JPH03257171A - 導電性成型物及びその製造方法 - Google Patents
導電性成型物及びその製造方法Info
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- JPH03257171A JPH03257171A JP5576290A JP5576290A JPH03257171A JP H03257171 A JPH03257171 A JP H03257171A JP 5576290 A JP5576290 A JP 5576290A JP 5576290 A JP5576290 A JP 5576290A JP H03257171 A JPH03257171 A JP H03257171A
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- fine particles
- conductive
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は、加熱及びまたは加圧することにより底型が可
能で、良好で安定な導電性を発現することができる導電
性成型物及びその製造方法に関する。
能で、良好で安定な導電性を発現することができる導電
性成型物及びその製造方法に関する。
(従来の技術)
従来、樹脂あるいはセラミックスの表面を導電性物質、
特に金属により被覆した導電性粉体は、導電ペースト用
フィラー、 1tsシールド材用フイラー等として用い
られている。これらのものは、通常該導電性粉体をバイ
ンダー中に分散させて用いられる。
特に金属により被覆した導電性粉体は、導電ペースト用
フィラー、 1tsシールド材用フイラー等として用い
られている。これらのものは、通常該導電性粉体をバイ
ンダー中に分散させて用いられる。
これらのものは、金属微粒子をフィラーとして用いる場
合に比べると、単位容積当りの金属量が少量ですみ、ま
たバインダーとの比重差が小さいため分散安定性に優る
が、粒子同士の凝集、沈降等を完全に貼止することは困
難である。また、バインダー中における該粒子同士の接
触により導電性あるいは電磁波遮蔽性等を得ているため
、粒子の接触の仕方によって上記特性が変化するもので
ある。従って、使用する環境、例えば、温度、湿度、応
力あるいはバインダー樹脂の劣化等によって上記特性が
変化し、安定した電気的あるいは磁気的特性を発現する
ことが困難であった。これは、導電性微粒子を非導電性
であるバインダーにより固着せしめ、該導電性微粒子同
士の接触により導通を保つ方法においては避は難い現象
であると考えられる。
合に比べると、単位容積当りの金属量が少量ですみ、ま
たバインダーとの比重差が小さいため分散安定性に優る
が、粒子同士の凝集、沈降等を完全に貼止することは困
難である。また、バインダー中における該粒子同士の接
触により導電性あるいは電磁波遮蔽性等を得ているため
、粒子の接触の仕方によって上記特性が変化するもので
ある。従って、使用する環境、例えば、温度、湿度、応
力あるいはバインダー樹脂の劣化等によって上記特性が
変化し、安定した電気的あるいは磁気的特性を発現する
ことが困難であった。これは、導電性微粒子を非導電性
であるバインダーにより固着せしめ、該導電性微粒子同
士の接触により導通を保つ方法においては避は難い現象
であると考えられる。
(発明が解決しようとする課題)
本発明は、均質な導電性物質層を表面に有する熱可塑性
樹脂微粒子を結着させてなる新規な導電性成型物及びそ
の製造方法を提供し、上記問題点を解決することを目的
とする。
樹脂微粒子を結着させてなる新規な導電性成型物及びそ
の製造方法を提供し、上記問題点を解決することを目的
とする。
(課題を解決するための手段)
本発明は、良好な導電性を容易に発現できる成型物とし
て、熱可塑性樹脂微粒子を導電性物質層で被覆した後、
加圧及びまたは加熱してなる導電性成型物であり、さら
には、熱可塑性樹脂微粒子を導電性物質層で被覆した後
、加熱及びまたは加圧することに由来する導電性を有す
る導電性成型物の製造方法に関する。
て、熱可塑性樹脂微粒子を導電性物質層で被覆した後、
加圧及びまたは加熱してなる導電性成型物であり、さら
