JPH032792B2 - - Google Patents
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- JPH032792B2 JPH032792B2 JP58023422A JP2342283A JPH032792B2 JP H032792 B2 JPH032792 B2 JP H032792B2 JP 58023422 A JP58023422 A JP 58023422A JP 2342283 A JP2342283 A JP 2342283A JP H032792 B2 JPH032792 B2 JP H032792B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lead wire
- shaft
- case
- elastic member
- energy transmission
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02G—INSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
- H02G11/00—Arrangements of electric cables or lines between relatively-movable parts
Landscapes
- Storing, Repeated Paying-Out, And Re-Storing Of Elongated Articles (AREA)
- Electric Cable Arrangement Between Relatively Moving Parts (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、リールに巻取られる電力、通信その
他任意のエネルギーを伝送する為の移動用エネル
ギー伝送線と、エネルギー供給源若しくはその被
供給部との間に形成される相対回転部において有
利に使用できるエネルギー伝達装置の提供に係
る。 スタツカーやリクレーマ等の移動機械への電力
供給、制御信号の送受を行う場合ケーブルリール
が採用されている。これはトロリー線等の接触給
電線の布設条件に合わずまた石炭等の粉塵を大量
に出す材料を移送する場合満足した集電を達成し
得ない状況にあるからである。ケーブルリール
は、そのリール本体に例えばキヤブタイヤケーブ
ルの如きエネルギー伝送線を巻取り、この伝送線
のリールからの引出し移動によつて移動機械への
エネルギー伝送が行なわれる。この場合問題とな
るのがエネルギー伝送線とエネルギー供給源若し
くはその供給部とを、リールの回転を許容しつつ
接続しなければならないことである。すなわちリ
ールが移動機械に塔乗した場合はエネルギー伝送
線の引出し端をエネルギー供給源に導き当該エネ
ルギー伝送線の巻取り側がリールの回転を許容し
つつ移動機械のエネルギー供給部に導かれなけれ
ばならず、一方リールがエネルギー供給源側に据
付けられた場合は、エネルギー伝送線の引出し端
を移動機械に接続しその巻取り側をエネルギー供
給源にリールの回転を許容しつつ接続しなければ
ならない。 従来そうしたリールとエネルギー供給源若しく
はその供給部側における装置との間で構成される
相対回転部でのエネルギー伝達を行なうには一般
にスリツプリング装置が用いられている。しか
し、このものはスリツプリングとブラシの相互回
転接触によつてリールの回転を許容しつつエネル
ギーの伝達を成就させるものであるから、ブラシ
摺動によつて摩耗の進行やノイズが発生し、特に
制御信号を伝送して移動機械の遠隔操作を行なう
場合誤動作を招く恐れもあつた。 このようなスリツプリング装置による回転接触
方式の問題に鑑み回転接触部を一切有さずにエネ
ルギー伝達するものとしては軸とこれに相対回転
可能に設けたケースとを用意し軸、ケース間にエ
ネルギー伝送用リード線を渦巻き状に巻装し、当
該リード線の渦巻き態様で相対回転を許容するも
のが知られている。この場合軸、ケースの相対回
転によつてリード線が座屈しないようリード線の
渦巻き態様が一定に保持される必要がある。 従来こうした点についてはリード線の両端部を
軸、ケースそれぞれに固定し、そしてリード線に
弾性部材を添えて該リード線に外方に拡径する弾
発作用を与えるようにして渦巻き態様を一定に保
持している。 しかしその方式で最も問題となるのは、軸、ケ
ース両部にリード線を固定することによつて、
軸、ケースの相対回転に伴いリード線に不規則な
