JPH0325554B2 - - Google Patents
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- JPH0325554B2 JPH0325554B2 JP20543382A JP20543382A JPH0325554B2 JP H0325554 B2 JPH0325554 B2 JP H0325554B2 JP 20543382 A JP20543382 A JP 20543382A JP 20543382 A JP20543382 A JP 20543382A JP H0325554 B2 JPH0325554 B2 JP H0325554B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carpet
- latex
- parts
- fibers
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- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Carpets (AREA)
- Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
Description
本発明は電気シヨツクの少ない制電性能に優る
カーペツトに関するものである。 カーペツトのパイルに合成繊維を用いたもの
は、静電気が発生しやすく、特にコントラクトカ
ーペツト用途に於ては、静電防止対策は重要な問
題である。ホテル、劇場などのサービス業では、
カーペツトの上を歩いた後、発生した静電気が人
体に誘電してチヤージされ、この静電気がドアノ
ブなどの金具に触れる時の電気特有のシヨツクに
神経を使つているし、オフイスや病院、学校や幼
稚園でも静電気の発生するカーペツトは禁物であ
る。最近は特にコンピユーター室での静電気の発
生は機械の精度を狂わせるので極度に嫌われ、高
度の制電性が要求されている。 合成繊維カーペツトの帯電性を防止する方法と
しては、基本的に次の4つの方法が一般的であ
る。 (1) 染色加工の段階で、パイルに帯電防止性物質
をスプレーする。 (2) 繊維を製造する段階で帯電防止性物質を混合
させる。 (3) 金属繊維や金属メツキ繊維などの導電性繊維
をパイル中に混在させる。 (4) パツキング用ラテツクスの中に、金属粒子、
炭素粒子、炭素繊維等を分散させる。 しかしながら、一般的にはパイルに帯電防止性
物質をスプレーする方法や帯電防止剤を練り込む
方法は、乾燥した場所では水分を充分吸収できな
いため帯電防止効果が落ちてしまうという欠点が
あるし、また金属繊維等の導電性繊維をパイル中
に混在させる方法は、パイルの色相が変化し、カ
ーペツトの外観をそこなう欠点がある。導電性物
質を添加した導電性ラテツクスをパツキング剤と
して用いる方法は種々提案されており、例えば、
特公昭57−34390号公報、特開昭50−52365号公報
に見られるように、繊維状導電性物質を添加する
ことにより、カーペツトの制電性を改良すること
が記載されているが、添加量が多いと分散あるい
は付着状態を均一に出来ず、添加した繊維状導電
性物質が、カーペツト裏面に於て部分的にかたま
りとなり、周期性を待つ面凹凸(マリーンリツプ
ル)となり、ラテツクスの接着性能が低下して、
カーペツトの取り扱い中にパツキング層の剥離、
ひび割れなどを生じ、実用上の耐久性が劣り、ま
た洗濯により脱落して制電効果が低下する。さら
にバツキング加工時に添加した導電性繊維がロー
ラーに付着するため、到底商品として再現性よく
生産することができないといつた欠点がある。こ
の欠点を解決するための手段として、生機にラテ
ツクスを塗布し、未乾燥状態において無数の細口
から基布の進行方向で、かつ基布に対して水平方
向に空気を吹きつけるか、あるいはロール、スリ
ツトなどに基布を進行方向に対して傾斜させなが
ら通すことによりバツキング層面に横向きの力を
与えてバツキング層中の炭素繊維を横方向(生機
の平面に水平な方向)にずれさせて、炭素繊維を
パイル系方向に配列させ、そののち、バツキング
層の乾燥を完結させて配列を固定させることによ
り、カーペツトの制電性を向上させる方法(特開
