JPH03263197A - 火災検知方法 - Google Patents
火災検知方法Info
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- JPH03263197A JPH03263197A JP6195190A JP6195190A JPH03263197A JP H03263197 A JPH03263197 A JP H03263197A JP 6195190 A JP6195190 A JP 6195190A JP 6195190 A JP6195190 A JP 6195190A JP H03263197 A JPH03263197 A JP H03263197A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は、赤外線検知方式に基づく火災検知技術に関す
るものであり、特に入射赤外線を複数の波長帯に分離し
、各分離波長帯の赤外線強度をセンサで検出し、その出
力の比から温度を算出するとともに、いずれかの波長帯
の赤外線強度とセンサ出力とから火災面積を算出し、温
度と面積から火災の判定および火災の進行状況を把握す
る。
るものであり、特に入射赤外線を複数の波長帯に分離し
、各分離波長帯の赤外線強度をセンサで検出し、その出
力の比から温度を算出するとともに、いずれかの波長帯
の赤外線強度とセンサ出力とから火災面積を算出し、温
度と面積から火災の判定および火災の進行状況を把握す
る。
[従来の技術]
従来より火災発生を自動的に検知する火災検知方法およ
び装置が多数提唱されている。これらは一定の監視範囲
内で火災の発生の有無を検知することが目的であり、ス
トーブのような火災ではない熱源に基づく誤動作が少な
く、かつ高感度で火災を検知できることが要望される。
び装置が多数提唱されている。これらは一定の監視範囲
内で火災の発生の有無を検知することが目的であり、ス
トーブのような火災ではない熱源に基づく誤動作が少な
く、かつ高感度で火災を検知できることが要望される。
これまで、例えば光電管やバイメタル等を利用する火災
検知器が提供されているが、光電管の場合は紫外線領域
の波長に敏感に感応するため、太陽光や電灯等からの光
線によって誤動作しやすいという欠点がある。一方、バ
イメタル型のものは感度が低すぎて有効性に乏しい。
検知器が提供されているが、光電管の場合は紫外線領域
の波長に敏感に感応するため、太陽光や電灯等からの光
線によって誤動作しやすいという欠点がある。一方、バ
イメタル型のものは感度が低すぎて有効性に乏しい。
こうした状況において、近頃では、炎から発せられる赤
外線を検知する赤外線検知方式に大きな関心が寄せられ
ている。こうした赤外線検知方式においても、単に一定
水準以上の赤外線を検知したときに火災を判定する単純
なものから一歩進んで、赤外線検知器の出力信号レベル
がある一定時間以上増加傾向にあるか否かを識別する識
別回路を組み込んだ火災検知器が提唱された(特公昭5
6−7196号)。
外線を検知する赤外線検知方式に大きな関心が寄せられ
ている。こうした赤外線検知方式においても、単に一定
水準以上の赤外線を検知したときに火災を判定する単純
なものから一歩進んで、赤外線検知器の出力信号レベル
がある一定時間以上増加傾向にあるか否かを識別する識
別回路を組み込んだ火災検知器が提唱された(特公昭5
6−7196号)。
また、信頼性の向上のため、炎からの赤外線放射を2種
以上の波長帯で別々に検知し、それらの情報に基づいて
火災か否かを判断する技術の開発に努力が注がれてきた
。その一つは、可視又は近赤外域を検知するセンサと赤
外線を検知するセンサという2種類のセンサを利用して
、電灯等からの放射のように赤外域の輻射強度に比較し
て可視又は近赤外域の輻射強度が大きい場合は非火災と
判定する方式である。
以上の波長帯で別々に検知し、それらの情報に基づいて
火災か否かを判断する技術の開発に努力が注がれてきた
。その一つは、可視又は近赤外域を検知するセンサと赤
外線を検知するセンサという2種類のセンサを利用して
、電灯等からの放射のように赤外域の輻射強度に比較し
て可視又は近赤外域の輻射強度が大きい場合は非火災と
判定する方式である。
もう一つの方式は、炎に特有なスペクトル分布を検知す
るものである。一般に炎を伴わない赤外線放射源から放
射される赤外線のスペクトル分布は第2図実線A、Cの
ようにブランクの法則に従い、発熱物体の温度が高くな
るほどスペクトルのピーク値は短波長側にシフトする。
るものである。一般に炎を伴わない赤外線放射源から放
射される赤外線のスペクトル分布は第2図実線A、Cの
ようにブランクの法則に従い、発熱物体の温度が高くな
るほどスペクトルのピーク値は短波長側にシフトする。
これに対し、炎を伴う赤外線放射物体は、別の特有の特
性を示す。すなわち、第2図に実MBで示すように、凹
凸のあるスペクトル分布を持つ。これは、CO□分子共
鳴放射として知られる現象により起こるものであり、波
長4.3μm付近で高いピークを示す。従って、原理的
には、この002分子共鳴放射による波長4.3μm付
近のピークを検知することにより炎を検知することがで
きる。
性を示す。すなわち、第2図に実MBで示すように、凹
凸のあるスペクトル分布を持つ。これは、CO□分子共
鳴放射として知られる現象により起こるものであり、波
長4.3μm付近で高いピークを示す。従って、原理的
には、この002分子共鳴放射による波長4.3μm付
近のピークを検知することにより炎を検知することがで
きる。
そこで、従来、この波長4.3μmのピークをとらえる
ためのいくつかの試みが提案されている。
ためのいくつかの試みが提案されている。
例えば、特開昭50−2497号は、4.3μmとその
前後の2波長における放射線量を検知し。
前後の2波長における放射線量を検知し。
4.3μmと他の2波長における放射線量が一定値以上
になった場合に炎と判定している。また、特開昭57−
96492号は、2つの凸部間に谷間が存在するか否か
