JPH0324950Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0324950Y2 JPH0324950Y2 JP1984071047U JP7104784U JPH0324950Y2 JP H0324950 Y2 JPH0324950 Y2 JP H0324950Y2 JP 1984071047 U JP1984071047 U JP 1984071047U JP 7104784 U JP7104784 U JP 7104784U JP H0324950 Y2 JPH0324950 Y2 JP H0324950Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- permanent magnet
- plunger
- center post
- valve
- magnetic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Magnetically Actuated Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、ガス遮断弁の改良に関する。
従来から、自己保持形のガス遮断弁として実公
昭47−15420号公報に開示されたものが知られて
いる。ここに自己保持形とは弁開閉の際に短時間
電流を流し、以降無電流でその動作を保持するも
のをいい、上記公報に示された遮断弁はソレノイ
ドコイルの内周側に永久磁石を挿入固着した継鉄
を配置し、前記永久磁石の磁力によつてプランジ
ヤを開弁位置に吸引保持するようになつている。
昭47−15420号公報に開示されたものが知られて
いる。ここに自己保持形とは弁開閉の際に短時間
電流を流し、以降無電流でその動作を保持するも
のをいい、上記公報に示された遮断弁はソレノイ
ドコイルの内周側に永久磁石を挿入固着した継鉄
を配置し、前記永久磁石の磁力によつてプランジ
ヤを開弁位置に吸引保持するようになつている。
上記従来技術には、プランジヤが永久磁石およ
び継鉄に対して広い面積に亘つて平面的に吸着さ
れることから吸着力が極めて強く、このためソレ
ノイドコイルに強い電流を流して大きな起磁力を
発生させないと閉弁動作しないという問題があ
る。
び継鉄に対して広い面積に亘つて平面的に吸着さ
れることから吸着力が極めて強く、このためソレ
ノイドコイルに強い電流を流して大きな起磁力を
発生させないと閉弁動作しないという問題があ
る。
本考案は以上の点に鑑み、比較的微弱で電流で
確実に作動するガス遮断弁を提供することを目的
とするもので、この目的を達成するため、弁座に
弁体を着座させてガスの流通を遮断するガス遮断
弁において、磁性体製フレームに内装されたソレ
ノイドコイルと、前記ソレノイドコイルの内周側
に配置された磁性体製センタポストと、前記セン
タポストの軸方向一端側に配置された円筒状の永
久磁石と、前記永久磁石の外周側であつて該永久
磁石と前記ソレノイドコイルの間に配置され、円
筒状を呈し、反センタポスト側端部を前記永久磁
石の反センタポスト側端部より反センタポスト側
へ突出させた非磁性体製ストツパと、前記永久磁
石およびストツパの反センタポスト側に配置さ
れ、該両部材に向けて進退し、前記センタポスト
側へ向けて開口する空間を設けた磁性体製プラン
ジヤと、前記永久磁石の内周側に配置され、前記
永久磁石の内径寸法より小さな外径寸法に設定さ
れ、前記センタポスト側の端面を前記センタポス
トの端面に接触させ、前記プランジヤ側の端部を
前記プランジヤに対して非接触の状態で前記空間
内に同軸的に挿入した磁性体製補磁棒と、前記補
磁棒のセンタポスト側端部に同軸的に一体成形さ
れ、外周面を前記永久磁石の内周面におけるセン
タポスト側の50%以下の長さに亘る部分に接触さ
せた大径部と、前記補磁棒と前記プランジヤの間
に弾装されたスプリングと、前記プランジヤに連
結され、弁座に接離する弁体と、よりなる構成と
した。
確実に作動するガス遮断弁を提供することを目的
とするもので、この目的を達成するため、弁座に
弁体を着座させてガスの流通を遮断するガス遮断
