JPH032451Y2 - - Google Patents
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- JPH032451Y2 JPH032451Y2 JP15668483U JP15668483U JPH032451Y2 JP H032451 Y2 JPH032451 Y2 JP H032451Y2 JP 15668483 U JP15668483 U JP 15668483U JP 15668483 U JP15668483 U JP 15668483U JP H032451 Y2 JPH032451 Y2 JP H032451Y2
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Landscapes
- Braking Systems And Boosters (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の効象及びその利用分野〕
本考案は車両用タンデム型ブレーキブースタに
関し、特に、鋼板で形成した一対のフロントシエ
ルとリヤシエルとを結合してなるハウジングの内
部を、固定壁とこの固定壁及びリヤシエルを気密
的で摺動可能に貫通させた樹脂製の1片の可動ハ
ブと固定壁の前後に配置し且つ可動ハブに固定し
たフロント可動壁及びリヤ可動壁とによつて、フ
ロント定圧室、フロント変圧室、リヤ定圧室及び
リヤ変圧室の4室に区分し、このフロント定圧室
及びリヤ定圧室を互に連通させるとともにその一
方を負圧源に連通させ、またフロント変圧室とリ
ヤ変圧室を互に連通させ、リヤ変圧室をフロント
定圧室及びリヤ定圧室と大気とに選択的に連通さ
せる制御弁を可動ハブに内蔵させ、可動ハブの前
進力をフロントシエルに結合したブレーキマスタ
シリンダのピストンに伝達する出力部材を設けて
成る車両用タンデム型ブレーキブースタに関する
ものである。
関し、特に、鋼板で形成した一対のフロントシエ
ルとリヤシエルとを結合してなるハウジングの内
部を、固定壁とこの固定壁及びリヤシエルを気密
的で摺動可能に貫通させた樹脂製の1片の可動ハ
ブと固定壁の前後に配置し且つ可動ハブに固定し
たフロント可動壁及びリヤ可動壁とによつて、フ
ロント定圧室、フロント変圧室、リヤ定圧室及び
リヤ変圧室の4室に区分し、このフロント定圧室
及びリヤ定圧室を互に連通させるとともにその一
方を負圧源に連通させ、またフロント変圧室とリ
ヤ変圧室を互に連通させ、リヤ変圧室をフロント
定圧室及びリヤ定圧室と大気とに選択的に連通さ
せる制御弁を可動ハブに内蔵させ、可動ハブの前
進力をフロントシエルに結合したブレーキマスタ
シリンダのピストンに伝達する出力部材を設けて
成る車両用タンデム型ブレーキブースタに関する
ものである。
この種の従来装置としては、米国特許第
3897718号明細書に記載され、第3図に示したも
のがある。第3図において、11はハウジング、
12は小なる深さを有する容器状のフロントシエ
ル、13は大なる深さを有する容器状のリヤシエ
ル、14は固定壁、15は可動ハブ、16はフロ
ント可動壁、17はリヤ可動壁、18はフロント
定圧室、19はフロント変圧室、20はリヤ定圧
室、21はリヤ変圧室である。フロント定圧室1
8とリヤ定圧室20とは可動ハブ15の軸方向穴
15a及び半径方向孔15bによつて互に連通
し、フロント定圧室18は負圧入口部22から負
圧源(一般的にエンジンのインテークマニホル
ド)に連通する。フロント変圧室19とリヤ変圧
室21は固定壁14の外周部とリヤシエル13の
内周面間に形成された隙間23により互に連通す
る。24は制御弁、25は出力部材である。フロ
ント可動壁16は鋼板で形成したプレツシヤプレ
ート26とゴムで形成したダイヤフラム27とか
ら成り、リヤ可動壁17も鋼板で形成したプレツ
シヤプレート28とゴムで形成したダイヤフラム
29とから成る。このタンデム型ブレーキブース
タ10は車両のエンジンルーム内に配置され、リ
ヤシエルをボルト・ナツトで車両のダツシユボー
ドに結合することで車両に取付けられ、フロント
