JPH03257008A - 膨潤炭の製造方法 - Google Patents
膨潤炭の製造方法Info
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- JPH03257008A JPH03257008A JP2052385A JP5238590A JPH03257008A JP H03257008 A JPH03257008 A JP H03257008A JP 2052385 A JP2052385 A JP 2052385A JP 5238590 A JP5238590 A JP 5238590A JP H03257008 A JPH03257008 A JP H03257008A
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- Japan
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- coal
- weight
- swollen
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、防蝕塗料用、高炉出銑口閉塞材のバインダー
用、ルーフィング材製造用などの目的に適した膨潤炭を
製造する方法に関するものである。
用、ルーフィング材製造用などの目的に適した膨潤炭を
製造する方法に関するものである。
従来の技術
〈防蝕塗料〉
従来、防蝕塗料の原料として使用される膨潤炭は、粘結
炭の粉砕物と、コールタール、コールタールピッチ、ア
スファルトピッチ等とを混合し、通常250℃以上の温
度で数時間加熱処理することにより製造されている。
炭の粉砕物と、コールタール、コールタールピッチ、ア
スファルトピッチ等とを混合し、通常250℃以上の温
度で数時間加熱処理することにより製造されている。
特開昭54−83933号公報には、貯蔵安定性のすぐ
れた塗料を得ることのできる塗料用膨潤炭を製造する方
法として、環球法による軟化点70℃以上のコールター
ルピッチと石炭微粉末とを混合し、温度200℃以上で
1時間以上加熱攪拌する方法が示されている。ここでコ
ールタールビッチとしては、実施例では軟化点75℃の
中ビー、チを用いている。
れた塗料を得ることのできる塗料用膨潤炭を製造する方
法として、環球法による軟化点70℃以上のコールター
ルピッチと石炭微粉末とを混合し、温度200℃以上で
1時間以上加熱攪拌する方法が示されている。ここでコ
ールタールビッチとしては、実施例では軟化点75℃の
中ビー、チを用いている。
特公昭51−29161号公報には、膨潤炭の製造方法
として、微粉炭に界面活性剤およびコールタール油を含
む溶剤を添加し、常温で混合攪拌する方法が示されてい
る。膨潤炭の用途としては、道路舗装用、防水工事用、
防蝕塗部装用などがあげられている。この公報には、従
来法の説明の中で、従来の膨潤炭は、微粉炭に3〜5倍
容の石炭タール油を混合して、その炭質に応じて5〜4
8時間、200〜300℃で加熱溶融することによって
製造される旨の記載がある。
として、微粉炭に界面活性剤およびコールタール油を含
む溶剤を添加し、常温で混合攪拌する方法が示されてい
る。膨潤炭の用途としては、道路舗装用、防水工事用、
防蝕塗部装用などがあげられている。この公報には、従
来法の説明の中で、従来の膨潤炭は、微粉炭に3〜5倍
容の石炭タール油を混合して、その炭質に応じて5〜4
8時間、200〜300℃で加熱溶融することによって
製造される旨の記載がある。
特開昭63−23980号公報には、石炭微粉末15〜
75重量%と、ピッチ油、重質油、可塑剤、高沸点溶剤
、天然あるいは合成樹脂から選ばれる1種以上の膨潤化
剤85〜35重量%を加熱処理して膨潤炭塊状物を得、
これを微粉砕する9とにより、主として塗料充填用の微
粉末膨潤炭を得ることが示されている。
75重量%と、ピッチ油、重質油、可塑剤、高沸点溶剤
