JPH03275992A - 可変容量型ベーンポンプ - Google Patents

可変容量型ベーンポンプ

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JPH03275992A
JPH03275992A JP7484490A JP7484490A JPH03275992A JP H03275992 A JPH03275992 A JP H03275992A JP 7484490 A JP7484490 A JP 7484490A JP 7484490 A JP7484490 A JP 7484490A JP H03275992 A JPH03275992 A JP H03275992A
Authority
JP
Japan
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cam ring
circumferential surface
pump housing
outer circumferential
sealing member
Prior art date
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Pending
Application number
JP7484490A
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English (en)
Inventor
Toshihiko Yamamoto
敏彦 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Advanced Technologies Co Ltd
Original Assignee
Toyo Advanced Technologies Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyo Advanced Technologies Co Ltd filed Critical Toyo Advanced Technologies Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば自動車の自動変速機のオイル供給用ポ
ンプ等として使用される可変容量型ベーンポンプに関す
るものである。
〔従来の技術〕
従来より、この種の可変容量型ベーンポンプとして、例
えば特開昭55−17696号公報に示すものが知られ
ている。
この従来のポンプは、流体吸入路および流体吐出路を有
するポンプハウジングと、このポンプハウジング内に設
けられたカムリング(リング部材)と、このカムリング
内に設けられて回転駆動されるロータ(回転子〉と、こ
のロータの外周部に半径方向に進退可能に設けられて半
径方向外端が前記カムリングの内周面に摺接する複数枚
のベーン(羽根)とを備えている。
カムリングの外周面とポンプハウジングの内周面とには
互いに対向する半円状の凹部がそれぞれ形成され、これ
ら両凹部間には円柱状の枢支ビンが嵌め込まれて、カム
リングは、その中心がロータの回転軸線に対して偏心可
能となるようにポンプハウジングに枢支ビンを介して揺
動可能に支持されている。また、このカムリングは、カ
ムスプリングのばね力によって偏心量の増加方向に付勢
されている。カムリングの外周面とポンプハウジングの
内周面との間で枢支ビンと略反対側の位電には板状のシ
ール部材が設けられ、このシール部材と枢支ビンとでカ
ムリング外周面とポンプハウジング内周面との間の空間
部分が仕切られて、その仕切られた空間部分にコントロ
ール圧力室が形成されている。このコントロール圧力室
には、流体吐出路から制御弁を介してその流体吐出路の
流体の流量(吐出量)に応じた制御圧が導入されるよう
に構成され、カムリングはその1illilll圧によ
って偏心量の減少方向に付勢されるように構成されてい
る。
そして、この従来のポンプは、上記構成により、ロータ
を回転させることによって、流体を流体吸入路を通して
カムリングの内周面とロータの外周面との間に形成され
たポンプ室に吸入してそのポンプ室から流体吐出路を通
して吐出させることができるようになっている。また、
この従来のポンプは、コントロール圧力室に導入された
制御圧に応じてカムリングの偏心量を変化させることが
でき、このカムリングの偏心量に応じて吐出量を変化さ
せることができるようになっている。
