JPH03282265A - 電気抵抗率の測定方法と4端子プローブ - Google Patents

電気抵抗率の測定方法と4端子プローブ

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JPH03282265A
JPH03282265A JP8107790A JP8107790A JPH03282265A JP H03282265 A JPH03282265 A JP H03282265A JP 8107790 A JP8107790 A JP 8107790A JP 8107790 A JP8107790 A JP 8107790A JP H03282265 A JPH03282265 A JP H03282265A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、平面状被測定物の電気抵抗率の測定方法およ
び該測定方法に用いる4端子プローブに関するものであ
る。
[従来の技術1 従来より、電気抵抗率の測定法としては、2端子法、3
端子法および4端子法が知られている。
そして、測定電流をI、測定電圧をV、境界条件から決
定される係数をCとすると、表面抵抗率ρ1と体積抵抗
率ρ9は、下式(1)および(2)によって求まる。
ρ、=C・ (I/V)        ・・・・・・
(1)ρv =C−t (I/V)       ・・
・・・・(2)2端子法としては、被測定物Sの外形を
電流経路の境界条件とする第25図(a)の方法や、電
極の形を境界条件とする同図(b)の方法が知られてい
る。ここで、工は定電流電源、■は電圧計である。しか
しながら、このような方法では電流端子と電圧端子が図
中の斜線部のように共通となるため、被測定物の抵抗に
(接触抵抗+リード線抵抗)を含んだものが測定されて
しまう。そこで、2端子法は(接触抵抗+リード線抵抗
)が無視できるような高抵抗の測定の場合や簡易な測定
の場合の測定法として採用されている。
4端子法は、第25図(c)のように長方形の被測定物
Sの外形を電流経路の境界条件とする方法が基本形であ
り、原理的に正確な抵抗率の測定が可能である。
また4端子法の一種としては、同図(d)のように、4
本の探針を1列に並べて外側の2本の探針を電流端子と
し内側の2本の探針を電圧端子とする4探針法があり、
この方法は平面状被測定物の抵抗の実用的な測定法とし
て知られている。ここで、無限に広い−様な抵抗率ρの
平面状被測定物の場合には、前述した式(1)および(
2)の係数Cは探針によって決まる定数で与えられる。
[発明が解決しようとする課題1 本発明は、4端子法における問題を解決課題とするもの
であり、その問題を列挙すると次のとおりである。
■電圧端子の問題 実際に使われる電圧端子となる探針は、理想的な点接触
(接触面積=O)ではないため、電流経路上に置くと第
26図に示すような電流iが流れる。そのため電流力線
が乱されて測定誤差を生じる。特に、高抵抗の被測定物
を測定する場合には誤差が増大する。
■境界条件の問題 電流経路を決定する境界条件が被測定物の外形、寸法、
測定位置などによる場合には、被測定物全体が−様な抵
抗率ρであることが仮定されているため、被測定物内部
で抵抗率が太き(変動している被測定物に対しては用い
ることができない。さらに、境界条件が測定の度毎に変
わるため、測定の度毎に補正係数を算出する多変数の複
雑な計算をしなければならない。
■測定端子による被測定物の破損の問題探針を用いる場
合には被測定物との接触圧が大きく、被測定物に損傷を
与えることがある。
[課題を解決するための手段] 本発明の電気抵抗率の測定方法は、4端子法による電気
抵抗率の測定方法であって、2つの電流端子として、被
測定物に接触する部分を円形閉曲線状に構成した電流端
子を用い、それぞれの電流端子を互いに絶縁して被測定
物上に配置し、さらに2つの電圧端子の内の少なくとも
一方を電流端子の内側に絶縁して配置し、一定電流を電
流端子間に流して、電圧端子間の電圧と2つの電流端子
の半径および配置関係から抵抗率を測定することを特徴
とする。
また、本発明の電気抵抗率の測定方法の第1の実施態様
においては、前記2つの電流端子は、被測定物に接触す
る部分が大きさの異なる大小2つの円形閉曲線状に構成
されており、小さい電流端子を大きい電流端子の内側に
してこれらを互いに絶縁して被測定物上に配置し、さら
に電圧端子の一方を小さい電流端子の内側に絶縁して配
置し、電圧端子の他方を小さい電流端子の外側に絶縁し
