JPH03244468A - 輸液監視装置 - Google Patents
輸液監視装置Info
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- JPH03244468A JPH03244468A JP2041849A JP4184990A JPH03244468A JP H03244468 A JPH03244468 A JP H03244468A JP 2041849 A JP2041849 A JP 2041849A JP 4184990 A JP4184990 A JP 4184990A JP H03244468 A JPH03244468 A JP H03244468A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
この発明は、静脈栄養、経腸栄養等の栄養剤や薬剤等を
患者に注入するのに使用される輸液監視装置に間し、特
に、点滴の1滴当りの輸液重量を正確に測定することに
よって、注入量を正確にできる輸液監視装置に間する。
患者に注入するのに使用される輸液監視装置に間し、特
に、点滴の1滴当りの輸液重量を正確に測定することに
よって、注入量を正確にできる輸液監視装置に間する。
患者に輸液を注入する場合、患者の健康状態や輸液の種
類によって、最適な注入量が特定される。 輸液の注入量を正確にするために、種々の輸液監視装置
が開発されている。例えば、点滴監視装置は下記の公報
に記載されている。 ■ 特開昭60−114269号公報 ■ 特公昭54−35035号公報 ■ 特開昭59−71号公報 ■ 特開昭56−140211号公報 ■ 特開昭59−166816号公報 これ等の公報に開示され輸液監視装置は、大別すると、
重量の変化を検出するものと、点滴の滴下数をカウント
する方式とに分けることができる。 ■と■の公報に示す輸液監視装置は、重量変化を測定し
ている。■の公報に示される輸液監視装置は、バネで輸
液容器を吊り下げている。容器に充填された輸液量が少
なくなって軽くなると、バネで輸液容器が持ち上げられ
る。容器の上昇は、センサーで検出される。センサーは
、容器の上昇を検出して、チャイムを鳴らす。この装置
は、容器から輸液が排出されて軽くなると、チャイムで
警報を鳴らして知らせるように構成している。 ■の公報に記載される輸液監視装置は、輸液容器をバネ
の下端に吊り下げ、バネの上端をモーターの巻取軸に巻
き付けている。この装置は、点滴状態を監視して、所定
の注入量になったとき、あるいは、なんらかの事故で点
滴が停止された時に警報を発するよう構成されている。 さらに、■、■、■の公報には、点滴の数をカウントす
る装置が記載されている。■の公報に記載される装置は
、点滴の数をカウントする光電手段を備えている。光電
手段がカウントして点滴数を輸液の注入量に変換して表
示している。 また、■の公報に開示される装置も、光検出器で点滴数
を検出している。検出された点滴数から1分間の点滴流
量を表示している。 さらに、■の公報に示される装置は、点滴数に加えて点
滴の大きさを測定する手段を備えている。 すなわち、この装置は、光源とフォトトランジスタとの
間に点滴を落下させ、点滴が光を遮る時間を測定して、
点滴の大きさを測定している。
類によって、最適な注入量が特定される。 輸液の注入量を正確にするために、種々の輸液監視装置
が開発されている。例えば、点滴監視装置は下記の公報
に記載されている。 ■ 特開昭60−114269号公報 ■ 特公昭54−35035号公報 ■ 特開昭59−71号公報 ■ 特開昭56−140211号公報 ■ 特開昭59−166816号公報 これ等の公報に開示され輸液監視装置は、大別すると、
重量の変化を検出するものと、点滴の滴下数をカウント
する方式とに分けることができる。 ■と■の公報に示す輸液監視装置は、重量変化を測定し
ている。■の公報に示される輸液監視装置は、バネで輸
液容器を吊り下げている。容器に充填された輸液量が少
なくなって軽くなると、バネで輸液容器が持ち上げられ
る。容器の上昇は、センサーで検出される。センサーは
、容器の上昇を検出して、チャイムを鳴らす。この装置
は、容器から輸液が排出されて軽くなると、チャイムで
警報を鳴らして知らせるように構成している。 ■の公報に記載される輸液監視装置は、輸液容器をバネ
の下端に吊り下げ、バネの上端をモーターの巻取軸に巻
き付けている。この装置は、点滴状態を監視して、所定
の注入量になったとき、あるいは、なんらかの事故で点
滴が停止された時に警報を発するよう構成されている。 さらに、■、■、■の公報には、点滴の数をカウントす
る装置が記載されている。■の公報に記載される装置は
、点滴の数をカウントする光電手段を備えている。光電
手段がカウントして点滴数を輸液の注入量に変換して表
示している。 また、■の公報に開示される装置も、光検出器で点滴数
を検出している。検出された点滴数から1分間の点滴流
量を表示している。 さらに、■の公報に示される装置は、点滴数に加えて点
滴の大きさを測定する手段を備えている。 すなわち、この装置は、光源とフォトトランジスタとの
間に点滴を落下させ、点滴が光を遮る時間を測定して、
点滴の大きさを測定している。
このように、重量あるいは点滴数をカウントして輸液の
点滴状態を監視する装置が開発されているが、これ等の
装置は、点滴流量を短時間で正確に測定することができ
ない欠点があった。すなわち、重量の変化を測定する装
置は、点滴が完了したことを検出することはできるが、
短い測定時間で流量を正確に調整することが難しい欠点
がある。 それは、重量変化が極めて少ないことが理由である。 例えば、1分間の重量の変化を測定して、流量を測定し
、その流量が設定値の2倍であることがわかったとする
。輸液を落下させる可接性チューブを搾って流量を少な
く調整したとする。調整した流量を測定するのにまた1
分かかる。この調整で流量が適正値に調整できない場合
、さらに、可接性チューブの絞り程度を調整し、1分か
かって流量を測定する必要がある。このため、この方式
では、短時間で流量を正確に調整することができない。 点滴の落下数量をカウントする方式は、流量調整を短時
