JPH0327490B2 - - Google Patents
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- JPH0327490B2 JPH0327490B2 JP60258820A JP25882085A JPH0327490B2 JP H0327490 B2 JPH0327490 B2 JP H0327490B2 JP 60258820 A JP60258820 A JP 60258820A JP 25882085 A JP25882085 A JP 25882085A JP H0327490 B2 JPH0327490 B2 JP H0327490B2
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Description
本発明は、向上した防汗効率を有するクロル水
和アルミニウムの製造に関する。更に詳細には、
本発明は、塩基性塩化アルミニウムを熱処理して
その防汗活性を改善することに関する。 クロル水和アルミニウム(クロル水酸化アルミ
ニウム又は塩基性塩化アルミニウムともいう)多
年有効な防汗剤として知られ、使用され、今日多
くの防汗剤中なお本質的活性成分を構成する。ク
ロル水酸化アルミニウムは、種々の量の結合型又
は配位型の水とともに、種々のサイズ及び分子構
造の重合体又は単量体種の混合物よりなるコンプ
レツクス構造物である。それらは、一般に実験式 Al2(OH)(6-x)Clx (式中0<x<6であり、整数である必要はな
い)によつて表わされる。上の式は大きく単純に
されており、配位型又は結合型水分子を含有する
塩基性塩化アルミニウム、並びに塩基性塩化アル
ミニウム重合体、コンプレツクス及び上のものの
混合物を包含するものであると理解されるべきで
ある。 特に好適なクロル水和アルミニウムは、xが約
1〜2の範囲、好適には約1(後者は5/6塩基性塩
化アルミニウムといわれる)であるものである。
このような化合物は、xが約1〜2である上の式
の単位が優先するので、アルミニウム対塩素モル
(Al/Cl)比は、約1/1〜2.1/1程度、通常約
1.9/1〜2.1/1の範囲である。 多年5/6塩基性塩化アルミニウムは、防汗剤に
対する標準活性成分として認識されている。種々
の形態、典型的には50重量%溶液(「クロルヒド
ロール」(CHLORHYDROL)の商標でリヘイ
ス・ケミカル・カンパニーから市販)として、又
結合型又は配位型の水のすべてを除去しない程度
まで水溶液を噴霧乾燥することによつて得られる
種々の乾燥形態で入手可能である。その外、これ
らの化合物は、緩衝剤のような、種々の機能をは
たすように設計されたある数の補助剤及び(又
は)添加剤のいずれかとともに乾燥、その他配合
してよい;これらは、グリシン、尿素、ポリオー
ル等を包含することができる。 過去の20年間、塩基性塩化アルミニウムの防汗
効率及び他の性質を改善する多くの試みがなさ
れ、若干のものは塩基性塩化アルミニウムに対す
る種々の有機又は無機添加剤とのコンプレツクス
の形成による。他のものの添加なしに、塩基性塩
化アルミニウムのコンプレツクス構造を修飾する
試みのうち、本発明に関係して3つが注記するに
値する。 ジヨーンズらの米国特許第3904741号(本発明
と同じ譲受人に譲渡)は、2/3〜5/6塩基性塩化ア
ルミニウムを開示し、それは塩基性塩化アルミニ
ウムの溶液を還流条件下、好適には約100℃の温
度に約2〜4時間加熱し、次に遊離又は配位型の
水の注意深くコントロールされた含量になるま
で、好適には噴霧乾燥によつて、還流された溶液
を乾燥することによつて、アルコールに可溶性に
なつている。特許権者は、還流によつて高い分子
量から低い分子量の種へ塩基性塩化アルミニウム
の種の移行を促進すると理論的に説明した。 更に新しく、フイツジエラルドら(ジレツト・
カンパニーに譲渡)の公刊された英国特許願第
2048229号は、50〜100℃の温度において少なくと
も8時間から1週間又はそれ以上5〜40重量%の
溶液(最も好適には10〜25重量%の溶液)を熟成
させることによる、クロロ水酸化アルミニウム、
好適には5/6塩基性クロル水酸化アルミニウムの
改質を開示した。熟成用容器の型は述べられてい
ないが、明らかに開放、非加圧型の容器であり、
加熱の間の水の損失が補充される;そうでなけれ
ば乾燥固定が生じる可能性がある。この特許出願
によれば、AlCコンプレツクスの一層効率的な群
の量を、常用のクロル水酸化アルミニウム中約10
〜30重量%から、熟成クロル水酸化アルミニウム
中少なくとも45重量%、好適には60又は70重量%
を超える水準まで増大させることによつて、熟成
過程はクロル水酸化アルミニウムを改質する。
AlCコンプレツクスのこれらの比較的高い百分率
は、ゲル浸透クロマトグラフイー中拡散定数を広
く特徴とする。 塩基性アルミニウム化合物の他の最近の1つの
改質が、ゴスリングらの米国特許第4359456号
(レーバー・ブラザーズ・カンパニーに譲渡)に
開示されている。この特許の方法によれば、広い
範囲の10〜34重量%水溶液中塩基性塩化アルミニ
ウム(2.5〜8.5重量%のアルミニウム)を50〜
140℃の温度において、標準塩基性塩化アルミニ
ウムのサイズ排除クロマトグラムのバンドに対
応する相対滞留時間を有するサイズ排除クロマト
グラフイーテストバンド及び少なくとも20%のバ
ンドアルミニウム値を塩基性アルミニウム化合
物が有するようになるのに十分な時間加熱する。
加熱は、密閉管、ビン又は反応器中1.5時間〜30
日間実施され、次に外温まで冷却し、乾燥して水
溶性粉末とする。バンド画分中アルミニウムの
百分率の20%又はそれ以上の水準への増大は、塩
基性塩化アルミニウムの防汗活性の向上を招来す
るといわれている。それに反して、この特許によ
れば、ガラスネジセン管中120℃に24時間加熱さ
れた約5/6の塩基性塩化アルミニウムの40〜50重
量%の溶液は、防汗活性の向上又は20重量%を超
えるアルミニウムのバンドの水準を招来しなか
つた。 本発明は、約2/3〜5/6の塩基性塩化アルミニウ
ム約40〜50重量%を含有する水溶液を得、密閉容
器中少なくとも約130℃の温度に約1〜12時間該