弁において、磁性体製フレームに内装されたソレ
ノイドコイルと、前記ソレノイドコイルの内周側
に配置された磁性体製センタポストと、前記セン
タポストの軸方向一端側に配置された円筒状の永
久磁石と、前記永久磁石の外周側であつて該永久
磁石と前記ソレノイドコイルの間に配置され、円
筒状を呈し、反センタポスト側端部を前記永久磁
石の反センタポスト側端部より反センタポスト側
へ突出させた非磁性体製ストツパと、前記永久磁
石およびストツパの反センタポスト側に配置さ
れ、該両部材に向けて進退し、前記センタポスト
側へ向けて開口する空間を設けた磁性体製プラン
ジヤと、前記永久磁石の内周側に配置され、前記
永久磁石の内径寸法より小さな外径寸法に設定さ
れ、前記センタポスト側の端面を前記センタポス
トの端面に接触させ、前記プランジヤ側の端部を
前記プランジヤに対して非接触の状態で前記空間
内に同軸的に挿入した磁性体製補磁棒と、前記補
磁棒のセンタポスト側端部に同軸的に一体成形さ
れ、外周面を前記永久磁石の内周面におけるセン
タポスト側の50%以下の長さに亘る部分に接触さ
せた大径部と、前記補磁棒と前記プランジヤの間
に弾装されたスプリングと、前記プランジヤに連
結され、弁座に接離する弁体と、よりなる構成と
した。
上記構成を備える本考案のガス遮断弁はつぎの
ように作用する。
ように作用する。
A 閉弁状態
プランジヤがスプリングの弾性に押し付けられ
て永久磁石から引き離された位置にあり、プラン
ジヤに連結した弁体が弁座に着座して弁が閉じら
れている。
て永久磁石から引き離された位置にあり、プラン
ジヤに連結した弁体が弁座に着座して弁が閉じら
れている。
B 開弁瞬時
ソレノイドコイルに永久磁石の磁束と同じ方向
の起磁力を発生させる電流を流すと電磁磁束と永
久磁石の磁束が複合して強力な吸引力が発生し、
この吸引力によつてプランジヤがスプリングの弾
性に抗して永久磁石側へ吸引される。複合磁束は
永久磁石からプランジヤ、フレーム、センタポス
トを経て永久磁石に戻る磁気回路にしたがつて流
れるが、電磁磁束の一部はセンタポストから補磁
棒を経てプランジヤへ入る副次的な磁気回路にし
たがつて流れ、この分、磁束の漏洩を減らしてソ
レノイドコイルに発生させる起磁力を小さくする
ことができる。
の起磁力を発生させる電流を流すと電磁磁束と永
久磁石の磁束が複合して強力な吸引力が発生し、
この吸引力によつてプランジヤがスプリングの弾
性に抗して永久磁石側へ吸引される。複合磁束は
永久磁石からプランジヤ、フレーム、センタポス
トを経て永久磁石に戻る磁気回路にしたがつて流
れるが、電磁磁束の一部はセンタポストから補磁
棒を経てプランジヤへ入る副次的な磁気回路にし
たがつて流れ、この分、磁束の漏洩を減らしてソ
レノイドコイルに発生させる起磁力を小さくする
ことができる。
C 開弁状態
開弁後、ソレノイドコイルに対する給電を停止
すると電磁磁束は消滅するが、プランジヤは永久
磁石に吸引されて開弁状態を維持する。永久磁石
の磁束は永久磁石からプランジヤ、フレーム、セ
ンタポストを経て永久磁石に戻る磁気回路にした
がつて流れるが、その一部はプランジヤから補磁
棒へ入つて永久磁石に戻る副次的な磁気回路にし
たがつて流れ、この小廻りな磁束の流れによつて
プランジヤを安定保持する。
すると電磁磁束は消滅するが、プランジヤは永久
磁石に吸引されて開弁状態を維持する。永久磁石
の磁束は永久磁石からプランジヤ、フレーム、セ
ンタポストを経て永久磁石に戻る磁気回路にした
がつて流れるが、その一部はプランジヤから補磁
棒へ入つて永久磁石に戻る副次的な磁気回路にし
たがつて流れ、この小廻りな磁束の流れによつて
プランジヤを安定保持する。
永久磁石に吸引されたプランジヤはその永久磁
石側の端部をストツパに当接し、プランジヤと永
久磁石の間にはこのストツパにより所定の間隙が
形成され、プランジヤはこの間隙を介して永久磁
石に吸引保持される。ストツパにはこのプランジ
ヤと永久磁石との間に間隙を形成する作用の外
に、開弁瞬時、プランジヤが永久磁石に衝接して
永久磁石に欠け割れを生じないように永久磁石を
保護する作用がある。
石側の端部をストツパに当接し、プランジヤと永
