JPH03249143A - ロジウムの分離回収方法 - Google Patents
ロジウムの分離回収方法Info
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- JPH03249143A JPH03249143A JP4826790A JP4826790A JPH03249143A JP H03249143 A JPH03249143 A JP H03249143A JP 4826790 A JP4826790 A JP 4826790A JP 4826790 A JP4826790 A JP 4826790A JP H03249143 A JPH03249143 A JP H03249143A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、ロジウムを含有する塩酸溶液からロジウムを
分離回収する方法に関するものである。
分離回収する方法に関するものである。
(従来技術とその問題点)
従来、卑金属を含有するロジウム塩酸溶液よりロジウム
を分離回収する方法は、亜硝酸ナトリウムを加えて卑金
属の水酸化物を生成させ、濾過分離したのち、濾過液に
塩化アンモニウムを加えて亜硝酸ロジウム酸塩として沈
澱させて濾過分離回収する方法が一般的である。
を分離回収する方法は、亜硝酸ナトリウムを加えて卑金
属の水酸化物を生成させ、濾過分離したのち、濾過液に
塩化アンモニウムを加えて亜硝酸ロジウム酸塩として沈
澱させて濾過分離回収する方法が一般的である。
しかし、この方法ではロジウムを完全に分離回収するこ
とができず、ロジウムを分離したのちの液中には110
0PP程度のロジウムが残ってしまい、これを回収する
のに極めて多くの労力を要するものである。
とができず、ロジウムを分離したのちの液中には110
0PP程度のロジウムが残ってしまい、これを回収する
のに極めて多くの労力を要するものである。
(発明の目的)
本発明は、上記従来法の欠点を解決するために成された
もので、ジアルキルスルフィドを含む有機溶媒を用いて
ロジウムを抽出し、該抽出した有機溶媒相に剥離剤を加
えてロジウムを分離するという簡便な方法で、しかも1
00%近い分離回収方法を提供することを目的とする。
もので、ジアルキルスルフィドを含む有機溶媒を用いて
ロジウムを抽出し、該抽出した有機溶媒相に剥離剤を加
えてロジウムを分離するという簡便な方法で、しかも1
00%近い分離回収方法を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、卑金属を含むロジウム塩酸溶液より、ジアル
キルスルフィドを抽出剤として含有する有機溶媒を用い
てロジウムを抽出する方法において、該ロジウム塩酸溶
液の塩酸濃度を0. 5〜12規定に調節し、2価のハ
ロゲン化スズをロジウムに対するモル比で1. 5〜1
2倍、及びハロゲン化銅をロジウムに対するモル比で1
.5〜12倍添加したのち、前記ジアルキルスルフィド
を抽出剤として含有し、さらに改質剤として高級アルコ
ールを含有する有機溶媒によりロジウムを抽出し、ロジ
ウムを抽出した有機溶媒相を0.5規定〜l規定の希塩
酸で洗浄したのちロジウムを硫化物として沈澱分離させ
ることを特徴とするロジウムの分離回収方法で、前記2
価のハロゲン化スズが塩化第一スズでありハロゲン化銅
が塩化第二銅であるロジウムの分離回収方法で、前記改
質剤としての高級アルコールが2エチルヘキサノールで
あるロジウムの分離回収方法である。
キルスルフィドを抽出剤として含有する有機溶媒を用い
てロジウムを抽出する方法において、該ロジウム塩酸溶
液の塩酸濃度を0. 5〜12規定に調節し、2価のハ
ロゲン化スズをロジウムに対するモル比で1. 5〜1
