JPH0325236B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0325236B2 JPH0325236B2 JP63045469A JP4546988A JPH0325236B2 JP H0325236 B2 JPH0325236 B2 JP H0325236B2 JP 63045469 A JP63045469 A JP 63045469A JP 4546988 A JP4546988 A JP 4546988A JP H0325236 B2 JPH0325236 B2 JP H0325236B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- iron
- wastewater
- contact material
- metal
- treatment tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Removal Of Specific Substances (AREA)
- Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、無機性汚濁物質を主体とする燐含有
排水処理方法に関し、特に、脱燐即ち燐除去を行
う自動車工場、鉄鋼等金属製品製造工場、塗装工
場及びアルミニウム製品工場等における金属表面
処理工程や塗装工程などから排出される排水の処
理方法に関する。
排水処理方法に関し、特に、脱燐即ち燐除去を行
う自動車工場、鉄鋼等金属製品製造工場、塗装工
場及びアルミニウム製品工場等における金属表面
処理工程や塗装工程などから排出される排水の処
理方法に関する。
近時、湖沼等の富栄養化対策の一つとして、排
水中の、ポリ燐酸、オリト燐酸、メタ燐酸、ピロ
燐酸等の燐酸或いはこれらの塩類等の燐を除去す
ることが必要となつてきている。
水中の、ポリ燐酸、オリト燐酸、メタ燐酸、ピロ
燐酸等の燐酸或いはこれらの塩類等の燐を除去す
ることが必要となつてきている。
この場合、無機性汚濁物質を主体とする燐含有
排水の燐除去については、金属塩又は石灰等によ
る凝集沈殿法及び金属塩凝集浮上法等が行われて
いる。
排水の燐除去については、金属塩又は石灰等によ
る凝集沈殿法及び金属塩凝集浮上法等が行われて
いる。
上記のような燐除去方法において、凝集沈殿法
は、専ら、凝集剤の凝集作用によるために、凝集
剤の注入が不可欠であるが、排水の流入量が一定
しないために、凝集剤の適量注入が難しく、凝集
処理が不安定となり、燐の除去率も低くなるため
に、多量の凝集剤を必要とするので、ランニング
コストが上昇し、運転管理も面倒となる。さら
に、この場合、凝集沈殿により汚泥の発生量が多
くなり、その脱水性も悪いので問題とされてい
る。
は、専ら、凝集剤の凝集作用によるために、凝集
剤の注入が不可欠であるが、排水の流入量が一定
しないために、凝集剤の適量注入が難しく、凝集
処理が不安定となり、燐の除去率も低くなるため
に、多量の凝集剤を必要とするので、ランニング
コストが上昇し、運転管理も面倒となる。さら
に、この場合、凝集沈殿により汚泥の発生量が多
くなり、その脱水性も悪いので問題とされてい
る。
本発明は、従来における金属塩又は石灰等によ
る凝集沈殿法及び金属塩凝集浮上法などによる排
水処理を行う場合の脱燐に係る問題点を解決する
ことを目的としている。
る凝集沈殿法及び金属塩凝集浮上法などによる排
水処理を行う場合の脱燐に係る問題点を解決する
ことを目的としている。
本発明は、安定した効果的な脱燐が行える電気
化学的脱燐法による無機性汚濁物質を主体とする
燐含有排水処理方法を提供することを目的とす
る。
化学的脱燐法による無機性汚濁物質を主体とする
燐含有排水処理方法を提供することを目的とす
る。
すなわち、本発明は、排水が流入する処理槽内
に金属鉄接触材を浸漬させ、金属鉄接触材表面の
撹拌流速を10乃至20センチメートル/秒の範囲の
