JPH03266693A - 再転写シート - Google Patents

再転写シート

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JPH03266693A
JPH03266693A JP2067974A JP6797490A JPH03266693A JP H03266693 A JPH03266693 A JP H03266693A JP 2067974 A JP2067974 A JP 2067974A JP 6797490 A JP6797490 A JP 6797490A JP H03266693 A JPH03266693 A JP H03266693A
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JP
Japan
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retransfer
oil
sheet
surface treatment
image
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JP2067974A
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Mitsuo Yamane
山根 満夫
Takashi Kawaguchi
隆 川口
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、文字、記号1図形等の像を感圧転写すること
により、被転写物の表面に文字、記号図形等を形成する
乾式転写材の再転写シートに係り、特に、感熱転写方式
のプリンタ、タイプライタ、ワードプロセッサ等の印字
装置によって印字、感熱転写して作製される乾式転写材
における再転写シートに関するものである。
[従来技術及び発明が解決しようとする課題]従来、感
熱転写方式により乾式転写材を製造することのできる基
本シートに関する技術としては、特開昭63−1289
87号公報に示されるものがある。
すなわち、基本シートとして、水に対する接触角が少な
くとも95°である平滑な表面性状を有するポリエチレ
ン、ポリプロピレン、フッ素系樹脂等のフィルムあるい
は、紙、金属箔、プラスチックフィルム基材の表面にシ
リコーン樹脂からなる被覆層を形成したシートを用いて
いる。
このように95°以上(特に105°以上)の接触角を
有するシートへ感熱転写により像を形成するためには、
インクの表面張力を小さくして、シート上にインクを濡
れさせた上、更にシートとインクとの間の接着力を、イ
ンク間の凝集力やインクとポリエチレンテレフタレート
(PET)基材との接着力より大きくしなければならな
いので、インクの温度を高くする必要がある。そこで、
それを達成するためには高印字エネルギーが要求される
ことになり、感熱転写装置にとっては、印字ヘッドの耐
久性、電源への負荷等、極めて不利となる。
また、感熱転写により濡れ性の悪い面へ形成した像は、
その面との付着力が弱いために、少々の圧力を加えただ
けで再転写してしまうことになる。
そのため、必要外の像まで再転写することになり汚れの
原因となってしまう。しかも、取扱時に少々触れただけ
で像か取れてしまう問題にもなる。
更に、該シートにおいては、表面の静摩擦係数か著しく
小さいので、感熱転写したインク像を再転写するときに
、シートか動きやすくて固定しがたいという問題かある
。それゆえ、再転写像が位置ずれしたり歪んだりして完
全な像が得られないことになる。
ところで、上記のような感圧再転写時に問題となるシー
トの動きを防ぐために、特開昭63−246298号公
報には、粘着剤層を転写パターンとは別にシート上に設
けたという技術が開示されている。
しかし、この粘着剤層を部分的に所定の位置に設けるこ
とは、製造上の工夫を必要とし、かつ、専用の装置を用
いなければならないため、多大なコストがかかることに
なる。また、粘着剤面を使用時まで被覆するために、離
型紙等を付けなければならず、更に装置の工夫、コスト
が必要となる。
その上、シリコーン樹脂からなる剥離性被覆層を設けた
シートにおいては、被覆層と粘着剤層の2種類を塗工す
る必要かあり、また、とちらを先に塗工しても後から塗
工する時に影響を与える可能性が十分ある。すなわち、
シリコーンを先に塗工すると粘着剤塗工時にはじきを生