、天然あるいは合成樹脂から選ばれる1種以上の膨潤化
剤85〜35重量%を加熱処理して膨潤炭塊状物を得、
これを微粉砕する9とにより、主として塗料充填用の微
粉末膨潤炭を得ることが示されている。
〈高炉出鉄口閉塞材〉
高炉出銑口閉塞材のバインダーとしては、従来、石炭を
乾留して得られるタールから水分を除いた無水タールが
使用されている。閉塞材には、速く固化すること、収縮
率が小さく均一な気孔分布を有すること、開口時のドリ
ルによる切削性が良いことなどが要求される。
乾留して得られるタールから水分を除いた無水タールが
使用されている。閉塞材には、速く固化すること、収縮
率が小さく均一な気孔分布を有すること、開口時のドリ
ルによる切削性が良いことなどが要求される。
〈ルースイング材〉
ルースイング材は、紙や不織布に含浸材を含浸したもの
である。この目的の含浸材としては、従来、アスファル
ト、コールタールピッチなどが使用されている。ルース
イング材には、長期にわたる防水性能のほか、釘孔シー
ル性、施工時の滑り防止性も要求される。
である。この目的の含浸材としては、従来、アスファル
ト、コールタールピッチなどが使用されている。ルース
イング材には、長期にわたる防水性能のほか、釘孔シー
ル性、施工時の滑り防止性も要求される。
発明が解決しようとする課題
〈防蝕塗料)
粘結炭の粉砕物とコールタールとを混合して加熱処理し
た膨潤炭にあっては、塗料化したときにナフタリンのよ
うな軽質分のブリードを生じやすく、またチクソトロピ
ー性が不足するため、はけ塗り時に垂れを生ずるという
問題点がある。
た膨潤炭にあっては、塗料化したときにナフタリンのよ
うな軽質分のブリードを生じやすく、またチクソトロピ
ー性が不足するため、はけ塗り時に垂れを生ずるという
問題点がある。
粘結炭の粉砕物とコールタールピッチ、アスファルトピ
ッチ等のピッチ類とを混合して加熱処理した膨潤炭にあ
っては、生成する膨潤炭の軟化点が上がり、塗料化時の
加工性が劣るという問題点がある。
ッチ等のピッチ類とを混合して加熱処理した膨潤炭にあ
っては、生成する膨潤炭の軟化点が上がり、塗料化時の
加工性が劣るという問題点がある。
〈高炉出鉄口閉塞材〉
高炉出銑口閉塞材のバインダーとしてコールタールを使
用したときは、固化するまでに長時間を要すること、耐
蝕性が不足すること、亀裂発生等による閉塞物の脆弱化
を招きやすいことなどの問題点がある。
用したときは、固化するまでに長時間を要すること、耐
蝕性が不足すること、亀裂発生等による閉塞物の脆弱化
を招きやすいことなどの問題点がある。
〈ルースイング材〉
ルースイング材の含浸材としてアスファルトを用いた場
合は、アスファルトが経年変化により劣化しやすく、ひ
び割れ、釘孔の広がりにより防水性が低下する傾向があ
ること、ルースイング材が滑りやすいため、含浸した表
面にポリ塩化ビニル粉末等を塗布する必要があることな
どの問題点がある。
合は、アスファルトが経年変化により劣化しやすく、ひ
び割れ、釘孔の広がりにより防水性が低下する傾向があ
ること、ルースイング材が滑りやすいため、含浸した表
面にポリ塩化ビニル粉末等を塗布する必要があることな
どの問題点がある。
含浸材としてコールタールピッチを用いる場合は、アス
ファルトに比し防水性がすぐれているものの、感温性が
大きいため、冬場は硬くて割れやすく、夏場はべとつき
を生じて施工性が低下するという問題点がある。
ファルトに比し防水性がすぐれているものの、感温性が
大きいため、冬場は硬くて割れやすく、夏場はべとつき
を生じて施工性が低下するという問題点がある。
〈本発明の目的〉
本発明は、このような状況に鑑み、防蝕塗料用、高炉出
銑口用閉塞材のバインダー用、ルースイング材製造用な
どの目的に適したW/i!!l炭を製造する方法を提供
することを目的になされたものである。
銑口用閉塞材のバインダー用、ルースイング材製造用な
どの目的に適したW/i!!l炭を製造する方法を提供
することを目的になされたものである。