溶液を加熱し(加熱時間は、温度に反比例する)、
得られた生成物を冷却することを特徴とする、向
上した防汗活性を有する約2/3〜5/6の塩基性塩化
アルミニウムの製法に関する。得られた冷溶液
は、随意には噴霧乾燥などによつて乾燥して固体
にしてよい。 本発明は又、約0.75〜0.79のその先端において
相対滞留時間をもつ、単一主ピークを有するサイ
ズ排除クロマトグラムを特徴とする、向上した防
汗効率を有する約5/6の塩基性塩化アルミニウム
を提供する。好適には、滞留時間は約0.77であ
る。好適には、ピーク下面積は、主ピークによつ
て表わされる画分内に少なくとも60%、好適には
少なくとも75%のアルミニウム含有種を示す。 本発明による特に好適な塩基性塩化アルミニウ
ムは、約1.9/1〜2.1/1のAl/Cl比を有する5/
6塩基性塩化アルミニウムの約50重量%の溶液を、
約140℃の温度に約7〜8時間加熱し、次いで溶
液を冷却、噴霧乾燥することによつて得られる。
得られた生成物は、常用の防汗剤処方中に組入れ
られる時、同じ重量%の活性成分を有する非改質
5/6塩基性塩化アルミニウム処方物に比し、向上
した防汗効率を有する。 本発明の向上した効率の塩基性塩化アルミニウ
ムは、実質的に当該技術中既知のいずれの通常の
媒体及び処方を用いても防汗組成物とすることが
できる。 添付図面において、第1A図は、下に説明する
GPC操作を使用する。未処理のクロル水和アル
ミニウム(ACH)の50重量%(固形物)溶液の
試料の典型的なサイズ排除クロマトグラムであ
る。 第1B図は、第1A図と同じGPC操作を使用
する、本発明によつてつくられた向上した効率の
クロル水和アルミニウム(EEACH)の試料の典
型的なサイズ排除クロマトグラムである。 第1C図は、第1A及び1B図の複合であり、
本発明の方法から生じるピークのシフト(塩基性
塩化アルミニウム種の変化を表わす)を更に明ら
かに例示する。 上に示されたとおり、50重量%の5/6塩基性塩
化アルミニウム(約12.5重量%のアルミニウム)
を含有する水溶液は、リヘイス・ケミカル・カン
パニーから「クロルヒドロール」の商標で市販さ
れている。別法として、塩基性塩化アルミニウム
の水溶液は、所望の範囲のAl/Cl比に直接(例
えば、水溶液中アルミニウム金属のAlCl3又は
HCIとの常用の反応により)つくることができ
る。Al/Cl比は、市販又は調製した塩基性塩化
アルミニウムの溶液に塩化アルミニウム
(AlCl3)又はHCIを添加することによつて所望の
範囲に調節することができる。 生産の便利さの観点からは50%(固形物)の塩
基性塩化アルミニウムを含有する水溶液から出発
することが好適であるが、約40〜約50重量%の塩
基性塩化アルミニウムの濃度を本発明において使
用してよい。このような溶液は、所望の濃度に、
市販の「クロルヒドロール」溶液の濃度を調節す
ることによるか又は塩基性塩化アルミニウム溶液
を直接そうすることによつて製造することができ
る。 同様に、約2/1のAl/Cl比を有する5/6塩基性
塩化アルミニウムが、その市販されていること及
び認められている効率によつて好適であるが、約
1/1〜2.1/1のAl/Cl比を有する塩基性塩化アル
ミニウムを本発明において使用してよく、用語
「約2/3〜5/6の塩基性塩化アルミニウム」の中に
はいると理解される。 本発明によつて向上した効率をもつ塩基性塩化
アルミニウム種を得るための水溶液の加熱は、い
ずれの適当な容器中で実施してもよく、それは、
加熱が望まれる温度における溶液の蒸気圧まで
(例えば、140℃において約40psig)系が加圧され
るように密閉されていてよい。例えば、加熱は、
加熱のためのフアンオーブン中に置かれているネ
ジセン加圧管中又はそれ自身の電気加熱エレメン
トをもつボンベ型撹拌反応器中で実施することが
できる。他の適当な反応器は、当該技術者に明白
である。 塩基性塩化アルミニウムの水溶液は、少なくと
も約130℃、好適には約130〜160℃、最適には約
140〜150℃の温度に約1〜約12時間加熱され、加
熱時間は温度に反比例する。即ち、約130℃の加
熱温度は、10〜12時間又はそれ以上の加熱時間を
要することがあるが、約160℃を超える加熱温度
は、1時間又はそれ以下を要するのみのことであ
る。いずれの温度においても、変換の完了に要す
るより長い時間の加熱は、過剰量の不溶物又はゲ
ルの生成を招来することがある。又、最終温度ま
で上げるか又は下げて冷やす期間に、ある量の変
換がおこることがあるので、示された「温度上」
の期間は、特定の加熱装置及び温度の上昇又は下
降の速度によつていくらか短かくてよい。 本発明の向上した効率の生成物を生成するため
の至適の反応条件は、50重量%の塩基性塩化アル
ミニウムの場合には約140℃において約7〜8時
間加熱することであるように思われる。一般に、
各5℃の温度上昇は、約1〜1/2時間づつ反応時
間を短かくすることが見出されている。かくし
て、ラボラトリーの実験は、本発明の活性の大き
い塩基性塩化アルミニウム防汗種への塩基性塩化
アルミニウムの変換は、約160℃の反応温度にお
いて約1.5〜2時間、約150℃ちおいて約5時間、
約145℃において約6時間、約140℃において約7
時間で完了することを示している。 溶液の加熱の適当な終末点は、本発明の向上し
た活性体への2/3〜5/6塩基性塩化アルミニウムの
変換の完了に実質的に対応するべきであり、塩基
性塩化アルミニウムの種々の物理的又は化学的性
質を測定することによつて決定することができ
る。1つのこのような決定は、種々のアルミニウ
ム含有画分の分離及びクロマトグラフイーカラム
中それらの相対滞留時間を決定するために、上記
のレーバー・ブラザーズ・カンパニーの米国特許
4359456中に記載されているものと同様のゲル浸
透クロマトグラフイーの使用を含む。これらの決
定のためには、U6K LC インジエクター、
6000A溶媒デリバリー系、R401位相差反射計及
び730データモジユールとともに、ウオータース
HPLC機器が使用された。クロマトグラフイーカ
ラムは、E.メルクの「リクロソルブ
(Lichrosorb)RP−2」シリカカラムであつた。