て配置し、一定電流を電流端子間に流して、電圧端子間
の電圧と2つの電流端子の半径から抵抗率を測定する。
また、本発明の電気抵抗率の測定方法の第2の実施態様
においては、前記2つの電流端子を所定距離離して被測
定物上に配置し、さらにそれぞれの電流端子の内側に電
圧端子を絶縁して配置し、一定電流を電流端子間に流し
て、電圧端子間の電圧および2つの電流端子の半径と端
子間距離から抵抗率を測定する。
一方、本発明の4端子プローブは、電気抵抗率測定用の
4端子プローブにおいて、2つの電流端子の被測定物に
接触する部分が円形閉曲線状に構成され、それぞれの電
流端子が互いに絶縁されて配設され、さらにそれら2つ
の電流端子に絶縁されて2つの電圧端子が配設され、2
つの電圧端子の内の少なくとも一方が電流端子の内側に
位置することを特徴とする。
また、本発明の4端子プローブの第1の実施態様におい
ては、前記2つの電流端子の被測定物に接触する部分が
大きさの異なる大小2つの円形閉曲線状に構成され、小
さい電流端子が大きい電流端子の内側に互いに絶縁され
て配設され、さらに電圧端子の一方が小さい電流端子の
内側に絶縁されて配設され、電圧端子の他方が小さい電
流端子の外側に絶縁されて配設される。
また、本発明の4端子プローブの第2の実施態様におい
ては、前記第1の実施態様の4端子プローブにおいて、
前記2つの電流端子の内の少なくとも一方の円形閉曲線
状に構成された部分が等分割される。
また、本発明の4端子プローブの第3の実施態様におい
ては、前記2つの電流端子の被測定物に接触する部分が
円形閉曲線状に構成され、それぞれの電流端子が所定距
離離れて互い絶縁されて配設され、かつそれぞれの電流
端子の内側に絶縁されて電圧端子が配設される。
[作 用1 本発明の電気抵抗率の測定方法は、円形閉曲線状の2つ
の電流端子を被測定物上に配置し、2つの電圧端子の内
の少なくとも一方を電流端子の内側に配置する。そして
、電流端子間に一定電流を流し、電圧端子間の電圧と2
つの電流端子の半径および配置関係から、被測定物の電
気抵抗率を測定する。このような測定においては、等電
位となる電流端子の内側領域内に電圧端子が位置するこ
とになり、その電圧端子には電流力線を乱すような電流
が流れない、この結果、正確な測定の実施を可能にする
例えば、小さい円形閉曲線状の電流端子の外側に、大き
い円形閉曲線状の電流端子を配置し、小さい電流端子の
内側に一方の電圧端子を配置すると共に、その小さい電
流端子の外側に他方の電圧端子を配置した形態の場合に
は、大きい電流端子の中心部、つまり電流密度が高い部
分に配置される小さい電流端子は、その内側領域を等電
圧にし、その内側領域に配置される一方の電圧端子を高
い電流密度の電流経路中から外すことになり、その電圧
端子には電流力線を乱すような電流が流れない。さらに
、この形態の場合には、電流経路境界条件が2つの電流
端子の大きさのみによって決定されるため、被測定物の
形、寸法、測定位置などとは無関係に、抵抗率の計算式
の係数を定数として、抵抗率の測定を容易なものとする
また例えば、円形閉曲線状の2つの電流端子を所定距離
だけ離して配置し、それぞれの電流端子の内側に電圧端
子を配置した形態の場合には、閉曲線を成すそれぞれの
電流端子の内側領域が等電位となり、それぞれの等電位
の領域内に電圧端子が位置することになって、その電圧
端子には電流力線を乱すような電流が流れない。
一方、本発明の4端子プローブは、2つの電流端子を円
形閉曲線状に構成することにより、被測定物に対するそ
れらの接触面を大きくして接触抵抗の一様性を実現する
。さらに、探針の場合に比して被測定物との接触圧を小
さなものとして、被測定物に損傷を与えるおそれをな(
す。
また例えば、電流端子の円形閉曲線状に構成した部分を
等分割することにより、その電流端子の全体としての接
触抵抗の不均一を補償する。
[実施例1 第1図から第1O図は、それぞれ本発明に係る測定方法
の第1の実施態様に属する異なる実施例を示し、 第10図から第19図は、それぞれ本発明に係る4端子
プローブの第1の実施態様に属する異なる実施例を示し
、 第20図は、本発明に係る測定方法の第2の実施態様に
属する実施例を示し、 第21図から第24図は、それぞれ本発明に係る4端子
プローブの第3の実施態様に属する異なる実施例を示す
そこで以下においては、「第1の実施態様の測定方法」
、「第1の実施態様の4端子プローブ」、「第2の実施
態様の4端子プローブ」。
「第2の実施態様の測定方法」、および「第3の実施態
