ−1−フルオロエ
    タン/1−クロロ−1、1−ジフルオロエタン混合物中
    の1−クロロ−1、1−ジフルオロエタンのモル分率で
    あり、 Yは、生じた1、1−ジクロロ−1−フルオロエタン/
    1−クロロ−1、1−ジフルオロエタン混合物中の1、
    1−ジクロロ−1−フルオロエタンのモル分率である事
    、 を特徴とする1、1、1−トリクロロエタンから1、1
    −ジクロロ−1−フルオロエタン及び1−クロロ−1、
    1−ジフルオロエタンの混合物を製造する為の連続的無
    触媒製造方法。 2)還流比が重量で約1:1である事を特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の方法。 3)弗化水素及び1、1、1−トリクロロエタンが反応
    区域に供給される総流量に等しい一定の流量で気相反応
    生成物が取り出される事を特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の方法。 4)気相反応生成物が1、1、1−トリクロロエタンを
    わずか約0.5重量%含有する事を特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の方法。 5)得られた1、1−ジクロロ−1−フルオロエタン及
    び1−クロロ−1、1−ジフルオロエタンの混合物が約
    50重量%から約85重量%の1、1−ジクロロ−1−
    フルオロエタンを含有する事を特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の方法。 6)混合物が約75重量%から約85重量%の1、1−
    ジクロロ−1−フルオロエタンを含有する事を特徴とす
    る特許請求の範囲第5項記載の方法。
JP2151803A 1989-06-13 1990-06-12 弗化水素と1,1,1―トリクロロエタンを液相で連続反応させ、1,1―ジクロロ―1フルオロエタン及び1―クロロ―1,1―ジフルオロエタンの混合物を提供する為の製造方法 Expired - Fee Related JP2579238B2 (ja)

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JP2151803A Expired - Fee Related JP2579238B2 (ja) 1989-06-13 1990-06-12 弗化水素と1,1,1―トリクロロエタンを液相で連続反応させ、1,1―ジクロロ―1フルオロエタン及び1―クロロ―1,1―ジフルオロエタンの混合物を提供する為の製造方法

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