JPH03262836A - 地中構造物およびその構築方法 - Google Patents

地中構造物およびその構築方法

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JPH03262836A
JPH03262836A JP2063813A JP6381390A JPH03262836A JP H03262836 A JPH03262836 A JP H03262836A JP 2063813 A JP2063813 A JP 2063813A JP 6381390 A JP6381390 A JP 6381390A JP H03262836 A JPH03262836 A JP H03262836A
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JP
Japan
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underground
continuous wall
bottom plate
constructing
reinforcing bar
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Application number
JP2063813A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kazama
風間 広志
Yoshinobu Inoue
井上 嘉信
Yoshiaki Negami
根上 義昭
Noriji Miyake
紀治 三宅
Atsushi Denda
傳田 篤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Publication date
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  • Piles And Underground Anchors (AREA)
  • Bulkheads Adapted To Foundation Construction (AREA)
  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は地中構造物およびその構築方法に係わり、特に
、地下水により地中構造物の底版(底部床版)に作用す
る浮力に有効に対処し得る地中構造物およびその構築方
法に関する。
〔従来の技術〕
従来、地中構造物の構築方法のごく一般的なものとして
ケーソン工法が知られている。ケーソン工法により地中
構造物を構築する場合には、例えばコンクリート製の函
体を、該函体の設置部分の地山を掘削しながら地中に沈
設していく方法が採られる。
しかしながら、上記ケーソン工法による地中構造物の構
築方法にあっては、ケーソンが大型となると沈設が難し
くなり、大径・大深度の地中構造物に適用した場合コス
トが嵩み、かつ工期も長くなるといった問題がある。
そこで、構築すべき地中構造物が大型であったり、ある
いは大深度である場合には、地中構造物を地中連続壁に
より構築するのが一般的である。
地中連続壁は、地山内にコンクリート構造体を構築して
いくものであるため、既製の構造体を沈設するケーソン
工法に比べ、地下構造物の大型化・大深度化への適用が
容易である。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上記のように地中連続壁工法により地中構造
物を構築するする場合においても下記の如き問題があっ
た。
すなわち、第9図に示すように、通常、他山G内には地
下水か存在する (図中ラインWは地下水位を示す)た
め、一般に地中構造物lの底版20にはこの地下水によ
る浮力を受ける。この浮力を減するためには、構造物底
部に湧水処理層を設けるなどして積極的に地下水を排水
する手段があるが、この地下水の排水により周辺地山が
変形あるいは崩壊を起こし、周辺環境に悪影響を及ぼす
おそれがある。このため従来は、同第9図に示すように
、地中連続壁lOを地山G内の不透水層4まで根入れす
ることにより止水壁を形成し、これによって地下水の侵
入を防ぐとともに、浮力に対する抵抗力を持たせた構造
としていた。
しかしながら、上記構造の地中構造物lにあっては、地
中連続壁10を、地中構造物の実際上の底部より遥か下
方にまで延出させて構築する必要があり、コスト高にな
