JPH03284641A - ビスフェノールaの製造方法 - Google Patents
ビスフェノールaの製造方法Info
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- JPH03284641A JPH03284641A JP2083383A JP8338390A JPH03284641A JP H03284641 A JPH03284641 A JP H03284641A JP 2083383 A JP2083383 A JP 2083383A JP 8338390 A JP8338390 A JP 8338390A JP H03284641 A JPH03284641 A JP H03284641A
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- bisphenol
- phenol
- liquid
- phase portion
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ビスフェノールAとして知られる2゜2−ビ
ス(4−ヒドロキシフェニル)プロパンを製造する方法
に関する。
ス(4−ヒドロキシフェニル)プロパンを製造する方法
に関する。
ビスフェノールAは、エポキシ樹脂、ポリカーボネート
樹脂等に広く用いられる樹脂原料である。
樹脂等に広く用いられる樹脂原料である。
高品質の樹脂を得るためには、高純度なビスフェノール
八が必要であるが、特に、近年光学用途の需要が増大し
ているポリカーボネート樹脂の原料としては、従来以上
に無色で高純度のビスフェノール八が要求されている。
八が必要であるが、特に、近年光学用途の需要が増大し
ているポリカーボネート樹脂の原料としては、従来以上
に無色で高純度のビスフェノール八が要求されている。
ビスフェノールAは、フェノールとアセトンとを、酸触
媒を用いて反応させることにより製造される。反応生成
物は、ビスフェノールAの他に、未反応フェノール、未
反応アセトン、触媒、反応生成水および反応副生物を含
んでいる。
媒を用いて反応させることにより製造される。反応生成
物は、ビスフェノールAの他に、未反応フェノール、未
反応アセトン、触媒、反応生成水および反応副生物を含
んでいる。
反応副生物のうち、主なものは、2−(2−ヒドロキシ
フェニル’)−2−(4−ヒドロキシフェニル)プロパ
ン(以下2,4゛ −異性体と記すことがある)であり
、他にダイアニン化合物(D 1anin’s Com
pound ) 、)リスフェノール、ポリフェノール
および着色物質等がある。これらの物質は、ビスフェノ
ールAを原料として製造される樹脂等の品質を低下させ
るので好ましくない。
フェニル’)−2−(4−ヒドロキシフェニル)プロパ
ン(以下2,4゛ −異性体と記すことがある)であり
、他にダイアニン化合物(D 1anin’s Com
pound ) 、)リスフェノール、ポリフェノール
および着色物質等がある。これらの物質は、ビスフェノ
ールAを原料として製造される樹脂等の品質を低下させ
るので好ましくない。
反応生成物から高純度のビスフェノールAを回収する方
法の一つとして、該反応生成物から触媒、反応生成水お
よび一部の未反応フェノールを蒸留等により除去した後
、残った液状混合物を冷却することによってビスフェノ
ールAをフェノールとの付加物として晶析させ、この結
晶を反応副生成物を含む母液から分離した後、フェノー
ルを除去してビスフェノールAを回収する方法がある。
法の一つとして、該反応生成物から触媒、反応生成水お
よび一部の未反応フェノールを蒸留等により除去した後
、残った液状混合物を冷却することによってビスフェノ
ールAをフェノールとの付加物として晶析させ、この結
晶を反応副生成物を含む母液から分離した後、フェノー
ルを除去してビスフェノールAを回収する方法がある。
結晶を分離した母液中には、未反応原料および反応副生
物の他に、なお多くのビスフェノール八が残存している
ので、この母液を反応系に循環させることができる。し