久磁石の間にはこのストツパにより所定の間隙が
形成され、プランジヤはこの間隙を介して永久磁
石に吸引保持される。ストツパにはこのプランジ
ヤと永久磁石との間に間隙を形成する作用の外
に、開弁瞬時、プランジヤが永久磁石に衝接して
永久磁石に欠け割れを生じないように永久磁石を
保護する作用がある。
D 閉弁瞬時
ソレノイドコイルに永久磁石の磁束と反対の方
向の起磁力を発生させる電流を流すと電磁磁束と
永久磁石の磁束が対抗して吸引力が消滅するた
め、プランジヤがスプリングの弾性によつて閉弁
動作する。プランジヤの閉弁動作はつぎの2つの
理由から微弱電流をもつて確実にかつ速やかに行
なわれる。第1に、プランジヤと永久磁石の間に
ストツパによる間隙が形成され、この間隙により
吸着時の保持力が制限されるとともに開放時のレ
スポンスが制御されるため微弱電流による速やか
な閉弁動作が可能である。第2に、閉弁瞬時、補
磁棒とプランジヤの対向部が同極となつて互いに
反発するため微弱電流による速やかな閉弁動作が
可能である。補磁棒とプランジヤの対向部はつぎ
の理由から同極となる。すなわち円筒状の永久磁
石の内周側に該永久磁石の内径寸法より小さな外
径寸法に設定された補磁棒を配し、該補磁棒のセ
ンタポスト側端部に大径部を設け、該大径部の外
周面を永久磁石の内周面におけるセンタポスト側
の50%以下の長さに亘る部分に接触させたため、
大径部は永久磁石のセンタポスト側端部と異極に
なり、補磁棒の側端部は永久磁石のプランジヤ側
端部と異極になる。一方、プランジヤは電磁磁束
の流れにしたがつて永久磁石側の端部が永久磁石
のプランジヤ側端部と同極となり、該プランジヤ
の、補磁棒のプランジヤ側端部と対向する部分は
永久磁石のプランジヤ側端部と異極になる。これ
により補磁棒のプランジヤ側端部と該端部に対向
するプランジヤ部分が同極となつて互いに軸方向
に反発するため、この分、ソレノイドコイルに流
す電流を小さくしても閉弁動作を行なうことが可
能となる。
向の起磁力を発生させる電流を流すと電磁磁束と
永久磁石の磁束が対抗して吸引力が消滅するた
め、プランジヤがスプリングの弾性によつて閉弁
動作する。プランジヤの閉弁動作はつぎの2つの
理由から微弱電流をもつて確実にかつ速やかに行
なわれる。第1に、プランジヤと永久磁石の間に
ストツパによる間隙が形成され、この間隙により
吸着時の保持力が制限されるとともに開放時のレ
スポンスが制御されるため微弱電流による速やか
な閉弁動作が可能である。第2に、閉弁瞬時、補
磁棒とプランジヤの対向部が同極となつて互いに
反発するため微弱電流による速やかな閉弁動作が
可能である。補磁棒とプランジヤの対向部はつぎ
の理由から同極となる。すなわち円筒状の永久磁
石の内周側に該永久磁石の内径寸法より小さな外
径寸法に設定された補磁棒を配し、該補磁棒のセ
ンタポスト側端部に大径部を設け、該大径部の外
周面を永久磁石の内周面におけるセンタポスト側
の50%以下の長さに亘る部分に接触させたため、
大径部は永久磁石のセンタポスト側端部と異極に
なり、補磁棒の側端部は永久磁石のプランジヤ側
端部と異極になる。一方、プランジヤは電磁磁束
の流れにしたがつて永久磁石側の端部が永久磁石
のプランジヤ側端部と同極となり、該プランジヤ
の、補磁棒のプランジヤ側端部と対向する部分は
永久磁石のプランジヤ側端部と異極になる。これ
により補磁棒のプランジヤ側端部と該端部に対向
するプランジヤ部分が同極となつて互いに軸方向
に反発するため、この分、ソレノイドコイルに流
す電流を小さくしても閉弁動作を行なうことが可
能となる。
つぎに本考案の実施例を図面にしたがつて説明
する。
する。
第1図に示すように、磁性体製のフレーム1の
内部に非磁性体製のボビン4に巻回されたソレノ
イドコイル3が固定され、ボビン4の下側に磁性
体製のフランジ16、非磁性体製のプランジヤガ
イド17、非磁性体製のブラケツト2が固定され
ている。フレーム1とフランジ16は一体成形が
可能である。ボビン4の軸孔4a内においてその
上部には磁性体製のセンタポスト8がフレーム1
の上面1aと接触するようにしてネジ7止めさ