間にできる。点滴が落下する時間のインターバルが流量
の関数となるからである。例えば、点滴が落下する時間
のインターバルが半分になると、流量は2倍になる。こ
のため、点滴の落下時閉を計測して流量を計算すること
ができる。ところが、流量は点滴の落下数のみの関数で
なく、落下する点滴の1滴の重量も流量の関数となる。 1滴の重量が重くなると、点滴の落下数が同じであって
も流量は多くなる。このため、1滴の重量の変動は流量
の誤差となる。 この誤差を少なくするために、■の公報に記載される装
置は、点滴の直径を測定している。直径から点滴の重量
を計算で求めている。しかしながら、この構造は、落下
する点滴の形状が誤差の原因となり、輸液の種類によっ
て誤差が発生する欠点がある。また、直径を重量に換算
するのに、輸液の種類によって異なる係数をかける必要
がある。 この発明は、従来の輸液監視装置が有するこれらの欠点
を解決することを目的に開発されたもので、この発明の
重要な目的は、流量の調整時間を短くして、しかも正確
に流量調整できる輸液監視装置を提供するにある。
点滴状態を監視する装置が開発されているが、これ等の
装置は、点滴流量を短時間で正確に測定することができ
ない欠点があった。すなわち、重量の変化を測定する装
置は、点滴が完了したことを検出することはできるが、
短い測定時間で流量を正確に調整することが難しい欠点
がある。 それは、重量変化が極めて少ないことが理由である。 例えば、1分間の重量の変化を測定して、流量を測定し
、その流量が設定値の2倍であることがわかったとする
。輸液を落下させる可接性チューブを搾って流量を少な
く調整したとする。調整した流量を測定するのにまた1
分かかる。この調整で流量が適正値に調整できない場合
、さらに、可接性チューブの絞り程度を調整し、1分か
かって流量を測定する必要がある。このため、この方式
では、短時間で流量を正確に調整することができない。 点滴の落下数量をカウントする方式は、流量調整を短時
間にできる。点滴が落下する時間のインターバルが流量
の関数となるからである。例えば、点滴が落下する時間
のインターバルが半分になると、流量は2倍になる。こ
のため、点滴の落下時閉を計測して流量を計算すること
ができる。ところが、流量は点滴の落下数のみの関数で
なく、落下する点滴の1滴の重量も流量の関数となる。 1滴の重量が重くなると、点滴の落下数が同じであって
も流量は多くなる。このため、1滴の重量の変動は流量
の誤差となる。 この誤差を少なくするために、■の公報に記載される装
置は、点滴の直径を測定している。直径から点滴の重量
を計算で求めている。しかしながら、この構造は、落下
する点滴の形状が誤差の原因となり、輸液の種類によっ
て誤差が発生する欠点がある。また、直径を重量に換算
するのに、輸液の種類によって異なる係数をかける必要
がある。 この発明は、従来の輸液監視装置が有するこれらの欠点
を解決することを目的に開発されたもので、この発明の
重要な目的は、流量の調整時間を短くして、しかも正確
に流量調整できる輸液監視装置を提供するにある。
この発明の輸液監視装置は、前述の目的を達成するため
に、下記の構成を備えている。 すなわち、この発明の輸液監視装置は、輸液容器から供
給される点滴の滴下数をカウントするカウント手段と、
このカウント手段からの信号で輸液の滴下量を演算する
演算手段とを備えた装置を改良したものである。 この発明の輸液監視装置は、カウント手段に加えて、輸
液の重量を検出する重量測定手段を備えている。また、
演算手段は、重量測定手段で測定される輸液の重量変化
量と、カウント手段でカウントされた滴下数から、点滴
の単位滴下数当りの輸液重量を演算するように構成され
ている。 さらに、この発明の輸液監視装置は、演算手段に制御さ
れて点滴流量を制御する流量制御手段を備えた装置の改
良を含んでいる。流量制御手段を備える輸液監視装置は
、重量測定手段で測定される輸液の重量変化量と、カウ
ント手段でカウントされた滴下数から、演算手段が、単
位滴下数当りの輸液重量を演算し、さらに、カウント手
段で検出される点滴の滴下時間のインターバルから流量
を計算し、計算された流量が設定された流量となるよう
に、流量制御手段が点滴流量を制御するように構成され
ている。
に、下記の構成を備えている。 すなわち、この発明の輸液監視装置は、輸液容器から供
給される点滴の滴下数をカウントするカウント手段と、
このカウント手段からの信号で輸液の滴下量を演算する
演算手段とを備えた装置を改良したものである。 この発明の輸液監視装置は、カウント手段に加えて、輸
液の重量を検出する重量測定手段を備えている。また、
演算手段は、重量測定手段で測定される輸液の重量変化
量と、カウント手段でカウントされた滴下数から、点滴
の単位滴下数当りの輸液重量を演算するように構成され
ている。 さらに、この発明の輸液監視装置は、演算手段に制御さ
れて点滴流量を制御する流量制御手段を備えた装置の改
良を含んでいる。流量制御手段を備える輸液監視装置は
、重量測定手段で測定される輸液の重量変化量と、カウ
ント手段でカウントされた滴下数から、演算手段が、単
位滴下数当りの輸液重量を演算し、さらに、カウント手
段で検出される点滴の滴下時間のインターバルから流量
を計算し、計算された流量が設定された流量となるよう
に、流量制御手段が点滴流量を制御するように構成され
ている。
この発明の輸液監視装置は、下記の状態で輸液の流量を
計算する。 ■ 重量測定手段が、一定の時間に於ける輸液の重量変
化を測定する。 ■ カウント手段が、一定の時間における輸液の滴下数
を計測する。 ■ 演算手段が、重量変化を輸液の滴下数で割り算をし
て、1滴の重量を計算する。 ■ 演算手段は、カウント手段で検出された点滴の滴下
時間のインターバルから流量を計算する。 ■ さらに、必要ならば、演算手段の計算結果から、流
量制御手段が輸液の流量を設定値に調整する。 このように、この発明の輸液監視装置は、重量変化と滴
下数量から点滴1滴の重量を計算している。このため、
1滴の重量を極めて正確に測定することができる。1滴
の重量測定のためには、多少時間を必要とする。しかし