を判別して炎の発生を検知することを提唱している。
になった場合に炎と判定している。また、特開昭57−
96492号は、2つの凸部間に谷間が存在するか否か
を判別して炎の発生を検知することを提唱している。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、電灯光のように赤外域の輻射強度に比較
して可視又は近赤外域の輻射強度が大きい場合は非火災
と判定する方式では、日常的な電灯による誤報が少なく
なるが、例えば電熱器のような火災以外の発熱体であっ
ても可視又は近赤外線を放射しないものあるいはそれが
弱いものであれば火災と判断し、誤報を発するためその
適用に制約が多い。
して可視又は近赤外域の輻射強度が大きい場合は非火災
と判定する方式では、日常的な電灯による誤報が少なく
なるが、例えば電熱器のような火災以外の発熱体であっ
ても可視又は近赤外線を放射しないものあるいはそれが
弱いものであれば火災と判断し、誤報を発するためその
適用に制約が多い。
また、波長4.3μmとその前後の2波長における放射
線量を検知し、4.3μmと他の2波長における放射線
量が一定値以上になった場合に炎と判断する方法では、
炎を検知することはできてもその炎が火災に由来するも
のかあるいは有益な熱源に由来するものかは検知できな
い。すなわち、ガスレンジ、ガスストーブ等の炎で誤報
を発する欠点がある。
線量を検知し、4.3μmと他の2波長における放射線
量が一定値以上になった場合に炎と判断する方法では、
炎を検知することはできてもその炎が火災に由来するも
のかあるいは有益な熱源に由来するものかは検知できな
い。すなわち、ガスレンジ、ガスストーブ等の炎で誤報
を発する欠点がある。
さらに、従来の火災検知装置は火災の発生をいつどの時
点で判定し、報知するかに主眼が置かれており火災の進
行状況を正確に把握できるようなものはなかった。
点で判定し、報知するかに主眼が置かれており火災の進
行状況を正確に把握できるようなものはなかった。
本発明の目的は、上述したような欠点を排除し、電熱器
、ガスコンロ、ストーブ等生活環境における有益な熱源
に基づく誤報が非常に少なく、かつ高感度で火災を検知
するとともに、火災の進行状況をも把握できるような火
災検知方式を提供することにある。
、ガスコンロ、ストーブ等生活環境における有益な熱源
に基づく誤報が非常に少なく、かつ高感度で火災を検知
するとともに、火災の進行状況をも把握できるような火
災検知方式を提供することにある。
[課題を解決するための手段]
本発明者らは火災と非火災との現象的差異に基づいて考
察を行い、以下のような差異を見出した。
察を行い、以下のような差異を見出した。
すなわち、火災以外の熱源の場合、発熱面積および温度
は一定ないしは数分間で定常に至る。例えば、暖房器具
などでは、発熱面積は一定であり、温度は数分間で定常
に至る。また、マツチ、ライター等は、温度、発熱面積
が一定であるだけでなく、数秒ないしは数分で消滅する
。
は一定ないしは数分間で定常に至る。例えば、暖房器具
などでは、発熱面積は一定であり、温度は数分間で定常
に至る。また、マツチ、ライター等は、温度、発熱面積
が一定であるだけでなく、数秒ないしは数分で消滅する
。
これに対し、火災では発熱面積、温度が共に増加し、し
かも数分間経過しても増加傾向を示すといった特徴があ
る。第3図に、燻焼状態から火災に至る過程での温度変
化、第4図に発熱面積の変化を示す。ここでTFは発炎
時点である。また、燻焼状態を経ない火災、例えば放火
などのような火災の場合においては、第3図、第4図の
TF点以降の温度変化1発熱面積変化を示す。
かも数分間経過しても増加傾向を示すといった特徴があ
る。第3図に、燻焼状態から火災に至る過程での温度変
化、第4図に発熱面積の変化を示す。ここでTFは発炎
時点である。また、燻焼状態を経ない火災、例えば放火
などのような火災の場合においては、第3図、第4図の
TF点以降の温度変化1発熱面積変化を示す。
さらに火災の場合、放射される赤外線を短〜長波長にわ
たる複数の波長帯に分離すると、それぞれの波長帯の検
知出力は時間と共に増大し、しかもその検知出力の比の
時間的変化も特有の挙動を示す。すなわち、検知出力の
大きさは発熱部分の面積と温度を反映するのに対し、検
知出力の比は発熱部分の温度を反映するため燃焼火災の
場合には、それぞれの波長の検知出力およびその検知出
力の比が共に徐々に増大する傾向を示し、発炎火災に移
行した時点で、検知出力、およびその比は急増する。ま
た、その後は1発熱源の面積増加に対して温度上昇は飽
和する傾向にあるので、検知出力は増大するが、その比
はほぼ一定となる。そして1発炎火災に移行した時点で
、CO2分子の共鳴放射が著しく増大し、火災面積の増
加に伴ってその強度が増加する。一方、火災以外の炎の
場合、定常状態に至った後はこうした時間的変化かはみ
られない。
たる複数の波長帯に分離すると、それぞれの波長帯の検
知出力は時間と共に増大し、しかもその検知出力の比の
時間的変化も特有の挙動を示す。すなわち、検知出力の
大きさは発熱部分の面積と温度を反映するのに対し、検
知出力の比は発熱部分の温度を反映するため燃焼火災の
場合には、それぞれの波長の検知出力およびその検知出
力の比が共に徐々に増大する傾向を示し、発炎火災に移
行した時点で、検知出力、およびその比は急増する。ま
た、その後は1発熱源の面積増加に対して温度上昇は飽
和する傾向にあるので、検知出力は増大するが、その比
はほぼ一定となる。そして1発炎火災に移行した時点で
、CO2分子の共鳴放射が著しく増大し、火災面積の増
加に伴ってその強度が増加する。一方、火災以外の炎の
場合、定常状態に至った後はこうした時間的変化かはみ
られない。
本発明は、上記の知見に基づいてなされたもので、監視
域から放射される赤外線の2以上の波長帯を検知する複
数の赤外線検知器の出力の比に基づいて赤外線源の温度
を算出し、この温度から上記いずれかの波長帯の赤外線
放射強度を求め、この赤外線放射強度およびその波長帯