には、熱可塑性樹脂微粒子を導電性物質層で被覆した後
、加熱及びまたは加圧することに由来する導電性を有す
る導電性成型物の製造方法に関する。
また、導電性物質層が、無電解めっきにより形成された
金属層であり、熱可塑性樹脂微粒子が、懸濁重合により
得られる樹脂微粒子または熱可塑性樹脂微粒子が、塊状
樹脂を機械的粉砕及びまたは再沈澱することにより得ら
れる樹脂微粒子であることを特徴とする導電性成型物ま
たは導電性成型物の製造方法に関する。
金属層であり、熱可塑性樹脂微粒子が、懸濁重合により
得られる樹脂微粒子または熱可塑性樹脂微粒子が、塊状
樹脂を機械的粉砕及びまたは再沈澱することにより得ら
れる樹脂微粒子であることを特徴とする導電性成型物ま
たは導電性成型物の製造方法に関する。
即ち、熱可塑性樹脂微粒子表面に導電性物質層を形成せ
しめた後、該微粒子を加熱及びまたは加圧融着させるこ
とにより導電性を発現せしめるものである。本成型物の
場合、導電性微粒子を非導電性のバインダーにより固着
させたものとは異なり、粒子界面の接触により導通を確
保し、該導電層の僅かな破壊により微粒子内部の熱可塑
性樹脂同士の結着を生じせしめ導通バスの保全を行なう
成型物である。そのため、粒界では必ず導電性が確保さ
れ、外的因子による影響を低減させることが可能となる
ものである。以下、本発明の詳細について順次説明する
。
しめた後、該微粒子を加熱及びまたは加圧融着させるこ
とにより導電性を発現せしめるものである。本成型物の
場合、導電性微粒子を非導電性のバインダーにより固着
させたものとは異なり、粒子界面の接触により導通を確
保し、該導電層の僅かな破壊により微粒子内部の熱可塑
性樹脂同士の結着を生じせしめ導通バスの保全を行なう
成型物である。そのため、粒界では必ず導電性が確保さ
れ、外的因子による影響を低減させることが可能となる
ものである。以下、本発明の詳細について順次説明する
。
本発明で使用される熱可塑性樹脂としては、常温で固体
であれば特に制限はなく、ビニル系樹脂。
であれば特に制限はなく、ビニル系樹脂。
(メタ〉アクリル系樹脂1 ビニル/(メタ)アクリル
共重合樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、。
共重合樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、。
ポリエステル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂等を例と
して挙げることが出来るが、上記のものに限定されるも
のではない。また、これらは、一種あるいは二種以上の
混合物として用いてもよい、これらの熱可塑性樹脂粉体
は、粒径が1μm以上1mm以下のものを用いることが
望ましい0粒径が小さすぎると、粒子表面に実用的な膜
厚で導電性物質層を設けるためには多大な量の導電性物
質が必要となり経済性に劣る。また、粒径が大き過ぎる
と、加圧・加熱により生じる芯樹脂の変形が大きくなり
すぎるため、その変形に導電性物質層が追従できなくな
り、導電性物質層に大規模な破壊が生じ、導電性を確保
することが困難となる。この様な粒径をもつ熱可塑性樹
脂微粒子を得る方法としては、懸濁重合、乳化重合等の
分散重合法を用いることが出来る。また、塊状樹脂を機
械的に粉砕して得られた樹脂微粒子や、樹脂溶液を貧溶
媒中に投入して行なう再沈澱法により得られた樹脂微粒
子を用いることもでき、必要であれば分級操作を行なっ
てもよい0次に、上記のようにして得た樹脂微粒子の表
面に設ける導電性物質層について次に説明する0本発明
において使用される導電性物質層としては特に制限はな
く、無電解金属めっき法により得られる金属層、導電性
金属酸化物の蒸着による導電層等を例として挙げること
が出来るが、導電性物質の可撓性の見地から、無電解金
属めっき層を用いることがより好適である。無電解めっ
きされる金属としては、コバルト、ニッケル、m。
して挙げることが出来るが、上記のものに限定されるも
のではない。また、これらは、一種あるいは二種以上の
混合物として用いてもよい、これらの熱可塑性樹脂粉体
は、粒径が1μm以上1mm以下のものを用いることが
望ましい0粒径が小さすぎると、粒子表面に実用的な膜
