JPH0326808Y2 - - Google Patents

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JPH0326808Y2
JPH0326808Y2 JP1985141539U JP14153985U JPH0326808Y2 JP H0326808 Y2 JPH0326808 Y2 JP H0326808Y2 JP 1985141539 U JP1985141539 U JP 1985141539U JP 14153985 U JP14153985 U JP 14153985U JP H0326808 Y2 JPH0326808 Y2 JP H0326808Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、鉄骨鉄筋コンクリート構造の鉄骨
柱はり仕口部に関するものである。
従来の技術 従来、鉄骨鉄筋コンクリート構造における鉄骨
柱はり仕口部は、一般にブラケツトのフランジが
鉄骨柱のフランジより肉厚となるため第11図〜
第16図に示すように断面十字形鉄骨柱5または
第17図および第18図に示すように断面フラン
ジ9付き十字形鉄骨柱10はブラケツト1e,1
f,1g,1hによつて上下に切断された状態で
これらブラケツト1e,1f,1g,1hと溶接
されている。第11図のように仕口に集るブラケ
ツト1eのウエブ4e(図においてウエブ4eの
×印は部材が連続して一体であることを示すもの
である。)の高さが同一の場合は比較的簡単な構
造で、上下6枚のフランジ2e,3eのうち2枚
は他と形状が異なり、6枚のウエブ4eは3種類
の形状のものが必要であるが、スパンの距離が異
なつたり、床レベルを変化させたりする場合は、
仕口に集まるブラケツトのウエブの高さが異なる
ため、第13図〜第18図のように複雑な構造と
なつていた。
すなわち、第13図および第14図において
は、断面T字形の鉄骨柱8にウエブ4fの高さが
異なるブラケツト1fをT字形に溶接し、左右の
ブラケツト1fは右方のスパンの距離が長いため
右方のウエブ4fの高さが左方のウエブ4fの高
さより高くなつており、上下5枚のフランジ2
f,3fのうち3枚の形状は異なり、5枚のウエ
ブ4fの形状もすべて異なつている。第15図お
よび第16図においては、断面十字形の鉄骨柱5
にウエブ4gの高さが異なるブラケツト1gを十
字形に溶接したもので、左右の床レベルが異なる
ため鉄骨柱5に対してブラケツト1gが左右の高
さをずらして取付けられており、8枚の上下のフ
ランジ2g,3gの形状はそれぞれ4枚づつ同一
で、10枚のウエブ4gのうち5枚はいずれも形状
が異なつている。また、第17図および第18図
は断面フランジ9付き十字形の鉄骨柱10に第1
3図と同様のウエブ4hの高さが異なるブラケツ
ト1hを十字形に溶接したもので、上フランジ2
hは3枚でその形状は2枚が同一で他の1枚は異
なり、下フランジ3hの形状は2枚づつ同一で、
ウエブ4hは7枚でその形状は5枚は異なり、ま
た鉄骨柱10のフランジ9に相当する位置に設け
たスチフナー11は4枚で同一形状のもの2組が
必要である。
このほか、第19図に示すように、溝型鋼15
を平面L形に曲げて隅角16から外方に左右に脚
片17,18を形成した部材19を4個その隅角
16を合わせてその2組のウエブ20にアングル
状接続金具21を当てがいボルト22締めして十
字形に連結した鉄骨構造物の骨組が知られている
(実公昭45−9788号公報参照)。
発明が解決しようとする問題点 上記従来の鉄骨はり仕口部は、スパンの距離が
異なつたり、床レベルが変化する場合が多く、そ
のような場合すなわち、ウエブの高さが異なつた
り取付け位置がずれる場合はウエブの数が増加
し、ウエブおよびフランジの形状も多種類のもの
が必要であり、それに伴つて溶接個所も増加する
ので設計および施工が複雑となる問題点があつ
た。
また、従来の鉄骨構造物の骨組は、溝型鋼によ
るL形部材の脚片のウエブが2重になるので鋼材
の使用量が多くなるうえ、余分な接続金具を必要
とし、さらにはりの高さが左右異なる場合や床レ
ベルが異なり、はりの接合位置が喰違う場合は溝
型鋼による同一ウエブ高さのL形部材4個の脚片
を固着しているためウエブ高さを変えることがで
きず、これらに適合させることができない問題点
があつた。
問題点を解決するための手段 上記の問題点を解決するためのこの考案の手段
は、中心部側を先細とした1枚の上フランジと1
枚の下フランジとを断面H形になるように1枚の
ウエブで溶接してブラケツトとし、このブラケツ
トの3または4個が上下方向から見て互いに直交
するように、かつそれらの各ウエブが上下のフラ
ンジの先端から突出した状態で各ウエブの側端縁
を溶接して形成した鉄骨柱はり仕口部からなるも
のである。
実施例 この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図および第2図において、1はブラケツト
(以下、ブラケツト1し各図ごとに1a,1b,
1c,1dのようにアルフアベツト小文字を付し
て表わす。2,3,4も同様である。)であつて
1枚の上フランジ2aおよび1枚の下フランジ3
aに断面H形になるように1枚のウエブ4aを溶
接して連結されている。4個のブラケツト1aが
上下方向から見て互いに直交するようにウエブ4
aの側端縁を溶接して連結し、断面が十字形の鉄
骨柱5の中心部をブラケツト1aの中心部6aと
一致するように溶接して鉄骨柱はり仕口部を形成
する。この場合フランジ2a,3a8枚の形状は
同一で、ウエブ4a4枚の形状も同一である。ブ
ラケツト1aの上下のフランジ2a,3aの中心
部6a側は先細となるようにその角を落してあ
り、この実施例においては、フランジ2a,3a
間には間隙7が存在するようになつている。した
がつて、コンクリートを打設した際、この間隙7
から下方へのコンクリートの充填を容易に行うこ
とができる。
第3図および第4図は、断面T字形の鉄骨柱8
にウエブ4bの高さが異なるブラケツト1bを鉄
骨柱8の中心部をブラケツト1bの中心部6bに
一致するようにT字形に溶接したもので、左右の
