JPH0325437B2 - - Google Patents
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- JPH0325437B2 JPH0325437B2 JP56172658A JP17265881A JPH0325437B2 JP H0325437 B2 JPH0325437 B2 JP H0325437B2 JP 56172658 A JP56172658 A JP 56172658A JP 17265881 A JP17265881 A JP 17265881A JP H0325437 B2 JPH0325437 B2 JP H0325437B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compound
- reaction
- acid
- lys
- salts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Saccharide Compounds (AREA)
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
Description
本発明は新規なペプチド化合物に関するもので
あり、詳細には薬理活性を有する新規ペプチド化
合物若しくはその医薬として許容される塩、該化
合物の製造法および該化合物を含有する医薬組成
物に関するものである。 本発明者等は、これ迄にも数多くのペプチド化
合物の合成に成功し、多くの国で特許出願を完了
している(例えば、特願昭55−106279号)。 その後、本発明者等は更に研究の結果、上記出
願明細書には具体的の開示のない新規な化合物を
合成することに成功し、それらの化合物がすぐれ
た実験的感染症の予防効果並びに抗癌作用を有す
ることを見出し、この発明を完成した。 本発明の新規ペプチド化合物は次式()で示
される。 (式中R1はn−オクタノイルまたはステアロ
イル、R2は水素またはベンジル、R3は1−カル
ボキシエチルアミノ、R4は水素、R5は水素また
はベンジルオキシカルボニルをそれぞれ意味す
る) 一般式()で示される新規ペプチド化合物に
おける医薬として許容される塩としては、例えば
アルカリ金属塩(例えば、ナトリウム塩、カリウ
ム塩等)、アルカリ土類金属塩(例えば、カルシ
ウム塩等)、アンモニウム塩、有機アミン塩、(例
えば、エタノールアミン塩、トリエチルアミン
塩、ジシクロヘキシルアミン塩等)等の様な無機
或いは有機塩基との塩、メタンスルホン酸塩、塩
酸塩、硫酸塩、硝酸塩、燐酸塩等の有機或いは無
機酸との酸付加塩等が挙げられる。 本発明の新規ペプチド化合物()は以下に詳
述する様々な方法で合成することができる。 () ペプチド結合形成反応: () 保護基の脱離反応: (式中R1はn−オクタノイルまたはステアロ
イル、R3は1−カルボキシエチルアミノをそれ
ぞれ意味する) [] ペプチド結合形成反応[(1)〜(2)]: この反応は下記の様に行うことができる。即
ち、まず各カルボキシ化合物若しくはその塩のカ
ルボキシ基を、常法により例えば酸ハロゲン化
物、酸アジド、酸無水物若しくは混合酸無水物、
活性エステル等の活性体にし、次いで、各アミノ
化合物と反応させることによつて目的化合物を合
成することができ、また各カルボキシ化合物若し
くはその塩と各アミノ化合物若しくはその塩を通
常使用される縮合剤例えばN,N−ジシクロヘキ
シルカルボジイミド等の存在下に直接反応させる
ことによつても目的化合物を合成することができ
る。 上記活性化方法のうち、好適な活性化方法及び
好適な縮合剤は、各カルボキシ化合物のカルボキ
シ保護基や各アミノ化合物の種類及び反応条件
(例えば反応溶媒、温度等)に応じて適宜選択さ
れる。 この反応は、塩化メチレン、クロロホルム、テ
トラヒドロフラン、ジオキサン、酢酸エチル、メ
タノール、エタノール、水等の溶媒中において、
−20℃から室温の範囲で円滑に進行する。又縮合
剤存在下の反応は通常無水条件下緩和な条件で行
なわれる。 [] 保護基の脱離反応: この反応は、化合物(a)若しくはその塩を