課題を解決するための手段
本発明の膨潤炭の製造方法は、
平均反射率が1.0%以上で、灰分およびイナート成分
の合計が15重量%以下の粘結炭を200メツシュ以下
に微粉砕した粘結炭微粉砕物(A)、コールタールの分
留により得られる300℃以上の留分であるアントラセ
ン油(B)、および、環球法による軟化点が7O−10
0℃のコールタールピッチ(C)を、 (A) 、 (B)および(C)の合計量を100重量
%とするとき、(A)5〜30重量%、(B)20〜5
0重量%、(C)20〜75重量%の割合で混合し、該
混合物を200〜350℃に加熱して反応させること、 を特徴とするものである。
の合計が15重量%以下の粘結炭を200メツシュ以下
に微粉砕した粘結炭微粉砕物(A)、コールタールの分
留により得られる300℃以上の留分であるアントラセ
ン油(B)、および、環球法による軟化点が7O−10
0℃のコールタールピッチ(C)を、 (A) 、 (B)および(C)の合計量を100重量
%とするとき、(A)5〜30重量%、(B)20〜5
0重量%、(C)20〜75重量%の割合で混合し、該
混合物を200〜350℃に加熱して反応させること、 を特徴とするものである。
以下、本発明の詳細な説明する。
原料の粘結炭としては、平均反射率が1.0%以上で、
灰分およびイナート成分の合計が15重量%以下(好ま
しくは10重量%以下)のものを用いる。このような粘
結炭は、各種の粘結炭の中から上記特性値を有する粘結
炭を選択するか、通常の粘結炭に比重分離等の手段を施
すことによって上記特性値範囲にまで灰分およびイナー
ト成分を減少させることにより取得する。そしてこのよ
うな特性値を有する粘結炭を200メツシュ以下に微粉
砕して、粘結炭微粉砕物(A)として用いる。
灰分およびイナート成分の合計が15重量%以下(好ま
しくは10重量%以下)のものを用いる。このような粘
結炭は、各種の粘結炭の中から上記特性値を有する粘結
炭を選択するか、通常の粘結炭に比重分離等の手段を施
すことによって上記特性値範囲にまで灰分およびイナー
ト成分を減少させることにより取得する。そしてこのよ
うな特性値を有する粘結炭を200メツシュ以下に微粉
砕して、粘結炭微粉砕物(A)として用いる。
平均反射率1.0%未満の粘結炭は、低石炭化度である
ため、膨潤溶媒を吸収したままとなって結合の弛緩を生
じにくく、たとえ灰分およびイナート成分の合計が15
重量%以下であっても、得られる膨潤炭は軟化点が低く
かつ針入度が高くなり、膨潤炭の性質が劣るようになる
。
ため、膨潤溶媒を吸収したままとなって結合の弛緩を生
じにくく、たとえ灰分およびイナート成分の合計が15
重量%以下であっても、得られる膨潤炭は軟化点が低く
かつ針入度が高くなり、膨潤炭の性質が劣るようになる
。
灰分およびイナート成分の合計が15重量%を超える粘
結炭は、灰分およびイナート成分が膨潤には関与しない
ため、たとえ平均反射率が1.0%以上であっても、得
られる膨潤炭は軟化点が低くかつ針入度が高くなるため
、取り扱いが困難となる。
結炭は、灰分およびイナート成分が膨潤には関与しない
ため、たとえ平均反射率が1.0%以上であっても、得
られる膨潤炭は軟化点が低くかつ針入度が高くなるため
、取り扱いが困難となる。
粘結炭の微粉砕は200メツシュ以下とすることが必要
であり、粒度が大きくなると、混合物を加熱したときの
解重合反応が円滑に進まなくなる。ただし本発明の趣旨
を損なわない程度の量であれば、200メツシュを越え
る粒度のものを少量含んでいても特に支障とはならない
。
であり、粒度が大きくなると、混合物を加熱したときの
解重合反応が円滑に進まなくなる。ただし本発明の趣旨
を損なわない程度の量であれば、200メツシュを越え
る粒度のものを少量含んでいても特に支障とはならない
。
・アン ラセン B
アントラセン油(B)としては、コールタールの分留に
より得られる300℃以上の留分、殊に300〜360
℃の留分が用いられる。このアントラセン油(B)はナ