かしながら、ダイアニン化合物、ポリフェノールおよび
着色物質等は、そのまま循環させると更に原料フェノー
ルやアセトンと反応し、高分子量化して系内に蓄積し、
結晶ひいては製品の純度および色相を悪化させる。
物の他に、なお多くのビスフェノール八が残存している
ので、この母液を反応系に循環させることができる。し
かしながら、ダイアニン化合物、ポリフェノールおよび
着色物質等は、そのまま循環させると更に原料フェノー
ルやアセトンと反応し、高分子量化して系内に蓄積し、
結晶ひいては製品の純度および色相を悪化させる。
特公昭52−46946号公報には、母液を更に濃縮し
て結晶(二番晶)を取り出し、その結晶を主要結晶化工
程に供給する方法が開示されている。しかし、この二番
晶を除いた母液は、な右ビスフェノールAと、ビスフェ
ノールAに転化され得る2、4゛ −異性体およびトリ
スフェノール等を多く含んでいるが、同時に、工程のど
の部分にも循環できないポリフェノールおよび着色物質
をも多く含んでいるため、廃棄されなければならない。
て結晶(二番晶)を取り出し、その結晶を主要結晶化工
程に供給する方法が開示されている。しかし、この二番
晶を除いた母液は、な右ビスフェノールAと、ビスフェ
ノールAに転化され得る2、4゛ −異性体およびトリ
スフェノール等を多く含んでいるが、同時に、工程のど
の部分にも循環できないポリフェノールおよび着色物質
をも多く含んでいるため、廃棄されなければならない。
一方、特公昭55−34779号公報には、結晶(一番
晶)を回収した残りの母液の一部をアルカリ触媒で開裂
させ、フェノールとバライソプロペニルフェノールに分
解し、蒸留精製して高沸点化合物を除いた後、酸触媒で
再結合反応させてビスフェノールAとし、主要反応工程
に循環させる方法が開示されている。しかしながら、該
開裂反応はフェノールとバライソプロペニルフェノール
以外の低沸点化合物の生成が避けられない。
晶)を回収した残りの母液の一部をアルカリ触媒で開裂
させ、フェノールとバライソプロペニルフェノールに分
解し、蒸留精製して高沸点化合物を除いた後、酸触媒で
再結合反応させてビスフェノールAとし、主要反応工程
に循環させる方法が開示されている。しかしながら、該
開裂反応はフェノールとバライソプロペニルフェノール
以外の低沸点化合物の生成が避けられない。
また、米国特許第4400555号公報には、母液中の
2.4”−異性体を酸触媒でビスフェノールAに異性化
して循環させる方法が開示されているが、ポリフェノー
ルや着色物質はそのまま循環するので高純度の製品を得
る方法としては好ましくない。
2.4”−異性体を酸触媒でビスフェノールAに異性化
して循環させる方法が開示されているが、ポリフェノー
ルや着色物質はそのまま循環するので高純度の製品を得
る方法としては好ましくない。
特開平1230538号公報には、母液処理を含むビス
フェノールAの製造プロセスとして、開裂反応、再結合
反応、濃縮、晶析および固液分離からなる副工程を独立
させて、結晶を主工程へ循環させる方法が開示されてい
る。この方法によると、再結合反応により得られた反応
液は、晶析、固液分離の後、液相部分の一部が再び開裂
反応に循環されるので効率的ではない。また、該開裂反
応は、通常5〜30mmHgの高減圧下、150〜25
0℃の高温下で実施されるので、ビスフェノールAの更
なる循環は不経済であり、かつ、低沸点化合物の生成量
が増加するので好ましくない。
フェノールAの製造プロセスとして、開裂反応、再結合
反応、濃縮、晶析および固液分離からなる副工程を独立
させて、結晶を主工程へ循環させる方法が開示されてい
る。この方法によると、再結合反応により得られた反応
液は、晶析、固液分離の後、液相部分の一部が再び開裂
反応に循環されるので効率的ではない。また、該開裂反
応は、通常5〜30mmHgの高減圧下、150〜25
0℃の高温下で実施されるので、ビスフェノールAの更
なる循環は不経済であり、かつ、低沸点化合物の生成量
が増加するので好ましくない。