アミノ及び/又はカルボキシ保護基の脱離反応に
付すことによつて、化合物(b)若しくはその
塩を合成する方法である。 [−1] アミノ保護基の脱離反応: この反応は接触還元のような還元方法、液体ア
ンモニアアルカリ金属法、酸を用いる方法、酸亜
鉛法、塩基を用いる方法、ヒドラジン法等の通常
の方法によつて行なわれる。又反応温度は通常冷
却乃至室温程度で行われる。 [−2] カルボキシ保護基の脱離反応: この反応は加水分解や還元等の通常の方法で行
なわれる。加水分解は通常溶媒中において、酸若
しくは塩基の存在下、冷却乃至加温の様な比較的
緩和な条件で円滑に進行する。還元は化学的還元
及び接触還元を含み、常法に従つて行なわれる。
反応は冷却乃至加温の様な比較的緩和な条件下で
通常溶媒中で行われる。 この発明で使用する出発化合物は既知化合物
(例えばヨーロツパ特許公開公報No.11283)や新規
化合物が含まれ、又該新規化合物は前述と同様の
方法で合成することができる。 この発明の目的化合物[]及び出発化合物は
分子内の不斉炭素原子による異性体を1又は2以
上含んでおり、この様な異性体も全て本発明の範
囲に含まれる。 本発明によつて提供される新規ペプチド化合物
()およびその医薬として許容される塩は、実
験的感染症に対する防ぎよ効果と抗癌作用を有す
ることが明らかになつた。 従つて新規ペプチド化合物()およびその医
薬として許容される塩は、病原微生物殊にグラム
陰性菌、グラム陽性菌およびかびによる感染症の
治療や人間及び各種動物の癌の治療に有用な物質
である。 新規ペプチド()の医薬としての有用性を示
す為に薬理データを以下の通り説明する。 マウスにおける実験的感染症に対する防ぎよ効
果: マウスにおける実験的感染症の防ぎよ効果を知
る目的で、試験化合物を生理食塩水に溶解、希釈
し、夫々規定濃度の試験液を調製した。 雄のICR−系マウス(4周令)を10匹単位で1
群とした。トリプチケース・ソーイ寒天培地上で
大腸菌22を37℃で1夜培養し、生理食塩水に懸濁
させて2.6×109CFU/mlの微生物細胞濃度を有す
る懸濁液を得た。マウスに対して1匹当り8.7×
107CFUの菌体を腹腔内に投与した。尚、試験化
合物については、1群の10匹のマウスに対して、
予め4日間種々の量を腹腔内投与しておいた。菌
体投与後3日目の生存動物数から生存率を求め、
表に記載した。
あり、詳細には薬理活性を有する新規ペプチド化
合物若しくはその医薬として許容される塩、該化
合物の製造法および該化合物を含有する医薬組成
物に関するものである。 本発明者等は、これ迄にも数多くのペプチド化
合物の合成に成功し、多くの国で特許出願を完了
している(例えば、特願昭55−106279号)。 その後、本発明者等は更に研究の結果、上記出
願明細書には具体的の開示のない新規な化合物を
合成することに成功し、それらの化合物がすぐれ
た実験的感染症の予防効果並びに抗癌作用を有す
ることを見出し、この発明を完成した。 本発明の新規ペプチド化合物は次式()で示
される。 (式中R1はn−オクタノイルまたはステアロ
イル、R2は水素またはベンジル、R3は1−カル
ボキシエチルアミノ、R4は水素、R5は水素また
はベンジルオキシカルボニルをそれぞれ意味す
る) 一般式()で示される新規ペプチド化合物に
おける医薬として許容される塩としては、例えば
アルカリ金属塩(例えば、ナトリウム塩、カリウ
ム塩等)、アルカリ土類金属塩(例えば、カルシ
ウム塩等)、アンモニウム塩、有機アミン塩、(例
えば、エタノールアミン塩、トリエチルアミン
塩、ジシクロヘキシルアミン塩等)等の様な無機
或いは有機塩基との塩、メタンスルホン酸塩、塩
酸塩、硫酸塩、硝酸塩、燐酸塩等の有機或いは無
機酸との酸付加塩等が挙げられる。 本発明の新規ペプチド化合物()は以下に詳
述する様々な方法で合成することができる。 () ペプチド結合形成反応: () 保護基の脱離反応: (式中R1はn−オクタノイルまたはステアロ
イル、R3は1−カルボキシエチルアミノをそれ
ぞれ意味する) [] ペプチド結合形成反応[(1)〜(2)]: この反応は下記の様に行うことができる。即
