JPH0325892Y2 - - Google Patents

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JPH0325892Y2
JPH0325892Y2 JP1983184472U JP18447283U JPH0325892Y2 JP H0325892 Y2 JPH0325892 Y2 JP H0325892Y2 JP 1983184472 U JP1983184472 U JP 1983184472U JP 18447283 U JP18447283 U JP 18447283U JP H0325892 Y2 JPH0325892 Y2 JP H0325892Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、送り機構の指令値と実際の変位両と
の誤差を自動的に記録する誤差確認装置に関す
る。
[背景技術] 放電加工機や工作機械等において、刃物やワー
クを所望量自動送りする場合、送り機構の加工お
よび組立て精度から指令値と実際に移動した値と
を完全に一致させることは至難である。
従つて、実際においては、両者間にある程度の
送り誤差が残存することを前提に運用されてい
る。かかる送り誤差は機械毎に異なる。
ここに、送り誤差を広範囲的にも狭範囲的にも
明確にしておくことが重要である。何故なら、こ
れが明確ならば、その送り誤差を問題とすること
なく運用できるよう作業条件を調整できるからあ
である。
従来、送り機構において、指令値と実際に移動
した値との誤差を記録するものとして、特開昭51
−87690号公報が知られている。
これは、パルスモータによつて回転され駆動部
を送るねじ軸に対して平行に基準尺を配置すると
ともに、駆動部に基準尺の目盛を光学的または磁
気的に読み取る高精度読取器などの読取ヘツドを
取付け、パルスモータへ所定数の駆動パルスを与
える毎に読取ヘツドによつて基準尺の目盛を読み
取り、その値または誤差(駆動パルス数に基づく
設定距離と基準尺の値との差)を記憶装置に記憶
させるようにしたものである。
ところが、このものは、駆動部の実際の送り量
を、基準尺とこの基準尺の目盛を光学的または磁
気的に読み取る読取ヘツドとを用いて行つている
ため高価である。特に、駆動部の実際の送り量を
正確に測定するには、基準尺の目盛が駆動部の移
動全工程つまりねじ軸の全長に渡つて誤差なく高
精度に加工されていなければならないが、基準尺
の目盛をその全長に渡つて高精度に加工すること
は、高価であるばかりでなく、容易なことではな
い。
また、このような理由から、基準尺で得られる
位置情報は必ずしも十分に高い精度を有している
とは言えず、結果的に高い精度の誤差確認を期待
できない。加えて、読取ヘツドで読み取つた値は
駆動部の移動位置であるから、送り誤差を求める
ためには、その読取値と駆動パルス数に基づく設
定距離との差を演算するための回路や処理が必要
となる。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、これを自動的に記録すること
により、誤差確認のための作業性を高め、ひいて
は送り機構の信頼性向上をはかつた送り機構の誤
差確認装置を提供することにある。
[考案の構成] そのため、本考案では、制御装置からの指令に
基づいて可動部材を固定部材に対して設定距離ず
つ送る送り機構において、可動部材の実際の送り
量を測定するための手段として、複数の基準面を
設定距離間隔隔てて並列配置した基準ブロツク
と、本体に対して測定子を中立軸線を基準に可動
部材の送り方向と平行な方向へかつ所定範囲内で
変位可能に支持したアナログ式変位検出器とを用
いることにより、安価に構成できるようにしたも
のである。しかも、可動部材が制御装置からの指
令に基づいて送られ、変位検出器の測定子が基準
ブロツクの基準面に当接したとき、その当接状態
における変位検出器の出力値を直接記録できるよ
うに構成したものである。
具体的には、制御装置からの指令に基づいて可
動部材を固定部材に対して設定距離ずつ送る送り
機構の誤差確認装置において、前記可動部材の送
り方向と平行に配設され複数の基準面を前記送り
方向に沿つてかつ前記設定距離間隔隔てて並列配
設してなる基準ブロツクと、前記可動部材に設け
られた本体およびこの本体に対して中立軸線を基
準に前記送り方向と平行な方向へかつ所定範囲内
で変位可能な測定子を有し、その測定子の変位量
に比例したアナログ信号を出力する変位検出器
と、この変位検出器の測定子が中立軸線上にある
