JPH0326569Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0326569Y2 JPH0326569Y2 JP1981078356U JP7835681U JPH0326569Y2 JP H0326569 Y2 JPH0326569 Y2 JP H0326569Y2 JP 1981078356 U JP1981078356 U JP 1981078356U JP 7835681 U JP7835681 U JP 7835681U JP H0326569 Y2 JPH0326569 Y2 JP H0326569Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- flame
- cable
- retardant
- intervening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Insulated Conductors (AREA)
Description
本考案は、火災などの際、可燃性でかつドリツ
プし易い材料よりなる絶縁体、介在、その他の構
成材の溶融流出を防止することにより災害を軽減
させるようにした難燃性ケーブルに関するもので
ある。 種々のケーブルにおいて、導体の絶縁体として
ポリエチレンや架橋ポリエチレンなどを用い、ま
た多心ケーブルの場合、介在のテープとしてポリ
プロピレンやポリエステルなどのテープを用い、
シースとしてポリ塩化ビニルなどを用いたものが
多い。例えば、動力用(EV,CV)、制御用
(CEV,CCV)、計装用(IPEV,IPCV)のケー
ブルなどがある。 従来、この種ケーブルにおいては、ケーブル全
体の難燃性をシース材料の難燃化より持たせてい
る。 ところが、これらのケーブルによると、上記の
ようにシース材料すなわちポリ塩化ビニルなどの
難燃化により難燃性が図られているものの、絶縁
材料のポリエチレン、架橋ポリエチレンや介在テ
ープ材料のポリプロピレン、ポリエステルなどが
可燃性でかつドリツプし易い材料であるため、火
災などの際、炎にさらされると、溶融し、ドリツ
プ、流出する。そして、シース材料が一度燃焼し
て炭化され内部が露出すると、上記溶融した材料
がシースの燃焼かす表面に流出し、ガス化して着
火されるため、燃焼が増々助長され、容易に消火
されないという問題があつた。 上述した絶縁材料、介在テープ材料の他、その
他の構成材においても、上記と同様の可燃性でか
つドリツプし易い材料を用いた場合には、上記と
同様に燃焼が助長されるという問題があつた。 このため、これらのケーブルの難燃性を向上さ
せるためには、シース材料の難燃度を相当高いも
のにしなければならなかつた。例えば0.1値(酸
素指数)で40〜42程度にしなければならなかつ
た。しかし、このように難燃度を高めるためには
ケーブルシースとしての特性をある程度犠性にし
た配合のものを使用しなければならないという問
題や、また難燃度の高いものは一般に高価である
という問題もあつた。 本考案は、このような従来の問題点に鑑みなさ
れたものである。そして、その目的とするところ
は、絶縁体、介在、その他の構成材の溶融流出を
極力防止し、難燃度に無理のないシース材料、さ
らには通常のシース材料を使用できるようにした
難燃性ケーブルを提供するにある。 かゝる本考案の特徴は、可燃性でかつドリツプ
し易い材料、例えばポリエチレン、架橋ポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリエステルなどの絶縁
体、介在、その他の構成材を用いてあつて、加熱
状態下において上記絶縁体、介在等が外方に溶融
流出する構造のケーブルにおいて、単心ケーブル
では絶縁体等の上に、多心ケーブルでは撚り合わ
せ線心束の上に、加熱により炭化する人絹テープ
等の炭化テープ層を内側に、気密に形成された金
属以外の無機材料からなる不燃性テープ層を外側
にして気密に施し、さらにこの上に、難燃性を中
程度に押さえた非高度難燃性のゴム、プラスチツ
クシースを施して、火災などの際、シースが焼失
して金属以外の無機材料からなる不燃性テープ層
が炎にさらされたとき、不燃性テープ層の下側の