屈曲や張力が作用し、また張力はリード線が拡径
する弾発作用を受けることによつても生ずるので
ある。そのような屈曲や張力を受けることにより
リード線の使用寿命を短縮し長期にわたり安定し
たエネルギー伝達を行なう上で障害となつてい
た。 本発明は上記した従来技術の問題点に鑑み、軸
とケース間に渦巻き状にしかも弾発生を持つて巻
き込んだエネルギー伝送用リード線に対し不規則
な屈曲や張力を与えずに回転接続できる長期にわ
たり安定した性能を保持できる非回転接触形のエ
ネルギー伝達装置を提供せんとするものである。 すなわち本発明の装置は、添付図面に示されて
明らかな如く、軸8,80と、この軸8,80に
対し相対回転自在としたケース9,90とを有
し、このケース9,90内において軸80の回り
に渦巻き状に巻いて収容された内外一対の弾性部
材51,52及びそれら内外の弾性部材51,5
2の間に挟まれて渦巻き状に巻かれたエネルギー
伝送用リード線16を有し、外側の弾性部材52
は内端を軸8,80に固定するとともに外側をケ
ース9,90に固定して、軸8,80とケース
9,90との間を連結しており、一方の内側の弾
性部材51は外端を固定せずに内端のみが外側の
弾性部材52の内端とともに軸8,80に固定さ
れ、それによつてエネルギー伝送用リード線16
を内側から押圧して外側弾性部材52に常時押し
付け得るように設けられており、さらにエネルギ
ー伝送用リード線16は内外の弾性部材51,5
2の内端相互間に挟持されて軸8,80への固定
が図られているとともに内外の弾性部材51,5
2の外端からさらに延長してケース9,90に設
けられた通線孔91を出入り自在に挿通されそし
てケース9,90の外側に余長部16′を有して
なるものである。 以下実施例図面により詳細に説明する。 第1図において1がリール本体、2がエネルギ
ー伝送線を示す 本実施例の場合エネルギー伝送線2に通信−電
力複合キヤブタイヤケーブルを用いた例を示し、
またリール1は移動体3に塔乗させたものであ
る。従つて伝送線2のリール1からの引き出し端
はエネルギ供給源側に導かれ、電力線2Aは電源
部4に通信線2Bは送信部5にそれぞれ接続され
る。リール1は移動体3に据付けたスタンド6に
ローラーベアリングで回転自在に枢支された管状
軸8の右端8Aに一体連結して回転自在に支持さ
れている。 軸8の左端部8Bの周囲はスタンド6に据付け
られたケース9で覆いこの中に回転継手を装備さ
せる。本実施例の場合電力をスリツプリング装置
10で通信を本発明によつて具現された伝達装置
11によつてそれぞれ回転接続される。すなわち
ケース9は中央に仕切り9Aを設けて右室9Aと
左室9Bとを形成している。 そして右室9Aにおいて軸8B上にスリツプリ
ング12を取付ける一方そのスリツプリング12
を滑動接触するブラシ13をケース9の内壁に取
付けられた支持棒14に取付支持し、スリツプリ
ング12と伝送線2の電力線2Aとを接続しかつ
ブラシ13と給電部15とを接続して回転接触接
続を成就させている。 一方左室9B内にはその軸8Bとケース9との
間にエネルギー伝送用リード線16を渦巻状に巻
き込んでおりそのリード線16の内巻端側を伝送
線2の通信線2Bと接続し同リード線16の外巻
端側を移動体3の受信部17に接続し、もつてリ
ード線16の渦巻き態様でリール2の回転を許容
しつつ通信の送受を行なうように構成されてい
る。上記実施例ではリード線16とスリツプリン
グ装置10とを共用のケース9に収納している
が、スリツプリング装置リード線16それぞれに
専用のケースを別途用意することもでき、軸8も
リール軸支側8Aと回転継手側の軸8Bとを独立
のものとすることができる。こうすればケース9
をリール1に連結する一方軸8Bをスタンド連結
固定して相対回転を行なわせたりその逆も可能と
なる等いわゆるユニツト化することもできる。尚
またスリツプリング装置10とリード線16の軸
をケースを個々に用いるものとあいまつて独立の
ものとしておき、これらを連結して一連の回転継
手を構成することもできる。 第2図乃至第4図は本発明エネルギー伝達装置
の具体例を示すものである。装置11は管状軸8
0とケース90とを保有し、両者はボールベアリ
ング70で連係し合つて相対回転自在に構成され
る。ケース90にはリード線を外部に引き出す為
の通線孔91を形成しており、また軸80にリー
ド線を内部に引き込んで軸外に取り出す為の引込
孔81を形成している。 しかしてケース90と軸80との間のスペース
には、それぞれ帯状に作られた一対の弾性部材5