シエル12にはブレーキマスタシリンダのボデー
をボルト・ナツトで結合される。
3897718号明細書に記載され、第3図に示したも
のがある。第3図において、11はハウジング、
12は小なる深さを有する容器状のフロントシエ
ル、13は大なる深さを有する容器状のリヤシエ
ル、14は固定壁、15は可動ハブ、16はフロ
ント可動壁、17はリヤ可動壁、18はフロント
定圧室、19はフロント変圧室、20はリヤ定圧
室、21はリヤ変圧室である。フロント定圧室1
8とリヤ定圧室20とは可動ハブ15の軸方向穴
15a及び半径方向孔15bによつて互に連通
し、フロント定圧室18は負圧入口部22から負
圧源(一般的にエンジンのインテークマニホル
ド)に連通する。フロント変圧室19とリヤ変圧
室21は固定壁14の外周部とリヤシエル13の
内周面間に形成された隙間23により互に連通す
る。24は制御弁、25は出力部材である。フロ
ント可動壁16は鋼板で形成したプレツシヤプレ
ート26とゴムで形成したダイヤフラム27とか
ら成り、リヤ可動壁17も鋼板で形成したプレツ
シヤプレート28とゴムで形成したダイヤフラム
29とから成る。このタンデム型ブレーキブース
タ10は車両のエンジンルーム内に配置され、リ
ヤシエルをボルト・ナツトで車両のダツシユボー
ドに結合することで車両に取付けられ、フロント
シエル12にはブレーキマスタシリンダのボデー
をボルト・ナツトで結合される。
第3図の従来装置の問題点の1つは、冬期にお
いて路面に散布された凍結防止剤(塩)が車両走
行により舞い上がり、この舞い上がつた凍結防止
剤がリヤシエル13の前端開口部で積極的に捕捉
されてリヤシエル開口部内に堆積し、フロントシ
エル12とリヤシエル13の結合部の腐食を促進
させることである。また、他の問題点としては今
日要求されている軽量化に対処しにくいことであ
る。すなわち、軽量化に対処するためには全体重
量の中で占める割合の大きいハウジング11を薄
肉化して重量低減を計ることが有効であるが、ハ
ウジング11の大部分を占めているリヤシエル1
3の肉厚はブースタ自身の振動荷重とブレーキマ
スタシリンダの振動荷重にも耐え得るように比較
的大きな寸法が必要であるため、フロントシエル
12の板厚低減だけでは大した効果がでないので
ある。更なる問題点としては、フロント定圧室1
8とリヤ定圧室20とを連通するのに可動ハブ1
5に半径方向孔15bを設けていることから、今
日要求されているブースタ軸方向長さLの短縮化
に対処しにくいことである。すなわち、半径方向
孔15bの断面積はフロント定圧室18とリヤ定
圧室出力間の連通に絞り効果を生じないよう比較
的大きな断面積が必要であり、このような断面積
は半径方向孔15bをブースタ軸方向に短かく且
つブースタ周方向に長く形成することでも得るこ
とはできるが、そのようにした場合には可動ハブ
15の断面積が半径方向孔15bの位置で相当に
小さくなり、フロント可動壁16の前進力を出力
部材25に伝達する上で必要な引張り強度が確保
できないので、半径方向孔15bはブースタ軸方
向にある程度長くせざるを得ず、従つて軸方向長
さLの短縮が妨げられるのである。
いて路面に散布された凍結防止剤(塩)が車両走
行により舞い上がり、この舞い上がつた凍結防止
剤がリヤシエル13の前端開口部で積極的に捕捉
されてリヤシエル開口部内に堆積し、フロントシ
エル12とリヤシエル13の結合部の腐食を促進
させることである。また、他の問題点としては今
日要求されている軽量化に対処しにくいことであ
る。すなわち、軽量化に対処するためには全体重
量の中で占める割合の大きいハウジング11を薄
肉化して重量低減を計ることが有効であるが、ハ
ウジング11の大部分を占めているリヤシエル1
3の肉厚はブースタ自身の振動荷重とブレーキマ
スタシリンダの振動荷重にも耐え得るように比較
的大きな寸法が必要であるため、フロントシエル
12の板厚低減だけでは大した効果がでないので
ある。更なる問題点としては、フロント定圧室1
8とリヤ定圧室20とを連通するのに可動ハブ1
5に半径方向孔15bを設けていることから、今
日要求されているブースタ軸方向長さLの短縮化