ときの変位検出器の出力値をシフトするための出
力調整器と、前記可動部材が前記制御装置かたの
指令で順次設定距離送られる毎に前記変位検出器
の出力値を記録する記録器とを備え、前記測定子
が中立軸線上にあるときに前記変位検出器の出力
値が正または負になるようにシフトさせ、また
は、前記測定子が中立軸線上にあるときに前記変
位検出器の出力値が0値になるようシフトさせる
とともに予め測定子を変位検出器の出力値が正ま
たは負になる方向へ強制的に位置付けさせた、こ
とを特徴としている。
[実施例] 第1図は本実施例の送り機構と基準ブロツクと
の配置関係を示している。同図において、送り機
構1は、一対の端板2の間に、2本の案内軸3が
互いに平行に支持されているとともに、その両案
内軸3間の中央に第1のモータ4によつて回転さ
れる送りねじ軸5が回転自在にかつ前記案内軸3
に対して平行に支持されている。これらの送りね
じ軸5および両案内軸3には、前記案内軸3に対
して摺動自在でかつ前記送りねじ軸5に対して噛
合された第1の可動体6が設けられている。第1
の可動体6の上面には、一対の端板7を介して前
記案内軸3および送りねじ軸5に対して直交する
2本の案内軸8が互いに平行に配設されていると
ともに、その案内軸8間の中央に第2のモータ9
を介して回転される送りねじ軸10が案内軸8と
平行にかつ回転自在に支持されている。これらの
送りねじ軸10および両案内軸8には、前記案内
軸8に対して摺動自在でかつ前記送りねじ軸10
に対して噛合された第2の可動体11が設けられ
ている。第2の可動体11には、本体12に対し
て測定子13が中立軸線を基準に所定範囲内で回
動変位した際、その測定子13の変位量に比例し
たアナログ信号を出力する変位検出器14が取付
けられている。
一方、基準ブロツク21は、前記第1の可動体
6の送り方向に沿つて、所定間隙隔てて並列に配
設された複数の基準面221〜225を備えてい
る。ここで、隣接する各基準面221〜225間の
寸法は、第1の可動体6が移動する設定距離に対
応したピツチPに設定されている。
第2図は前記送り機構1の駆動を制御しかつ送
り誤差を記録する回路を示している。同回路に
は、前記変位検出器14の測定子13の変位量に
比例したアナログ信号を出力する差動トランス3
1、前記測定子13が中立軸線上にあるときの差
動トランス31からの出力値をシフトするための
出力調整器32、この出力調整器32の出力を増
幅する増幅器33、前記第1のモータ4および第
2のモータ9をテープに記録された指令値に従つ
て駆動させる制御装置34およびこの制御装置3
4からデータ取込み指令が与えられた際前記増幅
器33および出力調整器32を介して与えられる
差動トランス31の値を記録する記録器35がそ
れぞれ設けられている。
前記差動トランス31は、1次コイル41と、
差動的に接続された2つの2次コイル42と、前
記測定子13に直接または間接的に連結されその
測定子13の変位に連動して変位するコアー43
とから構成されている。また、前記出力調整器3
2は、前記差動トランス31の2次コイル42の
出力端子間に挿入された抵抗44と、前記2つの
2次コイル42の接続点に抵抗45を介して接続
され例えばつまみ等の操作により前記抵抗44に
対して摺動する摺動子46とから構成され、前記
抵抗44に対する摺動子46の位置によつて前記
差動トランス31からの出力値がシフトされるよ
うになつている。ここでは、第3図Aに示す如く
前記変位検出器14の測定子13が中立軸線上に
あるとき、つまり第1の可動体6の送り方向に対
して直交した状態にあるとき前記差動トランス3
1からの出力値がマイナス値を指示するように、
また第3図Bに示す如く第1の可動体6が送り方
向へ前進され変位検出器14の測定子13が固定
部材に当接し所定角度回動された際、差動トラン
ス31からの出力値が0値を指示するように、出
力調整器32が設定されている。
一方、前記制御装置34は、テープリーダ47
によつて読取つたテープの指令値に従つてドライ
バ48を介して第1のモータ4を、ドライバ49
を介して第2のモータ9をそれぞれ駆動させる。
ここでは、第1のモータ4を介して第1の可動体
6が設定距離移動する毎に制御装置34からデー
タ取込み指令が前記記録器35へ与えられるよう
になつている。これにより、記録器35は、制御
装置34からデータ取込み指令が与えられる毎
に、増幅器33および出力調整器32を介して与
えられる差動トランス31の出力値を記録紙へ記
録するようになつている。
次に、本実施例の作用を説明する。まず、第1
