JPH03285678A - 植物組織の培養方法及び装置 - Google Patents
植物組織の培養方法及び装置Info
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- JPH03285678A JPH03285678A JP2086389A JP8638990A JPH03285678A JP H03285678 A JPH03285678 A JP H03285678A JP 2086389 A JP2086389 A JP 2086389A JP 8638990 A JP8638990 A JP 8638990A JP H03285678 A JPH03285678 A JP H03285678A
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Landscapes
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は植物Mi織の培養方法及び装置に係り、特に器
官培養における被培養物の破壊を回避して大量の被培養
物を高密度に、且つ高増殖率で培養するのに好適な培養
方法及び装置に関する。
官培養における被培養物の破壊を回避して大量の被培養
物を高密度に、且つ高増殖率で培養するのに好適な培養
方法及び装置に関する。
植物組織を培養し、被培養物から有用な物質を得る工業
的な培養技術の検討が行われている。このような培養技
術に用いられる培養槽としては、アミノ酸等の醗酵用の
培養槽をベースとしたものが適用されており、これらの
培養槽としては、被培養物の特性(被培養物の形態、最
適培養条件等)を考慮した、例えば、第10図に示すタ
ンク型培養槽及び第11図に示す回転式円筒型培養槽が
代表的なものである。
的な培養技術の検討が行われている。このような培養技
術に用いられる培養槽としては、アミノ酸等の醗酵用の
培養槽をベースとしたものが適用されており、これらの
培養槽としては、被培養物の特性(被培養物の形態、最
適培養条件等)を考慮した、例えば、第10図に示すタ
ンク型培養槽及び第11図に示す回転式円筒型培養槽が
代表的なものである。
第10図に示す培養槽は、タンク111内の被培養物を
含む培養液112を撹拌翼113によって撹拌するよう
になっている。また、第11図に示す培養槽では、円筒
型培養槽121内に熱交換器122が設置され、この熱
交換器122の下方に気体噴出用多孔中空体123が設
置されており、円筒型培養槽1.21が回転して、被培
養物を含む培養液124が撹拌されるようになっている
。
含む培養液112を撹拌翼113によって撹拌するよう
になっている。また、第11図に示す培養槽では、円筒
型培養槽121内に熱交換器122が設置され、この熱
交換器122の下方に気体噴出用多孔中空体123が設
置されており、円筒型培養槽1.21が回転して、被培
養物を含む培養液124が撹拌されるようになっている
。
一般に、植物細胞をタンクで培養する場合、細胞の集塊
の状態を維持することが培養効率がよく、この点から培
養槽における被培養物は、できるだけ静止した状態で維
持しながら、培養液中の溶存酸素濃度が高くして細胞の
分化及び生育を高めることが望まれる。しかしながら、
上記した培養槽の場合、培養槽内で被培養物を静止した
状態で培養液のみを撹拌することが困難である。このた
め、細胞の集塊が破壊され、細胞を効率的に増殖させる
ことができない。また、第11図に示す培養槽では、培
養液124中の溶存酸素量を上げるために、多量の空気
を気体噴出用多孔中空体123から槽内に供給すると、
バブリングによる泡立ちが生じ、被培養物が流出する問
題がある。
の状態を維持することが培養効率がよく、この点から培
養槽における被培養物は、できるだけ静止した状態で維
持しながら、培養液中の溶存酸素濃度が高くして細胞の
分化及び生育を高めることが望まれる。しかしながら、
上記した培養槽の場合、培養槽内で被培養物を静止した
状態で培養液のみを撹拌することが困難である。このた
め、細胞の集塊が破壊され、細胞を効率的に増殖させる
ことができない。また、第11図に示す培養槽では、培
養液124中の溶存酸素量を上げるために、多量の空気
を気体噴出用多孔中空体123から槽内に供給すると、
バブリングによる泡立ちが生じ、被培養物が流出する問
題がある。
さらに、被培養物の種類によっては、培養液中の溶存酸
素を飽和溶存酸素量以上とする必要がある。しかし、第
10図及び第11図の培養槽では、培養液112,12
4中の溶存酸素を飽和溶存酸素量以上とするのに必要な
酸素供給は実質的に不可能である。培養槽に効率的に酸
素を供給する培養方法として、培養液を培養槽から出し
入れし、気液双方を被培養物に接触させる方法が提案さ
れている。(例えば、特開昭61−78381号公報、
特開平1−13987号公報) この方法を実施するための代表的な培養装置を第12図
に示す。第12図において、通排気孔131、 aを有
する培養槽131と貯留槽(タンク)132とを導通す
る導液管133の途中に設けたポンプ134により、培
養液135は、培養槽131に供給され、また培養槽1
31から排出される。そして、培養液135の供給と培
養液135の排出を交互に行ない、被培養物136は、
培養液が培養槽131から抜き出された時に培養槽13
1の底部に蓄積し、培養液135が培養槽131に存在
する時には、被培養物136は培養液135中に分散、
浮遊して培養される。
素を飽和溶存酸素量以上とする必要がある。しかし、第
10図及び第11図の培養槽では、培養液112,12
4中の溶存酸素を飽和溶存酸素量以上とするのに必要な
酸素供給は実質的に不可能である。培養槽に効率的に酸
素を供給する培養方法として、培養液を培養槽から出し
入れし、気液双方を被培養物に接触させる方法が提案さ
れている。(例えば、特開昭61−78381号公報、
特開平1−13987号公報) この方法を実施するための代表的な培養装置を第12図
に示す。第12図において、通排気孔131、 aを有
する培養槽131と貯留槽(タンク)132とを導通す
る導液管133の途中に設けたポンプ134により、培
養液135は、培養槽131に供給され、また培養槽1
