JPH0328571Y2 - - Google Patents
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- JPH0328571Y2 JPH0328571Y2 JP1982060766U JP6076682U JPH0328571Y2 JP H0328571 Y2 JPH0328571 Y2 JP H0328571Y2 JP 1982060766 U JP1982060766 U JP 1982060766U JP 6076682 U JP6076682 U JP 6076682U JP H0328571 Y2 JPH0328571 Y2 JP H0328571Y2
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- Japan
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- uhf band
- reflector
- radiator
- vhf
- dipole antenna
- Prior art date
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- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 16
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 8
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 3
- 230000006698 induction Effects 0.000 description 3
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 230000001939 inductive effect Effects 0.000 description 1
- 238000003786 synthesis reaction Methods 0.000 description 1
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- Aerials With Secondary Devices (AREA)
- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はテレビジヨン放送受信用のアンテナ
に関する。
に関する。
わが国のテレビジヨン放送は、UHFが470〜
770MHz(以下UHF帯域という。)、VHFが90〜
108MHz(以下VHF低域という。)及び170〜
222MHz(以下VHF高域という。)の周波数帯か
ら成つている。従来、この受信用アンテナとし
て、折返しダイポールアンテナを放射器として用
いると共に、反射器、導波器を有する八木型アン
テナがあつた。
770MHz(以下UHF帯域という。)、VHFが90〜
108MHz(以下VHF低域という。)及び170〜
222MHz(以下VHF高域という。)の周波数帯か
ら成つている。従来、この受信用アンテナとし
て、折返しダイポールアンテナを放射器として用
いると共に、反射器、導波器を有する八木型アン
テナがあつた。
しかしながら、この八木型アンテナでは、
VHF低域、VHF高域及びUHF帯域を共に動作
させるために、折返しダイポールアンテナの素子
の途中にコイル及びコンデンサを接続する必要が
あり、構造が複雑になつていた。又、UHF帯域
では折返しダイポールアンテナの指向性が良好で
ないため、これを改善すべく反射器を複数本使用
して全体をコーナ形反射器に構成するなどしてい
たが、効果は少なくかえつて反射器の構造が複雑
となり生産性が悪く、しかも高価格となる欠点が
あつた。
VHF低域、VHF高域及びUHF帯域を共に動作
させるために、折返しダイポールアンテナの素子
の途中にコイル及びコンデンサを接続する必要が
あり、構造が複雑になつていた。又、UHF帯域
では折返しダイポールアンテナの指向性が良好で
ないため、これを改善すべく反射器を複数本使用
して全体をコーナ形反射器に構成するなどしてい
たが、効果は少なくかえつて反射器の構造が複雑
となり生産性が悪く、しかも高価格となる欠点が
あつた。
この点につき、第1図を参照して詳細に説明す
る。同図において、1は折返しダイポールアンテ
ナから成る放射器である。折返しダイポールアン
テナの全長は、VHF低域の中心周波数のほぼ
0.4λ(λ;波長)に選定されている。これはVHF
高域及びUHF帯域では長すぎるものである。2,
2′は折返しダイポールアンテナの給電端子であ
る。VHF低域、VHF高域及びUHF帯域とも給
電端子2,2′で給電される。3はコイル、4は
コンデンサ、5はコイル、6,6′は給電端子2,
2′に対向配置された端子である。折返しダイポ
ールアンテナの全長は前述のようにVHF高域及
びUHF帯域では長すぎて所定のインピーダンス
とならないので、前記コイル3、コンデンサ4、
コイル5が折返しダイポールアンテナの素子の途
中の所定の位置に接続されて所定のインピーダン