のモータ4の駆動を介して第1の可動体6をY方
向へ移動させ、必要によつては第2のモータ9の
駆動を介して第2の可動体11をX方向へ移動さ
せ、変位検出器14の測定子13が最初の基準面
221に当接した後、第3図Bの状態になる位置
まで移動させる。ここにおいて、差動トランス3
1の出力値が0値となるように、出力調整器32
を調整しておく。つまり、変位検出器14の測定
子13が第3図Aの中立軸線上にあるときは、−
Vとなるように予め調整しておく。このようにし
て各基準面221〜225について順次調整作業を
行なつた後、誤差確認作業を行なう。
誤差確認作業にあたつては、第1の可動体6を
元の位置へ復帰させた後、制御装置34において
ピツチPに相当する指令値をドライバ48を介し
て第1のモータ4へ与える。すると、その指令値
に従つて第1のモータ4の駆動を介して第1の可
動体6が移動される。この際、第1の可動体6が
指令値分移動する手前において、第2のモータ9
の駆動を介して第2の可動体11を移動させ、変
位検出器14の測定子13を基準面221に当接
させる。やがて、第1の可動体6が指令値分移動
した後静止すると、制御装置34からデータ取込
み指令が記録器35へ出される。すると、その時
点の差動トランス31の出力値が記録器35に記
録される。
このとき、差動トランス31の出力値が−V1
なら実際の機械の送り量は指令値Pに対してV1
に相当する距離だけ短いことになる。また、±0
なら、実際の機械の送り量は指令値Pと等しいこ
とになる。更に、+V2なら、実際の機械の送り量
は指令値PよりV2だけ進んでいることになる。
従つて、この出力を各基準面221〜225につい
てプロツドすれば、全ストロークに渡り、いわゆ
る狭範囲誤差線図ができる。よつて、例えば原点
位置からn番目の基準面22nとの関係を直接行
なえば、いわゆる広範囲誤差線図も容易に求める
ことができる。
従つて、本実施例によれば、送り機構1の送り
誤差を自動的に記録できるので、誤差確認のため
の作業性を高めることができ、ひいては送り機構
1の信頼性向上をはかることができる。
また、第1の可動体6のY方向の送り量を測定
する手段として、基準ブロツク21とアナログ式
変位検出器14とを用いて測定するようにしたの
で、従来の基準尺とこの基準尺の目盛を読み取る
読取ヘツドとを用いるものに比べて安価である。
しかも、出力調整器32によつて、変位検出器
14の測定子13が中立軸線上にあるときに変位
検出器14の出力値がマイナス値(−V)になる
ようにシフトさせてあるので、第1の可動体6が
制御装置34からの指令に基づいて送られ、変位
検出器14の測定子13が基準ブロツク21の基
準面に当接されたとき、変位検出器14の出力値
を直接送り誤差として記録することができる。つ
まり、送り誤差を求めるための回路や処理を必要
としない利点がある。また、このことは、組立製
造や検査を簡便に行うことができるという利点も
ある。
加えて、基準の位置を基準ブロツク21で与え
る構成であるから、基準の位置となる基準面を高
い精度で位置させることができる結果、高い精度
の誤差確認を期待することができる。
また、複数の基準面221〜225を設け、これ
らの基準面221〜225について順次送り誤差を
確認すれば、いわゆる狭範囲誤差を求めることが
でき、基準面221〜225を選択すれば、いわゆ
る広範囲誤差線図も容易に作成することができ
る。
更に、記録が取れるので、過大誤差を調整し、
その誤差を縮小でき、結果として送り機構の高精
度化にも寄与することができる。
なお、上記実施例では、測定子13が本体12
に対して回動変位する変位検出器14を用いた
が、例えば第4図に示す如く、測定子13が本体
12に対して平行に変位するものであつてもよ
い。
また、上記実施例では、変位検出器14の測定
子13が自由状態のとき差動トランス31の出力
がマイナス値を指示すように、つまり測定子13
が固定部材に当接し所定角度回動された際、測定
子13の出力値が0値を指示すように、出力調整
器32によつて設定したが、例えば第5図Aに示
す如く変位検出器14の測定子13が自由状態の
とき差動トランス31の出力値が0値を指示する
ように設定し、かつ第5図Bに示す如く測定子1
3をばね51等により第1の可動体6の送り方向
(差動トランス31の出力値がマイナス値を指示
する方向)へ強制的に回動付勢しても、前記実施
例と同様な効果が期待できる。
更に、上記実施例では、送り誤差方向に対応さ
せるために、変位検出器14の測定子13が自由
状態のとき差動トランス31の出力値がマイナス
