JPH03280618A - ガス・スイッチ駆動回路およびこれを用いた放電励起レーザならびに加速器 - Google Patents

ガス・スイッチ駆動回路およびこれを用いた放電励起レーザならびに加速器

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JPH03280618A
JPH03280618A JP8194190A JP8194190A JPH03280618A JP H03280618 A JPH03280618 A JP H03280618A JP 8194190 A JP8194190 A JP 8194190A JP 8194190 A JP8194190 A JP 8194190A JP H03280618 A JPH03280618 A JP H03280618A
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gas switch
saturable reactor
drive circuit
gate trigger
thyratron
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JP8194190A
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Shuntaro Watabe
俊太郎 渡部
Susumu Nakajima
晋 中島
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Proterial Ltd
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Hitachi Metals Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、サイラトロン等のガス・スイッチを用いた高
電圧パルス発生回路を利用したエキシマレーザ等の放電
励起レーザ、あるいは線形誘導加速器等の加速器を動作
させるためのガス・スイッチ駆動回路及びこれを用いた
放電励起レーザ、並びに加速器に関するものである。
〔従来の技術〕
エキシマレーザ、 TEMA (Transverse
lyExcited Multi−Atomosphe
ric Pressure) −Coxレーザ、銅蒸気
レーザ等の放電励起レーザは、リソグラフィ、ウラン同
位体分離、CVD等の化学反応プロセスを始めようとす
る各種応用分野の検討が進められている。
この様な放電励起レーザを効率よく発振させるには、レ
ーザ主放電電極に短時間(数百ns程度以下)に高電圧
(数十kV程度以上)を印加する必要があり、エキシマ
レーザを例にとると、第8図に示すような高繰り返し高
電圧パルス発生回路が用いられている。本回路において
、51は高電圧直流電源、52は主コンデンサ53の充
電抵抗、27はサイラトロンと呼ばれるガス・スイッチ
、28はサイラトロン27のアノード、29はサイラト
ロン28のカソード、14はサイラトロン27のコント
ロール・グリッドと呼ばれるゲート・トリガ入力端子、
25は補助グリッド、53は主コンデンサ、54,56
.59は創生により生ずるインダクタンス、55は主コ
ンデンサ53の充電用インダクタンス、57はレーザ主
放電電極60を予備電離するためのtJ V (tll
tra Violet :紫外)予備電離用ギャップ、
58はピーキング・コンデンサである。
本回路において、サイラトロン27のオフ期間に、主コ
ンデンサ53は、直流電源51の正極、抵抗52、主コ
ンデンサ53、インダクタンス54.55、直流電源5
1の負極の経路で流れる充電電流により、図示の極性に
通常30kV程度まで充電される。なお、オフ状態を保
つため、サイラトロン28のコントロールグリッド14
には負極性の直流バイアス電圧(通常数百V程度)、補
助グリッド25には正極性の直流バイアス電圧(通常数
百V程度)が印加されている。
サイラトロン27のコントロール・グリッドの負極性の
直流バイアス電圧に重畳して、正極性で1kV程度のゲ
ート・トリガ・パルス電圧が印加された後、数百ns程
度でサイラトロン27の主電極間(アノード28とカソ
ード29間)はブレーク・ダウンし、サイラトロン27
はターンオンする。これによって、主コンデンサ53に
蓄積された電荷は、図示正極からサイラトロン27、U
■予備電離用ギャップ57、ピーキングコンデンサ58