本発明の目的は、結晶を除いた母液から高収率でビスフ
ェノール八を回収するとともに、着色物質およびその他
の不純物の循環を少なくしながらこれを除去し、高品質
のビスフェノールAを製造する方法を提供することであ
る。
ェノール八を回収するとともに、着色物質およびその他
の不純物の循環を少なくしながらこれを除去し、高品質
のビスフェノールAを製造する方法を提供することであ
る。
本発明の製造方法は、以上のような課題を解決するもの
である。すなわち、次の各工程からなるビスフェノール
Aの製造方法である。
である。すなわち、次の各工程からなるビスフェノール
Aの製造方法である。
(a)、フェノールとアセトンとを酸触媒の存在下に反
応させる工程。
応させる工程。
(b)、工程(a)で得られる反応液から水と触媒とを
除去する工程。
除去する工程。
(c)、工程(b)で得られる粗製液のビスフェノール
Aの濃度を調整する工程。
Aの濃度を調整する工程。
(社)、工程(c)で得られる濃度調整液を冷却し、晶
析させて、固液分離する工程。
析させて、固液分離する工程。
(e)、工程(d)で得られる固相部分からフェノール
を除去してビスフェノールAを得る工程。
を除去してビスフェノールAを得る工程。
(f)、工程(d)で得られる液相部分を濃縮する工程
。
。
(gl、工程げ)で得られる濃縮液を冷却し、晶析させ
て、固液分離する工程。
て、固液分離する工程。
(社)、工程Cgで得られる固相部分を工程卸で得られ
る粗製液と合わせて工程(c)へ供給する工程。
る粗製液と合わせて工程(c)へ供給する工程。
(i)、工程(匂で得られる液相部分をアルカリ触媒の
存在下に開裂反応させる工程。
存在下に開裂反応させる工程。
(j)、工程(i)で得られる反応液を酸触媒の存在下
に再結合反応させる工程。
に再結合反応させる工程。
(ト)、工程(j)で得られる反応液を工程(a)で得
られる反応液と合わせて工程わ)へ供給する工程。
られる反応液と合わせて工程わ)へ供給する工程。
本発明の方法によれば、反応副生物の中でビスフェノー
ル八として回収できない部分は、各工程を最小限しか循
環せず系外に抜き出されるので、反応副生物の蓄積によ
る汚染を防ぐことができる。
ル八として回収できない部分は、各工程を最小限しか循
環せず系外に抜き出されるので、反応副生物の蓄積によ
る汚染を防ぐことができる。
以下に、本発明を添付図面第1図に沿って詳しく説明す
る。
る。
工程(a)
フェノール1とアセトン2をフェノール過剰で主反応工
程3へ導入される。フェノールとアセトンのモル比は、
通常4:1〜15:1である。主反応は、酸触媒の存在
下で行われるが、酸触媒としては、塩化水素等の無機酸
を使用してもよいし、陽イオン交換樹脂等の固体酸触媒
を用いて固定床または流動床で反応を行ってもよい。反
応温度は40〜90℃程度である。反応時間は反応形式
や特に反応温度によって異なるが、0.5〜10時間程
度である。反応圧力は、大気圧〜5kg/cfflであ
る。
程3へ導入される。フェノールとアセトンのモル比は、
通常4:1〜15:1である。主反応は、酸触媒の存在
下で行われるが、酸触媒としては、塩化水素等の無機酸
を使用してもよいし、陽イオン交換樹脂等の固体酸触媒
を用いて固定床または流動床で反応を行ってもよい。反
応温度は40〜90℃程度である。反応時間は反応形式
や特に反応温度によって異なるが、0.5〜10時間程
度である。反応圧力は、大気圧〜5kg/cfflであ
る。
工程(b)
工程(a)で得られる反応生成物は、後述する工程(j
)で得られる反応液と合わせて、粗製工程4において、
減圧蒸留等の方法で、未反応アセトン2、反応生成水5
、触媒等が除かれる。固定床反応器による場合は脱触媒
の必要はない。減圧蒸留は、反応温度50〜150℃、
反応圧力100〜300mmHgで実施され、この場合
、未反応フェノールが共沸し、その一部は系外へ除かれ
る。
)で得られる反応液と合わせて、粗製工程4において、
減圧蒸留等の方法で、未反応アセトン2、反応生成水5
、触媒等が除かれる。固定床反応器による場合は脱触媒