2倍、及びハロゲン化銅をロジウムに対するモル比で1
.5〜12倍添加したのち、前記ジアルキルスルフィド
を抽出剤として含有し、さらに改質剤として高級アルコ
ールを含有する有機溶媒によりロジウムを抽出し、ロジ
ウムを抽出した有機溶媒相を0.5規定〜l規定の希塩
酸で洗浄したのちロジウムを硫化物として沈澱分離させ
ることを特徴とするロジウムの分離回収方法で、前記2
価のハロゲン化スズが塩化第一スズでありハロゲン化銅
が塩化第二銅であるロジウムの分離回収方法で、前記改
質剤としての高級アルコールが2エチルヘキサノールで
あるロジウムの分離回収方法である。
卑金属を含むロジウム塩酸溶液の塩酸濃度は、0.5〜
12規定として調節して、ハロゲン化スズ(2価)をロ
ジウムに対するモル比で1. 5〜12倍とし、ハロゲ
ン化銅をロジウムに対するモル比で1.5〜12倍とな
るように加えて攪拌する。
12規定として調節して、ハロゲン化スズ(2価)をロ
ジウムに対するモル比で1. 5〜12倍とし、ハロゲ
ン化銅をロジウムに対するモル比で1.5〜12倍とな
るように加えて攪拌する。
ロジウム塩酸溶液の塩酸濃度を0. 5〜12規定とす
るのは、0.5規定以下ではロジウムを抽出する際に水
酸化物が生成して抽出操作の妨害となり、12規定以上
では不純物の抽出が増加するからで、好ましくは1〜6
規定である。
るのは、0.5規定以下ではロジウムを抽出する際に水
酸化物が生成して抽出操作の妨害となり、12規定以上
では不純物の抽出が増加するからで、好ましくは1〜6
規定である。
2価のハロゲン化スズ及びハロゲン化銅を加える理由は
ジアルキルスルフィドを抽出剤として含有する有機溶媒
を用いてロジウムを抽出する際の抽出率を向上させるた
めであるが、2価のハロゲン化スズ及びハロゲン化銅の
作用はロジウムクロロ錯体中の塩化物イオンが塩化スズ
イオン及び塩化銅イオンによって置換され抽出されやす
い化学種になったためと思われる。
ジアルキルスルフィドを抽出剤として含有する有機溶媒
を用いてロジウムを抽出する際の抽出率を向上させるた
めであるが、2価のハロゲン化スズ及びハロゲン化銅の
作用はロジウムクロロ錯体中の塩化物イオンが塩化スズ
イオン及び塩化銅イオンによって置換され抽出されやす
い化学種になったためと思われる。
2価のハロゲン化スズの添加量はロジウム塩酸溶液中の
ロジウムに対するモル比で1,5〜12倍でよ(、好ま
しくは9〜12倍である。
ロジウムに対するモル比で1,5〜12倍でよ(、好ま
しくは9〜12倍である。
該モル比が1. 5倍以下ではロジウムの抽出率が50
%以下で効果が不十分であり、12倍以上では添加効果
が同じとなるため経済性に欠けるからである。
%以下で効果が不十分であり、12倍以上では添加効果
が同じとなるため経済性に欠けるからである。
ハロゲン化銅の添加量はロジウム塩酸溶液中のロジウム
に対するモル比で1. 5〜12倍でよく、好ましくは
9〜12倍である。
に対するモル比で1. 5〜12倍でよく、好ましくは
9〜12倍である。
該モル比が1.5倍以下ではロジウムの抽出速度はハロ
ゲン化銅を添加しない時と同様で効果が不十分であり、
12倍以上では添加効果が同じとなるため経済性に欠け
るからである。
ゲン化銅を添加しない時と同様で効果が不十分であり、
12倍以上では添加効果が同じとなるため経済性に欠け
るからである。
次いでジアルキルスルフィドを抽出剤として含有し、さ
らに改質剤として高級アルコールを含有する有機溶媒と
して、ジアルキルスルフィドとしてはジーn−へキシル
スルファイド等で、その濃度は有機溶媒中に20体積%
前後に希釈してもちいればよい。
らに改質剤として高級アルコールを含有する有機溶媒と
して、ジアルキルスルフィドとしてはジーn−へキシル
スルファイド等で、その濃度は有機溶媒中に20体積%
