JPH0328208Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0328208Y2 JPH0328208Y2 JP1986167443U JP16744386U JPH0328208Y2 JP H0328208 Y2 JPH0328208 Y2 JP H0328208Y2 JP 1986167443 U JP1986167443 U JP 1986167443U JP 16744386 U JP16744386 U JP 16744386U JP H0328208 Y2 JPH0328208 Y2 JP H0328208Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bead
- substrate
- intermediate plate
- combustion chamber
- metal gasket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Gasket Seals (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、積層金属ガスケツトに係り、特に
第2基板の第2ビード幅よりも小なる第1ビード
幅を有する第1基板のばね特性を被接合部材のデ
ツキ面に対応させて変更し、中間板に積層する第
1、第2基板のばね力の均一化を図つて被接合部
材のデツキ面への押圧力を均一にし、また、被接
合部材のデツキ面間の拡縮を防止し、安定したシ
ール効果を得る積層金属ガスケツトに関する。
第2基板の第2ビード幅よりも小なる第1ビード
幅を有する第1基板のばね特性を被接合部材のデ
ツキ面に対応させて変更し、中間板に積層する第
1、第2基板のばね力の均一化を図つて被接合部
材のデツキ面への押圧力を均一にし、また、被接
合部材のデツキ面間の拡縮を防止し、安定したシ
ール効果を得る積層金属ガスケツトに関する。
内燃機関を構成する被接合部材であるシリンダ
ヘツドとシリンダブロツクとのデツキ面間の接合
部には、このデツキ面のシールを果すべく金属ガ
スケツトが利用されている。金属ガスケツトは、
シリンダヘツドとシリンダブロツクとのデツキ面
間をシールすべく突条のビードが形成された基板
を有し、このビードがシリンダヘツドとシリンダ
ブロツクとを接合するボルト等の締結手段の締結
力によつて圧縮変形された際に、ビードの復元力
によつて各デツキ面に押圧力を付与させて接合部
のシールを果すものである。
ヘツドとシリンダブロツクとのデツキ面間の接合
部には、このデツキ面のシールを果すべく金属ガ
スケツトが利用されている。金属ガスケツトは、
シリンダヘツドとシリンダブロツクとのデツキ面
間をシールすべく突条のビードが形成された基板
を有し、このビードがシリンダヘツドとシリンダ
ブロツクとを接合するボルト等の締結手段の締結
力によつて圧縮変形された際に、ビードの復元力
によつて各デツキ面に押圧力を付与させて接合部
のシールを果すものである。
近年、内燃機関においては、軽量化、性能向
上、経済性が要求されるとともに耐久性を有する
ものが望まれている。従つて、内燃機関が長い期
間にわたつて使用されるので、内燃機関の熱変形
や膨縮等が頻繁に惹起する。
上、経済性が要求されるとともに耐久性を有する
ものが望まれている。従つて、内燃機関が長い期
間にわたつて使用されるので、内燃機関の熱変形
や膨縮等が頻繁に惹起する。
そこで、シリンダヘツドとシリンダブロツクと
の接合部をシールする金属ガスケツトには、内燃
機関の熱変形等に耐え得るものが望まれていた。
の接合部をシールする金属ガスケツトには、内燃
機関の熱変形等に耐え得るものが望まれていた。
この考案の出願人は、内燃機関の耐久性を向上
すべく、例えば実願昭57−175511号及び特願昭57
−154556号の如き金属ガスケツトの出願をしてい
る。実願昭57−175511号に記載のものは、二枚の
基板に形成したビードの頂部を夫々同方向に指向
させるとともに二枚の基板間には中間板を介装し
て構成され、ビードの弾性復元量及び復元力を増
加させ、接合面の部分的面圧の不均一を補償し、
シール性を向上させている。また、特願昭57−
154556号に記載のものは、表片面にシール材を被
着した二枚の基板間に副板を介装するとともに、
副板の表裏両面に各基板の裏片面を接合し、且つ