厚で導電性物質層を設けるためには多大な量の導電性物
質が必要となり経済性に劣る。また、粒径が大き過ぎる
と、加圧・加熱により生じる芯樹脂の変形が大きくなり
すぎるため、その変形に導電性物質層が追従できなくな
り、導電性物質層に大規模な破壊が生じ、導電性を確保
することが困難となる。この様な粒径をもつ熱可塑性樹
脂微粒子を得る方法としては、懸濁重合、乳化重合等の
分散重合法を用いることが出来る。また、塊状樹脂を機
械的に粉砕して得られた樹脂微粒子や、樹脂溶液を貧溶
媒中に投入して行なう再沈澱法により得られた樹脂微粒
子を用いることもでき、必要であれば分級操作を行なっ
てもよい0次に、上記のようにして得た樹脂微粒子の表
面に設ける導電性物質層について次に説明する0本発明
において使用される導電性物質層としては特に制限はな
く、無電解金属めっき法により得られる金属層、導電性
金属酸化物の蒸着による導電層等を例として挙げること
が出来るが、導電性物質の可撓性の見地から、無電解金
属めっき層を用いることがより好適である。無電解めっ
きされる金属としては、コバルト、ニッケル、m。
銀、金、白金及びこれらの金属同士またはこれらの金属
とホウ素、窒素、リン、バナジウム、マンガン。
とホウ素、窒素、リン、バナジウム、マンガン。
鉄、亜鉛、モリブデン2スズ、タングステン、レニウム
、テルル等との共析物等を例として挙げることができる
。熱可塑性樹脂微粒子に無電解めっきを行なう場合、通
常の前処理を施すことは当然であるが、通常前処理とし
て行なわれる脱脂工程、エッチング工程、センシタイジ
ング工程、キヤタライジング工程、アクセラレイティン
グ工程のうち、脱脂工程及びエツチング工程は省いても
よい。
、テルル等との共析物等を例として挙げることができる
。熱可塑性樹脂微粒子に無電解めっきを行なう場合、通
常の前処理を施すことは当然であるが、通常前処理とし
て行なわれる脱脂工程、エッチング工程、センシタイジ
ング工程、キヤタライジング工程、アクセラレイティン
グ工程のうち、脱脂工程及びエツチング工程は省いても
よい。
また、粉粒子の表面処理を行なう場合、粒子の凝集が問
題となる場合がしばしばあり、このことを防ぐために、
界面活性剤やアルコール等で例示される水溶性有機溶媒
等を少量存在させることもできる。また、樹脂微粒子が
微細な気泡を核として塊状に凝集している場合には、上
記の対策の他に減圧により脱泡してもよい。
題となる場合がしばしばあり、このことを防ぐために、
界面活性剤やアルコール等で例示される水溶性有機溶媒
等を少量存在させることもできる。また、樹脂微粒子が
微細な気泡を核として塊状に凝集している場合には、上
記の対策の他に減圧により脱泡してもよい。
また、微粒子上に均一な無電解金属層を設けるためには
、めっき液により粒子が良好に濡れていることが必要で
あり、予め金属塩、錯形成剤、安定剤等を含有する水溶
液に樹脂微粒子を十分に浸漬させた後に還元剤を投入す
る等により還元処理を行なうことが好ましい0次に、本
発明にお、いて熱可塑性樹脂微粒子を導電性物質層で被
覆する方法について無電解めっき法を一例として挙げて
説明するが、これに限定されるものではない。
、めっき液により粒子が良好に濡れていることが必要で
あり、予め金属塩、錯形成剤、安定剤等を含有する水溶
液に樹脂微粒子を十分に浸漬させた後に還元剤を投入す
る等により還元処理を行なうことが好ましい0次に、本
発明にお、いて熱可塑性樹脂微粒子を導電性物質層で被
覆する方法について無電解めっき法を一例として挙げて
説明するが、これに限定されるものではない。
(熱可塑性樹脂微粒子の前処理)
熱可塑性樹脂微粒子に以下のような手順で前処理を施す
。
。
(1)センシタイジング工程
5nC1t H2Ht0 5〜20 g/ 1)1c
I s〜50g/lの水溶液に攪拌しなが
ら1〜10分間浸漬、(2)水洗・濾過 この時、乾燥させない方が次工程での分散性に優れる。
I s〜50g/lの水溶液に攪拌しなが
ら1〜10分間浸漬、(2)水洗・濾過 この時、乾燥させない方が次工程での分散性に優れる。
(3)キャタライジング工程
Pdel! 0.5〜1 g / 11
1c1 10〜200g / 1の水溶液
に攪拌しながら1〜10分間浸漬、(4)水洗・濾過 この時、乾燥させない方が次工程での分散性に優れる。