スとなるようにされている。すなわち、コイル3
及びコンデンサ4から成る並列共振回路とコイル
3はUHF帯域において大きなインピーダンスを
示すようにその値が選定されており、その接続さ
れた位置で折返しダイポールアンテナを電気的に
切離す作用を行なう。コイル5はVHF高域にお
いて大きなインピーダンスを示すようにその値が
選定されており、端子6,6′で折返しダイポー
ルアンテナを電気的に切離す作用を行なうもので
ある。
る。同図において、1は折返しダイポールアンテ
ナから成る放射器である。折返しダイポールアン
テナの全長は、VHF低域の中心周波数のほぼ
0.4λ(λ;波長)に選定されている。これはVHF
高域及びUHF帯域では長すぎるものである。2,
2′は折返しダイポールアンテナの給電端子であ
る。VHF低域、VHF高域及びUHF帯域とも給
電端子2,2′で給電される。3はコイル、4は
コンデンサ、5はコイル、6,6′は給電端子2,
2′に対向配置された端子である。折返しダイポ
ールアンテナの全長は前述のようにVHF高域及
びUHF帯域では長すぎて所定のインピーダンス
とならないので、前記コイル3、コンデンサ4、
コイル5が折返しダイポールアンテナの素子の途
中の所定の位置に接続されて所定のインピーダン
スとなるようにされている。すなわち、コイル3
及びコンデンサ4から成る並列共振回路とコイル
3はUHF帯域において大きなインピーダンスを
示すようにその値が選定されており、その接続さ
れた位置で折返しダイポールアンテナを電気的に
切離す作用を行なう。コイル5はVHF高域にお
いて大きなインピーダンスを示すようにその値が
選定されており、端子6,6′で折返しダイポー
ルアンテナを電気的に切離す作用を行なうもので
ある。
ところが、このような方式においては、UHF
帯域は帯域幅が非常に広いので、コイル3とコン
デンサ4から成る並列共振回路の特性は、前記
UHF帯域の全てに亘つて所定値を満足すること
ができない。又、コイル5はUHF帯域において
も大きなインピーダンスを示すので、端子6,
6′は切離されることになり、折返しダイポール
アンテナの一部分である素子7,7′は、コイル
3によつても切離されるから給電されず浮いた状
態となる。端子6,6′がUHF帯域で実質上導通
した状態となるようにすることができれば、折返
しダイポールアンテナの給電端子2,2′側の素
子8,8′は放射器として、素子7,7′は反射器
とみたてることが可能である。
帯域は帯域幅が非常に広いので、コイル3とコン
デンサ4から成る並列共振回路の特性は、前記
UHF帯域の全てに亘つて所定値を満足すること
ができない。又、コイル5はUHF帯域において
も大きなインピーダンスを示すので、端子6,
6′は切離されることになり、折返しダイポール
アンテナの一部分である素子7,7′は、コイル
3によつても切離されるから給電されず浮いた状
態となる。端子6,6′がUHF帯域で実質上導通
した状態となるようにすることができれば、折返
しダイポールアンテナの給電端子2,2′側の素
子8,8′は放射器として、素子7,7′は反射器
とみたてることが可能である。
しかしながら、VHF高域の特性を良好に維持
するためには、コイル5の値を選定して端子6,
6′をVHF高域で切離された状態としなければな
らず、又、コイル5の特性によりUHF帯域では
給電されず浮いた状態となつている素子7,7′
は素子8,8′への相互誘導による悪影響をさけ
るため十分短かくしなければならない。しかし、
素子7,7′を短かくし過ぎると、今度は素子9,
9′が、給電される素子8,8′に近接して、これ
また相互誘導により悪影響を及ぼすことになる。
したがつて、UHF帯域の全てに亘つて特性を良
好とすることができず、特に指向性はある周波数
付近では前方と後方が反転する状態が生じてい
た。
するためには、コイル5の値を選定して端子6,
6′をVHF高域で切離された状態としなければな
らず、又、コイル5の特性によりUHF帯域では
給電されず浮いた状態となつている素子7,7′
は素子8,8′への相互誘導による悪影響をさけ
るため十分短かくしなければならない。しかし、
素子7,7′を短かくし過ぎると、今度は素子9,
9′が、給電される素子8,8′に近接して、これ
また相互誘導により悪影響を及ぼすことになる。
したがつて、UHF帯域の全てに亘つて特性を良
好とすることができず、特に指向性はある周波数
付近では前方と後方が反転する状態が生じてい
た。
10はUHF帯域に設計された反射器である。
反射器10は、4本使用され全体としてコーナ形
反射器に構成されている。このようにしないと前
述の放射器1のUHF帯域における指向性が改善
されないからである。これによつて、反射器及び
その取付構造が複雑となることは否めない。さら
に、アンテナを箱に収納する場合大きな箱を必要
とする欠点が生じていたものである。11は
VHF高域に設計された反射器で、上下各1本使
用され全体としてスクリーン形反射器に構成され
ている。12はVHF低域に設計された反射器で
ある。13はUHF帯域に設計された導波器で、
4本使用されている。14はUHF帯域及びVHF
高域の双方に設計された導波器で、2本使用され