昭51−102325号公報)が提案されているが実用的
ではない。また、導電性物質として、金属粒子炭
素粒子などをバツキング用ラテツクス中の分散さ
せる方法は、粒子をバツキング材中に均等に分散
させる技術がむずかしく、かつ充分な制電効果を
付与するために相当多量に混入する必要があるの
で、ラテツクスの接着性能を低下させ、耐久性の
劣化、洗濯による脱落などにより制電効果が低下
する欠点がある。パイル素材として合成繊維を使
用したカーペツトは、低温においては人体帯電圧
が著しく増加する。その原因は一般的にはカーペ
ツトの裏面を構成しているバツキング層部分が絶
縁作用を起こし、パイル表面に発生した静電気が
カーペツトの裏面を伝つて他所へ導電されないこ
とが主因であると言われている。従つてバツキン
グ層の導電化を図ることによりカーペツトの制電
性が向上することはよく知られている。本発明者
等はかかる点に注目し、鋭意検討した結果、繊維
状の導電性添加剤と粒状の導電性添加剤を併用す
ることにより、各々を単独で使用する場合に比較
して添加量が少なくて、コンパウンドの安定性も
良好で、かつ特殊な塗工条件を必要とせずに良好
な制電性がカーペツトに付与できることを見出し
本発明に至つたものである。 本発明において、パイルを形成する合成繊維と
しては、ポリアミド、ポリエステル、ポリオレフ
インおよびポリアクリロニトリル系重合体、もし
くはそれらの共重合体などの任意の繊維を用いる
ことができる。さらに一般に制電繊維といわれて
いる繊維、すなわち繊維のなかに炭素やステンレ
スなどの導電性のある物質を組み入れることによ
つて帯電を防止している繊維、あるいは金属繊維
を一定の割り合いで織り込んだものもあげられ
る。またこれらの合成繊維は、重合体に通常添加
する配合剤、例えばつや削し剤、着色剤、可塑
剤、可塑剤、充填剤などを配合したものであつて
も差し支えない。ラテツクスに添加する導電性添
加剤は繊維状のものとしては、炭素繊維、あるい
はアルミニウム繊維が効果的であり、粒状のもの
としてはカーボンブラツクが効果的である。繊維
状の導電性添加剤の繊維長は10mm以下であること
が望ましい。 10mmを超えると分散が難かしくなり、繊維同志
のからみ合い等の現象が発生しやすくなる。アス
ペクト比は、金属繊維の場合90〜500が好ましく、
これをはずれるといわゆるボール化現象が発生
し、繊維の取り扱いが困難となる。炭素繊維の場
合もやはり取り扱い易さの点から、アスペクト比
は102〜5×103が好ましい。粒状の導電性添加剤
についは、102Ωcm〜10-6Ωcmの固有抵抗を持ち、
比重が3.0以下で粒径が150μ以下のものが適当で
ある。比重が3.0を越える場合は、ラテツクス中
で、経時により沈降分離しやすくなり効果が低下
する。例えば、カーボンブラツク、グラフアイ
ト、アルミ等があげられるが、カーボンブラツク
が性能の点から好ましい。導電性添加剤の添加量
は、ラテツクス固形分100重量部に対して、繊維
状導電性添加剤が炭素繊維の場合は0.3〜0.9重量
部、アルミ繊維の場合は2.0〜5.0重量部、粒状の
導電性物は4〜10重量部であることが好ましい。
繊維状導電性添加剤が炭素繊維の場合添加量が
0.3部を下廻ると充分な導電性を得るためには、
カーボンブラツクの添加量が多くなり、ラテツク
スの安定性が損なわれる。また、アルミ繊維の場
合も同じ理由から2.0部以上加えることが必要で
ある。また炭素繊維の添加量が0.9重量部を上廻
り、アルミ繊維の添加量が5.0重量部を上廻ると
繊維状の導電性添加剤の分散が困難となり、ラテ
ツクスの安定性が損なわれると共に、バツキング
加工時に添加した繊維状導電性添加剤がローラー
に付着するため商品として再現性よく生産するこ
とができない。また、粒状の導電性添加剤が4重
量部より少いと充分な効果が得られず、10重量部
を越えるとラテツクスの安定性が損なわれるので
問題である。本発明の導電性組成物に含まれるラ
テツクスとしては、スチレン−ブタジエン系ラテ
ツクス、メチルメタアクリレート−ブタジエン系
ラテツクス、アクリロニトリル−ブタジエン系ラ
テツクス、ポリイソプレン系ラテツクス、クロロ
プレン系ラテツクス等に代表される合成ゴム系ラ