を検出する赤外線検知器の出力とに基づいて発熱面積を
算出することにより火災の状況判定を行なう。
域から放射される赤外線の2以上の波長帯を検知する複
数の赤外線検知器の出力の比に基づいて赤外線源の温度
を算出し、この温度から上記いずれかの波長帯の赤外線
放射強度を求め、この赤外線放射強度およびその波長帯
を検出する赤外線検知器の出力とに基づいて発熱面積を
算出することにより火災の状況判定を行なう。
また、上記赤外線検知器の一つにCO2分子の共鳴放射
波長帯を検知する赤外線検知器を含ませ、それ以外の赤
外線検知器の出力に基づいて請求項1記載の方法により
算出された温度と発熱面積とからCO2分子の共鳴波長
帯域における赤外線源の黒体放射強度を計算し、その値
と、CO2分子の共鳴放射波長帯を検知する赤外線検知
器の出力とを比較することにより、002分子の共鳴放
射の有無を検知し、該共鳴放射を検知したときに火災と
判定することを提案する。
波長帯を検知する赤外線検知器を含ませ、それ以外の赤
外線検知器の出力に基づいて請求項1記載の方法により
算出された温度と発熱面積とからCO2分子の共鳴波長
帯域における赤外線源の黒体放射強度を計算し、その値
と、CO2分子の共鳴放射波長帯を検知する赤外線検知
器の出力とを比較することにより、002分子の共鳴放
射の有無を検知し、該共鳴放射を検知したときに火災と
判定することを提案する。
[作用]
上記した手段によれば、ガスコンロ、ストーブ等炎を伴
う有益な熱源の場合は、CO□分子の共鳴放射が検知さ
れるものの、面積の増大は認められず一定時間後には、
定常状態に落ち着くため非火災と判定できる。また、電
熱器など炎を伴わない有益熱源の場合は、面積が一定時
間後に定常状態になるのみならず、CO2分子の共鳴放
射が検知されないため非火災と判断される。これによっ
て、有益な熱源による誤作動をなくすことができ、精度
のよい火災検知が可能になるとともに、面積の増加をモ
ニタ等に表示させることにより火災の進行状況の把握が
可能となる。
う有益な熱源の場合は、CO□分子の共鳴放射が検知さ
れるものの、面積の増大は認められず一定時間後には、
定常状態に落ち着くため非火災と判定できる。また、電
熱器など炎を伴わない有益熱源の場合は、面積が一定時
間後に定常状態になるのみならず、CO2分子の共鳴放
射が検知されないため非火災と判断される。これによっ
て、有益な熱源による誤作動をなくすことができ、精度
のよい火災検知が可能になるとともに、面積の増加をモ
ニタ等に表示させることにより火災の進行状況の把握が
可能となる。
[発明の詳細な説明]
第1図は本発明方法が適用される火災検知装置の基本構
成図である。赤外線gSから放射される赤外線は、赤外
線検知部りに入射する。赤外線検知部りにおいて、赤外
線は複数の波長帯に分離され、それぞれの波長帯での赤
外線強度が検知される。
成図である。赤外線gSから放射される赤外線は、赤外
線検知部りに入射する。赤外線検知部りにおいて、赤外
線は複数の波長帯に分離され、それぞれの波長帯での赤
外線強度が検知される。
赤外線検知部りは、赤外線を周期的に分断する回転式チ
ョッパ1と、特に限定されないがそれぞれ異なる透過帯
域をもつ4つの光学フィルタからなるバンドパスフィル
タ2a、2b、2c、2dと、各バンドパスフィルタ2
8〜2dと関連してその透過赤外線を検知する赤外線検
知器3a、3b、3c、3dを備えている。バンドパス
フィルタ2a〜2dの透過帯の中心波長は、ここに示し
た4分割方式の場合では、例えばフィルタ2aが2〜3
μm、フィルタ2bが3〜4.5μm、フィルタ2cが
4〜5.5μm、フィルタ2dが8〜15μmの範囲内
でそれぞれ適当な波長が選択され、透過波長帯幅はそれ
ぞれ0.1〜1.5μmとされる。これらのフィルタ2
8〜2dのうち、1つは、CO2分子の共鳴放射波長帯
(4,3μm)を透過するものが選択される。ここでは
、フィルタ2bがCO2分子の共鳴放射波長帯を透過す
るようになっている。また、5.5〜8μmの波長帯は
、空気中の水蒸気による吸収が非常に大きいので、避け
ている。分割波長帯の数は、上記のように4分割に限ら
れるものではなく、2分割以上任意の数に分割できるが
、3分割でも可能であり、実用上は5〜6分割までで十
分である。
ョッパ1と、特に限定されないがそれぞれ異なる透過帯
域をもつ4つの光学フィルタからなるバンドパスフィル
タ2a、2b、2c、2dと、各バンドパスフィルタ2
8〜2dと関連してその透過赤外線を検知する赤外線検
知器3a、3b、3c、3dを備えている。バンドパス
フィルタ2a〜2dの透過帯の中心波長は、ここに示し
た4分割方式の場合では、例えばフィルタ2aが2〜3
μm、フィルタ2bが3〜4.5μm、フィルタ2cが
4〜5.5μm、フィルタ2dが8〜15μmの範囲内
でそれぞれ適当な波長が選択され、透過波長帯幅はそれ
ぞれ0.1〜1.5μmとされる。これらのフィルタ2
8〜2dのうち、1つは、CO2分子の共鳴放射波長帯
(4,3μm)を透過するものが選択される。ここでは
、フィルタ2bがCO2分子の共鳴放射波長帯を透過す
るようになっている。また、5.5〜8μmの波長帯は
、空気中の水蒸気による吸収が非常に大きいので、避け
ている。分割波長帯の数は、上記のように4分割に限ら
れるものではなく、2分割以上任意の数に分割できるが
、3分割でも可能であり、実用上は5〜6分割までで十
分である。
光学フィルタは、Zn5eあるいはZnSあるいはGe
その他の誘電体をSi等の基板上に交互に真空蒸着して
多層膜としたものであり、目標とする透過波長帯に応じ
て膜厚が決定される。
その他の誘電体をSi等の基板上に交互に真空蒸着して
多層膜としたものであり、目標とする透過波長帯に応じ
て膜厚が決定される。
赤外線検知器3a〜3dとしては、半導体赤外線検知器
、サーモパイル、焦電型赤外線検知器等いずれも使用し
得るが、半導体赤外線検知器は冷却が必要なため適当で
なく、サーモパイルまたは焦電型赤外線検知器が望まし