ながら、この測定に多少時間がかかることは、流量調整
の時間をほとんど長引かせることがない。それは、1滴
の重量測定は、最初の1回でよいからである。流量を調
整した後は、点滴の滴下時間から直ちに流量を演算する
ことができる。すなわち、流量を調整した後は、点滴が
滴下する時間のインターバルを測定するだけで、変更し
た流量を正確に知ることができる。このため、流量調整
に必要な最小の時間は、点滴が滴下する時間のインター
バルと演算時間の和である0例えば、点滴が1秒インタ
ーバルで滴下するとすれば、流量測定に要する時間は、
滴下インターバルの1秒と、はとんど無視できる極めて
短い演算時間とである。さらに正確に流量を測定するに
は、点滴を数滴滴下させて、滴下時間の平均をとればよ
いが、この場合でも、極めて短時間の測定で正確に流量
を知ることができる。 また、この発明にかかる流量制御手段を備える輸液監視
装置は、流量制御手段が患者に注入する輸液流量を設定
値に調整するので、さらに便利に使用できる特長がある
。 さらに、流量制御手段が速やかに流量を制御できるので
、極めて正確に設定時間で輸液を注入できる特長がある
。それは、1滴の点滴重量を演算した後は、点滴の滴下
時間のインターバルを測定して流量を計算できることが
理由である。滴下時間のインターバルは、2滴の点滴が
落下する時間で測定することも可能である。このため、
流量制御手段が注入流量を変化させた後、極めて短時閏
に変更流量を測定でき、変更した流量と設定値とを比較
してさらに正確に制御できる。 ところで、重量測定手段の重量変化で流量を測定し、測
定値で流量制御手段を制御することも可能である。しか
しながら、この機構では、精密な流量制御が極めて困難
である。それは、流量の測定に時間がかかることが理由
である。流量測定に時間がかかるのは、時間当りの重量
変化が極めて少ないからである。例えば、数秒後におけ
る輸液重量の変化量は、はとんど重量測定手段の測定誤
差範囲に含まれて、正確に測定できない。重量測定手段
の重量変化で流量を計算するには、重量測定手段が輸液
重量の変化を正確に測定できる時間が必要である。 ところが、この発明の輸液監視装置は、1滴の点滴重量
を測定した後は、点滴が落下する時間のインターバルを
測定するだけで、重量変化を測定することなく流量を正
確に測定できる。このため、流量制御手段は調整後にお
ける流量測定が速くでき、測定値を演算手段にフィード
バックしてさらに正確な設定値に調整できる特長がある
。 第6図は、実際にこの発明の輸液監視装置と従来の輸液
監視装置とを使用して輸液を患者に注入したグラフを示
している。 曲線Aはこの発明の輸液監視装置を使用し、曲線B、
C,Dは従来の装置を使用した特性を示している。 曲線Bは、点滴の落下時間で注入量を計算し、これに基
づいて、1時間毎に流量制御手段を手動で調整した特性
である。 曲線Cは、輸液容器の目盛りを基にして、1時間毎に流
量制御手段を手動で調整した例である。 さらに、曲線りは、最初に落下流量をセットし、その後
流量を調整しなかった例である。 曲線Aで示すように、この発明の輸液監視装置を使用す
ることによって、設定時間である7時間で正確に注入で
きた。 ただし、このグラフは下記の条件で測定した。 ■ 輸液には、トリバレン1号(600mjl)[大垣
製薬]と、アミバレン(300mQ)[大垣製薬]に、
オーツカMV注[大垣製薬]の調剤を使用した。 ■ 注入時間の目標値は7時間とした。 ■ この発明の輸液監視装置は、1時間毎に流量制御手
段を手動で調整し、表示装置に指示される点滴数合わせ
た。
計算する。 ■ 重量測定手段が、一定の時間に於ける輸液の重量変
化を測定する。 ■ カウント手段が、一定の時間における輸液の滴下数
を計測する。 ■ 演算手段が、重量変化を輸液の滴下数で割り算をし
て、1滴の重量を計算する。 ■ 演算手段は、カウント手段で検出された点滴の滴下
時間のインターバルから流量を計算する。 ■ さらに、必要ならば、演算手段の計算結果から、流
量制御手段が輸液の流量を設定値に調整する。 このように、この発明の輸液監視装置は、重量変化と滴
下数量から点滴1滴の重量を計算している。このため、
1滴の重量を極めて正確に測定することができる。1滴
の重量測定のためには、多少時間を必要とする。しかし
ながら、この測定に多少時間がかかることは、流量調整
の時間をほとんど長引かせることがない。それは、1滴
の重量測定は、最初の1回でよいからである。流量を調
整した後は、点滴の滴下時間から直ちに流量を演算する
ことができる。すなわち、流量を調整した後は、点滴が
滴下する時間のインターバルを測定するだけで、変更し
た流量を正確に知ることができる。このため、流量調整
に必要な最小の時間は、点滴が滴下する時間のインター
バルと演算時間の和である0例えば、点滴が1秒インタ
ーバルで滴下するとすれば、流量測定に要する時間は、
滴下インターバルの1秒と、はとんど無視できる極めて
短い演算時間とである。さらに正確に流量を測定するに
は、点滴を数滴滴下させて、滴下時間の平均をとればよ
いが、この場合でも、極めて短時間の測定で正確に流量
を知ることができる。 また、この発明にかかる流量制御手段を備える輸液監視
装置は、流量制御手段が患者に注入する輸液流量を設定
値に調整するので、さらに便利に使用できる特長がある
。 さらに、流量制御手段が速やかに流量を制御できるので
、極めて正確に設定時間で輸液を注入できる特長がある
。それは、1滴の点滴重量を演算した後は、点滴の滴下
時間のインターバルを測定して流量を計算できることが
理由である。滴下時間のインターバルは、2滴の点滴が
落下する時間で測定することも可能である。このため、
流量制御手段が注入流量を変化させた後、極めて短時閏
に変更流量を測定でき、変更した流量と設定値とを比較
してさらに正確に制御できる。 ところで、重量測定手段の重量変化で流量を測定し、測
定値で流量制御手段を制御することも可能である。しか
しながら、この機構では、精密な流量制御が極めて困難
である。それは、流量の測定に時間がかかることが理由
である。流量測定に時間がかかるのは、時間当りの重量
変化が極めて少ないからである。例えば、数秒後におけ
