JPH03275200A - 有機性汚泥の濃縮脱水方法 - Google Patents
有機性汚泥の濃縮脱水方法Info
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- JPH03275200A JPH03275200A JP2076403A JP7640390A JPH03275200A JP H03275200 A JPH03275200 A JP H03275200A JP 2076403 A JP2076403 A JP 2076403A JP 7640390 A JP7640390 A JP 7640390A JP H03275200 A JPH03275200 A JP H03275200A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は有機性汚泥の濃縮脱水方法、特に下水汚泥の
重力分離による濃縮脱水方法に関するものである。
重力分離による濃縮脱水方法に関するものである。
下水処理において、発生する汚泥を処理する際には、余
剰活性汚泥を最初沈殿池に戻して混合生汚泥として、あ
るいは余剰活性汚泥と最初沈殿池汚泥の混合汚泥として
、重力分離により濃縮されるのが一般的である。近年の
汚泥の有機分の増加に伴い汚泥の濃縮性が低下しており
、濃縮汚泥の固形物濃度が2%程度にしか濃縮していな
い処理場が多い。特に夏季においては、汚泥の腐敗によ
る浮上が激しく、汚泥の重力分離による濃縮は困難であ
る。汚泥の濃縮性が低いと後工程における脱水、消化等
の効率が低下するほか、濃縮工程における固形物回収率
が低下するため、固形分濃度の高い分離液を水処理工程
で処理する必要があり、このため水処理工程へ悪影響を
及ぼすという弊害がある。
剰活性汚泥を最初沈殿池に戻して混合生汚泥として、あ
るいは余剰活性汚泥と最初沈殿池汚泥の混合汚泥として
、重力分離により濃縮されるのが一般的である。近年の
汚泥の有機分の増加に伴い汚泥の濃縮性が低下しており
、濃縮汚泥の固形物濃度が2%程度にしか濃縮していな
い処理場が多い。特に夏季においては、汚泥の腐敗によ
る浮上が激しく、汚泥の重力分離による濃縮は困難であ
る。汚泥の濃縮性が低いと後工程における脱水、消化等
の効率が低下するほか、濃縮工程における固形物回収率
が低下するため、固形分濃度の高い分離液を水処理工程
で処理する必要があり、このため水処理工程へ悪影響を
及ぼすという弊害がある。
このような問題を解決するために、被濃縮汚泥に酸、ア
ルカリ、あるいは塩素剤を加えることにより、汚泥の濃
縮度を高める方法(下水・廃水処理ガイドブック、昭和
49年、環境技術研究会発行、第395頁)、酸化剤を
加えたのち脱気処理を行う方法(特開昭62−1972
00号)などの薬剤を添加する方法や、被濃縮汚泥を希
釈したのち濃縮する方法(下水汚泥処理プロセスの管理
指針(案)、昭和59年、日本下水道事業団発行、第3
5頁)などが提案されている。
ルカリ、あるいは塩素剤を加えることにより、汚泥の濃
縮度を高める方法(下水・廃水処理ガイドブック、昭和
49年、環境技術研究会発行、第395頁)、酸化剤を
加えたのち脱気処理を行う方法(特開昭62−1972
00号)などの薬剤を添加する方法や、被濃縮汚泥を希
釈したのち濃縮する方法(下水汚泥処理プロセスの管理
指針(案)、昭和59年、日本下水道事業団発行、第3