テープが炭化され、炭化層を形成し、これと不燃
性テープ層とにより、上記絶縁体、介在等が外方
に溶融流出することを防止するようにした点にあ
る。なお、難燃性を中程度に押さえた非高度難燃
性のシースとは、シース材料によつて異なるが、
例えばポリ塩化ビニルの場合、O.I値が40未満で、
24を越える場合をいい、例えば28程度が挙げられ
る。 この場合、加熱により炭化する炭化テープ層と
金属以外の無機材料からなる不燃性テープ層は、
夫々独立に構成するか、あるいは両層のテープ材
を一括接着し、一体としたものを使用してもよ
い。 ここで用いる加熱により炭化される材料のテー
プとしては、上述のように金属以外の無機材料か
らなる不燃性テープ層の下側にあつて、火災など
による加熱時の熱で炭化され、そのままの形をと
どめてケーブル内部の溶融したポリエチレン、架
橋ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル
などの流出を防止することからすると、紙、特に
クラフト紙、カーボン紙などや、人絹製の布など
のセルロース系のものが最適である。 紙を使用する場合、、通常の滑らかなものの他、
クレープ加工を施したものでもよい。特にクレー
プ加工を施したものは単心ケーブルの場合、加熱
時の絶縁体の膨張による外部の不燃性テープの破
断を防止する緩衝層としての効果を期待すること
ができる。また、金属以外の無機材料からなる不
燃性材料のテープとしては、アスベスト繊維とポ
リエステルまたはポリエチレンとのラミネートテ
ープ、あるいはシリコンワニス、アルキツドワニ
ス、シリコンゴムなどを塗布したガラスクロステ
ープなどを使用することができる。そして、不燃
性テープの厚さとしては0.05〜2.0mm程度のもの
が使用できるが、テープ巻き込み時の作業性など
から考慮すると、0.1〜1.0mm厚さのものが適当で
ある。 上記加熱により炭化される材料のテープが火災
などの加熱時に炭化されるのは、このテープ上に
施された不燃性テープ層のために、空気の供給を
断れ、蒸し焼き状態となるからであり、炭化され
たテープ層はそのままの原形をとどめ、上述のよ
うにケーブル内部の溶融材料に対し、効果的な流
出防止層を形成する。 また、各テープは巻き付けて施すのみでなく、
縦添えして施すことも可能である。その場合に
は、ガラスヤーン、ガラスクロステープ、アスベ
スストテープなどをギヤツプ巻き、または重ね巻
きし、抑え込む方が望ましい。 次に、本考案を第1図および第2図によりさら
に詳説する。図示のケーブルは多心ケーブルの場
合を示す。図中、1は導体で、絶縁体2としてポ
リエチレン、架橋ポリエチレンなどを被覆し、線
心3を形成してある。この線心3を3本撚り合せ
て線心束とし、この外方に本考案の特徴とする加
熱により炭化する炭化テープ層4と気密に形成さ
れた金属以外の無機材料からなる不燃性テープ層
5を気密に施し、この不燃性テープ層5上にゴ
ム、プラスチツクなどよりなるシース6を被覆し
てある。 上記テープ層4のテープとしては、クラフト紙
や人絹製布などを用い、重ね巻きしてある。そし
てそのラツプ部分7のラツプ巾はテープ巾の1/4
程度としてある。 このようにしてなる炭化テープ層4上に施され
る不燃性テープ層5のテープとしては、アスベス
トテープとプラスチツクフイルムのラミネートテ
ープなどを用い、重ね巻きしてある。その際のラ
ツプ部分8のラツプ巾は上述のように1mm以上と
してある。この上に被覆されるシース6としては
従来ほど難燃性が高くなくてもよく、例えば0.1
値が28付近の難燃度を有するポリ塩化ビニル、ポ
リエチレンやクロロプレンゴム、さらには通常の
ポリ塩化ビニル、難燃ポリエチレンなどを使用す
ることができる。 本考案のケーブルにおいて、上記ケーブルの各
構成の他、必要に応じて、介在、押え布テープ、
内・外半導性層などを通常のケーブルと同様に設
けることも可能である。この場合、介在がポリプ
ロピレン、ポリエステルテープなどのように可燃
性でかつドリツプし易い材料からなるときは、絶
縁体と同様に加熱により炭化する炭化テープ層と
不燃性テープ層により溶融流出が抑えられる。 以下、本考案の実施例について述べる。 <実施例 > 4mm(14mm2)の軟銅撚線導体の上に1.0mm厚さ