31から排出される。そして、培養液135の供給と培
養液135の排出を交互に行ない、被培養物136は、
培養液が培養槽131から抜き出された時に培養槽13
1の底部に蓄積し、培養液135が培養槽131に存在
する時には、被培養物136は培養液135中に分散、
浮遊して培養される。
第12図に示す培養装置においては、気相及び液相との
接触による酸素供給によって細胞の分化及び成育に対す
る配慮がなされているが、培養過程における培養液の移
動により、被培養物が培養槽内で移動し破壊する恐れが
ある。すなわち、培養液の吸引排出時において、被培養
物も同期して移動し、培養槽内においては被培養物が立
体的に激しく拡散するため、被培養物が静置状態を維持
することができず破壊され、効率的な増殖を行うことが
できない。
接触による酸素供給によって細胞の分化及び成育に対す
る配慮がなされているが、培養過程における培養液の移
動により、被培養物が培養槽内で移動し破壊する恐れが
ある。すなわち、培養液の吸引排出時において、被培養
物も同期して移動し、培養槽内においては被培養物が立
体的に激しく拡散するため、被培養物が静置状態を維持
することができず破壊され、効率的な増殖を行うことが
できない。
一方、培養槽内にゴム、合成樹脂等からなる柔軟な膜状
体を設け、この膜状態の伸縮動作によって培養液を拡散
する培養装置が提案されている。
体を設け、この膜状態の伸縮動作によって培養液を拡散
する培養装置が提案されている。
(特開平1124379号公報、特開昭64=2388
4号公報) 上記のような膜状体の伸縮動作による培養槽の形状変化
によって培養液を攪拌する場合、培養液内の被培養物の
拡散等によって破壊する恐れがあり、効率的な増殖作用
を期待することができない。
4号公報) 上記のような膜状体の伸縮動作による培養槽の形状変化
によって培養液を攪拌する場合、培養液内の被培養物の
拡散等によって破壊する恐れがあり、効率的な増殖作用
を期待することができない。
以上のように、従来の培養装置においては、液体培養に
おける細胞の破壊、バブリングの泡立ちによる被培養物
の流出等について充分配慮されておらず、高効率の培養
に問題があった。
おける細胞の破壊、バブリングの泡立ちによる被培養物
の流出等について充分配慮されておらず、高効率の培養
に問題があった。
本発明の目的は、攪拌及び酸素供給のためのバブリング
による被培養物の流出を防止し、かつ高い溶存酸素濃度
で被培養物を高密度に細胞破壊のない培養方法及び装置
を提供することにある。
による被培養物の流出を防止し、かつ高い溶存酸素濃度
で被培養物を高密度に細胞破壊のない培養方法及び装置
を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記した目的を達成するために、本発明の培養方法は、
培養槽内に全面又はその一部にカルス乃至毛状根が通過
しない程度以下の培養液通液部を有するバッフルプレー
ト上の被培養物が静置状態を維持しろる範囲内で槽内の
培養液液面を周期的又は断続的に上下動させて被培養物
を培養することにある。
培養槽内に全面又はその一部にカルス乃至毛状根が通過
しない程度以下の培養液通液部を有するバッフルプレー
ト上の被培養物が静置状態を維持しろる範囲内で槽内の
培養液液面を周期的又は断続的に上下動させて被培養物
を培養することにある。
さらに本発明の培養装置は、培養液液面を周期的又は断
続的に上下動させる培養液脈動手段として、例えば培養
槽に並設して設けられたタンクとその間を接続する導液
管の間にポンプ及び電磁弁からなる培養液脈動手段又は
培養槽に並設して設けたタンクとこのタンクを上下方向
に昇降させる昇降装置とを設けたことを特徴とする。
続的に上下動させる培養液脈動手段として、例えば培養
槽に並設して設けられたタンクとその間を接続する導液
管の間にポンプ及び電磁弁からなる培養液脈動手段又は
培養槽に並設して設けたタンクとこのタンクを上下方向
に昇降させる昇降装置とを設けたことを特徴とする。
〔作用]
培養液をポンプ等の機器あるいは培養槽と導通ずるタン
クを上下方向に昇降させることによって培養槽内の培養
液液面は上下方向に移動する。液体培養において単細胞
は培養液内で分散されても増殖作用において問題はなく
、カルス乃至毛状根の場合には組織が集塊化された場合
に増殖作用が向上する。
クを上下方向に昇降させることによって培養槽内の培養
液液面は上下方向に移動する。液体培養において単細胞
は培養液内で分散されても増殖作用において問題はなく
、カルス乃至毛状根の場合には組織が集塊化された場合
に増殖作用が向上する。
この場合、被培養物はバッフルプレート上で静置状態を
維持し、培養液はバッフルプレート上で水平方向に流れ
を形成する。この流れによって培養液を拡散し、培養に
必要な成分を被培養物に供給し、かつ溶存酸素を効率的
に被培養物に供給可能となる。被培養物はバッフルプレ
ート上で静置状態にあり破壊されないので被培養物は高
効率的に増殖する。
維持し、培養液はバッフルプレート上で水平方向に流れ
を形成する。この流れによって培養液を拡散し、培養に
必要な成分を被培養物に供給し、かつ溶存酸素を効率的
に被培養物に供給可能となる。被培養物はバッフルプレ
ート上で静置状態にあり破壊されないので被培養物は高
効率的に増殖する。
バッフルプレート上の被培養物を静置状態に維持しうる
範囲で培養液を脈動させる場合には、バッフルプレート
の形態によって培養液の平均線速度が異なり、バッフル
プレートが全面多孔体からなる場合、通液部を上下動す
る培養液の平均線速度は15〜47mm/minの範囲
にあることが望ましく、その一部に通液部を有するバッ
フルプレー0 トの場合には、通液部を上下動する培養液の平均線速度
は53〜166 mm/minの範囲にあることが望ま
しい。このような平均線速度に調整すれば、バッフルプ
レート上の被培養物は静置された状態で培養液の攪拌効
果によって効率的な増殖が行われる。
範囲で培養液を脈動させる場合には、バッフルプレート
の形態によって培養液の平均線速度が異なり、バッフル
プレートが全面多孔体からなる場合、通液部を上下動す
る培養液の平均線速度は15〜47mm/minの範囲