フタレンのような軽質分を含まないので、本発明の目的
に適している。
より得られる300℃以上の留分、殊に300〜360
℃の留分が用いられる。このアントラセン油(B)はナ
フタレンのような軽質分を含まないので、本発明の目的
に適している。
コールタールピーチC
コールタールピッチ(C)としては、環球法による軟化
点が70〜100℃、さらに好ましくは80〜90℃の
ものが用いられる。軟化点がこの範囲より低くても高く
ても、得られる膨潤炭の性能が不足する。
点が70〜100℃、さらに好ましくは80〜90℃の
ものが用いられる。軟化点がこの範囲より低くても高く
ても、得られる膨潤炭の性能が不足する。
一般にコールタールピッチは、その軟化点の高低によっ
て、軟ピツチ(50〜60℃)、中ピツチ(60〜75
℃)、高ピー、チ(90℃以上)の3種に大別されてい
るが、本発明の目的に適したコールタールピッチ(C)
は、中ピツチから高ピツチにかけて領域のものである。
て、軟ピツチ(50〜60℃)、中ピツチ(60〜75
℃)、高ピー、チ(90℃以上)の3種に大別されてい
るが、本発明の目的に適したコールタールピッチ(C)
は、中ピツチから高ピツチにかけて領域のものである。
び
上述の粘結炭微粉砕物(A)、アントラセン油(B)お
よびコールタールピッチ(C)は、これら(^) 、
(B)および(C)の合計量を100重量%とするとき
。
よびコールタールピッチ(C)は、これら(^) 、
(B)および(C)の合計量を100重量%とするとき
。
粘結炭微粉砕物(A)5〜30重量%、アントラセン油
(B) 20〜50重量%、コールタールピッチ
(C) 20〜75重量%の割合で混合し、加熱反応
に供する。特に好ましい範囲は、(A)10〜25重量
%、(B)30〜40重量%、(C)35〜60重量%
である。
(B) 20〜50重量%、コールタールピッチ
(C) 20〜75重量%の割合で混合し、加熱反応
に供する。特に好ましい範囲は、(A)10〜25重量
%、(B)30〜40重量%、(C)35〜60重量%
である。
混合割合が上記の範囲からはずれるときは、目的とする
性能の膨潤炭が得られなくなる。
性能の膨潤炭が得られなくなる。
上記混合物を攪拌下に温度200〜350℃、好ましく
は250〜300℃に加熱すると、膨潤解重合反応が円
滑に進行し、目的とする膨潤炭が取得できる0反応時間
は1時間〜lO時間程度とすることが多い。
は250〜300℃に加熱すると、膨潤解重合反応が円
滑に進行し、目的とする膨潤炭が取得できる0反応時間
は1時間〜lO時間程度とすることが多い。
加熱温度が200℃に達しないときは粘結炭の膨潤化が
充分に進まず、一方350℃を越えるときには、熱エネ
ルギーの点で不利となる上、コーキング現象や引火の危
険性があり、工業性を欠くようになる。
充分に進まず、一方350℃を越えるときには、熱エネ
ルギーの点で不利となる上、コーキング現象や引火の危
険性があり、工業性を欠くようになる。
且オ
このようにして得られた膨潤炭は種々の用途に用いられ
るが、特に、防蝕塗料用、高炉出銑口閉塞材のバインダ
ー用、ルーフィング材製造用に好適である。
るが、特に、防蝕塗料用、高炉出銑口閉塞材のバインダ
ー用、ルーフィング材製造用に好適である。
防蝕塗料用に用いるときは、この膨潤炭をエポキシ樹脂
、ウレタン樹脂などと併用し、さらに該樹脂の硬化剤、
溶剤、顔料、その他の添加剤を混合して塗料化する。
、ウレタン樹脂などと併用し、さらに該樹脂の硬化剤、
溶剤、顔料、その他の添加剤を混合して塗料化する。
高炉出銑口閉塞材のバインダーとして用いるときは、シ
ャモット粉、コークスプリーズ、炭化ケイ素、粘土粉な
どからなるマッド材用原料にこの膨潤炭を配合して混練
する。
ャモット粉、コークスプリーズ、炭化ケイ素、粘土粉な
どからなるマッド材用原料にこの膨潤炭を配合して混練
する。
ルーフィング材製造に際しての含浸材として用いるとき