基板のビードが副板を挟んで略対称位置になるよ
うに各基板を積層して構成され、ビードの弾性に
よる復元量を倍増してシール効果を向上させてい
る。
すべく、例えば実願昭57−175511号及び特願昭57
−154556号の如き金属ガスケツトの出願をしてい
る。実願昭57−175511号に記載のものは、二枚の
基板に形成したビードの頂部を夫々同方向に指向
させるとともに二枚の基板間には中間板を介装し
て構成され、ビードの弾性復元量及び復元力を増
加させ、接合面の部分的面圧の不均一を補償し、
シール性を向上させている。また、特願昭57−
154556号に記載のものは、表片面にシール材を被
着した二枚の基板間に副板を介装するとともに、
副板の表裏両面に各基板の裏片面を接合し、且つ
基板のビードが副板を挟んで略対称位置になるよ
うに各基板を積層して構成され、ビードの弾性に
よる復元量を倍増してシール効果を向上させてい
る。
ところが、従来、積層する二枚の基板に形成し
た各ビードが同じビード幅及び同じビード高さで
同一断面形状に形成されているので、シールする
デツキ面に対応させてばね特性を変更することが
できなかつた。また、各ビードの頂部を夫々同方
向に指向させるとともに二枚の基板間に中間板を
介装した積層金属ガスケツトにおいては、一方の
基板に形成したビードの両基部が一方のデツキ面
に当接するとともに他方の基板に形成したビード
の頂部が他方のデツキ面に当接するので、各ビー
ドの接触面積が異なる等の要因により、各基板の
ばね力が不均一になつてデツキ面全体を均一にシ
ールすべく押圧力を付与させることができず、シ
ール効果が不安定になるという不都合を招いた。
た各ビードが同じビード幅及び同じビード高さで
同一断面形状に形成されているので、シールする
デツキ面に対応させてばね特性を変更することが
できなかつた。また、各ビードの頂部を夫々同方
向に指向させるとともに二枚の基板間に中間板を
介装した積層金属ガスケツトにおいては、一方の
基板に形成したビードの両基部が一方のデツキ面
に当接するとともに他方の基板に形成したビード
の頂部が他方のデツキ面に当接するので、各ビー
ドの接触面積が異なる等の要因により、各基板の
ばね力が不均一になつてデツキ面全体を均一にシ
ールすべく押圧力を付与させることができず、シ
ール効果が不安定になるという不都合を招いた。
そこでこの考案の目的は、上述の不都合を除去
すべく、第1基板の第1ビードの第1ビード幅を
第2基板の第2ビードの第2ビード幅よりも小に
形成し、第1ビードの第1頂部が中間板の一面に
当接すべく第1基板を中間板に積層して設け、第
2ビードの各第2基部が中間板の他面に当接すべ
く第2基板を中間板に積層して設け、第1基板の
第1ビードと第2基板の第2ビードとを中間板を
挟んで同一位置に配設し、第1基板の燃焼室孔周
りの第1基板内端部と中間板の燃焼室孔周りの中
間板内端部との間には第1ビードが圧縮変形され
た際に第1ビードの所定厚さ以下への押圧変形を
阻止する補償部材を設けることにより、第2基板
の第2ビード幅よりも小なる第1ビード幅を有す
る基板のばね特性を変更し、中間板に積層する第
1、第2基板のばね力の均一化を図つてデツキ面
への押圧力を均一にし、また、デツキ面間隙の拡
縮を防止して破損の発生を回避させ、長期間にわ
たつて安定したシール効果を得る積層金属ガスケ
ツトを実現するにある。
すべく、第1基板の第1ビードの第1ビード幅を
第2基板の第2ビードの第2ビード幅よりも小に
形成し、第1ビードの第1頂部が中間板の一面に
当接すべく第1基板を中間板に積層して設け、第
2ビードの各第2基部が中間板の他面に当接すべ
く第2基板を中間板に積層して設け、第1基板の
第1ビードと第2基板の第2ビードとを中間板を
挟んで同一位置に配設し、第1基板の燃焼室孔周
りの第1基板内端部と中間板の燃焼室孔周りの中
間板内端部との間には第1ビードが圧縮変形され
た際に第1ビードの所定厚さ以下への押圧変形を
阻止する補償部材を設けることにより、第2基板
の第2ビード幅よりも小なる第1ビード幅を有す
る基板のばね特性を変更し、中間板に積層する第
1、第2基板のばね力の均一化を図つてデツキ面
への押圧力を均一にし、また、デツキ面間隙の拡
縮を防止して破損の発生を回避させ、長期間にわ
たつて安定したシール効果を得る積層金属ガスケ
ツトを実現するにある。
この目的を達成するためにこの考案は、燃焼室
孔を囲繞する第1、第2ビードが形成された弾性