(発明が解決しようとする課題〕 上記のように従来のポンプは、シール部材が板状(四角
柱状)あるいは実公昭63−19597号公報に示され
るようにビン状(円柱状)であったため、シール部材と
カムリング外周面との接触状態およびシール部材とポン
プハウジング内周面との接触状態がほぼ線接触に近い状
態で、シール長さが短く、シール部材のシール性が良く
ないという問題があった。
しかも、カムリング外周面およびポンプハウジング内周
面に対するシール部材の接触部分が小さかったため、そ
の小さな接触部分にカムリングが揺動したときの摺動抵
抗等が集中的に掛かつて、その接触部分が早く摩耗する
等、シール部材の耐久性が低いという問題があった。
以上の事情に鑑みて、本発明は、シール部材のシール効
果および耐久性が高く、しかも、簡単な構造でシール部
材を確実に固定することができる可変容量型ベーンポン
プを提供しようとするものである。
C1題を解決するための手段〕 本発明にかかる可変容量型ベーンポンプは、流体吸入路
および流体吐出路を有するポンプハウジングと、このポ
ンプハウジングの略円柱形の内腔内に設けられたカムリ
ングと、このカムリング内に設けられて回転駆動される
ロータと、このロータの外周部に半径方向に進退可能に
設けられて半径方向外端が前記カムリングの内周面に摺
接する複数枚のベーンとを備え、前記カムリングは、そ
の中心が前記ロータの回転軸線に対して偏心可能となる
ように前記ポンプハウジングに揺動可能に支持され、こ
のカムリングの外周面と前記ポンプハウジングの内周面
との闇で前記カムリングの揺動中心から離れた位置に前
記カムリング外周面とポンプハウジング内周面との闇の
空間部分を仕切るシール部材が設けられており、前記ロ
ータを回転させることによって流体が前記流体吸入路を
通って前記カムリングの内周面とロータの外周面との闇
に形成されたポンプ室に吸入されてそのポンプ室から前
記流体吐出路を通って吐出されるとともに、前記カムリ
ングの偏心量に応じて前記流体吐出路からの流体の吐出
量が変化するように構成された可変容量型ベーンポンプ
において、前記カムリング外周面の前記カムリング揺動
中心と略反対側の部分が前記カムリング揺動中心を中心
とする円弧面に形成され、この面と前記ポンプハウジン
グ内周面との間に前記シール部材が介在され、このシー
ル部材は、全体として略三日月形に形成され、かつその
カムリング外周面側の面およびポンプハウジング内周面
側の面がそれぞれ各対応する面に沿った円弧面に形成さ
れ、前記カムリング外周面の円弧状部分が前記シール部
材の両端よりも外側に延長されたものである。
上記構成においては、カムリング外周面のシール部材両
端部に対応する位置にそれぞれ耳部を突設し、カムリン
グ外周面の円弧状部分を前記各耳部位置まで形成してシ
ール部材の両端よりも外側に延長するようにすることが
好ましい。
〔作用〕
上記構成によれば、カムリング外周面、ポンプハウジン
グ内周面およびポンプハウジング内側面に対してシール
部材がそれぞれ長い距離に亘って接触し、シール部材で
仕切られた2つの空間部分間がシール部材によって確実
にシールされることとなる。
また、略三日月形のシール部材の両端部がカムリング外
周面の円弧状部分よりも外側にはみ出していれば、カム
リングが揺動したときに、はみ出し部分がカムリング外
周面の円弧状部分とポンプハウジング内周面との間に噛
み込まれ、シール部材がカムリングの揺動と共に動かさ
れるようになる恐れがあるが、カムリング外周面の円弧
状部分をシール部材のカムリング外周面側の面の両端よ
りも外側に延長すれば、シール部材の両端部がカムリン
グ外周面の円弧状部分より外側にはみ出すことがなくな
り、シール部材が確実に固定されることとなる。
特に、カムリング外周面のシール部材両端部に対応する
位置にそれぞれ耳部を突設し、カムリング外周面の円弧
状部分を前記各耳部位置まで形成してシール部材の両端
よりも外側に延長するようにすれば、シール部材の両端
部を切り落すことなく、円弧状部分を延長させることが
でき、しかも、カムリング偏心側の耳部の端面をストッ
パ面当接部として利用することもできる。
〔実施例〕
第1図ないし第3図は、本発明にかかる可変容量型ベー
ンポンプの一実施例を示している。
この可変容量型ベーンポンプは、ポンプハウジング1と
環状のカムリング2とロータ3とを備えている。
ポンプハウジング1は通路側ハウジング1aとカバー側
ハウジング1bとからなり、通路側ハウジング1aの中
央部には一端が開口された円柱状の凹部が形成され、こ