様の4端子プローブ」に分けて、それぞれの実施例を対
応する図面に基づいて説明する。
「第1の実施態様の測定方法について」まず、第1図の
実施例を基本として説明する。
同図において、1および2は電流端子であり、被測定物
と接触する部分が大きさの異なる大小2つの円形閉曲線
状に構成されている。3および4は電圧端子である。測
定を行う場合には、まず電流端子1および2を被測定物
の上に配置する。その際、小さい方の電流端子(以下「
小径電流端子Jという)1を大きい方の電流端子(以下
「大径電流端子」という)2の内側に同心的かつ互いに
絶縁して配置する。さらに、一方の電圧端子3を小径電
流端子lの内側に絶縁して配置し、他方の電圧端子4を
大径電流端子2の外側に絶縁して配置する。そして、定
電流電源5によって電流端子1および2間に一定電流を
流し、電圧計6によって電圧端子3および4間の電圧を
測定する。
このような実施態様では、電流経路の境界条件が2つの
電流端子1および2の大きさのみによって決定されるた
め、被測定物の形や寸法、プローブの位置には無関係に
、前述した式(1)および(2)の係数Cが定数として
与えられることになる。また、電流端子1および2が閉
曲線を成しているため、電圧端子3および4が配置され
る2つの領域、つまり小径電流端子1の内側領域と大径
電流端子2の外側領域は、それぞれの領域内において等
電位となる。したがって、大径電流端子2の半径を、r
l、小径電流端子1の半径をr2とすると、被測定物の
厚さtがそれらの半径r+、 r2よりも充分に小さい
場合には、表面抵抗率ρ3と体積抵抗率ρヮは下式(3
)および(4)によって求まる。
pm =(2x/I2.(r+/rz)l  (V/I
)   −(3)p v = (2i ・t/ A n
(r+/ rz)) ・(V/ I ) −(4)とこ
ろで、電圧端子3および4が配置される2つの領域は、
前述のようにそれぞれにおいて等電圧であるため、電圧
端子3および4には、測定誤差の原因となる第27図に
おいて説明したような電流iが流れない。また、電圧端
子3および4の形、寸法、位置にも原理的には依存しな
いため、電圧端子3および4の被測定物との接触面積を
広くして接触抵抗を下げ、電圧測定器の入力電流による
誤差を減らすことができる。したがって、より広い抵抗
値幅の被測定物の測定が可能になる。
さらに、探針の場合と比べて被測定物との接触圧が減少
するため、被測定物に損傷を与える可能性も減少する。
また、小径電流端子1が円形閉曲線状に構成されている
ために、その周囲長が探針の場合に比べて長くなり、境
界条件内における抵抗率の正確な平均値が測定できる。
また、非線形な現象の影響を小さくでき、さらに、測定
される抵抗値が減少するので定電流電源5の負担も軽く
なる。
次に、このような第1図の実施例を基本として、第2図
から第9図の測定方法の実施例について主に相違すると
ころを説明する。
第2図の例の場合は、大径電流端子2の外側に配置され
る電圧端子(以下「外側電圧端子」という)4を変形し
、被測定物と接触する部分を円形閉曲線状として、大径
電流端子2の外側に同心的に絶縁して配置する。
第3図の例の場合は、大径電流端子2における被測定物
との接触部分に孔2.を明け、この孔2.を通して外側
電圧端子4を絶縁して配置する。
第4図の例の場合は、外側電圧端子4を大径電流端子2
の内側近傍に絶縁して配置する6本例の場合は、外側電
圧端子4が電流経路上に位置するものの、小径電流端子
1から放射状に流れる電流の電流密度が低い大径電流端
子2の近傍位置であるために、第27図で説明した電流
iによる悪影響はきわめて小さく、むしろこのことより
も、小径電流端子1の内側に配置される電圧端子(以下
「内側電圧端子」という)3を電流密度が高い電流経路
中に配置しないことによる影響回避の方が大である。
第5図の例の場合は、第2図の例における大径電流端子
2を複数に等分割(図では6分割)して相互に絶縁し、
そして分割した端子2−1.・・・・・・2−6のそれ
ぞれを等しい抵抗R1を通して共通の定電流電源5に接
続している。抵抗R1は、被測定物と端子2−1.・・
・・・・2−6との間の接触抵抗よりも充分大きい。し
たがって、定電流電源5からみた抵抗値は、それぞれの
端子2−1.・・・・・・2−6についてほぼ等しくな
り、電流が等分割されて、大径電流端子2の全体として
の接触抵抗の不均一を補償することになる。
第6図の例の場合は、第5図の例における小径電流端子
1を大径電流端2と同様に分割して相互に絶縁し、分割