1,52とエネルギー伝送用リード線16とをリ
ード線16が弾性部材51,52の間に挾まれた
状態でそれぞれ渦巻き状に巻き込んで収容されて
いる。弾性部材51,52の内端及びリード線1
6は軸80に固定具53で一括固定されており、
リード線16の内端はその固定部からさらに引込
孔81を通して軸内に引き込まれリールに巻取つ
た伝送線あるいは移動体側へ導かれる。リード線
16はかかる軸80の固定部からケース内で渦巻
きに巻き込まれた後その外端側をケースの通線孔
91を出入り自由にして外部へ引き出され、その
引き出し側へ余長部16′をとつた後止め具54
に止着され、そしてリールへ巻取られる伝送線若
しくは移動体側に導かれる。一番内側に巻き込ま
れた弾性部材51は軸80固定部から渦巻き状に
巻かれた後その先端をケース90の通線孔91よ
り突出してその先に少しわん曲させてリード線1
6の通線を助ける案内部51aを形成し、この案
内部51aを自由端としてある。この弾性部材5
1によつてリード線16が常時拡径するよう弾発
力を受けている。一方外側に巻き込まれた弾性部
材52は、軸80への固定とともに外端がケース
の通線孔91付近の内壁に固定具55で止着され
てケース90、軸80間に連結されており、そし
てその内側面で弾発拡径されるリード線16を接
触状態で受け止めている。 上記のように構成された装置の機能を軸80を
リールに連結し一方のケース90を移動体側に固
定した状態でみるに次の通りである。尚この場合
止め具54は移動体に固定される。 まずリールの回転に伴つて軸80が一方に回転
してリード線16が縮径するように巻き込まれる
場合は弾性部材51,52もともに巻き込まれて
いき、リード線16の弾発拡径力を弾性部材52
で常時受け止めつつ縮径されていく。 またそのリード線16が巻き込み方向に若干引
きずり込まれるが、その引きずりにより余長部1
6′が通線孔91を通してケース内にすべり込ん
でいきその引きずり込み分を吸収しようとする。
一方、軸80の上記とは反対方向への回転によつ
てリード線16が拡径するように巻きほどかれた
場合は、弾性部材51,52も同様に巻きほどか
れるが、両端を固定している弾性部材52よりも
外端を自由にした弾性部材51の方が早く拡径し
て元の状態へ復帰しようとするので、リード線1
6が常時弾性部材52で弾発拡径力を受け止めつ
つ巻きほどかれていく。この場合リード線16は
引きずり込んだ分を余長部16′へ押し戻す。こ
のように軸とケースの相対回転によりリード線の
渦巻態様を縮めたり拡げたりしているが、その際
リード線の弾発拡径力をその外周から押え込むと
弾性部材に受けしめているので拡径力によるリー
ド線への不当な屈曲や張力は全く生じない。また
リード線を縮径するように巻き込んでも、その際
生ずる引込み力外部に設けた余長部がケースの通
線孔を通して入り込むことにより吸収する為この
ときのリード線への張力も生じないものとなる。
上記実施例において用いられる弾性部材51,5
2は金属製板バネがよい。またリード線16及び
16′は図示のものでは多数条の導体若しくはと
光フアイバー等の信号伝送線16a……を並列に
してその上下より絶縁保護フイルム16bをはさ
んで一体化させたもので、アイルム層表面を線1
6aの位置で隆起させたままにすると弾性部材5
1,52との接触面が減少してすべり性が向上し
通線孔を通して出入りがスムーズになる。勿論そ
れ以外にも外装表面に長手方向に沿つて線状突起
を新たに付したりあるいは点状突起を形成して弾
性部材51,52の接触面を小さくすることもで
きる。 リード線16は単心線の複数を並列に配置して
弾性部材51,52間に設けることも可能であ
る。この場合弾性部材51,52は の如く外方
に脹らませて各線を弾性部材に確実に押え込ませ
るとよい。 以上説明して来たように、本発明のエネルギー
伝達装置によれば、相対回転しあう軸とケースと
の間に弾性部材を渦巻き状に巻いてこれに張力を
分担させるように連結し、その弾性部材を外側部
材としてそれの内側に軸にのみ固定して渦巻き状
に巻かれそれによつて当該弾性部材の内面に常時
押圧力が加わるようにした内側の弾性部材を配設
し、そしてそれら内外の弾性部材の間に軸に固定
したエネルギー伝送用リード線をサンドイツチ状
に挟んで渦巻き状に設けるとともにその渦巻き部
からさらに延長した部分でケースの通線孔に出入
り自在に通線され且つケースの外で余長部を介し
て固定されたようにしているため、リード線を無
張力状態で渦巻き配設することができ、そして特
に軸とケースとの相対回転により渦巻き部分が軸