の凹部はその一端開口部がカバー側ハウジング1bによ
って閉塞されてハウジング内腔1Cを構成している。ま
た、通路側ハウジング1aには流体吸入路11および流
体吐出路12が貫通形成され、これら流体吸入路11お
よび流体吐出路12の各一端はそれぞれ通路側ハウジン
グ1aの外周フランジ部に開口して吸入口11aおよび
吐出口12aを形成している。一方、流体吸入路11お
よび流体吐出路12の各他端は、後述する容積増加過程
のポンプ室6および第2コントロール圧力室92にそれ
ぞれ開口している。
カムリング2は、円形の内周面21を有し、上記ハウジ
ング内腔1c内に設けられている。カムリング2の各側
面は、それぞれハウジング内腔ICの各側面(ポンプハ
ウジング内側面)13.14に密接されている。
ロータ3は、カムリング2の円形内周面21よりも小径
に形成され、カムリング2の円形内周面21内に設けら
れ、かつ両側面がそれぞれポンプハウジング内側面13
.14に密接されている。
また、このロータ3は、カバー側ハウジング1bに挿通
されたロータ駆動軸3aが連結されて、このロータ駆動
軸3aの軸線αを中心として第1図の矢印C方向に回転
するようになっている。
ロータ3の外周部には、複数個のベーン溝31が放射状
に形成されている。各ベーンl!31はロータ外周面3
2に開口し、各ベーン溝31にはベーン4がロータ半径
方向に進退可能に嵌め込まれている。
ロータ3の両側面にはそれぞれ環状の溝33゜34が形
成され、ポンプハウジング内側面14側に形成された溝
33にはガイドリング35が配設されている。
上記ベーン4は、ガイドリング35とロータ3の回転に
伴う遠心力とによってロータ半径方向外方に付勢され、
半径方向外端がカムリング2の円形内周面21に常に押
し当てられて円形内周面21を摺接するように構成され
ている。
カムリング2の外周面22とハウジング内腔1Cの周面
(ポンプハウジング内周面)15とには、互いに対向す
る半円状の凹部23a、18がそれぞれ形成されている
。これらの凹81123a、18間には円柱形のピボッ
トローラ(枢支ピン)23がその外周面を各凹部23a
、18の内周面に当接させた状態で設けられて、カムリ
ング2は、ポンプハウジング1によって、ピボットロー
ラ23の中心02を揺動中心として第1図の矢印A、B
方向に揺動可能に支持されている。これにより、カムリ
ング2は、その中心(円形内周面21の中心〉03がロ
ータ3の回転軸線αに対して偏心可能となっている。な
お、カムリング2の揺動中心02からロータ3の回転輪
線αまでの距離と揺動中心02からカムリング2の中心
03までの距離とは等しくなるように設定されている。
中心03と揺動中心02とを通る中心線βを境とするカ
ムリング2の一方側部分には、スプリング受座24が形
成されている。このスプリング受座24には、カムリン
グ2を偏心量の増加方向(第1図の矢印B方向〉に付勢
するカムスプリング25のばね力が掛かり、これにより
、カムリング2は最大偏心位置に押圧されている。なお
、このカムスプリング25のばね力は、図示省略された
調整ねじによって調整できるようになっている。
カムリング外周面22の揺動中心02と略反対側の部分
(面)22aは、揺動中心02を中心とする円弧面に形
成されている。この面22aとポンプハウジング内周面
15との間にはシール部材5が介在され、このシール部
材5とピボットローラ23とによってカムリング外周面
22とポンプハウジング内周面15との間の空間部分が
仕切られて2分割されている。そして、2分割された空
間部分の一方側(カムリング偏心側)には第1コントロ
ール圧力室91が設けられ、他方側には第2コントロー
ル圧力室92が設けられている。
上記第1および第2コントロール圧力室91゜92には
それぞれ後述するように流体圧が導かれ、第1コントロ
ール圧力室91は導入された流体圧によってカムリング
2を偏心量の減少方向に付勢し、第2コントロール圧力
室92は導入された流体圧によってカムリング2を偏心
量の増加方向に付勢するようになっている。
上記シール部材5は、第5図に示すように、全体として
略三日月形に形成されている。また、このシール部材5
は、内周面〈カムリング外周面22側の面〉51が上記
カムリング外周面22の円弧状部分22aに沿った円弧
面に形成され、外周面(ポンプハウジング内周面15側
の面)52がポンプハウジング1の円形内周面15に沿
った円弧面に形成されている。さらに、このシール部材
5は、両側面がそれぞれポンプハウジング内側面13.