カラムは長さ25cm、ID4.6mm、孔径60オングスト
ローム、粒子径5ミクロンであつた。 塩基性塩化アルミニウムの試料を2.5%のアル
ミニウム濃度で脱イオン水に溶解し、必要な場合
には過し、ただちにクロマトグラフ処理した。
毎分0.2mlの流速、毎分0.5cmのチヤート速度、並
びに0.01N HNO3溶離剤において3ミクロリツ
トルの試料を使用した。 上の装置及び操作を使用すると、約5/6塩基性
塩化アルミニウムの場合、本発明による加熱によ
つて、アルミニウム含有種中未処理50%塩基性塩
化アルミニウム溶液の場合の2つの主画分から、
本発明の向上した活性の生成物の場合の比較的長
い滞留時間をもつ1つの主画分へのシフトがおこ
ることが見出されている。この種のシフトは、添
加図面中例示されている。 第1A図中例示されるとおり、50重量%の「ク
ロルヒドロール」溶液の試料についての上の操作
によつて得られた典型的なサイズ排除クロマトグ
ラムは、上に論じた米国特許4359456中バンド
及びバンドとして記載されているものに対応す
る、アルミニウム含有種の2つの主画分を表わす
2つの主ピークを示した。この特許におけるよう
に、これらの画分は、カラム中それらのそれぞれ
の滞留時間の、溶離された塩基性塩化アルミニウ
ム試料の全部包含された種に対する比を用いて特
性化されている。50%「クロルヒドロール」溶液
中2つの主画分について平均相対滞留時間(2つ
のピークの先端の相対滞留時間の直接平均として
とつて)は約0.73であり、試験した一連のプラン
トバツチに対しては約0.70〜0.77の範囲である。
これに反して第1B図中示されるとおり、一般に
下の例の方法に従つてつくられた一連の生産プ
ラントバツチは、0.77の先端の平均相対滞留時間
をもつ1つの主ピークを示し、試験した試料につ
いては0.75〜0.79の範囲であつた。第1C図は、
第1A及び1B図のクロマトグラムを重ねておく
ことによつてこのシフトを更に明らかに例示す
る。 種々の画分の相対滞留時間は、使用される特定
のカラム及び操作、カラムの太さ及びクロマトグ
ラフ上他のピークについて相対時間の計算のため
に最終のものとしてとられるピークを含む、ある
数の因子のためにわずかに異なることが当該技術
者に理解される。 加熱が完了して後、溶液は、好適には冷却さ
れ、随意には過されて不溶粒子を除去する。冷
却及び過工程は決定的ではなく、これらの工程
を実施する適当な方法及び手段は、当該技術者に
明らかである。一般に、冷却は、変換反応を完了
し、そして不溶粉の生成を止め、かつ更に所望の
処理を可能にするためにのみ必要である。過
は、不溶物を除去することが望ましいと考えられ
る場合にのみ必要とされる。 本発明の向上した活性の塩基性塩化アルミニウ
ムは、なかんずく希水溶液を含む、防汗処方の常
用の形態のいずれにおいても使用することができ
るが、輸送、貯蔵及び後の取扱いの目的で固形物
になるまで塩基性塩化アルミニウム溶液を乾燥す
ることが一般に好適である。溶液を噴霧乾燥機中
乾燥することが特に好適である。過工程が省略
される場合には、冷却工程も省略するか又は、生
成物が固形物になるまで噴霧乾燥される場合に
は、噴霧乾燥機に対する適当な入口温度に溶液の
温度を単に調節するように修飾されてよい。 噴霧乾燥は、防汗技術者に周知であり、特定の
噴霧乾燥条件は、所望の粒子径、所望の乾燥度及
び粒子の形態のような因子に依存する。 勿論、外気トレー乾燥、オーブン乾燥、真空又
は凍結乾燥のような他の乾燥手段を使用して最終
生成物を形成させてよいことは当該技術者に明ら
かであり、溶液が過乾燥されて、過剰量の不溶粒
子を形成するか、又は塩基性塩化アルミニウムの
防汗活性が劣化しないかぎり、乾燥の方法は、本
発明に対して決定的ではない。乾燥後、固体粒子
は、ふるいにかけるか、粉砕するか、又はその他
分類して所望の粒子径範囲の粉末を形成させてよ
い。 得られた本発明の塩基性塩化アルミニウム固形
物は、溶液(水性、非水性又はアルコール性)、
エアロゾル、粉末、ステイツク、ロール−オン、
ゲル、クリーム等のような常用の種々の防汗剤の
形態中に配合することができ、それらは、溶媒、
皮膚軟化剤、プロペラント、香料等のような種々
の非毒性、皮膚使用可能な部分を含有していてよ
い。本発明の塩基性塩化アルミニウムは、未処理
塩基性塩化アルミニウムのすぐれた水溶性を保持
し、又特に米国特許3904741の方法と同様、遊離
及び配位型の水の含量が注意深くコントロールさ
れる場合には、ある程度のアルコール溶解度を有
している。 次の特定の限定しない実施例を参照して、本発
明を更に詳細に説明する。 例 温度コントローラーつき2リツトルのベンチモ
デル4522号パル撹拌型反応器に50%「クロルヒド
ロール」溶液を仕込んだ。この溶液をゆるやかな
速度で撹拌し、1時間にわたつて40psigの圧力
(140℃)に加熱した。次にこの溶液を7時間この
温度に保ち、次いで45分間にわたつて90℃に冷却
し、その点において反応器を大気に通気し、開放
した。反応器の内容物を取り出し、吸引過によ
つて不溶物を別した。 冷却した溶液の試料を10重量%の固形物の濃度
まで希釈し、上述したGPC操作を使用してクロ
マトグラムを実施した。クロマトグラムは、0.76
の相対滞留時間においてその先端をもつ単一の主
ピークを示し、主ピークの面積は、塩基性塩化ア
ルミニウム種の82.7%がこのピーク内にあること
を示した。 例 200mlの内容量をもつウイートン400加圧ビンに
50%「クロルヒドロール」100mlに入れた。上端
をクランプで閉じ、160℃に加熱されたブルーM
エレクトリツク・カンパニーの強制ドラフトオー
ブンに入れた。ビンと内容物とが160℃の温度に
達するのに約1時間を要し、溶液を2時間この温
度に保ち、その後オーブンから取り出し、開放す
る前フード中放冷した。 例におけるようにクロマトグラムを実施し
た;クロマトグラムは、0.75の相対滞留時間にお
いてピークの先端をもつ単一の主ピークを示し
た;そしてこの種の83.1%は、ピーク内にあるこ
とが示された。 例 プラント生産において、50%「クロルヒドロー
ル」22000ポンドを2000ガロンのガラス内張り反
応器に仕込み、それを密閉し、中程度の撹拌下