にあることが望ましく、その一部に通液部を有するバッ
フルプレー0 トの場合には、通液部を上下動する培養液の平均線速度
は53〜166 mm/minの範囲にあることが望ま
しい。このような平均線速度に調整すれば、バッフルプ
レート上の被培養物は静置された状態で培養液の攪拌効
果によって効率的な増殖が行われる。
特にバッフルプレートを培養槽内に多段に設けた場合に
は、バッフルプレート上の被培養物の増殖と共に、バッ
フルプレートの間隙が大きくなり被培養物の自重による
圧縮が回避される。さらにバッフルプレートが多段に設
置されている場合には、培養槽底面に被培養物の全重量
が負荷されることなくバッフルプレートの各段に分散さ
れるために僅かな強度でも細胞が破壊されやすい被培養
物においては増殖率が高(なる。
は、バッフルプレート上の被培養物の増殖と共に、バッ
フルプレートの間隙が大きくなり被培養物の自重による
圧縮が回避される。さらにバッフルプレートが多段に設
置されている場合には、培養槽底面に被培養物の全重量
が負荷されることなくバッフルプレートの各段に分散さ
れるために僅かな強度でも細胞が破壊されやすい被培養
物においては増殖率が高(なる。
さらに、その一部に通液部を有する八ツフルブレ−1・
を二段以上に多段化した場合に、各バッフルプレートの
通液部を水平方向に対して互いに移動した位置にすれば
、各バッフルプレート上の培養液は水平方向流れを形成
し、被培養物の上下動の動きがなく、被培養物の破壊が
防止できる。
を二段以上に多段化した場合に、各バッフルプレートの
通液部を水平方向に対して互いに移動した位置にすれば
、各バッフルプレート上の培養液は水平方向流れを形成
し、被培養物の上下動の動きがなく、被培養物の破壊が
防止できる。
次に、バッフルプレート上の被培養物が周期的又は断続
的に空気若しくは酸素を含む気相と接触するように培養
液液面を上下動させれば、被培養物に対する酸素供給が
不足することなく効率的に供給でき、また、培養槽の上
部から空気を吹き込むことによって酸素供給効果をさら
に高めることになる。
的に空気若しくは酸素を含む気相と接触するように培養
液液面を上下動させれば、被培養物に対する酸素供給が
不足することなく効率的に供給でき、また、培養槽の上
部から空気を吹き込むことによって酸素供給効果をさら
に高めることになる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図及び第2図は、それぞれ本発明の培養装置の実施
例を示す概略的構成図である。
例を示す概略的構成図である。
第1図においては、培養槽1とタンク2はポンプ3を途
中に設けた導液管4によって接続され、培養槽1の頂部
に設けられた培養液供給ノズル5とタンク2との間は導
液管6によって接続されている。また、ポンプ3が介設
された導通管にはバイパス管7が設けられ、このバイパ
ス管7には電磁弁8が設置されている。
中に設けた導液管4によって接続され、培養槽1の頂部
に設けられた培養液供給ノズル5とタンク2との間は導
液管6によって接続されている。また、ポンプ3が介設
された導通管にはバイパス管7が設けられ、このバイパ
ス管7には電磁弁8が設置されている。
培養槽1の内部には塔の高さ方向に沿って等間隔にバッ
フルプレート9a、9b、9c 9d9e、9fが設
置されている。
フルプレート9a、9b、9c 9d9e、9fが設
置されている。
第3図は第1図における多段に設置されたハシフルプレ
ートの位置関係を示す説明図であり、第4図は第1図の
要部拡大縦断面図である。培養槽1内に多段に設置され
るバッフルプレート9はそれぞれ円板状に形成されてお
り、その中心部にはそれぞれのバッフルプレートを高さ
方向に等間隔に設置するだめの支持部材14が設けられ
ている。
ートの位置関係を示す説明図であり、第4図は第1図の
要部拡大縦断面図である。培養槽1内に多段に設置され
るバッフルプレート9はそれぞれ円板状に形成されてお
り、その中心部にはそれぞれのバッフルプレートを高さ
方向に等間隔に設置するだめの支持部材14が設けられ
ている。
この支持部材14に対し、120°Cの角度で等間隔に
三つの開口部(培養液通液部)15a、15b、15c
が形成されている。このような開口部を有するバッフル
プレート9aに対し、その下方に位置するバッフルプレ
ート9bは支持部材14を軸としてバッフルプレート9
aに対し60 ”C回転した状態で配置されており、ま
た、八ツフルプレート9dは支持部材14を軸として、
さらに60°Cの角度で回転した状態で配置されている
。
三つの開口部(培養液通液部)15a、15b、15c
が形成されている。このような開口部を有するバッフル
プレート9aに対し、その下方に位置するバッフルプレ
ート9bは支持部材14を軸としてバッフルプレート9
aに対し60 ”C回転した状態で配置されており、ま
た、八ツフルプレート9dは支持部材14を軸として、
さらに60°Cの角度で回転した状態で配置されている
。
したがって、第4図中、八ツフルブレー)9a、9cは
、第3図のA−A線断面図に相当し、バッフルプレート
9bは、第3図のB−B線断面図に相当する。
、第3図のA−A線断面図に相当し、バッフルプレート
9bは、第3図のB−B線断面図に相当する。
また、特に第3図においては図示していないが、バッフ
ルプレート9b、バッフルプレート9e。
ルプレート9b、バッフルプレート9e。
バッフルブレー)9fの場合にもそれぞれ支持部材14
を軸としてそれぞれ60°Cずつ回転することによって
培養槽10の高さ方向において隣接するバッフルプレー
トの開口部はそれぞれ60°Cの角度で位相した配置状
態となっている。
を軸としてそれぞれ60°Cずつ回転することによって
培養槽10の高さ方向において隣接するバッフルプレー
トの開口部はそれぞれ60°Cの角度で位相した配置状
態となっている。
開口部15aから15cは、それぞれ多孔体からなって
おり、その多孔体の各々の口径は単細胞は移動しうるが
、細胞の集塊物、例えばカルス乃至毛状根は通過しない
程度のポーラスの構造となっている。バッフルプレート
9の外周縁部はゴム又は合成樹脂からなる弾性体16が
固定されており、この弾性体16が培養槽1の内壁面を