く、中でも焦電型のものが特に好ましい。また、チョッ
パ1は、赤外線検知器にサーモパイルを使用した場合に
は省略することもできる。
、サーモパイル、焦電型赤外線検知器等いずれも使用し
得るが、半導体赤外線検知器は冷却が必要なため適当で
なく、サーモパイルまたは焦電型赤外線検知器が望まし
く、中でも焦電型のものが特に好ましい。また、チョッ
パ1は、赤外線検知器にサーモパイルを使用した場合に
は省略することもできる。
焦電型検知器は、タンタル酸リチウムやPbxZ r
y O,に代表される焦電体の薄板の表面および裏面に
蒸着等により電極を形成したものである。
y O,に代表される焦電体の薄板の表面および裏面に
蒸着等により電極を形成したものである。
また、波長1μm付近の近赤外線域を検知する場合には
、Siフォトダイオードを使用することもできる。
、Siフォトダイオードを使用することもできる。
チョッパ1の回転駆動には、パルスモータ−直流モータ
ーなどが適しているが、直流モーターの場合にはチョッ
パの回転数を検知するためのフォトインタラプタのよう
な回転検知器4が必要である。パルスモータでチョッパ
を翻動する場合には、翻動回路から回転数を知ることが
できるので、フォトインタラプタは不用となる。
ーなどが適しているが、直流モーターの場合にはチョッ
パの回転数を検知するためのフォトインタラプタのよう
な回転検知器4が必要である。パルスモータでチョッパ
を翻動する場合には、翻動回路から回転数を知ることが
できるので、フォトインタラプタは不用となる。
赤外線検知器38〜3dからの出力信号およびチョッパ
の回転検知信号は、信号処理回路1oで処理される。信
号処理回路1oは、各赤外線検知器3a〜3dからの出
力の大きさ、それらの出力の相対比並びにそれらの時間
変化を演算し、その結果に基づいて対象赤外線源が火災
が否かを判別し、火災と判断したときは警報器やモニタ
の駆動信号を出力する。
の回転検知信号は、信号処理回路1oで処理される。信
号処理回路1oは、各赤外線検知器3a〜3dからの出
力の大きさ、それらの出力の相対比並びにそれらの時間
変化を演算し、その結果に基づいて対象赤外線源が火災
が否かを判別し、火災と判断したときは警報器やモニタ
の駆動信号を出力する。
第5図は、信号処理回路10の構成例を示す。
赤外線検知器3a〜3dからの出力信号は、増幅回路1
1a、llb、llc、lldに送られ、所望のレベル
まで増幅される。増幅された検出出力は、A/D変換器
17 a −17dでA/D変換されて同期検波回路1
3に供給され、検波される。
1a、llb、llc、lldに送られ、所望のレベル
まで増幅される。増幅された検出出力は、A/D変換器
17 a −17dでA/D変換されて同期検波回路1
3に供給され、検波される。
同期検波回路13の検波出力は、マイクロコンピュータ
等からなる信号処理装置18に供給され、90°位相を
ずらした2つの検波出力の2乗平均をとることによって
、チョッパと赤外線検知器間の位置ずれ等に起因する位
相のずれが取り除かれる。
等からなる信号処理装置18に供給され、90°位相を
ずらした2つの検波出力の2乗平均をとることによって
、チョッパと赤外線検知器間の位置ずれ等に起因する位
相のずれが取り除かれる。
さらに信号処理装置18においては、同期検波出力に基
づいてタイマ割込み等で数秒おきに演算を行い、赤外線
源の温度と発熱面積の増大、さらにCO2分子共鳴放射
の有無の様相を数分間にわたりデータを蓄積し、そのデ
ータに基づいて温度と発熱面積が常に増大しているか調
べ、増大している場合に火災と判断し、警報器20を開
動させたり、算出された発熱面積の増大の様子をモニタ
21に表示したりする。
づいてタイマ割込み等で数秒おきに演算を行い、赤外線
源の温度と発熱面積の増大、さらにCO2分子共鳴放射
の有無の様相を数分間にわたりデータを蓄積し、そのデ
ータに基づいて温度と発熱面積が常に増大しているか調
べ、増大している場合に火災と判断し、警報器20を開
動させたり、算出された発熱面積の増大の様子をモニタ
21に表示したりする。
なお、実施例では同期検波回路13と信号処理装置18
を別々の機能回路として示しているが。
を別々の機能回路として示しているが。
これらを一つのマイクロコンピュータに置き換えて、そ
れぞれの機能をマイコンで処理するようにしてもよい。
れぞれの機能をマイコンで処理するようにしてもよい。
次に、信号処理袋M18における温度および発熱面積の
算出方式を具体的に説明する。
算出方式を具体的に説明する。
前記赤外線検知器38〜3dに入射する赤外線の受光面
単位面積当たりの強度をPa、Pb、Pc、Pdとし、
同期検波回路13の出力をV a +Vb、Vat V
dとすると、Va=Vdはそれぞれ。
単位面積当たりの強度をPa、Pb、Pc、Pdとし、
同期検波回路13の出力をV a +Vb、Vat V
dとすると、Va=Vdはそれぞれ。
■a=Pa −Aa
Vb=Pb−Ab
Vc=P c −八〇
Vd=Pd−Ad
となる。ここで、Aa〜Adは、センサやフィルター、
増幅器の特性で定まる定数である。ところで、ブランク
の放射則より、ある温度Tの物体が波長λで半空間放射
する赤外線の単位面積当たりの黒体放射強度は、次式で
表わされる。
増幅器の特性で定まる定数である。ところで、ブランク
の放射則より、ある温度Tの物体が波長λで半空間放射
する赤外線の単位面積当たりの黒体放射強度は、次式で
表わされる。
なお、ここでC0,C2は、C1=2πhe”、C2=
h−c/にで決まる定数である。ただし、hはブランク
定数、Cは光速度、にはボルツマン定数である。
h−c/にで決まる定数である。ただし、hはブランク
定数、Cは光速度、にはボルツマン定数である。
上記式(1)に2つの検知器の検出波長帯λ1゜λ2と
その波長帯での赤外線強度p1.p、を代入し、温度T
を求める近似式を導くと。
その波長帯での赤外線強度p1.p、を代入し、温度T
を求める近似式を導くと。
となる。
ここで、上記(2)式のλ0.λ2の赤外線強度P1.