に対処しにくいことである。すなわち、半径方向
孔15bの断面積はフロント定圧室18とリヤ定
圧室出力間の連通に絞り効果を生じないよう比較
的大きな断面積が必要であり、このような断面積
は半径方向孔15bをブースタ軸方向に短かく且
つブースタ周方向に長く形成することでも得るこ
とはできるが、そのようにした場合には可動ハブ
15の断面積が半径方向孔15bの位置で相当に
小さくなり、フロント可動壁16の前進力を出力
部材25に伝達する上で必要な引張り強度が確保
できないので、半径方向孔15bはブースタ軸方
向にある程度長くせざるを得ず、従つて軸方向長
さLの短縮が妨げられるのである。
そこで、本考案は、路面より舞い上がつた凍結
防止剤等の微小物体がフロントシエルとリヤシエ
ルの結合部に入りにくくし、フロントシエルがハ
ウジングの大部分を占めるようにし、且つ、互に
連通すべき2室の連通のため可動ハブ上に存在す
る半径方向通路のブースタ軸方向寸法を従来より
も短くする、ことである。
防止剤等の微小物体がフロントシエルとリヤシエ
ルの結合部に入りにくくし、フロントシエルがハ
ウジングの大部分を占めるようにし、且つ、互に
連通すべき2室の連通のため可動ハブ上に存在す
る半径方向通路のブースタ軸方向寸法を従来より
も短くする、ことである。
上記技術的課題を解決するために講じた技術的
手段は、フロントシエルを大なる深さの容器状
に形成する一方リヤシエルを小なる深さの容器状
に形成するとともにフロントシエルの開口部内に
リヤシエルを嵌入するようにし、固定壁はフロ
ントシエルの前端部内面に一体的に固着したフロ
ント部材とこのフロント部材に結合したリヤ部材
とで構成させるとともにこの固定壁の外周面とフ
ロントシエルの内周面間にリヤ定圧室の一部たる
隙間を形成し、この隙間を固定壁内部のフロン
ト定圧室と連通させる孔を固定壁に設け、リヤ
可動壁のプレツシヤプレートの内周部位には可動
ハブを囲撓し且つ固定壁のリヤ部材を気密的で摺
動可能に貫通する円筒部を一体的に設け、この
円筒部内周面と可動ハブ外周面間にリヤ変圧室と
連通する隙間を形成させ、この隙間を固定壁内
部のフロント変圧室に連通する半径方向通路を内
筒部又は可動ハブに形成する、ことである。
手段は、フロントシエルを大なる深さの容器状
に形成する一方リヤシエルを小なる深さの容器状
に形成するとともにフロントシエルの開口部内に
リヤシエルを嵌入するようにし、固定壁はフロ
ントシエルの前端部内面に一体的に固着したフロ
ント部材とこのフロント部材に結合したリヤ部材
とで構成させるとともにこの固定壁の外周面とフ
ロントシエルの内周面間にリヤ定圧室の一部たる
隙間を形成し、この隙間を固定壁内部のフロン
ト定圧室と連通させる孔を固定壁に設け、リヤ
可動壁のプレツシヤプレートの内周部位には可動
ハブを囲撓し且つ固定壁のリヤ部材を気密的で摺
動可能に貫通する円筒部を一体的に設け、この
円筒部内周面と可動ハブ外周面間にリヤ変圧室と
連通する隙間を形成させ、この隙間を固定壁内
部のフロント変圧室に連通する半径方向通路を内
筒部又は可動ハブに形成する、ことである。
上記技術的手段は、車両走行中に路面より舞
い上がつた凍結防止剤等を積極的に捕捉する現象
を解消してフロントシエル及びリヤシエルの結合
部に凍結防止剤等が堆積することを軽減し腐食を
軽減するとともに、フロントシエルがハウジング
の大部分を占めるようにしてフロントシエルの薄
肉化によるハウジング重量の大幅な低減を可能と
する。また、技術的手段及びは、2つの定圧
室を互いに連通させるため通路を可動ハブの半径
方向に形成して可動ハブの軸長の短縮化を妨げる
ことなく、固定壁の外周側に形成することができ
る。また更に、技術的手段〜は、2つの変圧
室を互いに連通させるための通路を形成せしめ、
この手段によれば、2つの変圧室間の連通に作用
する隙間及び半径方向通路をブースタ周方向に長
いものとし且つその半径方向通路のブースタ軸方
向寸法を小にしても、この隙間は可動ハブの外周
部位のみに存在し、また半径方向通路は可動ハブ
の外周にて円筒部又は可動ハブに該可動ハブを貫
通させることなく存在していることから、可動ハ
ブの断面積を十分に確保でき、可動ハブの引張強