る輸液重量の変化量は、はとんど重量測定手段の測定誤
差範囲に含まれて、正確に測定できない。重量測定手段
の重量変化で流量を計算するには、重量測定手段が輸液
重量の変化を正確に測定できる時間が必要である。 ところが、この発明の輸液監視装置は、1滴の点滴重量
を測定した後は、点滴が落下する時間のインターバルを
測定するだけで、重量変化を測定することなく流量を正
確に測定できる。このため、流量制御手段は調整後にお
ける流量測定が速くでき、測定値を演算手段にフィード
バックしてさらに正確な設定値に調整できる特長がある
。 第6図は、実際にこの発明の輸液監視装置と従来の輸液
監視装置とを使用して輸液を患者に注入したグラフを示
している。 曲線Aはこの発明の輸液監視装置を使用し、曲線B、
C,Dは従来の装置を使用した特性を示している。 曲線Bは、点滴の落下時間で注入量を計算し、これに基
づいて、1時間毎に流量制御手段を手動で調整した特性
である。 曲線Cは、輸液容器の目盛りを基にして、1時間毎に流
量制御手段を手動で調整した例である。 さらに、曲線りは、最初に落下流量をセットし、その後
流量を調整しなかった例である。 曲線Aで示すように、この発明の輸液監視装置を使用す
ることによって、設定時間である7時間で正確に注入で
きた。 ただし、このグラフは下記の条件で測定した。 ■ 輸液には、トリバレン1号(600mjl)[大垣
製薬]と、アミバレン(300mQ)[大垣製薬]に、
オーツカMV注[大垣製薬]の調剤を使用した。 ■ 注入時間の目標値は7時間とした。 ■ この発明の輸液監視装置は、1時間毎に流量制御手
段を手動で調整し、表示装置に指示される点滴数合わせ
た。
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。但
し、以下に示す実施例は、この発明の技術思想を具体化
する為の輸液監視装置を例示するものであって、この発
明の装置は、構成部品の材質、形状、構造、配置を下記
の構造に、特定するものでない。この発明の装置は、特
許請求の範囲に記載の範囲に於て、種々の変更が加えら
れる。 第1図と第2図とに示す輸液監視装置は、カウント手段
1と、重量測定手段2と、演算手段3と、表示手段4と
、操作手段5とを備えている。 この輸液監視装置は、重量測定手段2で測定される輸液
の重量変化量と、カウント手段lでカウントされた滴下
数とで、単位滴下数当りの輸液重量、例えば、1滴の重
量を演算して流量を計算する。 カウント手段1は、輸液容器から供給される点滴の滴下
数をカウントする。カウント手段lの一例を第3図に示
している。この図に示すカウント手段1は、発光ダイオ
ード6と、光センサ−7とを備えている。発光ダイオー
ド6は、点滴8の滴下通路に集束した光を照射するよう
に、点滴チャンバー9に向けて光を照射するように固定
されている。光センサ−7は、発光ダイオード6から照
射される光を受光するように、発光ダイオード6の対向
面に固定されている。 このカウント手段1は、落下する点滴8が発光ダイオー
ド6の光を遮ったことを光センサ−7で検出して測定す
る。従って、発光ダイオード6は連続して光を照射して
いる。点滴8がない状態にあっては、発光ダイオード6
の光は光センサ−7に受光される。ところが、点滴8が
光を遮ると、光センサ−7に入射される光が弱くなる。 このため、光センサ−7の入射光が一定のレベル以下に
なったことで、点滴8の通過を検出できる。 ただ、この発明は点滴のカウント手段を第3図に示すも
のに特定するものでなく、点滴の滴下数をカウントでき
る全てものが採用できる。 カウント手段1は、点滴が通過する毎に、通過信号を演
算手段3に人力する。ただ、カウント手段は、点滴の滴
下数量を電気信号に変換して演算手段に人力することも
可能である。 たとえば、点滴の滴下数量に比例した電圧の信号を演算
手段に入力することも可能である。この場合、カウント
手段は一定の時間に落下する点滴数に比例した電圧を演
算手段に伝送する。 重量測定手段2は、輸液とこれが充填されて容器の重量
を測定する。重量測定手段2は、輸液容器を引っかける
フック10を備えている。重量測定手段には、バネの伸
縮量を電気的に検出する機構を利用できるが、機械的な
歪を電気信号に変換する重量−電気量変換素子が最適で
ある。 第2図に示す重量測定手段2は、先端にフック10が設
けられたレバー11と、このレバー11の中間に設けら
れた押圧凸起12で押される歪センサ−13とを備えて
いる。レバー11は、垂直面内で回動できるように、回
転軸を介して後端を基台に連結している。歪センサ−1
3は、レバーの押圧凸起12で押圧されると、押圧力に
比例した出力信号を出す。 この重量測定手段2は、レバー11に引掛られた輸液入
り容器14の重量に比例して、押圧凸起12が歪センサ
−13を押圧する。このため、歪センサ−13は輸液入
り容器14の重量に比例した出力信号を演算手段3に入
力する。この状態で重量に比例した出力を出す歪センサ
−13は、通常アナログ信号の出力信号を出す。 演算手段3が、デジタル信号を演算処理する場合、A/
Dコンバータ(図示せず)を使用して、重量測定手段の
アナログ信号を、デジタル信号に変換する。A/Dコン
バータは、重量測定手段の出力信号をデジタル信号に変
換して演算手段に人力する。 ところで、この発明は、重量測定手段2も前述のものに
特定しない。重量測定手段には、輸液入り容器の重量を
正確に測定し、測定結果を電気信号で出力する全てのも
のを使用できる。 演算手段3は、重量測定手段2からの信号と、カウント
手段lからの信号を演算処理して、1滴の点滴重量を計
算する。 例えば、輸液を一定の流量で体内に注入する状態におい
て、 ■ カウント手段1が3分間に180の点滴数をカウン
トし、 ■ 重量測定手段2が検出する重量変化が3分閏で4.
5gとすれば、 1滴の点滴の重量は、4.5g/180=0゜025g
(25mg)となる。 また、流量は4.5/3=1.5g/分となる。 さらに、3分で180個であるから、点滴時間のインタ
ーバルは1秒となる。 すなわち、この輸液は、1滴の重量が25 m gであ
るから、点滴の落下時間のインターバルを1秒から0.