14に密接されている。
カムリング外周面22のシール部材5両端部に対応する
位置にはそれぞれ耳部22b、22Cが突設され、上記
カムリング外周面22の円弧状部分22aは、上記各耳
部22b、22a位置まで形成されてシール部材5の両
端よりも外側に延長されている。これにより、シール部
材5の両端部がカムリング2の最大偏心状H(第3図の
実線状態〉および最小偏心状1i(第3図の二点鎖線状
S>のいずれの状態においても上記円弧状部分22aよ
りも外側にはみ出さないようにされている。
ポンプハウジング内周面15の、上記カムリング偏心側
の耳部22bの端面22dと対向する部分には、最大偏
心状態で耳部22bの端面22dが当接してカムリング
2の動きを止めるストッパ面15aが形成されている。
このストッパ面15aは、上記耳部22bの端面(カム
リング2のストッパ面当接部)22dとカムリング揺動
中心02とを結ぶ線γに対してカムリング偏心量増加側
に静摩擦角以上の角度θ1で傾斜している。また、耳部
22bの端面22dも、線γに対してθ1の角度で傾斜
し、ストッパ面15aに沿うようにされている。
上記ピボットローラ23は、両側面をそれぞれポンプハ
ウジング内側面13.14に密接させた状態で設けられ
ている。このため、ピボットローラ23にはシール作用
が与えられ、このピボットローラ23と上記シール部材
5とによって第1コントロール圧力室91と第2コント
ロール圧力室92との間が確実にシールされている。
上記カムリング2の内周面21とロータ3の外周面32
とポンプハウジング内側面13.14とで囲まれた空間
部分は上記ベーン4によって複数個に分割されて、その
空間部分に複数個のポンプ室6が形成されている。各ポ
ンプ室6は、カムリング2の中心03がロータ3の回転
軸線αに対して偏心していることにより、ロータ3の回
転に伴って容積が増減するようになっている。
ポンプハウジング内側面13の、容積減少過程後半のポ
ンプ室6位置には、吐出用溝95が形成されている。カ
ムリング2の、ピボットローラ23よりも第2コントロ
ール圧力室92側の部分には、第4図に示すように、上
記吐出用溝95の中間部が面するポンプ室6と第2コン
トロール圧力室92とを連通する連通路7が貫通形成さ
れている。この連通路7のポンプ室6側開ロ部には、絞
り部(オリフィス)73が設けられている。また、カム
リング2の、ピボットローラ23よりも第1コントロー
ル圧力室91側の部分には、上記吐出用溝95の前端部
が面するポンプ室6と第1コントロール圧力室91とを
連通する流体圧導入路95bが形成されている。
カムリング内周面21の容積減少過程前半のポンプ室6
位置には、側溝2ICが形成され、この側溝2ICによ
ってポンプ室6の容積減少に伴う急激な圧力変動を防止
するようにしている。
上記構成において、第1図の状態(カムリング2が最大
に偏心した状態)から、ロータ3を矢印C方向に回転さ
せると、各ポンプ室6も容積の増減を繰り返しながら矢
印C方向に回転移動する。
そして、各ポンプ室6は、容積増加過程において流体吸
入路11と連通して、吸入口11aから流体吸入路11
を通してオイル等の流体を吸入し、容積減少過程におい
て流体圧導入路95bおよび連通路7と連通して上記吸
入した流体を流体圧導入路95bおよび連通路7に向け
て吐出する。流体圧導入路95bに向けて吐出された流
体はその流体圧導入路95bを通って第1コントロール
圧力室91に導入され、連通路7に向けて吐出された流
体はその連通路7を通って第2コントロール圧力室92
に導かれた後、流体吐出路12に導かれて吐出口12a
から吐出される。
上記連通路7には絞り部73が設けられているために絞
り部73の前後で差圧が生じ、絞り部73下R側の第2
コントロール圧力室92には、絞り部73上流側の流体
圧P1に対して低下した流体圧P2が導入される。一方
、絞り部73の上流側の高流体圧P1は、絞り部73の
上流部分と流体圧導入路95bの上流部分とが吐出用溝
95を介して連通されているため、流体圧導入路95b
を介して第1コントロール圧力室91に導入される。こ
れにより、カムリング2には、偏心量の増加方向に作用
するカムスプリング25のばね力「の他に、高流体圧P