摺動可能となっている。
おり、その多孔体の各々の口径は単細胞は移動しうるが
、細胞の集塊物、例えばカルス乃至毛状根は通過しない
程度のポーラスの構造となっている。バッフルプレート
9の外周縁部はゴム又は合成樹脂からなる弾性体16が
固定されており、この弾性体16が培養槽1の内壁面を
摺動可能となっている。
なお、11は空気ノズルを示し、槽中心部を軸として水
平面で回転自在に設置されている。
平面で回転自在に設置されている。
3
4
次に第1図、第3図及び第4図を基に本実施例の培養装
置の作用について説明する。
置の作用について説明する。
まず、培養槽1内の培養液10は、ポンプ3の作動によ
って抜き出され、タンク2に送液される。
って抜き出され、タンク2に送液される。
このポンプ3の作動によって培養液を抜き取る場合、培
養液10の液面が最上段のバッフルプレート9aの上部
にある範囲内でポンプの作動が停止すると同時に電磁弁
8が開き、培養槽1から抜き出された培養液10が再び
培養槽11内に送液される。
養液10の液面が最上段のバッフルプレート9aの上部
にある範囲内でポンプの作動が停止すると同時に電磁弁
8が開き、培養槽1から抜き出された培養液10が再び
培養槽11内に送液される。
このようにポンプ3による培養液10の抜き出し、及び
電磁面弁8の作動による培養液10の培養槽への供給を
、培養液10の液面が最上段のバッフルプレート9aの
上部にある範囲内で行なったとき、被培養物は常時、液
浸状態で培養液10は脈動状態となる。すなわち、バッ
フルプレート9上の被培養物には、水平方向の力が発生
するため、培養液10の脈動攪拌中には上下運動するこ
となく、各々のバッフルプレート9上で静置状態を維持
することになる。
電磁面弁8の作動による培養液10の培養槽への供給を
、培養液10の液面が最上段のバッフルプレート9aの
上部にある範囲内で行なったとき、被培養物は常時、液
浸状態で培養液10は脈動状態となる。すなわち、バッ
フルプレート9上の被培養物には、水平方向の力が発生
するため、培養液10の脈動攪拌中には上下運動するこ
となく、各々のバッフルプレート9上で静置状態を維持
することになる。
ここでいう脈動とは、培養液の液面が周期的又は断続的
に上丁動する動作をいう。
に上丁動する動作をいう。
バッフルプレー1〜9上の被培養物は液体培地中に存在
し、所定量の培養液10を培養槽1の底部から抜き出し
、かつ供給を繰り返すことによって培養液10の攪拌効
果が得られる。このような操作の間にバッフルプレート
9上の被培養物が増殖する。被培養物の増殖過程におい
ては、バッフルプレート9が槽の高さ方向に多段に設置
されているために、被培養物は各バッフルプレート9上
に分割されて増殖し、被培養物の自重等による被培養物
の圧縮・破壊が解消される。被培養物の増殖が進行した
場合にも各バッフルプレート9はそれぞれ培養槽1の内
壁面に固定されることなく、槽の高さ方向に摺動可能に
設置されているために培養物の増殖の進行によってバッ
フルプレート9上の被培養物が増加した場合、各々のバ
ッフルプレート9間の間隙が大きくなり、被培養物の圧
縮・破壊が回避されることになる。
し、所定量の培養液10を培養槽1の底部から抜き出し
、かつ供給を繰り返すことによって培養液10の攪拌効
果が得られる。このような操作の間にバッフルプレート
9上の被培養物が増殖する。被培養物の増殖過程におい
ては、バッフルプレート9が槽の高さ方向に多段に設置
されているために、被培養物は各バッフルプレート9上
に分割されて増殖し、被培養物の自重等による被培養物
の圧縮・破壊が解消される。被培養物の増殖が進行した
場合にも各バッフルプレート9はそれぞれ培養槽1の内
壁面に固定されることなく、槽の高さ方向に摺動可能に
設置されているために培養物の増殖の進行によってバッ
フルプレート9上の被培養物が増加した場合、各々のバ
ッフルプレート9間の間隙が大きくなり、被培養物の圧
縮・破壊が回避されることになる。
前記したように各バッフルプレート9上の被培養物は、
常時培養液に接触した状態で培養液が脈動するが、これ
らの操作の間に培養液を培養槽1から抜き出し各々のバ
ッフルプレート9上の被培養物を空気にさらす状態にし
、空気ノズル11がら空気を被培養物に吹き込むと、被
培養物に対する酸素の供給が効率的となる。最上段のバ
ッフルプレー)9aの上部に培養液の液面が存在して脈
動させる間にも空気ノズル11がら空気を吹き込むこと
によって培養液中の溶存酸素量を高めることができる。
常時培養液に接触した状態で培養液が脈動するが、これ
らの操作の間に培養液を培養槽1から抜き出し各々のバ
ッフルプレート9上の被培養物を空気にさらす状態にし
、空気ノズル11がら空気を被培養物に吹き込むと、被
培養物に対する酸素の供給が効率的となる。最上段のバ
ッフルプレー)9aの上部に培養液の液面が存在して脈
動させる間にも空気ノズル11がら空気を吹き込むこと
によって培養液中の溶存酸素量を高めることができる。
すなわち、培養液との有効接触面積(a)が増大し、酸
素移動係数(k、)が一定の時、酸素移動容量係数(k
、)が増大する。また、被培養物に直接空気を吹き付け
る場合、培養液中に被培養物が浸漬されている場合には
被培養物に対する酸素の供給が不足するが、被培養物に
直接空気を吹き付けると液膜を通して、被培養物に酸素
を供給できるために被培養物の内部が酸素不足となって
褐変する事態がなくなる。
素移動係数(k、)が一定の時、酸素移動容量係数(k
、)が増大する。また、被培養物に直接空気を吹き付け
る場合、培養液中に被培養物が浸漬されている場合には
被培養物に対する酸素の供給が不足するが、被培養物に
直接空気を吹き付けると液膜を通して、被培養物に酸素
を供給できるために被培養物の内部が酸素不足となって
褐変する事態がなくなる。
第5図及び第6図は、第3図及び第3図に対応する変形
例を示している。第5図においてはバッフルプレート1
7の周縁部に多孔体からなる環状の開口部18が設けら
れ、その外周縁部にゴム又は合成樹脂からなる弾性体〕
9が設けられている。
例を示している。第5図においてはバッフルプレート1
7の周縁部に多孔体からなる環状の開口部18が設けら