度を確保しつつブースタ軸方向寸法Lを従来より
短くできる。
い上がつた凍結防止剤等を積極的に捕捉する現象
を解消してフロントシエル及びリヤシエルの結合
部に凍結防止剤等が堆積することを軽減し腐食を
軽減するとともに、フロントシエルがハウジング
の大部分を占めるようにしてフロントシエルの薄
肉化によるハウジング重量の大幅な低減を可能と
する。また、技術的手段及びは、2つの定圧
室を互いに連通させるため通路を可動ハブの半径
方向に形成して可動ハブの軸長の短縮化を妨げる
ことなく、固定壁の外周側に形成することができ
る。また更に、技術的手段〜は、2つの変圧
室を互いに連通させるための通路を形成せしめ、
この手段によれば、2つの変圧室間の連通に作用
する隙間及び半径方向通路をブースタ周方向に長
いものとし且つその半径方向通路のブースタ軸方
向寸法を小にしても、この隙間は可動ハブの外周
部位のみに存在し、また半径方向通路は可動ハブ
の外周にて円筒部又は可動ハブに該可動ハブを貫
通させることなく存在していることから、可動ハ
ブの断面積を十分に確保でき、可動ハブの引張強
度を確保しつつブースタ軸方向寸法Lを従来より
短くできる。
以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
る。
第1図において、10はタンデム型ブースタ全
体、11はハウジング、12はフロントシエル、
13はリヤシエルであり、フロントシエル12の
板厚はリヤシエル13の板厚よりも小である。固
定壁14はフロントシエル12の前端部内面に溶
接されたフロント部材14aとこのフロント部材
14aの後端開口部内に嵌合され且つ結合された
リヤ部材14bとから成る。フロント部材14a
はブレーキマスタシリンダ用取付ボルト30から
入る負荷をフロントシエル12の前端部に分散さ
せる補強部材としても機能する。固定壁14の内
部は可動ハブ15とこの可動ハブ15に結合され
たフロント可動壁16によりフロント定圧室18
とフロント変圧室19とに区分され、ハウジング
11と固定壁14間の空間は可動ハブ15とリヤ
可動壁17とによりリヤ定圧室20とリヤ変圧室
21とに区分されている。
体、11はハウジング、12はフロントシエル、
13はリヤシエルであり、フロントシエル12の
板厚はリヤシエル13の板厚よりも小である。固
定壁14はフロントシエル12の前端部内面に溶
接されたフロント部材14aとこのフロント部材
14aの後端開口部内に嵌合され且つ結合された
リヤ部材14bとから成る。フロント部材14a
はブレーキマスタシリンダ用取付ボルト30から
入る負荷をフロントシエル12の前端部に分散さ
せる補強部材としても機能する。固定壁14の内
部は可動ハブ15とこの可動ハブ15に結合され
たフロント可動壁16によりフロント定圧室18
とフロント変圧室19とに区分され、ハウジング
11と固定壁14間の空間は可動ハブ15とリヤ
可動壁17とによりリヤ定圧室20とリヤ変圧室
21とに区分されている。
可動ハブ15は固定壁14のリヤ部材14bを
気密的で摺動可能に貫通している大径部15cと
リヤシエル13を気密的で摺動可能に貫通してい
る小径部15dを有し、その大径部15cの前端
外周にはフラジ15eが設けられ、且つ、大径部
15cの外周にはその後端からフランジ15eの
近くまで軸方向に延在する一対の溝15fが設け
られている(第1,2図参照)。フランジ15e
と溝15fとの間にはフロント可動壁16のダイ
ヤフラム27の内周厚肉部27aをシール係合さ
せる円筒面15gが残してあり、プレツシヤプレ
ート26の内周には円筒面15gとでダイヤフラ
ム27の内周厚肉部27aを狭着するリング状部
26aが設けてある。リヤ可動壁17のダイヤフ
ラム29の内周部29aはプレツシヤプレート2
8の内周を抱き込むようにされており、またプレ
ツシヤプレート28には可動ハブ15の大径部1
5cを囲撓する円筒部材31がその後端のフラン
ジ31aで溶接されている。円筒部材31の前端
には可動ハブ15の溝15fの底面に当接する折
曲部31bが設けられている。リヤ可動壁17の
可動ハブ15に対する前方移動は円筒部材31の