しることになり、一方、粘着剤を先に塗工すると、べと
つきが原因で塗工困難になり、このべとつきを防ぐため
に離型紙を付けても、その厚みが影響してやはり塗工困
難となる。もし、たとえうまく製造できたとしても、粘
着剤層は一部にしか存在しないので、像の周り全てが固
定されていないため、やはりシートが動いてしまい、完
全な像を形成することは難しい。
このような問題を解決するために、本出願人は、表面処
理剤に伸びるような性質を備えた物質を使用した技術を
、特願昭63−227856号、特願昭63−2344
51号、特願昭63−234452号、特願昭63−2
34454号、特願昭63−234455号、及び特願
昭63−234456号等により既に出願している。
これらの出願に記載されている表面処理剤は、エチレン
−酢酸ビニル共重合体またはポリエチレンを含み、10
0%以上の伸びを有するものが用いられている。
しかしながら、感圧再転写する際に、特に転写させる像
が多いと、転写シートの裏側を丁寧かつ根気よく擦らな
ければならないが、この時、インクや転写シートから発
生するインク臭等の不快臭により、作業者が転写作業中
にかなり不快感を感じることかあり、このため作業かか
なり苦痛になることが多い。
ここにおいて本発明は、かかる事情を背景に為されたも
のであって、その第一の目的とするところは、感圧再転
写時の悪臭をなくし、転写作業者の能率を向上させると
ともに、楽しんで転写作業かできるよう、感性に訴える
ことかできるような再転写シートを提供することにある
。
また、本発明の第二の目的は、再転写時にシートの固定
を容易とし、動きかたくした再転写シートを提供するこ
とにある。
更に、本発明の第三の目的は、再転写シート上のインク
像か少々の圧力や擦過により剥離しない再転写シートを
提供することにある。
更にまた、本発明の第四の目的は、低い転写エネルギー
で良好な転写品質を得られる再転写シートを提供するこ
とにある。
そして、本発明の第五の目的はインク像と再転写シート
との付着力を、従来のものと比べて大きくしたにもかか
わらす、良好な再転写品質が得られる再転写シートを提
供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は、かかる目的を達成するために、再転写シート
の表面処理剤に、100%以上の伸びと、その組成中に
、圧力で破壊される含香料マイクロカプセルが含有させ
であることを特徴とするものである。
更に上記表面処理剤に、0.25以上の静摩擦係数と、
80〜120°の接触角を付与することにより、有利に
目的を達成することができるのである。
[具体的構成・作用] 本発明の再転写シート10は、第1図に示されるように
、基材11の一方の面上に表面処理剤層12か形成され
ている。
かかる基材11は、25〜200μm1好ましくは、5
0〜150μmの厚みを有することが望ましい。なぜな
らば、上記基材が25μm以下の厚さであると、製造上
、取扱上十分な機械的強度を有していないことが多く、
再転写時に加圧することにより基材が伸びてしまい、像
に歪みが生じる可能性が高いためである。好適には20
0%以下の伸びを有するフィルムがよい。また、200
μm以下が望ましいのは、200μm以上の厚さである
と、柔軟性に乏しくなるため、感圧再転写時に圧力がか
かりにくくなり、転写不良等が発生する可能性が高くな
るからである。
また、感圧再転写時に正確に像を被転写物15上へ再転
写できるように、基材は、透明あるいは半透明であるの
が好ましく、特に、感熱転写像が完全に再転写したかど
うか確認し易い、半透明のシートであることが望ましい
。
そして、このような特性を供えた基材としては、一般に
、プラスチックフィルム、紙、金属箔等が用いられる。
プラスチックフィルムの例としては、エチレン、ポリプ
ロピレン、エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体
やテトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロエチレン共
重合体等のフッ素樹脂からなるフッ素系フィルム、ポリ
エチレンテレフタレート、ポリアミド、ポリイミド、ポ
リ塩化ビニル、ポリカーボネート、ポリサルフオン、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体、アクリロニトリル−ブタ
ンエン−スチレン共重合体、アイオノマー等が挙げられ