5頁)などが提案されている。
しかしながら、これらの方法は十分に汚泥の濃縮性を改
善できなかったり、あるいは新たに薬剤や設備の追加、
管理が必要となるなどの問題点がある。
善できなかったり、あるいは新たに薬剤や設備の追加、
管理が必要となるなどの問題点がある。
一方、汚泥を脱水することにより得られる脱水分離液を
水処理工程から発生する汚泥と混合する方法が提案され
ているが(特公昭53−32191号および特公昭63
−45279号)、いずれも有機性高分子凝集剤を添加
して脱水する際に得られる脱水分離液を用い、脱水分離
液中の残留ポリマーを回収または有効利用するものであ
り、希釈効果以上の効果は期待できず、逆に残留ポリマ
ーの影響により汚泥が浮上しやすいなどの問題点がある
。
水処理工程から発生する汚泥と混合する方法が提案され
ているが(特公昭53−32191号および特公昭63
−45279号)、いずれも有機性高分子凝集剤を添加
して脱水する際に得られる脱水分離液を用い、脱水分離
液中の残留ポリマーを回収または有効利用するものであ
り、希釈効果以上の効果は期待できず、逆に残留ポリマ
ーの影響により汚泥が浮上しやすいなどの問題点がある
。
この発明の目的は、上記のような問題点を解決するため
、汚泥の濃縮性を改善し、濃縮時の汚泥の腐敗や浮上を
防止するとともに、濃縮汚泥の汚泥濃度を高くして脱水
、消化等の後工程の効率を高くすることができ、さらに
分離液の清澄度を高くして水処理工程の負荷を軽減でき
、かつ重力分離時の分離界面を安定化して濃縮工程を安
定して行うことができる有機性汚泥の濃縮脱水方法を提
案することである。
、汚泥の濃縮性を改善し、濃縮時の汚泥の腐敗や浮上を
防止するとともに、濃縮汚泥の汚泥濃度を高くして脱水
、消化等の後工程の効率を高くすることができ、さらに
分離液の清澄度を高くして水処理工程の負荷を軽減でき
、かつ重力分離時の分離界面を安定化して濃縮工程を安
定して行うことができる有機性汚泥の濃縮脱水方法を提
案することである。
この発明は、有機性の被濃縮汚泥を固液分離槽で重力分
離により濃縮し、この濃縮された汚泥に鉄塩および消石
灰を添加したのち脱水して脱水ケーキと脱水分離液とに
分離する有機性汚泥の濃縮脱水方法であって、前記脱水
分離液の一部または全部を前記被濃縮汚泥に混合するこ
とを特徴とする有機性汚泥の濃縮脱水方法である。
離により濃縮し、この濃縮された汚泥に鉄塩および消石
灰を添加したのち脱水して脱水ケーキと脱水分離液とに
分離する有機性汚泥の濃縮脱水方法であって、前記脱水
分離液の一部または全部を前記被濃縮汚泥に混合するこ
とを特徴とする有機性汚泥の濃縮脱水方法である。
本発明において濃縮の対象とする被濃縮汚泥は、3−
有機物を含む有機性汚泥であり、例えば下水の最初沈殿
池汚泥、余剰活性汚泥、またはこれらの混合汚泥があげ
られる。
池汚泥、余剰活性汚泥、またはこれらの混合汚泥があげ
られる。
濃縮汚泥に添加する鉄塩としては、塩化第一鉄、塩化第
二鉄、硫酸第一鉄、硫酸第二鉄、塩化コツバラスなどが
あげられるが、塩化第二鉄が好ましい。
二鉄、硫酸第一鉄、硫酸第二鉄、塩化コツバラスなどが
あげられるが、塩化第二鉄が好ましい。
以下、本発明を図面により説明する。第1図は実施態様
の一例を示す系統図であり、下水処理の例を示している
。図において、Aは水処理工程、Bは濃縮工程、Cは脱
水工程である。