P、を、λa、λbの波長帯の検知器3a。
P、を、λa、λbの波長帯の検知器3a。
3bの出力の検波出力Va、Vdと置き換えて表わすと
、式(2)は となる。ここでC′は、定数02に各波長帯の検波出力
の定数Aa、Actを作用させた定数である。
、式(2)は となる。ここでC′は、定数02に各波長帯の検波出力
の定数Aa、Actを作用させた定数である。
上式より異なった2波長の赤外線検知器を備えることに
よって、出力の比から火災あるいは発熱体の温度が求ま
ることが分かる。
よって、出力の比から火災あるいは発熱体の温度が求ま
ることが分かる。
次に、上式(3)によって求めた温度Tから、λaにお
ける単位面積あたりの黒体放射強度(これをPa″と表
わす)がブランクの放射則すなわち式(1)より求まる
。
ける単位面積あたりの黒体放射強度(これをPa″と表
わす)がブランクの放射則すなわち式(1)より求まる
。
一方、発熱体から放射される赤外線は空気によって分散
されたり吸収されたりするので、検知器への入射強度と
物体の放射強度とは一致せず、また検知器と放射物体と
の距離に反比例する。また、Pa’は単位面積当たりの
黒体放射強度であるので検知器への入射強度は面積に比
例すると考えられる。本発明者らの経験によると、波長
λaにおける検知系の検波出力Va’は、次の式(4)
ことがわかった。ここで、Sは放射物体の面積、Aaは
、λaにおけるセンサー、フィルター、アンプの特性に
よる定数、Qは検知器と放射物体の距離である。従って
放射物体の面積Sは、次式%式% で算出できる。
されたり吸収されたりするので、検知器への入射強度と
物体の放射強度とは一致せず、また検知器と放射物体と
の距離に反比例する。また、Pa’は単位面積当たりの
黒体放射強度であるので検知器への入射強度は面積に比
例すると考えられる。本発明者らの経験によると、波長
λaにおける検知系の検波出力Va’は、次の式(4)
ことがわかった。ここで、Sは放射物体の面積、Aaは
、λaにおけるセンサー、フィルター、アンプの特性に
よる定数、Qは検知器と放射物体の距離である。従って
放射物体の面積Sは、次式%式% で算出できる。
この実施例は式(5)を用いて発熱面積を求め火災の進
行状況を把握するものである。
行状況を把握するものである。
上記説明では、検知器3aと3dの検波出力を使って温
度Tと発熱体の面積Sを求める方法を説明したが、同様
にして検知器3aと30あるいは3cと3dの検波出力
を使って発熱体の温度と面積を求めるようにしてもよい
。
度Tと発熱体の面積Sを求める方法を説明したが、同様
にして検知器3aと30あるいは3cと3dの検波出力
を使って発熱体の温度と面積を求めるようにしてもよい
。
さらに、本発明者らの経験によると、検知温度Tの大き
さに応じて演算に使用する検知器を変えると、より正確
に温度と面積を算出することができる。
さに応じて演算に使用する検知器を変えると、より正確
に温度と面積を算出することができる。
第6図は、第5図の実施例における検知器3a。
3c、3dの中心波長としてλa=3μm λC=5μ
m λd=8.5μmを選択した場合の各検知器の検波
出力の相対比を図示したものである。
m λd=8.5μmを選択した場合の各検知器の検波
出力の相対比を図示したものである。
同図において、三角形の各頂点に近いほどその波長帯の
出力の比率が大きいことを示している。図から、発熱物
体の温度が300〜400℃以下ではλCとλdの検波
出力の比の温度依存が大きく。
出力の比率が大きいことを示している。図から、発熱物
体の温度が300〜400℃以下ではλCとλdの検波
出力の比の温度依存が大きく。
400℃以上では、λaとλCの検波出力の比の温度依
存性が大きくなっていることがわかる。すなわち、30
0〜400℃以下の比較的低温域の発熱体を検知する場
合は検知器3aと3dの組み合わせが良好で、400℃
以上の高温域の発熱を検知する場合は、検知器3aと3
0の出力を組み合わせると良好な測定精度を得ることが
できる。
存性が大きくなっていることがわかる。すなわち、30
0〜400℃以下の比較的低温域の発熱体を検知する場
合は検知器3aと3dの組み合わせが良好で、400℃
以上の高温域の発熱を検知する場合は、検知器3aと3
0の出力を組み合わせると良好な測定精度を得ることが
できる。
従って、温度測定用の波長帯を、3種類用意することに
よって低温から高温までの広い温度範囲で精度良く温度
と面積の測定ができる。
よって低温から高温までの広い温度範囲で精度良く温度
と面積の測定ができる。
上記した方法によって発熱部の温度T、面積Sを算出し
、温度TとCO2の共鳴放射帯の波長λcO□をブラン
クの放射側を示す式(1)に代入することによってCO
2の共鳴放射帯における放射強度Pco、を求め、これ
と式(5)により算出した面積Sを(4)式に代入する
ことによりC○、共鳴放射帯λco、における検波出力
vbを推定することができる。ここで求めたvbは発熱
体が黒体と仮定した場合であり2発熱体が炎の場合には
、第2図に示すようにCO2の共鳴放射帯に強いピーク
が見られる。従って、ここで推定した検波出力vb’
と検知器3bから実際に得られた検波出力vbを比較し
、vbが推定値Vb′よりも大きい場合は、発熱体が炎
であると判定できる。
、温度TとCO2の共鳴放射帯の波長λcO□をブラン
クの放射側を示す式(1)に代入することによってCO
2の共鳴放射帯における放射強度Pco、を求め、これ
と式(5)により算出した面積Sを(4)式に代入する
ことによりC○、共鳴放射帯λco、における検波出力
vbを推定することができる。ここで求めたvbは発熱
体が黒体と仮定した場合であり2発熱体が炎の場合には
、第2図に示すようにCO2の共鳴放射帯に強いピーク
が見られる。従って、ここで推定した検波出力vb’
と検知器3bから実際に得られた検波出力vbを比較し