れ、その外周縁部にゴム又は合成樹脂からなる弾性体〕
9が設けられている。
このようなバッフルプレート17に相隣接するバッフル
プレート20はその中心部に円形状の多孔体からなる開
口部21が設けられ、外周縁部にはゴム又は合成樹脂か
らなる弾性体22が設けられている。このようなバッフ
ルプレート17.20を支持部材23を介して交互に配
置したものである。
プレート20はその中心部に円形状の多孔体からなる開
口部21が設けられ、外周縁部にはゴム又は合成樹脂か
らなる弾性体22が設けられている。このようなバッフ
ルプレート17.20を支持部材23を介して交互に配
置したものである。
本実施例においても、第3図及び第4図同様、被培養物
の上下方向の移動がなく、水平方向の移動のみを維持し
、被培養物を静置状態で培養液を攪拌することができる
ために、効率の良い培養を行うことができる。
の上下方向の移動がなく、水平方向の移動のみを維持し
、被培養物を静置状態で培養液を攪拌することができる
ために、効率の良い培養を行うことができる。
次に第2図に示す培養装置においては、第1図の場合と
同様な構造からなる培養槽1がタンク2と導液管13を
介して接続されている。タンク2は昇降装置12によっ
て垂直方向に昇降自在に配置されでおり、タンク2内の
培養液]0の液面は7 8 培養槽1内の培養液の液面に対応するような位置に配置
されている。
同様な構造からなる培養槽1がタンク2と導液管13を
介して接続されている。タンク2は昇降装置12によっ
て垂直方向に昇降自在に配置されでおり、タンク2内の
培養液]0の液面は7 8 培養槽1内の培養液の液面に対応するような位置に配置
されている。
この培養装置においては、昇降装置12を介してタンク
2を垂直方向に上下動させることによって培養槽1内の
培養液に脈動状態を起こすことができ、第1図に示す培
養装置と同様な効果を発揮することができる。
2を垂直方向に上下動させることによって培養槽1内の
培養液に脈動状態を起こすことができ、第1図に示す培
養装置と同様な効果を発揮することができる。
前記したような培養装置においては、各々の八ツフルプ
レート9の外周縁部に設けられた弾性体1.6.19.
22が培養槽1の内壁面に摺動自在になっており、培養
液10が培養槽1内で脈動する際、これらの弾性体16
,19.22も脈動動作に応じて脈動するために、弾性
体と培養槽1の内壁面付近における培養液10の液溜ま
りを防止することができる。このような液溜りの防止は
、培養槽内の洗浄の際の水切りに対しても有効である。
レート9の外周縁部に設けられた弾性体1.6.19.
22が培養槽1の内壁面に摺動自在になっており、培養
液10が培養槽1内で脈動する際、これらの弾性体16
,19.22も脈動動作に応じて脈動するために、弾性
体と培養槽1の内壁面付近における培養液10の液溜ま
りを防止することができる。このような液溜りの防止は
、培養槽内の洗浄の際の水切りに対しても有効である。
第1図及び第2図に示す培養装置においては、少なくと
もその一部に開口部を有するバッフルプレートを多段に
設置した例を示しているが、本発明は多段に設置するこ
となく一部に開口部を有するバッフルプレートを一段の
み設置してもよい。
もその一部に開口部を有するバッフルプレートを多段に
設置した例を示しているが、本発明は多段に設置するこ
となく一部に開口部を有するバッフルプレートを一段の
み設置してもよい。
さらに開口部を有しない多孔体からなるバッフルプレー
ト30を培養槽1内に一段又は二段以上の多段に設置し
てもよい。
ト30を培養槽1内に一段又は二段以上の多段に設置し
てもよい。
なお、本発明において上記した多孔体とは、所謂、多数
の連続孔を有するものであればよく、セラミックス、金
属の焼結体等の他にメツシュ状のものでもよい。
の連続孔を有するものであればよく、セラミックス、金
属の焼結体等の他にメツシュ状のものでもよい。
多孔体に形成される孔の径は、被培養物の種類等により
当然界なるが、大略30〜60μm程度が望ましい。さ
らに各バッフルプレート上の被培養物が増殖してその容
積を拡大したときに、各バッフルプレートが上下方向に
伸縮可能な構造とすることが望ましい。このような構造
として、培養槽の内壁面にバッフルプレートが上昇する
際は、通過可能で、バッフルプレートが下降するときに
係止可能な形状からなるホックを設けることが望ましい
。
当然界なるが、大略30〜60μm程度が望ましい。さ
らに各バッフルプレート上の被培養物が増殖してその容
積を拡大したときに、各バッフルプレートが上下方向に
伸縮可能な構造とすることが望ましい。このような構造
として、培養槽の内壁面にバッフルプレートが上昇する
際は、通過可能で、バッフルプレートが下降するときに
係止可能な形状からなるホックを設けることが望ましい
。
次に本発明による脈動攪拌時のバッフルプレートによる
培養液の水平方向流れの形成が被培養物の拡散を抑制す
る原理を第7図及び第8図を基に説明する。
培養液の水平方向流れの形成が被培養物の拡散を抑制す
る原理を第7図及び第8図を基に説明する。
第7図は一部に開口部を有するバッフルプレートを多段
化した装置、第8図は全面多孔体のバッフルプレートを
多段化した装置である。
化した装置、第8図は全面多孔体のバッフルプレートを
多段化した装置である。
バッフルプレート9の多段化によって培養液流れ25(
線速度ベクトル)は培養液流れの水平方向成分26と培
養液流れの軸方向成分27に分解され、被培養物の培養
槽内での分散が抑制され、被培養物をバッフルプレート
9上に静置することができる。
線速度ベクトル)は培養液流れの水平方向成分26と培
養液流れの軸方向成分27に分解され、被培養物の培養
槽内での分散が抑制され、被培養物をバッフルプレート
9上に静置することができる。
第9図は、バッフルプレートが全面多孔体からなるとき
(図中、■で示す)と、バッフルプレートがその一部に
開口部を有するとき(図中、■で示す)における開口部
(バッフルプレート通液部)の平均線速度と、被培養物
の槽内軸方向最大移動距離との関係を示している。なお
、第9図において、被培養物の比重は、約1.02であ
る。
(図中、■で示す)と、バッフルプレートがその一部に