流れとさせながら、処理槽内の溶存酸素濃度を1
乃至3.2ミリグラム/リツトル、酸化還元電位を
−200乃至−400ミリボルト及びPH7.3乃至7.5の範
囲内で、金属鉄接触材表面の酸素濃淡電池による
電気化学的鉄腐食を利用して、金属鉄接触材から
鉄イオンを溶出させ、この金属鉄接触材面より溶
出した鉄イオンと排水中の燐酸イオンを結合さ
せ、不溶性燐酸鉄塩として排水中の燐除去を行う
ことを特徴とする無機性汚濁物質を主体とする燐
含有排水処理方法にある。
に金属鉄接触材を浸漬させ、金属鉄接触材表面の
撹拌流速を10乃至20センチメートル/秒の範囲の
流れとさせながら、処理槽内の溶存酸素濃度を1
乃至3.2ミリグラム/リツトル、酸化還元電位を
−200乃至−400ミリボルト及びPH7.3乃至7.5の範
囲内で、金属鉄接触材表面の酸素濃淡電池による
電気化学的鉄腐食を利用して、金属鉄接触材から
鉄イオンを溶出させ、この金属鉄接触材面より溶
出した鉄イオンと排水中の燐酸イオンを結合さ
せ、不溶性燐酸鉄塩として排水中の燐除去を行う
ことを特徴とする無機性汚濁物質を主体とする燐
含有排水処理方法にある。
本発明においては、処理槽内に浸漬される金属
鉄接触材としては、鉄製板状体、鉄製粒状体、鉄
製網状体、鉄製管状体、鉄製棒状体、鉄製円板等
の金属鉄接触材を使用することができる。鉄イオ
ンの溶出は、金属鉄接触材の表面積に比例するの
で、金属鉄接触材としては、接触表面積ができる
限り大きい形状の接触材を使用するのが好まし
い。
鉄接触材としては、鉄製板状体、鉄製粒状体、鉄
製網状体、鉄製管状体、鉄製棒状体、鉄製円板等
の金属鉄接触材を使用することができる。鉄イオ
ンの溶出は、金属鉄接触材の表面積に比例するの
で、金属鉄接触材としては、接触表面積ができる
限り大きい形状の接触材を使用するのが好まし
い。
さらに、この金属鉄接触材の処理槽内の浸漬位
置は、溶存酸素濃度が1乃至3.2mg/範囲内の
槽の前段の部位に浸漬するのが好ましい。
置は、溶存酸素濃度が1乃至3.2mg/範囲内の
槽の前段の部位に浸漬するのが好ましい。
本発明においては、鉄の腐蝕条件の最適領域内
になるよう金属鉄接触材を浸漬することが必要で
あり、鉄の不動態域を避けて、溶存酸素濃度、酸
化還元電位が決定される。よつて、腐食による鉄
イオン溶出条件としては、溶存酸素濃度は1乃至
3.2mg/、酸化還元電位は−200乃至−400mV
とする。この範囲に入らない場合は、金属鉄は不
動態域に入り、表面に酸化鉄被膜が形成されて、
鉄イオンの溶出が激減するので好ましくない。
になるよう金属鉄接触材を浸漬することが必要で
あり、鉄の不動態域を避けて、溶存酸素濃度、酸
化還元電位が決定される。よつて、腐食による鉄
イオン溶出条件としては、溶存酸素濃度は1乃至
3.2mg/、酸化還元電位は−200乃至−400mV
とする。この範囲に入らない場合は、金属鉄は不
動態域に入り、表面に酸化鉄被膜が形成されて、
鉄イオンの溶出が激減するので好ましくない。
金属鉄接触材表面の撹拌流速が適切でない状態
では、金属鉄接触材面に燐酸鉄塩、燐酸カルシウ
ム等の化合物を晶析し、被覆膜ができて鉄イオン
の溶出反応を阻害するので、金属鉄接触材表面の
撹拌流速を10cm/sec乃至20cm/secに設定し、腐
食が進んで鉄イオンが溶出し易く、かつ、鉄イオ
ンと排水中の燐酸イオンが速やかに反応して不溶
性燐酸鉄塩となることを促進させる。
では、金属鉄接触材面に燐酸鉄塩、燐酸カルシウ
ム等の化合物を晶析し、被覆膜ができて鉄イオン
の溶出反応を阻害するので、金属鉄接触材表面の
撹拌流速を10cm/sec乃至20cm/secに設定し、腐
食が進んで鉄イオンが溶出し易く、かつ、鉄イオ
ンと排水中の燐酸イオンが速やかに反応して不溶
性燐酸鉄塩となることを促進させる。
本発明において、PHは7.3乃至7.5の範囲内に保
たれる。排水のPH値が高くて、鉄が溶解し難い場
合には、排水の電気伝導度を上昇して鉄の溶解を