145℃(45psig)に5時間にわたつて加熱した。
この溶液を6時間この温度に保ち、次に水ジヤケ
ツトによつて3時間にわたつて約40〜50℃に冷却
した。次にこの溶液を大型プレート及びフレーム
フイルタープレスを通して温時過して不溶物を
除去した。過した溶液を噴霧乾燥機中乾燥して
粉末を得た。 10%水溶液につくつたこの粉末の試料を上の例
におけるようにクロマトグラフ処理した。クロ
マトグラムは、0.78の相対滞留時間においてその
先端をもつ単一主ピーク、並びにこの種の79.5%
をピーク内に示した。 本発明の向上した効率のクロル水和アルミニウ
ム(EEACH)の防汗効果を、先行技述の常用ク
ロル水和アルミニウム(ACH)標準と比較して
評価するために、次の試料について独立の主体に
よつて防汗効率試験を行なつた。 試料AないしFは、示される重量%の活性成分
(ACH又はEEACH)を、75重量%のプロペラン
ト(80%イソブタン/20%プロパン)、0.8重量%
のSDA−40、0.8重量%のベントン38、並びに残
余のミリスチン酸イソプロピルと共に含有するエ
アロゾル処方物であつた。試料G及びHは、脱イ
オン水を用いて活性成分を希釈又は溶解すること
によつて製造された水溶液であつた。活性成分は
次のとおり製造された: 試料Aは、50重量%「クロルヒドロール」溶液
を噴霧乾燥することによつて得られたミクロ微粉
末であつた; 試料B,C,D及びHは、上の例におけるよ
うに生産バツチ中製造された。ただし、溶液は、
140℃において8時間この温度に保たれた; 試料Eは、溶液を噴霧乾燥する前に過しなか
つたことの外は、試料B,C,D及びHと同様に
して製造された; 試料Fは、例中記載されたのと同様にパイロ
ツトプラント反応器中製造された。ただし、溶液
は、140℃において5時間保たれた;そして 試料Gは、脱イオン水で15重量%の固形物まで
希釈された50重量%固形物の「クロルヒドロー
ル」溶液であつた。 試験は、腋窩適用により、試験No.1において89
名の女子パネリストに、試験No.2において162名
の女子パネリストに対して行なわれ、彼らは、試
験中及びその前ある期間防汗材料の使用を控え
た。試料の適用は、各パネリストの1方の腋窩の
4×6インチの区域をカバーするように行なわ
れ、他方の腋窩を未処理のコントロールとして用
いた。溶液の試料の場合には、適用は、溶液中あ
らかじめ飽和させた綿球を用いて溶液0.5c.c.を適
用することよりなり、一方エアロゾル試料は、約
6インチの距離から、あらかじめ目盛をきめて、
2秒(試験No.1)又は2.5秒(試験No.2)の噴霧
を使用して適用された。 発汗は、約100〓、約35%の相対湿度に保たれ
た室の中にパネリストを坐らせることによつて誘
導された。汗の採取は、重さをはかつたウエブリ
ルパツドを腋窩に対しておくことによつて行なわ
れた。 試料の適用及び汗の採取は、各週の間次のスケ
ジユールに従つて行なわれた:コントロールとし
て、第1日には試料の適用は行なわず、汗の採取
を行なつてベースラインをきめた。第2日に最初
の試料の適用を行なつた。第3及び4日に第2及
び第3の適用を行ない、次いで1時間汗を採取し
た。第4の適用は、1時間待つて後第4日に行な
われ、次に第5日に汗を採取した(第4の適用後
22時間)。 すべての場合、発汗比は、試験腋窩から集めら
れた汗の量をコントロール腋窩から得られたもの
で割ることによつて計算され、平均汗減少比%を
計算した。試験材料の第2,第3及び第4の適用
後に観察された発汗の減少%を表に示す。これ
らの値の95%信頼限界は省略されているが、約6
〜15%の範囲である。生成物の間の差の有意水準
(第4の適用を基にした)は、最小有意差テスト
を使用して計算された。試料BないしFを試料A
と比較し、試料Hを試料Gと比較した。試料Dに
ついて試験の有効性は、この試料で経験された処
方の問題のため疑問である。
和アルミニウムの製造に関する。更に詳細には、
本発明は、塩基性塩化アルミニウムを熱処理して
その防汗活性を改善することに関する。 クロル水和アルミニウム(クロル水酸化アルミ
ニウム又は塩基性塩化アルミニウムともいう)多
年有効な防汗剤として知られ、使用され、今日多
くの防汗剤中なお本質的活性成分を構成する。ク
ロル水酸化アルミニウムは、種々の量の結合型又
は配位型の水とともに、種々のサイズ及び分子構
造の重合体又は単量体種の混合物よりなるコンプ
レツクス構造物である。それらは、一般に実験式 Al2(OH)(6-x)Clx (式中0<x<6であり、整数である必要はな
い)によつて表わされる。上の式は大きく単純に
されており、配位型又は結合型水分子を含有する
塩基性塩化アルミニウム、並びに塩基性塩化アル
ミニウム重合体、コンプレツクス及び上のものの
混合物を包含するものであると理解されるべきで
ある。 特に好適なクロル水和アルミニウムは、xが約
1〜2の範囲、好適には約1(後者は5/6塩基性塩
化アルミニウムといわれる)であるものである。
このような化合物は、xが約1〜2である上の式
の単位が優先するので、アルミニウム対塩素モル
(Al/Cl)比は、約1/1〜2.1/1程度、通常約
1.9/1〜2.1/1の範囲である。 多年5/6塩基性塩化アルミニウムは、防汗剤に
対する標準活性成分として認識されている。種々
の形態、典型的には50重量%溶液(「クロルヒド
ロール」(CHLORHYDROL)の商標でリヘイ
ス・ケミカル・カンパニーから市販)として、又
結合型又は配位型の水のすべてを除去しない程度
まで水溶液を噴霧乾燥することによつて得られる
種々の乾燥形態で入手可能である。その外、これ
らの化合物は、緩衝剤のような、種々の機能をは
たすように設計されたある数の補助剤及び(又
は)添加剤のいずれかとともに乾燥、その他配合
してよい;これらは、グリシン、尿素、ポリオー
ル等を包含することができる。 過去の20年間、塩基性塩化アルミニウムの防汗
効率及び他の性質を改善する多くの試みがなさ
れ、若干のものは塩基性塩化アルミニウムに対す
る種々の有機又は無機添加剤とのコンプレツクス
の形成による。他のものの添加なしに、塩基性塩
化アルミニウムのコンプレツクス構造を修飾する
試みのうち、本発明に関係して3つが注記するに