、vbが推定値Vb′よりも大きい場合は、発熱体が炎
であると判定できる。
(実施例)
各々中心波長が3.629μmと4.736μm、12
.048μmの3つの赤外線検知器を有する実験機を作
り、検知器を床から2.4mの高さの位置に設置して1
6X16anのヒータパネルと、l0XIOQIの容器
に入れたメタノールの炎の検知および上記ヒータパネル
上においた18X18αの新聞紙10枚の着火実験を行
なった。なお、上記実施例における検知器の監視域は直
径7mの円形となった。
.048μmの3つの赤外線検知器を有する実験機を作
り、検知器を床から2.4mの高さの位置に設置して1
6X16anのヒータパネルと、l0XIOQIの容器
に入れたメタノールの炎の検知および上記ヒータパネル
上においた18X18αの新聞紙10枚の着火実験を行
なった。なお、上記実施例における検知器の監視域は直
径7mの円形となった。
第7図には、実験機における各検知器の検波出力を、熱
源の面積を256dと仮定して100〜800℃の温度
範囲で100℃ごとに(1)式と(4)式を使って計算
で求めた理論値の相対比を示す。
源の面積を256dと仮定して100〜800℃の温度
範囲で100℃ごとに(1)式と(4)式を使って計算
で求めた理論値の相対比を示す。
一方、第8図にはヒータパネルを加熱したときの実験機
の各検知器の検波出力の相対比を示す。
の各検知器の検波出力の相対比を示す。
ヒータパネル加熱中、その表面温度を温度計で測定した
ところ、ヒータパネルの表面温度はほぼ一定の上昇率で
上昇し、約45分後に400℃まで達した。
ところ、ヒータパネルの表面温度はほぼ一定の上昇率で
上昇し、約45分後に400℃まで達した。
第7図の理論値と、第8図の実験結果とは非常によく一
致しており、実験機の出力からの演算式で用いた定数の
設定が正しいことを説明している。
致しており、実験機の出力からの演算式で用いた定数の
設定が正しいことを説明している。
第9図(A)には、ヒータパネルの加熱実験において、
実験機の中心波長3.629μmと12゜048μmの
検知器の出力から式(3)を使って計算で求めた温度の
時間的変化が示されている。
実験機の中心波長3.629μmと12゜048μmの
検知器の出力から式(3)を使って計算で求めた温度の
時間的変化が示されている。
同図には、他の複数の温度計で測定した測定値のうち最
高温度がO印で、またそれらの平均温度がΔ印でそれぞ
れプロットされている。これより、100℃以上では使
用した温度算出式(3)が正しいことが分かる。
高温度がO印で、またそれらの平均温度がΔ印でそれぞ
れプロットされている。これより、100℃以上では使
用した温度算出式(3)が正しいことが分かる。
また、第9図(B)には、ヒータパネルの加熱実験にお
いて、実験機の出力から式(5)を使って求めた熱源の
面積の時間的変化が示されている。
いて、実験機の出力から式(5)を使って求めた熱源の
面積の時間的変化が示されている。
同図において、−点鎖線Hがヒータパネルの大きさを表
わしており、これにより150℃を超えたあたりから実
Il1機が使用した熱源の面積の計算式(5)がかなり
実際のそれと一致することが分かる。
わしており、これにより150℃を超えたあたりから実
Il1機が使用した熱源の面積の計算式(5)がかなり
実際のそれと一致することが分かる。
さらに、第9図(C)には、ヒータパネルの加熱実験に
おいて、実験機の中心波長3.3629μmと12.0
48μmの検知器の出力に基づいて計算で求めたCO2
共鳴波長帯における黒体放射強度Pco2から予想され
る検知器出力vC02と、中心波長4.736μmの検
知器からの実際の実験機出力Vco、との比(以下CO
2比と称する)が示されている。同図において、計算値
が1に近いことは波長4.736μmの検知器がCO□
共鳴放射成分を検出していないことを意味している。
おいて、実験機の中心波長3.3629μmと12.0
48μmの検知器の出力に基づいて計算で求めたCO2
共鳴波長帯における黒体放射強度Pco2から予想され
る検知器出力vC02と、中心波長4.736μmの検
知器からの実際の実験機出力Vco、との比(以下CO
2比と称する)が示されている。同図において、計算値
が1に近いことは波長4.736μmの検知器がCO□
共鳴放射成分を検出していないことを意味している。
一方、第10図(A)には、メタノール炎の検知実験に
おいて、実験機が出力した温度の時間的変化が、また、
第10図(B)には同じくメタノール炎の検知実験にお
いて実験機が出力した熱源の面積の変化が示されている
。この実験ではメタノール炎の面積が使用した容器(I
OXIOc!I)よりも小さめに出た。しかし、実験の
メタノール炎の場合容器内が均一の温度にはならず、中
心部はど温度が高くなる。そのため、実験機はその高温
部の面積を出力したと考えることができる。CO2比は
スケールオーバ(黒体放射の4〜5倍)となったので図
示を省略した。
おいて、実験機が出力した温度の時間的変化が、また、
第10図(B)には同じくメタノール炎の検知実験にお
いて実験機が出力した熱源の面積の変化が示されている
。この実験ではメタノール炎の面積が使用した容器(I
OXIOc!I)よりも小さめに出た。しかし、実験の
メタノール炎の場合容器内が均一の温度にはならず、中
心部はど温度が高くなる。そのため、実験機はその高温
部の面積を出力したと考えることができる。CO2比は
スケールオーバ(黒体放射の4〜5倍)となったので図
示を省略した。
第11図(A)には新聞紙の着火実験において。
実a機が出力した温度の時間的変化が、また同図(B)
には面積の時間的変化が、さらに同図(C)にはCO2
比の変化が示されている。
には面積の時間的変化が、さらに同図(C)にはCO2
比の変化が示されている。
この新聞紙着火実験ではヒータの加熱を開始してから約