るといった不都合があった。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、底版に作
用する浮力を有効に抑えることができ、しかも底版の肉
厚を極力小さくしてコストダウンが図れ、大形・大深度
の地中構造物にも有効に適用することのできる、地中構
造物およびその構築方法を提供することを目的とするも
のである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の請求項1に係る地中構造物は、地山中に筒状に
形成され構造物の外殻を成す地中連続壁と、該地中連続
壁の底部を閉塞して形成された底版と、上端部を該底版
に定着されて該底版よりも下方の地山内に設けられた複
数のアンカーとを有して構成され、しかも前記底版は下
向きに凸となる如く湾曲形成されていることを特徴とす
るものである。
本発明の請求項2に記載した発明は請求項1記載の地中
構造物の構築方法であって、地山中に水平面内において
閉環された筒状の地中連続壁を構築する工程と、水中掘
削により前記地山の前記地中連続壁により囲まれた部分
を掘削するとともに地中連続壁下端よりさらに下方部分
を椀型に掘削する工程と、前記工程により形成された掘
削穴底部に、該底部に沿った椀型を成し前記地中連続壁
と一体となる底版を水中にて構築する工程と、前記底版
の下方地山に、上端部を前記底版に定着されて該底版を
支持するためのアンカーを水中にて設ける工程と、を有
することを特徴とするものである。
さらに、本発明の請求項3に記載した発明は請求項2記
載の地中構造物の構築方法において、前記底版を構築す
るに際し、該底版を構成する鉄筋篭を椀型に形成すると
ともに、該鉄筋篭の上部には予め該鉄筋篭の上面形状に
沿う上部型枠を付設しておき、これら鉄筋篭および上部
型枠を一体として前記掘削穴底部に設置することを特徴
とするものである。
〔作用 〕 請求項1記載の地中構造物によれば、底版に作用する上
向きの力がアンカーにより支持され、底版の浮力に対す
る抵抗力が増す。また、底版を下方に湾曲させたいわゆ
る椀型に形成したので、浮力に対する底版の耐力が向上
する。
また、請求項2記載の地中構造物の構築方法によれば、
水中にて底版を構築し、しかもこの底版をアンカーにて
定着した後に地中連続壁内の水を排水するため、構築中
にあっても底版に浮力を生じさせることなく施工するこ
とができる。
そして、請求項3記載の地中構造物の構築方法によれば
、掘削穴の底部にて煩わしい位置決め操作等を行いなが
ら型枠を鉄筋篭に付設する必要がなく、特に、底版の構
築を水中にて行うものにおいて極めて有効となる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明に係る地中構造物の一例を示したもので
ある。該地中構造物lは地山G中に構築されたもので、
この場合は全体として有底筒状に形成されたものとなっ
ている。該地中構造物二は、例えば建築物の基礎、ある
いは建築物地階、地下工場、地下駐車場等の地下施設を
構成するものである。図中地山G内において、ラインW
は地下水位を、また、符号4は不透水層を表わしている
。
前記地中構造物(以下、“構造物”と略称する)1にお
いて、符号lOは該構造物1の側壁部を構成する地中連
続壁(以下、“連続壁°と略称する)、符号20は該構
造物lの底版、符号30は上端部を該底版20に定着さ
れ、該底版20の下方地山内に打設されたアンカーであ
る。なお、該構造物lを例えば地下施設として利用する
場合には、底版20の上に本設の床版(図示時)を施工
する。
ここで、前記底版20は下向きに凸となる如く湾曲に形
成され、いわゆる椀型に形成されたものとなっている。
また、この底版20は図示の如く、その椀型を呈す内径
部が前記連続壁10の内径よりも若干小径に形成されて
おり、この場合その連続!!L10の内面10aよりも
内側に入り込んだ部分が内面10aに沿って若干上方に
延出したものとなっている。
上記構造物lは下記の工程により構築される。
、地中連続壁の構築 前記地中連続壁10を地山G内に構築する。この地中連
続壁IOは、従来一般の地中連続壁工法により構築すれ
ばよい。
この地中連続壁■0はFi記構造遺物の外殻を成すもの
であるから、その断面形状は構造物lに応じて任意に決
定すればよい。本実施例では、この地中連続壁10を、
断面円形を呈した円筒状に形成している。
、水中掘削 地中連続壁lOが構築されたら、地山Gにおける前記連