る。
次に、基材11の一面に形成される表面処理剤層12は
、表面の静摩擦係数が0.25以上、好ましくは0.3
以上であることが望ましい。
これは、静摩擦係数が0.25以下であると、像をシー
ト上から被転写物15上へ再転写する際に、シートが動
いて位置ずれを起こす可能性が高く、固定して完全な再
転写像を形成可能とすることが困難になるためである。
また、水との接触角を80〜120°好ましくは80〜
110°とすることか望ましい。なぜならば、接触角8
0’以下であると、インク像と再転写シートとの間の付
着力か強くなりすぎてしまい、再転写不良が生じやすく
なり、また接触角120°以上であると、濡れ性が悪い
ために、感熱転写不良が生じやすくなるからである。し
かし、接触角が80〜120°であるならば、インク像
と再転写シートとの付着力を最適とすることができるた
め、感熱転写性や再転写性が良好で、少々の押さえ圧で
不要部分までも再転写することがないようになる。そし
て、擦っても剥がれかたくなるので、取扱も容易となる
。
更に、これまで、大きな像を感熱転写装置で転写させる
時に、印字ヘッドが小さいシリアルタイプの場合には、
何回にも分けて像を形成する必要かあり、重ねて転写さ
せなければいけなかった。
そのため、前に転写した像を次の転写時にヘッドか掻き
取ってしまって、完全な像かできないという問題かあっ
た。それゆえ、−行ごとに像を分割し、離して転写させ
ることによって、ヘッドによる像の掻き取りを防止して
、再転写する時に分割像を次々にあわせて再転写像を完
成させていたが、本発明のシートを用いれば、付着力か
大きくなるために、大きな像をつなげた状態で熱転写す
ることができるようになる。
そして、濡れ性が良くなり、付着力が大きくなるために
、低い熱転写エネルギーで感熱転写像を形成することが
可能となり、その品質も良好なものが得られるようにな
るのである。
また、この表面処理剤は、100%以上の伸びを有する
ことが望ましい。なぜならば、100%以上の伸びを有
する表面処理剤を使用することにより、再転写時の加圧
によって、表面処理剤が一方的に伸びるため、表面処理
剤とインク像との付着力が弱くなる。それで、濡れ性が
良く、付着力が大きい表面処理剤であっても、再転写性
が良好となるのである。逆に、伸びが100%以下の表
面処理剤であると、付着力を弱めることができず、再転
写不良が起こりやすくなるのである。
更にまた、感圧再転写作業は、作業者にとって苦痛であ
るとともに、圧力を加えて再転写シートを擦るため、イ
ンクや転写シートからインク臭等の悪臭が発生すること
がある。しかし、表面処理剤に分散されている含香料マ
イクロカプセルが、転写シート上に加えられる圧力によ
りスクラッチされ、香料が外に放出されことにより、周
囲に芳香が漂うようになり、感圧再転写時にインクやシ
ートから発生する悪臭をかき消す事ができるようになる
のである。更に色彩と香りを意識的に組合せ、立体感を
持った紙面を創り出すこともできるようになり、これに
よって、転写作業者が楽しんで転写をすることができる
ようになり、作業者の苦痛をやわらげるとともに、能率
アップにつながるのである。またインクリボン製造時で
は、香料はマイクロカプセルに内包されているため、外
部に香りが漂うことがなく、インク自体の臭いと、香料
の臭いが混ざりあい、製造現場の作業者に不快感を与え
るといったこともなくなるのである。
上記、表面処理剤として用いられるものの例として、ポ
リエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン
−エチルアクリレート共重合体、エチレン−アクリル酸
共重合体、アイオノマーエチレン−メタクリル酸共重合
体、シリコーン等の、1種または2種以上の混合物を主
成分としたものが挙げられる。
更に、上記表面処理剤の組成中に、その濡れ性を調節す
るために、シリコーンオイル、シリコーン樹脂、フッ素
化合物、ポリエチレン微粉末や、ワックスを添加したり
してもよい。
また上記香料として用いるものは以下に示すようなもの
がある。
(1)炭化水素 a)環状テルペン炭化水素 α−ピネン、β−ピネン、カンフエン、リモネン、ジペ
ンテン、フエランドレン、テルビルン b)セスキテルペン カジネン、カリオレフィン C)芳香族炭化水素 p−シモール、ジフェニルメタン (2)アルコール類 a)脂肪族アルコール n−オクチルアルコール、n−ノニルアルコール、n−