ており、それぞれの中央部にはコイル15が接続
されている。コイル15は、UHF帯域で大きな
インピーダンスとなるようその値が選定されてい
る。16はアームで、前記導波器、放射器、反射
器等が取付けられる。17は反射器取付用アー
ム、18はコーナ形反射器を構成させるためのア
ームである。
反射器10は、4本使用され全体としてコーナ形
反射器に構成されている。このようにしないと前
述の放射器1のUHF帯域における指向性が改善
されないからである。これによつて、反射器及び
その取付構造が複雑となることは否めない。さら
に、アンテナを箱に収納する場合大きな箱を必要
とする欠点が生じていたものである。11は
VHF高域に設計された反射器で、上下各1本使
用され全体としてスクリーン形反射器に構成され
ている。12はVHF低域に設計された反射器で
ある。13はUHF帯域に設計された導波器で、
4本使用されている。14はUHF帯域及びVHF
高域の双方に設計された導波器で、2本使用され
ており、それぞれの中央部にはコイル15が接続
されている。コイル15は、UHF帯域で大きな
インピーダンスとなるようその値が選定されてい
る。16はアームで、前記導波器、放射器、反射
器等が取付けられる。17は反射器取付用アー
ム、18はコーナ形反射器を構成させるためのア
ームである。
以上述べた各部材を組合せて八木型アンテナを
構成していたが、従来構造では、前述のごとく特
にUHF帯域の指向性が良好ではなかつた。その
原因は、折返しダイポールアンテナをVHF低域、
VHF高域及びUHF帯域の全てに亘つて放射器と
して使用していたところにあつた。
構成していたが、従来構造では、前述のごとく特
にUHF帯域の指向性が良好ではなかつた。その
原因は、折返しダイポールアンテナをVHF低域、
VHF高域及びUHF帯域の全てに亘つて放射器と
して使用していたところにあつた。
この考案は上記実情に鑑みてなされたもので、
その目的は、放射器の構造を簡単にでき、生産性
が向上すると共に、UHF帯域の指向性も良好に
でき、さらには反射器の構造も簡単になり、特性
が良好でかつ安価なアンテナを提供することにあ
る。
その目的は、放射器の構造を簡単にでき、生産性
が向上すると共に、UHF帯域の指向性も良好に
でき、さらには反射器の構造も簡単になり、特性
が良好でかつ安価なアンテナを提供することにあ
る。
この考案は、放射器を2種類使用して、それぞ
れ独立に動作させVHF低域、VHF高域及び
UHF帯域の全てに亘つて良好な特性となるよう
にしたものである。
れ独立に動作させVHF低域、VHF高域及び
UHF帯域の全てに亘つて良好な特性となるよう
にしたものである。
以下、図面を参照してこの考案の一実施例を説
明する。第2図において、21はUHF帯域に設
計された放射器で、線状ダイポールアンテナより
成つている。この線状ダイポールアンテナの全長
は、UHF帯域の中心周波数のほぼ0.7λに選定さ
れている。線状ダイポールアンテナは、0.5λの長
さのときインピーダンスはほぼ73+j43(Ω)とな
るが、0.7λの長さのときはほぼ270+j140(Ω)
(ただし全長÷直径≒35とする。)となり、虚数部
を零にすることができればインピーダンス300Ω
の給電線にほぼ良好に接続できる。22,22′
は放射器21の給電端子である。
明する。第2図において、21はUHF帯域に設
計された放射器で、線状ダイポールアンテナより
成つている。この線状ダイポールアンテナの全長
は、UHF帯域の中心周波数のほぼ0.7λに選定さ
れている。線状ダイポールアンテナは、0.5λの長
さのときインピーダンスはほぼ73+j43(Ω)とな
るが、0.7λの長さのときはほぼ270+j140(Ω)
(ただし全長÷直径≒35とする。)となり、虚数部
を零にすることができればインピーダンス300Ω
の給電線にほぼ良好に接続できる。22,22′
は放射器21の給電端子である。
23はVHF低域及びVHF高域の双方で動作す
る放射器で、線状ダイポールアンテナより成つて
いる。この線状ダイポールアンテナの全長は、
VHF低域の中心周波数のほぼ0.4λに選定されて
いる。このように選定すると、VHF高域の中心
周波数ではほぼ0.78λの長さとなり、前述のUHF
帯域のときのように、VHF高域の中心周波数で
はほぼ420+j280(Ω)(ただし全長÷直径≒125と
する)のインピーダンスとなり、虚数部を零にす
ることができれば、300Ωの給電線に比較的良好
に接続することができる。ただし、VHF低域の
インピーダンスはほぼ30−j70(Ω)となり良好で
はない。
る放射器で、線状ダイポールアンテナより成つて
いる。この線状ダイポールアンテナの全長は、
VHF低域の中心周波数のほぼ0.4λに選定されて
いる。このように選定すると、VHF高域の中心
周波数ではほぼ0.78λの長さとなり、前述のUHF
帯域のときのように、VHF高域の中心周波数で
はほぼ420+j280(Ω)(ただし全長÷直径≒125と
する)のインピーダンスとなり、虚数部を零にす
ることができれば、300Ωの給電線に比較的良好
に接続することができる。ただし、VHF低域の
インピーダンスはほぼ30−j70(Ω)となり良好で