、インダクタンス56,54、主コンデンサ53の図示
負荷側の経路で流れる放電電流により、ピーキングコン
デンサ58に以降される。なお、U■予備電離用ギャッ
プ57がブレーク・ダウンしたときに生ずるU■光によ
り、主放電電極60は予備電離される。
欲に、ピーキング・コンデンサ58の充電電圧が主放電
電極60のブレーク・ダウン電圧に達すると、同コンデ
ンサに充電された電荷は、図示コンデンサ58の正極か
ら、レーザ主放電電極60、インダクタンス59、図示
コンデンサ58の負荷の経路で流れ、レーザ主放電電極
60を介し、レーザガス中でエネルギの大部分は消費さ
れ、レーザ発振に寄与する。
サイラトロン27を流れる順方向(サイラトロン27の
アノード28からカソード29の方向に流れる電流。)
が停止してから数十μs程度で、サイラトロン27の主
電極間はオフ状態となり、上記の動作が繰り返される。
以上説明した高繰り返し高電圧パルス発生回路に用いる
サイラトロンの駆動回路としては、例えば、第6図に示
すように、MoS−FET等の半導体スイッチ素子を用
いた構成のものが用いられている。
同図において、1はゲート・トリガ・パルス発生回路の
直流電源入力正極端、2はコンデンサ3の充電抵抗、4
はゲート・トリガ・パルス発生用の半導体スイッチ素子
、5は半導体スイッチ素子4のゲート、6はダイオード
、7は変圧器、8は変圧器7の1次巻線、9は変圧器7
の2次巻線、13はサイラトロン27のコントロール・
グリッド18の直流バイアス電流を阻止するためのコン
デンサ、14はサイラトロン27のコントロール・グリ
ッド、18はサイラトロン27のコントロール・グリッ
ド14の直流バイアス電源、19は抵抗、20はサージ
電圧阻止用インダクタンス、21はバリスタ、22はサ
イラトロン27の補助グリッド25の直流バイアス電源
、23は抵抗、24はサージ電圧阻止用インダクタンス
、25はサイラトロン27の補助グリッド、26はバリ
スタ、28はサイラトロン27のアノード、29はサイ
ラトロン27のカソードである。
本回路において、半導体スイッチ4がオフのときには、
入力端1とアース・ライン間に接続されたゲート・トリ
ガ・パルス用直流電源により、コンデンサ3は入力端1
から、抵抗2、コンデンサ3、変圧器7の1次巻線8、
アース・ラインの経路で流れる充電電流により、図示の
極性に充電される。
半導体スイッチ4のゲート5にアース・ラインに対し正
方向のゲート電圧が印加されると、同スイッチ4はター
ン・オンし、コンデンサ3に蓄積された電荷は、コンデ
ンサの図示正極から、スイッチ4、変圧器7の1次巻線
8、コンデンサ3の図示負極の向きで流れる。このため
、変圧器7の2次巻1lIA9には、巻線比に応じたパ
ルス電圧が図示黒丸の極性で誘起し、抵抗41、コンデ
ンサ13を介して、サイラトロン27のコントロール・
グリッド14に印加される。この結果、ある遅れ時間(
アノード遅れ時間と呼ばれる。)経過した後、前記第8
図の回路動作で説明したように、サイラトロン27の主
電極間はブレーク・ダウンする。
即ち、第6図の回路では、半導体スイッチ4のゲート5
に加える正方向の電圧パルスのタイミングを制御するこ
とにより、サイラトロン27の繰り返し周期を制御する
ことができる。
以上説明した放電励起レーザについては、例えば、“短
波長レーザ技術の現状”、電気学会技術報告(II部)
第217号(1986年4月)、銅蒸気レーザの放電特
性゛、電力中央研究報告l゛87117 (1988年
9月)、サイラトロン及びその駆動回路については、例
えば’Eng11shElectric〜alve C
ompany Lim1ted、 THYRATRON
DATABOOK” 、コーンズ・アンド・カンパニー
・リミテッド、   88.2.NS−1500に記載
されている。
また、目出電子レーザ等に用いられる線形誘導加速器を
始めとする加速器においても、以上説明した方式と同様
にサイラトロンを用いた高電圧パルス発生回路が用いら
れている。その詳細については、例えば、D、Birx
、E、Cook、S、Hawkins、S、Poor。
L、Reginato、J、schmidt and 
M、Sm1th :    ”THEAPPLICAT
ION OF MAGNETIC5WITC,HES 
AS Pt1LSESOURCES FORINDUC
TION LINAC5” 、  IEEE Tran
−saction on Nuclear 5cien
ce、 Vol、N5−30. No、4゜pp276
