JPH03265681A - 含水系エアゾール製品、および、エアゾール容器の腐食の防止方法 - Google Patents

含水系エアゾール製品、および、エアゾール容器の腐食の防止方法

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JPH03265681A
JPH03265681A JP6384490A JP6384490A JPH03265681A JP H03265681 A JPH03265681 A JP H03265681A JP 6384490 A JP6384490 A JP 6384490A JP 6384490 A JP6384490 A JP 6384490A JP H03265681 A JPH03265681 A JP H03265681A
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JP
Japan
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water
aerosol
propellant
salts
stock solution
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Application number
JP6384490A
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English (en)
Inventor
Toyokazu Katayama
片山 豊和
Hajime Nakai
肇 中井
Tatsuo Otani
辰夫 大谷
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Sumitomo Seika Chemicals Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Seika Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、金属腐食の防止処方が施された含水系エア
ゾール製品、および、エアゾール容器の腐食の防止方法
に関する。
【従来の技術およびその課題】
一般に、エアゾール製品は、押圧式のバルブと一体とな
った噴射ノズルを頂部に備えた容器中に、噴霧の目的と
なる主成分を液状媒体に溶解または懸濁により分散させ
た原液と、液化石油ガスや圧縮ガスなどの噴射剤とを高
圧下気密状に充填して構成される。バルブを開くと、放
圧、膨張する噴射剤に随伴して原液がノズルから噴霧さ
れる。 容器としては耐圧性を考慮して金属製のものが通常使用
され、したがってその内面に金属腐食(錆)が生じるこ
とが多い。スプレーのり、ガラスクリーナなど、原液中
に水が含まれる含水系のエアゾール製品においては、と
りわけこのような金属腐食が発生しやすいことは容易に
想像できる。 そして、このような容器の腐食は、経時的に容器自体の
強度を低下させ、ついには破裂にいたらせるなど、商品
価値の維持の上で問題があるばかりでなく、安全の上に
おいても問題となる場合が多い。 たとえばヘアスプレーなどのように原液中に多量のエタ
ノールを含む含水系エアゾール製品の場合には、防錆処
方として、アルキルザルコシンおよびその塩類、安息香
酸およびその塩類、ポリアルキルエーテルリン酸類等か
ら一種または二種以上を組み合わせてこれを噴射剤と原
液とともに容器中に添加することが有効との報告がある
(たとえば特開昭61−261486号公報)。 しかし、このような処方は、原液中にエタノール等の有
機溶媒を全く含まないか、もしくは少量しか含まず、む
しろ水分を多く含む含水系エアゾール製品に対しては有
効ではない。その理由は、上記の処方は、容器中の気相
部での防錆処方としては十分ではない一方、含水系のエ
アゾール製品の場合、容器中の気相部に占める水蒸気分
圧が高くなりがちであり、この水蒸気に起因する気相部
での腐食の発生が著しいからである。 従来、かかる含水系エアゾールにおける気相部での腐食
防止策として、第一に、比重が小さく疎水性を有する液
化石油ガス(以下、LPGという)単体の噴射剤として
の使用、第二に、内壁に樹脂コートを施した容器、ある
いはアルミニウム製の容器の使用、が試みられている。 上記の第一の方策は、LPG相と含水原液相とを分離し
、気相部での水蒸気分圧の上昇が抑制されるため、気相
部での錆の発生をある程度防止することができても、十
分とはいえない。さらにLPGを噴射剤として用いた場
合には、使用時に容器をよく振らないと目的成分がノズ
ルに付着して固化したり、噴霧した際に泡立ちが生じる
などというエアゾールとしての性能の悪化を招く問題が
ある。 また、上記の第二の方策は、樹脂コートの製造工程にお
けるコート膜の均一化が困難なため、コート面に剥離や