の必要はない。減圧蒸留は、反応温度50〜150℃、
反応圧力100〜300mmHgで実施され、この場合
、未反応フェノールが共沸し、その一部は系外へ除かれ
る。
工程(c)
反応生成物から上記のような物質を除いた粗製液は、後
述する工程(g)で得られる固相部分と合わせて、第一
濃度調整工程6において、フェノールを留去または追加
し、ビスフェノールAの濃度を調整する。ビスフェノー
ルへの濃度は20〜50重量%、好ましくは30〜45
重量%である。ビスフェノールへの濃度が20%よりも
小さい場合には収率が低くなり、また50%より大きく
なると濃縮液の見掛けの粘度が高くなって輸送不可能に
なるという問題が起きる。
述する工程(g)で得られる固相部分と合わせて、第一
濃度調整工程6において、フェノールを留去または追加
し、ビスフェノールAの濃度を調整する。ビスフェノー
ルへの濃度は20〜50重量%、好ましくは30〜45
重量%である。ビスフェノールへの濃度が20%よりも
小さい場合には収率が低くなり、また50%より大きく
なると濃縮液の見掛けの粘度が高くなって輸送不可能に
なるという問題が起きる。
工程(ω
工程(c)で得られる濃度調整液は、第一晶析工程7に
おいて、35〜60℃まで冷却され、ビスフェノールA
とフェノールとの付加物が晶析し、スラリー状になる。
おいて、35〜60℃まで冷却され、ビスフェノールA
とフェノールとの付加物が晶析し、スラリー状になる。
冷却は、外部熱交換器や、晶析器に加えられる水の蒸発
による除熱によって行われる。
による除熱によって行われる。
スラリー状の濃度調整液は、第一分離工程8において、
濾過、遠心分離等により固液分離される。
濾過、遠心分離等により固液分離される。
工程(e)
工程(社)の第一分離工程8で得られる固相部分(結晶
)は、必要ならば分離と同時または分離の後に洗浄され
る。
)は、必要ならば分離と同時または分離の後に洗浄され
る。
該固相部分(結晶)は、脱フエノール工程9において、
フェノール1を減圧蒸留等の方法で除去し、製品のビス
フェノールAIOを得る。
フェノール1を減圧蒸留等の方法で除去し、製品のビス
フェノールAIOを得る。
工程(f)
工程(g)の第一分離工程8で得られる液相部分(母液
)は、第二濃度調整工程11においてフェノール1の一
部を除去し、濃縮される。ビスフェノールAの濃度は、
20〜50重量%、好ましくは30〜45重量%である
。
)は、第二濃度調整工程11においてフェノール1の一
部を除去し、濃縮される。ビスフェノールAの濃度は、
20〜50重量%、好ましくは30〜45重量%である
。
工程(匂
工程(0の第二濃度調整工程11で得られた濃縮液は、
第二晶析工程12において冷却され、ビスフェノールA
とフェノールとの付加物を晶析させて、第二分離工程1
3において固液分離される。
第二晶析工程12において冷却され、ビスフェノールA
とフェノールとの付加物を晶析させて、第二分離工程1
3において固液分離される。
工程(社)
工程(g)の第二分離工程13で得られた固相部分(二
番界)は、工程(社)で得られる粗製液と合わせて工程
(c)へ供給される。工程(g)の原料は、主反応で生
成した反応副生物を濃縮した形で含んでいるため、二番
界は工程(d)の第一分離工程8で得られる固相部分(
結晶)よりも多くの不純物を含んでいる。
番界)は、工程(社)で得られる粗製液と合わせて工程
(c)へ供給される。工程(g)の原料は、主反応で生
成した反応副生物を濃縮した形で含んでいるため、二番
界は工程(d)の第一分離工程8で得られる固相部分(
結晶)よりも多くの不純物を含んでいる。
しかし、二番晶中の不純物の濃度は、工程(a)の主反
応工程3で得られる反応液中の濃度よりも小さいので、
二番界を第一晶析工程7に供給した場合には、反応副生
物の濃度は小さくなり、供給されない場合よりも高純度
の結晶が得られる。
応工程3で得られる反応液中の濃度よりも小さいので、
二番界を第一晶析工程7に供給した場合には、反応副生
物の濃度は小さくなり、供給されない場合よりも高純度