開口部を有するとき(図中、■で示す)における開口部
(バッフルプレート通液部)の平均線速度と、被培養物
の槽内軸方向最大移動距離との関係を示している。なお
、第9図において、被培養物の比重は、約1.02であ
る。
第9図から明らかなように、バッフルプレートが全面多
孔体からなるとき(■)では、バッフルプレート通液部
の平均線速度が47mm/manを超えると、被培養物
が静置状態を維持することができなくなり、一方、バッ
フルプレート通液部の平均線速度が15nnn/min
よりも遅いと、バックルプレート上の培養液の撹拌が不
十分となり、効率的な増殖が困難となる。
孔体からなるとき(■)では、バッフルプレート通液部
の平均線速度が47mm/manを超えると、被培養物
が静置状態を維持することができなくなり、一方、バッ
フルプレート通液部の平均線速度が15nnn/min
よりも遅いと、バックルプレート上の培養液の撹拌が不
十分となり、効率的な増殖が困難となる。
したがって、バッフルプレートが全面多孔体からなると
きは、バッフルプレート通液部の平均線速度を15胴/
m i n〜47肛/ m i nとすることが望ま
しい。
きは、バッフルプレート通液部の平均線速度を15胴/
m i n〜47肛/ m i nとすることが望ま
しい。
バッフルプレートがその一部に開口部を有するとき(■
)では、バッフルプレート通液部の平均線速度が166
mm/minを超えると、被培養物が静置状態を維持す
ることができなくなり、一方、バッフルプレート通液部
の平均線速度が53mm/minよりも遅いと、バッフ
ルプレート上の培養液の撹拌が不十分となり、効率的な
増殖が困難となる。
)では、バッフルプレート通液部の平均線速度が166
mm/minを超えると、被培養物が静置状態を維持す
ることができなくなり、一方、バッフルプレート通液部
の平均線速度が53mm/minよりも遅いと、バッフ
ルプレート上の培養液の撹拌が不十分となり、効率的な
増殖が困難となる。
したがって、バッフルプレーI・がその一部に開1
2
口部を有するときは、バッフルプレート通液部の平均線
速度が53 mm/min 〜166 mm/minと
することが望ましい。
速度が53 mm/min 〜166 mm/minと
することが望ましい。
次に本発明の培養方法を実施例によりさらに詳細に説明
する。
する。
実施例 1
第3図に示すような一部に開口部を有するバッフルプレ
ートを培養槽内に一段又は二段以上設置し、ポンプ3の
作動で、有効容積13ffiの培養槽1の底部より、2
.!M!/minの吸引速度で45sec培養液10は
培養槽1内からタンク2に送液される。吸引開始45s
ec後の培養槽1内の培養液10の液面は最上段のバッ
フルプレー)9aの上部にあり、バッフルプレー)9a
上の被培養物は全て液体培地内に存在する。
ートを培養槽内に一段又は二段以上設置し、ポンプ3の
作動で、有効容積13ffiの培養槽1の底部より、2
.!M!/minの吸引速度で45sec培養液10は
培養槽1内からタンク2に送液される。吸引開始45s
ec後の培養槽1内の培養液10の液面は最上段のバッ
フルプレー)9aの上部にあり、バッフルプレー)9a
上の被培養物は全て液体培地内に存在する。
次いでポンプ3の作動が停止すると同時に閉していた電
磁弁8が開き、培養槽lから抜き出された培養液10が
再び培養槽1内に送液される。すなわち被培養物は常に
液体培地内にあるバッフルプレート9」二にあり、培養
液10がタンク2と培養槽1との間で吸引2吐出を繰り
返し、培養槽1内において培養液10が脈動あるいは攪
拌状態にあっても、静置状態を維持する。このときの培
養液の軸方向線速度は166mm/minであった。空
気は上部吹き付はノズル11より間欠的あるいは連続的
に供給される。
磁弁8が開き、培養槽lから抜き出された培養液10が
再び培養槽1内に送液される。すなわち被培養物は常に
液体培地内にあるバッフルプレート9」二にあり、培養
液10がタンク2と培養槽1との間で吸引2吐出を繰り
返し、培養槽1内において培養液10が脈動あるいは攪
拌状態にあっても、静置状態を維持する。このときの培
養液の軸方向線速度は166mm/minであった。空
気は上部吹き付はノズル11より間欠的あるいは連続的
に供給される。
以上の培養方法において従来の液体培養法では培養する
ことのできなかった極小の攪拌強度で破壊し、活性を失
うもろいカルスやプロトコーム様球体(P L B )
の培養が可能となった。
ことのできなかった極小の攪拌強度で破壊し、活性を失
うもろいカルスやプロトコーム様球体(P L B )
の培養が可能となった。
実施例 2
実施例1と同様の培養装置において、ポンプ3の作動で
有効容積13ffiの培養槽19底部より2゜5ffi
/minの吸引速度で1(10 sec培養液10は培
養槽1内からタンク2に送液される。タンク2への送液
開始60 sec後、バッフルプレート9は気相(この
場合は空気)と接触する。この気相との接触時間は70
secであった。タンク2への送液開始75sec後
、タンク2より培養液供給ノズル5を通じて培養液10
が培養槽1の上部より、気相に接触中の被培養物に噴霧
される。この培養液10の培養槽1の上部からの供給時
間は25secであった。
有効容積13ffiの培養槽19底部より2゜5ffi
/minの吸引速度で1(10 sec培養液10は培
養槽1内からタンク2に送液される。タンク2への送液
開始60 sec後、バッフルプレート9は気相(この
場合は空気)と接触する。この気相との接触時間は70
secであった。タンク2への送液開始75sec後
、タンク2より培養液供給ノズル5を通じて培養液10
が培養槽1の上部より、気相に接触中の被培養物に噴霧
される。この培養液10の培養槽1の上部からの供給時
間は25secであった。
次いでポンプ3の作動が停止し、閉じていた電磁弁8が
開き、培養液10は培養槽1の底部から培養槽1内に送
り込まれ、ポンプ作動前の培養液液面レベルに戻り、バ
ッフルプレート9上の被培養物は全て培養液中に入る。
開き、培養液10は培養槽1の底部から培養槽1内に送
り込まれ、ポンプ作動前の培養液液面レベルに戻り、バ
ッフルプレート9上の被培養物は全て培養液中に入る。