した端子1−1.・・・・・・1−6のそれぞれを等し
い抵抗R2を通して共通の定電流電源5に接続している
。その抵抗R2は、抵抗R1と同様に小径電流端子1の
全体としての接触抵抗の不均一を補償する。
第7図の例の場合は、被測定物Sの上に、第1図の例の
端子1,2.3および4を複数組配置して、それぞれの
組毎に、共通の定電流電源5と電圧計6を選択的に接続
して、被測定物Sの各部位毎の抵抗率を測定する。これ
により、抵抗率が内部にて太き(変動している被測定物
Sに対し、その各部位の抵抗率を正確かつ高速に測定で
きる。
なお、多数組の端子1,2.3および4を近接配置した
場合であっても、定電流電源5や電圧計6に接続しない
限り相互干渉は起きない。
第8図の例の場合は、電流端子lおよび2を2組近接配
置し、それぞれの小径電流端子1,1の内側に電圧端子
3および4を配置する。そして、2組の電流端子1およ
び2に対して別々の定電流電源5を接続し、2組の電流
端子1および2に同方向、あるいは逆方向の一定電流を
流して、電圧端子3および4間の電圧を測定する。双方
に逆方向の一定電流を流した場合には、それぞれの領域
における抵抗率ρの平均が測定でき、また双方に同方向
(小径電流端子lから大径電流端子2の方向)の一定電
流を流した場合には、それぞれの領域における抵抗率ρ
の差が測定できる。
第9図の例の場合は、被測定物の上に、上記第8図の例
の端子1,2.3および4を複数組配置する。そして、
隣接する電圧端子3および4の間に共通の電圧計6を選
択的に接続すると共に、その電圧端子3および4の一方
を囲む電流端子1および2間と、他方を囲む電流端子1
および2の間のそれぞれに定電流電源5を接続し、第8
図の場合と同様に、被測定物の各部位相互間の抵抗率の
平均または差を測定する。
第10図の場合は、上記第8図の例における2組の大径
電流端子2を共通化しており、その共通する1つの大径
電流端子2の大きさは、2つの小径電流端子1の配置箇
所を囲む大径となっている。
測定を行う場合には、この大径電流端子2を被測定物の
上に配置し、大径電流端子2の中心を通る径線上の対象
位置に2つの小径電流端子1を位置させるようにして、
それらを囲む。そして、一方の小径電流端子1と大径電
流端子2との間、および他方の小径電流端子1と大径電
流端子2との間に、それぞれ定電流1irA5−18よ
び5−2を接続する。そして、定電流電源5−1および
5−2によって、大径電流端子2を共通電極として2つ
の小径電流端子1に逆方向の電流を流す。
したがって本実施例の場合は、大径電流端子2の内側領
域内における被測定物の電気抵抗率を測定することがで
きる。つまり、大径電流端子2によって測定部位の境界
条件が定まり、被測定物の形や大きさの影響がなくなる
。そのため、例えば第10図のようなパターンを成す端
子1,2.3および4の組み合わせを被測定物の上に複
数組配置して、それぞれの配置部位における被測定物の
抵抗率を同時に測定することも可能となる。
「第1の実施態様の4端子プローブについて」まず、第
11図の4端子プローブ(以下、単に「プローブ」とい
う)を基本形として説明する。
第11図(a)のプローブは、前述した第2図につき説
明した測定方法を実施するためのものであり、絶縁性の
プローブ本体7に、電流端子1および2と電圧端子3お
よび4を埋設した構成となっている。内側の電圧端子3
は丸棒状、小径電流端子1はストレートな円筒状、大径
電流端子2と外側電圧端子4は段付きの円筒状となって
おり、プローブ本体7の底面視において、それぞれの端
子1.2.3および4の先端つまり被測定物と接触する
部分が第2図の配置パターンを成している。
このように構成されたプローブは、端子1゜2.3およ
び4の先端を被測定物に接触させ、そして電流端子1お
よび2の基端に定電流電源5を接続し、かつ電圧端子3
および4の基端に電圧計6を接続することによって使用
に供される。
第11図(b)の例の場合は、第11図(a)のプロー
ブ本体7をケース8の内側に備え、それらの間にスプリ
ング9を介在させると共に、ケース8の先端側に、プロ
ーブ本体7の先端を覆う加圧導電性のシートlOを取り
付けた構成となっている。シート10は、加圧力を増加
させるとほぼ一定の抵抗値を示す加圧導電性ゴム状物質
によって形成されており、例えば日本合成ゴム■製JS
RPCR305−02を用いることができる。
使用に際しては、ケース8を持ち、スプリング9を介し
てプローブ本体7を被測定物に押し付け、端子1,2.