の結晶が得られる。
工程(i)
工程(g)の第二分離工程13で得られる液相部分は、
工程(d)の第一分離工程8で得られる液相部分と同程
度の割合のビスフェノールAを含んでいるが、反応副生
物すなわち2.4′−異性体、ダイアニン化合物、トリ
スフェノール、ポリフェノールおよび着色物質等につい
てはより濃縮されている。
工程(d)の第一分離工程8で得られる液相部分と同程
度の割合のビスフェノールAを含んでいるが、反応副生
物すなわち2.4′−異性体、ダイアニン化合物、トリ
スフェノール、ポリフェノールおよび着色物質等につい
てはより濃縮されている。
該液相部分は、必要ならば濃縮された後、開裂反応工程
14に送られる。開裂反応は、アルカリ触媒の存在下で
行われる。アルカリ触媒としては、水酸化ナトリウム、
水酸化カリウムなどのアルカリ金属水酸化物等が挙げら
れる。反応は、通常、反応温度150〜250℃、反応
圧力5〜30mmHgで行われる。開裂反応によって、
2,4°−異性体等は、イソプロペニルフェノールとフ
ェノールに分解される。反応液は、蒸留等の方法で精製
され、着色物質や開裂反応によって分解されない高沸点
化合物15が系外に排出される。
14に送られる。開裂反応は、アルカリ触媒の存在下で
行われる。アルカリ触媒としては、水酸化ナトリウム、
水酸化カリウムなどのアルカリ金属水酸化物等が挙げら
れる。反応は、通常、反応温度150〜250℃、反応
圧力5〜30mmHgで行われる。開裂反応によって、
2,4°−異性体等は、イソプロペニルフェノールとフ
ェノールに分解される。反応液は、蒸留等の方法で精製
され、着色物質や開裂反応によって分解されない高沸点
化合物15が系外に排出される。
工程(j)
工程(i)の開裂反応工程14で得られるバライソプロ
ペニルフェノールとフェノールとからは、再結合反応工
程16において、ビスフェノール八が再生される。再結
合反応は、陽イオン交換樹脂のような固体酸触媒または
塩化水素等の無機酸の存在下で速やかに進行する。
ペニルフェノールとフェノールとからは、再結合反応工
程16において、ビスフェノール八が再生される。再結
合反応は、陽イオン交換樹脂のような固体酸触媒または
塩化水素等の無機酸の存在下で速やかに進行する。
工程(ト)
工程(j)の再結合反応工程16で得られる反応液は、
工程(a)で得られる反応液と合わせて工程(b)の粗
製工程4に供給される。
工程(a)で得られる反応液と合わせて工程(b)の粗
製工程4に供給される。
再結合反応液は、主反応工程3で得られる反応液よりも
色相が無色に近いので、再結合反応液を供給することに
よって、製品ビスフェノールAの品質は向上する。
色相が無色に近いので、再結合反応液を供給することに
よって、製品ビスフェノールAの品質は向上する。
開裂反応で生じる低沸点化合物は、粗製工程4において
、容易に除去される。
、容易に除去される。
以上の方法により、高品質のビスフェノール八が得られ
る。
る。
以下、実施例により、本発明をより具体的に説明する。
実施例中、%は重量%を表し、不純物の定量は液体クロ
マログラフイーにより行った。
マログラフイーにより行った。
〈実施例1〉
フェノール940gとアセトン73gとを混合し、これ
に塩化水素ガスを吹き込みながら、55℃で9時間反応
を行った。次いで、反応生成物を減圧下に加熱して、塩
酸、水および一部の未反応フェノールを除去した。得ら
れた濃縮液は、ビスフェノールA32.8%、2,4”
−異性体0.9%、その他の不純物1.3%を含んでお
り、その50%エタノール溶液の色相は60APH八で
あった。
に塩化水素ガスを吹き込みながら、55℃で9時間反応
を行った。次いで、反応生成物を減圧下に加熱して、塩
酸、水および一部の未反応フェノールを除去した。得ら
れた濃縮液は、ビスフェノールA32.8%、2,4”
−異性体0.9%、その他の不純物1.3%を含んでお
り、その50%エタノール溶液の色相は60APH八で
あった。
この濃縮液を90℃から45℃に冷却して、結晶を晶析
させた後、遠心分離機により分離し、得られた結晶を等