金属板からなる第1、第2基板を積層して設け、
この第1基板と第2基板間に中間板を介装した積
層金属ガスケツトにおいて、前記第1基板の第1
ビードの第1ビード幅を前記第2基板の第2ビー
ドの第2ビード幅よりも小に形成し、前記第1ビ
ードの第1頂部が前記中間板の一面に当接すべく
前記第1基板を前記中間板に積層して設け、前記
第2ビードの各第2基部が前記中間板の他面に当
接すべく前記第2基板を前記中間板に積層して設
け、前記第1基板の第1ビードと前記第2基板の
第2ビードとを前記中間板を挟んで同一位置に配
設し、前記第1基板の燃焼室孔周りの第1基板内
端部と前記中間板の燃焼室孔周りの中間板内端部
との間には前記第1ビードが圧縮変形された際に
前記第1ビードの所定厚さ以下への押圧変形を阻
止する補償部材を設けたことを特徴とする。
孔を囲繞する第1、第2ビードが形成された弾性
金属板からなる第1、第2基板を積層して設け、
この第1基板と第2基板間に中間板を介装した積
層金属ガスケツトにおいて、前記第1基板の第1
ビードの第1ビード幅を前記第2基板の第2ビー
ドの第2ビード幅よりも小に形成し、前記第1ビ
ードの第1頂部が前記中間板の一面に当接すべく
前記第1基板を前記中間板に積層して設け、前記
第2ビードの各第2基部が前記中間板の他面に当
接すべく前記第2基板を前記中間板に積層して設
け、前記第1基板の第1ビードと前記第2基板の
第2ビードとを前記中間板を挟んで同一位置に配
設し、前記第1基板の燃焼室孔周りの第1基板内
端部と前記中間板の燃焼室孔周りの中間板内端部
との間には前記第1ビードが圧縮変形された際に
前記第1ビードの所定厚さ以下への押圧変形を阻
止する補償部材を設けたことを特徴とする。
この考案の構成によれば、接合部に介装された
積層金属ガスケツトが圧縮変形する際には、第1
基板に形成した小なる第1ビード幅の第1ビード
の押圧変形が補償部材によつて所定厚さで抑制さ
れるとともに第2基板に形成した大なる第2ビー
ド幅の第2ビードが大きく変形することにより、
中間板に積層した第1、第2基板のばね力の均一
化を図るとともに、補償部材によりデツキ面間隙
が拡縮するのを防止して破損を回避させ、デツキ
面全体を均一にシールする押圧力を作用させ、こ
れにより、燃焼ガスのリークを効率よく防止し、
長期間にわたつて安定したシール効果を得る。ま
た、第1、第2基板のばね特性を第1、第2基板
に形成する第1、第2ビードの第1、第2ビード
幅および/または補償部材の厚さを変えることに
より、容易に変更することができ、実用的であ
る。
積層金属ガスケツトが圧縮変形する際には、第1
基板に形成した小なる第1ビード幅の第1ビード
の押圧変形が補償部材によつて所定厚さで抑制さ
れるとともに第2基板に形成した大なる第2ビー
ド幅の第2ビードが大きく変形することにより、
中間板に積層した第1、第2基板のばね力の均一
化を図るとともに、補償部材によりデツキ面間隙
が拡縮するのを防止して破損を回避させ、デツキ
面全体を均一にシールする押圧力を作用させ、こ
れにより、燃焼ガスのリークを効率よく防止し、
長期間にわたつて安定したシール効果を得る。ま
た、第1、第2基板のばね特性を第1、第2基板
に形成する第1、第2ビードの第1、第2ビード
幅および/または補償部材の厚さを変えることに
より、容易に変更することができ、実用的であ
る。
以下図面に基づいてこの考案の実施例を詳細且
つ具体的に説明する。
つ具体的に説明する。
第1〜5図は、この考案の実施例を示すもので
ある。図において、2は多気筒用内燃機関の積層
金属ガスケツトである。この積層金属ガスケツト
2は、弾性金属板からなる第1、第2基板4,6
とこれ等基板4,6間に介装する中間板8とによ
り構成される。第1、第2基板4,6及び中間板
8には、複数の燃焼室孔10が直列に形成されて
いるとともに、これ等燃焼室孔10の周辺に締結
手段である締結用ボルトを挿通する複数のボルト
孔12が形成されている。
ある。図において、2は多気筒用内燃機関の積層
金属ガスケツトである。この積層金属ガスケツト
2は、弾性金属板からなる第1、第2基板4,6
とこれ等基板4,6間に介装する中間板8とによ
り構成される。第1、第2基板4,6及び中間板
8には、複数の燃焼室孔10が直列に形成されて
いるとともに、これ等燃焼室孔10の周辺に締結
手段である締結用ボルトを挿通する複数のボルト
孔12が形成されている。