続壁10により囲まれた部分、さらには連続壁lOの下
端よりさらに下方の部分を掘削する。この掘削作業は、
掘削部に水を貯留しながら水中掘削法により行う。この
水中掘削法も、従来一般に実施されているものに準じて
行えばよい。
貯留する水3は清水であっても泥水であってもよい。こ
のとき、連続壁10より下方部分の掘削は、掘削面が下
向きに湾曲する如くいわゆる椀型に掘削する。その際、
連続壁IOに対応した部分の掘削は、通常一般のクラム
シェル等により行うことができ、また、連続壁lOの下
端部よりも下方部の掘削は、例えば第2図に示す如くブ
ームカッタ装置50を用いることにより、連続壁lOの
内径よりも大径となる掘削穴を形成することが可能であ
る。
iii 、底版の施工 次いで、上記水中掘削により形成された掘削穴2の底部
に、前記底版20を施工する。
1ii−■ 地中連続壁の底版構築部のケレン形成すべ
き底版20と地中連続壁lOとの一体化が図れるように
、地中連続壁IOの内面10aにおける、前記底版、2
0が形成されるべき下端部のケレンを行う。
本実施例においては、このケレン作業を第3図および第
4図に示すケレン装置60により行うものとしている。
ここで、このケレン装置60の構成について説明する。
該ケレン装置60は、地上に設置された揚重手段により
懸吊支持され、前記掘削穴2の上方開口部より掘削穴2
内に挿入される。該ケレン装置60は、リング状に形成
されたフレーム61と、該フレーム61から放射状に延
びた少なくとも3本のガイドアーム62 (図示例のも
のは4本)と、同じくフレーム61から放射状に延びた
軸部65の先端に設けられた噴射ノズル66とを主要構
成要素として備えたものとなっている。
前記フレーム6Iは、そのリング体の中心部を回転中心
として、センターボール(支持部材)67の軸線回りに
回動自在に懸吊支持される。前記ガイドアーム62は、
この場合油圧ジヤツキ68の作動により長手方向伸縮自
在に構成され、かつ、地中連続壁lOの壁面と当接する
先端部には車輪64が設けられている。そして、前記フ
レーム61は、このガイドアーム62が地中連続壁lO
内面に突っ張ることにより水平方向の移動が規制される
。また、前記噴射ノズル66は、その先端部が前記ガイ
ドアーム62の先端部より若干引っ込んだ位置にセット
されている。
上記構成となるケレン装置60を用いて、前記噴射ノズ
ル66より水および空気を勢い良く噴射させながら、該
ケレン装置60全体を回転させると、噴射ノズル66か
らの噴流が地中連続壁lOの内面10aの下端部および
下端面10bの付着土砂等を除去し、コンクリート面を
露呈させることができる。
山−■ 鉄筋篭の組み立て 地中連続壁10の下端内面のケレンが終了したならば、
床版20を構築するための鉄筋篭21の組立てを行う。
鉄筋篭21は、例えば、掘削穴2内に貯留されている水
3の水面上に台船を浮かべ、それら台船上にて組み立て
る。
ここで、この鉄筋篭21は第5図に示すように、全体に
椀型に形成され、たちのとなっている。また、この鉄筋
21の上部には、予め該鉄筋篭21の上面形状に沿うよ
うに椀型に形成した型枠(上部型枠)29を鉄筋篭21
と一体に固定しておく。
さらに、本実施例においては、前記鉄筋篭21に、図示
の如く後述するトレミー管25をつなぐためのトレミー
管用補助管26、および後述するアンカーガイド管31
をつなぐためのアンカーガイド管用補助管32をそれぞ
れ予め一体に設けておく。これらトレミー管用補助管2
6およびアンカーガイド管用補助管32は共に、前記型
枠29および鉄筋篭21を鉛直方向に貫通して設けられ
たもので、所定間隔をおいて鉄筋篭21の複数箇所に配
設されている。前記トレミー管用補助管26は、例えば
、図示の如くその下端が鉄筋篭21下端より僅かに上方
にて終端する一方、上端は型枠29より上方に突出した
ものとなっている。また、前記アンカーガイド管用補助
管32は、その下端が鉄筋篭21の下端とほぼ同じ位置
となり、かつ上端が型枠29よりも上方に突出したもの
となっている。
また、このアンカーガイド管用補助管32の下端開口部
には、該開口部を仮閉塞するための栓材33が詰め込ま
れている。栓材33は、例えばゴム栓、木材1モルタル
等である。さらに、前記両補助管26.32の上端には
、例えばネジ等の図示しない接続手段が構成されている
。なお、符号27は、該鉄筋篭21による形成される底
版20と、この底版20の上部に後打ちされる本設の床