の架橋ポリエチレンを施し、ジユートを介在にこ
れらを3線心円形に撚り合せ、この上に150μmの
クラフト紙を2枚1/4ラツプで重ね巻きする。次
にこの上に厚さが0.15mmのアスベストテープと厚
さが25μmのポリエチレンテレフタレートフイル
ムとをラミネートしたテープを1/4ラツプで1枚
重ね巻きし、この上に0.1値が28の難燃性ポリ塩
化ビニルを1.5mm厚さで被覆した。 <実施例 > 4mm(14mm2)の軟銅撚線導体の上に1.0mm厚さ
の架橋ポリエチレンを施し、ポリプロピレン延伸
テープを介在にして、3線心を円形に撚り合わ
せ、内側に0.1mmのクラフト紙を、中間に0.1mm厚
さのアスベスト紙を、そして外側に25μmのポリ
エチレンテレフタレートフイルムを夫々一体にし
たラミネートテープで抑え巻きする。この上に
0.1値が28の難燃性ポリ塩化ビニルを1.5mm厚さで
被覆した。 <実施例 > 4mm(14mm2)の軟銅撚線導体の上に1.0mm厚さ
の架橋ポリエチレンを施し、ジユートを介在にこ
れらを3線心円形に撚り合わせ、クロロプレンゴ
ム引きの人絹テープで抑え巻きする。この上に
0.15mm厚さのアルキツドワニス引きガラスクロス
テープを1/5ラツプで1枚重ね巻きし、さらにこ
の上に0.1値が28の難燃性ポリ塩化ビニルを1.5mm
厚さで被覆した。 <比較例> 4mm(14mm2)の軟銅撚線導体の上に1.0mm厚さ
の架橋ポリエチレンを施し、難燃性ジユート
(0.1値35)を介在にこれらを3線心円形に撚り合
わせ、布テープで抑え巻きする。この上に0.1値
が35の難燃性ポリ塩化ビニルを1.5mm厚さで被覆
した従来品を比較のため製造した。 上記のように構成される各実施〜のケーブ
ルと、比較例のケーブルとについて、IEEE383
(米国規格)に定める垂直トレー燃焼試験で難燃
性を試験したところ、次表の如き結果であつた。
尚、この場合、ケーブルは180cmで全焼となる。
プし易い材料よりなる絶縁体、介在、その他の構
成材の溶融流出を防止することにより災害を軽減
させるようにした難燃性ケーブルに関するもので
ある。 種々のケーブルにおいて、導体の絶縁体として
ポリエチレンや架橋ポリエチレンなどを用い、ま
た多心ケーブルの場合、介在のテープとしてポリ
プロピレンやポリエステルなどのテープを用い、
シースとしてポリ塩化ビニルなどを用いたものが
多い。例えば、動力用(EV,CV)、制御用
(CEV,CCV)、計装用(IPEV,IPCV)のケー
ブルなどがある。 従来、この種ケーブルにおいては、ケーブル全
体の難燃性をシース材料の難燃化より持たせてい
る。 ところが、これらのケーブルによると、上記の
ようにシース材料すなわちポリ塩化ビニルなどの
難燃化により難燃性が図られているものの、絶縁
材料のポリエチレン、架橋ポリエチレンや介在テ
ープ材料のポリプロピレン、ポリエステルなどが
可燃性でかつドリツプし易い材料であるため、火
災などの際、炎にさらされると、溶融し、ドリツ
プ、流出する。そして、シース材料が一度燃焼し
て炭化され内部が露出すると、上記溶融した材料
がシースの燃焼かす表面に流出し、ガス化して着
火されるため、燃焼が増々助長され、容易に消火
されないという問題があつた。 上述した絶縁材料、介在テープ材料の他、その
他の構成材においても、上記と同様の可燃性でか
つドリツプし易い材料を用いた場合には、上記と
同様に燃焼が助長されるという問題があつた。 このため、これらのケーブルの難燃性を向上さ
せるためには、シース材料の難燃度を相当高いも
のにしなければならなかつた。例えば0.1値(酸
素指数)で40〜42程度にしなければならなかつ
た。しかし、このように難燃度を高めるためには
ケーブルシースとしての特性をある程度犠性にし
た配合のものを使用しなければならないという問
題や、また難燃度の高いものは一般に高価である
という問題もあつた。 本考案は、このような従来の問題点に鑑みなさ
れたものである。そして、その目的とするところ
は、絶縁体、介在、その他の構成材の溶融流出を
極力防止し、難燃度に無理のないシース材料、さ
らには通常のシース材料を使用できるようにした
難燃性ケーブルを提供するにある。 かゝる本考案の特徴は、可燃性でかつドリツプ