3〜2768 (1983)に記載されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
放電励起レーザでは、レーザ出力の安定化、低タイム・
ジッタ化が要求されている。例えば、ウラン同位体分離
に用いる放電励起レーザ(エキシマレーザ、TEMA−
C○2レーザ、あるいは銅蒸気レーザ等か用いられてい
る。ンでは、レーザ出力を大きくするため、複数台のレ
ーザ装置を同期運転させることがおこなわれている。こ
の場合、各レーザ装置のレーザ出力のタイム・ジッタは
、数ns程度以内の精度とすることが必要とされている
例えば、第8図に示す回路構成の放電励起レーザでは、
前記タイム・ジッタの主要因は、サイラトロン27にあ
る。このサイラトロンのタイム・ジッタは、使用するサ
イラトロン自体の性能と使用するサイラトロン駆動回路
によって定まり、低タイム・ジッタ化を図るためには、
4極サイラトロン(例えば、English Elec
tric Valve CompanyLimited
製CX−1625、あるいはEG&G社製LS−411
1等)を用いて、サイラトロンのコントロール・グリッ
ドとカソード間に印加するゲート・トリガ・パルス電圧
を正確なタイミングで、極力短い時間で立ち上がるサイ
ラトロン駆動回路を使用することが有効である。
このようなサイラトロン駆動回路を得るためには、例え
ば、第6図において、リーケージインダクタンスの小さ
な変圧器7(通常トロイダル形状のフェライトを施すこ
とにより得られる。)を用いるとともに、抵抗41の値
を極力小さな値とすることによって、コントロール・グ
リッド14に印加されるゲート・トリガ・パルス電圧の
立ち上がり時間を早めるとともに、半導体スイッチ4の
ゲート5に加えるゲート・パルス発生回路のタイミング
を正確にコントロールすることによって得られる。
しかし、前記第6図に示すサイラトロン駆動回路を用い
た場合、サイラトロン27の主電極間がブレーク・ダウ
ンしたときに、同サイラトロンのコントロール・グリッ
ド14とカソード29間には、第7図に示すようなサー
ジ電圧■ユ、が誘起する。このサージ電圧V 14によ
り、コントロール・グリッド14、コンデンサ13、抵
抗41、変圧器7の2次巻線9、カソード29の経路で
サージ電流が流れる。このサージ電流により、変圧器7
の2次巻M9に誘起する電圧の巻線比に応じた電圧が同
変圧器7の1次巻線に誘起し、同変圧器の17!A側に
印加される。このサイラトロン27の主電極間のブレー
ク・ダウンに伴い発生するサージ電圧によって、変圧器
7の1次側に印加される電圧の波高値は、変圧器の7の
り一ケージ・インダクタンス及び抵抗41の値が小さい
ほど高くなり、極端な場合には、半導体スイッチ素子、
ダイオード6、あるいは半導体スイッチ素子4のゲート
5に接続されるゲート回路の破壊に至ることもある。
即ち、第6図に示すサイラトロン駆動回路を用いた場合
には、サイラトロン27のタイム・シックを数ns程度
まで低下させつつ、半導体スイッチ素子4、ダイオード
6、あるいは半導体スイッチ素子4のゲート5に接続さ
れるゲート回路の信頼性を十分確保することが困難であ
った。
また、サイラトロン駆動回路としては、例えば、特開平
1−222669に開示されるように、半導体スイッチ
素子を用いて、変圧器を介すことなしにサイラトロンの
コントロール・グリッドに印加するゲート・トリガ・パ
ルス電圧の立ち上がり時間を改善する方法も存在するが
、この場合にも、前記第6図の従来例で説明したように
、サイラトロンのタイム・ジッタを減少させるためにサ
イラトロンのコントロール・グリッドに印加するゲート
・トリガ・パルス電圧の立ち上がり時間を早めた場合に
は、サイラトロン駆動回路の信頼性が低下する問題があ
る。
これらの問題を対策するため、サイラトロン・トリガ回
路のスイッチ素子として、耐電圧が高く、スイッチング
特性も良好なサイラトロンを用いることも行われていた
が、この場合には、サイラトロン・トリガ回路の寿命が
、これに用いるサイラトロン寿命により制限されてしま
うという問題があった。
なお、以上の説明では、放電励起レーザに用いるサイラ
トロン駆動回路について説明したが、線型誘導加速器の
場合には、より多くの高電圧パルス発生回路を同期運転
することか必要となるため、上記問題点は、より深刻な
ものであった。
〔問題を解決するための手段〕
本発明は、サイラトロン当のガス・スイッチのゲート・
トリガ・パルス電圧を定める直流電源と、ゲート・トリ