第2図に示す如く、中間板8の一面8aに積層
される第1基板4には、燃焼室孔10を囲繞して
突条の第1ビード14が形成されている。この第
1ビード14は、所定の第1ビード高さD1で且
つ所定の第1ビード幅L1で形成されている。こ
の第1ビード14を形成した第1基板4は、第1
ビード14の第1頂部16が中間板8の一面8a
に当接し且つ第1基部18−1,18−2が例え
ば第3図に示すシリンダヘツド28のデツキ面2
8dに当接するように配設される。
される第1基板4には、燃焼室孔10を囲繞して
突条の第1ビード14が形成されている。この第
1ビード14は、所定の第1ビード高さD1で且
つ所定の第1ビード幅L1で形成されている。こ
の第1ビード14を形成した第1基板4は、第1
ビード14の第1頂部16が中間板8の一面8a
に当接し且つ第1基部18−1,18−2が例え
ば第3図に示すシリンダヘツド28のデツキ面2
8dに当接するように配設される。
また、中間板8の他面8bに積層される第2基
板6には、燃焼室孔10を囲繞して第2ビード2
0が形成されている。この第2ビード20は、前
記第1ビード14の第1ビード高さD1と略同一
の第2ビード高さでD2で且つ前記第1ビード幅
L1よりも大きな第2ビード幅L2で形成されてい
る。従つて、第1ビード14は、第2ビード20
よりも小なる断面形状、つまり、第2ビード20
よりも小なるビード幅のビードであり、大なる第
2ビード幅L2を有する第2ビード20に比して
ばね力が大で、圧縮変形するのに大きな荷重を必
要とし、大なる弾性復元力を有している。第2基
板6は、第2ビード20が前記第1ビード14と
同一となる位置において、第2基部22−1、,
22−2が中間板8の他面8bに当接するととも
に第2頂部24が例えば第3図に示すシリンダブ
ロツク30のデツキ面30dに当接するように配
設されている。つまり、第1基板4と第2基板6
とは、第1ビード14と第2ビード20とが中間
板8を挟んで対称位置に配設され、且つ第1頂部
16と第2頂部24とが夫々同方向に指向すべく
配設されている。
板6には、燃焼室孔10を囲繞して第2ビード2
0が形成されている。この第2ビード20は、前
記第1ビード14の第1ビード高さD1と略同一
の第2ビード高さでD2で且つ前記第1ビード幅
L1よりも大きな第2ビード幅L2で形成されてい
る。従つて、第1ビード14は、第2ビード20
よりも小なる断面形状、つまり、第2ビード20
よりも小なるビード幅のビードであり、大なる第
2ビード幅L2を有する第2ビード20に比して
ばね力が大で、圧縮変形するのに大きな荷重を必
要とし、大なる弾性復元力を有している。第2基
板6は、第2ビード20が前記第1ビード14と
同一となる位置において、第2基部22−1、,
22−2が中間板8の他面8bに当接するととも
に第2頂部24が例えば第3図に示すシリンダブ
ロツク30のデツキ面30dに当接するように配
設されている。つまり、第1基板4と第2基板6
とは、第1ビード14と第2ビード20とが中間
板8を挟んで対称位置に配設され、且つ第1頂部
16と第2頂部24とが夫々同方向に指向すべく
配設されている。
前記第1基板4の燃焼室孔10周りの第1基板
内端部4eと中間板8の燃焼室孔10周りの中間
板内端部8e間において例えば中間板8の一面8
aの中間板内端部8e面上には、前記第1ビード
高さD1よりも小なる所定厚さtを有する補償部
材26を溶射、メツキ、溶着、塗着等によつつて
設ける。
内端部4eと中間板8の燃焼室孔10周りの中間
板内端部8e間において例えば中間板8の一面8
aの中間板内端部8e面上には、前記第1ビード
高さD1よりも小なる所定厚さtを有する補償部
材26を溶射、メツキ、溶着、塗着等によつつて
設ける。
この補償部材26は、シリンダヘツド28のデ
ツキ面28dとシリンダブロツク30のデツキ面
30d間で拡縮され易い部位の燃焼室孔10周り
に設けられ、第1ビード14の所定厚さ以下への
押圧変形を阻止し、これにより、第1、第2ビー
ド14,20に作用する交番荷重を弱化させ、第
1、第2ビード14,20にへたりや亀裂等が生
ずるのを防止するとともに、厚さtが変更される
ことによつて第1ビード14のばね特性、つま
り、ばね力を調整して第1、第2基板4,6のば
ね力の均一化を図り、もつて、第1ビード14と
第2ビード20とに均一な押圧力を付与させるも
のである。即ち、補償部材26は、好ましくは、