前後に希釈してもちいればよい。
また、改質剤としての高級アルコールは2エチルヘキサ
ノール等で、実質的に水不溶性で且つ有機相に保有され
るもので炭素数は6〜15が好ましく飽和炭化水素であ
ればよ(、その濃度は有機溶媒中に20体積%前後加え
て用いる。
ノール等で、実質的に水不溶性で且つ有機相に保有され
るもので炭素数は6〜15が好ましく飽和炭化水素であ
ればよ(、その濃度は有機溶媒中に20体積%前後加え
て用いる。
該改質剤を加える理由は、ロジウムの抽出率を高めるた
めに加えた2価のハロゲン化スズ等の影響により、抽出
剤としてのジアルキルスルフィトが繰り返し使用してゆ
くと変質して、有機溶媒相と塩酸溶液相との分離をさせ
にく(する沈澱物が生成してくるのを防止させることが
でき、その作用は明らかではないが、該沈澱物を溶解さ
せることと考えられる。
めに加えた2価のハロゲン化スズ等の影響により、抽出
剤としてのジアルキルスルフィトが繰り返し使用してゆ
くと変質して、有機溶媒相と塩酸溶液相との分離をさせ
にく(する沈澱物が生成してくるのを防止させることが
でき、その作用は明らかではないが、該沈澱物を溶解さ
せることと考えられる。
有機溶媒としてはパラフィン系炭化水素でよく、例えば
5tiellsolD70等である。
5tiellsolD70等である。
2価のハロゲン化スズ及びハロゲン化銅を添加し、塩酸
濃度を調節したロジウム塩酸溶液とジアルキルスルフィ
ドを抽出剤として含有し、さらに改質剤として高級アル
コールを含有する有機溶媒を体積比で1:1−1:2で
混合し攪拌を十分に行いロジウムを抽出する。
濃度を調節したロジウム塩酸溶液とジアルキルスルフィ
ドを抽出剤として含有し、さらに改質剤として高級アル
コールを含有する有機溶媒を体積比で1:1−1:2で
混合し攪拌を十分に行いロジウムを抽出する。
以上の方法によりロジウムを抽出した有機溶媒相と分離
した塩酸溶液中にはロジウム濃度はlppm以下にする
ことができる。
した塩酸溶液中にはロジウム濃度はlppm以下にする
ことができる。
上記の方法でロジウムを抽出した有機溶媒相にはスズ及
び銅も抽出されるため、希塩酸で該ロジウムを抽出した
有機溶媒相を洗浄することで、スズ及び銅を溶離させ除
去することができる。
び銅も抽出されるため、希塩酸で該ロジウムを抽出した
有機溶媒相を洗浄することで、スズ及び銅を溶離させ除
去することができる。
スズ及び銅を溶離させるための希塩酸濃度は0.5規定
以上であればよく、6規定以上ではスズの溶離効率が低
下するので好ましくない。
以上であればよく、6規定以上ではスズの溶離効率が低
下するので好ましくない。
スズ及び銅を溶離させた有機溶媒相に硫化水素を吹き込
むか硫化ナトリウムを加えてロジウムの硫化物を生成さ
せ、沈澱となったロジウム硫化物を濾過分離し、108
3 (300aonHg) ’Cで加熱して金属ロジウ
ムとして回収分離でき、該金属ロジウムの純度は99w
t%前後で回収率は99%以上とすることができるもの
である。
むか硫化ナトリウムを加えてロジウムの硫化物を生成さ
せ、沈澱となったロジウム硫化物を濾過分離し、108
3 (300aonHg) ’Cで加熱して金属ロジウ
ムとして回収分離でき、該金属ロジウムの純度は99w
t%前後で回収率は99%以上とすることができるもの
である。
また、ロジウムを硫化物として沈澱させ分離した有機溶
媒は、繰り返し使用することができ、上記の方法によれ
ばおおむね10回の繰り返し操作に耐えられるものであ
る。
媒は、繰り返し使用することができ、上記の方法によれ
ばおおむね10回の繰り返し操作に耐えられるものであ
る。
以下、本発明に係わる実施例を記載するが、該実施例は
本発明を限定するものではない。
本発明を限定するものではない。
(実施例1)