電磁弁8は120sec開いており、220 sec後
に再びポンプ3が作動を開始する。この間、空気は上部
吹き付はノズル11より間欠的あるいは連続的に供給さ
れる。
に再びポンプ3が作動を開始する。この間、空気は上部
吹き付はノズル11より間欠的あるいは連続的に供給さ
れる。
本実施例における培養液の軸方向線速度は166mm
/ m i nであった。以上の培養方法において、常
時、被培養物が液体培地中にある状態では培養できない
あるいは増殖が遅い例えばカンゾウ根茎由来カルスの培
養が可能になった。
/ m i nであった。以上の培養方法において、常
時、被培養物が液体培地中にある状態では培養できない
あるいは増殖が遅い例えばカンゾウ根茎由来カルスの培
養が可能になった。
実施例 3
全面が通液可能なバッフルプレートを培養槽内に一段又
は二段以上配置し、ポンプの作動で、有効容積13!の
培養槽底部より、0.8〜2.i/minの吸引速度あ
るいは吐出速度で培養槽内の培養液を出し入れさせたと
き、比重約1.02の被培養物は液中に浸漬していても
プレー1〜上で静置状態を維持した。このときの培養液
の軸方向線速度は15〜47mm/minである。この
ときの被培養物の軸方向最大移動距離を第1表に示す。
は二段以上配置し、ポンプの作動で、有効容積13!の
培養槽底部より、0.8〜2.i/minの吸引速度あ
るいは吐出速度で培養槽内の培養液を出し入れさせたと
き、比重約1.02の被培養物は液中に浸漬していても
プレー1〜上で静置状態を維持した。このときの培養液
の軸方向線速度は15〜47mm/minである。この
ときの被培養物の軸方向最大移動距離を第1表に示す。
第 1 表
なお、本発明において、被培養物としては、グリチルリ
チン含有カンゾウ細胞塊、不定根、毛状根を用いること
ができる。
チン含有カンゾウ細胞塊、不定根、毛状根を用いること
ができる。
[発明の効果〕
以上のように本発明によれば、
(1) 培養液の培養槽内におりる脈動運動及び培養
6 液の出し入れを実施しても被培養物の破壊がなく、また
、被培養物は培養液中で静置状態に維持しながら、培養
液の攪拌及び抜き出しが可能であるので、特に懸濁培養
を好まない器官培養等の場合、被培養物を効率よく培養
することができる。
6 液の出し入れを実施しても被培養物の破壊がなく、また
、被培養物は培養液中で静置状態に維持しながら、培養
液の攪拌及び抜き出しが可能であるので、特に懸濁培養
を好まない器官培養等の場合、被培養物を効率よく培養
することができる。
(2)培養物を同一の培養槽で気相は液相に接触させる
ことができ、かつ培養槽の上部から空気等のガスを吹き
つけることが可能となり、被培養物の内部に酸素を効率
的に供給できるため、被培養物の増殖速度が速くなる。
ことができ、かつ培養槽の上部から空気等のガスを吹き
つけることが可能となり、被培養物の内部に酸素を効率
的に供給できるため、被培養物の増殖速度が速くなる。
(3) バッフルプレートの多段化により、被培養物
を培養槽の上部から下部に均一に分布させることができ
、高密度で、かつ全ての被培養物が同一の成長過程で培
養することができる。また、増殖した被培養物の自重に
より培養槽底部の被培養物が圧縮され、破壊されること
がない。
を培養槽の上部から下部に均一に分布させることができ
、高密度で、かつ全ての被培養物が同一の成長過程で培
養することができる。また、増殖した被培養物の自重に
より培養槽底部の被培養物が圧縮され、破壊されること
がない。
(4) タンクの昇降装置を設置する場合には、ポン
プ等を用いることなく、培養液の送液が可能となり、こ
れによって、連続無菌培養が可能となる。
プ等を用いることなく、培養液の送液が可能となり、こ
れによって、連続無菌培養が可能となる。
以上のような効果から、被培養物を高増殖率で培養でき
、生合成を利用した有用物質の組織培養生産の高効率化
が図られる。
、生合成を利用した有用物質の組織培養生産の高効率化
が図られる。
第1図は本発明の培養装置の一実施例を示す概略的構成
図、第2図は本発明の培養装置の他の実施例を示す概略
的構成図、第3図は第1図及び第2図の培養装置におけ
るバッフルプレートの配置状態を示す説明図、第4図は
第1図及び第2図の装置における要部拡大縦断面図、第
5図及び第6図は第3図及び第3図に対応する変形例を
示す説明図及び拡大縦断面図、第7図及び第8図は本発
明による培養液の流れ状態の原理を示す説明図、第9図
はハフフルプレート通液部平均線速度と、被培養物の槽
内軸方向最大移動距離との関係を示すグラフ、第10図
、第11図、第12図は従来の培養装置を示す概略的構
成図である。 1・・・・・・培養槽、2・・・・・・タンク、3・・
・・・・ポンプ、5・・・・・・培養液供給ノズル、8
・・・・・・電磁弁、9・・・・・・バッフルプレート
、10・・・・・・培養液、11・・・・・・空気ノズ
ル、12・・・・・・昇降装置、14・・・・・・支持
部材、15 a、 15 b、 15 c−開口部
(通液部)、16・・・・・・弾性体、17a、17b
、17c・・・・・・バッフルプレート、18.21・
・・・・・開口部(通液部)、19.22・・・・・・
弾性体、23・・・・・・支持部材、30・・・・・・
バッフルプレート。
図、第2図は本発明の培養装置の他の実施例を示す概略
的構成図、第3図は第1図及び第2図の培養装置におけ
るバッフルプレートの配置状態を示す説明図、第4図は
第1図及び第2図の装置における要部拡大縦断面図、第
5図及び第6図は第3図及び第3図に対応する変形例を
示す説明図及び拡大縦断面図、第7図及び第8図は本発
明による培養液の流れ状態の原理を示す説明図、第9図
はハフフルプレート通液部平均線速度と、被培養物の槽
内軸方向最大移動距離との関係を示すグラフ、第10図
、第11図、第12図は従来の培養装置を示す概略的構
成図である。 1・・・・・・培養槽、2・・・・・・タンク、3・・
・・・・ポンプ、5・・・・・・培養液供給ノズル、8
・・・・・・電磁弁、9・・・・・・バッフルプレート
、10・・・・・・培養液、11・・・・・・空気ノズ
ル、12・・・・・・昇降装置、14・・・・・・支持
部材、15 a、 15 b、 15 c−開口部