10分後に新聞紙が燻焼し始め、約17分後に着火する
のが観察された。発火後は数十秒で新聞紙が燃えつきた
。
10分後に新聞紙が燻焼し始め、約17分後に着火する
のが観察された。発火後は数十秒で新聞紙が燃えつきた
。
第11図(A)〜(C)より、燻焼状態から発炎状態へ
移行した時点で温度と面積とCO2比が急に上昇してお
り、これは実際の状況とよく一敦している。また、実験
開始後20分経過した時点ではヒータパネルの実験とほ
ぼ同一の定常状態に到っている。これは、新聞紙が燃え
つきた後は。
移行した時点で温度と面積とCO2比が急に上昇してお
り、これは実際の状況とよく一敦している。また、実験
開始後20分経過した時点ではヒータパネルの実験とほ
ぼ同一の定常状態に到っている。これは、新聞紙が燃え
つきた後は。
下のヒータパネルが見えるようになったためである。
以上の実験結果により、上記実施例の火災検知方式によ
れば、温度が低い場合に出るノイズさえ気をつければ、
かなりの精度で熱源の温度および面積を測定することが
できる。従って、延焼火災等において発熱部の拡大の状
況をリアルタイムで把握し、警備室のモニタ等に発熱面
積の増加の様子を表示させたり適当な警報を発したりす
ることができる。
れば、温度が低い場合に出るノイズさえ気をつければ、
かなりの精度で熱源の温度および面積を測定することが
できる。従って、延焼火災等において発熱部の拡大の状
況をリアルタイムで把握し、警備室のモニタ等に発熱面
積の増加の様子を表示させたり適当な警報を発したりす
ることができる。
[発明の効果]
以上説明したようにこの発明は、監視域から放射される
赤外線の2以上の波長帯を検知する複数の赤外線検知器
の出力の比に基づいて赤外線源の温度を算出し、この温
度から上記いずれかの波長帯の赤外線放射強度を求め、
この赤外線放射強度およびその波長帯を検出する赤外線
検知器の出力とに基づいて発熱面積を算出することによ
り火災の状況判定を行なうようにしたので、ガスコンロ
、ストーブ等炎を伴う有益な熱源の場合は、CO2分子
の共鳴放射が検知されるものの、面積の増大は認められ
ず一定時間後には、定常状態に落ち着くため非火災と判
定できるとともに、電熱器など炙を伴わない有益熱源の
場合は、面積が一定時間後に定常状態になるのみならず
、CO2分子の共鳴放射が検知されないため非火災と判
断できる。
赤外線の2以上の波長帯を検知する複数の赤外線検知器
の出力の比に基づいて赤外線源の温度を算出し、この温
度から上記いずれかの波長帯の赤外線放射強度を求め、
この赤外線放射強度およびその波長帯を検出する赤外線
検知器の出力とに基づいて発熱面積を算出することによ
り火災の状況判定を行なうようにしたので、ガスコンロ
、ストーブ等炎を伴う有益な熱源の場合は、CO2分子
の共鳴放射が検知されるものの、面積の増大は認められ
ず一定時間後には、定常状態に落ち着くため非火災と判
定できるとともに、電熱器など炙を伴わない有益熱源の
場合は、面積が一定時間後に定常状態になるのみならず
、CO2分子の共鳴放射が検知されないため非火災と判
断できる。
これによって、有益な熱源による誤作動をなくすことが
でき、精度のよい火災検知が可能になるとともに9面積
の増加をモニタ等に表示させることにより火災の進行状
況の把握が可能となるという効果がある。
でき、精度のよい火災検知が可能になるとともに9面積
の増加をモニタ等に表示させることにより火災の進行状
況の把握が可能となるという効果がある。
第1図は本発明に係る火災検知方式が適用され火災検知
システムの一実施例を示す基本構成図、第2図は赤外線
放射源から放射される赤外線波長と量(相対値)との関
係を示す図、 第3図は火災発生時の温度変化を示す図、第4図は火災
発生時の発熱面積の変化を示す図、第5図は信号処理回
路の一実施例を示す回路図、第6図は火災検知システム
の各検知器の検出出力の相対比を示す図、 第7図は実験機における各赤外線検知器の検波出力の理
論値の相対比を示す図、 第8図はヒータパネルを実験機で観察したときの各赤外
線検知器の検波出力の相対比を示す図、第9図(A)は
ヒータパネルを実験機で観察したときの各赤外線検知器
の検波出力から算出した温度の変化を示す図、 第9図(B)はヒータパネルを実験機で観察したときの
各赤外線検知器の検波出力から算出した発熱面積の変化
を示す図、 第9図(C)はヒータパネルを実験機でllt察したと
きの各赤外線検知器の検波出力から算出したCO2比の
変化を示す図、 第10図(A)はメタノール炎を実験機でR察したとき
の各赤外線検知器の検波出力から算出した温度の変化を
示す図。 第10図(B)はメタノール炎を実Il1機でw4察し
たときの各赤外線検知器の検波出力から算出した発熱面
積の変化を示す図、 第11図(A)は新聞紙着火実験を実験機で観察したと
きの各赤外線検知器の検波出力がら算出した温度の変化
を示す図、 第11図(B)は新聞紙着火実験を実験機で観察したと
きの各赤外線検知器の検波出力がら算出した発熱面積の
変化を示す図、 第11図(C)は新聞紙着火実験を実験機で観察したと
きの各赤外線検知器の検波出力から算出したCO2比の
変化を示す図である。 1・・・・チョッパ、 2a〜2d・・・・パンドパスフ ィルタ、 38〜3d・・・・赤外線検知器、 4・・・・ 回転検知器。 第 図 0 1 2 34 56 7 8910(u”)二液
長 第 3 図 第 図 F 碍 驕 手続補正書 (方式) 2、発明の名称 火災検知方式 補正をする者 事件との関係
システムの一実施例を示す基本構成図、第2図は赤外線
放射源から放射される赤外線波長と量(相対値)との関
係を示す図、 第3図は火災発生時の温度変化を示す図、第4図は火災
発生時の発熱面積の変化を示す図、第5図は信号処理回
路の一実施例を示す回路図、第6図は火災検知システム
の各検知器の検出出力の相対比を示す図、 第7図は実験機における各赤外線検知器の検波出力の理