デシルアルコール、ジメチルオクタツール、n−ウンデ
シレンアルコール b)オレフィン系テルペンアルコール リナロール、テトラヒドロリナロール、ゲラニオール、
ネロール、シトロネロール、ロジノール、ヒドロキシ・
シトロネロールC)環状テルペンアルコール α−テルピネオール、β−テルピネオール、γ−テルピ
ネオール、イソプレゴール、メントール、ボルネオール
、イソボルネオール d)セスキテルペンアルコール ファルネソール、ネロリドール、サンタロール e)芳香族アルコール ベンジルアルコール、アニスアルコール、γ−フェニル
プロピルアルコール、シンナミックアルコール、メチル
フェニルカルビノール、ジメチルフェニルカルビノール
、ジメチルベンジルカルビノール、β−フェニルエチル
・ジメチルカルビノール、β−フェニルエチル・メチル
エチルカルビノール、フェノキシエチルアルコール (3)フェノール及びフェノールエーテルアニソール、
p−アセチルアニソール、シフエルエーテルニルオキシ
ド、ジベンジルエーテル、グアヤコール、ジメチルヒド
ロキノン、p−クレゾールメチルエーテル、チモール、
カルバクロール、アネトール、オイゲノール、インオイ
ゲノール、メチルオイゲノール、メチルイソオイゲノー
ル、ベンジルイソオイゲノール、サフロール、イソプロ
ピル、β−ナフトールメチルエーテル、β−ナフトール
エチルエーテル、β−ナフトールイソブチルエーテル (4)アルデヒド類 a)脂肪族アルデヒド n−ヘプチルアルデヒド、n−オクチルアルデヒド、n
−ノニルアルデヒド、ノナジェナールn−デシルアルデ
ヒド、n−ウンデシルアルデヒド、ウンデシルアルデヒ
ド、n−ジュオデシルアルデヒド、メチルノニルアセト
アルデヒド、n−トリデシルアルデヒド、n−テトラデ
シルアルデヒド、n−ヘキサデシルアルデヒド b)いわゆるC14.  C16,C18アルデヒドγ
−ウンデカラクトン、メチルフェニルグリシド酸エチル
、γ−ノニルラクトン C)オレフィン系テルペン系 シトラール、シトロネラール、ヒドロキシ・シアルデヒ
ドトロネラール d)芳香族アルデヒド ベンズアルデヒド、p−トリルアルデヒド、クミンアル
デヒド、フェニルアセトアルデヒド、p−トリルアセト
アルデヒド、フェニルプロピルアセトアルデヒド、シン
ナミックアルデヒドα−アミルシンナミックアルデヒド
、p−イソプロピル−α−メチルヒドロシンナミックア
ルデヒド、サリチルアルデヒド、アニスアルデヒド、へ
りオトロピン、ワニリン、エチルワニリン (5)ケトン類 a)脂肪族ケトン メチル−〇−アミルケトン、メチル−〇−へキシルケト
ン、メチル−n−ノニルケトン、エチル−n−アミルケ
トン、メチルへブテノン、ジアセチル b)環状テルペンケトン カルボン、メントン、ブレボン、ベビリトン、樟脳 C)芳香族ケトン アセトフェノン、p−メチルアセトフェノン、ベンゾフ
ェノン、ベンジリデンアセトン、メチルナフチルケトン
、イオノン、メチルイオノン、イロン、ジャスモン、ム
スコン、シベトン、エキザルトン (6)ラクトン及びオキシド クマリン、アンプレットリド、エキザルトンド、シネオ
ール (7)酸 安息香酸、桂皮酸、フェニル酢酸、ヒドロ桂皮酸 (8)エステル類 a)脂肪族酸のエステル ギ酸エステル、酢酸エステル、プロピオン酸エステル、
酪酸エステル、吉草酸エステル、ヘプチル酸エステル、
ヘプチンカルボン酸エステル、オクチンカルボン酸エス
テル、ラウリン酸エステル、ミリスチン酸エステル b)芳香族酸のエステル 安息香酸エステル、フェニル酢酸エステル、桂皮酸エス
テル、フタール酸エステル、サリチル酸エステル、アニ
ス酸エステル、アンスラニル酸エステル (9)窒素化合物 ニトロペンゾール、インドール、スヵトール、キノリン
誘導体、人造欝香 (10)ハロゲン化合物及びその他の化合物ブロムスチ
ロール、酢酸トリクロル・メチルフェニル・カルビノー
ル、アセタール類(11)天然香料 a)植物性香料 レモン油、オレンジ油、ブチグレン油、ネロリ油、ベル
ガモツト油、ラベンダー油、スパイク油、バチューり油
、ペパーミント油、紫蘇油、ローズマリー油、サイム油
、クラリセイジ油、バルマローザ油、ジンジャ−グラス
油、レモングラス油、シトロネラ油、ベチバー油、ボア
ドローズ油、シンナモン油、カシア油、リナロエ油、オ
ポバナックス油、ペイ油、クローブ油、カヤブチ油、ア
ジョワン油、アニス油、カラウェー油、コリアンブル油
、フェンネル油、ゼラニウム油、薔薇油、白檀油、イラ