3および4の先端と被測定物との間にてシート10を加
圧する。そして、加圧されたシートlOの部分が端子1
,2.3および4の先端と被測定物とを電気的に接続す
る。これにより、第11図(a)の例の場合と同様に使
用に供される。なお、シートlOは充分に加圧されるこ
とによって端子1,2.3および4と被測定物との間の
接触抵抗を均一化すると共に、被測定物の損傷を防ぐこ
とになる。
第12図および第13図の例の場合は、絶縁性ゴム状物
質のプローブ本体11中に、加圧導電性ゴム状物質ある
いは導電性ゴム状物質からなる端子1゜2.3および4
を形成している。端子1,2.3および4は、前述した
第2図の配置パターンに形成されており、内側電圧端子
3を中心として、他の端子1.2および4が円形閉曲線
状に形成されている。そして、それぞれの端子1,2.
3および4はプローブ本体11の上下面上に露出してい
る。
使用に際しては、被測定物Sの上にプローブ本体11と
配線基板12を載せて加圧する。配線基板12には、第
12図のように電流端子1および2間に定電流電源5を
接続し、かつ電圧端子3および4間に電圧計6を配線す
るための配線パターンが形成されており、端子1,2.
3および4は被測定物Sと接触すると共に、定電流電源
5と電圧計6に接続される。このようにして、第10図
の例の場合と同様に使用に供される。なお、プローブ本
体llの下面側における端子1,2.3および4の露出
部分は、その周囲に位置するプローブ本体11の下面よ
りも一段くぼむように形成してもよく、この場合には、
プローブ本体11の加圧を条件として、端子1,2.3
および4が被測定物Sと接触することになる。
第14図の例の場合は、第1O図の例のプローブ本体7
をホルダ13に複数配設した構成の集合プローブとなっ
ている。したがって、前述した第7図または第9図の測
定方法の実施に供することができる。なお、同第14図
においては、縦横に等間隔で配設した複数のプローブ本
体7の図示を一部省略している。
第15図は、上記第14図の例の集合プローブの使用に
当って、そのプローブと被測定物Sとの間に加圧導電性
ゴム状物質のシート10を介在させた場合の使用例であ
る。本例の場合は、シートlOを加圧し、そのシートl
Oを介して端子1,2.3および4を被測定物Sに接続
する。
第16図および第17図の例の場合は、前述した第12
図および第13図の例のプローブを集合化して、その集
合プローブを測定装置に組み込んでいる。
本例の集合プローブは、1枚の絶縁性ゴム状物質のプロ
ーブ本体11に、第12図および第13図の端子1.2
.3および4を複数組形成している。また、その形成数
に応じて、配線基板12にマトリックススイッチと配線
板(共に図示せず)を組み込んでいる。そのマトリック
ススイッチは、共通の定電流電源5と電圧計6に対して
、各組のプローブ毎の端子1,2.3および4を択一的
に切替接続するものである。そして、配線基板12とプ
ローブ本体11は測定装置のケース14内に備えられて
いる。
使用に際しては、プローブ本体11の上に被測定物Sを
載せ、更に絶縁性ゴム状シート15を載せて蓋16を閉
じる。そして、ケース14の内部を真空減圧し、被測定
物Sをプローブ本体11の上に密着させてから、マトリ
ックススイッチによって各組のプローブを定電流電源5
と電圧計6に選択的に接続することによって、前述した
第7図につき説明した測定方法の実施に供することがで
きる。なお、プローブ本体11における端子1,2.3
および4を前述した第9図の配置パターンとすることに
より、同第9図につき説明した測定方法を実施すること
もできる。
第18図の例の場合は、前述した第4図の測定方法を応
用して、外側電圧端子4を適宜移動させつつ、その移動
位置の電位を測定するための装置を構成している。図に
おいて17は同軸プローブであり、第4図のような配置
パターンを成す小径電流端子1と内側電圧端子3が構成