1が偏心量の減少方向に作用し、低流体圧P2が偏心量
の増加方向に作用するようになる。つまり、カムリング
2には、高流体圧P1と低流体圧P2との差圧ΔP(−
Pl−P2)がカムスプリング25のばね力Eに対抗し
て作用するようになる。
ロータ3の回転数Nが低いときは、吐出量Qが少なく、
差圧ΔPも小さくなる。このため、この場合は、差圧Δ
Pがカムリング2に作用する力よりもカムスプリング2
5のばね力Fが勝り、カムリング2は最大偏心位置に保
持される。この結果、ロータ3の回転数Nが低いときは
、回転数Nに比例して吐出IQが増加するようになる。
一方、ロータ3の回転数Nが高くなると、吐出量Qが増
加し、差圧ΔPも大きくなる。ここで、例えばカムスプ
リング25のばね力Fを吐出IQが所定量Qoに達した
ときの差圧ΔPによる力とバランスするように設定して
おけば、ロータ3の回転数Nが高くなって、吐出IQが
所定量Qoに達すると、差圧ΔPによる力がカムスプリ
ング25のばね力「に打ち勝って、カムリング2が偏心
量の減少方向に揺動するようになる。これにより、カム
リング2の偏心量が減少し、押しのけ容積が減って、吐
出量Qが所定IQoを越えないように保たれる。すなわ
ち、このポンプの構成によれば、第6図に示すようなロ
ータ回転数N−吐出量Q特性が得られる。
また、このポンプの構成では、カムリング外周面22の
カムリング揺動中心02と略反対側の部分22aをカム
リング揺動中心o2を中心とする円弧面に形成し、この
面22aとポンプハウジング内周面15との間にシール
部材5を介在させ、このシール部材5を全体として略三
日月形に形成している。そして、シール部材5の内周面
51を上記カムリング外周面22の円弧状部分22aに
沿った円弧面に形成し、シール部材5の外周面52をポ
ンプハウジング1の円形内周面15に沿った円弧面に形
成している。このため、シール部材5とカムリング外周
面22、シール部材5とポンプハウジング内周面15の
他、シール部材5とポンプハウジング内側面13.14
とがそれぞれ長い距離に亘って接触するようになり、第
1コントロール圧力室91と第2コントロール圧力室9
2との間をシール部材5によって確実にシールすること
ができる。
さらに、このポンプの構成では、カムリング外周面22
の円弧状部分22aをシール部材5の両端よりも外側に
延長するようにしている。このため、次のような作用を
有する。
すなわち、シール部材5の両端部が円弧状部分22aよ
りも外側にはみ出していれば、カムリング2が揺動した
ときに、揺動方向前方にはみ出した部分が円弧状部分2
2aとポンプハウジング内周面15との間に噛み込まれ
、シール部材5がカムリング2の揺動と共に動かされる
ようになる恐れがある。これに対し、上記構成とすれば
、カムリング2の最大偏心状態および最小偏心状態のい
ずれの状態においてもシール部材5の両端部がはみ出す
ことがなくなり、したがって、カムリング2が揺動した
ときに、シール部材5の両端部がカムリング摺接面22
aとポンプハウジング内周面15との間に噛み込まれる
ことがなくなる。このため、別途ビン等の固定手段を設
けなくとも、簡単な構造でシール部材5を確実に固定す
ることができる。
なお、カムリング外周面22の円弧状部分22aをシー
ル部材5の両端よりも外側に延長するには、シール部材
5の両端部を切り落すようにしてもよい。ただし、シー
ル部材5の両端部を切り落すことなく、カムリング外周
面22の円弧状部分22aをシール部材5の内周面51
の両端よりも外側に延長するようにした方が、カムリン
グ外周面22、ポンプハウジング内周面15およびポン
プハウジング内側面13.14に対するシール部材5の
接触部分を長く確保することができ、シール部材5のシ
ール性を高めることができるため、好ましい。
また、このポンプの構成のように、カムリング外周面2
2のシール部材5両端部に対応する位置にそれぞれ耳部
22b、22Gを突設し、カムリング外周面22の円弧
状部分22aを上記各耳部22b、22c位置まで形成
してシール部材5の両端よりも外側に延長するようにす
れば、カムリング偏心側の耳部22bの端面22dをス
トツパ面15aに当接するストッパ面当接部として利用
することもできる。
しかも、このポンプの構成では、ストッパ面15aを耳