し易い材料、例えばポリエチレン、架橋ポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリエステルなどの絶縁
体、介在、その他の構成材を用いてあつて、加熱
状態下において上記絶縁体、介在等が外方に溶融
流出する構造のケーブルにおいて、単心ケーブル
では絶縁体等の上に、多心ケーブルでは撚り合わ
せ線心束の上に、加熱により炭化する人絹テープ
等の炭化テープ層を内側に、気密に形成された金
属以外の無機材料からなる不燃性テープ層を外側
にして気密に施し、さらにこの上に、難燃性を中
程度に押さえた非高度難燃性のゴム、プラスチツ
クシースを施して、火災などの際、シースが焼失
して金属以外の無機材料からなる不燃性テープ層
が炎にさらされたとき、不燃性テープ層の下側の
テープが炭化され、炭化層を形成し、これと不燃
性テープ層とにより、上記絶縁体、介在等が外方
に溶融流出することを防止するようにした点にあ
る。なお、難燃性を中程度に押さえた非高度難燃
性のシースとは、シース材料によつて異なるが、
例えばポリ塩化ビニルの場合、O.I値が40未満で、
24を越える場合をいい、例えば28程度が挙げられ
る。 この場合、加熱により炭化する炭化テープ層と
金属以外の無機材料からなる不燃性テープ層は、
夫々独立に構成するか、あるいは両層のテープ材
を一括接着し、一体としたものを使用してもよ
い。 ここで用いる加熱により炭化される材料のテー
プとしては、上述のように金属以外の無機材料か
らなる不燃性テープ層の下側にあつて、火災など
による加熱時の熱で炭化され、そのままの形をと
どめてケーブル内部の溶融したポリエチレン、架
橋ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル
などの流出を防止することからすると、紙、特に
クラフト紙、カーボン紙などや、人絹製の布など
のセルロース系のものが最適である。 紙を使用する場合、、通常の滑らかなものの他、
クレープ加工を施したものでもよい。特にクレー
プ加工を施したものは単心ケーブルの場合、加熱
時の絶縁体の膨張による外部の不燃性テープの破
断を防止する緩衝層としての効果を期待すること
ができる。また、金属以外の無機材料からなる不
燃性材料のテープとしては、アスベスト繊維とポ
リエステルまたはポリエチレンとのラミネートテ
ープ、あるいはシリコンワニス、アルキツドワニ
ス、シリコンゴムなどを塗布したガラスクロステ
ープなどを使用することができる。そして、不燃
性テープの厚さとしては0.05〜2.0mm程度のもの
が使用できるが、テープ巻き込み時の作業性など
から考慮すると、0.1〜1.0mm厚さのものが適当で
ある。 上記加熱により炭化される材料のテープが火災
などの加熱時に炭化されるのは、このテープ上に
施された不燃性テープ層のために、空気の供給を
断れ、蒸し焼き状態となるからであり、炭化され
たテープ層はそのままの原形をとどめ、上述のよ
うにケーブル内部の溶融材料に対し、効果的な流
出防止層を形成する。 また、各テープは巻き付けて施すのみでなく、
縦添えして施すことも可能である。その場合に
は、ガラスヤーン、ガラスクロステープ、アスベ
スストテープなどをギヤツプ巻き、または重ね巻
きし、抑え込む方が望ましい。 次に、本考案を第1図および第2図によりさら
に詳説する。図示のケーブルは多心ケーブルの場
合を示す。図中、1は導体で、絶縁体2としてポ
リエチレン、架橋ポリエチレンなどを被覆し、線
心3を形成してある。この線心3を3本撚り合せ
て線心束とし、この外方に本考案の特徴とする加
熱により炭化する炭化テープ層4と気密に形成さ
れた金属以外の無機材料からなる不燃性テープ層
5を気密に施し、この不燃性テープ層5上にゴ
ム、プラスチツクなどよりなるシース6を被覆し
てある。 上記テープ層4のテープとしては、クラフト紙
や人絹製布などを用い、重ね巻きしてある。そし
てそのラツプ部分7のラツプ巾はテープ巾の1/4
程度としてある。 このようにしてなる炭化テープ層4上に施され
る不燃性テープ層5のテープとしては、アスベス
トテープとプラスチツクフイルムのラミネートテ
ープなどを用い、重ね巻きしてある。その際のラ
ツプ部分8のラツプ巾は上述のように1mm以上と
してある。この上に被覆されるシース6としては