5秒にすると、流量を2倍の9g/分にでき、輸液注入
時間を半分に調整できる。また、点滴の落下時間を1秒
から2秒にすると、流量は4.5g/分の半分の2.2
5g/分となり、輸液の注入時間は倍となる。 このように、演算手段3は、設定された時間における点
滴数と、輸液の重量変化とから1滴の重量を計算する。 従って、演算手段3は、一定の時間の間に、カウント手
段lから送られてくる滴下数を記憶するメモリと、一定
の時間に重量測定手段2から送られてくる重量を記憶す
るメモリと、メモリの記憶値から1滴の輸液重量を計算
するCPUとを備えている。 このように、演算手段3には、CPUと、CPUの計算
式を記憶するROMと、カウント手段や重量測定手段か
らの入力信号を記憶するメモリであるRAMとを備えた
マイクロコンピュータが使用できる。 また、演算手段3は、カウント手段1から入力される信
号から、点滴の滴下時間のインターバルを測定する。点
滴の滴下時間のインターバルは、クロックパルスの数で
計測することができる。りaツクパルスはタイマーで発
振させる。クロックパルスの周期は、点滴の滴下時間に
対して充分に短く、例えば、0. 5μ秒〜数十μ秒に
設定される。 第4図はクロックパルスをカウントして、点滴の滴下時
間のインターバルを測定する原理図を示している。この
図に示すように、カウント手段lが点滴の通過を検出す
る点滴パルスの間に複数のクロックパルスがあると、ク
ロックパルスの数が点滴パルスの時間隔隔に比例する0
例えば、ふたつの点滴パルスの間に10000個のクロ
ックパルスがあって、クロックパルスの周期が10μ秒
とすると、点滴の落下時間のインターバルは、lOμ秒
X10000=1秒となる。 このことを実現する演算手段3は、クロックパルスを発
振するタイマーと、カウント手段1から入力される点滴
の通過信号の間にあるクロックパルスをカウントするカ
ウンターとを備えている。 演算手段3は、最初の一定の時間で1滴の点滴重量を測
定し、その後は、点滴が落下する時間のインターバルを
測定して、流量を計算する。点滴の落下時間のインター
バルが測定できると、1分間に何個の点滴が落下するか
が判る。1分の落下個数が判ると、その落下数量に1個
の点滴重量をかけると1分の注入流量となる。 流量は1分、10分、1時間当りの流量で表示すると判
りやすい。10分の流量を演算するには、点滴の落下時
間から、10分の点滴の落下数を逆算し、その落下数量
に1個の点滴重量を掛ければよい。同様にして、1時間
の流量も演算できる。 演算手段3は、点滴の落下時間のインターバルから、単
位時間当りの流量を計算して、その結果を表示手段4に
送る。表示手段4は、演算手段3の計算結果から、流量
を表示する。演算手段3は、カウント手段1からの入力
信号を演算して、常時流量を計算し、計算結果を表示手
段4に送って表示する。従って、表示手段4は、可接性
チューブ15を通過して体内に注入される流量を連続的
に表示する。 可接性チューブ15の絞り具合いを調整すると、体内に
注入する流量が変動する。この場合も、表示手段4は、
変化する流量を連続的に表示する。 このため、看護婦は、表示手段4を見ながら流量を正確
に調整することができる。 第1図と第2図に示す装置の表示手段4は、流量に加え
て、 ■ 輸液残量 ■ 投与量 ■ 1分間の適正滴下量 ■ 現在の1分間の滴下数 ■ 残り時間 を表示している。 このように、適正滴下量と現在滴下量とを表示させる輸
液監視装置は特に便利に使用できる特長がある。それは
、この種の輸液監視装置が、輸液の流量よりも、注入時
間を決めて患者に輸液を注入することが多いからである
。1分間の適正滴下量は、輸液の総量と注入時間と1滴
の点滴重量から計算できる。 例えば、輸液の総量が720gで、これを6時間で注入
すると仮定する。この場合、1分間の流量を2gに設定
すれば、6時閏で720gとなる。 最初に適当な流量で輸液を供給して1滴の点滴重量を計
算する。計算結果から1滴の点滴重量が25mgであっ
たとする。25 m gの点滴は80個で2gとなるの
で、1分間に80個の点滴を滴下すれば、1分に2g1
6時閏で720gの輸液を注入できることになる。この
計算は、演算手段3て処理することができる。 第1図と第2図とに示す輸液監視装置は、演算手段3で
適正滴下量を計算させるために、操作手段5を備えてい
る。操作手段5は、キーボードを備えている。キーボー
ドは輸液の適正滴下時間を演算手段3に入力する。演算
手段3は、入力された注入時間から適正滴下数を計算す
る。演算手段3が適正滴下数を計算する場合、輸液重量
はキーボードから人力し、あるいは、重量測定手段2か
ら人力することもてきる。 さらに、現在の1分間の滴下数量は、点滴の滴下時間の
インターバルと、1滴の点滴重量から計算される。すな
わち、カウント手段1からの信号で滴下時間のインター
バルが判ると、1分間に滴下される点滴数が判る。1分
間の点滴数は、1分の点滴数=60秒/点滴時間のイン
ターバル(秒) で計算できる。例えば、点滴時間のインターバルが0.
8秒の場合、1分間の滴下数は、6070.8=75個
となる。このように、実際の輸液が患者に注入している
輸液の点滴数は、カウント手段1からの入力信号で演算
手段3が計算して、表示手段4に表示する。この表示を
見ながら、現在の滴下数が適正滴下数になるように、滴
下数を調整すると、適正な時間で輸液を注入できる。 さらに、輸液残量は、キーボードから人力された輸液重
量から投与量をマイナスして計算できる。 輸液残量は演算手段3で計算する。輸液の投与量は、最
初の輸液重量から現在の輸液重量をマイナスして計算で
きる。従って、重量測定手段2からの信号と、キーボー
ドから入力される輸液重量から、演算手段3が輸液残量
を計算し、計算結果を表示手段4に送って表示手段4が
表示する。 また、投与量は、最初の輸液重量から、現在の輸液重量
をマイナスして表示できる。従うて、最初の輸液重量を
メモリに記憶しておき、現在の重量を重量測定手段2で
検出してその差を表示して投与量として表示できる。こ
の演算も演算手段3ですることができる。 さらにまた、残り時間は、輸液残量と流量から演算手段
3が計算する。すなわち、残り時間は、残り時間=輸液