テツクス、アクリル酸エステル系ラテツクス、ウ
レタン系ラテツクス、酢酸ビニル系ラテツクス、
エチレン−酢酸ビニル系ラテツクス、エチレン−
塩化ビニル系ラテツクス、塩化ビニル系ラテツク
ス、塩化ビニリデン系ラテツクス、ポリエチレン
系ラテツクス等に代表される合成共重合体ラテツ
クスや天然ゴムラテツクス等カーペツト加工に一
般に用いられるラテツクスの単独あるいは混合物
があげられる。さらに必要に応じて、硬化剤、着
色剤、可塑剤、安定剤、活性剤、充填剤などを含
有させることができる。ラテツクス組成物を生機
にコーテイングする具体的方法は、従来公知の方
法、例えば、浸漬、塗着等を用いることもできる
がリツカロールによるいわゆるピツクアツプロー
ラー法、リバースロールコーター、ナイフコータ
ーなどのコーテイングマシンによるコーテイング
方法などが好ましい。すなわち通常のカーペツト
バツキング剤を施すとの全く同様の方法を用い
て、充分な制電性が得られる点が従来の方法と異
なる。 以下、実施例によつて本発明を説明する。実施
例に於ける制電性能の評価方法は下記の方法によ
る。 体積抵抗; 超絶縁計SM10型(東亜電波工業製)を用い
て、各実施例に於て作製したカーペツトを20℃×
40%RHの雰囲気下に24時間放置後、同雰囲気で
体積抵抗を測定した。 人体帯電性; カーペツトを70℃1時間で予備乾燥を行つたの
ち試験室内(20℃,40%RH)に24時間放置し、
JISL1021のストロール法にて人体帯電圧を測定
する。 実施例 1 100%ナイロン66の1450デニール、68フイラ
メントの糸条を押し込み加工により、けん縮数2
mあたり11山の加工糸(A)を得た。(A)単独あるいは
(A)と制電糸ナイロン(ベルトロン931、20デニー
ル、3フイラメント、カネボウ(株)製)(B)を用い
て、1/8Gのタフト機で、パイル長さ6mm、ステ
ツチ数5cmあたり16本の条件でタフテイングし
て、通常および制電糸入りタフテツドカーペツト
を得た。このカーペツトを通常の酸性染料で染色
した。バツキング用ラテツクスは旭化成ラテツク
スSB系L2001(固形分)100部にCaCO3(日東粉化
工業(株)製SS#30)300部、導電性フイラー(表1
記述の配合量)、消泡剤(東レシリコーン社製
SH5561)0.15部、分散剤(トリポリリン酸ナト
リウム)0.5部、増粘剤、(東亜合成(株)製アロンA
−20P)適当量を添加し、固形分70%、粘度
25000cpsに調整したものを用いた。該ラテツクス
をカーペツト1m2あたり1.3Kg塗布し、二次基布
としてジユートを用い、135℃で15分間熱風乾燥
により乾燥した。この様にして作つたカーペツト
を用いて、体積抵抗、人体帯電圧を測定した。結
果は表1に示した如くで、本発明による導電性バ
ツキング用ラテツクスを塗工したカーペツトが制
電性に優ることは明らかである。 実施例 2 実施例1で用いたカーペツトに実施例1と同じ
基本配合にて、導電性添加剤をアルミ繊維(東京
製綱(株)製Tuff Mic Fiber長さ5mm直径30μ)と
カーボンブラツク(ライオン(株)製ケツチエンブラ
ツクEC)に変更して、実施例(1)と同様の水分散
体の評価を実施した。結果は、表2に示す如く
で、本発明による導電性バツキング用ラテツクス
を塗工したカーペツトが制電性に優ることは明ら
かである。
カーペツトに関するものである。 カーペツトのパイルに合成繊維を用いたもの
は、静電気が発生しやすく、特にコントラクトカ
ーペツト用途に於ては、静電防止対策は重要な問
題である。ホテル、劇場などのサービス業では、
カーペツトの上を歩いた後、発生した静電気が人
体に誘電してチヤージされ、この静電気がドアノ
ブなどの金具に触れる時の電気特有のシヨツクに
神経を使つているし、オフイスや病院、学校や幼
稚園でも静電気の発生するカーペツトは禁物であ
る。最近は特にコンピユーター室での静電気の発
生は機械の精度を狂わせるので極度に嫌われ、高
度の制電性が要求されている。 合成繊維カーペツトの帯電性を防止する方法と
しては、基本的に次の4つの方法が一般的であ
る。 (1) 染色加工の段階で、パイルに帯電防止性物質
をスプレーする。 (2) 繊維を製造する段階で帯電防止性物質を混合
させる。 (3) 金属繊維や金属メツキ繊維などの導電性繊維