1c1 10〜200g / 1の水溶液
に攪拌しながら1〜10分間浸漬、(4)水洗・濾過 この時、乾燥させない方が次工程での分散性に優れる。
(5)アクセラレイティング工程
H,SO,10〜100g / 1の水溶液に撹拌しな
がら1〜10分間浸漬、 (6)水洗・濾過 この時、乾燥させない方が次工程での分散性に優れる。
がら1〜10分間浸漬、 (6)水洗・濾過 この時、乾燥させない方が次工程での分散性に優れる。
(金属層の形成)
(1)めっき液への浸漬
前処理済み樹脂微粒子を還元反応が進行しないような条
件でめっき液に浸漬し、必要に応じて界面活性剤、水溶
性有機溶媒の添加、あるいは減圧による脱泡を行なう。
件でめっき液に浸漬し、必要に応じて界面活性剤、水溶
性有機溶媒の添加、あるいは減圧による脱泡を行なう。
(2)還元操作−
上記懸濁液に、還元剤の添加や加熱等の処置を施し、還
元反応を進行させ金属層を析出させる。
元反応を進行させ金属層を析出させる。
(3)水洗・濾過
(4)乾燥
上記に例示した方法等により前処理を施した熱可塑性樹
脂微粒子は、通常用いられる無電解めっき法を適用する
ことにより粒子表面に導電性物質層を形成することが出
来る。めっき膜厚には特に制限はないが、所望する比抵
抗値により適宜調整される。−例を挙げれば、10°Ω
・C−以下程度の比抵抗値を得たい場合には、粒径にも
依存するが、熱可塑性樹脂微粒子90グラムに対し10
グラム以上の金属層を形成させることが望ましい。
脂微粒子は、通常用いられる無電解めっき法を適用する
ことにより粒子表面に導電性物質層を形成することが出
来る。めっき膜厚には特に制限はないが、所望する比抵
抗値により適宜調整される。−例を挙げれば、10°Ω
・C−以下程度の比抵抗値を得たい場合には、粒径にも
依存するが、熱可塑性樹脂微粒子90グラムに対し10
グラム以上の金属層を形成させることが望ましい。
次に、表面に導電性物質層を有する熱可塑性樹脂微粒子
を固着させる方法について説明する。該微粒子の固着は
、加圧及びまたは加熱により行なわれるが、得られる固
着体の導電性を損なわないような方法であれば特に制限
はない、加圧により固着を行なう場合には、熱可塑性樹
脂の硬度、微粒子の形状、導電性物質層の膜厚等により
適宜加える圧力を選択して行なう。また、この時同時に
加熱して固着させることもできるが、加熱を行なう場合
には、樹脂の軟化温度付近まで加熱することが好ましい
、軟化温度を遥かに越えた温度まで加熱を行ない、溶融
した樹脂が流動性を持つようになると、成型物表面が溶
融樹脂層により覆われることがあり、導電性を発現しな
いことがある。また、加熱温度が低すぎると、樹脂同士
の融着あるいは粒子の変形が不十分で、固着が行なわれ
ない場合がある。加熱を行なう場合には、熱可塑性樹脂
微粒子の軟化温度、微粒子の形状、導電性物質層の膜厚
等により適宜加熱温度を調整する必要がある。
を固着させる方法について説明する。該微粒子の固着は
、加圧及びまたは加熱により行なわれるが、得られる固
着体の導電性を損なわないような方法であれば特に制限
はない、加圧により固着を行なう場合には、熱可塑性樹
脂の硬度、微粒子の形状、導電性物質層の膜厚等により
適宜加える圧力を選択して行なう。また、この時同時に
加熱して固着させることもできるが、加熱を行なう場合
には、樹脂の軟化温度付近まで加熱することが好ましい
、軟化温度を遥かに越えた温度まで加熱を行ない、溶融
した樹脂が流動性を持つようになると、成型物表面が溶
融樹脂層により覆われることがあり、導電性を発現しな
いことがある。また、加熱温度が低すぎると、樹脂同士
の融着あるいは粒子の変形が不十分で、固着が行なわれ
ない場合がある。加熱を行なう場合には、熱可塑性樹脂
微粒子の軟化温度、微粒子の形状、導電性物質層の膜厚
等により適宜加熱温度を調整する必要がある。
また、本発明における導電性成型物は、表面に導電性物
質層を有する熱可塑性樹脂微粒子のみの固着により得る
ことも出来るが、成型物の表面となる部位のみに、導電
性物質層を有する熱可塑性樹脂微粒子を存在せしめ、固
着させることにより得ることもできる。例えば、モール
ディング型内部に、導電性物質層を有する熱可塑性樹脂
微粒子よりなる層を形成せしめた後、熱可塑性樹脂微粒