促進させるように、排水中に塩化ナトリウムを添
加するのが好ましい。
たれる。排水のPH値が高くて、鉄が溶解し難い場
合には、排水の電気伝導度を上昇して鉄の溶解を
促進させるように、排水中に塩化ナトリウムを添
加するのが好ましい。
本発明は、処理槽内に金属鉄接触材を浸漬する
と共に、浸漬された金属鉄接触材表面の排水の撹
拌流の流速を10乃至20cm/secの範囲とさせて、
金属鉄接触材の最適腐食条件下での酸素濃淡電池
による腐食により、反応に適した量の鉄イオンの
溶出を行うので、溶出された鉄イオンと排水中の
燐酸イオンが反応して難溶性の燐酸鉄塩、例え
ば、アモルフアス燐酸鉄塩を形成し、汚泥と共に
沈殿させて排水中の燐除去を行う。
と共に、浸漬された金属鉄接触材表面の排水の撹
拌流の流速を10乃至20cm/secの範囲とさせて、
金属鉄接触材の最適腐食条件下での酸素濃淡電池
による腐食により、反応に適した量の鉄イオンの
溶出を行うので、溶出された鉄イオンと排水中の
燐酸イオンが反応して難溶性の燐酸鉄塩、例え
ば、アモルフアス燐酸鉄塩を形成し、汚泥と共に
沈殿させて排水中の燐除去を行う。
このような本発明の電気化学的脱燐法による
と、排水の流入条件の変動に対して緩衝力が強
く、安定した処理機能を保つことができる。
と、排水の流入条件の変動に対して緩衝力が強
く、安定した処理機能を保つことができる。
また、この場合、排水中に溶出した鉄イオン
が、アルカリ度の消費を抑え、PHを至適範囲内に
保つので、従来の排水の脱燐法に比して、燐除去
率を大巾に向上することができる。
が、アルカリ度の消費を抑え、PHを至適範囲内に
保つので、従来の排水の脱燐法に比して、燐除去
率を大巾に向上することができる。
以下に、添付図面を参照して本発明の実施の態
様の一例を説明するが、本発明は、以下の説明及
び例示によつて何ら制限されるものではない。
様の一例を説明するが、本発明は、以下の説明及
び例示によつて何ら制限されるものではない。
第1図は、本発明の一実施例に係る排水処理装
置の概略的な流れ図であり、第2図は、他の一実
施例についての流れ図であり、単一槽による回分
式の例を示す。
置の概略的な流れ図であり、第2図は、他の一実
施例についての流れ図であり、単一槽による回分
式の例を示す。
第3図は、第1図に示す排水処理装置における
平板状鋼製接触材に対する燐負荷と燐除去率の関
係図である。
平板状鋼製接触材に対する燐負荷と燐除去率の関
係図である。
第1図において、1は排水処理槽、2は排水処
理槽1内底部に配置された曝気装置、3は処理槽
1内に適切な間隔で浸漬された複数の平板状鋼製
接触材を示す。4は排水処理槽1の混合液を固液
分離するための沈殿槽、5は排水処理槽1の混合
液を沈殿槽へ移送する移送管、6は沈殿槽の上澄
液を排出する排出管である。
理槽1内底部に配置された曝気装置、3は処理槽
1内に適切な間隔で浸漬された複数の平板状鋼製
接触材を示す。4は排水処理槽1の混合液を固液
分離するための沈殿槽、5は排水処理槽1の混合
液を沈殿槽へ移送する移送管、6は沈殿槽の上澄
液を排出する排出管である。
排水処理槽1に流入された排水は、排水処理槽
1と沈殿槽4と組合わされた装置で、燐、COD、
SS(浮遊物質)が除去され、沈殿槽4で、混合液
は上澄液と汚泥に沈殿分離され、上澄液は排出管
6より排出される。沈殿槽4で沈殿分離された汚
泥は系外に適宜引き抜かれる。
1と沈殿槽4と組合わされた装置で、燐、COD、
SS(浮遊物質)が除去され、沈殿槽4で、混合液
は上澄液と汚泥に沈殿分離され、上澄液は排出管
6より排出される。沈殿槽4で沈殿分離された汚
泥は系外に適宜引き抜かれる。
本発明の一実施例の処理装置によつて、燐除去
についての比較実験を行つた。
についての比較実験を行つた。
金属製品製造工場排水中の燐濃度が8乃至17
mg/の時、本例において、溶存酸素濃度を1.5
mg/、酸化還元電位を−200mV、PH値を7.3、
撹拌流速を13cm/秒、燐負荷が1.0g/m2・dで