部22bの端面22dとカムリング2の揺動中心02と
を結ぶ線γに対してカムリング偏心量増加側に静III
擦角以上の角度θ1で傾斜させている。このため、次の
ような作用を有する。
すなわち、カムリング2が最大偏心状態になって、カム
リング2の耳部22bがカムスプリング25のばね力で
ストッパ面15aに押し付けられるようになると、スト
ッパ面15aが線γに対して、つまりカムスプリング2
5による押付は力の作用方向と直交する方向に対してカ
ムリング偏心量増加側に傾斜していることにより、カム
スプリング25による押付は力の分力がピボットローラ
23に向かって生じてカムリング2に作用するようにな
る。
一方、同時に、カムリング2には上記分力と対抗して摩
擦力が掛かるようになるが、ストッパ面15aを線γに
対して静摩擦角取上の角度θ1で傾斜させているために
上記**力よりも上記ピボットローラ23方向への力が
勝ることとなる。この結果、そのピボットローラ23方
向への力によってカムリング2がピボットローラ23に
押圧され、ピボットローラ23とカムリング2の半円状
凹部23a内周面との間のシール性が高められるように
なる。
上記実施例において、カムリング2の半円状凹部23a
内周面および円弧状部分22aにそれぞれポンプハウジ
ング1内の流体が導入される潤滑用溝を形成し、カムリ
ング2の動きを滑かにするようにしてもよい。また、ピ
ボットローラ23の両端部をそれぞれポンプハウジング
内側面13゜14に埋め込むようにしてもよい。
〔発明の効果〕
本発明にかかる可変容量型ベーンポンプは、カムリング
外周面のカムリング揺動中心と略反対側の部分をカムリ
ング揺動中心を中心とする円弧面に形成し、この面とポ
ンプハウジング内周面との間にシール部材を介在し、こ
のシール部材を全体として略三日月形に形成し、かつそ
のカムリング外周面側の面およびポンプハウジング内周
面側の面をそれぞれ各対応する面に沿った円弧面に形成
している。このため、カムリング外周面、ポンプハウジ
ング内周面およびポンプハウジング内側面に対してシー
ル部材がそれぞれ長い距離に亘って接触するようになり
、シール部材のシール性が向上する。
また、カムリング外周面、ポンプハウジング内周面およ
びポンプハウジング内側面に対するシール部材の接触部
分が長くなるため、シール部材、カムリングおよびポン
プハウジングの各接触面の寸法公差を緩くしても、充分
にシール効果を得ることができる。このため、シール部
材、カムリングおよびポンプハウジングの加工が容易に
なる。
しかも、シール部材を全体として略三日月形に形成した
ため、シール部材の内外周面を旋盤等によって簡単に加
工することができ、シール部材の製作が容易になる。し
たがって、ポンプ全体を安価に構成することができる。
さらに、カムリング外周面、ポンプハウジング内周面お
よびポンプハウジング内側面に対するシール部材の接触
部分が大きくなるため、その大きな接触部分にカムリン
グが揺動したときの開動抵抗等が分散して掛かるように
なり、シール部材の耐久性が向上する。
また、シール部材を全体として略三日月形として、カム
リング外周面とポンプハウジング内周面との間の空間部
分に挿入するようにしたため、ポンプ全体を大きくする
ことなく、シール部材のシール性を向上させることがで
きる。
また、カムリング外周面の円弧状部分をシール部材の両
端よりも外側に延長させるようにしているため、シール
部材の両端部がカムリング外周面の円弧状部分より外側
にはみ出さず、カムリングが揺動したときにシール部材
の両端部がカムリング外周面の円弧状部分とポンプハウ
ジング内周面との間に噛み込まれなくなり、別途ビン等
の固定手段を設けなくとも、簡単な構造でシール部材を
確実に固定することができる。
特に、カムリング外周面の略シール部材両端位置にそれ
ぞれ耳部を突設し、これら耳部にカムリング外周面の円
弧状部分を延長させて形成するようにすれば、シール部
材の両端部を切り落すことなく、つまりシール部材のシ
ール性を高く保ちつつ、円弧状部分を延長させることが
でき、しかも、カムリング偏心側の耳部の端面をストッ
パ面当接部として利用することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる可変容量型ベーンポンプの一実