子を底型することにより、表面のみに導電性を有する成
型物を得ることが出来る。この場合、成型物の内部とな
るべきものは特に熱可塑性樹脂である必要はなく、導電
性物質層を有する熱可塑性樹脂微粒子と固着し得るもの
であれば良い。また、第1層として表面に導電性物質層
を有する熱可塑性樹脂微粒子からなる層を設け、第2層
として第1層と加圧及びまたは加熱により固着し得る物
質からなる層を設け、第3層として表面に導電性物質層
を有する熱可塑性樹脂微粒子からなる層を設け、これを
加圧及びまたは加熱により相互に固着せしめることによ
り表面が導電性を有する板状あるいはフィルム状戒型物
を得ることも可能である。
質層を有する熱可塑性樹脂微粒子のみの固着により得る
ことも出来るが、成型物の表面となる部位のみに、導電
性物質層を有する熱可塑性樹脂微粒子を存在せしめ、固
着させることにより得ることもできる。例えば、モール
ディング型内部に、導電性物質層を有する熱可塑性樹脂
微粒子よりなる層を形成せしめた後、熱可塑性樹脂微粒
子を底型することにより、表面のみに導電性を有する成
型物を得ることが出来る。この場合、成型物の内部とな
るべきものは特に熱可塑性樹脂である必要はなく、導電
性物質層を有する熱可塑性樹脂微粒子と固着し得るもの
であれば良い。また、第1層として表面に導電性物質層
を有する熱可塑性樹脂微粒子からなる層を設け、第2層
として第1層と加圧及びまたは加熱により固着し得る物
質からなる層を設け、第3層として表面に導電性物質層
を有する熱可塑性樹脂微粒子からなる層を設け、これを
加圧及びまたは加熱により相互に固着せしめることによ
り表面が導電性を有する板状あるいはフィルム状戒型物
を得ることも可能である。
次に、本発明の詳細な説明を実施例に示すが、本発明は
以下の例によりなんら制限されるものではない。なお、
実施例中で用いられる「部」は、いずれの場合も重量部
を示す。
以下の例によりなんら制限されるものではない。なお、
実施例中で用いられる「部」は、いずれの場合も重量部
を示す。
〔実施例)
実施例 I
PET (ベルペット鐘淵化学製)をターボミルにより
粉砕し、平均約50μmの微粒子を得た。この微粒子1
00部に前述した方法により前処理を施し、次いで下記
の組成の水溶液に攪拌・分散した。
粉砕し、平均約50μmの微粒子を得た。この微粒子1
00部に前述した方法により前処理を施し、次いで下記
の組成の水溶液に攪拌・分散した。
硝酸銀 16部水
300部35χアンモニア水
褐色沈澱が溶解するまで添加エチルアルコール
50部 次に、更に樹脂微粒子の分散性を向上させるために、水
流アスピレータにより減圧し、脱泡を行なった。これを
常圧に戻し、マグネテインクスターラにより十分攪拌を
行ないながら、35%ホルマリン10部を含有する水溶
液100部を徐々に添加し、約20分間遠元反応を進行
させる。水で数回デカンテーションする事により溶存塩
類を除去し、加熱乾燥して銀めっきPET徽粒子粒子た
。この微粒子1部を、プレス圧約100kg・f/cy
a”で加圧成形し、厚さ約2.5間の円板状加圧成形物
を得た。
300部35χアンモニア水
褐色沈澱が溶解するまで添加エチルアルコール
50部 次に、更に樹脂微粒子の分散性を向上させるために、水
流アスピレータにより減圧し、脱泡を行なった。これを
常圧に戻し、マグネテインクスターラにより十分攪拌を
行ないながら、35%ホルマリン10部を含有する水溶
液100部を徐々に添加し、約20分間遠元反応を進行
させる。水で数回デカンテーションする事により溶存塩
類を除去し、加熱乾燥して銀めっきPET徽粒子粒子た
。この微粒子1部を、プレス圧約100kg・f/cy
a”で加圧成形し、厚さ約2.5間の円板状加圧成形物
を得た。
実施例2
PET (ベルベット鐘淵化学製)をターボ藁ルにより
粉砕し、平均約50μmの微粒子を得た。この微粒子1
00部に前述した方法により前処理を施し、次いで下記
の組成の水溶液に攪拌・分散した。
粉砕し、平均約50μmの微粒子を得た。この微粒子1
00部に前述した方法により前処理を施し、次いで下記
の組成の水溶液に攪拌・分散した。
塩化ニッケル 33部クエン酸ナトリ
ウム 120部次亜リン酸ナトリウム
23部ホウ酸 65部 水 800部エチ