は、この膨潤炭を紙、不織布などの基材シートに含浸さ
せる。
は、この膨潤炭を紙、不織布などの基材シートに含浸さ
せる。
実施例
次に実施例をあげて本発明をさらに説明する。
以下「部」、「%」とあるのは、反射率(%)を除き重
量基準で示したものである。
量基準で示したものである。
実施例1
攪拌機付きのステンレススチール製反応缶に、コールタ
ールの分留により得られた300〜360℃の留分のア
ントラセン油(B)4501と、環球法による軟化点が
80℃のコールタールピッチ(C)350部とを仕込ん
で加熱した後、平均反射率が1.1%、灰分およびイナ
ート成分の合計が6%の粘結炭を200メツシュ以下に
まで微粉砕した粘結炭微粉砕物(^)200部を投入し
、常圧下、温度250℃にて3時間攪拌することにより
膨潤解重合反応を行った。
ールの分留により得られた300〜360℃の留分のア
ントラセン油(B)4501と、環球法による軟化点が
80℃のコールタールピッチ(C)350部とを仕込ん
で加熱した後、平均反射率が1.1%、灰分およびイナ
ート成分の合計が6%の粘結炭を200メツシュ以下に
まで微粉砕した粘結炭微粉砕物(^)200部を投入し
、常圧下、温度250℃にて3時間攪拌することにより
膨潤解重合反応を行った。
これにより、環球法による軟化点が84℃で、25℃、
100g、5秒の条件で測定した針入度が20の膨潤炭
が得られた。
100g、5秒の条件で測定した針入度が20の膨潤炭
が得られた。
この膨潤炭650部をキシレン350部でワニス化した
瀝青質ワニスは、TI値(チクソトロピー性を表わす指
標、回転粘度計による6rp■/60 rpmの粘度比
)が8.1と大きく、すぐれたチクソ)Oピー性を示し
、また加熱残分は65%であって、膨潤炭の蒸発は認め
られなかった。
瀝青質ワニスは、TI値(チクソトロピー性を表わす指
標、回転粘度計による6rp■/60 rpmの粘度比
)が8.1と大きく、すぐれたチクソ)Oピー性を示し
、また加熱残分は65%であって、膨潤炭の蒸発は認め
られなかった。
実施例2
アントラセン油(B)300部、コールタールピッチ(
C) 550部および粘結炭微粉砕物(A)150部を
用いたほかは実施例1を繰り返した。
C) 550部および粘結炭微粉砕物(A)150部を
用いたほかは実施例1を繰り返した。
これにより、環球法による軟化点が74℃、針入度がl
Oの膨潤炭が得られた。
Oの膨潤炭が得られた。
この膨潤炭700部をキシレン300部でワニス化した
瀝青質ワニスは、TI値が3.3と大きく、また加熱残
分は72%であって、膨潤炭の蒸発は認められなかった
。
瀝青質ワニスは、TI値が3.3と大きく、また加熱残
分は72%であって、膨潤炭の蒸発は認められなかった
。
この瀝青質ワニスをエポキシ樹脂と等量混合して防蝕塗
料を調製した。塗料の粘度は1ケ月経過後も変化はなく
、貯蔵安定性にすぐれていた。
料を調製した。塗料の粘度は1ケ月経過後も変化はなく
、貯蔵安定性にすぐれていた。
実施例3
アントラセン油(B)450部、コールタールピッチ(
C)350部および粘結炭微粉砕物(A)200部を用
いたほかは実施例1を繰り返した。
C)350部および粘結炭微粉砕物(A)200部を用
いたほかは実施例1を繰り返した。
ただし粘結炭微粉砕物(A)としては、平均反射率が1
.5%、灰分およびイナート成分の合計が12%の粘結
炭を200メツシュ以下にまで微粉砕したものを用いた
。
.5%、灰分およびイナート成分の合計が12%の粘結
炭を200メツシュ以下にまで微粉砕したものを用いた
。
これにより、環球法による軟化点が82℃、針入度が2
1の膨潤炭が得られた。
1の膨潤炭が得られた。
この膨潤炭650部をキシレン350部でワニス化した
瀝青質ワニスは、TI値が5.7と大きく、また加熱残
分は65%であって、膨潤炭の蒸発は認められなかった
。
瀝青質ワニスは、TI値が5.7と大きく、また加熱残
分は65%であって、膨潤炭の蒸発は認められなかった
。