れ、該センタポスト8の下側に円筒状の非磁性体
製ストツパ10が固定されている。ストツパ10
の内周側に円筒状の希土類永久磁石9がセンタポ
スト8に吸着することによつて固定され、該永久
磁石9の内周側に後記する補磁棒20が吸着固定
されている。ストツパ10と永久磁石9の下側に
磁性体製のプランジヤ5が上下動自在に配置さ
れ、該プランジヤ5は上面に開口する空間5aを
有して有底円筒形に成形されている。前記ストツ
パ10の下端部は永久磁石9の下端部より下側に
突出している。これによりプランジヤ5は吸着時
ストツパ10の下端面に当接して移動を停止し、
プランジヤ5と永久磁石9の間には所定の間隙A
が設定される。永久磁石9の内周側に該永久磁石
9の内径寸法より小さな外径寸法に設定され、上
端面20bをセンタポスト8の下端面に接触させ
た磁性体製の補磁棒20が配置され、該補磁棒2
0は上端に外周面20eを永久磁石9の内周面に
おけるセンタポスト8側の50%以下の長さに亘る
部分に接触させた円盤状の大径部20dを同軸的
に有して永久磁石9に吸着されている。補磁棒2
0の下端部20cはプランジヤ5に対して非接触
の状態を保つようにしてプランジヤ5の空間5a
内に同軸的に挿入されている。補磁棒20の周面
に環状の段部20aが形成され、該段部20aと
空間5aの底壁の間にプランジヤ5を押し下げる
ためのスプリング11が弾装されている。プラン
ジヤ5の下側に連結部14を介して弁ホルダ12
が接続され、該弁ホルダ12に弁座19に接離す
る弁体18が固定されている。連結部14はプラ
ンジヤ5の下面に形成した受口部に弁ホルダ12
に形成した算盤玉状の突起15と2個のOリング
13,13を嵌着したものであつて、弁体18と
弁座19の平行度の誤差をOリング13,13の
弾性によつて吸収する。
内部に非磁性体製のボビン4に巻回されたソレノ
イドコイル3が固定され、ボビン4の下側に磁性
体製のフランジ16、非磁性体製のプランジヤガ
イド17、非磁性体製のブラケツト2が固定され
ている。フレーム1とフランジ16は一体成形が
可能である。ボビン4の軸孔4a内においてその
上部には磁性体製のセンタポスト8がフレーム1
の上面1aと接触するようにしてネジ7止めさ
れ、該センタポスト8の下側に円筒状の非磁性体
製ストツパ10が固定されている。ストツパ10
の内周側に円筒状の希土類永久磁石9がセンタポ
スト8に吸着することによつて固定され、該永久
磁石9の内周側に後記する補磁棒20が吸着固定
されている。ストツパ10と永久磁石9の下側に
磁性体製のプランジヤ5が上下動自在に配置さ
れ、該プランジヤ5は上面に開口する空間5aを
有して有底円筒形に成形されている。前記ストツ
パ10の下端部は永久磁石9の下端部より下側に
突出している。これによりプランジヤ5は吸着時
ストツパ10の下端面に当接して移動を停止し、
プランジヤ5と永久磁石9の間には所定の間隙A
が設定される。永久磁石9の内周側に該永久磁石
9の内径寸法より小さな外径寸法に設定され、上
端面20bをセンタポスト8の下端面に接触させ
た磁性体製の補磁棒20が配置され、該補磁棒2
0は上端に外周面20eを永久磁石9の内周面に
おけるセンタポスト8側の50%以下の長さに亘る
部分に接触させた円盤状の大径部20dを同軸的
に有して永久磁石9に吸着されている。補磁棒2
0の下端部20cはプランジヤ5に対して非接触
の状態を保つようにしてプランジヤ5の空間5a
内に同軸的に挿入されている。補磁棒20の周面
に環状の段部20aが形成され、該段部20aと
空間5aの底壁の間にプランジヤ5を押し下げる
ためのスプリング11が弾装されている。プラン
ジヤ5の下側に連結部14を介して弁ホルダ12
が接続され、該弁ホルダ12に弁座19に接離す
る弁体18が固定されている。連結部14はプラ
ンジヤ5の下面に形成した受口部に弁ホルダ12
に形成した算盤玉状の突起15と2個のOリング
13,13を嵌着したものであつて、弁体18と
弁座19の平行度の誤差をOリング13,13の
弾性によつて吸収する。
上記構成のガス遮断弁は、パルス信号の入信に
よりコンデンサ放電をさせて弁を開閉作動させる
