JPH0324332B2 - - Google Patents

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JPH0324332B2
JPH0324332B2 JP22638182A JP22638182A JPH0324332B2 JP H0324332 B2 JPH0324332 B2 JP H0324332B2 JP 22638182 A JP22638182 A JP 22638182A JP 22638182 A JP22638182 A JP 22638182A JP H0324332 B2 JPH0324332 B2 JP H0324332B2
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JP
Japan
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fibers
frp
resin
board
convex
Prior art date
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Expired
Application number
JP22638182A
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English (en)
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JPS59118446A (ja
Inventor
Tsutomu Hiroi
Kazuo Ooyori
Nobuo Tsuchama
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication of JPH0324332B2 publication Critical patent/JPH0324332B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は繊維強化樹脂板に関し、さらに詳しく
は、繊維強化樹脂製の、たとえばX線撮影装置用
密着板やパラボラアンテナなど、一面側にのみ凸
であり、しかもその凸面の中心から端縁に向かつ
て厚みが減少している繊維強化樹脂板に関する。
繊維強化樹脂(以下、FRPという)の板は、
単に平板状のもののみならず、用途に応じていろ
いろな形をしたものが作られている。たとえば、
人の診断に使用するX線連続撮影装置において
は、1秒間に、たとえば6コマという高速で間歇
的に送られてくるフイルムを、撮影位置において
増感紙に押し付けるためのFRP製密着板が使わ
れているが、その密着板は、平板状だと押し付け
る際にフイルムと増感紙の間に空気を抱き込み、
両者の良好な密着状態を現出できないので、第1
図(概略縦断面図)に示すように、押付面側にの
みやや凸で、かつその凸面の中心から端縁に向か
つて厚みが徐々に減少するように作られている。
このようなFRP製密着板は、補強繊維の、たと
えば繊維プリプレグを、大きいものから小さいも
のへと順に重ね合わせ、加熱加圧して成型される
が、厚み中心からみた形が平板のように対称では
ないので、成型後凸面側に反つてくる。この反り
の発生を防止しようとして、凸でない他面に近い
部分の樹脂量を凸面に近い部分のそれにくらべて
多くすることも試みられている。すなわち、これ
は、樹脂の収縮力を利用して、成型後凸面側に反
ろうとする力に対してそれを引き戻そうとする力
を作用させ、両者の力をバランスさせて反りの発
生を防止しようとするものである。しかしなが
ら、このFRP板もまた、成型後長時間経つと応
力緩和が起こり、凸面側に反り返つてくる。ま
た、上記のような密着板を成型するためには、樹
脂含有量の異なる多種類のプリプレグを準備し、
樹脂含有量の多いものから少ないものへと順に重
ね合わせてゆく必要があるが、樹脂含有量が少し
づつ異なる多種類のプリプレグを用意するのは極
めて面倒であるばかりか、その順序を間違えない
ように順に重ね合わせること自体極めて繁雑であ
る。
本発明の目的は、従来のFRP板の上記欠点を
解決し、成型後の反り、特にその経時変化を防止
することができ、しかも成型が極めて容易で、X
線撮影装置用密着板やパラボラアンテナ用として
好適なFRP板を提供するにある。
上記目的を達成するための本発明は、補強繊維
の連続繊維のシートを複数枚重ね合わせてなる積
層体と、この積層体を包含し一体化している樹脂