また、上記で得た膨潤炭を加熱溶融して紙または不織布
に含浸させてルーフィング材を製造した。含浸性は極め
て良好であった。このルーフィング材を屋根に被覆して
釘とめしたが、滑り性が小さいので、施工時の作業性が
良好であり、さらには、釘孔の経時的な広がりも認めら
れなかった。
に含浸させてルーフィング材を製造した。含浸性は極め
て良好であった。このルーフィング材を屋根に被覆して
釘とめしたが、滑り性が小さいので、施工時の作業性が
良好であり、さらには、釘孔の経時的な広がりも認めら
れなかった。
実施例4
シャモット粉20%、コークスプリーズ粉40%、炭化
ケイ素粉20%、粘土粉20%よりなる混合物100部
に、実施例1で得た膨潤炭を等量のコールタールに加熱
溶解させたものをバインダーとして20部加え、混練し
た。
ケイ素粉20%、粘土粉20%よりなる混合物100部
に、実施例1で得た膨潤炭を等量のコールタールに加熱
溶解させたものをバインダーとして20部加え、混練し
た。
この混線物からなる閉塞材を、マッドシリンダにより出
銑直後の出銑口に押し込んだ、閉塞材が完全に固まるま
での時間は47分であった。
銑直後の出銑口に押し込んだ、閉塞材が完全に固まるま
での時間は47分であった。
また、この閉塞材を約5 Kg/cm”の圧力でレンガ
状に加圧成型し、1000℃の温度で1時間還元雰囲気
中で焼成したところ、収縮率は0.33%であった。焼
成後のレンガをダイアモンドカッターで切断し、その切
断面を観察したところ、シャモット粉、コークスプリー
ズ粉の表面には均一な炭素層が形成されており、安定な
構造を形成していることが確認できた。
状に加圧成型し、1000℃の温度で1時間還元雰囲気
中で焼成したところ、収縮率は0.33%であった。焼
成後のレンガをダイアモンドカッターで切断し、その切
断面を観察したところ、シャモット粉、コークスプリー
ズ粉の表面には均一な炭素層が形成されており、安定な
構造を形成していることが確認できた。
比較例1
実施例1で用いた粘結炭微粉砕物(A)200部をコー
ルタール800部と混合し、常圧下、温度250℃にて
3時間攪拌することにより膨潤解重合反応を行った。
ルタール800部と混合し、常圧下、温度250℃にて
3時間攪拌することにより膨潤解重合反応を行った。
これにより、環球法による軟化点が84℃、針入度が2
0の膨潤炭が得られたが、1日経過すると膨潤炭の表面
にナフタリンのブリードが認められた。
0の膨潤炭が得られたが、1日経過すると膨潤炭の表面
にナフタリンのブリードが認められた。
この膨潤炭700部をキシレン300部でワニス化した
瀝青質ワニスは、TI値が5.2と高く、チクソトロピ
ー性がすぐれていたが、加熱残分は63%であり、コー
ルタールの軽質分が蒸発していた。
瀝青質ワニスは、TI値が5.2と高く、チクソトロピ
ー性がすぐれていたが、加熱残分は63%であり、コー
ルタールの軽質分が蒸発していた。
この膨潤炭は、防水材や塗料用としては不適当である。
比較例2
実施例1で用いた粘結炭微粉砕物(A)to。
部と実施例1で用いたコールタールピッチ(C)900
部とを混合し、常圧下、温度250℃にて3時間攪拌す
ることにより膨潤解重合反応を行った。
部とを混合し、常圧下、温度250℃にて3時間攪拌す
ることにより膨潤解重合反応を行った。
これにより、環球法による軟化点が110℃、針入度が
0の膨潤炭が得られた。この膨潤炭は溶解などの加工性
(作業性)が悪く、また硬くて割れやすいものであった
。
0の膨潤炭が得られた。この膨潤炭は溶解などの加工性
(作業性)が悪く、また硬くて割れやすいものであった
。
この膨潤炭は、防水材、塗料用、バインダー用としては
不適当である。
不適当である。
比較例3
実施例1で用いたアントラセン油(B)450部、実施
例1で用いたコールタールピッチ(C)350部、およ
び、平均反射率が1.2%、灰分およびイナート成分の
合計が26%の粘結炭を200メツシュ以下にまで微粉