値する。 ジヨーンズらの米国特許第3904741号(本発明
と同じ譲受人に譲渡)は、2/3〜5/6塩基性塩化ア
ルミニウムを開示し、それは塩基性塩化アルミニ
ウムの溶液を還流条件下、好適には約100℃の温
度に約2〜4時間加熱し、次に遊離又は配位型の
水の注意深くコントロールされた含量になるま
で、好適には噴霧乾燥によつて、還流された溶液
を乾燥することによつて、アルコールに可溶性に
なつている。特許権者は、還流によつて高い分子
量から低い分子量の種へ塩基性塩化アルミニウム
の種の移行を促進すると理論的に説明した。 更に新しく、フイツジエラルドら(ジレツト・
カンパニーに譲渡)の公刊された英国特許願第
2048229号は、50〜100℃の温度において少なくと
も8時間から1週間又はそれ以上5〜40重量%の
溶液(最も好適には10〜25重量%の溶液)を熟成
させることによる、クロロ水酸化アルミニウム、
好適には5/6塩基性クロル水酸化アルミニウムの
改質を開示した。熟成用容器の型は述べられてい
ないが、明らかに開放、非加圧型の容器であり、
加熱の間の水の損失が補充される;そうでなけれ
ば乾燥固定が生じる可能性がある。この特許出願
によれば、AlCコンプレツクスの一層効率的な群
の量を、常用のクロル水酸化アルミニウム中約10
〜30重量%から、熟成クロル水酸化アルミニウム
中少なくとも45重量%、好適には60又は70重量%
を超える水準まで増大させることによつて、熟成
過程はクロル水酸化アルミニウムを改質する。
AlCコンプレツクスのこれらの比較的高い百分率
は、ゲル浸透クロマトグラフイー中拡散定数を広
く特徴とする。 塩基性アルミニウム化合物の他の最近の1つの
改質が、ゴスリングらの米国特許第4359456号
(レーバー・ブラザーズ・カンパニーに譲渡)に
開示されている。この特許の方法によれば、広い
範囲の10〜34重量%水溶液中塩基性塩化アルミニ
ウム(2.5〜8.5重量%のアルミニウム)を50〜
140℃の温度において、標準塩基性塩化アルミニ
ウムのサイズ排除クロマトグラムのバンドに対
応する相対滞留時間を有するサイズ排除クロマト
グラフイーテストバンド及び少なくとも20%のバ
ンドアルミニウム値を塩基性アルミニウム化合
物が有するようになるのに十分な時間加熱する。
加熱は、密閉管、ビン又は反応器中1.5時間〜30
日間実施され、次に外温まで冷却し、乾燥して水
溶性粉末とする。バンド画分中アルミニウムの
百分率の20%又はそれ以上の水準への増大は、塩
基性塩化アルミニウムの防汗活性の向上を招来す
るといわれている。それに反して、この特許によ
れば、ガラスネジセン管中120℃に24時間加熱さ
れた約5/6の塩基性塩化アルミニウムの40〜50重
量%の溶液は、防汗活性の向上又は20重量%を超
えるアルミニウムのバンドの水準を招来しなか
つた。 本発明は、約2/3〜5/6の塩基性塩化アルミニウ
ム約40〜50重量%を含有する水溶液を得、密閉容
器中少なくとも約130℃の温度に約1〜12時間該
溶液を加熱し(加熱時間は、温度に反比例する)、
得られた生成物を冷却することを特徴とする、向
上した防汗活性を有する約2/3〜5/6の塩基性塩化
アルミニウムの製法に関する。得られた冷溶液
は、随意には噴霧乾燥などによつて乾燥して固体
にしてよい。 本発明は又、約0.75〜0.79のその先端において
相対滞留時間をもつ、単一主ピークを有するサイ
ズ排除クロマトグラムを特徴とする、向上した防
汗効率を有する約5/6の塩基性塩化アルミニウム
を提供する。好適には、滞留時間は約0.77であ
る。好適には、ピーク下面積は、主ピークによつ
て表わされる画分内に少なくとも60%、好適には
少なくとも75%のアルミニウム含有種を示す。 本発明による特に好適な塩基性塩化アルミニウ
ムは、約1.9/1〜2.1/1のAl/Cl比を有する5/
6塩基性塩化アルミニウムの約50重量%の溶液を、
約140℃の温度に約7〜8時間加熱し、次いで溶
液を冷却、噴霧乾燥することによつて得られる。
得られた生成物は、常用の防汗剤処方中に組入れ
られる時、同じ重量%の活性成分を有する非改質
5/6塩基性塩化アルミニウム処方物に比し、向上
した防汗効率を有する。 本発明の向上した効率の塩基性塩化アルミニウ
ムは、実質的に当該技術中既知のいずれの通常の
媒体及び処方を用いても防汗組成物とすることが
できる。 添付図面において、第1A図は、下に説明する
GPC操作を使用する。未処理のクロル水和アル
ミニウム(ACH)の50重量%(固形物)溶液の
試料の典型的なサイズ排除クロマトグラムであ
る。 第1B図は、第1A図と同じGPC操作を使用
する、本発明によつてつくられた向上した効率の
クロル水和アルミニウム(EEACH)の試料の典
型的なサイズ排除クロマトグラムである。 第1C図は、第1A及び1B図の複合であり、
本発明の方法から生じるピークのシフト(塩基性
塩化アルミニウム種の変化を表わす)を更に明ら
かに例示する。 上に示されたとおり、50重量%の5/6塩基性塩
化アルミニウム(約12.5重量%のアルミニウム)
を含有する水溶液は、リヘイス・ケミカル・カン
パニーから「クロルヒドロール」の商標で市販さ
れている。別法として、塩基性塩化アルミニウム
の水溶液は、所望の範囲のAl/Cl比に直接(例
えば、水溶液中アルミニウム金属のAlCl3又は
HCIとの常用の反応により)つくることができ
る。Al/Cl比は、市販又は調製した塩基性塩化
アルミニウムの溶液に塩化アルミニウム
(AlCl3)又はHCIを添加することによつて所望の
範囲に調節することができる。 生産の便利さの観点からは50%(固形物)の塩
基性塩化アルミニウムを含有する水溶液から出発
することが好適であるが、約40〜約50重量%の塩
基性塩化アルミニウムの濃度を本発明において使
用してよい。このような溶液は、所望の濃度に、
市販の「クロルヒドロール」溶液の濃度を調節す
ることによるか又は塩基性塩化アルミニウム溶液
を直接そうすることによつて製造することができ
る。 同様に、約2/1のAl/Cl比を有する5/6塩基性
塩化アルミニウムが、その市販されていること及
び認められている効率によつて好適であるが、約
1/1〜2.1/1のAl/Cl比を有する塩基性塩化アル