残量/流量の計算式で計算できる。 第4図と第2図の鎖線で示す輸液監視装置は、第1図に
示す装置に加えて流量制御手段16を備えている。流量
制御手段16は、演算手段3に制御されて輸液の注入量
を制御する。この図に示す流量制御手段16は、サーボ
モーター17と、サーボモーター17に連結されて、可
接性チューブ15の途中を押圧するロッド18とを備え
ている。 ロッド18が可接性チューブ15を押圧する状態で流量
を制御する。ロッド18が可接性チューブ15を強く押
圧して、可接性チューブ15の輸液の通路を狭くすると
、流量が少なくなる。反対に、ロッド18が可接性チュ
ーブ15を弱く押圧すると、流量が多くなる。ロッド1
8が可接性チューブ15を押圧するのはサーボモーター
17で制御される。 サーボモーター17は、演算手段3で制御される。演算
手段3は、カウント手段1と重量測定手段2の人力信号
から、前述の方法で実際の流量を測定し、その測定値と
設定値とを比較する。測定流量が設定流量よりも少ない
と、演算手段3は、ロッド18の可接性チューブ15の
押圧力を弱くするように、サーボモーター17を駆動す
る。反対に測定流量が設定流量よりも多すぎると、ロッ
ド18が可接性チューブ15を強く押圧するようにサー
ボモーター17が駆動される。サーボモーター17は、
一定時間運転された後停止する。サーボモーター17が
停止された後、点滴の滴下時間のインターバルから、演
算手段3は再び流量を測定し、測定流量と設定流量とを
比較し、測定流量が設定流量と異なるとサーボモーター
17を駆動して、流量を調整する。 演算手段3は、輸液の総量と、設定された注入時間から
設定流量を計算する。また、輸液流量は、点滴の滴下時
間のインターバルの開数となるので、輸液流量に代わっ
て、滴下時間を検出し、この測定された滴下時間と、演
算された適正な滴下時間とを比較して、サーボモーター
17を駆動することもできるのは言うまでもない。
し、以下に示す実施例は、この発明の技術思想を具体化
する為の輸液監視装置を例示するものであって、この発
明の装置は、構成部品の材質、形状、構造、配置を下記
の構造に、特定するものでない。この発明の装置は、特
許請求の範囲に記載の範囲に於て、種々の変更が加えら
れる。 第1図と第2図とに示す輸液監視装置は、カウント手段
1と、重量測定手段2と、演算手段3と、表示手段4と
、操作手段5とを備えている。 この輸液監視装置は、重量測定手段2で測定される輸液
の重量変化量と、カウント手段lでカウントされた滴下
数とで、単位滴下数当りの輸液重量、例えば、1滴の重
量を演算して流量を計算する。 カウント手段1は、輸液容器から供給される点滴の滴下
数をカウントする。カウント手段lの一例を第3図に示
している。この図に示すカウント手段1は、発光ダイオ
ード6と、光センサ−7とを備えている。発光ダイオー
ド6は、点滴8の滴下通路に集束した光を照射するよう
に、点滴チャンバー9に向けて光を照射するように固定
されている。光センサ−7は、発光ダイオード6から照
射される光を受光するように、発光ダイオード6の対向
面に固定されている。 このカウント手段1は、落下する点滴8が発光ダイオー
ド6の光を遮ったことを光センサ−7で検出して測定す
る。従って、発光ダイオード6は連続して光を照射して
いる。点滴8がない状態にあっては、発光ダイオード6
の光は光センサ−7に受光される。ところが、点滴8が
光を遮ると、光センサ−7に入射される光が弱くなる。 このため、光センサ−7の入射光が一定のレベル以下に
なったことで、点滴8の通過を検出できる。 ただ、この発明は点滴のカウント手段を第3図に示すも
のに特定するものでなく、点滴の滴下数をカウントでき
る全てものが採用できる。 カウント手段1は、点滴が通過する毎に、通過信号を演
算手段3に人力する。ただ、カウント手段は、点滴の滴
下数量を電気信号に変換して演算手段に人力することも
可能である。 たとえば、点滴の滴下数量に比例した電圧の信号を演算
手段に入力することも可能である。この場合、カウント
手段は一定の時間に落下する点滴数に比例した電圧を演
算手段に伝送する。 重量測定手段2は、輸液とこれが充填されて容器の重量
を測定する。重量測定手段2は、輸液容器を引っかける
フック10を備えている。重量測定手段には、バネの伸
縮量を電気的に検出する機構を利用できるが、機械的な
歪を電気信号に変換する重量−電気量変換素子が最適で
ある。 第2図に示す重量測定手段2は、先端にフック10が設
けられたレバー11と、このレバー11の中間に設けら
れた押圧凸起12で押される歪センサ−13とを備えて
いる。レバー11は、垂直面内で回動できるように、回
転軸を介して後端を基台に連結している。歪センサ−1
3は、レバーの押圧凸起12で押圧されると、押圧力に
比例した出力信号を出す。 この重量測定手段2は、レバー11に引掛られた輸液入
り容器14の重量に比例して、押圧凸起12が歪センサ
−13を押圧する。このため、歪センサ−13は輸液入
り容器14の重量に比例した出力信号を演算手段3に入
力する。この状態で重量に比例した出力を出す歪センサ
−13は、通常アナログ信号の出力信号を出す。 演算手段3が、デジタル信号を演算処理する場合、A/
Dコンバータ(図示せず)を使用して、重量測定手段の
アナログ信号を、デジタル信号に変換する。A/Dコン
バータは、重量測定手段の出力信号をデジタル信号に変
換して演算手段に人力する。 ところで、この発明は、重量測定手段2も前述のものに
特定しない。重量測定手段には、輸液入り容器の重量を
正確に測定し、測定結果を電気信号で出力する全てのも
のを使用できる。 演算手段3は、重量測定手段2からの信号と、カウント
手段lからの信号を演算処理して、1滴の点滴重量を計
算する。 例えば、輸液を一定の流量で体内に注入する状態におい
て、 ■ カウント手段1が3分間に180の点滴数をカウン
トし、 ■ 重量測定手段2が検出する重量変化が3分閏で4.
5gとすれば、 1滴の点滴の重量は、4.5g/180=0゜025g
(25mg)となる。 また、流量は4.5/3=1.5g/分となる。 さらに、3分で180個であるから、点滴時間のインタ
ーバルは1秒となる。 すなわち、この輸液は、1滴の重量が25 m gであ
るから、点滴の落下時間のインターバルを1秒から0.