版との一体化を図るためのアンカー鉄筋である。
111−■ 鉄筋篭の沈設 上記の如き型枠29と一体となった鉄筋篭21が組み上
がったならば、その鉄筋篭21を一旦上方に吊り上げ、
上述の台船を取り除く。
その後、鉄筋篭21を徐々に掘削穴2内に吊り下げてい
き、掘削穴2底部に着底させるが、その際、該鉄筋篭2
1を吊り下げていく途中で、第6図に示す如く、コンク
リート打設用のトレミー管25の分管25a、25a、
・・・およびアンカーガイド管31の分管31a、31
a、・・・を順次水上にて継ぎ足していく。つまり、ト
レミー管25の分管25a、25a、・・・のうち最初
のものは、前記鉄筋篭21に予め設けられた前記トレミ
ー管用補助管26に、また、アンカーガイド管31の分
管31a、31a。
・・の最初のものは、同じく鉄筋篭21に設けられた前
記アンカーガイド管用補助管32に接続されるものとな
る。なお、トレミー管25およびアンカーガイド管31
は、鉄筋篭21が掘削穴2の底部まで沈設された状態に
おいて、その上端が少なくとも水面上に突出するところ
まで延出させる。
11−■ 底版コンクリート打設 上記の如く鉄筋篭21が掘削穴2の底部に着底されたな
らば、前記トレミー管25により、前記型枠29の内部
すなわち掘削穴2底部にコンクリ−)28  (第7図
に図示)を水中打設する。打設コンクリート28はトレ
ミー管25の下端、すなわちこの場合は前記トレミー管
用補助管26の下端開口より排出される。このとき、コ
ンクリート28が型枠29内に充填されていくのに伴い
、型枠29にはこの型枠29を上方へ追いやろうとする
力が働くため、その力を前記アンカーガイド管31 3
1、・・・により支持する。なお、この場合、アンカー
ガイド管31は地上部(水上部)にて支持しである。
前記鉄筋篭21は、打設されたコンクリート28内に埋
設される。また、コンクリート28は連続壁10の内面
10a側にも珊り込むものとなるが、連続壁IOの内面
10aおよび下端面10bは上述のケレン装置60によ
りケレンされているので、打設されたコンクリート28
と地中連続壁10の内面10aおよび下端面10bとが
完全に密着され、該地中連続壁IOとコンクリート28
との接続面の構造的な一体化とともに確実な遮水が図ら
れる。前記コンクリート28が硬化した時点で椀型の底
版20が完成する。なお、前記トレミー管25は、コン
クリート28の打設が終了した時点で撤去して良い。
iv 、アンカーの設置 底版20が構築されたならば、該底版20を固定するた
めの前記アンカー30を、形成された底版20の下方地
山内に設置する。アンカー20の設置作業自体は、一般
に行なわれているアースアンカー工法と同様であるが、
本実施例(本発明)においては、これを水中にて実施す
るものである。
1v−■ 削孔 アンカー30を設置するには、まず、該アンカー30を
埋設するための削孔を行うが、この削孔作業は第7図に
示す如く前記アンカーガイド管31を利用することによ
り水面上より行うことが可能である。すなわち、前記ア
ンカーガイド管31内に削孔用のケーシングドリル34
を挿入し、前記アンカーガイド管用補助管32を介して
該ケーシングドリル34を底版20下面の地山Gに至ら
しめ、その状態から下方への削孔を開始する。アンカー
ガイド管用補助管32の下端部に設けられた前記栓材3
3は、この削孔の際に取り除かれる。
上述の如く、底版20を構成する前記鉄筋篭21および
型枠29には、予め、前記ケーシングドリル34を挿通
させるための前記アンカーガイド管用補助管32を設け
、かつこのアンカーガイド管用補助管32からアンカー
ガイド管31を水面上にまで延出させたので、底版20
構築後における削孔作業、しかも掘削穴2内に水3を貯
留させた状態での削孔作業を容易に行うことができるわ
けである。
1v−■ PC材設置およびモルタル充填所定深さの削
孔が形成されたならば、前記ケーシングドリル34内に
PC材36 (第8図)を挿入する。その後、削孔底部
に例えばモルタル等の硬化充填材37を注入しなからケ
ーシングドリル34を引き抜く。
1v−■ PC材への緊張力導入 前記硬化充填材37が硬化した後、下記の要領により前
記PC材36を緊張する。
まず、アンカーガイド管31をアンカーガイド管用補助
管32より取り外し、撤去する。この状態においては、
既にコンクリート28は完全に硬化し、型枠29もコン
クリート28と一体となっているので、アンカーガイド
管31を撤去してもコンクリート28の打設時のように