ミニウムを本発明において使用してよく、用語
「約2/3〜5/6の塩基性塩化アルミニウム」の中に
はいると理解される。 本発明によつて向上した効率をもつ塩基性塩化
アルミニウム種を得るための水溶液の加熱は、い
ずれの適当な容器中で実施してもよく、それは、
加熱が望まれる温度における溶液の蒸気圧まで
(例えば、140℃において約40psig)系が加圧され
るように密閉されていてよい。例えば、加熱は、
加熱のためのフアンオーブン中に置かれているネ
ジセン加圧管中又はそれ自身の電気加熱エレメン
トをもつボンベ型撹拌反応器中で実施することが
できる。他の適当な反応器は、当該技術者に明白
である。 塩基性塩化アルミニウムの水溶液は、少なくと
も約130℃、好適には約130〜160℃、最適には約
140〜150℃の温度に約1〜約12時間加熱され、加
熱時間は温度に反比例する。即ち、約130℃の加
熱温度は、10〜12時間又はそれ以上の加熱時間を
要することがあるが、約160℃を超える加熱温度
は、1時間又はそれ以下を要するのみのことであ
る。いずれの温度においても、変換の完了に要す
るより長い時間の加熱は、過剰量の不溶物又はゲ
ルの生成を招来することがある。又、最終温度ま
で上げるか又は下げて冷やす期間に、ある量の変
換がおこることがあるので、示された「温度上」
の期間は、特定の加熱装置及び温度の上昇又は下
降の速度によつていくらか短かくてよい。 本発明の向上した効率の生成物を生成するため
の至適の反応条件は、50重量%の塩基性塩化アル
ミニウムの場合には約140℃において約7〜8時
間加熱することであるように思われる。一般に、
各5℃の温度上昇は、約1〜1/2時間づつ反応時
間を短かくすることが見出されている。かくし
て、ラボラトリーの実験は、本発明の活性の大き
い塩基性塩化アルミニウム防汗種への塩基性塩化
アルミニウムの変換は、約160℃の反応温度にお
いて約1.5〜2時間、約150℃ちおいて約5時間、
約145℃において約6時間、約140℃において約7
時間で完了することを示している。 溶液の加熱の適当な終末点は、本発明の向上し
た活性体への2/3〜5/6塩基性塩化アルミニウムの
変換の完了に実質的に対応するべきであり、塩基
性塩化アルミニウムの種々の物理的又は化学的性
質を測定することによつて決定することができ
る。1つのこのような決定は、種々のアルミニウ
ム含有画分の分離及びクロマトグラフイーカラム
中それらの相対滞留時間を決定するために、上記
のレーバー・ブラザーズ・カンパニーの米国特許
4359456中に記載されているものと同様のゲル浸
透クロマトグラフイーの使用を含む。これらの決
定のためには、U6K LC インジエクター、
6000A溶媒デリバリー系、R401位相差反射計及
び730データモジユールとともに、ウオータース
HPLC機器が使用された。クロマトグラフイーカ
ラムは、E.メルクの「リクロソルブ
(Lichrosorb)RP−2」シリカカラムであつた。
カラムは長さ25cm、ID4.6mm、孔径60オングスト
ローム、粒子径5ミクロンであつた。 塩基性塩化アルミニウムの試料を2.5%のアル
ミニウム濃度で脱イオン水に溶解し、必要な場合
には過し、ただちにクロマトグラフ処理した。
毎分0.2mlの流速、毎分0.5cmのチヤート速度、並
びに0.01N HNO3溶離剤において3ミクロリツ
トルの試料を使用した。 上の装置及び操作を使用すると、約5/6塩基性
塩化アルミニウムの場合、本発明による加熱によ
つて、アルミニウム含有種中未処理50%塩基性塩
化アルミニウム溶液の場合の2つの主画分から、
本発明の向上した活性の生成物の場合の比較的長
い滞留時間をもつ1つの主画分へのシフトがおこ
ることが見出されている。この種のシフトは、添
加図面中例示されている。 第1A図中例示されるとおり、50重量%の「ク
ロルヒドロール」溶液の試料についての上の操作
によつて得られた典型的なサイズ排除クロマトグ
ラムは、上に論じた米国特許4359456中バンド
及びバンドとして記載されているものに対応す
る、アルミニウム含有種の2つの主画分を表わす
2つの主ピークを示した。この特許におけるよう
に、これらの画分は、カラム中それらのそれぞれ
の滞留時間の、溶離された塩基性塩化アルミニウ
ム試料の全部包含された種に対する比を用いて特
性化されている。50%「クロルヒドロール」溶液
中2つの主画分について平均相対滞留時間(2つ
のピークの先端の相対滞留時間の直接平均として
とつて)は約0.73であり、試験した一連のプラン
トバツチに対しては約0.70〜0.77の範囲である。
これに反して第1B図中示されるとおり、一般に
下の例の方法に従つてつくられた一連の生産プ
ラントバツチは、0.77の先端の平均相対滞留時間
をもつ1つの主ピークを示し、試験した試料につ
いては0.75〜0.79の範囲であつた。第1C図は、
第1A及び1B図のクロマトグラムを重ねておく
ことによつてこのシフトを更に明らかに例示す
る。 種々の画分の相対滞留時間は、使用される特定
のカラム及び操作、カラムの太さ及びクロマトグ
ラフ上他のピークについて相対時間の計算のため
に最終のものとしてとられるピークを含む、ある
数の因子のためにわずかに異なることが当該技術
者に理解される。 加熱が完了して後、溶液は、好適には冷却さ
れ、随意には過されて不溶粒子を除去する。冷
却及び過工程は決定的ではなく、これらの工程
を実施する適当な方法及び手段は、当該技術者に
明らかである。一般に、冷却は、変換反応を完了
し、そして不溶粉の生成を止め、かつ更に所望の
処理を可能にするためにのみ必要である。過
は、不溶物を除去することが望ましいと考えられ
る場合にのみ必要とされる。 本発明の向上した活性の塩基性塩化アルミニウ
ムは、なかんずく希水溶液を含む、防汗処方の常
用の形態のいずれにおいても使用することができ
るが、輸送、貯蔵及び後の取扱いの目的で固形物
になるまで塩基性塩化アルミニウム溶液を乾燥す
ることが一般に好適である。溶液を噴霧乾燥機中
乾燥することが特に好適である。過工程が省略
される場合には、冷却工程も省略するか又は、生
成物が固形物になるまで噴霧乾燥される場合に
は、噴霧乾燥機に対する適当な入口温度に溶液の