ち、まず各カルボキシ化合物若しくはその塩のカ
ルボキシ基を、常法により例えば酸ハロゲン化
物、酸アジド、酸無水物若しくは混合酸無水物、
活性エステル等の活性体にし、次いで、各アミノ
化合物と反応させることによつて目的化合物を合
成することができ、また各カルボキシ化合物若し
くはその塩と各アミノ化合物若しくはその塩を通
常使用される縮合剤例えばN,N−ジシクロヘキ
シルカルボジイミド等の存在下に直接反応させる
ことによつても目的化合物を合成することができ
る。 上記活性化方法のうち、好適な活性化方法及び
好適な縮合剤は、各カルボキシ化合物のカルボキ
シ保護基や各アミノ化合物の種類及び反応条件
(例えば反応溶媒、温度等)に応じて適宜選択さ
れる。 この反応は、塩化メチレン、クロロホルム、テ
トラヒドロフラン、ジオキサン、酢酸エチル、メ
タノール、エタノール、水等の溶媒中において、
−20℃から室温の範囲で円滑に進行する。又縮合
剤存在下の反応は通常無水条件下緩和な条件で行
なわれる。 [] 保護基の脱離反応: この反応は、化合物(a)若しくはその塩を
アミノ及び/又はカルボキシ保護基の脱離反応に
付すことによつて、化合物(b)若しくはその
塩を合成する方法である。 [−1] アミノ保護基の脱離反応: この反応は接触還元のような還元方法、液体ア
ンモニアアルカリ金属法、酸を用いる方法、酸亜
鉛法、塩基を用いる方法、ヒドラジン法等の通常
の方法によつて行なわれる。又反応温度は通常冷
却乃至室温程度で行われる。 [−2] カルボキシ保護基の脱離反応: この反応は加水分解や還元等の通常の方法で行
なわれる。加水分解は通常溶媒中において、酸若
しくは塩基の存在下、冷却乃至加温の様な比較的
緩和な条件で円滑に進行する。還元は化学的還元
及び接触還元を含み、常法に従つて行なわれる。
反応は冷却乃至加温の様な比較的緩和な条件下で
通常溶媒中で行われる。 この発明で使用する出発化合物は既知化合物
(例えばヨーロツパ特許公開公報No.11283)や新規
化合物が含まれ、又該新規化合物は前述と同様の
方法で合成することができる。 この発明の目的化合物[]及び出発化合物は
分子内の不斉炭素原子による異性体を1又は2以
上含んでおり、この様な異性体も全て本発明の範
囲に含まれる。 本発明によつて提供される新規ペプチド化合物
()およびその医薬として許容される塩は、実
験的感染症に対する防ぎよ効果と抗癌作用を有す
ることが明らかになつた。 従つて新規ペプチド化合物()およびその医
薬として許容される塩は、病原微生物殊にグラム
陰性菌、グラム陽性菌およびかびによる感染症の
治療や人間及び各種動物の癌の治療に有用な物質
である。 新規ペプチド()の医薬としての有用性を示
す為に薬理データを以下の通り説明する。 マウスにおける実験的感染症に対する防ぎよ効
果: マウスにおける実験的感染症の防ぎよ効果を知
る目的で、試験化合物を生理食塩水に溶解、希釈
し、夫々規定濃度の試験液を調製した。 雄のICR−系マウス(4周令)を10匹単位で1
群とした。トリプチケース・ソーイ寒天培地上で
大腸菌22を37℃で1夜培養し、生理食塩水に懸濁
させて2.6×109CFU/mlの微生物細胞濃度を有す
る懸濁液を得た。マウスに対して1匹当り8.7×
107CFUの菌体を腹腔内に投与した。尚、試験化
合物については、1群の10匹のマウスに対して、
予め4日間種々の量を腹腔内投与しておいた。菌
体投与後3日目の生存動物数から生存率を求め、
表に記載した。
【表】
抗癌作用:
(1) メチルコランスレン誘発による線維肉腫細胞
(Meth−A)を用いた。 BALB/Cマウスの胸腔内へMethA腫瘍細胞
を移植した。試験化合物はMethA移植の14日前、
移植1時間後および3日後の3回、胸腔内へ投与
した。試験化合物の抗癌作用はMethA移植マウ
スの延命を指標にして調べた。 結果は次表の通りである。
(Meth−A)を用いた。 BALB/Cマウスの胸腔内へMethA腫瘍細胞
を移植した。試験化合物はMethA移植の14日前、
移植1時間後および3日後の3回、胸腔内へ投与
した。試験化合物の抗癌作用はMethA移植マウ