型枠29が浮き上がることはない。これらアンカーガイ
ド管31と、アンカーガイド管用補助管32との切り離
しは、例えば、アンカーガイド管用補助管32と該補助
管32に直接接続される前記分管31aとを結合するネ
ジを、各分管31a、31a、・・・どうしを接続する
ネジに対して逆ネジに構成しておけば、アンカーガイド
管31を所定方向にねじ回すだけでアンカーガイド管3
1がアンカーガイド管用補助管32より外れるから、水
上部にて行うことができる。
アンカーガイド管31が撤去されたならば、まず初めに
第8図に示すアンカ一定着プレート38を、水上部より
、前記PC材36をガイドとして水3中に沈め、底版2
0 (型枠29)の上面に着底させる。ただし、この場
合、型枠29の上面からは前記アンカーガイド管用補助
管32の上端部が突出しており、滑り落とした前記アン
カ一定着プレート38はこのアンカーガイド管用補助管
32に当接した位置で止まり型枠29まで達しないため
、ここでは、該アンカ一定着プレート38の下部に脚部
38aを設け、この脚部38aが型枠29の上面に当接
するものとなっている。また、前記アンカ一定着プレー
ト38には、この場合PC材36に下向きの移動が生じ
たときに、くさび作用によりPC材36を咬むことので
きるチャック39が備えられたものとなっている。
次いで、前記アンカ一定着プレート38と同様にPC材
36をガイドとしてセンターホールツヤツキ40を水中
に沈め、前記アンカ一定着プレート38上に到達させる
。符号41は、水上部まで延びこのセンターホールドジ
ヤツキ40を作動させるための油圧ホースである。その
後、このセンターホールジヤツキ40にて前記PC材3
6に緊張力を導入すればよい。センターホールジヤツキ
40の操作は水上部にて行うことができる。よって、セ
ンターホールジヤツキ40によりPC材36を緊張した
後、引張り力を解除すると、PC材36は前記アンカ一
定着プレート38の前記チャック39の作用により弛緩
動作を拘束され(すなわち緊張力が導入され)、該緊張
力が該アンカ一定着プレート38を介して底版20に導
入される。
V、排水その他 上記の如くアンカー30が設置されたならば、掘削穴2
内の水3を排水する。その後PC材36を前記アンカ一
定着プレート38の上部で切断すれば、目的とする地中
構造物1が完成する。
そして、該地中構造物lを、例えば居住空間としての地
下施設等として利用する場合には、前記底版20の上部
に本設の床版を打設すればよい。
また例えば、前記地中構造物1内をさらに複数階層に形
成する、あるいは該地中構造物lの上方に建築物の地上
部を構築する等、該地中構造物lをそれぞれの目的に応
じてさらに発展させた構造とすることは任意である。
上記構造となる地中構造物1によれば、アンカー30に
より、地下水の影響で底版20に作用する浮力を支持す
ることができ、底版20の浮き上がりあるいは変形等を
防止することができる。これにより、地中連続壁により
構築される従来の地中構造物の如く、地中連続壁IOを
底版20のはるか下方まで必要以上に延出構築する必要
がなく、根入れ深さを短くして施工上の低コスト化と、
工期の短縮を図れる。
また、底版20を椀型となるよう下向きに湾曲形成した
ので、該底版20の浮力に対する耐力を高めることがで
きる。
さらに、実施例のものでは、掘削穴2を連続壁lOより
も下方において連続壁IOの内径よりも大径に形成する
ことにより、底版20を構成するコンクリート28が連
続壁lOの下部に廻り込むような構造とし、底版20か
連続壁IOの下端面10bに係止される如く構成したの
で、底版20に作用する浮力が連続壁lOによっても支
持されるものとなり、底版20に作用する浮力をより確
実に支持できる。
また、上記構築方法によれば、上記地中構造物1を確実
に実現することができるのは無論であるが、さらに下記
の如き効果がある。すなわち、掘削穴2内に水3を満た
した状態で底版20を構築し、しかも前記水3が存在し
た状態において底版20をアンカー30にて定着してか
ら水3を排水するため、底版20の完全定着後に底版2
0への載加荷重(水3)が除かれるものとなり、底版2
0は、施工中においても地下水による浮力の影響を受け
ることがない。
さらに、上記構築方法にあっては、床版20を構成する
鉄筋篭21において、該鉄筋篭21を掘削穴2の底部に
設置する際、これに予め型枠29を一体に取り付けたの
で、型枠29を別途設置する必要がなく作業の効率化を
図ることができる。