ルアルコール 100部 次に、更に樹脂微粒子の分散性を向上させるために、水
流アスピレータにより減圧し、脱泡を行なった。これを
常圧に戻し、マグネテインクスターラにより十分攪拌を
行ないながら、80℃の湯浴中で約30分間遠元反応を
進行させる。反応が終了したら、水で数回デカンテーシ
ョンする事により溶存塩類を除去し、加熱乾燥して銀め
っきPETl1粒子を得た。
ウム 120部次亜リン酸ナトリウム
23部ホウ酸 65部 水 800部エチ
ルアルコール 100部 次に、更に樹脂微粒子の分散性を向上させるために、水
流アスピレータにより減圧し、脱泡を行なった。これを
常圧に戻し、マグネテインクスターラにより十分攪拌を
行ないながら、80℃の湯浴中で約30分間遠元反応を
進行させる。反応が終了したら、水で数回デカンテーシ
ョンする事により溶存塩類を除去し、加熱乾燥して銀め
っきPETl1粒子を得た。
この微粒子1部をプレス圧約50kg−f/cm”、
230℃で加熱・加圧成形し、厚さ約0.3mmのフ
ィルム状威形物を得た。
230℃で加熱・加圧成形し、厚さ約0.3mmのフ
ィルム状威形物を得た。
実施例3
21セパラブルフラスコに精製水400部を入れポリビ
ニルアルコール0.3部を完全に溶解し、攪拌しながら
、過酸化ベンゾイル6部を溶解したスチレン300部を
徐々に添加し、N2ガスを吹き込みながら約30分間攪
拌を続ける。その後、攪拌しながら約80℃に昇温し、
6時間反応を′進行させ、粒径約0.1mmのポリスチ
レン微粒子懸濁液を得た。
ニルアルコール0.3部を完全に溶解し、攪拌しながら
、過酸化ベンゾイル6部を溶解したスチレン300部を
徐々に添加し、N2ガスを吹き込みながら約30分間攪
拌を続ける。その後、攪拌しながら約80℃に昇温し、
6時間反応を′進行させ、粒径約0.1mmのポリスチ
レン微粒子懸濁液を得た。
冷却した後、スチレン微粒子を濾別し、水洗後、前述し
た方法により前処理を施し、次いで、該処理済み微粒子
100部を下記の組成の水溶液に攪拌・分散した。
た方法により前処理を施し、次いで、該処理済み微粒子
100部を下記の組成の水溶液に攪拌・分散した。
塩化ニッケル 44部
クエン酸ナトリウム 200部次亜リン酸ナト
リウム 72部ホウ酸 1
00部 水 2000部次に、
樹脂微粒子の分散性を更に向上させるために、水流アス
ピレータにより減圧し、脱泡を行なった。これを常圧に
戻し、マグネテインクスターラにより十分攪拌を行ない
ながら、水浴で約80℃に昇温し30分間還元反応を進
行させる。水で数回デカンテーションする事により溶存
塩類を除去し、加熱乾燥してニッケルめっきポリスチレ
ン微粒子を得た。
リウム 72部ホウ酸 1
00部 水 2000部次に、
樹脂微粒子の分散性を更に向上させるために、水流アス
ピレータにより減圧し、脱泡を行なった。これを常圧に
戻し、マグネテインクスターラにより十分攪拌を行ない
ながら、水浴で約80℃に昇温し30分間還元反応を進
行させる。水で数回デカンテーションする事により溶存
塩類を除去し、加熱乾燥してニッケルめっきポリスチレ
ン微粒子を得た。
この微粒子1部を、プレス圧約50kg−f/c−で加
圧成形し、厚さ約2.5mmの円板状加圧成形物を得た
。
圧成形し、厚さ約2.5mmの円板状加圧成形物を得た
。
実施例4
実施例3で得た前処理済みポリスチレン微粒子100部
を下記の組成の水溶液に攪拌・分散した。
を下記の組成の水溶液に攪拌・分散した。
硝酸銀 32部
水 300部35
χアンモニア水 褐色沈澱が溶解するまで添加エチルア
ルコール 50部 次に、更に樹脂微粒子の分散性を向上させるために、水
流アスピレータにより減圧し、脱泡を行なった。これを
常圧に戻し、マグネティフクスターラにより十分攪拌を
行ないながら、35%ホルマリンlO部を含有する水溶
液200部を徐々に添加し、約20分間遠元反応を進行
させる。水で数回デカンテーションする事により溶存塩
類を除去し、加熱乾燥して銀めっきPETi粒子を得た
。この微粒子1部を、プレス圧約100kg−f/c+
n”、 ! l 0℃で加熱・加圧成形し、厚さ約0
.3+++mのフィルム状戒形物を得た。
χアンモニア水 褐色沈澱が溶解するまで添加エチルア