ものであり、弁の開閉を電圧変化(高低)によつ
て自動的に行なうことが可能なツエナダイオード
を使用することによつて自動的に開閉作動する。
作動はつぎのとおりである。
よりコンデンサ放電をさせて弁を開閉作動させる
ものであり、弁の開閉を電圧変化(高低)によつ
て自動的に行なうことが可能なツエナダイオード
を使用することによつて自動的に開閉作動する。
作動はつぎのとおりである。
A 閉弁状態
プランジヤ5がスプリング11に押し下げられ
てストロークの下限に位置し、プランジヤ5に連
結した弁体18が弁座19に着座して弁が閉じら
れている。
てストロークの下限に位置し、プランジヤ5に連
結した弁体18が弁座19に着座して弁が閉じら
れている。
B 開弁瞬時
ソレノイドコイル3に永久磁石9の磁束と同じ
方向の起磁力を発生させる電流を流すと電磁磁束
と永久磁石の磁束が複合して強力な吸引力が発生
し、この吸引力によつてプランジヤ5がスプリン
グ11の弾性に抗して引き上げられる。複合磁束
は永久磁石9からプランジヤ5、フランジ16、
フレーム1、センタポスト8を経て永久磁石9に
戻る磁気回路にしたがつて流れるが、電磁磁束の
一部はセンタポスト8から補磁棒20を経てプラ
ンジヤ5へ入る副次的な磁気回路にしたがつて流
れ、この分、磁束の漏洩を減らしてソレノイドコ
イル3に発生させる起磁力を小さくし、ソレノイ
ドコイル3に流す電流を微弱なものとすることが
できる。
方向の起磁力を発生させる電流を流すと電磁磁束
と永久磁石の磁束が複合して強力な吸引力が発生
し、この吸引力によつてプランジヤ5がスプリン
グ11の弾性に抗して引き上げられる。複合磁束
は永久磁石9からプランジヤ5、フランジ16、
フレーム1、センタポスト8を経て永久磁石9に
戻る磁気回路にしたがつて流れるが、電磁磁束の
一部はセンタポスト8から補磁棒20を経てプラ
ンジヤ5へ入る副次的な磁気回路にしたがつて流
れ、この分、磁束の漏洩を減らしてソレノイドコ
イル3に発生させる起磁力を小さくし、ソレノイ
ドコイル3に流す電流を微弱なものとすることが
できる。
C 開弁状態
開弁後、ソレノイドコイル3に対する給電を停
止すると電磁磁束は消滅するが、プランジヤ5は
永久磁石9に吸引されて開弁状態を維持する。永
久磁石9の磁束は永久磁石9からプランジヤ5、
フランジ16、フレーム1、センタポスト8を経
て永久磁石9に戻る磁気回路にしたがつて流れる
が、その一部はプランジヤ5から補磁棒20へ入
つて永久磁石9に戻る副次的な磁気回路にしたが
つて流れ、この小廻りな磁束の流れによつてプラ
ンジヤ5を安定保持する。
止すると電磁磁束は消滅するが、プランジヤ5は
永久磁石9に吸引されて開弁状態を維持する。永
久磁石9の磁束は永久磁石9からプランジヤ5、
フランジ16、フレーム1、センタポスト8を経
て永久磁石9に戻る磁気回路にしたがつて流れる
が、その一部はプランジヤ5から補磁棒20へ入
つて永久磁石9に戻る副次的な磁気回路にしたが
つて流れ、この小廻りな磁束の流れによつてプラ
ンジヤ5を安定保持する。
D 閉弁瞬時
ソレノイドコイル3に永久磁石9の磁束と反対
の方向の起磁力を発生させる電流を流すと電磁磁
束と永久磁石の磁束が対抗して吸引力が消滅する
ため、プランジヤ5がスプリング11の弾性によ
つて押し下げられる。このプランジヤ5の閉弁動
作はつぎの2つの理由から微弱電流をもつて確実
にかつ速やかに行なわれる。第1に、プランジヤ
5と永久磁石9の間にストツパ10による間隙A
が形成され、この間隙Aにより吸着時の保持力が
制限されるとともに開放時のレスポンスが制御さ
れるため微弱電流による速やかな閉弁動作が可能
となる。第2に、閉弁瞬時、補磁棒20とプラン
ジヤ5の対向部が同極となつて互いに反発するた
め微弱電流による速やかな閉弁動作が可能とな
る。補磁棒20とプランジヤ5の対向部はつぎの
理由から同極となる。すなわち補磁棒20の上端
に大径部20dを設けて該大径部20dの外周面
20eを永久磁石9の内周面におけるセンタポス
ト8側の50%以下の長さに亘る部分(S極)と接
触させたため、補磁棒20は上端の大径部20d
においてN極、下端部20cにおいてS極とな