傷が生じやすく、金属面が露出することがあり、完全な
方策とはいえない。また、たとえアルミニウム容器を採
用したとしても、錆が完全になくなるわけではなく、そ
の上、容器コストが嵩むという問題が残る。 このように、含水系エアゾール製品において、エアゾー
ルとしての性能や使い勝手を悪化させたり、コスト上昇
を招いたりすることなく、容器内壁における液相部と気
相部の双方において発錆を完全に防止する方法は、従来
において見当たらない。 ところで、最近のフロンガス規制に基づく法改正により
、人体用の含水系エアゾール製品の噴射剤に上記のLP
Gやジメチルエーテル(以下、DMEという)などの可
燃性ガスの使用が可能となった。この場合、上記の第一
の方策による不具合を考慮すると、たとえばスプレーの
りの場合、DMEが水との相溶性に優れているため、の
り成分が噴射剤とともにノズルからスムーズに噴射され
、目づまりの問題が発生することもなくなることから、
エアゾールとしての性能維持上、DMEの使用が非常に
有利である。ところが、DMEを噴射剤に含ませる場合
には、上記第一の方策の不具合は解消されるが、DME
が含水原液と混じり合うために気相部での水蒸気分圧の
上昇は避けられず、気相部での発錆が多くなる。 したがって、フロンガス規制を遵守しつつ人体用の含水
系エアゾール製品を支障なく市場に提供してゆく上で、
完全な防錆対策を講しることは、急務である。 また、人体用以外のエアゾール製品であっても、フロン
ガス規制を遵守して代替用可燃性液化石油ガスを使用す
る場合には、火炎発生に対する安全対策のため、原液に
水を混ぜる方法が有効であるが、この場合、上記と同様
に、完全な防錆対策が求められる。
【課題を解決するための手段】
本願の発明者らは、噴射剤にDMEを含み、原液に水を
含むエアゾール製品の防錆対策について種々検討した結
果、アルキルザルコシンおよびその塩類、安息香酸およ
びその塩類、ポリアルキルエーテルリン酸類、脂肪酸の
ジエタノールアミド類から選ばれた少なくとも1種と、
気化性防錆剤とを併用して添加することが有効であるこ
とを見出して本願発明に到達した。 ここで、アルキルザルコシンおよびその塩類とは、一般
式[R−CON (cH,)−CH2COOXコ (式
中Rは、Cn H! n + 1またはCnH2n−1
の脂肪族炭化水素でnは1−3の整数を、Xは、水素ま
たはナトリウム・カルシウム等の塩類をそれぞれ示す)
で表される化合物であり、安息香酸およびその塩類とは
、安息香酸の金属塩類、アンモニウム塩類およびアミド
類であり、ポリアルキルエーテルリン酸類とは、リン酸
の水素原子の少なくとも1つをポリアルキルエーテルで
置換した構造を有する化合物であり、アルキルとは、脂
肪族系、脂肪族環状系、芳香族炭化水素系であり、脂肪
酸のジエタノールアミド類とは、一般式%式%)] (式中Rは脂肪族炭化水素、nは1または2の整数を示
す)で表される化合物である。 また、本願発明で使用する気化性防錆剤とは、有機カル
ボン酸塩の亜硝酸塩、炭酸塩、有機アミンの亜硝酸塩、
炭酸塩、および、高分子カルボン酸のアミン塩から選ば
れた1種である。 なお、上記各添加成分の具体例は以下のとおりである。 アルキルザルコシン オレオイルザルコシン、ラウロイルザルコシン、オレオ
イルザルコシント、ラウロイルザルコシントなど。 安息香酸およびその塩 安息香酸リチウム、安息香酸ナトリウム、安息香酸カリ
ウム、安息香酸アンモニウムや、さらに安息香酸とメチ
ルアミン、ジメチルアミン等の第1級、第2級アミンと
から生成される安息香酸アンモニウム塩類、安息香酸ア
ミド類、あるいは、安息香酸や安息香酸エステルとトリ
メチルアミン等の第3級アミンから形成したと考えられ
る構造を有する第4級アンモニウム塩類など。 ポリアルキルエーテルリン酸 ポリオキシプロピレンセチルエーテルリン酸、ジエチレ
ングリコールノニルフェニルエーテルリン酸、ポリオキ
シプロピレンブチルエーテルリン酸など。 脂肪酸のジエタノールアミド ラウリン酸モノエタノールアミド、ラウリン酸ジエタノ
ールアミド、ミリスチン酸ジエタノールアミドなど。 久生豊豊旦l シクロヘキシルアミンナイトライド、ジイソプロピルア
ミンナイトライト、シクロヘキシルアミンカーボネイト
、ジインプロピルアミンカーボネイト、シクロヘキシル
アミンベンゾエイト、ジシクロヘキシルアミンベンゾエ
イト、ベンゾトリアゾール等およびそれらの混合物。 上記各添加成分の使用量は一義的に定まらないが、少な
すぎると防錆効果は期待できないし、反対に多すぎると
防錆効果は期待できても原液に臭気、着色等の問題が生
じ、商品価値を失う。検討の結果、通常のエアゾール製
品の容器中の全内容量に対し、アルキルザルコシンおよ
びその塩類、安息香酸およびその塩類、ポリアルキルエ
ーテルリン酸類、脂肪酸のジエタノールアミド類につい
ては0.05〜2,0重量%、好ましくは0.1〜1.