値を指示するように設定したが、そのときの差動
トランス31の出力値は正および負のいずれであ
つてもよい。また、測定子の変位量に比例したア
ナログ信号を出力する変位検出器としては、差動
トランスでなくてもよい。
[考案の効果] 以上の通り、本考案によれば、安価かつ簡易な
構成で送り機構の送り誤差を直接記録できる誤差
確認装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例の送り機構と基準ブロツクと
の配置関係を示す正面図、第2図はその回路を示
すブロツク図、第3図は変位検出器の測定子の状
態を示す説明図、第4図および第5図はそれぞれ
変位検出器の変形例を示す図である。 1……送り機構、6……可動部材としての第1
の可動体、11……可動部材としての第2の可動
体、12……本体、13……測定子、14……変
位検出器、21……基準ブロツク、221〜225
……基準面、32……出力調整器、34……制御
装置、35……記録器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 制御装置からの指令に基づいて可動部材を固定
    部材に対して設定距離ずつ送る送り機構の誤差確
    認装置において、 前記可動部材の送り方向と平行に配設され複数
    の基準面を前記送り方向に沿つてかつ前記設定距
    離間隔隔てて並列配設してなる基準ブロツクと、 前記可動部材に設けられた本体およびこの本体
    に対して中立軸線を基準に前記送り方向と平行な
    方向へかつ所定範囲内で変位可能な測定子を有
    し、その測定子の変位量に比例したアナログ信号
    を出力する変位検出器と、 この変位検出器の測定子が中立軸線上にあると
    きの変位検出器の出力値をシフトするための出力
    調節器と、 前記可動部材が前記制御装置からの指令で順次
    設定距離送られる毎に前記変位検出器の出力値を
    記録する記録器とを備え、 前記測定子が中立軸線上にあるときに前記変位
    検出器の出力値が正または負になるようにシフト
    させ、または、前記測定子が中立軸線上にあると
    きに前記変位検出器の出力値が0値になるようシ
    フトさせるとともに予め測定子を変位検出器の出
    力値が正または負になる方向へ強制的に位置付け
    させた、 ことを特徴とする送り機構の誤差確認装置。
JP18447283U 1983-11-29 1983-11-29 送り機構の誤差確認装置 Granted JPS6091349U (ja)

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JP18447283U JPS6091349U (ja) 1983-11-29 1983-11-29 送り機構の誤差確認装置

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JP18447283U JPS6091349U (ja) 1983-11-29 1983-11-29 送り機構の誤差確認装置

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Publication Number Publication Date
JPS6091349U JPS6091349U (ja) 1985-06-22
JPH0325892Y2 true JPH0325892Y2 (ja) 1991-06-05

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ID=30398982

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18447283U Granted JPS6091349U (ja) 1983-11-29 1983-11-29 送り機構の誤差確認装置

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5187690A (ja) * 1975-01-29 1976-07-31 Inoue Japax Res Suchiseigyosochi

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JPS6091349U (ja) 1985-06-22

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