への巻き込みによる縮径あるいは巻きほぐしによ
る拡開によつても張力がかかることがなく、また
リード線の渦巻き部分が内外から弾性部材が常時
接触保持して動きが拘束されているので、局部で
の不規則な屈曲変形が発生することがなく、もつ
て所期の目的は十二分に達成され、無接触回転継
手としてエネルギー伝送用リード線に対して経時
的に増加する疲労を著しく小さくしたものを提供
する。
他任意のエネルギーを伝送する為の移動用エネル
ギー伝送線と、エネルギー供給源若しくはその被
供給部との間に形成される相対回転部において有
利に使用できるエネルギー伝達装置の提供に係
る。 スタツカーやリクレーマ等の移動機械への電力
供給、制御信号の送受を行う場合ケーブルリール
が採用されている。これはトロリー線等の接触給
電線の布設条件に合わずまた石炭等の粉塵を大量
に出す材料を移送する場合満足した集電を達成し
得ない状況にあるからである。ケーブルリール
は、そのリール本体に例えばキヤブタイヤケーブ
ルの如きエネルギー伝送線を巻取り、この伝送線
のリールからの引出し移動によつて移動機械への
エネルギー伝送が行なわれる。この場合問題とな
るのがエネルギー伝送線とエネルギー供給源若し
くはその供給部とを、リールの回転を許容しつつ
接続しなければならないことである。すなわちリ
ールが移動機械に塔乗した場合はエネルギー伝送
線の引出し端をエネルギー供給源に導き当該エネ
ルギー伝送線の巻取り側がリールの回転を許容し
つつ移動機械のエネルギー供給部に導かれなけれ
ばならず、一方リールがエネルギー供給源側に据
付けられた場合は、エネルギー伝送線の引出し端
を移動機械に接続しその巻取り側をエネルギー供
給源にリールの回転を許容しつつ接続しなければ
ならない。 従来そうしたリールとエネルギー供給源若しく
はその供給部側における装置との間で構成される
相対回転部でのエネルギー伝達を行なうには一般
にスリツプリング装置が用いられている。しか
し、このものはスリツプリングとブラシの相互回
転接触によつてリールの回転を許容しつつエネル
ギーの伝達を成就させるものであるから、ブラシ
摺動によつて摩耗の進行やノイズが発生し、特に
制御信号を伝送して移動機械の遠隔操作を行なう
場合誤動作を招く恐れもあつた。 このようなスリツプリング装置による回転接触
方式の問題に鑑み回転接触部を一切有さずにエネ
ルギー伝達するものとしては軸とこれに相対回転
可能に設けたケースとを用意し軸、ケース間にエ
ネルギー伝送用リード線を渦巻き状に巻装し、当
該リード線の渦巻き態様で相対回転を許容するも
のが知られている。この場合軸、ケースの相対回
転によつてリード線が座屈しないようリード線の
渦巻き態様が一定に保持される必要がある。 従来こうした点についてはリード線の両端部を
軸、ケースそれぞれに固定し、そしてリード線に
弾性部材を添えて該リード線に外方に拡径する弾
発作用を与えるようにして渦巻き態様を一定に保
持している。 しかしその方式で最も問題となるのは、軸、ケ
ース両部にリード線を固定することによつて、
軸、ケースの相対回転に伴いリード線に不規則な
屈曲や張力が作用し、また張力はリード線が拡径
する弾発作用を受けることによつても生ずるので
ある。そのような屈曲や張力を受けることにより
リード線の使用寿命を短縮し長期にわたり安定し
たエネルギー伝達を行なう上で障害となつてい
た。 本発明は上記した従来技術の問題点に鑑み、軸
とケース間に渦巻き状にしかも弾発生を持つて巻
き込んだエネルギー伝送用リード線に対し不規則
な屈曲や張力を与えずに回転接続できる長期にわ
たり安定した性能を保持できる非回転接触形のエ
ネルギー伝達装置を提供せんとするものである。 すなわち本発明の装置は、添付図面に示されて
明らかな如く、軸8,80と、この軸8,80に
対し相対回転自在としたケース9,90とを有
し、このケース9,90内において軸80の回り
に渦巻き状に巻いて収容された内外一対の弾性部
材51,52及びそれら内外の弾性部材51,5
2の間に挟まれて渦巻き状に巻かれたエネルギー
伝送用リード線16を有し、外側の弾性部材52
は内端を軸8,80に固定するとともに外側をケ
ース9,90に固定して、軸8,80とケース
9,90との間を連結しており、一方の内側の弾
性部材51は外端を固定せずに内端のみが外側の
弾性部材52の内端とともに軸8,80に固定さ
れ、それによつてエネルギー伝送用リード線16
を内側から押圧して外側弾性部材52に常時押し
付け得るように設けられており、さらにエネルギ
ー伝送用リード線16は内外の弾性部材51,5