シリンダヘツド28のデツキ面28dとシリンダ
ブロツク30のデツキ面37dに補償部材26を
設けないで積層金属ガスケツトを介装し、この金
属ガスケツトを圧縮変形した際に、デツキ面28
dとデツキ面30d間に形成される隙間の10〜40
%の厚さtに形成され、この厚さtによつて第1
ビード14の圧縮変形量を所定に変えるもので、
もつて、第1基板4のばね特性を変更させる。ま
た、第1基板4のばね特性は、第1ビード14の
第1ビード幅L1や第1ビード高さD1によつても
変更されるものである。
ツキ面28dとシリンダブロツク30のデツキ面
30d間で拡縮され易い部位の燃焼室孔10周り
に設けられ、第1ビード14の所定厚さ以下への
押圧変形を阻止し、これにより、第1、第2ビー
ド14,20に作用する交番荷重を弱化させ、第
1、第2ビード14,20にへたりや亀裂等が生
ずるのを防止するとともに、厚さtが変更される
ことによつて第1ビード14のばね特性、つま
り、ばね力を調整して第1、第2基板4,6のば
ね力の均一化を図り、もつて、第1ビード14と
第2ビード20とに均一な押圧力を付与させるも
のである。即ち、補償部材26は、好ましくは、
シリンダヘツド28のデツキ面28dとシリンダ
ブロツク30のデツキ面37dに補償部材26を
設けないで積層金属ガスケツトを介装し、この金
属ガスケツトを圧縮変形した際に、デツキ面28
dとデツキ面30d間に形成される隙間の10〜40
%の厚さtに形成され、この厚さtによつて第1
ビード14の圧縮変形量を所定に変えるもので、
もつて、第1基板4のばね特性を変更させる。ま
た、第1基板4のばね特性は、第1ビード14の
第1ビード幅L1や第1ビード高さD1によつても
変更されるものである。
第1、第2ビード14,20よりも燃焼室孔1
0側で燃焼室孔10周りにおいては、第1基板4
の第1基板内端部4e、第2基板6の第2基板内
端部6e、中間板8の中間板内端部8e、そして
補償部材26が重合する。従つて、積層金属ガス
ケツト2が圧縮変形した際には、ビード部位より
も燃焼室孔10側に最大の厚さを有する補償部C
が構成される。従つて、補償部材26を設けた積
層金属ガスケツト2をシリンダヘツド28のデツ
キ面28dとシリンダブロツク30のデツキ面3
0d間に介装して圧縮変形された際には、補償部
材28の厚さt分だけ例えばシリンダヘツド22
がたわみ、シリンダヘツド28のばね力tを利用
してシール効果を向上させるものである。
0側で燃焼室孔10周りにおいては、第1基板4
の第1基板内端部4e、第2基板6の第2基板内
端部6e、中間板8の中間板内端部8e、そして
補償部材26が重合する。従つて、積層金属ガス
ケツト2が圧縮変形した際には、ビード部位より
も燃焼室孔10側に最大の厚さを有する補償部C
が構成される。従つて、補償部材26を設けた積
層金属ガスケツト2をシリンダヘツド28のデツ
キ面28dとシリンダブロツク30のデツキ面3
0d間に介装して圧縮変形された際には、補償部
材28の厚さt分だけ例えばシリンダヘツド22
がたわみ、シリンダヘツド28のばね力tを利用
してシール効果を向上させるものである。
また、第1基板4と第2基板6と中間板8とを
一体的に結合する場合には、例えばボルト孔12
に中空円筒状の止め具(図示せず)を挿入すると
ともに止め具の両端部を第1基板4、第2基板6
面上に折曲げてかしめを施したり、あるいは第1
基板4、第2基板6、中間板8の一部を突出させ
て形成し、これ等の突出部位をスポツト溶接やリ
ベツト止めする。
一体的に結合する場合には、例えばボルト孔12
に中空円筒状の止め具(図示せず)を挿入すると
ともに止め具の両端部を第1基板4、第2基板6
面上に折曲げてかしめを施したり、あるいは第1
基板4、第2基板6、中間板8の一部を突出させ
て形成し、これ等の突出部位をスポツト溶接やリ
ベツト止めする。
第3図において、28,30は内燃機関を構成
するシリンダヘツド、シリンダブロツクであり、
このシリンダヘツド28のデツキ面28dとシリ
ンダブロツク30のデツキ面30d間の接合部3
2にこの実施例の積層金属ガスケツト2を介装
し、図示しない締結用ボルトにより締結する。な
お、符号34は燃焼室である。
するシリンダヘツド、シリンダブロツクであり、
このシリンダヘツド28のデツキ面28dとシリ
ンダブロツク30のデツキ面30d間の接合部3
2にこの実施例の積層金属ガスケツト2を介装