ガ・パルス電圧を発生させるための半導体スイッチ素子
から構成される高電圧パルス発生回路の出力端と直列に
接続された可飽和リアクトルを介して同ガス・スイッチ
のゲート・トリガ人ツノにゲート・トリガ・パルス電圧
を印加し得るように構成したことを特徴とするガス・ス
イッチ駆動回路である。
このようにケート・トリガ・パルス電圧を定める直流電
源どゲート・トリガ・パルス電圧を発生させるための半
導体スイッチ素子から構成される高電圧パルス発生回路
の出力端とガス・スイッチのゲート・トリガの入力間に
直列に可飽和リアクトルを挿入することにより、急峻な
立ち上がり時間のゲート・トリガ・パルス電圧をガス・
スイッチのゲート・トリガ入力に印加させることができ
るとともに、同ガス・スイッチの主電極間がターンオン
したときに、同ガス・スイッチのゲート・トリガ入力に
誘起する高電圧サージな前記可飽和リアクトルによって
阻止することができ、前記半導体スイッチ素子を始めと
するケート・l・リカ・パルス発生回路を構成する素子
の保護を図ることかでき好ましい。
前記ガス・スイッチ駆動回路において、前記可飽和リア
クトルには、ガス・スイッチがターンオンしたときに同
ガス・スイッチのゲート・トリガ入力端子側から同可飽
和リアクトルに印加されるサージ電圧により同可飽和リ
アクトルが磁化される極性と逆極性に磁化するためのバ
イアス回路が設けられた場合には、ゲート・トリガ・パ
ルス電圧が同可飽和リアクトルに印加されたときに、同
可飽和リアクトルの磁束密度が変化するときの比透磁率
を小さく設定することができるため、より急峻な立ち上
がり時間のゲート・トリガ・パルス電圧をガス・スイッ
チのゲート・トリガ入力に印加させることができるとと
もに、同ガス・スイッチの主電極間がターンオンしたと
きに、同ガス・スイッチのゲート・トリガ入力に誘起す
る高電圧が同可飽和リアクトルに印加されたときの同可
飽和リアクトルの動作磁束密度量を大ととることができ
るため、同可飽和リアクトルを小形化することもでき好
ましい。
前記ガス・スイッチ駆動回路において、前記可飽和リア
クトルは、ガス・スイッチのケート・トリガ・パルス電
圧を定める直流電源と、ゲート・トリガ・パルス電圧を
発生させるための半導体スイッチ素子及び変圧器で構成
された高電圧パルス発生回路における前記変圧器の2次
巻線の1端と前記ガス・スイッチのゲート・トリガ入力
端子間に直列に接続されており、前記可飽和リアクトル
のバイアス回路は、前記変圧器の動作磁束密度量を犬と
し得る方向にバイアスするための回路も兼ねている場合
には、前記変圧器の動作磁束密度量か大となるため、同
変圧器の小形化を図ることができ好ましい。
前記ガス・スイッチ駆動回路において、前記可飽和リア
クトルの磁心として非晶質磁性合金薄帯を用いて構成さ
れた巻磁心を用いた場合には、同磁心は急峻な飽和特性
を示すとともに、非飽和領域の比透磁率も大きいため、
急峻なケート・トリガ・パルス電圧を得ることかできる
とともに、前記ガス・スイッチかターンオンしたときに
同ガス・スイッチのケート・トリガ入力端に誘起する電
圧を前記可飽和リアクトルが阻止する能力も向上し好ま
しい。
前記ガス・スイッチ駆動回路において、前記可飽和リア
クトルの磁心はその組成が、 (F el−6Mm) 10−x−F−m−ac u、
S i、B、M。
(原子%) (ただし、MはCo及びNiの1種または2種で・あり
、M′はNb、W、Ta、Zr、Hf、Ti及びMoか
らなる群から選ばれた少なくとも1種の元素、a+ X
+  V+  Z及びαはそれぞれ0≦a≦0.5. 
 1≦x≦3.○≦y≦30゜0≦2≦25,5≦y+
z≦30.0. 1≦α≦30を満たす。) により表される組成を有し、組成の少なくとも50%が
微細なりcc  Fe固溶体の結晶からなり、各結晶粒
の最大寸法で測定した粒径の平均値が、100OA以下
である合金からなる鉄基軟磁性合金薄帯を用いた巻磁心
で構成されている場合には、同磁心の飽和領域の比透磁
率は極めて小さいため、急峻なゲート・トリガ・パルス
電圧を得ることができるとともに、非飽和領域の比透磁
率が大きく、動作磁束密度量も大とすることができるた
め、より小形の磁心を用いて、前記ガス・スイッチがタ
ーンオンしたときに同ガス・スイッチのゲート・トリガ
入力端に誘起する電圧を阻止することができるため好ま
しい。
以上説明してきたガス・スイッチ駆動回路を用いた放電
励起レーザにおいては、レーザ出力のタイム・ジッタが
著しく減少するため好ましい。