砕した粘結炭微粉砕物200部を混合し、常圧下、温度
250℃にて3時間攪拌することにより膨潤解重合反応
を行った。
例1で用いたコールタールピッチ(C)350部、およ
び、平均反射率が1.2%、灰分およびイナート成分の
合計が26%の粘結炭を200メツシュ以下にまで微粉
砕した粘結炭微粉砕物200部を混合し、常圧下、温度
250℃にて3時間攪拌することにより膨潤解重合反応
を行った。
これにより、環球法による軟化点が63℃、針入度が3
1の膨潤炭が得られたが、この膨潤炭は軟化点が低くか
つ針入度が高いため、取り扱いが困難であった。
1の膨潤炭が得られたが、この膨潤炭は軟化点が低くか
つ針入度が高いため、取り扱いが困難であった。
比較例4
実施例1で用いたアントラセン油(B)450部、実施
例1で用いたコールタールピッチ(C)350部、およ
び、平均反射率が0.9%、灰分およびイナート成分の
合計が13%の粘結炭を200メツシュ以下にまで微粉
砕した粘結炭微粉砕物200111を混合し、常圧下、
温度250℃にて3時間攪拌することにより膨潤解重合
反応を行った。
例1で用いたコールタールピッチ(C)350部、およ
び、平均反射率が0.9%、灰分およびイナート成分の
合計が13%の粘結炭を200メツシュ以下にまで微粉
砕した粘結炭微粉砕物200111を混合し、常圧下、
温度250℃にて3時間攪拌することにより膨潤解重合
反応を行った。
これにより、環球法による軟化点が60℃、針入度が3
1の膨潤炭が得られたが、この膨潤炭は比較例3と同様
に軟化点が低くかつ針入度が高いため、取り扱いが困難
であった。
1の膨潤炭が得られたが、この膨潤炭は比較例3と同様
に軟化点が低くかつ針入度が高いため、取り扱いが困難
であった。
比較例5
シャモット粉20%、コークスプリーズ粉40%、炭化
ケイ素粉20%、粘土粉20%よりなる混合物100部
に、コールタールをバインダーとして20部加え、混線
した。
ケイ素粉20%、粘土粉20%よりなる混合物100部
に、コールタールをバインダーとして20部加え、混線
した。
この混線物からなる閉塞材を、マッドシリンダにより出
銑直後の出銑口に押し込んだ、閉塞材が完全に固まるま
での時間は1時間lO分であった。
銑直後の出銑口に押し込んだ、閉塞材が完全に固まるま
での時間は1時間lO分であった。
また、この閉塞材を約5Kg/c璽2の圧力でレンガ状
に加圧成型し、1000℃の温度で1時間還元雰囲気中
で焼成したところ、収縮率は0.50%であった。上記
焼成後のレンガをダイアモンドカッターで切断し、その
切断面を観察したところ、シャモット粉、コークスプリ
ーズ粉の表面に形成される炭素層は、実施例4に比し明
らかに不均一であった・ 発明の効果 本発明の方法により製造された膨潤炭は、これをエポキ
シ樹脂、ウレタン樹脂等と併用して防蝕塗料に加工した
とき、チクントロピー性が大きいので塗装対象が垂直面
であっても垂れを生じないこと、樹脂成分との反応性が
小さく、貯蔵安定性にすぐれていること、塗装後もナフ
タリンのような軽質性のブリードを生じず、塗膜の外観
を損なうことがないことなどのすぐれた効果を奏する。
に加圧成型し、1000℃の温度で1時間還元雰囲気中
で焼成したところ、収縮率は0.50%であった。上記
焼成後のレンガをダイアモンドカッターで切断し、その
切断面を観察したところ、シャモット粉、コークスプリ
ーズ粉の表面に形成される炭素層は、実施例4に比し明
らかに不均一であった・ 発明の効果 本発明の方法により製造された膨潤炭は、これをエポキ
シ樹脂、ウレタン樹脂等と併用して防蝕塗料に加工した
とき、チクントロピー性が大きいので塗装対象が垂直面
であっても垂れを生じないこと、樹脂成分との反応性が
小さく、貯蔵安定性にすぐれていること、塗装後もナフ
タリンのような軽質性のブリードを生じず、塗膜の外観
を損なうことがないことなどのすぐれた効果を奏する。
この膨潤炭を高炉出銑口閉塞材のバインダーとして用い