し、図示しない締結用ボルトにより締結する。な
お、符号34は燃焼室である。
次に、この実施例の作用を説明する。
シリンダヘツド28のデツキ面28dに第1基
板4の第1基部18−1,18−2が当接すると
ともにシリンダブロツク30のデツキ面30dに
は第2基板6の第2頂部24が当接して接合部3
2に介装された積層金属ガスケツト2は、ボルト
締結力より圧縮され、これにより第1、第2ビー
ド14,20が高さを低減して圧縮変形される。
板4の第1基部18−1,18−2が当接すると
ともにシリンダブロツク30のデツキ面30dに
は第2基板6の第2頂部24が当接して接合部3
2に介装された積層金属ガスケツト2は、ボルト
締結力より圧縮され、これにより第1、第2ビー
ド14,20が高さを低減して圧縮変形される。
第1ビード14は、ボルト締結力により漸次高
さを低減するが、第1基板4の第1基板内端部4
eが補償部材26に当接することによつてその押
下押圧が阻止され、つまり押圧変形が抑制され、
偏平(全屈状態)にならない。この第1基板4の
ばね力は、第1ビード14の圧縮変形量によつて
所定値に決定されている。
さを低減するが、第1基板4の第1基板内端部4
eが補償部材26に当接することによつてその押
下押圧が阻止され、つまり押圧変形が抑制され、
偏平(全屈状態)にならない。この第1基板4の
ばね力は、第1ビード14の圧縮変形量によつて
所定値に決定されている。
即ち、第4図に示す如く、第1ビード14にお
いて、補償部材26の存在によつて圧縮荷重と圧
縮残量との関係は補償部材26がない場合に比
し、低くなる。
いて、補償部材26の存在によつて圧縮荷重と圧
縮残量との関係は補償部材26がない場合に比
し、低くなる。
一方、第2ビード20は、ボルト締結力により
漸次高さを低減して略偏平状態(全屈状態)にな
る。即ち、第5図に示す如く、第2ビード20に
おいて、圧縮荷重と圧縮残量とが一定に変化して
いる。これにより、第1ビード14の弾性と略同
一で、第2基板6に第1基板4のばね力と略同一
のばね力を生じさせることができる。
漸次高さを低減して略偏平状態(全屈状態)にな
る。即ち、第5図に示す如く、第2ビード20に
おいて、圧縮荷重と圧縮残量とが一定に変化して
いる。これにより、第1ビード14の弾性と略同
一で、第2基板6に第1基板4のばね力と略同一
のばね力を生じさせることができる。
この結果、第1基板4のばね力は、第1ビード
14の第1ビード幅L1および/または補償部材
26の厚さtを変えることにより、大なる圧縮変
形量の第2基板6が生ずるばね力と略均一となる
ように変更される。
14の第1ビード幅L1および/または補償部材
26の厚さtを変えることにより、大なる圧縮変
形量の第2基板6が生ずるばね力と略均一となる
ように変更される。
このように、第1、第2基板4,6のばね力の
均一化を図ることにより、積層金属ガスケツト2
にはデツキ面のシール箇所全体を均一にシールす
る押圧力を作用させることができ、つまり、シー
ルするデツキ面に対応させて基板のばね力を変更
して安定したシール効果を得る。
均一化を図ることにより、積層金属ガスケツト2
にはデツキ面のシール箇所全体を均一にシールす
る押圧力を作用させることができ、つまり、シー
ルするデツキ面に対応させて基板のばね力を変更
して安定したシール効果を得る。
また、内燃機関のシリンダヘツド28とシリン
ダブロツク30とのデツキ面28d,30d間に
積層金属ガスケツト2を介装して締結用ボルトに
より締結した場合に、ボルト締結力に対する内燃
機関の剛性不足によつてシリンダヘツド28に歪
みを生じ、特に燃焼室34周りのデツキ面の間隙
Sが大となる問題がある。しかし、前述の如く、
ビード部位よりも燃焼室孔10側に最大厚さの補
償部Cを構成したことにより、この補償部Cの厚
さによつて、シリンダヘツド28の歪みに起因す
る大なる間隙Sを補償することができる。これに
より、燃焼室34からの燃焼ガスのリークを阻止
することが可能となる。また、燃焼ガス圧力や、
機関熱の影響により各デツキ面28d,30dが
拡縮するのを補償部Cによつて防止させ、第1、
第2ビード14,20に作用する交番荷重を補償
部Cによつて弱化させ、第1、第2ビード14,
20のへたりや損傷等を防止する。そして、締結
用ボルトやこの締結用ボルトの係合するシリンダ
ヘツド28の部位の破損を防止し得るとともに、
締結用ボルトの締結力の低減を回避させ、シール