をパイル中に混在させる。 (4) パツキング用ラテツクスの中に、金属粒子、
炭素粒子、炭素繊維等を分散させる。 しかしながら、一般的にはパイルに帯電防止性
物質をスプレーする方法や帯電防止剤を練り込む
方法は、乾燥した場所では水分を充分吸収できな
いため帯電防止効果が落ちてしまうという欠点が
あるし、また金属繊維等の導電性繊維をパイル中
に混在させる方法は、パイルの色相が変化し、カ
ーペツトの外観をそこなう欠点がある。導電性物
質を添加した導電性ラテツクスをパツキング剤と
して用いる方法は種々提案されており、例えば、
特公昭57−34390号公報、特開昭50−52365号公報
に見られるように、繊維状導電性物質を添加する
ことにより、カーペツトの制電性を改良すること
が記載されているが、添加量が多いと分散あるい
は付着状態を均一に出来ず、添加した繊維状導電
性物質が、カーペツト裏面に於て部分的にかたま
りとなり、周期性を待つ面凹凸(マリーンリツプ
ル)となり、ラテツクスの接着性能が低下して、
カーペツトの取り扱い中にパツキング層の剥離、
ひび割れなどを生じ、実用上の耐久性が劣り、ま
た洗濯により脱落して制電効果が低下する。さら
にバツキング加工時に添加した導電性繊維がロー
ラーに付着するため、到底商品として再現性よく
生産することができないといつた欠点がある。こ
の欠点を解決するための手段として、生機にラテ
ツクスを塗布し、未乾燥状態において無数の細口
から基布の進行方向で、かつ基布に対して水平方
向に空気を吹きつけるか、あるいはロール、スリ
ツトなどに基布を進行方向に対して傾斜させなが
ら通すことによりバツキング層面に横向きの力を
与えてバツキング層中の炭素繊維を横方向(生機
の平面に水平な方向)にずれさせて、炭素繊維を
パイル系方向に配列させ、そののち、バツキング
層の乾燥を完結させて配列を固定させることによ
り、カーペツトの制電性を向上させる方法(特開
昭51−102325号公報)が提案されているが実用的
ではない。また、導電性物質として、金属粒子炭
素粒子などをバツキング用ラテツクス中の分散さ
せる方法は、粒子をバツキング材中に均等に分散
させる技術がむずかしく、かつ充分な制電効果を
付与するために相当多量に混入する必要があるの
で、ラテツクスの接着性能を低下させ、耐久性の
劣化、洗濯による脱落などにより制電効果が低下
する欠点がある。パイル素材として合成繊維を使
用したカーペツトは、低温においては人体帯電圧
が著しく増加する。その原因は一般的にはカーペ
ツトの裏面を構成しているバツキング層部分が絶
縁作用を起こし、パイル表面に発生した静電気が
カーペツトの裏面を伝つて他所へ導電されないこ
とが主因であると言われている。従つてバツキン
グ層の導電化を図ることによりカーペツトの制電
性が向上することはよく知られている。本発明者
等はかかる点に注目し、鋭意検討した結果、繊維
状の導電性添加剤と粒状の導電性添加剤を併用す
ることにより、各々を単独で使用する場合に比較
して添加量が少なくて、コンパウンドの安定性も
良好で、かつ特殊な塗工条件を必要とせずに良好
な制電性がカーペツトに付与できることを見出し
本発明に至つたものである。 本発明において、パイルを形成する合成繊維と
しては、ポリアミド、ポリエステル、ポリオレフ
インおよびポリアクリロニトリル系重合体、もし
くはそれらの共重合体などの任意の繊維を用いる
ことができる。さらに一般に制電繊維といわれて
いる繊維、すなわち繊維のなかに炭素やステンレ
スなどの導電性のある物質を組み入れることによ
つて帯電を防止している繊維、あるいは金属繊維
を一定の割り合いで織り込んだものもあげられ
る。またこれらの合成繊維は、重合体に通常添加
する配合剤、例えばつや削し剤、着色剤、可塑
剤、可塑剤、充填剤などを配合したものであつて
も差し支えない。ラテツクスに添加する導電性添
加剤は繊維状のものとしては、炭素繊維、あるい
はアルミニウム繊維が効果的であり、粒状のもの
としてはカーボンブラツクが効果的である。繊維
状の導電性添加剤の繊維長は10mm以下であること
が望ましい。 10mmを超えると分散が難かしくなり、繊維同志
のからみ合い等の現象が発生しやすくなる。アス
ペクト比は、金属繊維の場合90〜500が好ましく、