温度を単に調節するように修飾されてよい。 噴霧乾燥は、防汗技術者に周知であり、特定の
噴霧乾燥条件は、所望の粒子径、所望の乾燥度及
び粒子の形態のような因子に依存する。 勿論、外気トレー乾燥、オーブン乾燥、真空又
は凍結乾燥のような他の乾燥手段を使用して最終
生成物を形成させてよいことは当該技術者に明ら
かであり、溶液が過乾燥されて、過剰量の不溶粒
子を形成するか、又は塩基性塩化アルミニウムの
防汗活性が劣化しないかぎり、乾燥の方法は、本
発明に対して決定的ではない。乾燥後、固体粒子
は、ふるいにかけるか、粉砕するか、又はその他
分類して所望の粒子径範囲の粉末を形成させてよ
い。 得られた本発明の塩基性塩化アルミニウム固形
物は、溶液(水性、非水性又はアルコール性)、
エアロゾル、粉末、ステイツク、ロール−オン、
ゲル、クリーム等のような常用の種々の防汗剤の
形態中に配合することができ、それらは、溶媒、
皮膚軟化剤、プロペラント、香料等のような種々
の非毒性、皮膚使用可能な部分を含有していてよ
い。本発明の塩基性塩化アルミニウムは、未処理
塩基性塩化アルミニウムのすぐれた水溶性を保持
し、又特に米国特許3904741の方法と同様、遊離
及び配位型の水の含量が注意深くコントロールさ
れる場合には、ある程度のアルコール溶解度を有
している。 次の特定の限定しない実施例を参照して、本発
明を更に詳細に説明する。 例 温度コントローラーつき2リツトルのベンチモ
デル4522号パル撹拌型反応器に50%「クロルヒド
ロール」溶液を仕込んだ。この溶液をゆるやかな
速度で撹拌し、1時間にわたつて40psigの圧力
(140℃)に加熱した。次にこの溶液を7時間この
温度に保ち、次いで45分間にわたつて90℃に冷却
し、その点において反応器を大気に通気し、開放
した。反応器の内容物を取り出し、吸引過によ
つて不溶物を別した。 冷却した溶液の試料を10重量%の固形物の濃度
まで希釈し、上述したGPC操作を使用してクロ
マトグラムを実施した。クロマトグラムは、0.76
の相対滞留時間においてその先端をもつ単一の主
ピークを示し、主ピークの面積は、塩基性塩化ア
ルミニウム種の82.7%がこのピーク内にあること
を示した。 例 200mlの内容量をもつウイートン400加圧ビンに
50%「クロルヒドロール」100mlに入れた。上端
をクランプで閉じ、160℃に加熱されたブルーM
エレクトリツク・カンパニーの強制ドラフトオー
ブンに入れた。ビンと内容物とが160℃の温度に
達するのに約1時間を要し、溶液を2時間この温
度に保ち、その後オーブンから取り出し、開放す
る前フード中放冷した。 例におけるようにクロマトグラムを実施し
た;クロマトグラムは、0.75の相対滞留時間にお
いてピークの先端をもつ単一の主ピークを示し
た;そしてこの種の83.1%は、ピーク内にあるこ
とが示された。 例 プラント生産において、50%「クロルヒドロー
ル」22000ポンドを2000ガロンのガラス内張り反
応器に仕込み、それを密閉し、中程度の撹拌下
145℃(45psig)に5時間にわたつて加熱した。
この溶液を6時間この温度に保ち、次に水ジヤケ
ツトによつて3時間にわたつて約40〜50℃に冷却
した。次にこの溶液を大型プレート及びフレーム
フイルタープレスを通して温時過して不溶物を
除去した。過した溶液を噴霧乾燥機中乾燥して
粉末を得た。 10%水溶液につくつたこの粉末の試料を上の例
におけるようにクロマトグラフ処理した。クロ
マトグラムは、0.78の相対滞留時間においてその
先端をもつ単一主ピーク、並びにこの種の79.5%
をピーク内に示した。 本発明の向上した効率のクロル水和アルミニウ
ム(EEACH)の防汗効果を、先行技述の常用ク
ロル水和アルミニウム(ACH)標準と比較して
評価するために、次の試料について独立の主体に
よつて防汗効率試験を行なつた。 試料AないしFは、示される重量%の活性成分
(ACH又はEEACH)を、75重量%のプロペラン
ト(80%イソブタン/20%プロパン)、0.8重量%
のSDA−40、0.8重量%のベントン38、並びに残
余のミリスチン酸イソプロピルと共に含有するエ
アロゾル処方物であつた。試料G及びHは、脱イ
オン水を用いて活性成分を希釈又は溶解すること
によつて製造された水溶液であつた。活性成分は
次のとおり製造された: 試料Aは、50重量%「クロルヒドロール」溶液
を噴霧乾燥することによつて得られたミクロ微粉
末であつた; 試料B,C,D及びHは、上の例におけるよ
うに生産バツチ中製造された。ただし、溶液は、
140℃において8時間この温度に保たれた; 試料Eは、溶液を噴霧乾燥する前に過しなか
つたことの外は、試料B,C,D及びHと同様に
して製造された; 試料Fは、例中記載されたのと同様にパイロ
ツトプラント反応器中製造された。ただし、溶液
は、140℃において5時間保たれた;そして 試料Gは、脱イオン水で15重量%の固形物まで
希釈された50重量%固形物の「クロルヒドロー
ル」溶液であつた。 試験は、腋窩適用により、試験No.1において89
名の女子パネリストに、試験No.2において162名
の女子パネリストに対して行なわれ、彼らは、試
験中及びその前ある期間防汗材料の使用を控え
た。試料の適用は、各パネリストの1方の腋窩の
4×6インチの区域をカバーするように行なわ
れ、他方の腋窩を未処理のコントロールとして用
いた。溶液の試料の場合には、適用は、溶液中あ
らかじめ飽和させた綿球を用いて溶液0.5c.c.を適
用することよりなり、一方エアロゾル試料は、約
6インチの距離から、あらかじめ目盛をきめて、
2秒(試験No.1)又は2.5秒(試験No.2)の噴霧
を使用して適用された。 発汗は、約100〓、約35%の相対湿度に保たれ
た室の中にパネリストを坐らせることによつて誘
導された。汗の採取は、重さをはかつたウエブリ
ルパツドを腋窩に対しておくことによつて行なわ
れた。 試料の適用及び汗の採取は、各週の間次のスケ
ジユールに従つて行なわれた:コントロールとし
て、第1日には試料の適用は行なわず、汗の採取
を行なつてベースラインをきめた。第2日に最初
の試料の適用を行なつた。第3及び4日に第2及
び第3の適用を行ない、次いで1時間汗を採取し
た。第4の適用は、1時間待つて後第4日に行な