の一例を示す系統図であり、下水処理の例を示している
。図において、Aは水処理工程、Bは濃縮工程、Cは脱
水工程である。
水処理工程Aでは、下水等の被処理水1は、最初沈殿池
2において固液分離し、分離液3は曝気槽4において返
送活性汚泥5と混合して曝気する。
2において固液分離し、分離液3は曝気槽4において返
送活性汚泥5と混合して曝気する。
曝気液6は最終沈殿池7で固液分離し、分離液3は処理
水8として放流する。最終沈殿池7の分離汚泥9は一部
を返送活性汚泥5として曝気槽4に返送し、残部を余剰
活性汚泥10として最初沈殿池2に返送し、ここで被処
理水1と混合して沈降分離する。
水8として放流する。最終沈殿池7の分離汚泥9は一部
を返送活性汚泥5として曝気槽4に返送し、残部を余剰
活性汚泥10として最初沈殿池2に返送し、ここで被処
理水1と混合して沈降分離する。
最初沈殿池2で分離した汚泥は混合生汚泥として本発明
の被濃縮汚泥11として、濃縮工程Bの固液分離槽12
に導入する。余剰活性汚泥10のみを被濃縮汚泥11a
とするとき、あるいは最初沈殿池汚泥と余剰活性汚泥の
混合汚泥を被濃縮汚泥とするときは、余剰活性汚泥10
を最初沈殿池2に戻すことなく、直接固液分離槽12に
導入する。濃縮工程Bでは、固液分離槽12に被濃縮汚
泥11(および/またはIla・・・以下同様)と脱水
工程Cの脱水分離液13を導入し、混合した状態で重力
分離により濃縮する。固液分離槽12の濃縮汚泥14は
脱水工程Cに送り、濃縮分離液15は被処理水工ととも
に最初沈殿池2に送る。
の被濃縮汚泥11として、濃縮工程Bの固液分離槽12
に導入する。余剰活性汚泥10のみを被濃縮汚泥11a
とするとき、あるいは最初沈殿池汚泥と余剰活性汚泥の
混合汚泥を被濃縮汚泥とするときは、余剰活性汚泥10
を最初沈殿池2に戻すことなく、直接固液分離槽12に
導入する。濃縮工程Bでは、固液分離槽12に被濃縮汚
泥11(および/またはIla・・・以下同様)と脱水
工程Cの脱水分離液13を導入し、混合した状態で重力
分離により濃縮する。固液分離槽12の濃縮汚泥14は
脱水工程Cに送り、濃縮分離液15は被処理水工ととも
に最初沈殿池2に送る。
脱水工程Cでは、濃縮汚泥14に鉄塩16を加えて混和
槽17で混和し、さらに消石灰18を加えて混和槽19
で混和して反応させる。これにより汚泥の固形分は凝集
して、易脱水性のフロックが生成するが、この段階で有
機高分子凝集剤を添加してもよい。有機高分子凝集剤と
しては、カチオン性、アニオン性、ノニオン性、両性の
いずれのものでもよい。鉄塩16の添加量はFeとして
3〜15%/SS、好ましくは6〜10%/SS程度、
消石灰の添加量は反応液がpH10以上、好ましくは1
1以上となる量とする。反応液20は脱水機21におい
て機械脱水し、脱水ケーキ22を消化、堆肥化、焼却等
の後処理に供し、脱水分離液13は濃縮工程Bに返送す
る。脱水機21としては真空脱水機、加圧脱水機等の機
械脱水を行うものが使用される。
槽17で混和し、さらに消石灰18を加えて混和槽19
で混和して反応させる。これにより汚泥の固形分は凝集
して、易脱水性のフロックが生成するが、この段階で有
機高分子凝集剤を添加してもよい。有機高分子凝集剤と
しては、カチオン性、アニオン性、ノニオン性、両性の
いずれのものでもよい。鉄塩16の添加量はFeとして