からなる板であつて、その板は一面側にのみ凸で
あるとともにその凸面の中心から端縁に向かつて
厚みが減少しており、かつ厚み中心と凸でない他
面との間の少なくとも1積層シート間の樹脂中に
は補強繊維のミルドフアイバまたは短繊維が介在
されている繊維強化樹脂板を特徴とするものであ
る。
本発明のFRP板の一実施例を説明するに、第
2図(概略縦断面図)において、FRP板は、補
強繊維の連続繊維からなる多数のシート2を大き
いものから小さいものへと順に重ね合わせてなる
積層体と、この積層体を包含し、一体化している
樹脂(図示せず)からなる。なお、外層部分に
は、上記積層体を覆うようにさらに別のシート3
が重ね合わされているが、これは必ずしも必要な
わけではない。FRP板1は、全体としてみると
一面側(第2図上方)にのみ凸であり、かつその
凸面の中心から端縁に向かつてなだらかな正規分
布曲線を描いて厚みが減少している。また、厚み
中心と凸でない他面との間の2つの積層シート間
には、補強繊維のミルドフアイバ(以下、MFと
いう)または短繊維4が介在されている。なお、
FRP板1は、それを上記密着板として使用する
場合、上記他面が上記凸面側にわずかに凸であつ
てもよい。また、パラボラアンテナとして使用す
る場合には、上記他面が回転放物面を形成してい
る。
上記補強繊維は、たとえば炭素繊維、ガラス繊
維、有機高弾性繊維(たとえば、ポリアラミド繊
維など)等の高強度、高弾性繊維である。上述し
た密着板を構成する場合には、X線を透過しやす
いために人体に対する被爆線量を少なくすること
ができ、また最も高強度、高弾性であるために補
強効果の大きい炭素繊維であるのが最も好まし
い。また、パラボラアンテナの場合は、電波反射
面が導電性であることが必要であるから炭素繊維
を使用する。もつとも、上記補強繊維は、同一の
FRP板について異なる種類のものが使われてい
てもよい。たとえば、パラボラアンテナの場合、
厚み中心からみて、回転放物面を形成する上記他
面の側に炭素繊維を使用し、凸面の側には安価な
ガラス繊維や有機高弾性繊維を使用することがで
きる。
上記シートは、上記補強繊維を一方向に互に平
行かつシート状に引き揃えたものや、繊維からな
つている。つまり、シートは補強繊維の連続繊維
で構成されている。そして、シートが上記一方向
引揃え体である場合、その繊維軸が互に交差、た
とえば直交するように積層されているのが好まし
い。これに対して、MFは長さ0.01〜0・4mmの
極めて短いものである。アスペクト比では10〜40
程度である。また、短繊維は1〜50mmの長さを有
し、通常、紙やマツトの形態で用いる。
これらMFや短繊維は、FRP板を厚み中心と上
記他面との間に樹脂過多である層を形成するとと
もに、その層に応力緩和が起こるのを防止する。
そのためには、これらは剛直であるのが好まし
く、炭素繊維が最も好都合である。そして、MF
を用いる場合、その量はFRP板全体の0.05〜10重
量%であるのが好ましい。つまり、0.05重量%未
満では樹脂過多層を作る効果が小さいし、10重量
%を越えるとFRP中にボイドが残存しやすくな
る。短繊維を紙やマツトの形態で用いる場合、そ
れらはMFよりも樹脂過多層を作る効果が大きい
ので、目付10〜50g/m2、好ましくは10〜30g/
m2のものを使用するのがよく、またFRP板の厚
みが厚くならないように極力薄いものであるのが
好ましい。
MFや短繊維を、FRP板の上記他面からどの程
度の部分まで介在させるかは、凸面の程度などに
応じて決める。最大でも、上記他面から板の厚み
中心までで十分である。そして、これらMFや短
繊維は、FRP板の上記他面から、ある部分まで
の各積層シート間のすべてに介在せしめる場合
と、特定の積層シート間、たとえば最外積層シー
ト間のみに介在せしめる場合とがある。同量の
MFや短繊維を使用するのであれば、前者が好ま
しい。また、MFはシート相互の動きを防止する
効果が大きく、短繊維の紙やマツトは樹脂過多層
を作る効果が大きいので、これらを併用するのも
好ましい。その場合には、上記他面に近い部分の
積層シート間に短繊維の紙やマツトを配置する。
以上説明したように、本発明のFRP板は、厚
み中心と凸でない他面との間の少なくとも1積層
シート間の樹脂中に補強繊維のMFまたは短繊維
を介在せしめているからして、これらMFまたは
短繊維が積層シート間の樹脂の変形を防止し、成
型後の反り、特にその経時変化を防止することが
できる。また、従来のFRP板のように、成型に