量のフェノールで洗浄し、287gの結晶を得た。
させた後、遠心分離機により分離し、得られた結晶を等
量のフェノールで洗浄し、287gの結晶を得た。
次に、この結晶を溶融し、15mmHg、170℃に操
作された蒸留塔に送り、大部分のフェノールを留去回収
した。塔底からビスフェノールAを抜き出し、スチーム
ドリッピングにより残留フェノールを完全に除去して、
ビスフェノールAの製品200gを得た。得られたビス
フェノールAは、2,4゛ −異性体0.06%、その
他の不純物0.22%含んでおり、その50%エタノー
ル溶液の色相はl0APHAで、光学用ポリカーボネー
トの原料として十分に使用できる純度を有していた。
作された蒸留塔に送り、大部分のフェノールを留去回収
した。塔底からビスフェノールAを抜き出し、スチーム
ドリッピングにより残留フェノールを完全に除去して、
ビスフェノールAの製品200gを得た。得られたビス
フェノールAは、2,4゛ −異性体0.06%、その
他の不純物0.22%含んでおり、その50%エタノー
ル溶液の色相はl0APHAで、光学用ポリカーボネー
トの原料として十分に使用できる純度を有していた。
遠心分離機で分離された母液と結晶の洗浄に使用された
フェノールを合わせ、減圧下で一部のフェノールを留去
し、ビスフェノールA28%、2゜4′−異性体2.6
%、その他の不純物3.7%を含む濃縮液300gを得
た。
フェノールを合わせ、減圧下で一部のフェノールを留去
し、ビスフェノールA28%、2゜4′−異性体2.6
%、その他の不純物3.7%を含む濃縮液300gを得
た。
この濃縮液を冷却し、二番界を晶析させて、遠心分離機
で分離して85gの結晶を得た。この二番界は、2.
4’ −異性体を1.1%、その他の不純物を0.9%
含んでおり、その50%エタノール溶液の色相は35A
PHAであった。
で分離して85gの結晶を得た。この二番界は、2.
4’ −異性体を1.1%、その他の不純物を0.9%
含んでおり、その50%エタノール溶液の色相は35A
PHAであった。
二番界を分離した液相部分(母液)中には、ビスフェノ
ールA25g、2.4’−異性体7g。
ールA25g、2.4’−異性体7g。
その他の不純物10gを含んでいた。
この母液に、0.1gの水酸化ナトリウムを加え、24
0℃、10mmHgにて蒸留し、主としてフェノールと
バライソプロペニルフェノールからなる黄色の留出物2
00gを得た。
0℃、10mmHgにて蒸留し、主としてフェノールと
バライソプロペニルフェノールからなる黄色の留出物2
00gを得た。
この留出物に陽イオン交換樹脂アンバーリスト15 (
Ro hm&Ha s s社製)を10g加え、60℃
で2時間反応させた後、濾過し、触媒を取り除いた。こ
の再結合反応液の50%エタノール溶液の色相は20A
PHAであった。
Ro hm&Ha s s社製)を10g加え、60℃
で2時間反応させた後、濾過し、触媒を取り除いた。こ
の再結合反応液の50%エタノール溶液の色相は20A
PHAであった。
〈実施例2〉
実施例1と同様の方法で主反応生成物870gを得た。
これに実施例1で得た再結合反応液200gを加え、減
圧蒸留して、生成水、触媒等を除いた。
圧蒸留して、生成水、触媒等を除いた。
そこへ、実施例1で得た二番界85gを加えて溶解した
。この溶液は、ビスフェノールA33゜9%、2.4°
−異性体0.8%、その他の不純物1.3%を含んでい
た。
。この溶液は、ビスフェノールA33゜9%、2.4°
−異性体0.8%、その他の不純物1.3%を含んでい
た。
この混合溶液を90℃から45℃に冷却し、結晶を晶析
させた後、遠心分離機により分離し、得られた結晶を等
量のフェノールで洗浄し、385gの結晶を得た。
させた後、遠心分離機により分離し、得られた結晶を等
量のフェノールで洗浄し、385gの結晶を得た。
この結晶は、実施例1と同様に脱フエノール処理し、ビ
スフェノールAの製品265gを得た。
スフェノールAの製品265gを得た。
得られたビスフェノールAは、2.4’ −異性体0.