性の低下を防止し得る。
ダブロツク30とのデツキ面28d,30d間に
積層金属ガスケツト2を介装して締結用ボルトに
より締結した場合に、ボルト締結力に対する内燃
機関の剛性不足によつてシリンダヘツド28に歪
みを生じ、特に燃焼室34周りのデツキ面の間隙
Sが大となる問題がある。しかし、前述の如く、
ビード部位よりも燃焼室孔10側に最大厚さの補
償部Cを構成したことにより、この補償部Cの厚
さによつて、シリンダヘツド28の歪みに起因す
る大なる間隙Sを補償することができる。これに
より、燃焼室34からの燃焼ガスのリークを阻止
することが可能となる。また、燃焼ガス圧力や、
機関熱の影響により各デツキ面28d,30dが
拡縮するのを補償部Cによつて防止させ、第1、
第2ビード14,20に作用する交番荷重を補償
部Cによつて弱化させ、第1、第2ビード14,
20のへたりや損傷等を防止する。そして、締結
用ボルトやこの締結用ボルトの係合するシリンダ
ヘツド28の部位の破損を防止し得るとともに、
締結用ボルトの締結力の低減を回避させ、シール
性の低下を防止し得る。
更に、この実施例によれば、中間板8を挟持さ
せるように第1、第2基板4,6を設けたので、
ビード部位の復元量及び復元力を増大させ、ビー
ド部位のシール効果を向上する。従つて、燃焼室
34周りは補償部Cとビード部位との2段階にシ
ールされるので、更に高いシール効果を得ること
ができ、燃焼ガスのリークを効率良く防止する。
せるように第1、第2基板4,6を設けたので、
ビード部位の復元量及び復元力を増大させ、ビー
ド部位のシール効果を向上する。従つて、燃焼室
34周りは補償部Cとビード部位との2段階にシ
ールされるので、更に高いシール効果を得ること
ができ、燃焼ガスのリークを効率良く防止する。
なお、この考案は上述の実施例に限定されず、
種々応用改変が可能であることは勿論である。
種々応用改変が可能であることは勿論である。
例えば、上述の実施例におては補償部材を中間
板の中間板内端部に設けたが、補償部材を第1基
板の第1基板内端部の中間板側の面に溶射、メツ
キ、溶着、塗着等によつて装着し、また、第1基
板と中間板との間に介在することも可能である。
板の中間板内端部に設けたが、補償部材を第1基
板の第1基板内端部の中間板側の面に溶射、メツ
キ、溶着、塗着等によつて装着し、また、第1基
板と中間板との間に介在することも可能である。
以上詳細な説明から明らかなようにこの考案に
よれば、第1基板の第1ビードの第1ビード幅を
第2基板の第2ビードの第2ビード幅よりも小に
形成し、第1ビードの第1頂部が中間板の一面に
当接すべく第1基板を中間板に積層して設け、第
2ビードの各第2基部が中間板の他面に当接すべ
く第2基板を中間板に積層して設け、第1基板の
第1ビードと第2基板の第2ビードとを中間板を
挟んで同一位置に配設し、第1基板の燃焼室孔周
りの第1基板内端部と中間板の燃焼室孔周りの中
間板内端部との間には第1ビードが圧縮変形され
た際に第1ビードの所定厚さ以下への押圧変形を
阻止する補償部材を設けたことにより、第2基板
の第2ビード幅よりも小なる第1ビード幅を有す
る第1基板のばね特性を変更することができ、使
用時における第1、第2基板のばね力の均一化を
図り、シール箇所全体を均一にシールする押圧力
を作用させるとともに、デツキ面間隙の拡縮を防
止して破損を回避させ、長期間にわたつて安定し
たシール効果を得る。
よれば、第1基板の第1ビードの第1ビード幅を
第2基板の第2ビードの第2ビード幅よりも小に
形成し、第1ビードの第1頂部が中間板の一面に
当接すべく第1基板を中間板に積層して設け、第
2ビードの各第2基部が中間板の他面に当接すべ
く第2基板を中間板に積層して設け、第1基板の
第1ビードと第2基板の第2ビードとを中間板を
挟んで同一位置に配設し、第1基板の燃焼室孔周
りの第1基板内端部と中間板の燃焼室孔周りの中
間板内端部との間には第1ビードが圧縮変形され
た際に第1ビードの所定厚さ以下への押圧変形を
阻止する補償部材を設けたことにより、第2基板
の第2ビード幅よりも小なる第1ビード幅を有す
る第1基板のばね特性を変更することができ、使
用時における第1、第2基板のばね力の均一化を
図り、シール箇所全体を均一にシールする押圧力
を作用させるとともに、デツキ面間隙の拡縮を防
止して破損を回避させ、長期間にわたつて安定し
たシール効果を得る。