施例をカバー側ハウジングを除いて示す正面図、第2図
は第1図の■−■線断面図、第3図は第1図の部分拡大
図、第4図は第1図の■−■線断面図、第5図はそのシ
ール部材を示す斜視図、第6図はロータの回転数と吐出
量との関係を示すグラフである。 1・・・ポンプハウジング、1C・・・ポンプハウジン
グの内腔、2・・・カムリング、3・・・ロータ、4・
・・ベーン、5・・・シール部材、6・・・ポンプ室、
11・・・流体吸入路、12・・・流体吐出路、15・
・・ポンプハウジング内周面、21・・・カムリングの
内周面、22・・・カムリング外周面、22a・・・カ
ムリング外周面のカムリング揺動中心と略反対側の部分
、22b922C・・・耳部、32・・・ロータ外周面
、51・・・シール部材のカムリング外周面側の面、5
2・・・シール部材のポンプハウジング内周面側の面、
02・0.カムリング揺動中心、03・・・カムリング
の中心、α・・・ロータの回転軸線。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、流体吸入路および流体吐出路を有するポンプハウジ
    ングと、このポンプハウジングの略円柱形の内腔内に設
    けられたカムリングと、このカムリング内に設けられて
    回転駆動されるロータと、このロータの外周部に半径方
    向に進退可能に設けられて半径方向外端が前記カムリン
    グの内周面に摺接する複数枚のベーンとを備え、前記カ
    ムリングは、その中心が前記ロータの回転軸線に対して
    偏心可能となるように前記ポンプハウジングに揺動可能
    に支持され、このカムリングの外周面と前記ポンプハウ
    ジングの内周面との間で前記カムリングの揺動中心から
    離れた位置に前記カムリング外周面とポンプハウジング
    内周面との間の空間部分を仕切るシール部材が設けられ
    ており、前記ロータを回転させることによつて流体が前
    記流体吸入路を通つて前記カムリングの内周面とロータ
    の外周面との間に形成されたポンプ室に吸入されてその
    ポンプ室から前記流体吐出路を通つて吐出されるととも
    に、前記カムリングの偏心量に応じて前記流体吐出路か
    らの流体の吐出量が変化するように構成された可変容量
    型ベーンポンプにおいて、前記カムリング外周面の前記
    カムリング揺動中心と略反対側の部分が前記カムリング
    揺動中心を中心とする円弧面に形成され、この面と前記
    ポンプハウジング内周面との間に前記シール部材が介在
    され、このシール部材は、全体として略三日月形に形成
    され、かつそのカムリング外周面側の面およびポンプハ
    ウジング内周面側の面がそれぞれ各対応する面に沿つた
    円弧面に形成され、前記カムリング外周面の円弧状部分
    が前記シール部材の両端よりも外側に延長されているこ
    とを特徴とする可変容量型ベーンポンプ。 2、カムリング外周面のシール部材両端部に対応する位
    置にそれぞれ耳部が突設され、カムリング外周面の円弧
    状部分が前記各耳部位置まで形成されてシール部材の両
    端よりも外側に延長されていることを特徴とする請求項
    1記載の可変容量型ベーンポンプ。
JP7484490A 1990-03-22 1990-03-22 可変容量型ベーンポンプ Pending JPH03275992A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100321687B1 (ko) * 1998-04-29 2002-03-18 김천경 유체펌프
JP2011026997A (ja) * 2009-07-23 2011-02-10 Kyb Co Ltd 可変容量型ベーンポンプ

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KR100321687B1 (ko) * 1998-04-29 2002-03-18 김천경 유체펌프
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