2の内端相互間に挟持されて軸8,80への固定
が図られているとともに内外の弾性部材51,5
2の外端からさらに延長してケース9,90に設
けられた通線孔91を出入り自在に挿通されそし
てケース9,90の外側に余長部16′を有して
なるものである。 以下実施例図面により詳細に説明する。 第1図において1がリール本体、2がエネルギ
ー伝送線を示す 本実施例の場合エネルギー伝送線2に通信−電
力複合キヤブタイヤケーブルを用いた例を示し、
またリール1は移動体3に塔乗させたものであ
る。従つて伝送線2のリール1からの引き出し端
はエネルギ供給源側に導かれ、電力線2Aは電源
部4に通信線2Bは送信部5にそれぞれ接続され
る。リール1は移動体3に据付けたスタンド6に
ローラーベアリングで回転自在に枢支された管状
軸8の右端8Aに一体連結して回転自在に支持さ
れている。 軸8の左端部8Bの周囲はスタンド6に据付け
られたケース9で覆いこの中に回転継手を装備さ
せる。本実施例の場合電力をスリツプリング装置
10で通信を本発明によつて具現された伝達装置
11によつてそれぞれ回転接続される。すなわち
ケース9は中央に仕切り9Aを設けて右室9Aと
左室9Bとを形成している。 そして右室9Aにおいて軸8B上にスリツプリ
ング12を取付ける一方そのスリツプリング12
を滑動接触するブラシ13をケース9の内壁に取
付けられた支持棒14に取付支持し、スリツプリ
ング12と伝送線2の電力線2Aとを接続しかつ
ブラシ13と給電部15とを接続して回転接触接
続を成就させている。 一方左室9B内にはその軸8Bとケース9との
間にエネルギー伝送用リード線16を渦巻状に巻
き込んでおりそのリード線16の内巻端側を伝送
線2の通信線2Bと接続し同リード線16の外巻
端側を移動体3の受信部17に接続し、もつてリ
ード線16の渦巻き態様でリール2の回転を許容
しつつ通信の送受を行なうように構成されてい
る。上記実施例ではリード線16とスリツプリン
グ装置10とを共用のケース9に収納している
が、スリツプリング装置リード線16それぞれに
専用のケースを別途用意することもでき、軸8も
リール軸支側8Aと回転継手側の軸8Bとを独立
のものとすることができる。こうすればケース9
をリール1に連結する一方軸8Bをスタンド連結
固定して相対回転を行なわせたりその逆も可能と
なる等いわゆるユニツト化することもできる。尚
またスリツプリング装置10とリード線16の軸
をケースを個々に用いるものとあいまつて独立の
ものとしておき、これらを連結して一連の回転継
手を構成することもできる。 第2図乃至第4図は本発明エネルギー伝達装置
の具体例を示すものである。装置11は管状軸8
0とケース90とを保有し、両者はボールベアリ
ング70で連係し合つて相対回転自在に構成され
る。ケース90にはリード線を外部に引き出す為
の通線孔91を形成しており、また軸80にリー
ド線を内部に引き込んで軸外に取り出す為の引込
孔81を形成している。 しかしてケース90と軸80との間のスペース
には、それぞれ帯状に作られた一対の弾性部材5
1,52とエネルギー伝送用リード線16とをリ
ード線16が弾性部材51,52の間に挾まれた
状態でそれぞれ渦巻き状に巻き込んで収容されて
いる。弾性部材51,52の内端及びリード線1
6は軸80に固定具53で一括固定されており、
リード線16の内端はその固定部からさらに引込
孔81を通して軸内に引き込まれリールに巻取つ
た伝送線あるいは移動体側へ導かれる。リード線
16はかかる軸80の固定部からケース内で渦巻
きに巻き込まれた後その外端側をケースの通線孔
91を出入り自由にして外部へ引き出され、その
引き出し側へ余長部16′をとつた後止め具54
に止着され、そしてリールへ巻取られる伝送線若
しくは移動体側に導かれる。一番内側に巻き込ま
れた弾性部材51は軸80固定部から渦巻き状に
巻かれた後その先端をケース90の通線孔91よ
り突出してその先に少しわん曲させてリード線1
6の通線を助ける案内部51aを形成し、この案
内部51aを自由端としてある。この弾性部材5
1によつてリード線16が常時拡径するよう弾発
力を受けている。一方外側に巻き込まれた弾性部
材52は、軸80への固定とともに外端がケース
の通線孔91付近の内壁に固定具55で止着され
てケース90、軸80間に連結されており、そし
てその内側面で弾発拡径されるリード線16を接
触状態で受け止めている。 上記のように構成された装置の機能を軸80を
リールに連結し一方のケース90を移動体側に固