されている。この同軸プローブ17の基端は、装置本体
18の定位置に固定されており、またその先端は、装置
本体18上にセットされた円板状の被測定物Sの中心部
に接触している。被測定物Sの外周部には大径電流端子
2が接続されており、また装置本体18に備えられたX
軸方向のスライド体19には、外側電圧端子(探針)4
がY軸方向にスライド可能に取り付けられている。
使用に際しては、電流端子1および2間に定電流電源5
を接続すると共に、電圧端子3および4間に電圧計6を
接続し、そして外側電圧端子4を被測定物S上の任意の
位置に接触させ、そのときの電圧を測定する。これを繰
り返して、被測定物S上の多数位置における電位分布を
求める。
第19図は、上記第18図と同様の装置の他の構成例の
説明図である。本例の場合は、回転テーブル20上にセ
ットしたシリコンウェハーなどの円板状の被測定物Sの
左右回転と、外側電圧端子(探針)4の径方向のスライ
ドによって、その外側電圧端4が被測定物S上の任意の
位置に接続可能になっている。図において21はステー
ジであり、同軸プローブ17を被測定物Sの中心部に接
触させるように保持すると共に、外側電圧端子4を回転
テーブル20の径方向に沿ってスライド可能に備えてい
る。また被測定物Sの周部には大径電流端子2が接続さ
れている。測定の実施に際しては、第18図の場合と同
様に定電流電源5と電圧計6を接続する。
なお、前述した第10図の配置パターンを成すように端
子1,2.3および4をプローブ本体に配設したり、ま
たは1つのプローブ本体に第10図のパターンを成す端
子1,2.3および4を複数組配設した集合プローブを
構成してもよい。前者のプローブを複数組用いたり、ま
たは後者の集合プローブを用いることにより、被測定物
の多数部位における抵抗率の同時測定が可能となる。
「第2の実施態様の4端子プローブについて」この実施
態様の4端子プローブは、第5図および第6図につき説
明したような測定方法、つまり電流端子1および2のい
ずれか一方または両方の円形閉曲線状に構成された部分
を複数に等分割して接触抵抗の不均一を補償することに
なる測定方法を実施するためのものである。その構成は
、前述した第1の実施態様の4端子プローブにおける電
流端子lおよび2の少なくとも一方を複数に等分割した
構成となっている。
「第2の実施態様の測定方法について」第20図は本発
明に係る第2の実施態様の測定方法の第1の実施例を説
明するための図である。
本実施態様の場合、電流端子1および2の被測定物と接
触する部分は、被測定物の上に離れて配置できる大きさ
の円形閉曲線状に構成されている。電圧端子3および4
は、電流端子1および2の内側に配置できる大きさとな
っている。測定を行う場合には、まず電流端子1および
2を被測定物の上に所定距離だけ離して配置する。さら
に、それぞれの電流端子1および2の内側(本実施例の
場合は中心部)に電圧端子3および4を絶縁して配置す
る。そして、定電流電源5によって電流端子1および2
間に一定電流を流し、電圧計6によって電圧端子3およ
び4間の電圧を測定する。
このような実施態様では、被測定物に接触する電流端子
1および2の部分が閉曲線を成しているため、電圧端子
3および4が配置される領域、つまり電流端子1の内側
領域と電流端子2の内側領域は、それぞれの領域内にお
いて等電位となる。
したがって、−様な抵抗率の無限平面被測定物の上に、
半径rの電流端子1および2を端子間距離2dだけ離し
て配置し、それぞれに+I、−Iの電流を流した場合、
電磁気宇の初歩的な考察から、アボロニウスの円群とし
て知られる等電位線が形成されることが導かれる。この
性質を利用することにより、電圧端子3および4間の電
圧Vは下式(5)によって与えられる。δSは表面抵抗
率である。
■=δseπ・A n[(d+(d”−r2) ””)
/r] 4 − (5)ここで、被測定物の厚さをtと
すれば表面抵抗率δSと体積抵抗率δ9は下式(6)お