ルコール 50部 次に、更に樹脂微粒子の分散性を向上させるために、水
流アスピレータにより減圧し、脱泡を行なった。これを
常圧に戻し、マグネティフクスターラにより十分攪拌を
行ないながら、35%ホルマリンlO部を含有する水溶
液200部を徐々に添加し、約20分間遠元反応を進行
させる。水で数回デカンテーションする事により溶存塩
類を除去し、加熱乾燥して銀めっきPETi粒子を得た
。この微粒子1部を、プレス圧約100kg−f/c+
n”、 ! l 0℃で加熱・加圧成形し、厚さ約0
.3+++mのフィルム状戒形物を得た。
比較例 I
Bセパラブルフラスコにトルエン378部を入れ、N、
を吹き込みながら、80℃に加熱する。これに、スチレ
ン 320部、2−ヒドロキシエチルアクリレート 6
0部、アクリルeI!20部、およびAIBN 2部
の混合物を攪拌しながら約2時間で滴下する0滴下終了
後、3時間おきにAIBNを10重量%含むトルエン
10部2回を添加し・更に2時間反応を続け、不揮発分
約50!i量%の樹脂溶液を得た。この樹脂の数平均分
子量は約45000であった。この樹脂溶液200部に
銀粉(F−14デメトロン社製)25部を加え、分散さ
せ、線分散ペーストを得た。このペーストをテフロン板
上にキャストシ、トルエンを概ね揮発させた後、1゜0
℃で30分間乾燥し、フィルムを得た。
を吹き込みながら、80℃に加熱する。これに、スチレ
ン 320部、2−ヒドロキシエチルアクリレート 6
0部、アクリルeI!20部、およびAIBN 2部
の混合物を攪拌しながら約2時間で滴下する0滴下終了
後、3時間おきにAIBNを10重量%含むトルエン
10部2回を添加し・更に2時間反応を続け、不揮発分
約50!i量%の樹脂溶液を得た。この樹脂の数平均分
子量は約45000であった。この樹脂溶液200部に
銀粉(F−14デメトロン社製)25部を加え、分散さ
せ、線分散ペーストを得た。このペーストをテフロン板
上にキャストシ、トルエンを概ね揮発させた後、1゜0
℃で30分間乾燥し、フィルムを得た。
比較例2
銀粉400部を用いた以外は比較例 1と同様である。
以下に上記実施例及び比較例により得た底型物およびフ
ィルムの比抵抗値をまとめて示す。
ィルムの比抵抗値をまとめて示す。
手続補正書(自発)
平成2年 4月切日
1、事件の表示 平成2年特許願第55762号2、
発明の名称 導電性成型物及びその製造方法3、補正
をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都中央区京橋二丁目3番13号明細書の
「発明の詳細な説明」の欄 6、補正の内容 (1)明細書第5頁第20行の「次に」を削除する。
発明の名称 導電性成型物及びその製造方法3、補正
をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都中央区京橋二丁目3番13号明細書の
「発明の詳細な説明」の欄 6、補正の内容 (1)明細書第5頁第20行の「次に」を削除する。
(2)明細書第8頁第18行の「(2)還元操作」を改
行し1次の行とする。
行し1次の行とする。
(3)明細書第11頁第19行の「16部ヨを「18部
」に訂正する。
」に訂正する。
(4)明細書第13頁第8行の「銀めっき」をtソ(5
)明細書第13頁第16行の「N2」を「N。
)明細書第13頁第16行の「N2」を「N。
」に訂正する。
(6)明細書第16頁第10行の「400部」を「30
0部」に訂正する。
0部」に訂正する。
(7〉明細書第17頁の表中において、実施例2の金属
含有率の欄r15wt%」をr13wt%」に訂正する
。
含有率の欄r15wt%」をr13wt%」に訂正する
。
(8)明細書第17頁の表中において、実施例3の金属
含有率の欄r20wt%」をr16wt%」に訂正する
。
含有率の欄r20wt%」をr16wt%」に訂正する
。
(9)明細書第17真の表中において、実施例4の金属
含有率の欄r20wt%」をr16wt%」に訂正する
。
含有率の欄r20wt%」をr16wt%」に訂正する
。
Claims (5)
- 1.導電性物質層で被覆した熱可塑性樹脂微粒子を加熱
及びまたは加圧してなることを特徴とする導電性成型物
。 - 2.導電性物質層が、無電解めっきにより形成された金