際して樹脂含有量が少しづつ異なる多種類のプリ
プレグを用意する必要がなく、またそのようなプ
リプレグを樹脂含有量の大きいものから小さいも
のへと順に重ね合わせることも必要ないので、本
発明のFRP板は成型作業が極めて簡単である。
実施例 東レ株式会社製炭素繊維平織物#6343(目付200
g/m2)に、東レ株式会社製プリプレグ用エポキ
シ樹脂#2500をその含有量が42重量%になるよう
に含浸した織物プリプレグを準備した。このプリ
プレグから、層数が17である第2図に示すような
FRP板を成型するため、1〜9層用および16、
17層用として350×350mmに裁断したものと、10〜
15層用として成型後のFRP板をその頂点から0.2
mm厚みで輪切りした場合に得られるものと同様の
形に裁断したものとを用意した。
次に、上記プリプレグを1層用から17層用まで
順に重ね合わせて積層体を得た。このとき、1層
と2層、2層と3層、3層と4層の間には、米国
ユニオン・カーバイド社製炭素繊維MF(タイプ
VM0045)を2gづつほぼ一様な分布で介在させ
た。
次に、上記積層体を金型に入れ、130℃、8
Kg/cm2という条件で1時間加熱加圧し、一面側に
のみ凸であり、かつその凸面の中心から端縁に向
かつて厚みが徐々に減少している本発明のFMP
板を得た。このFRP板、長さおよび幅がともに
350mmであり、最大高さが3.9mmであつた。
上記FRP板を定盤上に置いたところ、四隅お
よび四辺がすべて定盤の面に接し、浮き上がりは
みられなかつた。また、定盤の面とFRP板の他
面とすき間は0.37mmであつた。このすき間は、1
か月放置した後においても0.33mmとほとんど変わ
らなかつた。
比較例 MFを使用しなかつたほかは上記実施例と全く
同様にして、FRPを作つた。得られたFRP板を
定盤上に置いたところ、その面と四隅および四辺
との間に最大0.4mmのすき間があり、このすき間
は、1か月放置後においては0.8mmと2倍にもな
つた。
【図面の簡単な説明】
第1図はX線撮影装置用FRP製密着板を示す
概略縦断面図、第2図は本発明のFRP板の一実
施例を示す概略縦断面図である。 1:FRP板、2,3:補強繊維の連続繊維か
らなるシート、4:補強繊維のミルドアイバまた
は短繊維。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 補強繊維の連続繊維のシートを複数枚重ね合
    わせてなる積層体と、この積層体を包含し一体化
    している樹脂からなる板であつて、その板は一面
    側にのみ凸であるとともにその凸面の中心から端
    縁に向かつて厚みが減少しており、かつ厚み中心
    と凸でない他面との間の少なくとも1積層シート
    間の樹脂中には補強繊維のミルドフアイバまたは
    短繊維が介在されていることを特徴とする繊維強
    化樹脂板。
JP22638182A 1982-12-24 1982-12-24 繊維強化樹脂板 Granted JPS59118446A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22638182A JPS59118446A (ja) 1982-12-24 1982-12-24 繊維強化樹脂板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22638182A JPS59118446A (ja) 1982-12-24 1982-12-24 繊維強化樹脂板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59118446A JPS59118446A (ja) 1984-07-09
JPH0324332B2 true JPH0324332B2 (ja) 1991-04-03

Family

ID=16844225

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22638182A Granted JPS59118446A (ja) 1982-12-24 1982-12-24 繊維強化樹脂板

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JPS59118446A (ja) 1984-07-09

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