折曲部31bが溝15fの前端壁面に当接するこ
とでストツプされ、又リヤ可動壁17の可動ハブ
15に対する後方移動は内周に後方へ傾けた係止
爪32aを設けたバネ材製リングプレート32に
よりストツプされる。円筒部材31の外径は可動
ハブ15の円筒面15gよりも大径であり、フロ
ント可動壁16の可動ハブ15に対する後方移動
をストツプさせる。フロント可動壁16の可動ハ
ブ15に対する前方移動はフランジ15eでスト
ツプされる。
気密的で摺動可能に貫通している大径部15cと
リヤシエル13を気密的で摺動可能に貫通してい
る小径部15dを有し、その大径部15cの前端
外周にはフラジ15eが設けられ、且つ、大径部
15cの外周にはその後端からフランジ15eの
近くまで軸方向に延在する一対の溝15fが設け
られている(第1,2図参照)。フランジ15e
と溝15fとの間にはフロント可動壁16のダイ
ヤフラム27の内周厚肉部27aをシール係合さ
せる円筒面15gが残してあり、プレツシヤプレ
ート26の内周には円筒面15gとでダイヤフラ
ム27の内周厚肉部27aを狭着するリング状部
26aが設けてある。リヤ可動壁17のダイヤフ
ラム29の内周部29aはプレツシヤプレート2
8の内周を抱き込むようにされており、またプレ
ツシヤプレート28には可動ハブ15の大径部1
5cを囲撓する円筒部材31がその後端のフラン
ジ31aで溶接されている。円筒部材31の前端
には可動ハブ15の溝15fの底面に当接する折
曲部31bが設けられている。リヤ可動壁17の
可動ハブ15に対する前方移動は円筒部材31の
折曲部31bが溝15fの前端壁面に当接するこ
とでストツプされ、又リヤ可動壁17の可動ハブ
15に対する後方移動は内周に後方へ傾けた係止
爪32aを設けたバネ材製リングプレート32に
よりストツプされる。円筒部材31の外径は可動
ハブ15の円筒面15gよりも大径であり、フロ
ント可動壁16の可動ハブ15に対する後方移動
をストツプさせる。フロント可動壁16の可動ハ
ブ15に対する前方移動はフランジ15eでスト
ツプされる。
溝15fの存在によつて可動ハブ15の大径部
15cの外周と円筒部材31の内周面間にはリヤ
変圧室21と連通する隙間33が形成され、この
隙間33をフロント変圧室19に連通する切欠き
状半径方向通路34が円筒部材31の前端に形成
される。
15cの外周と円筒部材31の内周面間にはリヤ
変圧室21と連通する隙間33が形成され、この
隙間33をフロント変圧室19に連通する切欠き
状半径方向通路34が円筒部材31の前端に形成
される。
固定壁14の外周とフロントシエル12の内周
面との間にはリヤ定圧室20の一部たる隙間20
aが形成され、この隙間20aとフロント定圧室
18を連通する孔14cが固定壁14に設けられ
ている。隙間20aはフロントシエル12に設け
られた入口部22からエンジンのインテークマニ
ホールドに連通される。
面との間にはリヤ定圧室20の一部たる隙間20
aが形成され、この隙間20aとフロント定圧室
18を連通する孔14cが固定壁14に設けられ
ている。隙間20aはフロントシエル12に設け
られた入口部22からエンジンのインテークマニ
ホールドに連通される。
可動ハブ15内にはブレーキペダルに連動の入
力ロツド35の可動ハブ15に対する前後方向移
動により作動する周知の制御弁24が内蔵されて
いる。この制御弁24は入力ロツド35の先端に
連結されたプランジヤ24a、このプランジヤ2
4aの後端のリング状弁部及びハブ15のリング
状弁座部15hと協同するポペツトバルブ24b
を有する。プランジヤ24の可動ハブ15に対す
る前後方向移動の両端は可動ハブ15の半径方向
孔15iに挿入され且つプランジヤ24aのリン
グ状溝に内端を係合したキー部材36により設定
される。キー部材36の板厚は半径方向孔15i
の軸方向寸法よりも小であり、キー部材36は半
径方向孔15i内で第1図示の隙間分だけ前後方
向へ移動可能である。可動ハブ15のハウジング
11に対する後退限は半径方向孔15iの前壁面
がキー部材36の前面に当接し且つキー部材36
の後面に固着されたゴム板37がリヤシエル13