る。一方、プランジヤ5は電磁磁束の流れにした
がつて上端部においてN極、下端部においてS極
となる。これにより補磁棒20の下端部20cと
該下端部20cに対向するプランジヤ5の空間5
a底壁部分が同極(S極)となつて互いに上下に
反発するため、この分、ソレノイドコイル3に流
す電流を小さくしても閉弁動作を行なうことが可
能となる。
の方向の起磁力を発生させる電流を流すと電磁磁
束と永久磁石の磁束が対抗して吸引力が消滅する
ため、プランジヤ5がスプリング11の弾性によ
つて押し下げられる。このプランジヤ5の閉弁動
作はつぎの2つの理由から微弱電流をもつて確実
にかつ速やかに行なわれる。第1に、プランジヤ
5と永久磁石9の間にストツパ10による間隙A
が形成され、この間隙Aにより吸着時の保持力が
制限されるとともに開放時のレスポンスが制御さ
れるため微弱電流による速やかな閉弁動作が可能
となる。第2に、閉弁瞬時、補磁棒20とプラン
ジヤ5の対向部が同極となつて互いに反発するた
め微弱電流による速やかな閉弁動作が可能とな
る。補磁棒20とプランジヤ5の対向部はつぎの
理由から同極となる。すなわち補磁棒20の上端
に大径部20dを設けて該大径部20dの外周面
20eを永久磁石9の内周面におけるセンタポス
ト8側の50%以下の長さに亘る部分(S極)と接
触させたため、補磁棒20は上端の大径部20d
においてN極、下端部20cにおいてS極とな
る。一方、プランジヤ5は電磁磁束の流れにした
がつて上端部においてN極、下端部においてS極
となる。これにより補磁棒20の下端部20cと
該下端部20cに対向するプランジヤ5の空間5
a底壁部分が同極(S極)となつて互いに上下に
反発するため、この分、ソレノイドコイル3に流
す電流を小さくしても閉弁動作を行なうことが可
能となる。
上記構成のガス遮断弁は次の効果を奏する。
開弁瞬時、電磁磁束の一部を補磁棒20を介
してプランジヤ5へ流すようにしたため、磁束
の漏洩を減らしてソレノイドコイル3に発生さ
せる起磁力を小さくすることができ、これに伴
つて開弁動作に必要とされる電力量を減らすこ
とができる。
してプランジヤ5へ流すようにしたため、磁束
の漏洩を減らしてソレノイドコイル3に発生さ
せる起磁力を小さくすることができ、これに伴
つて開弁動作に必要とされる電力量を減らすこ
とができる。
ストツパ10の下端部を永久磁石9の下端部
より下側へ突出させて、開弁瞬時、プランジヤ
5がストツパ10に当接するようにしたため、
プランジヤ5が材質的に脆弱な永久磁石9に直
接衝接して永久磁石9に欠け割れが生じるのを
防止することができる。ストツパ10の下端部
は第2図に示すように内径方向へ屈曲して端片
10aとしても良く、この場合はセンタポスト
8と端片10aによつて永久磁石9を上下方向
に挟持するため、プランジヤ5がストツパ10
に衝接したときにその振動によつて永久磁石9
がセンタポスト8から離れて落下するのを防止
することができる。
より下側へ突出させて、開弁瞬時、プランジヤ
5がストツパ10に当接するようにしたため、
プランジヤ5が材質的に脆弱な永久磁石9に直
接衝接して永久磁石9に欠け割れが生じるのを
防止することができる。ストツパ10の下端部
は第2図に示すように内径方向へ屈曲して端片
10aとしても良く、この場合はセンタポスト
8と端片10aによつて永久磁石9を上下方向
に挟持するため、プランジヤ5がストツパ10
に衝接したときにその振動によつて永久磁石9
がセンタポスト8から離れて落下するのを防止
することができる。
プランジヤ5と永久磁石9の間にストツパ1
0によつて間隙Aを形成し、また閉弁瞬時に補
磁棒20とプランジヤ5とが互いに反発するよ
うにしたため、閉弁動作に必要とされる電力量
を減らすことができる。
0によつて間隙Aを形成し、また閉弁瞬時に補
磁棒20とプランジヤ5とが互いに反発するよ
うにしたため、閉弁動作に必要とされる電力量
を減らすことができる。
開弁動作および閉弁動作に必要とされる電力
量が低減されることに伴つてソレノイドコイル
3に小型のものを使用可能となり、また従来と
同じ電力量を供給した場合にはオリフイスの口
径を大きくし、プランジヤ5のストロークを長