ブラケツト1bは右方のスパンの距離が長いため
ウエブ4bの高さが左方のウエブ4bの高さより
高くなつている。この場合、上下6枚のフランジ
2b,3bの形状は同一で、3枚のウエブ4bの
形状は2枚が同一である。なお、建物の角部では
鉄骨柱の断面がL字形をなすのでブラケツトもそ
のウエブ側端縁をL字形に溶接するものである。
第5図および第6図は断面十字形の鉄骨柱5の
中心部をウエブ4cの高さが異なるブラケツト1
cの中心部6cと一致するように十字形に溶接し
たもので、左右の床レベルが異なるため鉄骨柱5
に対してブラケツト1cが左右の高さをずらして
取付けられている。この場合8枚の上下のフラン
ジ2c,3cの形状は同一でウエブ4cの形状は
2枚づつ同一である。
第7図および第8図は断面フランジ9付き十字
形の鉄骨柱10の中心部をウエブ4dの高さが異
なるブラケツト1dの中心部6dと一致するよう
に十字形に溶接したもので、左右のブラケツト1
dは右方のスパンの距離が長いため右方のウエブ
4dの高さが左方のウエブ4dの高さより高くな
つている。この場合、8枚の上下のフランジ2
d,3dの形状は同一で、4枚のウエブ4dの形
状は2枚づつ同一である。
そして鉄骨柱10のフランジ9に対応する位置
に同一形状の4枚のスチフナー11が溶接されて
いる。このスチフナー11は仕口部においても鉄
骨柱と同一の強度を保有させることができ、スチ
フナー11の数も従来の1/2とすることができる。
この仕口部のブラケツト1dのみが第9図に示さ
れている。
第10図には建物の骨組に適用した状態を示す
もので3〜8階の中央の仕口部は左方のスパンが
右方のスパンより長いのでウエブ4の高さが右方
より左方の方が高いT字形のブラケツト1bを使
用し、1階および2階は床レベルが異なるT字形
ブラケツト1cを使用し、建物の端部はそれぞれ
L字形のブラケツトを使用するもので、ブラケツ
ト間には、はり12が現場において鎖線位置13
でボルトまたは溶接により結合され、ブラケツト
を接合した鉄骨柱の端部は現場においてボルトま
たは溶接により鎖線位置14で結合される。
考案の効果 この考案は、断面H形のブラケツトのウエブ側
端縁を上下方向から見て互いに直交するように溶
接したのでフランジおよびウエブの形状を溶接部
を中心軸として対象形となすことができ、そのた
めフランジはすべて同一形状のものでよく、ウエ
ブの数を2〜4個の最小限とすることができ、か
つ同一形状のものを複数個用意すればよく、従来
のように異種の形状のものを多数必要としないの
で、設計が容易であるとともに必要な部品の数が
少なくてすむためブラケツトの製作が簡単で単価
を安くすることができる。また、溶接個所も従来
に比べて遥かに少ないので施工が簡単かつ容易で
工費を低減することができ、ウエブが1枚であ
り、接続金具を必要としないので使用資材が少な
くてすみ、さらに左右のはりのスパンが異なるた
めはりの高さが左右異なる場合には、左右のブラ
ケツトのウエブの高さを左右のはりの高さに合わ
せたものとすることによつて、また左右の床レベ
ルが異なる場合は左右のブラケツトのウエブの溶
接位置を左右のはりの高さに合わせて変更するこ
とによつて容易にはりに適合した仕口とすること
がてきる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第10図は、この考案の実施例を示す
もので、第1図は第2図−線における縦断側
面図、第2図は第1図−線における横断平面
図、第3図は第4図−線における縦断側面
図、第4図は第3図−線における横断平面
図、第5図は第6図−線における縦断側面
図、第6図は第5図−線における横断平面
図、第7図は第8図−線における縦断側面
図、第8図は第7図−線における横断平面
図、第9図はブラケツトの斜視図、第10図は建
物の骨組を示す正面図であり、第11図〜第19
図は従来例を示すもので、第11図は第12図XI
−XI線における縦断側面図、第12図は第11図
XII−XII線における横断平面図、第13図は第14
図−線における縦断側面図、第14図は
第13図−線における横断平面図、第1
5図は第16図−線における縦断側面
図、第16図は第15図−線における横
断平面図、第17図は第18図−線にお
ける縦断側面図、第18図は第17図−
線における横断平面図、第19図は他の従来例を
示す斜視図である。 1……ブラケツト、2……上フランジ、3……
下フランジ、4……ウエブ、9……フランジ、1
0……鉄骨柱、11……スチフナー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中心部6側を先細とした1枚の上フランジ2と
    1枚の下フランジ3とを断面H型になるように1
    枚のウエブ4で溶接してブラケツト1とし、この
    ブラケツト1の3または4個が上下方向から見て
    互いに直交するように、かつそれらの各ウエブ4
    が上下のフランジト2,3の先端から突出した状
    態で各ウエブ4の側端縁を溶接して形成した鉄骨
    柱はり仕口部。
JP1985141539U 1985-09-18 1985-09-18 Expired JPH0326808Y2 (ja)

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JP1985141539U JPH0326808Y2 (ja) 1985-09-18 1985-09-18

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JPS6249509U JPS6249509U (ja) 1987-03-27
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JPS459788Y1 (ja) * 1966-02-21 1970-05-07

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JPS6249509U (ja) 1987-03-27

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