スの延命を指標にして調べた。 結果は次表の通りである。
【表】
本発明の医薬用組成物は、種々の医薬用製剤、
例えば、固形薬剤、半固形薬剤、液剤として提供
され、これらは外用、内服又は局所適用に好適な
有機若しくは無機の担体や賦形剤と本発明の活性
物質を含むものである。そして活性成分は、錠
剤、ペレツト、カプセル剤、坐剤、液剤、乳剤、
懸濁剤或いはその他適切な形態を形成する為の無
害で且つ医薬として受け入れ得る様な補助成分と
配合して利用される。この様な補助成分として
は、固形製剤、半固形製剤或いは液剤等の製造に
おいて効果的に使用される成分、例えば水、グル
コース、ラクトース、ゼラチン、マンニトール、
でんぷん糊、3珪酸マグネシウム、コーンスター
チ、ケラチン、コロイダルシリカ、ポテトスター
チ、尿素等が例示され、更に補助的に安定剤、増
量剤、着色剤、香料等を配合することもできる。
又本発明の医薬組成物には、活性成分の活性度を
保持する為に防腐剤や殺菌剤を配合することもで
きる。又該組成物中の活性成分配合量は、疾病の
進行度や状況に対して望ましい治療効果を発揮す
るに十分な量の活性成分を含ませるものとする。 本組成物を人体へ適用するに当つては、静脈内
投与、筋肉内投与或いは経口投与等が望まれる。
又本発明目的物質の有効投与量は対象患者の年令
が症状によつて変るが通常、人間或いは動物に対
し、体重1Kg当り0.1〜100mgを一日投与量とし、
製剤中の含有量は約50mg、100mg、250mg、500mg
とするのが一般的である。 以下本発明の実施例を説明する。以下の製造例
および実施例においては、出発物質および目的物
質は次の様な略号を用いて表わした。 Ala:アラニル Glu:グルタミン DAP:α,ε−ジアミノピメリル Z:ベンジルオキシカルボニル Boc:t−ブトキシカルボニル Bzl:ベンジル Su:N−ヒドロキシサクシンイミド Lys:リジル 製造例 D−AlaOH(2)(1.78g)を水(40ml)、ジオキ
サン(40ml)、トリエチルアミン(4.04g)の混
合溶媒に溶解した。この溶液にBoc−L−Lys(ε
−Z)OSu(1)(9.26g)を添加し、得られた溶液
を室温で一晩反応させた後、濾過した。 濾液を蒸発させて得た油状物を溶解し、この溶
液に希塩酸を加え酸性化した後、酢酸エチルで抽
出した。有機溶媒層を水洗し、硫酸マグネシウム
で乾燥した後、溶媒を留去して白色泡状物を得
た。泡状物をトリフルオロ酢酸(30ml)に溶解
し、室温で30分間反応させた。過剰のトリフルオ
ロ酢酸を留去し、得られたペーストを水に溶解し
た。溶液をHP20カラムに通した後、カラムに水
及び水−メタノール(1:1)を+分に通し溶出
を行なつた。後者の溶出分を集め、溶媒を留去す
るとL−Lys(ε−Z)−D−AlaOH(3)(4.50g)
が得られた。 IR(Nujol):3350、3300、1685、1660、1640cm-1 NMR(CD3OD):δ1.30(3H,d,J=7Hz)、
1.20−1.70(6H,m)、2.86−3.50(2H,m)、
4.16(1H,q,J=7Hz)、5.00(2H,s)、
7.30(5H,s) 実施例 1 L−Lys(ε−Z)−D−AlaOH(2)(0.915g)
を塩化メチレン(40ml)、メタノール(40ml)及
びトリエチルアミン(0.53g)の混合液に溶解し
た。この溶液にn−オクタノイル−D−Glu(α
−OBZl)−γ−OSu(1)(1.20g)を添加し、室温
下に一夜放置した。反応混合物から溶媒を留去
し、ペースト状残留物に水(50ml)、エーテル
(50ml)、IN塩酸を加えた。得られた混合液を十
分撹拌し、エーテルを留去すると、残留水層から
結晶が析出した。この結晶を濾別し、水洗後、乾
燥すると、n−オクタノイル−γ−D−Glu(α
−OBZl)−L−Lys(ε−Z)−D−AlaOH(3)
(1.50g)が得られた。 IR(Nujol):3300、1725、1685、1650、1630cm-1 NMR(DMSO−d6,)δ:0.84(3H,t,J=7
Hz)、1.00−2.40(25H,m)、2.84−3.12(2H,