3〜15%/SS、好ましくは6〜10%/SS程度、
消石灰の添加量は反応液がpH10以上、好ましくは1
1以上となる量とする。反応液20は脱水機21におい
て機械脱水し、脱水ケーキ22を消化、堆肥化、焼却等
の後処理に供し、脱水分離液13は濃縮工程Bに返送す
る。脱水機21としては真空脱水機、加圧脱水機等の機
械脱水を行うものが使用される。
濃縮工程Bにおいて、被濃縮汚泥11に混合される脱水
分離液13は、濃縮汚泥14に鉄塩16および消石灰1
8を添加して脱水したときに分離する脱水分離液13で
あり、脱水機21の濾過面等を洗浄した洗浄液などが混
入していてもよい。被濃縮汚泥11と脱水分離液13と
は、固液分離槽12に入るまでに混合されればよく、別
に混和槽等の混和手段を設けてもよいが、両者を同時に
固液分離槽12に導入して混合してもよい。被濃縮汚泥
11と脱水分離液13の混合割合は特に限定されず、発
生する脱水分離液13の一部または全部を混合すること
ができ、殻内には被濃縮汚泥11に対して脱水分離液1
3を10〜200容量%混合するのが好ましい。
分離液13は、濃縮汚泥14に鉄塩16および消石灰1
8を添加して脱水したときに分離する脱水分離液13で
あり、脱水機21の濾過面等を洗浄した洗浄液などが混
入していてもよい。被濃縮汚泥11と脱水分離液13と
は、固液分離槽12に入るまでに混合されればよく、別
に混和槽等の混和手段を設けてもよいが、両者を同時に
固液分離槽12に導入して混合してもよい。被濃縮汚泥
11と脱水分離液13の混合割合は特に限定されず、発
生する脱水分離液13の一部または全部を混合すること
ができ、殻内には被濃縮汚泥11に対して脱水分離液1
3を10〜200容量%混合するのが好ましい。
従来、脱水分離液13は水処理工程Aの最初沈殿池2ま
たは曝気槽4に返送されていたが、本発明では濃縮工程
Bに返送して、被濃縮汚泥11と混合して重力分離を行
うことにより、汚泥の濃縮性を改善する。
たは曝気槽4に返送されていたが、本発明では濃縮工程
Bに返送して、被濃縮汚泥11と混合して重力分離を行
うことにより、汚泥の濃縮性を改善する。
有機性汚泥の濃縮性が悪化する原因の−っとして、腐敗
により発生する炭酸ガスが汚泥粒子に付着して汚泥の比
重を小さくし、最終的に汚泥を浮上させることがあげら
れる。このような有機性汚泥に塩化第二鉄等の鉄塩と消
石灰を添加して調質したのち脱水することにより得られ
る脱水分離液は、一般にpH11以上のアルカリ性でC
aイオンが数百mgIQ含まれている。この脱水分離液
を被濃縮汚泥と混合すると、汚泥のpHが上昇し、炭酸
ガスが汚泥中に溶解して浮上が防止されるとともに、C
aイオンと反応して炭酸カルシウムが形成され、より安
定化する。形成された炭酸カルシウムは、汚泥の比重を
大きくする重量剤としての作用も兼ねる。
により発生する炭酸ガスが汚泥粒子に付着して汚泥の比
重を小さくし、最終的に汚泥を浮上させることがあげら
れる。このような有機性汚泥に塩化第二鉄等の鉄塩と消
石灰を添加して調質したのち脱水することにより得られ
る脱水分離液は、一般にpH11以上のアルカリ性でC
aイオンが数百mgIQ含まれている。この脱水分離液
を被濃縮汚泥と混合すると、汚泥のpHが上昇し、炭酸
ガスが汚泥中に溶解して浮上が防止されるとともに、C
aイオンと反応して炭酸カルシウムが形成され、より安
定化する。形成された炭酸カルシウムは、汚泥の比重を