従来ほど難燃性が高くなくてもよく、例えば0.1
値が28付近の難燃度を有するポリ塩化ビニル、ポ
リエチレンやクロロプレンゴム、さらには通常の
ポリ塩化ビニル、難燃ポリエチレンなどを使用す
ることができる。 本考案のケーブルにおいて、上記ケーブルの各
構成の他、必要に応じて、介在、押え布テープ、
内・外半導性層などを通常のケーブルと同様に設
けることも可能である。この場合、介在がポリプ
ロピレン、ポリエステルテープなどのように可燃
性でかつドリツプし易い材料からなるときは、絶
縁体と同様に加熱により炭化する炭化テープ層と
不燃性テープ層により溶融流出が抑えられる。 以下、本考案の実施例について述べる。 <実施例 > 4mm(14mm2)の軟銅撚線導体の上に1.0mm厚さ
の架橋ポリエチレンを施し、ジユートを介在にこ
れらを3線心円形に撚り合せ、この上に150μmの
クラフト紙を2枚1/4ラツプで重ね巻きする。次
にこの上に厚さが0.15mmのアスベストテープと厚
さが25μmのポリエチレンテレフタレートフイル
ムとをラミネートしたテープを1/4ラツプで1枚
重ね巻きし、この上に0.1値が28の難燃性ポリ塩
化ビニルを1.5mm厚さで被覆した。 <実施例 > 4mm(14mm2)の軟銅撚線導体の上に1.0mm厚さ
の架橋ポリエチレンを施し、ポリプロピレン延伸
テープを介在にして、3線心を円形に撚り合わ
せ、内側に0.1mmのクラフト紙を、中間に0.1mm厚
さのアスベスト紙を、そして外側に25μmのポリ
エチレンテレフタレートフイルムを夫々一体にし
たラミネートテープで抑え巻きする。この上に
0.1値が28の難燃性ポリ塩化ビニルを1.5mm厚さで
被覆した。 <実施例 > 4mm(14mm2)の軟銅撚線導体の上に1.0mm厚さ
の架橋ポリエチレンを施し、ジユートを介在にこ
れらを3線心円形に撚り合わせ、クロロプレンゴ
ム引きの人絹テープで抑え巻きする。この上に
0.15mm厚さのアルキツドワニス引きガラスクロス
テープを1/5ラツプで1枚重ね巻きし、さらにこ
の上に0.1値が28の難燃性ポリ塩化ビニルを1.5mm
厚さで被覆した。 <比較例> 4mm(14mm2)の軟銅撚線導体の上に1.0mm厚さ
の架橋ポリエチレンを施し、難燃性ジユート
(0.1値35)を介在にこれらを3線心円形に撚り合
わせ、布テープで抑え巻きする。この上に0.1値
が35の難燃性ポリ塩化ビニルを1.5mm厚さで被覆
した従来品を比較のため製造した。 上記のように構成される各実施〜のケーブ
ルと、比較例のケーブルとについて、IEEE383
(米国規格)に定める垂直トレー燃焼試験で難燃
性を試験したところ、次表の如き結果であつた。
尚、この場合、ケーブルは180cmで全焼となる。
【表】
この表から、本考案構成のケーブルによると、
炭化用のテープ層と不燃性テープにより、可燃性
でかつドリツプし易い架橋ポリエチレンを絶縁体
に、あるいは同質のポリプロピレンを介在に用い
てあつても、溶融流出が抑えられるため、ケーブ
ルの延焼が効果的に防止されることがわかる。し
たがつて、シース材料の難燃度をその特性の低下
を来すほど高くしなくてもよくなり、ケーブルシ
ースとして特性に無理のない優れた配合のものを
用いることが可能となる。また、このためシース
材料が価格の面でも安価となる。これに対し、従
来のケーブルにあつては難燃度の高いジユート、
ポリ塩化ビニルシースを用いても、延焼を十分に
防止することができないことがわかる。 尚、上記実施例ないしは多心ケーブルにつ
いてであつたが、本考案はこれに限らず、単心ケ
ーブルにも同様に応用できることは勿論である。 以上説明したように本考案によれば、加熱によ
り炭化される材料のテープよるテープ層と、気密
に形成された金属以外の無機材料からなる不燃性
テープを気密に施してあるため、火災などに際し
て、可燃性でかつドリツプし易い材料よりなる絶
縁体、介在、その他の構成材の溶融流出が少な
く、かつシース材料の難燃度を無理なく設定する
ことができ、シースとして優れた特性を有し、し
かも安価で、全体として著しく難燃性の向上を図
つた難燃性ケーブルを提供することができる。
炭化用のテープ層と不燃性テープにより、可燃性
でかつドリツプし易い架橋ポリエチレンを絶縁体