05%、その他の不純物0.20%含んでおり、その5
0%エタノール溶液の色相はl0APHAであった。
05%、その他の不純物0.20%含んでおり、その5
0%エタノール溶液の色相はl0APHAであった。
遠心分離機で分離された母液と結晶の洗浄に使用された
フェノールを合わせ、減圧下で一部のフェノールヲ留去
し、ビスフェノールA29.0%、2.4°−異性体2
.1%、その他の不純物3゜6%を含む濃縮液400g
を得た。
フェノールを合わせ、減圧下で一部のフェノールヲ留去
し、ビスフェノールA29.0%、2.4°−異性体2
.1%、その他の不純物3゜6%を含む濃縮液400g
を得た。
この濃縮液を冷却し、二番界を晶析させて、遠心分離機
で分離して115gの結晶を得た。この二番界は、2,
4′−異性体を1.1%、その他の不純物を0.8%含
んでいた。
で分離して115gの結晶を得た。この二番界は、2,
4′−異性体を1.1%、その他の不純物を0.8%含
んでいた。
二番界を分離した液相部分(母液)は、実施例1と同様
に操作し、再結合反応液260gを得た。
に操作し、再結合反応液260gを得た。
〈実施例3〉
実施例1と同様の方法で主反応生成物870gを得た。
これに実施例2で得た再結合反応液260gを加え、減
圧蒸留して、生成水、触媒等を除いた。
圧蒸留して、生成水、触媒等を除いた。
そこへ、実施例2で得た二番界115gを加えて溶解し
た。この溶液は、ビスフェノールA33゜5%、2.4
°−異性体0.7%、その他の不純物1.3%を含んで
いた。
た。この溶液は、ビスフェノールA33゜5%、2.4
°−異性体0.7%、その他の不純物1.3%を含んで
いた。
この混合溶液を90℃から45℃に冷却し、結晶を晶析
させた後、遠心分離機により分離し、得られた結晶を等
量のフェノールで洗浄し、410gの結晶を得た。
させた後、遠心分離機により分離し、得られた結晶を等
量のフェノールで洗浄し、410gの結晶を得た。
この結晶は、実施例1と同様に脱フエノール処理し、ビ
スフェノールへの製品280gを得た。
スフェノールへの製品280gを得た。
遠心分離機で分離された母液と結晶の洗浄に使用された
フェノールを合わせ、実施例1と同様に操作して、二番
界と再結合反応液を得た。
フェノールを合わせ、実施例1と同様に操作して、二番
界と再結合反応液を得た。
この二番界と再結合反応液を用いて、以上の操作を3回
繰り返した。
繰り返した。
その結果得られたビスフェノールAは、2,4゜−異性
体0.04%、その他の不純物0.13%を含み、その
50%エタノール溶液の色相は5APHAであった。ま
た、凝固点は156.8℃であり、極めて高純度なビス
フェノールAが得られた。
体0.04%、その他の不純物0.13%を含み、その
50%エタノール溶液の色相は5APHAであった。ま
た、凝固点は156.8℃であり、極めて高純度なビス
フェノールAが得られた。
本発明の製造方法によれば、反応副生物の殆どは、晶析
工程を一回通過するだけで開裂反応に伴う蒸留精製によ
って除去されるので、不純物の循環、蓄積が起こらず、
各工程の汚染が最小限になり、かつ、着色が少ない高品
質のビスフェノールAが得られる。
工程を一回通過するだけで開裂反応に伴う蒸留精製によ
って除去されるので、不純物の循環、蓄積が起こらず、
各工程の汚染が最小限になり、かつ、着色が少ない高品
質のビスフェノールAが得られる。
また、トリスフェノール、ポリフェノールの一部も分解
されてフェノールとバライソプロペニルフェノールにな
り、ビスフェノールAに転化、回収されるので、実質的
に収量が多くなる。
されてフェノールとバライソプロペニルフェノールにな
り、ビスフェノールAに転化、回収されるので、実質的
に収量が多くなる。
第一図は、本発明のビスフェノールAの製造方法の態様
を示す系統図である。 図において、 l;フェノール 2;アセトン 主反応工程 粗製工程 反応生成水 第−濃度調整工程 第一晶析工程 第一分離工程 脱フエノール工程 ビスフェノールA 第二濃度調整工程 第二晶析工程 第二分離工程 開裂反応工程 高洟点化合物、着色物質 再結合反応工程
を示す系統図である。 図において、 l;フェノール 2;アセトン 主反応工程 粗製工程 反応生成水 第−濃度調整工程 第一晶析工程 第一分離工程 脱フエノール工程 ビスフェノールA 第二濃度調整工程 第二晶析工程 第二分離工程 開裂反応工程 高洟点化合物、着色物質 再結合反応工程
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)、次の各工程からなるビスフェノールAの製造方法
。 (a)、フェノールとアセトンとを酸触媒の存在下に反
応させる工程。 (b)、工程(a)で得られる反応液から水と触媒とを
除去する工程。 (c)、工程(b)で得られる粗製液のビスフェノール
Aの濃度を調整する工程。 (d)、工程(c)で得られる濃度調整液を冷却し、晶
析させて、固液分離する工程。 (e)、工程(d)で得られる固相部分からフェノール