ンイラン油、カナンガ油、ジャスミン花油、ツベローズ
花油、スターアニス油、オリス油、オークモス、シダー
ウッド油、アビニス油、テレピン油、樟脳油、黒文字油 b)動物性香料 ムスク、シベット、カストリウム、アンバーグリス 以上の各香料を、気中懸濁(流動層)法、噴霧造粒法、
パンコーティング法、静電合体法、真空蒸着法等の物理
的・機械的手法による方法や、界面重合法、1n−si
tU重合法、コンプレックスコアセルベーション法、有
機溶剤系からの相離法、液中乾燥によるマイクロカプセ
ル化法、融解分散冷却法によるマイクロカプセル化法、
液中硬化被覆マイクロカプセル化法等の物理化学的方法
及び化学的方法でマイクロカプセル化して使用する。
物理的・機械的手法による方法では、壁膜材として、ゼ
ラチン、アラビアゴム、でん粉、ポリビニルピロリドン
、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセル
ロース、メチルセルロース、ポリビニルアルコール、ポ
リアクリル酸等の水溶性物質、エチルセルロース、セル
ロースアセテート、ポリメタクリレート、ポリアミド、
ポリエチレン、ニトロセルロース、シリコーン等の非7
に溶性物質、バラヒイン、カルナウバ、サラシミツロウ
、ステアリン酸、パルミチン酸、ステアリルアルコール
、グリセリルステアレート等のワックス類、シェラツク
、セルロースアセテートフタレート、セルロースアセテ
ートブチレート等の腸溶性物質等を用いてマイクロカプ
セル化を行なう。
物理化学的方法及び化学的方法では、ポリアミド、ポリ
ウレタン、ポリエステル、ポリスルフォンアミド、ポリ
ュリア、エポキシ化合物、ポリスルフォネート、ポリカ
ーボネート、ポリオール、ポリイソシアナート、ポリア
クリル酸、ポリアミン、アクリレート化合物、ポリサル
ファイド、尿素、ゼラチン、ゴム、エチルセルロース、
フェノール樹脂、マレイン酸樹脂、ポリ塩化ビニル、ポ
リ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリアクリル酸塩
、ワックス、脂肪酸、ポリエチレン、ポリビニルアルコ
ール等を用いてマイクロカプセル化を行なう。
このような表面処理剤を上記シート上に設(プることに
より、感熱転写性、再転写性、耐擦過性、取扱時の像の
付着力、再転写時のシートの固定等が良好で、感圧再転
写時の不快感を低減することができる、再転写シートを
得ることができる。
尚、かかる再転写シート上に所望の転写像を感熱転写す
るために用いられるインクリボンは、通常の感熱転写型
のプリンタ、タイプライタ、ワードプロセッサ等の印字
装置に用いられている、ワックス主体のインクを塗布し
たものであってもなんら差し支えないが、特に感熱転写
性、感圧再転写性をいっそう向上させた転写性調整層と
インク層よりなる二層構造のインクリボンを使用するこ
とが望ましい。この転写性調整層は、トップコト層とし
てインク層の上に設けられるものであって、インク層よ
り感熱接着性、硬度、粘度、凝集力の大きな層であって
、これにより、濡れ性の悪い再転写シート上への感熱転
写性か著しく良好となるのであり、また、一体となって
感圧再転写することが可能となる。そのうえ、インク層
に感圧接着性を持たせることにより、−層、感圧再転写
性が良好となるのである。なおこのインク成分に、含香
料マイクロカプセルを混入させることも可能である。
[実施例コ 以下に、本発明の幾つかの実施例を示し、本発明を更に
具体的に明らかにすることとするが、本発明が、そのよ
うな記載によって何らの制約をも受けるものでないこと
は、言うまでもないところである。
また、本発明には、以下の実施例の他にも、更には上記
の具体的記述以外にも、本発明の趣旨を逸脱しない限り
において、当業者の知識に基づいて種々なる変更、修正
、改良等を加え得るものであることが理解されるべきで
ある。
実施例 1 100μmの厚さを有するナイロンフィルム上に、セラ
チン/ポリアニオンコンブレックスコアセルベーション
プロセスで調製した、含香料マイクロカプセルを含有さ
せた下記組成の表面処理剤を塗工して、水との接触角が
85〜90°で、静摩擦係数が0.45程度の、表面平
滑な再転写シトを得た。この表面処理剤の伸びは600
%である。
表面処理剤組成           重量部エチレン
−酢酸ビニル共重合体    95[三井石油化学工業
(株)製 ケミバールV−200] 含香料マイクロカプセル       5このようにし