これをはずれるといわゆるボール化現象が発生
し、繊維の取り扱いが困難となる。炭素繊維の場
合もやはり取り扱い易さの点から、アスペクト比
は102〜5×103が好ましい。粒状の導電性添加剤
についは、102Ωcm〜10-6Ωcmの固有抵抗を持ち、
比重が3.0以下で粒径が150μ以下のものが適当で
ある。比重が3.0を越える場合は、ラテツクス中
で、経時により沈降分離しやすくなり効果が低下
する。例えば、カーボンブラツク、グラフアイ
ト、アルミ等があげられるが、カーボンブラツク
が性能の点から好ましい。導電性添加剤の添加量
は、ラテツクス固形分100重量部に対して、繊維
状導電性添加剤が炭素繊維の場合は0.3〜0.9重量
部、アルミ繊維の場合は2.0〜5.0重量部、粒状の
導電性物は4〜10重量部であることが好ましい。
繊維状導電性添加剤が炭素繊維の場合添加量が
0.3部を下廻ると充分な導電性を得るためには、
カーボンブラツクの添加量が多くなり、ラテツク
スの安定性が損なわれる。また、アルミ繊維の場
合も同じ理由から2.0部以上加えることが必要で
ある。また炭素繊維の添加量が0.9重量部を上廻
り、アルミ繊維の添加量が5.0重量部を上廻ると
繊維状の導電性添加剤の分散が困難となり、ラテ
ツクスの安定性が損なわれると共に、バツキング
加工時に添加した繊維状導電性添加剤がローラー
に付着するため商品として再現性よく生産するこ
とができない。また、粒状の導電性添加剤が4重
量部より少いと充分な効果が得られず、10重量部
を越えるとラテツクスの安定性が損なわれるので
問題である。本発明の導電性組成物に含まれるラ
テツクスとしては、スチレン−ブタジエン系ラテ
ツクス、メチルメタアクリレート−ブタジエン系
ラテツクス、アクリロニトリル−ブタジエン系ラ
テツクス、ポリイソプレン系ラテツクス、クロロ
プレン系ラテツクス等に代表される合成ゴム系ラ
テツクス、アクリル酸エステル系ラテツクス、ウ
レタン系ラテツクス、酢酸ビニル系ラテツクス、
エチレン−酢酸ビニル系ラテツクス、エチレン−
塩化ビニル系ラテツクス、塩化ビニル系ラテツク
ス、塩化ビニリデン系ラテツクス、ポリエチレン
系ラテツクス等に代表される合成共重合体ラテツ
クスや天然ゴムラテツクス等カーペツト加工に一
般に用いられるラテツクスの単独あるいは混合物
があげられる。さらに必要に応じて、硬化剤、着
色剤、可塑剤、安定剤、活性剤、充填剤などを含
有させることができる。ラテツクス組成物を生機
にコーテイングする具体的方法は、従来公知の方
法、例えば、浸漬、塗着等を用いることもできる
がリツカロールによるいわゆるピツクアツプロー
ラー法、リバースロールコーター、ナイフコータ
ーなどのコーテイングマシンによるコーテイング
方法などが好ましい。すなわち通常のカーペツト
バツキング剤を施すとの全く同様の方法を用い
て、充分な制電性が得られる点が従来の方法と異
なる。 以下、実施例によつて本発明を説明する。実施
例に於ける制電性能の評価方法は下記の方法によ
る。 体積抵抗; 超絶縁計SM10型(東亜電波工業製)を用い
て、各実施例に於て作製したカーペツトを20℃×
40%RHの雰囲気下に24時間放置後、同雰囲気で
体積抵抗を測定した。 人体帯電性; カーペツトを70℃1時間で予備乾燥を行つたの
ち試験室内(20℃,40%RH)に24時間放置し、
JISL1021のストロール法にて人体帯電圧を測定
する。 実施例 1 100%ナイロン66の1450デニール、68フイラ
メントの糸条を押し込み加工により、けん縮数2
mあたり11山の加工糸(A)を得た。(A)単独あるいは
(A)と制電糸ナイロン(ベルトロン931、20デニー
ル、3フイラメント、カネボウ(株)製)(B)を用い
て、1/8Gのタフト機で、パイル長さ6mm、ステ
ツチ数5cmあたり16本の条件でタフテイングし
て、通常および制電糸入りタフテツドカーペツト
を得た。このカーペツトを通常の酸性染料で染色
した。バツキング用ラテツクスは旭化成ラテツク
スSB系L2001(固形分)100部にCaCO3(日東粉化
工業(株)製SS#30)300部、導電性フイラー(表1
記述の配合量)、消泡剤(東レシリコーン社製
SH5561)0.15部、分散剤(トリポリリン酸ナト