を除去してビスフェノールAを得る工程。 (f)、工程(d)で得られる液相部分を濃縮する工程
。 (g)、工程(f)で得られる濃縮液を冷却し、晶析さ
せて、固液分離する工程。 (h)、工程(g)で得られる固相部分を工程(b)で
得られる粗製液と合わせて工程(c)へ供給する工程。 (i)、工程(g)で得られる液相部分をアルカリ触媒
の存在下に開裂反応させる工程。 (j)、工程(i)で得られる反応液を酸触媒の存在下
に再結合反応させる工程。 (k)、工程(j)で得られる反応液を工程(a)で得
られる反応液と合わせて工程(b)へ供給する工程。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2083383A JPH03284641A (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | ビスフェノールaの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2083383A JPH03284641A (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | ビスフェノールaの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03284641A true JPH03284641A (ja) | 1991-12-16 |
Family
ID=13800902
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2083383A Pending JPH03284641A (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | ビスフェノールaの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03284641A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5629457A (en) * | 1993-02-16 | 1997-05-13 | Tianjin University | Dephenolizing process for production of high-quality polycarbonate grade bisphenol A |
| US5648561A (en) * | 1993-02-17 | 1997-07-15 | China Petro-Chemical Corporation | Process for the production of high purity and ultrapure bisphenol-A |
| WO2004108643A1 (ja) * | 2003-06-04 | 2004-12-16 | Idemitsu Kosan Co., Ltd. | ビスフェノールaの製造方法 |
| JP2008156321A (ja) * | 2006-12-26 | 2008-07-10 | Mitsui Chemicals Inc | ビスフェノール類の製造方法 |
| JP2009196930A (ja) * | 2008-02-21 | 2009-09-03 | Mitsui Chemicals Inc | ビスフェノールaの製造方法 |
-
1990
- 1990-03-30 JP JP2083383A patent/JPH03284641A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5629457A (en) * | 1993-02-16 | 1997-05-13 | Tianjin University | Dephenolizing process for production of high-quality polycarbonate grade bisphenol A |
| US5648561A (en) * | 1993-02-17 | 1997-07-15 | China Petro-Chemical Corporation | Process for the production of high purity and ultrapure bisphenol-A |
| WO2004108643A1 (ja) * | 2003-06-04 | 2004-12-16 | Idemitsu Kosan Co., Ltd. | ビスフェノールaの製造方法 |
| JP2008156321A (ja) * | 2006-12-26 | 2008-07-10 | Mitsui Chemicals Inc | ビスフェノール類の製造方法 |
| JP2009196930A (ja) * | 2008-02-21 | 2009-09-03 | Mitsui Chemicals Inc | ビスフェノールaの製造方法 |
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