5秒にすると、流量を2倍の9g/分にでき、輸液注入
時間を半分に調整できる。また、点滴の落下時間を1秒
から2秒にすると、流量は4.5g/分の半分の2.2
5g/分となり、輸液の注入時間は倍となる。 このように、演算手段3は、設定された時間における点
滴数と、輸液の重量変化とから1滴の重量を計算する。 従って、演算手段3は、一定の時間の間に、カウント手
段lから送られてくる滴下数を記憶するメモリと、一定
の時間に重量測定手段2から送られてくる重量を記憶す
るメモリと、メモリの記憶値から1滴の輸液重量を計算
するCPUとを備えている。 このように、演算手段3には、CPUと、CPUの計算
式を記憶するROMと、カウント手段や重量測定手段か
らの入力信号を記憶するメモリであるRAMとを備えた
マイクロコンピュータが使用できる。 また、演算手段3は、カウント手段1から入力される信
号から、点滴の滴下時間のインターバルを測定する。点
滴の滴下時間のインターバルは、クロックパルスの数で
計測することができる。りaツクパルスはタイマーで発
振させる。クロックパルスの周期は、点滴の滴下時間に
対して充分に短く、例えば、0. 5μ秒〜数十μ秒に
設定される。 第4図はクロックパルスをカウントして、点滴の滴下時
間のインターバルを測定する原理図を示している。この
図に示すように、カウント手段lが点滴の通過を検出す
る点滴パルスの間に複数のクロックパルスがあると、ク
ロックパルスの数が点滴パルスの時間隔隔に比例する0
例えば、ふたつの点滴パルスの間に10000個のクロ
ックパルスがあって、クロックパルスの周期が10μ秒
とすると、点滴の落下時間のインターバルは、lOμ秒
X10000=1秒となる。 このことを実現する演算手段3は、クロックパルスを発
振するタイマーと、カウント手段1から入力される点滴
の通過信号の間にあるクロックパルスをカウントするカ
ウンターとを備えている。 演算手段3は、最初の一定の時間で1滴の点滴重量を測
定し、その後は、点滴が落下する時間のインターバルを
測定して、流量を計算する。点滴の落下時間のインター
バルが測定できると、1分間に何個の点滴が落下するか
が判る。1分の落下個数が判ると、その落下数量に1個
の点滴重量をかけると1分の注入流量となる。 流量は1分、10分、1時間当りの流量で表示すると判
りやすい。10分の流量を演算するには、点滴の落下時
間から、10分の点滴の落下数を逆算し、その落下数量
に1個の点滴重量を掛ければよい。同様にして、1時間
の流量も演算できる。 演算手段3は、点滴の落下時間のインターバルから、単
位時間当りの流量を計算して、その結果を表示手段4に
送る。表示手段4は、演算手段3の計算結果から、流量
を表示する。演算手段3は、カウント手段1からの入力
信号を演算して、常時流量を計算し、計算結果を表示手
段4に送って表示する。従って、表示手段4は、可接性
チューブ15を通過して体内に注入される流量を連続的
に表示する。 可接性チューブ15の絞り具合いを調整すると、体内に
注入する流量が変動する。この場合も、表示手段4は、
変化する流量を連続的に表示する。 このため、看護婦は、表示手段4を見ながら流量を正確
に調整することができる。 第1図と第2図に示す装置の表示手段4は、流量に加え
て、 ■ 輸液残量 ■ 投与量 ■ 1分間の適正滴下量 ■ 現在の1分間の滴下数 ■ 残り時間 を表示している。 このように、適正滴下量と現在滴下量とを表示させる輸
液監視装置は特に便利に使用できる特長がある。それは
、この種の輸液監視装置が、輸液の流量よりも、注入時
間を決めて患者に輸液を注入することが多いからである
。1分間の適正滴下量は、輸液の総量と注入時間と1滴
の点滴重量から計算できる。 例えば、輸液の総量が720gで、これを6時間で注入
すると仮定する。この場合、1分間の流量を2gに設定
すれば、6時閏で720gとなる。 最初に適当な流量で輸液を供給して1滴の点滴重量を計
算する。計算結果から1滴の点滴重量が25mgであっ
たとする。25 m gの点滴は80個で2gとなるの
で、1分間に80個の点滴を滴下すれば、1分に2g1
6時閏で720gの輸液を注入できることになる。この
計算は、演算手段3て処理することができる。 第1図と第2図とに示す輸液監視装置は、演算手段3で
適正滴下量を計算させるために、操作手段5を備えてい
る。操作手段5は、キーボードを備えている。キーボー
ドは輸液の適正滴下時間を演算手段3に入力する。演算
手段3は、入力された注入時間から適正滴下数を計算す
る。演算手段3が適正滴下数を計算する場合、輸液重量
はキーボードから人力し、あるいは、重量測定手段2か
ら人力することもてきる。 さらに、現在の1分間の滴下数量は、点滴の滴下時間の
インターバルと、1滴の点滴重量から計算される。すな
わち、カウント手段1からの信号で滴下時間のインター
バルが判ると、1分間に滴下される点滴数が判る。1分
間の点滴数は、1分の点滴数=60秒/点滴時間のイン
ターバル(秒) で計算できる。例えば、点滴時間のインターバルが0.
8秒の場合、1分間の滴下数は、6070.8=75個
となる。このように、実際の輸液が患者に注入している
輸液の点滴数は、カウント手段1からの入力信号で演算
手段3が計算して、表示手段4に表示する。この表示を
見ながら、現在の滴下数が適正滴下数になるように、滴
下数を調整すると、適正な時間で輸液を注入できる。 さらに、輸液残量は、キーボードから人力された輸液重
量から投与量をマイナスして計算できる。 輸液残量は演算手段3で計算する。輸液の投与量は、最
初の輸液重量から現在の輸液重量をマイナスして計算で
きる。従って、重量測定手段2からの信号と、キーボー
ドから入力される輸液重量から、演算手段3が輸液残量
を計算し、計算結果を表示手段4に送って表示手段4が
表示する。 また、投与量は、最初の輸液重量から、現在の輸液重量
をマイナスして表示できる。従うて、最初の輸液重量を
メモリに記憶しておき、現在の重量を重量測定手段2で
検出してその差を表示して投与量として表示できる。こ
の演算も演算手段3ですることができる。 さらにまた、残り時間は、輸液残量と流量から演算手段
3が計算する。すなわち、残り時間は、残り時間=輸液
残量/流量の計算式で計算できる。 第4図と第2図の鎖線で示す輸液監視装置は、第1図に
示す装置に加えて流量制御手段16を備えている。流量
制御手段16は、演算手段3に制御されて輸液の注入量
を制御する。この図に示す流量制御手段16は、サーボ
モーター17と、サーボモーター17に連結されて、可
接性チューブ15の途中を押圧するロッド18とを備え
ている。 ロッド18が可接性チューブ15を押圧する状態で流量
を制御する。ロッド18が可接性チューブ15を強く押
圧して、可接性チューブ15の輸液の通路を狭くすると
、流量が少なくなる。反対に、ロッド18が可接性チュ
ーブ15を弱く押圧すると、流量が多くなる。ロッド1
8が可接性チューブ15を押圧するのはサーボモーター
17で制御される。 サーボモーター17は、演算手段3で制御される。演算
手段3は、カウント手段1と重量測定手段2の人力信号
から、前述の方法で実際の流量を測定し、その測定値と
設定値とを比較する。測定流量が設定流量よりも少ない
と、演算手段3は、ロッド18の可接性チューブ15の
押圧力を弱くするように、サーボモーター17を駆動す
る。反対に測定流量が設定流量よりも多すぎると、ロッ