よび(7)によって求まる。
δi=π/ nn[(d+(d”+r”)””)/r]
−(V/I)−・(6)δv=it#2n[(d+(d
”+r”)””)/r]iV/I) −(7)ところで
、電圧端子3および4が配置される2つの領域は、前述
のようにそれぞれにおいて等電圧であるため、電圧端子
3および4には、測定誤差の原因となる第27図におい
て説明したような電流iが流れない。また、電圧端子3
および4の形、寸法、位置にも原理的には依存しないた
め、電圧端子3および4の被測定物との接触面積を広く
して接触抵抗を下げ、電圧測定器の入力電流による誤差
を減らすことができる。したがって、より広い抵抗値幅
の被測定物の測定が可能になる。
さらに、探針の場合と比べて被測定物との接触圧が減少
するため、被測定物に損傷を与える可能性も減少する。
「第3の実施態様の4端子プローブについて」第21図
(a)および(b)は、第3の実施態様の4端子プロー
ブの第1の実施例を説明するための図である。
同図のプローブは、第20図につき説明した測定方法を
実施するためのものであり、絶縁性のプローブ本体23
に電流端子1および2と電圧端子3および4を埋設した
構成となっている。電流端子1および2は円筒状、電圧
端子3および4は丸棒状であり、プローブ本体23を底
面視した同図(b)において、それぞれの端子1,2.
3および4の先端つまり被測定物と接触する部分が第2
0図の配置パターンを成している。またプローブ本体2
3の先端部において、端子1,2.3および4の先端近
傍は一段低く(ぼんでいる。
このように構成されたプローブは、端子1゜2.3およ
び4の先端を被測定物に接触させ、そして電流端子1お
よび2の基端に定電流電源5を接続し、かつ電圧端子3
および4の基端に電圧計6を接続することによって使用
に供される。
第22図は第2の実施例を説明するための図である。
本例のプローブは、第21図につき説明したプローブ本
体23をケース24の内側に備え、それらの間にスプリ
ング25を介在させると共に、ケース24の先端側に、
プローブ本体23の先端を覆う加圧導電性ゴム状物質の
シート26を取り付けた構成となっている。シート26
は、第11図(b)につき説明したシートlOと同様に
、加圧力を増加させるとほぼ一定の抵抗値を示すもので
ある。
使用に際しては、ケース24を持ち、スプリング25を
介してプローブ本体23を被測定物に押し付け、端子1
,2.3および4の先端と被測定物との間にてシート2
6を加圧する。そして、加圧されたシート26の部分が
端子1,2.3および4の先端と被測定物とを電気的に
接続する。これにより、第21図の例の場合と同様に使
用に供される。
なお、シート26は充分に加圧されることによって端子
1,2.3および4と被測定物との間の接触抵抗を均一
化すると共に、被測定物の損失を防ぐことにもなる。
第23図および第24図は第3の実施例を説明するため
の図である。
本例のプローブは、絶縁性ゴム状物質のプローブ本体2
7中に、加圧導電性ゴム状物質あるいは導電性ゴム状物
質からなる端子1,2.3および4を形成している。端
子1,2.3および4は、前述した第20図の配置パタ
ーンに形成されており、電圧端子3および4のそれぞれ
を中心として、電流端子1および2が円形閉曲線状に形
成されている。そして、それぞれの端子1,2.3およ
び4はプローブ本体27の上下面上に露出している。
使用に際しては、第24図のように被測定物Sの上にプ
ローブ本体27と配線基板28を載せて加圧する。配線
基板28には、第20図のように電流端子1および2間
に定電流電源5を接続し、かつ電圧端子3および4間に
電圧計6を配線するための配線パターンが形成されてお
り、端子1,2.3および4は被測定物Sと接触すると
共に、定電流電源5と電圧計6に接続される。このよう
にして、第21図の例の場合と同様に使用に供される。
なお、プローブ本体27の下面側における端子1,2.