(通液部)、16・・・・・・弾性体、17a、17b
、17c・・・・・・バッフルプレート、18.21・
・・・・・開口部(通液部)、19.22・・・・・・
弾性体、23・・・・・・支持部材、30・・・・・・
バッフルプレート。
Claims (14)
- (1)培養槽内に、全面又はその一部にカルス乃至毛状
根が通過しない程度以下の多数の孔を有する多孔体から
なる培養液通液部を備えたバッフルプレート上の被培養
物が静置状態を維持しうる範囲内で、槽内の培養液液面
を周期的又は断続的に上下動させて被培養物を培養する
ことを特徴とする培養方法。 - (2)前記バッフルプレートが、培養槽内に一段設置さ
れていることを特徴とする請求項(1)記載の培養方法
。 - (3)前記バッフルプレートが、培養槽の高さ方向に沿
って間隔をもって多段に設置されていることを特徴とす
る請求項(1)記載の培養方法。 - (4)前記バッフルプレートが、全面にカルス乃至毛状
根が通過しない程度以下の多数の孔を有する多孔体から
なる培養液通液部を有し、該通液部を上下動する培養液
の平均線速度が15mm/min〜47mm/minの
範囲にあることを特徴とする請求項(1)記載の培養方
法。 - (5)前記バッフルプレートが、その一部にカルス乃至
毛状根が通過しない程度の多数の孔を有する多孔体から
なる培養液通液部を備え、該通液部を上下動する培養液
の平均線速度が53mm/min〜1661mm/mi
nの範囲にあることを特徴とする請求項(1)記載の培
養方法。 - (6)前記バッフルプレート上の被培養物が周期的又は
断続的に空気若しくは酸素を含む気相と接触するように
培養槽内の培養液液面を上下動させることを特徴とする
請求項(1)記載の培養方法。 - (7)前記培養槽の上部から間欠的又は連続的に空気を
供給することを特徴とする請求項(1)記載の培養方法
。 - (8)前記被培養物が、グリチルリチン含有カンゾウ細
胞塊、不定根、毛状根を用いることを特徴とする請求項
(1)乃至請求項(7)のいずれかに記載の培養方法。 - (9)培養槽内に、全面又はその一部にカルス乃至毛状
根が通過しない程度以下の多数の孔を有する多孔体から
なる培養液通液部を備えたバッフルプレートを一段又は
多段に設け、前記バッフルプレート上の被培養物が静置
状態を維持しうる範囲内で槽内の培養液液面を周期的又
は断続的に上下動させるための培養液脈動手段を備えた
ことを特徴とする培養装置。 - (10)前記バッフルプレートが、培養槽の高さ方向に
間隔をもって二段以上に設置され、相隣接するバッフル
プレートに形成された培養液通液部は、一方の通液部の
位置に対し他方のバッフルプレートに形成された培養液
通液部は他方のバッフルプレートに形成された培養液通
液部に対し、水平方向に移動した位置に配置されている
ことを特徴とする請求項(9)記載の培養装置。 - (11)前記培養槽に並設して培養液を貯留するタンク
を設け、該タンクと前記培養槽との間を導液管を介して
接続すると共に、前記タンク内の培養槽を前記培養槽に
供給排出するための培養液吸引排出手段を備えたことを
特徴とする請求項(9)記載の培養装置。 - (12)前記培養液の吸引排出手段が、前記導液管に配
設されたポンプと該ポンプに対してバイパスラインを設
け、該バイパスラインに電磁弁を設けたことを特徴とす
る請求項(11)記載の培養装置。 - (13)前記培養液吸引排出手段が、前記培養槽に並設
して設けられたタンクと該タンクと前記培養槽を連結す
る導液管とを備え、前記タンクを上下方向に昇降させる
昇降装置を設けたことを特徴とする請求項(11)記載
の培養装置。 - (14)前記バッフルプレートが、その外周縁部にゴム
又は合成樹脂からなる弾性体を備え、該弾性体が前記培
養槽の内壁面で摺動自在に設けられていることを特徴と
する請求項(9)記載の培養装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2086389A JPH03285678A (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 植物組織の培養方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2086389A JPH03285678A (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 植物組織の培養方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03285678A true JPH03285678A (ja) | 1991-12-16 |
Family
ID=13885520
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2086389A Pending JPH03285678A (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 植物組織の培養方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03285678A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012115261A (ja) * | 2010-11-09 | 2012-06-21 | National Institute Of Biomedical Innovation | カンゾウ属植物株及びカンゾウ属植物増殖方法 |
-
1990
- 1990-03-30 JP JP2086389A patent/JPH03285678A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012115261A (ja) * | 2010-11-09 | 2012-06-21 | National Institute Of Biomedical Innovation | カンゾウ属植物株及びカンゾウ属植物増殖方法 |
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