ド18が可接性チューブ15を強く押圧するようにサー
ボモーター17が駆動される。サーボモーター17は、
一定時間運転された後停止する。サーボモーター17が
停止された後、点滴の滴下時間のインターバルから、演
算手段3は再び流量を測定し、測定流量と設定流量とを
比較し、測定流量が設定流量と異なるとサーボモーター
17を駆動して、流量を調整する。 演算手段3は、輸液の総量と、設定された注入時間から
設定流量を計算する。また、輸液流量は、点滴の滴下時
間のインターバルの開数となるので、輸液流量に代わっ
て、滴下時間を検出し、この測定された滴下時間と、演
算された適正な滴下時間とを比較して、サーボモーター
17を駆動することもできるのは言うまでもない。
第1図および第4図はこの発明の実施例を示す輸液監視
装置の正面図、第2図は第1図および第4図に示す輸液
監視装置のブロック線図、第3図はカウント手段の一例
を示す断面図、第5図はクロックパルスから点滴落下時
間のインターバルを測定する原理を示すグラフ、第6図
は本発明の輸液監視装置と従来の装置とを使用して実際
に点滴した状態を示すグラフである。 l・・・・・・カウント手段、2・・・・・・重量測定
手段、3・・・・・・演算手段、 4・・・・・・
表示手段、5・・・・・・操作手段、 6・・・・
・・発光ダイオード、7・、・・・・・光センサ−8・
・・・・・点滴、9・・・・・・点滴チャンバー 0・・・・・・フック、 11・・・・・・レバー
2・・・・・・押圧凸起、 13・・・・・・歪セン
サ−4・・・・・・容器、 15・・・・・・可
撓性チューブ、6・・・・・・流量制御手段、 7・・・・・・サーボモーター 8・・・・・・ロッド。 争iv 8’j;:ヒ士 第 図 第 図 ↓ 第 図 経 過 時 間
装置の正面図、第2図は第1図および第4図に示す輸液
監視装置のブロック線図、第3図はカウント手段の一例
を示す断面図、第5図はクロックパルスから点滴落下時
間のインターバルを測定する原理を示すグラフ、第6図
は本発明の輸液監視装置と従来の装置とを使用して実際
に点滴した状態を示すグラフである。 l・・・・・・カウント手段、2・・・・・・重量測定
手段、3・・・・・・演算手段、 4・・・・・・
表示手段、5・・・・・・操作手段、 6・・・・
・・発光ダイオード、7・、・・・・・光センサ−8・
・・・・・点滴、9・・・・・・点滴チャンバー 0・・・・・・フック、 11・・・・・・レバー
2・・・・・・押圧凸起、 13・・・・・・歪セン
サ−4・・・・・・容器、 15・・・・・・可
撓性チューブ、6・・・・・・流量制御手段、 7・・・・・・サーボモーター 8・・・・・・ロッド。 争iv 8’j;:ヒ士 第 図 第 図 ↓ 第 図 経 過 時 間
Claims (2)
- (1)輸液容器から供給される点滴の滴下数をカウント
するカウント手段と、このカウント手段からの信号で輸
液の滴下量を演算する演算手段とを備えた装置において
、 カウント手段に加えて輸液の重量を検出する重量測定手
段を備えており、重量測定手段で測定される輸液の重量
変化量と、カウント手段でカウントされた滴下数とで単
位滴下数当りの輸液重量を演算するように構成されたこ
とを特徴とする輸液監視装置。 - (2)輸液容器から供給される点滴の滴下数をカウント
するカウント手段と、このカウント手段からの信号で輸
液の滴下量を演算する演算手段と、演算手段に制御され
て点滴流量を制御する流量制御手段とを備えた装置にお
いて、 カウント手段に加えて輸液の重量を検出する重量測定手
段を備えており、重量測定手段で測定される輸液の重量
変化量と、カウント手段でカウントされた滴下数とで単
位滴下数当りの輸液重量を演算し、演算手段が流量制御
手段を制御して点滴流量を制御するように構成されたこ
とを特徴とする輸液監視装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2041849A JP2583140B2 (ja) | 1990-02-21 | 1990-02-21 | 輸液監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2041849A JP2583140B2 (ja) | 1990-02-21 | 1990-02-21 | 輸液監視装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03244468A true JPH03244468A (ja) | 1991-10-31 |
| JP2583140B2 JP2583140B2 (ja) | 1997-02-19 |
Family
ID=12619702
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2041849A Expired - Fee Related JP2583140B2 (ja) | 1990-02-21 | 1990-02-21 | 輸液監視装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2583140B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05293170A (ja) * | 1992-04-15 | 1993-11-09 | Kyodo Kumiai Raifu Sci Kyoto | 輸液ポンプ駆動モータ制御方法 |
| KR100403695B1 (ko) * | 2000-11-09 | 2003-11-01 | 가부시끼가이샤메디코스히라타 | 자동제어식 포터블 점적장치 |
| CN102865896A (zh) * | 2012-09-06 | 2013-01-09 | 陈文韬 | 非接触式智能流量计 |
| CN107715234A (zh) * | 2017-08-29 | 2018-02-23 | 深圳市宏鑫源投资咨询有限公司 | 输液自动报警方法及装置 |
| WO2019085277A1 (zh) * | 2017-11-03 | 2019-05-09 | 深圳市前海安测信息技术有限公司 | 基于输液报警机器人的输液报警系统及方法 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101570293B1 (ko) | 2014-06-17 | 2015-11-19 | 한국기계연구원 | 수액 조절기의 성능 시험장치 |
| JP7071769B1 (ja) | 2021-04-05 | 2022-05-19 | 株式会社アイム | 点滴管理システム |
-
1990
- 1990-02-21 JP JP2041849A patent/JP2583140B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| CN107715234A (zh) * | 2017-08-29 | 2018-02-23 | 深圳市宏鑫源投资咨询有限公司 | 输液自动报警方法及装置 |
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| JP2583140B2 (ja) | 1997-02-19 |
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