m),4.10−4.50 オクタノイル−γ−D−Glu(α−OBZl)−L
−Lys(ε−Z)−D−AlaOH(3)(1.20g)を酢酸
(50ml)に溶解し、パラジウム黒(150mg)を用い
て水素化した。触媒を濾去した濾液を蒸発させ、
残留ペーストを放置すると結晶が得られた。該結
晶をジエチルエーテルで十分に洗浄すると、オク
タノイル−γ−D−Glu(α−OH)−L−Lys−D
−AlaOH(4)(0.80g)が得られる。 [α]D=+41.7(C=0.2、酢酸) IR(Nujol):3360、1710(sh)、1640cm-1 NMR(D2O)、δ:0.84(3H,obscure t,J=
7Hz)、1.00−2.50(25H,m)、2.80−3.10
(2H,m)、4.00−4.40(3H,m) 実施例 2 実施例1の工程(1)と同様にして、ステアロイル
−γ−D−Glu(α−OBzl)−L−Lys(ε−Z)−
D−AlaOH(3)を得た。 NMR(DMSO−d6),δ:0.84(3H,t,J=7
Hz)、1.00−2.40(45H,m)、2.80−3.10(2H,
m)、4.00−4.80(3H,m)、5.00(2H,s)、
5.08(2H,s)、7.32(10H,s)、7.80(1H,
d,J=8Hz)8.08(2H,t,J=8Hz) 実施例1の工程(2)と同様にして、ステアロイル
−γ−D−Glu(α−OH)−L−Lys−D−
AlaOH(4)を得た。 [α]D=−11.10(C=0.21、酢酸) IR(Nujol):3350、1730、1640cm-1 NMR(NaOD−D2O),δ:0.68−2.80(50H,
m)、4.10−4.50(3H,m)
例えば、固形薬剤、半固形薬剤、液剤として提供
され、これらは外用、内服又は局所適用に好適な
有機若しくは無機の担体や賦形剤と本発明の活性
物質を含むものである。そして活性成分は、錠
剤、ペレツト、カプセル剤、坐剤、液剤、乳剤、
懸濁剤或いはその他適切な形態を形成する為の無
害で且つ医薬として受け入れ得る様な補助成分と
配合して利用される。この様な補助成分として
は、固形製剤、半固形製剤或いは液剤等の製造に
おいて効果的に使用される成分、例えば水、グル
コース、ラクトース、ゼラチン、マンニトール、
でんぷん糊、3珪酸マグネシウム、コーンスター
チ、ケラチン、コロイダルシリカ、ポテトスター
チ、尿素等が例示され、更に補助的に安定剤、増
量剤、着色剤、香料等を配合することもできる。
又本発明の医薬組成物には、活性成分の活性度を
保持する為に防腐剤や殺菌剤を配合することもで
きる。又該組成物中の活性成分配合量は、疾病の
進行度や状況に対して望ましい治療効果を発揮す
るに十分な量の活性成分を含ませるものとする。 本組成物を人体へ適用するに当つては、静脈内
投与、筋肉内投与或いは経口投与等が望まれる。
又本発明目的物質の有効投与量は対象患者の年令
が症状によつて変るが通常、人間或いは動物に対
し、体重1Kg当り0.1〜100mgを一日投与量とし、
製剤中の含有量は約50mg、100mg、250mg、500mg
とするのが一般的である。 以下本発明の実施例を説明する。以下の製造例
および実施例においては、出発物質および目的物
質は次の様な略号を用いて表わした。 Ala:アラニル Glu:グルタミン DAP:α,ε−ジアミノピメリル Z:ベンジルオキシカルボニル Boc:t−ブトキシカルボニル Bzl:ベンジル Su:N−ヒドロキシサクシンイミド Lys:リジル 製造例 D−AlaOH(2)(1.78g)を水(40ml)、ジオキ
サン(40ml)、トリエチルアミン(4.04g)の混
合溶媒に溶解した。この溶液にBoc−L−Lys(ε
−Z)OSu(1)(9.26g)を添加し、得られた溶液
を室温で一晩反応させた後、濾過した。 濾液を蒸発させて得た油状物を溶解し、この溶
液に希塩酸を加え酸性化した後、酢酸エチルで抽
出した。有機溶媒層を水洗し、硫酸マグネシウム
で乾燥した後、溶媒を留去して白色泡状物を得
た。泡状物をトリフルオロ酢酸(30ml)に溶解
し、室温で30分間反応させた。過剰のトリフルオ