大きくする重量剤としての作用も兼ねる。
また、脱水分離液は多量の水を含んでいるため、被濃縮
汚泥と混合すると、いわゆる希釈の効果が発揮される。
汚泥と混合すると、いわゆる希釈の効果が発揮される。
希釈の効果は汚泥中のガス抜きと汚泥界面の安定化が主
であるが、脱水分離液を用いることにより、前記のアル
カリとCaイオンの効果が組合わされた相乗効果が得ら
れ、汚泥の濃縮性が大幅に改善され、汚泥の腐敗や浮上
は防止される。
であるが、脱水分離液を用いることにより、前記のアル
カリとCaイオンの効果が組合わされた相乗効果が得ら
れ、汚泥の濃縮性が大幅に改善され、汚泥の腐敗や浮上
は防止される。
そして、濃縮性の向上により、濃縮汚泥濃度が増加して
、脱水等の後工程の効率が向上するだけでなく、固液分
離槽12における汚泥界面が安定化し、これにより重力
分離による濃縮を安定して行うことが可能となり、さら
に濃縮分離液15の清澄性も向上し、水処理工程Aへの
負荷が低減する。
、脱水等の後工程の効率が向上するだけでなく、固液分
離槽12における汚泥界面が安定化し、これにより重力
分離による濃縮を安定して行うことが可能となり、さら
に濃縮分離液15の清澄性も向上し、水処理工程Aへの
負荷が低減する。
本発明では、従来最初沈殿池手前に返送されていた脱水
分離液13のラインを、濃縮工程Bに返送するように変
更するだけで、上記のように汚泥の濃縮性を改善するこ
とができる。
分離液13のラインを、濃縮工程Bに返送するように変
更するだけで、上記のように汚泥の濃縮性を改善するこ
とができる。
次に、本発明の実施例および比較例について説明する。
各実施例および比較例において、%は特に指示がない限
り、重量%である。また使用した被濃縮汚泥11は最初
沈殿池2から排出される混合生汚泥であり、その汚泥性
状はPH6,2、SS 1.18%、VSS/SS 7
6.2%、繊維/SS 4.5%である。
り、重量%である。また使用した被濃縮汚泥11は最初
沈殿池2から排出される混合生汚泥であり、その汚泥性
状はPH6,2、SS 1.18%、VSS/SS 7
6.2%、繊維/SS 4.5%である。
実施例工、2
被濃縮汚泥1■に下記の脱水分離液13 (脱水分離液
aとする)を33容量%(実施例1)または50容量%
(実施例2)となるように混合して試料を調製した。
aとする)を33容量%(実施例1)または50容量%
(実施例2)となるように混合して試料を調製した。
脱水分離液aの性状は、pH12,4、Caイオン82
1mg#I、溶解性鉄0.1mg/Qである。この脱水
分離液aは、濃縮工程Bを経由した濃縮汚泥14を脱水
工程Cにおいて加圧脱水型の脱水機21で脱水すること
により得られた脱水分離液13である。すなわち、混合
生汚泥からなる被濃縮汚泥11を重力分離により濃縮し
た固形物濃度(SS)1.5〜1.8%の濃縮汚泥14
に対し、鉄塩16として塩化第二鉄約40%/SSおよ
び消石灰18約30%/SSを添加して調質したのち、
横型濾布走行式両面濾過タイプの加圧脱水型の脱水機2
1で脱水して、含水率65〜70%の脱水ケーキ22を
排出し、脱水分離液13として脱水濾液と濾布洗浄液を
混合したものである。
1mg#I、溶解性鉄0.1mg/Qである。この脱水
分離液aは、濃縮工程Bを経由した濃縮汚泥14を脱水
工程Cにおいて加圧脱水型の脱水機21で脱水すること