内面に当接することで規定される。
力ロツド35の可動ハブ15に対する前後方向移
動により作動する周知の制御弁24が内蔵されて
いる。この制御弁24は入力ロツド35の先端に
連結されたプランジヤ24a、このプランジヤ2
4aの後端のリング状弁部及びハブ15のリング
状弁座部15hと協同するポペツトバルブ24b
を有する。プランジヤ24の可動ハブ15に対す
る前後方向移動の両端は可動ハブ15の半径方向
孔15iに挿入され且つプランジヤ24aのリン
グ状溝に内端を係合したキー部材36により設定
される。キー部材36の板厚は半径方向孔15i
の軸方向寸法よりも小であり、キー部材36は半
径方向孔15i内で第1図示の隙間分だけ前後方
向へ移動可能である。可動ハブ15のハウジング
11に対する後退限は半径方向孔15iの前壁面
がキー部材36の前面に当接し且つキー部材36
の後面に固着されたゴム板37がリヤシエル13
内面に当接することで規定される。
プランジヤ24aの前方の38は周知のゴムよ
り成るリアクシヨンデイスクで、可動ハブ15に
より相対移動可能に支持された出力部材25のカ
ツプ状後端部25a内に収納されている。39は
可動ハブ15及び可動壁16,17のリターンス
プリング、40及び41は可動ハブ15の摺動案
内部材、42及び43はシール部材である。
り成るリアクシヨンデイスクで、可動ハブ15に
より相対移動可能に支持された出力部材25のカ
ツプ状後端部25a内に収納されている。39は
可動ハブ15及び可動壁16,17のリターンス
プリング、40及び41は可動ハブ15の摺動案
内部材、42及び43はシール部材である。
尚、ブースタ10の組立時、フロント可動壁を
大径部15a上に嵌合し且つ制御弁24を内蔵せ
しめて成る可動ハブ15とリターンスプリング3
9とをフロント部材14aに組込んだ後リヤ部材
14bがフロント部材14aに結合され、次い
で、リヤ可動壁16及びリングプレート32が可
動ハブ15上に嵌合され、次いでリヤシエル13
がフロントハウジング12と結合されるものであ
る。
大径部15a上に嵌合し且つ制御弁24を内蔵せ
しめて成る可動ハブ15とリターンスプリング3
9とをフロント部材14aに組込んだ後リヤ部材
14bがフロント部材14aに結合され、次い
で、リヤ可動壁16及びリングプレート32が可
動ハブ15上に嵌合され、次いでリヤシエル13
がフロントハウジング12と結合されるものであ
る。
以上構造について説明したブースタ10の作動
は、当業者であれば十分に理解されると思われる
ため省略する。尚、以上説明した実施例において
は、リヤ変圧室21に連通される隙間33をフロ
ント変圧室19に連通する半径方向通路として、
円筒部材31の折曲部31bに切欠き状半径方向
通路34を形成したが、本考案は円筒部材31の
折曲部31bが当接する可動ハブ15の溝15f
の底面に半径方向通路を形成することもできる。
は、当業者であれば十分に理解されると思われる
ため省略する。尚、以上説明した実施例において
は、リヤ変圧室21に連通される隙間33をフロ
ント変圧室19に連通する半径方向通路として、
円筒部材31の折曲部31bに切欠き状半径方向
通路34を形成したが、本考案は円筒部材31の
折曲部31bが当接する可動ハブ15の溝15f
の底面に半径方向通路を形成することもできる。
第1図は本考案の一実施例の縦断面図、第2図
は第1図中の−線断面図、第3図は従来装置
を示す断面図である。 11……ハンジング、12……フロントシエ
ル、13……リヤシエル、14……固定壁、14
a……フロント部材、14b……リヤ部材、15
……可動ハブ、16……フロント可動壁、17…
…リヤ可動壁、31……円筒部材。
は第1図中の−線断面図、第3図は従来装置
を示す断面図である。 11……ハンジング、12……フロントシエ
ル、13……リヤシエル、14……固定壁、14
a……フロント部材、14b……リヤ部材、15
……可動ハブ、16……フロント可動壁、17…
…リヤ可動壁、31……円筒部材。
Claims (1)
- 鋼板で形成した一対のフロントシエルとリヤシ
エルとを結合してなるハウジングの内部を、固定