に、あるいは同質のポリプロピレンを介在に用い
てあつても、溶融流出が抑えられるため、ケーブ
ルの延焼が効果的に防止されることがわかる。し
たがつて、シース材料の難燃度をその特性の低下
を来すほど高くしなくてもよくなり、ケーブルシ
ースとして特性に無理のない優れた配合のものを
用いることが可能となる。また、このためシース
材料が価格の面でも安価となる。これに対し、従
来のケーブルにあつては難燃度の高いジユート、
ポリ塩化ビニルシースを用いても、延焼を十分に
防止することができないことがわかる。 尚、上記実施例ないしは多心ケーブルにつ
いてであつたが、本考案はこれに限らず、単心ケ
ーブルにも同様に応用できることは勿論である。 以上説明したように本考案によれば、加熱によ
り炭化される材料のテープよるテープ層と、気密
に形成された金属以外の無機材料からなる不燃性
テープを気密に施してあるため、火災などに際し
て、可燃性でかつドリツプし易い材料よりなる絶
縁体、介在、その他の構成材の溶融流出が少な
く、かつシース材料の難燃度を無理なく設定する
ことができ、シースとして優れた特性を有し、し
かも安価で、全体として著しく難燃性の向上を図
つた難燃性ケーブルを提供することができる。
第1図は本考案に係る難燃性ケーブルの縦断端
面図、第2図は上記難燃性ケーブルの端部を部分
的に剥離した状態の側面図である。 1……導体、2……絶縁体、3……線心、4…
…炭化テープ層、5……金属以外の無機材料から
なる不燃性テープ層、6……シース。
面図、第2図は上記難燃性ケーブルの端部を部分
的に剥離した状態の側面図である。 1……導体、2……絶縁体、3……線心、4…
…炭化テープ層、5……金属以外の無機材料から
なる不燃性テープ層、6……シース。
Claims (1)
- 可燃性でかつドリツプし易い材料を絶縁体、介
在等に用いてあつて、加熱状態下において前記絶
縁体、介在等が外方に溶融流出する構造のケーブ
ルにおいて、前記絶縁体、介在等の上に加熱によ
り炭化する人絹テープ等の炭化テープ層を内側
に、気密に形成された金属以外の無機材料からな
る不燃性テープ層を外側にして気密に施し、さら
にこの上に、難燃性を中程度に押さえた非高度難
燃性のゴム、プラスチツクシースを施して、前記
絶縁体、介在等が外方に溶融流出することを防止
するようにしたことを特徴とする難燃性ケーブ
ル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981078356U JPH0326569Y2 (ja) | 1981-05-30 | 1981-05-30 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981078356U JPH0326569Y2 (ja) | 1981-05-30 | 1981-05-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57198827U JPS57198827U (ja) | 1982-12-17 |
| JPH0326569Y2 true JPH0326569Y2 (ja) | 1991-06-10 |
Family
ID=29873992
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981078356U Expired JPH0326569Y2 (ja) | 1981-05-30 | 1981-05-30 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0326569Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5580814U (ja) * | 1978-11-28 | 1980-06-04 |
-
1981
- 1981-05-30 JP JP1981078356U patent/JPH0326569Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57198827U (ja) | 1982-12-17 |
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