により得られた脱水分離液13である。すなわち、混合
生汚泥からなる被濃縮汚泥11を重力分離により濃縮し
た固形物濃度(SS)1.5〜1.8%の濃縮汚泥14
に対し、鉄塩16として塩化第二鉄約40%/SSおよ
び消石灰18約30%/SSを添加して調質したのち、
横型濾布走行式両面濾過タイプの加圧脱水型の脱水機2
1で脱水して、含水率65〜70%の脱水ケーキ22を
排出し、脱水分離液13として脱水濾液と濾布洗浄液を
混合したものである。
比較例1〜3
実施例1.2で混合した脱水分離液aの代わりに、何も
混合しない場合(比較例1)、水道水を50容量%混合
した場合(比較例2)、濃縮汚泥14に鉄塩16および
消石灰18を添加しないで、有機高分子凝集剤を添加し
て調質、脱水した脱水分離液13(脱水分離液すとする
)を50容量%混合した場合(比較例3)について同様
に試料を調製した。
混合しない場合(比較例1)、水道水を50容量%混合
した場合(比較例2)、濃縮汚泥14に鉄塩16および
消石灰18を添加しないで、有機高分子凝集剤を添加し
て調質、脱水した脱水分離液13(脱水分離液すとする
)を50容量%混合した場合(比較例3)について同様
に試料を調製した。
沈降濃縮試験
実施例1〜2、比較例1〜3の試料1QをIQのメスシ
リンダに採り、このメスシリンダを5往復転倒して撹拌
を行い、静置した時刻を沈降開始時間として、一定の経
過時間毎にそれぞれのメスシリンダのスラッジボリュー
ムを記録し、汚泥の沈降状態を比較した。温度条件は室
温で実施した。
リンダに採り、このメスシリンダを5往復転倒して撹拌
を行い、静置した時刻を沈降開始時間として、一定の経
過時間毎にそれぞれのメスシリンダのスラッジボリュー
ムを記録し、汚泥の沈降状態を比較した。温度条件は室
温で実施した。
結果を表1に示す。
以上の結果、比較例1の混合生汚泥単独では、分離界面
は形成されるもののほとんど濃縮せず、3時間程度で浮
上による濃縮阻害が観察された。
は形成されるもののほとんど濃縮せず、3時間程度で浮
上による濃縮阻害が観察された。
比較例2の水道水を50容量%混合した例、および比較
例3の有機高分子凝集剤を用いた脱水分離液すを50%
容量混合した例では、分離界面が明瞭になり、濃縮が進
行しているが、24時間後には両者とも水面に汚泥が浮
上し、濃縮が阻害された。
例3の有機高分子凝集剤を用いた脱水分離液すを50%
容量混合した例では、分離界面が明瞭になり、濃縮が進
行しているが、24時間後には両者とも水面に汚泥が浮
上し、濃縮が阻害された。
一方、実施例1.2においては、濃縮性は非常に良好で
、浮上による濃縮阻害も観察されない。
、浮上による濃縮阻害も観察されない。
特に実施例2の鉄塩16と消石灰18を用いた脱水分離
液aによる50容量%混合では24時間後に汚泥の1.
5倍の濃縮汚泥濃度が達成できた。
液aによる50容量%混合では24時間後に汚泥の1.
5倍の濃縮汚泥濃度が達成できた。
迭上抜象
実施例2および比較例1〜3の試料↓氾をIQのメスシ
リンダに採り、5往復転倒撹拌後、恒温条件(25℃)
に放置したメスシリンダ中の汚泥の浮上時間を測定した
。結果を表2に示す。
リンダに採り、5往復転倒撹拌後、恒温条件(25℃)
に放置したメスシリンダ中の汚泥の浮上時間を測定した
。結果を表2に示す。
表2
(容量%)
以上の結果、比較例1の混合生汚泥単独では開始後4.