論値の相対比を示す図、 第8図はヒータパネルを実験機で観察したときの各赤外
線検知器の検波出力の相対比を示す図、第9図(A)は
ヒータパネルを実験機で観察したときの各赤外線検知器
の検波出力から算出した温度の変化を示す図、 第9図(B)はヒータパネルを実験機で観察したときの
各赤外線検知器の検波出力から算出した発熱面積の変化
を示す図、 第9図(C)はヒータパネルを実験機でllt察したと
きの各赤外線検知器の検波出力から算出したCO2比の
変化を示す図、 第10図(A)はメタノール炎を実験機でR察したとき
の各赤外線検知器の検波出力から算出した温度の変化を
示す図。 第10図(B)はメタノール炎を実Il1機でw4察し
たときの各赤外線検知器の検波出力から算出した発熱面
積の変化を示す図、 第11図(A)は新聞紙着火実験を実験機で観察したと
きの各赤外線検知器の検波出力がら算出した温度の変化
を示す図、 第11図(B)は新聞紙着火実験を実験機で観察したと
きの各赤外線検知器の検波出力がら算出した発熱面積の
変化を示す図、 第11図(C)は新聞紙着火実験を実験機で観察したと
きの各赤外線検知器の検波出力から算出したCO2比の
変化を示す図である。 1・・・・チョッパ、 2a〜2d・・・・パンドパスフ ィルタ、 38〜3d・・・・赤外線検知器、 4・・・・ 回転検知器。 第 図 0 1 2 34 56 7 8910(u”)二液
長 第 3 図 第 図 F 碍 驕 手続補正書 (方式) 2、発明の名称 火災検知方式 補正をする者 事件との関係
Claims (2)
- (1)監視域から放射される赤外線の2以上の波長帯を
検知する複数の赤外線検知器の出力の比に基づいて赤外
線源の温度を算出し、この温度から上記いずれかの波長
帯の赤外線放射強度を求め、この赤外線放射強度および
その波長帯を検出する赤外線検知器の出力とに基づいて
発熱面積を算出することにより火災の状況判定を行なう
ことを特徴とする火災検知方式。 - (2)上記赤外線検知器の一つにCO_2分子の共鳴放
射波長帯を検知する赤外線検知器を含ませ、それ以外の
赤外線検知器の出力に基づいて請求項1記載の方法によ
り算出された温度と発熱面積とからCO_2分子の共鳴
波長帯域における赤外線源の黒体放射強度を計算し、そ
の値と、CO_2分子の共鳴放射波長帯を検知する赤外
線検知器の出力とを比較することにより、CO_2分子
の共鳴放射の有無を検知し、該共鳴放射を検知したとき
に火災と判定することを特徴とする火災検知方式。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2061951A JP2606749B2 (ja) | 1990-03-13 | 1990-03-13 | 火災検知方法 |
| EP90309126A EP0419046B1 (en) | 1989-08-23 | 1990-08-21 | Fire sensing system, process for sensing fire and environment monitor |
| US07/569,796 US5153563A (en) | 1989-08-23 | 1990-08-21 | Fire sensing system, process for sensing fire and environment monitor |
| DE69030799T DE69030799T2 (de) | 1989-08-23 | 1990-08-21 | Feueralarmsystem sowie Verfahren dazu und Umgebungsmonitor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2061951A JP2606749B2 (ja) | 1990-03-13 | 1990-03-13 | 火災検知方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03263197A true JPH03263197A (ja) | 1991-11-22 |
| JP2606749B2 JP2606749B2 (ja) | 1997-05-07 |
Family
ID=13186013
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2061951A Expired - Fee Related JP2606749B2 (ja) | 1989-08-23 | 1990-03-13 | 火災検知方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2606749B2 (ja) |
Cited By (9)
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| JPH06325268A (ja) * | 1993-05-11 | 1994-11-25 | Nohmi Bosai Ltd | 輻射式火災感知器 |
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| JPS502497A (ja) * | 1973-05-08 | 1975-01-11 | ||
| JPS6474695A (en) * | 1987-09-17 | 1989-03-20 | Nippon Mining Co | Method and device for detecting fire |
-
1990
- 1990-03-13 JP JP2061951A patent/JP2606749B2/ja not_active Expired - Fee Related
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