くすることができる。
量が低減されることに伴つてソレノイドコイル
3に小型のものを使用可能となり、また従来と
同じ電力量を供給した場合にはオリフイスの口
径を大きくし、プランジヤ5のストロークを長
くすることができる。
本考案のガス遮断弁は以上の構成と作用によつ
て次の効果を奏する。
て次の効果を奏する。
開弁瞬時、電磁磁束の一部を補磁棒を介して
プランジヤへ流すようにしたため、磁束の漏洩
を減らしてソレノイドコイルに発生させる起磁
力を小さくすることができ、これに伴つて開弁
動作に必要とされる電力量を減らすことができ
る。
プランジヤへ流すようにしたため、磁束の漏洩
を減らしてソレノイドコイルに発生させる起磁
力を小さくすることができ、これに伴つて開弁
動作に必要とされる電力量を減らすことができ
る。
ストツパのプランジヤ側端部を永久磁石のプ
ランジヤ側端部よりプランジヤ側へ突出させ
て、開弁瞬時、プランジヤがストツパに当接す
るようにしたため、プランジヤが材質的に脆弱
な永久磁石に直接衝接して永久磁石に欠け割れ
が生じるのを防止することができる。
ランジヤ側端部よりプランジヤ側へ突出させ
て、開弁瞬時、プランジヤがストツパに当接す
るようにしたため、プランジヤが材質的に脆弱
な永久磁石に直接衝接して永久磁石に欠け割れ
が生じるのを防止することができる。
プランジヤと永久磁石の間にストツパによつ
て間隙を形成し、また閉弁瞬時に補磁棒とプラ
ンジヤとが互いに反発するようにしたため、閉
弁動作に必要とされる電力量を減らすことがで
きる。
て間隙を形成し、また閉弁瞬時に補磁棒とプラ
ンジヤとが互いに反発するようにしたため、閉
弁動作に必要とされる電力量を減らすことがで
きる。
開弁動作および閉弁動作に必要とされる電力
量が低減されることに伴つて小型のソレノイド
コイルを使用可能となり、また従来と同じ電力
量を供給した場合にはオリフイスの口径を大き
くし、プランジヤのストロークを長くすること
ができる。
量が低減されることに伴つて小型のソレノイド
コイルを使用可能となり、また従来と同じ電力
量を供給した場合にはオリフイスの口径を大き
くし、プランジヤのストロークを長くすること
ができる。
第1図は本考案の実施例に係るガス遮断弁の断
面図、第2図は本考案の他の実施例に係るガス遮
断弁の断面図である。 1……フレーム、1a……上面、2……ブラケ
ツト、3……ソレノイドコイル、4……ボビン、
4a……軸孔、5……プランジヤ、5a……空
間、7……ネジ、8……センタポスト、9……永
久磁石、10……ストツパ、10a……端片、1
1……スプリング、12……弁ホルダ、13……
Oリング、14……連結部、15……突起、16
……フランジ、17……プランジヤガイド、18
……弁体、19……弁座、20……補磁棒、20
a……段部、20b……上端面(センタポスト側
端面)、20c……下端部(プランジヤ側端部)、
20d……大径部、20e……外周面、A……間
隙。
面図、第2図は本考案の他の実施例に係るガス遮
断弁の断面図である。 1……フレーム、1a……上面、2……ブラケ
ツト、3……ソレノイドコイル、4……ボビン、
4a……軸孔、5……プランジヤ、5a……空
間、7……ネジ、8……センタポスト、9……永
久磁石、10……ストツパ、10a……端片、1
1……スプリング、12……弁ホルダ、13……
Oリング、14……連結部、15……突起、16
……フランジ、17……プランジヤガイド、18
……弁体、19……弁座、20……補磁棒、20
a……段部、20b……上端面(センタポスト側
端面)、20c……下端部(プランジヤ側端部)、
20d……大径部、20e……外周面、A……間
隙。
Claims (1)
- 弁座19に弁体18を着座させてガスの流通を
遮断するガス遮断弁において、磁性体製フレーム
1に内装されたソレノイドコイル3と、前記ソレ
ノイドコイル3の内周側に配置された磁性体製セ
ンタポスト8と、前記センタポスト8の軸方向一
端側に配置された円筒状の永久磁石9と、前記永
久磁石9の外周側であつて該永久磁石9と前記ソ
レノイドコイル3の間に配置され、円筒状を呈