リウム)0.5部、増粘剤、(東亜合成(株)製アロンA
−20P)適当量を添加し、固形分70%、粘度
25000cpsに調整したものを用いた。該ラテツクス
をカーペツト1m2あたり1.3Kg塗布し、二次基布
としてジユートを用い、135℃で15分間熱風乾燥
により乾燥した。この様にして作つたカーペツト
を用いて、体積抵抗、人体帯電圧を測定した。結
果は表1に示した如くで、本発明による導電性バ
ツキング用ラテツクスを塗工したカーペツトが制
電性に優ることは明らかである。 実施例 2 実施例1で用いたカーペツトに実施例1と同じ
基本配合にて、導電性添加剤をアルミ繊維(東京
製綱(株)製Tuff Mic Fiber長さ5mm直径30μ)と
カーボンブラツク(ライオン(株)製ケツチエンブラ
ツクEC)に変更して、実施例(1)と同様の水分散
体の評価を実施した。結果は、表2に示す如く
で、本発明による導電性バツキング用ラテツクス
を塗工したカーペツトが制電性に優ることは明ら
かである。
【表】
【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 合成繊維からなるカーペツトの裏張り層にラ
テツクス固形分100重量部に対し繊維状導電性添
加剤として0.3〜0.9重量部の炭素繊維または2.0〜
5.0重量部のアルミ繊維を用い、4〜10重量部の
粒状導電性添加剤を同時に含有せしめてなる制電
性能に優るカーベツト。 2 繊維状導電性添加剤が、アスペクト比102〜
5×103で、繊維長が10mm以下の炭素繊維である
特許請求の範囲第1項記載の制電性能に優るカー
ペツト。 3 繊維状導電性添加剤が、アスペクト比90〜
500で繊維長が10mm以下のアルミ繊維である特許
請求の範囲第1項記載の制電性能に優るカーペツ
ト。 4 粒状導電性添加剤が、カーボンブラツクであ
る特許請求の範囲第1項記載の制電性能に優るカ
ーペツト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20543382A JPS59100780A (ja) | 1982-11-25 | 1982-11-25 | 制電性能に優るカ−ペツト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20543382A JPS59100780A (ja) | 1982-11-25 | 1982-11-25 | 制電性能に優るカ−ペツト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59100780A JPS59100780A (ja) | 1984-06-11 |
| JPH0325554B2 true JPH0325554B2 (ja) | 1991-04-08 |
Family
ID=16506780
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20543382A Granted JPS59100780A (ja) | 1982-11-25 | 1982-11-25 | 制電性能に優るカ−ペツト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59100780A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6119884A (ja) * | 1984-07-05 | 1986-01-28 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | 帯電防止性床材 |
| JPS61160489A (ja) * | 1984-12-30 | 1986-07-21 | Zeon Kasei Kk | 導電性床材 |
-
1982
- 1982-11-25 JP JP20543382A patent/JPS59100780A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59100780A (ja) | 1984-06-11 |
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