属層であることを特徴とする請求項1記載の導電性成型
物。 - 3.熱可塑性樹脂微粒子が、懸濁重合により得られる樹
脂微粒子であることを特徴とする請求項1又は2の導電
性成型物。 - 4.熱可塑性樹脂微粒子が、塊状樹脂を機械的粉砕及び
または再沈澱することにより得られる樹脂微粒子である
ことを特徴とする請求項1又は2記載の導電性成型物。 - 5.熱可塑性樹脂微粒子を導電性物質層で被覆した後、
加熱及びまたは加圧することを特徴とする導電性成型物
の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5576290A JPH03257171A (ja) | 1990-03-07 | 1990-03-07 | 導電性成型物及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5576290A JPH03257171A (ja) | 1990-03-07 | 1990-03-07 | 導電性成型物及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03257171A true JPH03257171A (ja) | 1991-11-15 |
Family
ID=13007862
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5576290A Pending JPH03257171A (ja) | 1990-03-07 | 1990-03-07 | 導電性成型物及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03257171A (ja) |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53126094A (en) * | 1977-04-12 | 1978-11-02 | Kureha Chem Ind Co Ltd | Suspension copolymerization of acrylonitrile with styrene |
| JPS56152812A (en) * | 1980-04-28 | 1981-11-26 | Kyowa Gas Chem Ind Co Ltd | Production of fine polymer particle |
| JPS5761026A (en) * | 1980-10-01 | 1982-04-13 | Toshiba Corp | Production of conductive plastic molding |
| JPS62119211A (ja) * | 1985-11-18 | 1987-05-30 | Mitsubishi Kasei Vinyl Co | 塩化ビニル系樹脂の製法 |
-
1990
- 1990-03-07 JP JP5576290A patent/JPH03257171A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53126094A (en) * | 1977-04-12 | 1978-11-02 | Kureha Chem Ind Co Ltd | Suspension copolymerization of acrylonitrile with styrene |
| JPS56152812A (en) * | 1980-04-28 | 1981-11-26 | Kyowa Gas Chem Ind Co Ltd | Production of fine polymer particle |
| JPS5761026A (en) * | 1980-10-01 | 1982-04-13 | Toshiba Corp | Production of conductive plastic molding |
| JPS62119211A (ja) * | 1985-11-18 | 1987-05-30 | Mitsubishi Kasei Vinyl Co | 塩化ビニル系樹脂の製法 |
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