前記放電励起レーザを2台以上同期運転させた場合には
、各レーザのレーザ出力のタイム・ジッタが著しく少な
いために、タイム・ジッタに起因する各レーザ出力のタ
イミングにずれを生じるのを対策することができるため
好ましい。
また、以上説明してきたガス・スイッチ駆動回路を用い
た加速器では、加速電圧パルスのタイム・ジッタが著し
く減少するため好ましい。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について詳しく説明するが、本発
明はこれら実施例に限るものではない。
(実施例1) 第1図は本発明によるガス・スイッチ駆動回路を、ガス
・スイッチとしてサイラトロンを用いた場合に適用した
一実施例である。本回路において、lはゲート・トリガ
・パルス発生回路の直流電源入力正極端、2はコンデン
サ3の充電抵抗、4はゲート・トリガ・パルス発生用の
半導体スイッチ素子、5は半導体スイッチ素子4のゲー
ト、6はダイオード、7は変圧器、8は変圧器7の1次
巻線、9は変圧器7の2次巻線、10は可飽和リアクト
ル、11は可飽和リアクトル10の出力巻線、12は可
飽和リアクトル10のバイアス巻線、13はサイラトロ
ン27のコントロール・グリッドの直流バイアス電流を
素子するためのコンデンサ、14はサイラトロン27の
コントロール・グリッド、15.16は可飽和リアクト
ル10のバイアス巻線12の巻線端であり、かつバイア
ス回路17の出力端、17は可飽和リアクトル10のバ
イアス回路、18はサイラトロン27のコントロール・
グリッド14の直流バイアス電源、19は抵抗、20は
サージ電源阻止用インダクタンス、21はバリスタ、2
2はサイラトロン27の補助グリッド25の直流バイア
ス電源、23は抵抗、24はサージ電源阻止用インダク
タンス、25はサイラトロン27の補助グリッド、26
はバリスタ、28はサイラトロン27のアノード、29
はサイラトロン27のカソードである。また、本回路に
おける可飽和リアクトル10のバイアス回路9は第8図
に示すエキシマレーザの励起回路に接続した。
以下、第1図の回路動作を同図と可飽和リアクトルユO
の動作磁化曲線第2図を用いて説明する。
半導体スイッチ4がオフのときには、入力端1とアース
・ライン間に接続されたゲート・トリガ・パルス用直流
電源により、コンデンサ3は、入力l4i1から、抵抗
2、コンデンサ3、変圧器7の1次巻線8、アース・ラ
インの経路で流れる充電電流により、図示の極性に充電
される。このとき、可飽和リアクトル10の磁束密度は
、バイアス回路17から、同可飽和リアクトル10のバ
イアス巻#X12に、図示の向きで流される直流バイア
ス電流工、により次式で定まるバイアス磁化力HBによ
って、第2図のa点で示す飽和領域までバイアスされて
いる。
l。
N12:可飽和リアクトル10のバイアス巻線12の巻
数 ■B :バイアス電流(A) ■、:可飽和リアクトル10の磁心平均磁路長(m) 半導体スイッチ4のゲート5にアース・ラインに対し正
方向のゲート電圧が印加させると、同スイッチ4はター
ンオンし、コンデンサ3に蓄積された電荷は、同コンデ
ンサの図示正極から、スイッチ4、変圧器7の1次巻線
8、コンデンサ3の図示負極の向きで流れる。このため
、変圧器7の2次巻線9には、巻数比に応じたパルス電
圧力入図示黒丸の極性で誘起し、可飽和リアクトル10
の出力巻数11に印加される。この結果、同リアクトル
10の磁束密度は、第2図のa点からb点まで変化する
が、この間の比透磁率は飽和領域にあるため極めて小さ
く、同リアクトル10の出力巻ItiAllは前記パル
ス電圧をほとんど阻止することがない。この結果、急峻
な立ち上がりのゲート・トリガ・パルス電圧をサイラト
ロン27のコントロール・グリッド14に印加すること
ができ、ある遅れ時間経過した後、サイラトロン27の
主電極間が1=0でブレーク・ダウンする。
サイラトロン27の主電極間がt=7まで同コントロー
ル・グリッド14を正極とするサージ電圧’V 14が
誘起し、コンデンサ13を介して、可飽和リアクトル1
0の出力巻illに印加される。
このため可飽和リアクトル10の磁束密度は、1=0か
らτ、まての期間に、第2図のb点から、87点、C点
を経由して、d点までΔBたけ変化する。C点からd点
までの間の比透磁率は極めて大きいため、前記サージ電
圧V14のほとんどを同可飽和リアクトル10の出力巻
線11が阻止し、変圧器7の2次巻線9に印加される電
圧はきわめて小さな値に制御される。このため同変圧器