ロ酢酸を留去し、得られたペーストを水に溶解し
た。溶液をHP20カラムに通した後、カラムに水
及び水−メタノール(1:1)を+分に通し溶出
を行なつた。後者の溶出分を集め、溶媒を留去す
るとL−Lys(ε−Z)−D−AlaOH(3)(4.50g)
が得られた。 IR(Nujol):3350、3300、1685、1660、1640cm-1 NMR(CD3OD):δ1.30(3H,d,J=7Hz)、
1.20−1.70(6H,m)、2.86−3.50(2H,m)、
4.16(1H,q,J=7Hz)、5.00(2H,s)、
7.30(5H,s) 実施例 1 L−Lys(ε−Z)−D−AlaOH(2)(0.915g)
を塩化メチレン(40ml)、メタノール(40ml)及
びトリエチルアミン(0.53g)の混合液に溶解し
た。この溶液にn−オクタノイル−D−Glu(α
−OBZl)−γ−OSu(1)(1.20g)を添加し、室温
下に一夜放置した。反応混合物から溶媒を留去
し、ペースト状残留物に水(50ml)、エーテル
(50ml)、IN塩酸を加えた。得られた混合液を十
分撹拌し、エーテルを留去すると、残留水層から
結晶が析出した。この結晶を濾別し、水洗後、乾
燥すると、n−オクタノイル−γ−D−Glu(α
−OBZl)−L−Lys(ε−Z)−D−AlaOH(3)
(1.50g)が得られた。 IR(Nujol):3300、1725、1685、1650、1630cm-1 NMR(DMSO−d6,)δ:0.84(3H,t,J=7
Hz)、1.00−2.40(25H,m)、2.84−3.12(2H,
m),4.10−4.50 オクタノイル−γ−D−Glu(α−OBZl)−L
−Lys(ε−Z)−D−AlaOH(3)(1.20g)を酢酸
(50ml)に溶解し、パラジウム黒(150mg)を用い
て水素化した。触媒を濾去した濾液を蒸発させ、
残留ペーストを放置すると結晶が得られた。該結
晶をジエチルエーテルで十分に洗浄すると、オク
タノイル−γ−D−Glu(α−OH)−L−Lys−D
−AlaOH(4)(0.80g)が得られる。 [α]D=+41.7(C=0.2、酢酸) IR(Nujol):3360、1710(sh)、1640cm-1 NMR(D2O)、δ:0.84(3H,obscure t,J=
7Hz)、1.00−2.50(25H,m)、2.80−3.10
(2H,m)、4.00−4.40(3H,m) 実施例 2 実施例1の工程(1)と同様にして、ステアロイル
−γ−D−Glu(α−OBzl)−L−Lys(ε−Z)−
D−AlaOH(3)を得た。 NMR(DMSO−d6),δ:0.84(3H,t,J=7
Hz)、1.00−2.40(45H,m)、2.80−3.10(2H,
m)、4.00−4.80(3H,m)、5.00(2H,s)、
5.08(2H,s)、7.32(10H,s)、7.80(1H,
d,J=8Hz)8.08(2H,t,J=8Hz) 実施例1の工程(2)と同様にして、ステアロイル
−γ−D−Glu(α−OH)−L−Lys−D−
AlaOH(4)を得た。 [α]D=−11.10(C=0.21、酢酸) IR(Nujol):3350、1730、1640cm-1 NMR(NaOD−D2O),δ:0.68−2.80(50H,
m)、4.10−4.50(3H,m)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 (式中R1はn−オクタノイルまたはステアロ
イル、R2は水素またはベンジル、R3は1−カル
ボキシエチルアミノ、R4は水素、R5は水素また
はベンジルオキシカルボニルをそれぞれ意味す
る)で示されるペプチド化合物またはその医薬と
して許容される塩。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US201241A US4322341A (en) | 1980-05-13 | 1980-10-27 | Peptide, process for preparation thereof and use thereof |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57114556A JPS57114556A (en) | 1982-07-16 |