ロジウム5g/I、鉄5g/I!、ニッケル5g/I、
亜鉛1g/I!、錫(IV)Ig/[を含む3N塩酸溶
液llに2価の塩化スズ50g及び塩化銅25gを加え
、抽出剤としてジーn−へキシルスルフィド20vo1
%と改質剤として2工チルヘキサノール20vo1%を
含むパラフィン系炭化水素である5hellsolD7
0 (シェル化学型)の有機溶媒を21加えて1時間攪
拌し静置して塩酸相と有機溶媒相とを分離した。
亜鉛1g/I!、錫(IV)Ig/[を含む3N塩酸溶
液llに2価の塩化スズ50g及び塩化銅25gを加え
、抽出剤としてジーn−へキシルスルフィド20vo1
%と改質剤として2工チルヘキサノール20vo1%を
含むパラフィン系炭化水素である5hellsolD7
0 (シェル化学型)の有機溶媒を21加えて1時間攪
拌し静置して塩酸相と有機溶媒相とを分離した。
該分離した塩酸相中のロジウムをICPにより分析した
ところ1 m g / 1であった。
ところ1 m g / 1であった。
また、有機溶媒相中にはロジウムとスズと銅が抽出され
ていた。
ていた。
該有機溶媒相に0. 5規定塩酸II!を加え1時間攪
拌し静置したのち塩酸相を分離する操作を3回繰り返し
た。
拌し静置したのち塩酸相を分離する操作を3回繰り返し
た。
上記の0.5規定塩酸相3I!中にはスズ及び銅が溶離
していただけでロジウムは検出できなかった。
していただけでロジウムは検出できなかった。
スズ及び銅を溶離させた有機溶媒相に硫化水素ガスを吹
き込みながら、70℃に加温して5時間その状態を維持
させてのち、硫化水素ガスの吹き込みを止め、放冷して
沈澱を濾過分離し、該沈澱を1200 (300mmH
g) ’Cで焼成したところロジウム99wt%の純度
のものが5.05g得られた。
き込みながら、70℃に加温して5時間その状態を維持
させてのち、硫化水素ガスの吹き込みを止め、放冷して
沈澱を濾過分離し、該沈澱を1200 (300mmH
g) ’Cで焼成したところロジウム99wt%の純度
のものが5.05g得られた。
また、沈澱を濾過分離したのちの有機溶媒相にはロジウ
ムが10ppm以下であった。
ムが10ppm以下であった。
以上の結果からロジウムの回収率は99.98%であっ
た。
た。
(比較例1)
ロジウム5g/l、鉄5 g/!!、ニッケル5g/l
、亜鉛1 gel!、錫(IV) 1g/lを含む3
N塩酸溶液1j7に、抽出剤としてジーn−へキシルス
ルフィド20vo1%含むパラフィン系炭化水素である
5hellsolD70 (シェル化学型)の有機溶媒
を21加えて5時間攪拌し静置して塩酸相と有機溶媒相
とを分離した。
、亜鉛1 gel!、錫(IV) 1g/lを含む3
N塩酸溶液1j7に、抽出剤としてジーn−へキシルス
ルフィド20vo1%含むパラフィン系炭化水素である
5hellsolD70 (シェル化学型)の有機溶媒
を21加えて5時間攪拌し静置して塩酸相と有機溶媒相
とを分離した。
該分離した塩酸相中のロジウムをICPにより分析した
ところ5g/βであった。
ところ5g/βであった。
また、有機溶媒相中にはロジウムが抽出されていなかっ
た。
た。
(実施例2)
ロジウム20 g/lを含むIN塩酸溶液に、塩化第一
スズをロジウムに対するモル比で、1.5.3.6.9
.12とし塩化銅をロジウムに対するモル比で1.5.
3.6.9.12倍とし、抽出剤としてジーn−へキシ
ルスルフィド20vo1%、2エチルヘキサノール20
vo1%含むshellsolD70 (シェル化学製
)の有機溶媒を体積比で1=1とし、それぞれ2時間震
盪させてロジウムを抽出させたところ、下記表−1のよ
うな結果であった。
スズをロジウムに対するモル比で、1.5.3.6.9
.12とし塩化銅をロジウムに対するモル比で1.5.