7の1次側に誘起する電圧も制御することができ、半導
体スイッチ素志、ダイオード6、及び半導体スイッチ素
子のゲート回路等の保護を図ることができる。以上の動
作において次式が成立する。
N1.:可飽和リアクトル10の出力巻gx1の巻数 Ae :可飽和リアクトル10の磁心有効断面積(m2
) ΔB=可飽和リアクトル10の動作磁束密度量(T) t=τ1に達すると、可飽和リアクトル11の磁束密度
は、前記バイアス回路17から、同可飽和リアクトル1
0のバイアス巻線12に流されるバイアス電圧IBによ
り生ずるバイアス磁化力HDによって、第2図のd点か
らa点まで変化する。
以上述べた動作が繰り返し行われることにより、サイラ
トロン27のコントロール・グリッド14に印加するゲ
ート・トリガ・パルス電圧の立ち上がり時間を遅らせる
ことなしに、同ゲート・トリガ回路の保護を図ることが
できる。
以上の動作原理からも明かなように、可飽和リアクトル
10には、以下の特性が要求される。
1)サイラトロン27のコントロール・グリッド14に
印加するゲート・トリガ・パルス電圧の立ち上がり時間
を極力率めるため、可飽和リアクトルlOの飽和領域の
インダクタンスL1゜fsatlが極力小さいこと。
2)サイラトロン27のゲート・トリガ回路の保護を図
るため、可飽和リアクトル10の非飽和領域のインダク
タンスLlO(una@t)が極力大きいこと。
3)サイラトロン27のコントロール・グリッド14に
印加するゲート・トリガ・パルス電圧のタイム・ジッタ
な減少させるため、可飽和リアクトル10に起因するタ
イム・ジッタが小さなこと。
このため、同可飽和リアクトル10を構成する磁心には
、 1)の点から、飽和領域の比透磁率μγiamb)が小
さく、動作磁束密度ΔBも大であること。
2)の点から、非飽和領域の比透磁率μγ1aatlが
大きいこと。
3)の点から、磁心ゆらぎ雑音(磁心ゆらが雑音)につ
いては、例えば、村上者−著二 “磁気応用工学” 、
P34fil、朝食書店(i984)に記載されている
。)が小さいこと。
が必要である。
第1図に示す本発明の実施例において、可飽和リアクト
ル10の磁心としては第1表に示す組成、直流磁気特性
、飽和磁歪及び第2表に示す形状のものを用い、同リア
クトル10の出力巻[11とバイアス巻fi12をとも
に1ターンとしたときと、第6図に示す従来例との比較
を第3表に示す。第3表において、ΔBはサイラトロン
27の主電極間がブレーク・ダウンした後に可飽和リア
クトル10の出力巻illに印加されるサージ電圧によ
って、同リアクトルの磁心が動作させられる動作磁束密
度量、■トは同リアクトルのバイアス巻線12に流され
るバイアス電流、I tpは前記サイラトロンの主電流
間がブレーク・ダウンしたときに生ずるサージ電圧によ
って、同サイラトロンのコントロール・グリッド14か
らコンデンサ13を介して変圧器7の2pA巻iI9に
流れ込むサージ電流波高値、t、は前記サイラトロンの
コントロール・グリッドに印加されるゲート・トリガ・
パルス電圧の立ち上がり時間、Δtはサイラトロン27
の主電極間のスイッチング動作におけるタイム第 表 ・試料No、1〜9は非晶質合金であり、7.5u4の
ポリイミド・フィルムで層間絶縁したもの、 No、10−14は超微結晶質合金であり、Sin、で
層間絶縁したもの。
** B 800は磁化力800^八における磁束密度
、λSは飽和磁歪。
第 2 表 第 表 傘繰り返し周波数はいずれも100Hz。
・ジッタである。なお、高電圧パルス発生回路としては
第8図に示すエキシマレーザのものを用いた。 本発明
において、第2表に示す可飽和リアクトル10の磁心の
寸法及び第3表に示すバイアス電流工、は、第2図に示
す同磁心の同B−Hループ概念図のように、サイラトロ
ン27の主電極間がブレーク・ダウンした後に、同可飽
和リアクトル10の出力巻illに印加されるサージ電
圧によって飽和しないように選定している。
従来例1は第6図の回路において抵抗41を短終した場
合であり、サイラトロン27の主電極間のブレーク・ダ
ウン後に生ずる前記サージ電流波高値I rpが大きい
ため、動作後数秒で第6図に示すケート・トリガ回路の
半導体スイッチ素子4、及びダイオード6が破壊されて
しまった。
また、従来例2は、同図において抵抗41を挿入した場
合であり、本例では、前記サージ電流波高値1゜を小と
することができ、ゲート・トリガ回路の安全動作を図れ
るが、サイラトロン27のコントロール・グリッド14