るときは、固化速度が早いこと、閉塞材の収縮率が小さ
いこと、耐蝕性が良好でかつ亀裂を生じないので、閉塞
物の脆弱化のおそれがないこと、均一な気孔分布を有す
るので開口時のドリルによる切削性が良いことなどのす
ぐれた効果を奏する。
るときは、固化速度が早いこと、閉塞材の収縮率が小さ
いこと、耐蝕性が良好でかつ亀裂を生じないので、閉塞
物の脆弱化のおそれがないこと、均一な気孔分布を有す
るので開口時のドリルによる切削性が良いことなどのす
ぐれた効果を奏する。
この膨潤炭を紙、不織布などに含浸してルーフィング材
を製造したときは、含浸性がすぐれていること、防水性
がすぐれていること、滑り性が改善されているので、施
工時の作業性が良好であること、長期にわたりひび割れ
や釘孔の広がりを生じないので、防水性が損なわれるこ
とがないこと、感温性が小さいため、冬場であっても割
れを生じず、また夏場であってもべとつきを生じないこ
となどの種々の効果を奏する。
を製造したときは、含浸性がすぐれていること、防水性
がすぐれていること、滑り性が改善されているので、施
工時の作業性が良好であること、長期にわたりひび割れ
や釘孔の広がりを生じないので、防水性が損なわれるこ
とがないこと、感温性が小さいため、冬場であっても割
れを生じず、また夏場であってもべとつきを生じないこ
となどの種々の効果を奏する。
本発明の方法により得られる膨潤炭は、このように種々
の用途に適しているので、産業上の有用性が大きい。
の用途に適しているので、産業上の有用性が大きい。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、平均反射率が1.0%以上で、灰分およびイナート
成分の合計が15重量%以下の粘結炭を200メッシュ
以下に微粉砕した粘結炭微粉砕物(A)、コールタール
の分留により得られる300℃以上の留分であるアント
ラセン油(B)、および、環球法による軟化点が70〜
100℃のコールタールピッチ(C)を、(A)、(B
)および(C)の合計量を100重量%とするとき、(
A)5〜30重量%、(B)20〜50重量%、(C)
20〜75重量%の割合で混合し、該混合物を200〜
350℃に加熱して反応させることを特徴とする膨潤度
の製造方法。 2、粘結炭微粉砕物(A)、アントラセン油(B)およ
びコールタールピッチ(C)の混合割合が、(A)10
〜25重量%、(B)30〜40重量%、(C)35〜
60重量%である請求項1記載の膨潤炭の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2052385A JPH03257008A (ja) | 1990-03-02 | 1990-03-02 | 膨潤炭の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2052385A JPH03257008A (ja) | 1990-03-02 | 1990-03-02 | 膨潤炭の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03257008A true JPH03257008A (ja) | 1991-11-15 |
Family
ID=12913342
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2052385A Pending JPH03257008A (ja) | 1990-03-02 | 1990-03-02 | 膨潤炭の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03257008A (ja) |
-
1990
- 1990-03-02 JP JP2052385A patent/JPH03257008A/ja active Pending
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