0重量%が適当であることが判明した。また、気化性防
錆剤についても0.05〜2.0重量%、好ましくは0
.1〜]、0重量%が適当であることが判明した。 本願発明は、各成分を容器に充填してエアゾール製品を
調製する際に、他の成分の充填前・途中・後または同時
に、アルキルザルコシンおよびその塩類、安息香酸およ
びその塩類、ポリアルキルエーテルリン酸類、脂肪酸の
ジエタノールアミド類から選ばれた少なくとも1種と、
気化性防錆剤とを仕込み、あるいは、これらを適当な希
釈剤や、その他の成分とあらかじめ混合するなどの方法
で仕込み、必要なら他成分との混合を促進する操作を加
えることにより実施することができる。また、必要に応
じて適当な酸、塩基を用いてPH調整することも可能で
ある。
【実施例】
以下に、実施例および比較例を示す。 施 1〜8(表1 水400グラムに所定量の本願発明にかかる防錆添加剤
を混合後、これを容量600ミリリツトルのブリキ製エ
アゾール容器に仕込むとともに、DME 80グラムを
仕込み、45°Cで3力月間放置して錆の発生の有無を
観察したところ、表1の結果を得た。なお、添加剤に気
化性防錆剤を含めない場合を比較例1として表1中に示
した。 評価:原液に相当するものすべてが水であるにもかかわ
らず、実施例1〜8にはエアゾール容器内部全面に発錆
は確認できなかった。一方、気化性防錆剤を含めない比
較例1においては、エアゾール容器内部のとくに気相と
接する部分で著しい発錆が認められた。 施 9〜16(表2) 水120グラムに所定量の本願発明にかかる防錆添加剤
を混合後、これを容量220ミリリツトルのブリキ製エ
アゾール容器に仕込むとともに、DME45グラム、お
よび、LPG 5グラムを仕込み、45°Cで3力月間
放置して錆の発生の有無を観察したことろ、表2の結果
を得た。なお、添加剤に気化性防錆剤を含めない場合を
比較例2.3として表2中に示した。 評価:原液に相当するものすべてが水であるにもかかわ
らず、実施例9〜16には、エアゾール容器内部全面に
発錆は確認できなかった。一方、気化性防錆剤を含めな
い比較例2,3においては、エアゾール容器内部全面、
とくに気相と接する部分に著しい発錆が認められた。 施伊17〜24(表3) 水30グラムに所定量の本願発明にかかる防錆添加剤を
混合後、エタノール40グラムを加えたものを容量22
0ミリリツトルのブリキ製エアゾール容器に仕込むとと
もに、D M E 40グラムを仕込み、45°Cで3
力月間放置して錆の発生の有無を観察したことろ、表3
の結果を得た。 評価二番実施例17〜24において発錆は認められなか
った。これは、エタノールを原液中に相当割合で含んで
いるため、エタノール蒸気によって容器中気相部分の水
蒸気分圧が抑制されるためであると考えられる。なお、
前記実施例1〜16の結果に鑑みると、実施例17〜2
4は、本願発明にかかる添加剤による効果と、原液にエ
タノールを含むことによる効果との相乗効果によって発
錆が抑制されていると考えられる。
【発明の効果】
本願発明は、DMEとLPGとの混合物、あるいはDM
Eを噴射剤とする均−相型・エマルジョン型・懸濁型な
どの種々のエアゾール製品に適用できるが、なかんずく
、原液中に水を多く含む含水系のエアゾール製品の金属
腐食の防止対策として著しい効果を発揮する。 また、フロンガス規制にともなう可燃性ガスの解禁によ
り、人体用はもちろん、現在フロンガスを噴射剤として
使用しているエアゾール製品の大部分の噴射剤が近い将
来にDMEまたはDMEとLPGの混合物に置き換わる
と考えられ、その場合の火炎に対する安全対策として、
本願発明を適用すれば、原液に水を混入するというきわ
めて簡便かつ安価な方法が採用でき、同時に防錆対策も
万全となる。 なお、実施例においてブリキ製の容器を使用したが、防
錆のメカニズムはすべての金属に対して共通しており、
したがって、容器としてアルミニウム、鉄等、ブリキ以
外の材質のものを使用する場合にも本願発明は有効に機
能する。また、容器の内面に防錆コーティングを施した
ものを使用する場合にも本願発明を適用して二重の防錆
対策品とすることもでき、この場合、万一コーティング
の一部が損じている場合においても、発錆を防止するこ
とができる。 表 1 (実施例1〜8) 表 (実施例9〜16)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)金属製のエアゾール容器中に、以下の要素を含む
    充填成分を密封充填したことを特徴とする、含水系エア
    ゾール製品。 (a)ジメチルエーテル、またはジメチルエーテルと液
    化石油ガスの混合物からなる 噴射剤、 (b)水を含む原液、 (c)アルキルザルコシンおよびその塩類、安息香酸お
    よびその塩類、ポリアルキル エーテルリン酸類、脂肪酸のジエタノー ルアミド類から選ばれた少なくとも1種、 (d)気化性防錆剤
  2. (2)噴射剤としてジメチルエーテル、またはジメチル
    エーテルと液化石油ガスの混合物を使用し、原液中に水
    を含むエアゾール製品に、アルキルザルコシンおよびそ
    の塩類、安息香酸およびその塩類、ポリアルキルエーテ
    ルリン酸類、脂肪酸のジエタノールアミド類から選ばれ
    た少なくとも1種と、気化性防錆剤とを併用して添加す
    ることを特徴とする、エアゾール容器の腐食の防止方法
    。
JP6384490A 1990-03-14 1990-03-14 含水系エアゾール製品、および、エアゾール容器の腐食の防止方法 Pending JPH03265681A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111919858A (zh) * 2019-05-13 2020-11-13 夏普株式会社 气溶胶组合物及填充其的气溶胶喷雾罐

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111919858A (zh) * 2019-05-13 2020-11-13 夏普株式会社 气溶胶组合物及填充其的气溶胶喷雾罐

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