このことは特に、これら鉄筋篭21等が水中に設置され
るものであり、型枠29を鉄筋篭21の設置後にしかも
水中にて前記鉄筋篭21の所定位置に固定することが極
めて困難であることを考慮したときは極めて効果的であ
る。
また、上記実施例では連続壁lOにおける底版20との
接合部、すなわち連続壁IOの内面lOa下部および下
端面10bのケレン作業を前記ケレン装置60により確
実に行えるため、底版20と地中連続壁10との一体化
および密着度を高め確実なる遮水性が望める、等の優れ
た効果を奏する。
C発明の効果〕 以上説明したとおり、本発明の請求項1に記載した地中
構造物によれば、アンカーにより、底版に作用する浮力
を支持することができ、底版の浮き上がりあるいは変形
等を防止することができ、これにより、地中連続壁によ
り構築される従来の地中構造物の如く地中連続壁を底版
のはるか下方まで必要以上に延出構築する必要がなく、
根入れ深さを短くして施工上の低コスト化と、工期の短
縮を図れる。しかも、底版を椀型となるよう下向きに湾
曲形成したので、該底版の浮力に対する耐力を大きく高
めて床版の薄肉化を実現することができ、特に大形・大
深度の地中構造物に有効に適用できる。
また、請求項2に記載した地中構造物の構築方法によれ
ば、上記地中構造物を確実に実現することができること
に加え、掘削穴内に水を満たした状態で底版を構築し、
しかも前記水が存在した状態において底版をアンカーに
て定着してから水を排水するため、底版の完全定着後に
底版への戦地荷重(水)が除かれるものとなり、底版を
、施工中においても地下水による浮力の影響を受けるこ
とがなく構築することができる。
さらに、請求項3に記載した地中構造物の構築方法によ
れば、上記請求項2の地中構造物の構築方法を実施する
際、床版を構成する鉄筋篭を掘削穴の底部に設置する際
、鉄筋篭に予め型枠を一体に取り付けたので、型枠を別
途設置する必要がなく、特に水中作業にあって大幅な効
率化を図れる、等の効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る地中構造物の一実施例を示す全体
側面図、第2図ないし第8図は本発明の地中構造物の構
築方法の一実施例を示すもので第2図は掘削穴の形成状
態を示す部分側断面図、第3図はケレン装置を地中連続
壁と共に示す平面図、第4図は第3図の側断面図、第5
図は鉄筋篭を示す部分側面図、第6図は鉄筋篭の設置状
態を示す部分側断面図、第7図はアンカーの設置状態を
示す部分側断面図、第8図はPC鋼棒の緊張状態を示す
部分側断面図、第9図は従来技術を説明するもので地中
構造物の全体側断面図である。 21・・・・・・鉄筋篭、 29・・・・型枠(上部型枠)、 30・・・・・・アンカー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)地山中に筒状に形成され構造物の外殻を成す地中
    連続壁と、該地中連続壁の底部を閉塞して形成された底
    版と、上端部を該底版に定着されて該底版よりも下方の
    地山内に設けられた複数のアンカーとを有して構成され
    、しかも前記底版は下向きに凸となる如く湾曲形成され
    ていることを特徴とする地中構造物。
  2. (2)請求項1記載の地中構造物の構築方法であって、
    地山中に水平面内において閉環された筒状の地中連続壁
    を構築する工程と、水中掘削により前記地山の前記地中
    連続壁により囲まれた部分を掘削するとともに地中連続
    壁下端よりさらに下方部分を椀型に掘削する工程と、前
    記工程により形成された掘削穴底部に、該底部に沿った
    椀型を成し前記地中連続壁と一体となる底版を水中にて
    構築する工程と、前記底版の下方地山に、上端部を前記
    底版に定着されて該底版を支持するためのアンカーを水
    中にて設ける工程と、を有することを特徴とする地中構
    造物の構築方法。
  3. (3)請求項2記載の地中構造物の構築方法において、
    前記底版を構築するに際し、該底版を構成する鉄筋篭を
    椀型に形成するとともに、該鉄筋篭の上部には予め該鉄
    筋篭の上面形状に沿う上部型枠を付設しておき、これら
    鉄筋篭および上部型枠を一体として前記掘削穴底部に設
    置することを特徴とする地中構造物の構築方法。
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