壁とこの固定壁及びリヤシエルを気密的で摺動可
能に貫通させた樹脂製の1片の可動ハブと固定壁
の前後に配置し且つ可動ハブに固定したフロント
可動壁及びリヤ可動壁とによつて、フロント定圧
室、フロント変圧室、リヤ定圧室及びリヤ変圧室
の4室に区分し、このフロント定圧室及びリヤ定
圧室を互に連通させるとともにその一方を負圧源
に連通させ、またフロント変圧室とリヤ変圧室を
互に連通させ、リヤ変圧室をフロント定圧室及び
リヤ定圧室と大気とに選択的に連通させる制御弁
を可動ハブに内蔵させ、可動ハブの前進力をフロ
ントシエルに結合したブレーキマスタシリンダの
ピストンに伝達する出力部材を設けて成る車両用
タンデム型ブレーキブースタにおいて、前記フロ
ントシエルを大なる深さの容器状に形成する一方
前記リヤシエルを小なる深さの容器状に形成して
そのフロントシエルの開口部内にそのリヤシエル
を嵌入するようにし、前記固定壁は前記フロント
シエルの前端部内面に一体的に固着したフロント
部材とこのフロント部材に結合したリヤ部材とで
構成させるとともにこの固定壁の外周面と前記フ
ロントシエルの内周面間に前記リヤ定圧室の一部
たる隙間を形成させ、この隙間を前記固定壁内部
の前記フロント定圧室と連通させる孔を前記固定
壁に形成し、前記リヤ可動壁を構成する鋼板より
成るプレツシヤプレートの内周部位には前記可動
ハブを囲撓し且つ前記固定壁の前記リヤ部材を気
密的で摺動可能に貫通する円筒部を一体的に設
け、この円筒部内周面と前記可動ハブ外周面間に
前記リヤ変圧室と連通する隙間を形成させ、この
隙間を前記固定壁内部のフロント変圧室に連通す
る半径方向通路を前記円筒部又は前記可動ハブに
形成して成る車両用タンデム型ブレーキブース
タ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15668483U JPS6062363U (ja) | 1983-10-07 | 1983-10-07 | 車両用タンデム型ブレ−キブ−スタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15668483U JPS6062363U (ja) | 1983-10-07 | 1983-10-07 | 車両用タンデム型ブレ−キブ−スタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6062363U JPS6062363U (ja) | 1985-05-01 |
| JPH032451Y2 true JPH032451Y2 (ja) | 1991-01-23 |
Family
ID=30345656
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15668483U Granted JPS6062363U (ja) | 1983-10-07 | 1983-10-07 | 車両用タンデム型ブレ−キブ−スタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6062363U (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6299258A (ja) * | 1985-10-28 | 1987-05-08 | Jidosha Kiki Co Ltd | タンデムブレ−キ倍力装置の通路手段 |
| JP2650213B2 (ja) * | 1988-12-15 | 1997-09-03 | 自動車機器株式会社 | 負圧倍力装置 |
| JP2760132B2 (ja) * | 1990-04-12 | 1998-05-28 | 自動車機器株式会社 | 倍力装置 |
-
1983
- 1983-10-07 JP JP15668483U patent/JPS6062363U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6062363U (ja) | 1985-05-01 |
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