3および4の露出部分は、その周囲に位置するプローブ
本体12の下面よりも一段くぼむように形成してもよ(
、この場合には、プローブ本体27の加圧を条件として
、端子1,2.3および4が被測定物Sと接触すること
になる。
[発明の効果1 以上説明したように、本発明の電気抵抗率の測定方法は
、円形閉曲線状の2つの電流端子を被測定物上に配置し
、2つの電圧端子の内の少なくとも一方を電流端子の内
側に配置して、被測定物の電気抵抗率を測定するから、
等電位となる電流端子の内側領域内に電圧端子を位置さ
せることができる。したがって、その電圧端子には電流
力線を乱すような電流が流れず、正確な測定を実施する
ことができる。
例えば小さい円形閉曲線状の電流端子の外側に、大きい
円形閉曲線状の電流端子を配置し、小さい電流端子の内
側に一方の電圧端子を配置すると共に、その小さい電流
端子の外側に他方の電圧端子を配置した形態の場合には
、大きい電流端子の中心部、つまり電流密度が高い部分
に配置される小さい電流端子は、その内側領域を等電圧
にし、その内側領域に配置される一方の電圧端子を高い
電流密度の電流経路中から外すことになり、その電圧端
子には電流力線を乱すような電流を流すことなく正確な
測定を実施することができる。
しかも、この形態の場合には、電流経路境界条件が2つ
の電流端子の大きさのみによって決定されるため、被測
定物の形、寸法、測定位置などとは無関係に、抵抗率の
計算式の係数を定数として、抵抗率を容易に求めること
ができる。
また、例えば円形閉曲線状の2つの電流端子を所定距離
だけ離して配置し、それぞれの電流端子の内側に電圧端
子を配置した形態の場合には、閉曲線を成すそれぞれの
電流端子の内側領域が等電位となり、それぞれの等電位
の領域内に電圧端子が位置することになって、その電圧
端子に電流力線を乱すような電流を流すことな(正確な
測定を実施することができる。
一方、本発明の4端子プローブは、2つの電流端子を円
形閉曲線状に構成しているから、被測定物に対するそれ
らの接触面を大きくすることができる。しかも、探針の
場合に比して被測定物との接触圧が小さくてもよ(、被
測定物に損傷を与えるおそれがない。
また、電流端子の円形閉曲線状に構成した部分を等分割
することにより、その電流端子の全体としての接触抵抗
の不均一を補償することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第1O図は、それぞれ本発明に係る電気抵抗
率の測定方法の第1の実施態様に属する異なる実施例を
説明するための概略平面図、第11図から第19図は、
本発明に係る4端子プローブの第1の実施態様に属する
異なる実施例を説明するための図、 第20図は、本発明に係る電気抵抗率の測定方法の第2
の実施態様に属する一実施例を説明するための概略平面
図、 第21図から第24図は本発明に係る4端子プローブの
第3の実施態様に属する実施例を説明するための図、 第25図は、従来の電気抵抗測定方法の異なる例の説明
図、 第26図は、電流経路上に置かれた電圧端子の先端の拡
大図である。 1.2・・・電流端子、 3.4・・・電圧端子、 5・・・定電流電源、 6・・・電圧計、 7、23.27・・・プローブ本体、 S・・・被測定物。 第 図 第 図 第 図 第 6 図 第 図 第 図 第 図 −1 5−2 第1O図 第 1 図 第 13図 第 14図 第 15図 5 第 16図 1 第 17図 9 第 18図 ら 第 19図 第20 図 zb 第22図 第 4 図 (0) (b) 第25図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)4端子法による電気抵抗率の測定方法であつて、2
    つの電流端子として、被測定物に接触する部分を円形閉
    曲線状に構成した電流端子を用い、それぞれの電流端子
    を互いに絶縁して被測定物上に配置し、さらに2つの電
    圧端子の内の少なくとも一方を電流端子の内側に絶縁し
    て配置し、一定電流を電流端子間に流して、電圧端子間
    の電圧と2つの電流端子の半径および配置関係から抵抗
    率を測定することを特徴とする電気抵抗率の測定方法。 2)電気抵抗率測定用の4端子プローブにおいて、2つ
    の電流端子の被測定物に接触する部分が円形閉曲線状に
    構成され、それぞれの電流端子が互いに絶縁されて配設
    され、さらにそれら2つの電流端子に絶縁されて2つの
    電圧端子が配設され、2つの電圧端子の内の少なくとも
    一方が電流端子の内側に位置することを特徴とする電気
    抵抗率測定用の4端子プローブ。
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