定した状態でみるに次の通りである。尚この場合
止め具54は移動体に固定される。 まずリールの回転に伴つて軸80が一方に回転
してリード線16が縮径するように巻き込まれる
場合は弾性部材51,52もともに巻き込まれて
いき、リード線16の弾発拡径力を弾性部材52
で常時受け止めつつ縮径されていく。 またそのリード線16が巻き込み方向に若干引
きずり込まれるが、その引きずりにより余長部1
6′が通線孔91を通してケース内にすべり込ん
でいきその引きずり込み分を吸収しようとする。
一方、軸80の上記とは反対方向への回転によつ
てリード線16が拡径するように巻きほどかれた
場合は、弾性部材51,52も同様に巻きほどか
れるが、両端を固定している弾性部材52よりも
外端を自由にした弾性部材51の方が早く拡径し
て元の状態へ復帰しようとするので、リード線1
6が常時弾性部材52で弾発拡径力を受け止めつ
つ巻きほどかれていく。この場合リード線16は
引きずり込んだ分を余長部16′へ押し戻す。こ
のように軸とケースの相対回転によりリード線の
渦巻態様を縮めたり拡げたりしているが、その際
リード線の弾発拡径力をその外周から押え込むと
弾性部材に受けしめているので拡径力によるリー
ド線への不当な屈曲や張力は全く生じない。また
リード線を縮径するように巻き込んでも、その際
生ずる引込み力外部に設けた余長部がケースの通
線孔を通して入り込むことにより吸収する為この
ときのリード線への張力も生じないものとなる。
上記実施例において用いられる弾性部材51,5
2は金属製板バネがよい。またリード線16及び
16′は図示のものでは多数条の導体若しくはと
光フアイバー等の信号伝送線16a……を並列に
してその上下より絶縁保護フイルム16bをはさ
んで一体化させたもので、アイルム層表面を線1
6aの位置で隆起させたままにすると弾性部材5
1,52との接触面が減少してすべり性が向上し
通線孔を通して出入りがスムーズになる。勿論そ
れ以外にも外装表面に長手方向に沿つて線状突起
を新たに付したりあるいは点状突起を形成して弾
性部材51,52の接触面を小さくすることもで
きる。 リード線16は単心線の複数を並列に配置して
弾性部材51,52間に設けることも可能であ
る。この場合弾性部材51,52は の如く外方
に脹らませて各線を弾性部材に確実に押え込ませ
るとよい。 以上説明して来たように、本発明のエネルギー
伝達装置によれば、相対回転しあう軸とケースと
の間に弾性部材を渦巻き状に巻いてこれに張力を
分担させるように連結し、その弾性部材を外側部
材としてそれの内側に軸にのみ固定して渦巻き状
に巻かれそれによつて当該弾性部材の内面に常時
押圧力が加わるようにした内側の弾性部材を配設
し、そしてそれら内外の弾性部材の間に軸に固定
したエネルギー伝送用リード線をサンドイツチ状
に挟んで渦巻き状に設けるとともにその渦巻き部
からさらに延長した部分でケースの通線孔に出入
り自在に通線され且つケースの外で余長部を介し
て固定されたようにしているため、リード線を無
張力状態で渦巻き配設することができ、そして特
に軸とケースとの相対回転により渦巻き部分が軸
への巻き込みによる縮径あるいは巻きほぐしによ
る拡開によつても張力がかかることがなく、また
リード線の渦巻き部分が内外から弾性部材が常時
接触保持して動きが拘束されているので、局部で
の不規則な屈曲変形が発生することがなく、もつ
て所期の目的は十二分に達成され、無接触回転継
手としてエネルギー伝送用リード線に対して経時
的に増加する疲労を著しく小さくしたものを提供
する。
第1図は本発明装置の適用状況を示す説明図、
第2図は本発明装置の一実施例を示す断面説明
図、第3図は同第2図のA−A′線断面説明図、
第4図は同第2図のB−B′線断面説明図である。 1:リール本体、2:エネルギー伝送線、3:
移動体、8,8A,8B,80:軸、9,90:
ケース、91:通線孔、16:エネルギー伝送用
リード線、16′:余長部、51,52:弾性部
材。
第2図は本発明装置の一実施例を示す断面説明
図、第3図は同第2図のA−A′線断面説明図、
第4図は同第2図のB−B′線断面説明図である。 1:リール本体、2:エネルギー伝送線、3:
移動体、8,8A,8B,80:軸、9,90:
ケース、91:通線孔、16:エネルギー伝送用
リード線、16′:余長部、51,52:弾性部
材。
Claims (1)
- 1 軸8,80と、この軸8,80に対し相対回
転自在としたケース9,90とを有し、このケー
ス9,90内において軸80の回りに渦巻き状に
巻いて収容された内外一対の弾性部材51,52