| JPH0325437B2 true JPH0325437B2 (ja) | 1991-04-05 |
Family
ID=22745059
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56172658A Granted JPS57114556A (en) | 1980-10-27 | 1981-10-27 | Novel peptide compound and its preparation |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57114556A (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH068313B2 (ja) * | 1983-02-08 | 1994-02-02 | 藤沢薬品工業株式会社 | 新規アシルグルタミルリジン誘導体 |
| JP4949557B2 (ja) * | 1999-03-17 | 2012-06-13 | ノヴォ ノルディスク アー/エス | ペプチドのアシル化方法及び新規アシル化剤 |
| US7273921B2 (en) | 2002-09-25 | 2007-09-25 | Novo Nordisk A/S | Method for producing acylated peptides |
| JP5217546B2 (ja) * | 2007-07-03 | 2013-06-19 | Jsr株式会社 | アミノ酸−n−カルボキシ無水物の製造法 |
| JP5217547B2 (ja) * | 2007-07-03 | 2013-06-19 | Jsr株式会社 | アミノ酸−n−カルボキシ無水物の製造法 |
| JP5217545B2 (ja) * | 2008-03-19 | 2013-06-19 | Jsr株式会社 | アミノ酸−n−カルボキシ無水物の製造法 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2442889A1 (fr) * | 1978-10-19 | 1980-06-27 | Anvar | Nouveaux composes hydrosolubles provenant d'extraits de streptomyces stimulosus, leur obtention, leur application a titre d'adjuvants immunologiques et compositions les contenant |
| JPS5585552A (en) * | 1978-11-14 | 1980-06-27 | Fujisawa Pharmaceut Co Ltd | New lactyltetrapeptide |
| FR2460289A1 (fr) * | 1979-06-29 | 1981-01-23 | Rhone Poulenc Ind | Nouveaux tripeptides, leur preparation et les medicaments qui les contiennent |
| FR2460290A1 (fr) * | 1979-06-29 | 1981-01-23 | Rhone Poulenc Ind | Nouveaux tetra- ou pentapeptides, leur preparation et les medicaments qui les contiennent |
-
1981
- 1981-10-27 JP JP56172658A patent/JPS57114556A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57114556A (en) | 1982-07-16 |
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