し、反センタポスト8側端部を前記永久磁石9の
反センタポスト8側端部より反センタポスト8側
へ突出させた非磁性体製ストツパ10と、前記永
久磁石9およびストツパ10の反センタポスト8
側に配置され、該両部材9,10に向けて進退
し、前記センタポスト8側へ向けて開口する空間
5aを設けた磁性体製プランジヤ5と、前記永久
磁石9の内周側に配置され、前記永久磁石9の内
径寸法より小さな外径寸法に設定され、前記セン
タポスト8側の端面20bを前記センタポスト8
の端面に接触させ、前記プランジヤ5側の端部2
0cを前記プランジヤ5に対して非接触の状態で
前記空間5a内に同軸的に挿入した磁性体製補磁
棒20と、前記補磁棒20のセンタポスト8側端
部に同軸的に一体成形され、外周面20eを前記
永久磁石9の内周面におけるセンタポスト8側の
50%以下の長さに亘る部分に接触させた大径部2
0dと、前記補磁棒20と前記プランジヤ5の間
に弾装されたスプリング11と、前記プランジヤ
5に連結され、弁座19に接離する弁体18と、
よりなるガス遮断弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7104784U JPS60184471U (ja) | 1984-05-17 | 1984-05-17 | ガス遮断弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7104784U JPS60184471U (ja) | 1984-05-17 | 1984-05-17 | ガス遮断弁 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60184471U JPS60184471U (ja) | 1985-12-06 |
| JPH0324950Y2 true JPH0324950Y2 (ja) | 1991-05-30 |
Family
ID=30608186
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7104784U Granted JPS60184471U (ja) | 1984-05-17 | 1984-05-17 | ガス遮断弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60184471U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6722628B1 (en) * | 2003-02-06 | 2004-04-20 | Sturman Industries, Inc. | Miniature poppet valve assembly |
| JP5776497B2 (ja) * | 2011-10-31 | 2015-09-09 | 株式会社デンソー | ポペットバルブ |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4715420U (ja) * | 1971-03-20 | 1972-10-23 | ||
| JPS5413016U (ja) * | 1977-06-29 | 1979-01-27 | ||
| JPS5722480A (en) * | 1980-07-16 | 1982-02-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Coil driving type gas proportional control valve |
| JPS5972378U (ja) * | 1982-11-06 | 1984-05-16 | 太平洋工業株式会社 | 電磁弁 |
-
1984
- 1984-05-17 JP JP7104784U patent/JPS60184471U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60184471U (ja) | 1985-12-06 |
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