われ、次に第5日に汗を採取した(第4の適用後
22時間)。 すべての場合、発汗比は、試験腋窩から集めら
れた汗の量をコントロール腋窩から得られたもの
で割ることによつて計算され、平均汗減少比%を
計算した。試験材料の第2,第3及び第4の適用
後に観察された発汗の減少%を表に示す。これ
らの値の95%信頼限界は省略されているが、約6
〜15%の範囲である。生成物の間の差の有意水準
(第4の適用を基にした)は、最小有意差テスト
を使用して計算された。試料BないしFを試料A
と比較し、試料Hを試料Gと比較した。試料Dに
ついて試験の有効性は、この試料で経験された処
方の問題のため疑問である。
【表】
これらの試験から、本発明の向上した効率の塩
基性塩化アルミニウム化合物は、炭化水素エアロ
ゾル処方において常用の塩基性塩化アルミニウム
標準より約30〜50%効率がよいと結論してよい。
本発明の10%エアロゾル処方は、標準塩基性塩化
アルミニウムの15%水溶液と効率が等しい。本発
明の15%溶液は、標準塩基性塩化アルミニウム15
%溶液より効率がよい。 本発明の広い発明の精神から離れることなく、
本発明の上述した実施態様を変化させてよいこと
が当該技術熟練者によつて認められる。従つて、
本発明は、開示されている特定の実施態様に限定
されず、特許請求の範囲によつて定められる本発
明の範囲及び精神の中にあるすべての修飾を包含
するものであると理解される。
基性塩化アルミニウム化合物は、炭化水素エアロ
ゾル処方において常用の塩基性塩化アルミニウム
標準より約30〜50%効率がよいと結論してよい。
本発明の10%エアロゾル処方は、標準塩基性塩化
アルミニウムの15%水溶液と効率が等しい。本発
明の15%溶液は、標準塩基性塩化アルミニウム15
%溶液より効率がよい。 本発明の広い発明の精神から離れることなく、
本発明の上述した実施態様を変化させてよいこと
が当該技術熟練者によつて認められる。従つて、
本発明は、開示されている特定の実施態様に限定
されず、特許請求の範囲によつて定められる本発
明の範囲及び精神の中にあるすべての修飾を包含
するものであると理解される。
第1A図は、GPC操作を使用する、未処理の
クロル水和アルミニウム(ACH)の50%重量%
(固定物)溶液の試料の典型的なサイズ排除クロ
マトグラムである。第1B図は、第1A図と同じ
GPC操作を使用する、本発明によつてつくられ
た向上した効率のクロル水和アルミニウム
(EEACH)の試料の典型的なサイズ排除クロマ
トグラムである。第1C図は、第1A及び1B図
の複合図である。
クロル水和アルミニウム(ACH)の50%重量%
(固定物)溶液の試料の典型的なサイズ排除クロ
マトグラムである。第1B図は、第1A図と同じ
GPC操作を使用する、本発明によつてつくられ
た向上した効率のクロル水和アルミニウム
(EEACH)の試料の典型的なサイズ排除クロマ
トグラムである。第1C図は、第1A及び1B図
の複合図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 40〜50重量%の2/3〜5/6塩基性塩化アルミニ
ウムを含有する水溶液を得、密閉容器中1〜12時
間少なくとも130℃の温度に該溶液を加熱し(加
熱時間は温度に反比例する)、そして得られた生
成物を冷却することを特徴とする効率が向上した
防汗活性を有する2/3〜5/6塩基性塩化アルミニウ
ムの製法。 2 生成物を噴霧乾燥によつて乾燥して固体にす
る特許請求の範囲第1項記載の方法。 3 溶液が50重量%の塩基性塩化アルミニウムを
含有する特許請求の範囲第1項又は2項記載の方
法。 4 塩基性塩化アルミニウムが1/1〜2.1/1の
Al/Cl比を有する特許請求の範囲第1〜3項の
いずれか記載の方法。 5 塩基性塩化アルミニウムが1.9/1〜2.1/1
のAl/Cl比を有する特許請求の範囲第4項記載
の方法。 6 溶液が130〜160℃の温度に加熱される特許請
求の範囲第1〜5項のいずれか記載の方法。 7 溶液が140〜150℃の温度に加熱される特許請
求の範囲第6項記載の方法。 8 溶液が5〜8時間加熱される特許請求の範囲
第7項記載の方法。 9 溶液が140℃の温度に7〜8時間加熱される
特許請求の範囲第7項記載の方法。 10 容器が溶液の蒸気圧によつて加圧される特
許請求の範囲第1〜9項のいずれか記載の方法。 11 0.75〜0.79のその先端において相対滞留時
間をもつ単一主ピークを有するサイズ排除クロマ
トグラフイーを特徴とする、向上防汗効率を有す
る5/6塩基性塩化アルミニウム。 12 ピーク下の面積が、アルミニウム含有種の
少なくとも60%はピークによつて表わされる画分
内にあることを示す特許請求の範囲第11項記載
の塩基性塩化アルミニウム。 13 全体が包含される種の面積の少なくとも75
%が主ピークの下にある特許請求の範囲第12項
記載の塩基性塩化アルミニウム。 14 40〜50重量%の2/3〜5/6塩基性塩化アルミ
ニウムを含有する水溶液を得、密閉容器中1〜12
時間少なくとも130℃の温度に該溶液を加熱し
(加熱時間は温度に反比例する)、そして得られた
生成物を冷却することによつて得られた2/3〜5/6
塩基性塩化アルミニウムの有効量及び非毒性皮膚
使用可能な担体よりなる防汗組成物。 15 0.75〜0.79のその先端において相対滞留時
間をもつ単一主ピークを有するサイズ排除クロマ
トグラフイーを特徴とする5/6塩基性塩化アルミ
ニウムを含有する防汗組成物。 16 40〜50重量%の2/3〜5/6塩基性塩化アルミ
ニウムを含有する水溶液を得、密閉容器中1〜12
時間少なくとも130℃の温度に該溶液を加熱し
(加熱時間は温度に反比例する)、そして得られた
生成物を冷却することによつて得られた2/3〜5/6
塩基性塩化アルミニウムの有効量をヒトの腋窩に
適用することよりなる発汗防止法。 17 0.75〜0.79のその先端において相対滞留時
間をもつ単一主ピークを有するサイズ排除クロマ
トグラフイーを特徴とする5/6塩基性塩化アルミ
ニウムの有効量をヒトの腋窩に適用することより
なる発汗防止法。
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