て得られた再転写シート上に、感熱転写型のテープライ
ター(ブラザー工業(株)製 P−touch)により
インクを感熱転写して、所望の転写像を有する乾式転写
材を得た。その際、従来よりエネルギーを低減すること
ができ、しかも、良好な転写像を得ることができた。そ
して、第2図に示すように、この得られた乾式転写材を
用いて、圧力Pを加えて、紙、プラスチック等の被転写
物への感圧再転写を行ったところ、第3図に示すような
、きれいな再転写像を得ることができた。その上、シー
トの動きが少なく、固定して再転写できるので、良好な
再転写像を得やすいという利点があった。また、再転写
時に発生する芳香のため、インクの臭気を覆い隠すこと
ができ、不快感なく再転写することができた。
ところで、この表面処理剤の厚みを1μm、 3μm、
5μmと変えたところ、5μm、3μm11μmの順で
再転写性が良好であった。これは厚みが大きい方が、伸
びの絶対量が大きいためであると考えられる。
実施例 2 厚さが50μmのポリエチレンテレフタレートフィルム
を用いて、その上に実施例1で使用した含香料マイクロ
カプセルを含有させた下記組成の表面処理剤を塗工して
、水との接触角が93°で、静摩擦係数が0.43程度
の、平滑な表面を有する再転写シートを得た。
この表面処理剤の伸びは600%である。
表面処理剤組成           重量部エチレン
−酢酸ビニル共重合体     9[三井デュポンポリ
ケミカル (株)製EVAFLEX640] ポリエチレンワックス         1[三井石油
化学工業(株)製 ハイワックス100P] 含香料マイクロカプセル        1トルエン 
             89そして、このようにし
て得られた再転写シートを用いて、実施例1と同様に乾
式転写材を製造し、被転写物上に再転写像を感圧再転写
により形成したところ、きれいな再転写像を得ることが
できた。
また、発生する芳香のため、不快感なく再転写すること
ができた。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明は、感熱転写方
式の印字装置を用いて、乾式転写材を作製するに際して
、その印字される再転写シート上に、100%以上の伸
びを有する表面処理剤を使用することにより、従来より
濡れ性の良い面へ印字した転写像を、良好に再転写させ
ることが可能となる。そのため、感熱転写エネルギーも
低減でき、きれいな印字像を得ることかできる。また、
含香料マイクロカプセルが再転写する時、圧力によって
上記カプセルが破壊され、芳香が周囲に漂うことにより
、不快感なく再転写作業を行うことができるのである。
更に、インク像の付着力が大きいために、耐擦過性が良
好となり、取扱が容易になる。その上、静摩擦係数も大
きくできるため、再転写時のシート固定が容易となり、
完全な再転写像の形成が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図までは本発明を具体化した実施例を示
すもので、第1図は本発明に従う再転写シートの一例を
示す断面説明図、第2図は再転写作業中の状態図、第3
図は再転写終了図である。 図中、10は再転写シート、11はシート基材、12は
表面処理剤、13はインク像、14は含香料マイクロカ
プセルである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)感熱転写方式により作製される乾式転写材を製造
    するための再転写シートにおいて、該再転写シートの一
    方の面に形成される表面処理剤が、100%以上の伸び
    を有し、その組成中に、圧力で破壊される含香料マイク
    ロカプセルを含有することを特徴とする再転写シート。
  2. (2)前記伸びが、前記表面処理剤の組成中に含まれる
    エチレン−酢酸ビニル共重合体によって実現されている
    請求項1記載の再転写シート。
  3. (3)前記伸びが、前記表面処理剤の組成中に含まれる
    ポリエチレンによって実現されている請求項1記載の再
    転写シート。
  4. (4)前記表面処理剤の静摩擦係数が0.25以上であ
    り、かつ、水との接触角が80〜120°である請求項
    1記載の再転写シート。
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