に印加するゲート・トリガ・パルス電圧の立ち上がり時
間が著しく長くなるため、同サイラトロンの主電極間の
スイッチング同時のタイム−ジッタΔもが大きくなって
しまった。
一方、本発明によれば、サイラトロン27のコントロー
ル・グリッド14に印加するゲート・トリガ・パルス電
圧の立ち上がり時間を著しく遅くすることなしに、前記
サイラトロン27の主電極間のブレーク・ダウン後に生
じるサージ電流波高値I tpを抑制することができる
ため、ゲート・トリガ回路の安全動作を図りつつ、サイ
ラトロン27の主電極間のスイッチング動作のタイム・
シックΔtを小さくすることができる。
第3表よりわかるように、前記可飽和リアクトル1oの
磁心として、Ni−Znフェライト等に比べて、非晶質
磁性薄帯あるいは鉄基超微結晶質磁性薄帯を用いて構成
したものを用いた場合に、ゲート・トリガ回路の安全動
作を図りつつ、サイラトロン27の主電極間のスイッチ
ング動作におけめタイム・ジッタΔtを小さくすること
ができ、特に鉄基超微結晶質磁性薄帯を用いた磁心を用
いたときには、磁心寸法の小形化が容易になるとともに
、少ないバイアス電流1カで、優れた性能を出すことが
できた。
(実施例2) 第3図は本発明によるガス・スイッチ駆動回路を、ガス
・スイッチとしてサイラトロンを用いた場合に適用した
他の実施例である。本回路では実施例1に示した第1図
の回路において、可飽和リアクトル10のバイアス巻9
12に流すバイアス電流を、変圧器7の2次巻線にも流
し、同変圧器の動作磁束密度量ΔB′を大きくとれるよ
うにして、同変圧器の小形化、及び低リーケージ・イン
ダクタンス化を図ったところに特徴を持たせたもので、
他は実施例1と同様の効果を得ることができる。
第3図において、35はゲート・トリガ回路の半導体ス
イッチ素子4がターン・オンしたときに変圧器7の2地
巻線に誘起した電圧パルスが可飽和リアクトル10のバ
イアス巻線12に印加されるのを防止するとともに、前
記サイラトロン27の主電極間のブレーク・ダウンに伴
い可飽和リアクトル10のバイアス巻!!12に誘起す
る電圧を変圧器7の2次巻線に印加されるのを抑制する
ためのインダクタンスである。
第4図は、本実施例第3図の変圧器7の動作磁化曲線の
概念図を示したものであり、前記可飽和リアクトル10
のバイアス回路17の出力端の製極15、変圧器7の2
次巻線9、インダクタンス35、可飽和リアクトル10
の2次巻線12、バイアス回路17の出力端の不極6の
経路で流れるバイアス電流Inにより生ずる地代で示さ
れるような磁化力Ha’によって、変圧器7の磁束密度
は、図示黒丸と逆極性にa′点までバイアスされる。
N、  :変圧器7の2次巻ft1i19の巻数1、′
 :変圧器7の平均磁路長(m)次に、半導体スイッチ
素子がターンオンすると、変圧器7の1次巻IJI8に
は図示黒丸の極性に電圧が印加される。この結果、変圧
器7の磁束密度は、第4図は、a′点からb′点までΔ
B′だけ変化させることができ、曲記第3図の変圧器の
動作磁束密度量よりも大とすることができる。なお、本
実施例の変圧器7の磁心に用いる磁心としては、ΔB′
の拡大を図る意味から前記、実施例1で示した第1表の
試料1から14に示すような材質のものを用いることが
有効である。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、サイラトロン等の
ガス・スイッチを用いた高電圧パルス発生回路に用いる
半導体スイッチ素子を用いた同ガス・スイッチ駆動回路
として、信頼性極めて高く、ガス・スイッチの主電極間
のスイッチング動作におけるタイム・ジッタの少ないも
のを得ることができる。
また、本実施例では、主に、エキシマレーザを例に本ガ
ス・スイッチ駆動回路を用いることで信頼性が向上する
とともに出力のタイム・ジッタが減少する効果について
述べたが、本発明によるガス・スイッチ駆動回路を用い
た他の放電励起レーザ及び線型誘導加速器等においても
同様の効果の得られることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るガス・スイッチ駆動回路の一実施
例を示した図、第2図は本発明のガス・スイッチ駆動回
路に使用する可飽和リアクトルの動作磁化曲線概念図、
第3図は本発明に係るガス・スイッチ駆動回路の他の実
施例を示した図、第4図は第3図における変圧器7の動
作磁化曲線概念図、第5図は第1図と第3図における可
飽和リアクトルのバイアス回路の一例を示す回路構成図