3.6.9.12倍とし、抽出剤としてジーn−へキシ
ルスルフィド20vo1%、2エチルヘキサノール20
vo1%含むshellsolD70 (シェル化学製
)の有機溶媒を体積比で1=1とし、それぞれ2時間震
盪させてロジウムを抽出させたところ、下記表−1のよ
うな結果であった。
(実施例3)
ロジウムとスズと銅を実施例2と同様の操作で抽出した
有機溶媒相(ロジウムおよびスズはそれぞれ0.001
モル/ d m ’含み、銅は0.00モル/ d m
’含む)よりスズ及び銅を溶離するため、希塩酸の濃
度を0.1.0.2.0.4.0.6.0.8規定とし
て体積比を1=1で60分間震置きせて溶離させたとこ
ろ40%前後スズ■ 及び銅は溶離したが、ロジウムはすべて溶離することは
なかった。
有機溶媒相(ロジウムおよびスズはそれぞれ0.001
モル/ d m ’含み、銅は0.00モル/ d m
’含む)よりスズ及び銅を溶離するため、希塩酸の濃
度を0.1.0.2.0.4.0.6.0.8規定とし
て体積比を1=1で60分間震置きせて溶離させたとこ
ろ40%前後スズ■ 及び銅は溶離したが、ロジウムはすべて溶離することは
なかった。
また、ロジウムの塩酸溶液に塩化第一スズと塩化第一銅
を加え、塩酸濃度を2.4.6.8規定にそれぞれ調整
して、抽出剤としてジーn−へキシルスルフィド20v
o1%、2エチルヘキサノール20vo1%含む5he
llsolD70(シェル化学製)の有機溶媒を体積比
でl:lとし、それぞれ2時間震盪させてロジウムとス
ズを抽出させた有機溶媒相(ロジウムおよびスズはそれ
ぞれ0.001モル/ d m ’含み、銅は0.00
モル/ d m ’含む)を0.1規定希塩酸を用いて
体積比1:1で60分間震置きて、スズ及び銅の溶離を
行ったところ、下記表−2のような結果であった。
を加え、塩酸濃度を2.4.6.8規定にそれぞれ調整
して、抽出剤としてジーn−へキシルスルフィド20v
o1%、2エチルヘキサノール20vo1%含む5he
llsolD70(シェル化学製)の有機溶媒を体積比
でl:lとし、それぞれ2時間震盪させてロジウムとス
ズを抽出させた有機溶媒相(ロジウムおよびスズはそれ
ぞれ0.001モル/ d m ’含み、銅は0.00
モル/ d m ’含む)を0.1規定希塩酸を用いて
体積比1:1で60分間震置きて、スズ及び銅の溶離を
行ったところ、下記表−2のような結果であった。
(以下余白)
表−2
(実施例4)
塩化銅を加えた量が、5g、lOg、15g、20g、
30g、とした以外は実施例Iと同様にロジウムの抽出
操作を行ったところ、下記表−3のような結果であった
。
30g、とした以外は実施例Iと同様にロジウムの抽出
操作を行ったところ、下記表−3のような結果であった
。
(実施例5)
実施例1でロジウムを硫化物として沈澱させたのち、濾
過分離した有機溶媒を用いて繰り返しロジウムの抽出、
塩酸洗浄、ロジウムを硫化物として沈澱分離する操作を
行ったところ、10回の繰り返し操作でもロジウムの抽
出率に変化はなく、塩酸溶液相と有機溶媒相の分離に妨
害するような沈澱の生成はみられなかった。
過分離した有機溶媒を用いて繰り返しロジウムの抽出、
塩酸洗浄、ロジウムを硫化物として沈澱分離する操作を
行ったところ、10回の繰り返し操作でもロジウムの抽
出率に変化はなく、塩酸溶液相と有機溶媒相の分離に妨
害するような沈澱の生成はみられなかった。
この結果から、抽出剤としてジーn−へキシルスルフィ
ド20vo1%、2エチルヘキサノール20vo1%含
む5hellsolD70 (シェル化学製)の有機溶
媒21で、ロジウムを含む塩酸溶液をlO1処理するこ
とができたことになる。
ド20vo1%、2エチルヘキサノール20vo1%含
む5hellsolD70 (シェル化学製)の有機溶
媒21で、ロジウムを含む塩酸溶液をlO1処理するこ
とができたことになる。
(比較例2)
改質剤として2エチルヘキサノールを加えなかった以外
は実施例1と同様に操作して、ロジウムを硫化物として
沈澱させ、濾過分離したのちの有機溶媒を実施例4と同
様に繰り返しロジウムの抽出、塩酸洗浄、ロジウムを硫
化物として沈澱分離する操作を行ったところ、塩酸溶液
相と有機溶媒相の分離に妨害する沈澱が生成し、操作続
行不可能となった。
は実施例1と同様に操作して、ロジウムを硫化物として
沈澱させ、濾過分離したのちの有機溶媒を実施例4と同
様に繰り返しロジウムの抽出、塩酸洗浄、ロジウムを硫
化物として沈澱分離する操作を行ったところ、塩酸溶液
相と有機溶媒相の分離に妨害する沈澱が生成し、操作続
行不可能となった。
(発明の効果)
以上の説明で明らかのように、本発明の方法によれば、
2価のハロゲン化スズをロジウムを含有する塩酸溶液に