実験を行つた。石炭凝集沈殿法の場合、流入変動
により、燐除去率が30乃至80%と不安定であり、
一方、平板状鋼製接触材を浸漬させた場合は、処
理水中の燐濃度は常に1mg/以下、燐除去率が
90%以上で汚泥の凝集性が良くなり、COD及び
SSの除去率もきわめて高くなるとともに、透視
度も50度以上となり良好な結果が得られた。
mg/の時、本例において、溶存酸素濃度を1.5
mg/、酸化還元電位を−200mV、PH値を7.3、
撹拌流速を13cm/秒、燐負荷が1.0g/m2・dで
実験を行つた。石炭凝集沈殿法の場合、流入変動
により、燐除去率が30乃至80%と不安定であり、
一方、平板状鋼製接触材を浸漬させた場合は、処
理水中の燐濃度は常に1mg/以下、燐除去率が
90%以上で汚泥の凝集性が良くなり、COD及び
SSの除去率もきわめて高くなるとともに、透視
度も50度以上となり良好な結果が得られた。
さらに、本発明の方法を実施するためのもう一
つの排水処理装置の例について述べる。
つの排水処理装置の例について述べる。
第2図において、8は排水処理槽で、バツフル
9は、排水が流入される流入ゾーン10と前記排
水の処理ゾーン11とを仕切つている。12は上
澄液排出装置であり、排水処理槽8の排出側端部
に支軸13を介して上下動可能に設けられてお
り、上澄液排出装置12は、排出工程時に上澄液
を排出しながら液面とともに下降する。14は排
水処理槽8内の底部に配置されて排水処理槽8内
に空気を噴出するための曝気装置である。本例に
おいては、気液混合液を噴射するジエツトエアレ
ーシヨン装置が、目詰りしにくく、排水処理槽混
合液のみを噴射することにより、撹拌も行えるの
で、曝気装置14として使用されている。7は、
排水処理槽8内の処理ゾーン11に適切な間隔で
浸漬されている平板状鋼製接触材である。排水処
理槽8は、溶存酸素の濃度に応じて、曝気工程、
撹拌工程、沈殿工程、排出工程を順次繰り返すよ
うに運転制御される。
9は、排水が流入される流入ゾーン10と前記排
水の処理ゾーン11とを仕切つている。12は上
澄液排出装置であり、排水処理槽8の排出側端部
に支軸13を介して上下動可能に設けられてお
り、上澄液排出装置12は、排出工程時に上澄液
を排出しながら液面とともに下降する。14は排
水処理槽8内の底部に配置されて排水処理槽8内
に空気を噴出するための曝気装置である。本例に
おいては、気液混合液を噴射するジエツトエアレ
ーシヨン装置が、目詰りしにくく、排水処理槽混
合液のみを噴射することにより、撹拌も行えるの
で、曝気装置14として使用されている。7は、
排水処理槽8内の処理ゾーン11に適切な間隔で
浸漬されている平板状鋼製接触材である。排水処
理槽8は、溶存酸素の濃度に応じて、曝気工程、
撹拌工程、沈殿工程、排出工程を順次繰り返すよ
うに運転制御される。
まず、排水処理槽8内の流入ゾーン10に排水
が流入される。この流入された排水は排水処理槽
8内で燐とともにCOD及びSSが除去される。曝
気工程では溶存酸素濃度が1.5mg/となつたと
ころで、曝気が停止されて、撹拌工程に移行す
る。
が流入される。この流入された排水は排水処理槽
8内で燐とともにCOD及びSSが除去される。曝
気工程では溶存酸素濃度が1.5mg/となつたと
ころで、曝気が停止されて、撹拌工程に移行す
る。
そして、沈殿工程では懸濁物質が排水処理槽8
内に沈殿し、次の排出工程では、上澄液が上澄液
排出装置12から排出される。そして、余剰汚泥
が適宜引き抜かれる。
内に沈殿し、次の排出工程では、上澄液が上澄液
排出装置12から排出される。そして、余剰汚泥
が適宜引き抜かれる。
また、排水処理槽内へ浸漬する平板状鋼製接触
材の枚数を変化させ、平板状鋼製接触材表面積に
対する燐負荷と燐除去率の関係を調べた結果を第
3図に示す。これより、安定した燐除去を行うに
は、平板状鋼製接触材表面積に対する燐負荷を
0.3乃至1.0g/m2日の範囲内にする必要があるこ
とがわかる。