第1〜5図はこの考案の実施例を示し、第1図
は積層金属ガスケツトの平面図、第2図は第1図
の−線による拡大断面図、第3図は接合部に
積層金属ガスケツトを介装し締付けた状態の一部
省略した要部断面図、第4図は第1基板の第1ビ
ードにおける変形特性図、第5図は第2基板の第
2ビードにおける変形特性図である。 図において、2は積層金属ガスケツト、4は第
1基板、6は第2基板、8は中間板、10は燃焼
室孔、12はボルト孔、14は第1ビード、16
は第1頂部、18−1,18−2は第1基部、2
0は第2ビード、22−1,22−2は第2基
部、24は第2頂部、26は補償部材、28はシ
リンダヘツド、30はシリンダブロツク、32は
接合部、34は燃焼室、そしてCは補償部であ
る。
は積層金属ガスケツトの平面図、第2図は第1図
の−線による拡大断面図、第3図は接合部に
積層金属ガスケツトを介装し締付けた状態の一部
省略した要部断面図、第4図は第1基板の第1ビ
ードにおける変形特性図、第5図は第2基板の第
2ビードにおける変形特性図である。 図において、2は積層金属ガスケツト、4は第
1基板、6は第2基板、8は中間板、10は燃焼
室孔、12はボルト孔、14は第1ビード、16
は第1頂部、18−1,18−2は第1基部、2
0は第2ビード、22−1,22−2は第2基
部、24は第2頂部、26は補償部材、28はシ
リンダヘツド、30はシリンダブロツク、32は
接合部、34は燃焼室、そしてCは補償部であ
る。
Claims (1)
- 燃焼室孔を囲繞する第1、第2ビードが形成さ
れた弾性金属板からなる第1、第2基板を積層し
て設け、この第1基板と第2基板間に中間板を介
装した積層金属ガスケツトにおいて、前記第1基
板の第1ビードの第1ビード幅を前記第2基板の
第2ビードの第2ビード幅よりも小に形成し、前
記第1ビードの第1頂部が前記中間板の一面に当
接すべく前記第1基板を前記中間板に積層して設
け、前記第2ビードの各第2基部が前記中間板の
他面に当接すべく前記第2基板を前記中間板に積
層して設け、前記第1基板の第1ビードと前記第
2基板の第2ビードとを前記中間板を挟んで同一
位置に配設し、前記第1基板の燃焼室孔周りの第
1基板内端部と前記中間板の燃焼室孔周りの中間
板内端部との間には前記第1ビードが圧縮変形さ
れた際に前記第1ビードの所定厚さ以下への押圧
変形を阻止する補償部材を設けたことを特徴とす
る積層金属ガスケツト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986167443U JPH0328208Y2 (ja) | 1986-11-01 | 1986-11-01 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986167443U JPH0328208Y2 (ja) | 1986-11-01 | 1986-11-01 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6374562U JPS6374562U (ja) | 1988-05-18 |
| JPH0328208Y2 true JPH0328208Y2 (ja) | 1991-06-18 |
Family
ID=31099374
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986167443U Expired JPH0328208Y2 (ja) | 1986-11-01 | 1986-11-01 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0328208Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59229037A (ja) * | 1983-06-09 | 1984-12-22 | Yuusan Gasket Kk | 排気マニホ−ルド用ガスケツト |
-
1986
- 1986-11-01 JP JP1986167443U patent/JPH0328208Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6374562U (ja) | 1988-05-18 |
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