ロジウムに対しモル比で9倍以上となるように加え、さ
らにハロゲン化銅をロジウムに対しモル比で9倍以上と
なるように加え、ジアルキルスルフィドを抽出剤として
用い、抽出剤を安定させるための改質剤として2エチル
ヘキサノール等の高級アルコールを加え、混合、攪拌し
て有機溶媒相にロジウムを短時間で抽出し、次いで、有
機溶媒相を分離し希塩酸で洗浄してのち、ロジウムを硫
化物として沈澱させ有機溶媒相から分離し、ロジウムの
硫化物は焼成して金属ロジウムとして分離回収すること
ができ、従来法では得られない回収率99%以上とする
ことができるとともに、有機溶媒を繰り返し用いること
ができるという画期的な方法である。
2価のハロゲン化スズをロジウムを含有する塩酸溶液に
ロジウムに対しモル比で9倍以上となるように加え、さ
らにハロゲン化銅をロジウムに対しモル比で9倍以上と
なるように加え、ジアルキルスルフィドを抽出剤として
用い、抽出剤を安定させるための改質剤として2エチル
ヘキサノール等の高級アルコールを加え、混合、攪拌し
て有機溶媒相にロジウムを短時間で抽出し、次いで、有
機溶媒相を分離し希塩酸で洗浄してのち、ロジウムを硫
化物として沈澱させ有機溶媒相から分離し、ロジウムの
硫化物は焼成して金属ロジウムとして分離回収すること
ができ、従来法では得られない回収率99%以上とする
ことができるとともに、有機溶媒を繰り返し用いること
ができるという画期的な方法である。
Claims (3)
- (1)卑金属を含むロジウム塩酸溶液より、ジアルキル
スルフィドを抽出剤として含有する有機溶媒を用いてロ
ジウムを抽出する方法において、該ロジウム塩酸溶液の
塩酸濃度を0.5〜12規定に調節し、2価のハロゲン
化スズをロジウムに対するモル比で1.5〜12倍及び
ハロゲン化銅をロジウムに対するモル比で1.5〜12
倍添加したのち、前記ジアルキルスルフィドを抽出剤と
して含有し、さらに改質剤として高級アルコールを含有
する有機溶媒によりロジウムを抽出し、ロジウムを抽出
した有機溶媒相を0.5規定〜1規定の希塩酸で洗浄し
たのちロジウムを硫化物として沈澱分離させることを特
徴とするロジウムの分離回収方法。 - (2)前記2価のハロゲン化スズが塩化第一スズであり
ハロゲン化銅が塩化第一銅もしくは塩化第二銅である請
求項1に記載のロジウムの分離回収方法。 - (3)前記改質剤としての高級アルコールが2エチルヘ
キサノールである請求項1に記載のロジウムの分離回収
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4826790A JPH03249143A (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | ロジウムの分離回収方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4826790A JPH03249143A (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | ロジウムの分離回収方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03249143A true JPH03249143A (ja) | 1991-11-07 |
Family
ID=12798664
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4826790A Pending JPH03249143A (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | ロジウムの分離回収方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03249143A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5201942A (en) * | 1991-11-18 | 1993-04-13 | Mcgill University | Recovery of rhodium |
| WO2014156300A1 (ja) * | 2013-03-27 | 2014-10-02 | 国立大学法人 東京大学 | ハロゲン化銅含有有機溶媒系を用いた貴金属の回収方法 |
-
1990
- 1990-02-28 JP JP4826790A patent/JPH03249143A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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