材の枚数を変化させ、平板状鋼製接触材表面積に
対する燐負荷と燐除去率の関係を調べた結果を第
3図に示す。これより、安定した燐除去を行うに
は、平板状鋼製接触材表面積に対する燐負荷を
0.3乃至1.0g/m2日の範囲内にする必要があるこ
とがわかる。
本発明においては、排水処理槽内に金属鉄接触
材を浸漬し、金属鉄接触材表面に、10乃至20cm/
secの範囲の撹拌流速の流れを与えながら、溶存
酸素濃度及び酸化還元電位を制御して、金属鉄の
至適腐食条件を保ち、酸素濃淡電池による電気化
学的腐食を行つているので、金属鉄接触材面の腐
食を進行させ、鉄イオンの溶出が促進され、鉄イ
オンと排水中の燐酸イオンと結合する機会が多く
なつて、溶出した鉄イオンと排水中の燐酸イオン
とが効率的に反応して、不溶性燐酸鉄塩例えば、
アモルフアス燐酸鉄を形成して再溶出し難くなる
ことにより、燐除去率が高くなり、かつ安定する
ことになる。このため、本発明による排水処理方
法では、従来の金属塩又は石灰凝集沈殿法、酸化
池法等の燐除去率が、20内至80%と不安定である
のに対し、コンスタントに80乃至90%と大巾に燐
除去率が向上するとともに維持管理が容易で、発
生汚泥量も少ないといつた顕著な効果がみられ
る。
材を浸漬し、金属鉄接触材表面に、10乃至20cm/
secの範囲の撹拌流速の流れを与えながら、溶存
酸素濃度及び酸化還元電位を制御して、金属鉄の
至適腐食条件を保ち、酸素濃淡電池による電気化
学的腐食を行つているので、金属鉄接触材面の腐
食を進行させ、鉄イオンの溶出が促進され、鉄イ
オンと排水中の燐酸イオンと結合する機会が多く
なつて、溶出した鉄イオンと排水中の燐酸イオン
とが効率的に反応して、不溶性燐酸鉄塩例えば、
アモルフアス燐酸鉄を形成して再溶出し難くなる
ことにより、燐除去率が高くなり、かつ安定する
ことになる。このため、本発明による排水処理方
法では、従来の金属塩又は石灰凝集沈殿法、酸化
池法等の燐除去率が、20内至80%と不安定である
のに対し、コンスタントに80乃至90%と大巾に燐
除去率が向上するとともに維持管理が容易で、発
生汚泥量も少ないといつた顕著な効果がみられ
る。
また、本発明においては、さらに、一般的な凝
集沈殿法で鉄塩により排水中の燐除去を行うに
は、理論的な必要量の3乃至5倍程度の添加が必
要であるが、本発明では制御された最適な条件下
で、腐食によつて鉄イオンを溶出させ、直ちに排
水中の燐酸イオンと効果的に反応させるので、鉄
イオンの必要量が略理論量で足り、経済的でかつ
運転が容易である。
集沈殿法で鉄塩により排水中の燐除去を行うに
は、理論的な必要量の3乃至5倍程度の添加が必
要であるが、本発明では制御された最適な条件下
で、腐食によつて鉄イオンを溶出させ、直ちに排
水中の燐酸イオンと効果的に反応させるので、鉄
イオンの必要量が略理論量で足り、経済的でかつ
運転が容易である。
また、従来の凝集沈殿法による排水処理装置で
は、流入条件の変化に対応した運転管理の手法が
難しいので燐除去率が変動し、安定した燐除去率
を期待することが難しいが、本発明では、至適範
囲内の運転で確実に脱燐処理ができる。
は、流入条件の変化に対応した運転管理の手法が
難しいので燐除去率が変動し、安定した燐除去率
を期待することが難しいが、本発明では、至適範
囲内の運転で確実に脱燐処理ができる。
第1図は、本発明の一実施例に係る排水処理装
置の概略的な流れ図であり、第2図は、他の一実
施例についての流れ図であり、単一槽による回分
式の例を示す。第3図は、第1図に示す排水処理
装置における平板状鋼製接触材に対する燐負荷と
燐除去率の関係図である。 図中の符号については、1は排水処理槽、2は
曝気装置、3は平板状鋼製接触材、4は沈殿槽、
5は移送管、6は排出管、7は平板状鋼製接触
材、8は排水処理槽、9はバツフル、10は流入
ゾーン、11は処理ゾーン、12は上澄液排出装
置、13は支軸、14は曝気装置である。
置の概略的な流れ図であり、第2図は、他の一実