7時間で汚泥が浮上したのに対し、比較例2、比較例3
の水道水または脱水分離液すを50容量%混合した場合
には、浮上時間の延長が可能であったが、10〜12時
間程度である。一方実流調2においては、同様の50容
量%混合であっても、浮上時間が20時間以上と大幅に
改善されている。
7時間で汚泥が浮上したのに対し、比較例2、比較例3
の水道水または脱水分離液すを50容量%混合した場合
には、浮上時間の延長が可能であったが、10〜12時
間程度である。一方実流調2においては、同様の50容
量%混合であっても、浮上時間が20時間以上と大幅に
改善されている。
本発明によれば、有機性汚泥に鉄塩および消石灰を添加
して脱水した脱水分離液の一部または全部を被濃縮汚泥
に混合するようにしたので、汚泥の濃縮性を改善でき、
濃縮時の汚泥の腐敗や浮上を防止するとともに、濃縮汚
泥の汚泥濃度を高くして脱水、消化等の後工程の効率を
高くすることができ、さらに分離液の清澄度を高くして
水処理工程の負荷を軽減でき、かつ重力分離時の分離界
面を安定化して濃縮工程を安定して行うことが可能であ
る。
して脱水した脱水分離液の一部または全部を被濃縮汚泥
に混合するようにしたので、汚泥の濃縮性を改善でき、
濃縮時の汚泥の腐敗や浮上を防止するとともに、濃縮汚
泥の汚泥濃度を高くして脱水、消化等の後工程の効率を
高くすることができ、さらに分離液の清澄度を高くして
水処理工程の負荷を軽減でき、かつ重力分離時の分離界
面を安定化して濃縮工程を安定して行うことが可能であ
る。
第工図は本発明の実施態様を示す系統図である。
A・・・水処理工程、B・・・濃縮工程、C・・・脱水
工程、1・・・被処理水、2・・・最初沈殿池、4・・
・曝気槽、7・・・最終沈殿池、8・・処理水、11・
・・被濃縮汚泥、12固液分離槽、13・脱水分離液、
14・・・濃縮汚泥、16・・・鉄塩、17.19・・
混和槽、18・・・消石灰、21・・・脱水機。
工程、1・・・被処理水、2・・・最初沈殿池、4・・
・曝気槽、7・・・最終沈殿池、8・・処理水、11・
・・被濃縮汚泥、12固液分離槽、13・脱水分離液、
14・・・濃縮汚泥、16・・・鉄塩、17.19・・
混和槽、18・・・消石灰、21・・・脱水機。
Claims (3)
- (1)有機性の被濃縮汚泥を固液分離槽で重力分離によ
り濃縮し、この濃縮された汚泥に鉄塩および消石灰を添
加したのち脱水して脱水ケーキと脱水分離液とに分離す
る有機性汚泥の濃縮脱水方法であって、前記脱水分離液
の一部または全部を前記被濃縮汚泥に混合することを特
徴とする有機性汚泥の濃縮脱水方法。 - (2)汚泥が下水の最初沈殿池汚泥、余剰活性汚泥また
はこれらの混合汚泥であることを特徴とする請求項(1
)記載の濃縮脱水方法。 - (3)混合する脱水分離液の量が被濃縮汚泥量に対して
10ないし200重量%であることを特徴とする請求項
(1)または(2)記載の濃縮脱水方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2076403A JPH03275200A (ja) | 1990-03-26 | 1990-03-26 | 有機性汚泥の濃縮脱水方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2076403A JPH03275200A (ja) | 1990-03-26 | 1990-03-26 | 有機性汚泥の濃縮脱水方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03275200A true JPH03275200A (ja) | 1991-12-05 |
Family
ID=13604305
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2076403A Pending JPH03275200A (ja) | 1990-03-26 | 1990-03-26 | 有機性汚泥の濃縮脱水方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03275200A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007029801A (ja) * | 2005-07-22 | 2007-02-08 | Nishihara Environment Technology Inc | 固液分離装置および固液分離システム |
| JP2012166117A (ja) * | 2011-02-10 | 2012-09-06 | Kurita Water Ind Ltd | 汚泥脱水方法 |
| JP2013505816A (ja) * | 2009-09-28 | 2013-02-21 | グアンチョウ、ピュデ、エンバイロンメンタル、プロテクション、エキップメント、リミテッド | 下水汚泥の濃縮‐脱水および好気的空気乾燥を統合する方法 |
| CN102976585A (zh) * | 2012-10-13 | 2013-03-20 | 慈溪市锐玛电子有限公司 | 一种污泥脱水干化方法 |
| CN104891773A (zh) * | 2014-03-09 | 2015-09-09 | 赵雪莲 | 适用真空脱水的土水混合物配药方法 |
| JP2023027960A (ja) * | 2021-08-18 | 2023-03-03 | 中国電力株式会社 | 汚泥の処理方法 |
-
1990
- 1990-03-26 JP JP2076403A patent/JPH03275200A/ja active Pending
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|---|---|---|---|---|
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