及びそれら内外の弾性部材51,52の間に挟ま
れて渦巻き状に巻かれたエネルギー伝送用リード
線16を有し、外側の弾性部材52は内端を軸
8,80に固定するとともに外端をケース9,9
0に固定して、軸8,80とケース9,90との
間を連結しており、一方の内側の弾性部材51は
外端を固定せずに内端のみが外側の弾性部材52
の内端とともに軸8,80に固定され、それによ
つてエネルギー伝送用リード線16を内側から押
圧して外側弾性部材52に常時押し付け得るよう
に設けられており、さらにエネルギー伝送用リー
ド線16は内外の弾性部材51,52の内端相互
間に挟持されて軸8,80への固定が図られてい
るとともに内外の弾性部材51,52の外端から
さらに延長してケース9,90に設けられた通線
孔91を出入り自在に挿通されそしてケース9,
90の外側に余長部16′を有していることを特
徴とする相対回転部で用いられるエネルギー伝達
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58023422A JPS59149276A (ja) | 1983-02-15 | 1983-02-15 | 相対回転部で用いられるエネルギ−伝達装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58023422A JPS59149276A (ja) | 1983-02-15 | 1983-02-15 | 相対回転部で用いられるエネルギ−伝達装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59149276A JPS59149276A (ja) | 1984-08-27 |
| JPH032792B2 true JPH032792B2 (ja) | 1991-01-16 |
Family
ID=12110060
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58023422A Granted JPS59149276A (ja) | 1983-02-15 | 1983-02-15 | 相対回転部で用いられるエネルギ−伝達装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59149276A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE4026782C2 (de) * | 1990-08-24 | 1994-02-17 | Stemmann Technik Gmbh | Vorrichtung zum Speichern von dünnem elastischem Material |
| JP2579055Y2 (ja) * | 1992-03-19 | 1998-08-20 | 住友電気工業株式会社 | ケーブルリール |
| JPH0973965A (ja) * | 1995-09-04 | 1997-03-18 | Sumitomo Electric Ind Ltd | ケーブルリール |
| DE202004007741U1 (de) | 2004-05-11 | 2005-09-15 | Wampfler Ag | Drehübertrager für Kabelverbindungen |
| DE202008001628U1 (de) | 2008-02-05 | 2009-06-25 | Dunger, Steffen | Einrichtung zum Verbinden von rotierenden Kabeln |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS522346Y2 (ja) * | 1971-02-25 | 1977-01-19 | ||
| JPS5325820Y2 (ja) * | 1972-04-17 | 1978-07-01 | ||
| JPS5348285Y2 (ja) * | 1972-09-29 | 1978-11-18 |
-
1983
- 1983-02-15 JP JP58023422A patent/JPS59149276A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59149276A (ja) | 1984-08-27 |
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