施例についての流れ図であり、単一槽による回分
式の例を示す。第3図は、第1図に示す排水処理
装置における平板状鋼製接触材に対する燐負荷と
燐除去率の関係図である。 図中の符号については、1は排水処理槽、2は
曝気装置、3は平板状鋼製接触材、4は沈殿槽、
5は移送管、6は排出管、7は平板状鋼製接触
材、8は排水処理槽、9はバツフル、10は流入
ゾーン、11は処理ゾーン、12は上澄液排出装
置、13は支軸、14は曝気装置である。
Claims (1)
- 1 排水が流入する処理槽内に金属鉄接触材を浸
漬させ、金属鉄接触材表面の撹拌流速を10乃至20
センチメートル/秒の範囲の流れとさせながら、
処理槽内の溶存酸素濃度を1乃至3.2ミリグラ
ム/リツトル、酸化還元電位を−200乃至−400ミ
リボルト及びPH7.3乃至7.5の範囲内で、金属鉄接
触材表面の酸素濃淡電池による電気化学的鉄腐食
を利用して、金属鉄接触材から鉄イオンを溶出さ
せ、この金属鉄接触材面より溶出した鉄イオンと
排水中の燐酸イオンを結合させ、不溶性燐酸鉄塩
として排水中の燐除去を行うことを特徴とする無
機性汚濁物質を主体とする燐含有排水処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4546988A JPH01218683A (ja) | 1988-02-27 | 1988-02-27 | 排水処理法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4546988A JPH01218683A (ja) | 1988-02-27 | 1988-02-27 | 排水処理法 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24642590A Division JPH03114587A (ja) | 1990-09-17 | 1990-09-17 | 無機汚濁物質を主体とする燐含有排水処理法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01218683A JPH01218683A (ja) | 1989-08-31 |
| JPH0325236B2 true JPH0325236B2 (ja) | 1991-04-05 |
Family
ID=12720243
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4546988A Granted JPH01218683A (ja) | 1988-02-27 | 1988-02-27 | 排水処理法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01218683A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH057397U (ja) * | 1991-02-05 | 1993-02-02 | 株式会社西原環境衛生研究所 | 接触曝気汚水処理装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61268397A (ja) * | 1985-05-23 | 1986-11-27 | Nishihara Environ Sanit Res Corp | 汚水処理方法 |
| JPS62250994A (ja) * | 1986-04-22 | 1987-10-31 | Unitika Ltd | 汚水の処理方法 |
-
1988
- 1988-02-27 JP JP4546988A patent/JPH01218683A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01218683A (ja) | 1989-08-31 |
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