、第6図は従来のガス・スイッチ駆動回路を示した図、
第7図はサイラトロンのコントロール・グリラド14と
カソード29間に誘起するサージ電圧波形の一例を示し
た図、第8図はエキシマレーザの主回路構成図である。 1:直流電源入力正極端、4:半導体スイッチ素子6:
ダイオード、7:変圧器、10:可飽和リアクトル、1
2:可飽和リアクトル10のバイアス巻線、14ニコン
トロール・グリ・ラド、 17:可飽和リアクトル10のバイアス回路、25:補
助グリッド、27:サイラトロン、28:サイラトロン
27のアノード、 29:サイラトロン27のカソード 41:抵抗 第 図 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)ガス・スイッチのゲート・トリガ・パルス電圧を定
    める直流電源と、ゲート・トリガ・パルス電圧を発生さ
    せるための半導体スイッチ素子から構成される高電圧パ
    ルス発生回路の出力端と直列に接続した可飽和リアクト
    ルを介して、同ガス・スイッチのゲート・トリガ入力に
    ゲート・トリガ・パルス電圧を印加し得るように構成し
    たことを特徴とするガス・スイッチ駆動回路。 2)請求項1記載のガス・スイッチ駆動回路において、
    前記可飽和リアクトルには、ガス・スイッチがターンオ
    ンしたときに同ガス・スイッチのゲート・トリガ入力端
    子側から同可飽和リアクトルに印加されるサージ電圧に
    より同可飽和リアクトルが磁化される極性と逆極性に磁
    化するためのバイアス回路が設けられていることを特徴
    とするガス・スイッチ駆動回路。 3)請求項2に記載のガス・スイッチ駆動回路において
    、前記可飽和リアクトルは、ガス・スイッチのゲート・
    トリガ・バルス電圧を定める直流電源と、ゲート・トリ
    ガ・パルス電圧を発生させるための半導体スイッチ素子
    及び変圧器で構成された高電圧パルス発生回路における
    前記変圧器の2次巻線の1端と前記ガス・スイッチのゲ
    ート・トリガ入力端子間に直列に接続されており、前記
    可飽和リアクトルのバイアス回路は、前記変圧器の動作
    磁束密度量を大とし得る方向にバイアスするための回路
    も兼ねていることを特徴とするガス・スイッチ駆動回路
    。 4)請求項1ないし3のいずれかに記載のガス・スイッ
    チ駆動回路におして、前記可飽和リアクトルの磁心は非
    晶質磁性合金薄帯を用いて構成された巻磁心であること
    を特徴とするガス・スイッチ駆動回路。 5)請求項1ないし3のいずれかに記載のガス・スイッ
    チ駆動回路において、前記可飽和リアクトルの磁心はそ
    の組成が、 (Fe_1_−_aM_a)_1_0_0_−_x_−
    _y_−_z_αCu_xSi_yB_zM_α(原子
    %) (ただし、MはCo及びNiの1種または2種であり、
    M′はNb、W、Ta、Zr、Hf、Ti及びMoから
    なる群から選ばれた少なくとも1種の元素、a、x、y
    、z及びαはそれぞれ 0≦a≦0.5、0.1≦x≦3、0≦y≦30、0≦
    z≦25、5≦y+z≦30、0.1≦α≦30を満た
    す。) により表される組成を有し、組成の少なくとも50%が
    微細なbccFe固溶体の結晶粒からなり、各結晶粒の
    最大寸法で測定した粒径の平均値が1000Å以下であ
    る合金から成る鉄基軟磁性合金薄帯を用いた巻磁心で構
    成されていることを特徴とするガス・スイッチの駆動回
    路。 6)請求項1ないし5のいずれかに記載のガス・スイッ
    チの駆動回路を用いた放電励起レーザ。 7)請求項6に記載の放電励起レーザを2台以上同期運
    転するように構成したことを特徴とする放電励起レーザ
    。 8)請求項1ないし5のいずれかに記載のガス・スイッ
    チの駆動回路を用いた加速器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103427811A (zh) * 2013-08-21 2013-12-04 罗斌 一种气体开关触发器保护电路
CN104079279A (zh) * 2014-06-17 2014-10-01 中国工程物理研究院流体物理研究所 高功率气体开关触发系统

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