はない。
24,24′は放射器23の給電端子である。
25はコイル、26はコンデンサで、給電端子2
4,24′にそれぞれ並列に接続されて並列共振
回路を構成している。この並列共振回路の共振周
波数は、VHF高域付近になるようにコイル25、
コンデンサ26の値が選定されている。共振周波
数付近ではインピーダンスが大きな値を示し、放
射器23を構成する線状ダイポールアンテナの
VHF高域のインピーダンスに悪影響を与えない
からである。さらにこの並列共振回路は、VHF
低域において所定の誘導性リアクタンスを示すよ
うに、かつUHF帯域において給電端子24,2
4′が実質上導通した状態となるような容量性リ
アクタンスを示すように、コイル25及びコンデ
ンサ26の値が選定されている。これはVHF低
域のインピーダンスを300Ωの給電線に良好に接
続できるようにするためと、UHF帯域において
放射器23が放射器21の反射器として動作する
ようにするためである。実験の結果、コイル25
は0.1〜0.5μH、コンデンサ26は2〜6pF、前記
共振周波数は120〜200MHz付近とすれば良好であ
つた。コイル25を0.3μH、コンデンサ26を
3pFとした場合の放射器23のインピーダンスを
第3図のスミスチヤートに示す。第3図におい
て、点線はコイル25及びコンデンサ26を接続
しない場合を示し、実線はこれらが接続された前
記放射器23のインピーダンスを示す。実線の場
合、VSWR=3.0の円内にあるので良好と言える。
25はコイル、26はコンデンサで、給電端子2
4,24′にそれぞれ並列に接続されて並列共振
回路を構成している。この並列共振回路の共振周
波数は、VHF高域付近になるようにコイル25、
コンデンサ26の値が選定されている。共振周波
数付近ではインピーダンスが大きな値を示し、放
射器23を構成する線状ダイポールアンテナの
VHF高域のインピーダンスに悪影響を与えない
からである。さらにこの並列共振回路は、VHF
低域において所定の誘導性リアクタンスを示すよ
うに、かつUHF帯域において給電端子24,2
4′が実質上導通した状態となるような容量性リ
アクタンスを示すように、コイル25及びコンデ
ンサ26の値が選定されている。これはVHF低
域のインピーダンスを300Ωの給電線に良好に接
続できるようにするためと、UHF帯域において
放射器23が放射器21の反射器として動作する
ようにするためである。実験の結果、コイル25
は0.1〜0.5μH、コンデンサ26は2〜6pF、前記
共振周波数は120〜200MHz付近とすれば良好であ
つた。コイル25を0.3μH、コンデンサ26を
3pFとした場合の放射器23のインピーダンスを
第3図のスミスチヤートに示す。第3図におい
て、点線はコイル25及びコンデンサ26を接続
しない場合を示し、実線はこれらが接続された前
記放射器23のインピーダンスを示す。実線の場
合、VSWR=3.0の円内にあるので良好と言える。
また、放射器21と放射器23は間隔dだけ離
して対向配置されており、dはUHF帯域の中心
周波数のほぼ0.125λに選定されている。間隔dが
このように狭くなつているのは、従来の折返しダ
イポールアンテナの折返し間隔がそのようになつ
ていることから、少なくとも同等以下に小型化を
図りたいと希望することと、間隔が狭いと放射器
21と放射器23の給電端子を共通の給電箱(図
示せず)で絶縁支持できるからである。前述のよ
うに希望しないときは、間隔dはもつと自由に選
定できるものであり、電気特性の上から0.05λ以
上あれば使用可能であることがわかつている。間
隔dを前述のように0.125λに選定し、反射器23
のコイル25を0.3μH、コンデンサ26を3pFと
し、放射器21の給電端子22,22′より給電
したときのUHF帯域の指向性を第4図a〜cに
示す。放射器23の給電端子24,24′に接続
されたコイル25とコンデンサ26から成る並列
共振回路のインピーダンスがUHF帯域で実質上
導通した状態となるため、放射器23はUHF帯
域では反射器として動作し、前方対後方比の比較
的良好な指向性が得られた。UHF帯域で反射器
として動作する放射器23は、UHF帯域ではほ
ぼ2.5λの長さとなるため、前記指向性の前方対後
方比は本来の八木型アンテナの反射器(全長がほ
ぼ0.5λの長さである。)と比較するとあまりよく
はないので、反射器としての作用が小さいことに
なる。このことは反面、放射器21に悪影響を及
ぼさないと言うことができる。第5図に放射器2
1のインピーダンス特性を示すが、放射器23の
悪影響をあまり受けておらず、VSWR=3.0の円
内にあるので良好な特性である。第5図において
点線は放射器23がないときの放射器21のイン
ピーダンス特性であり、実線は放射器23が反射
器としての作用をなすときのものである。
して対向配置されており、dはUHF帯域の中心
周波数のほぼ0.125λに選定されている。間隔dが
このように狭くなつているのは、従来の折返しダ
イポールアンテナの折返し間隔がそのようになつ
ていることから、少なくとも同等以下に小型化を
図りたいと希望することと、間隔が狭いと放射器
21と放射器23の給電端子を共通の給電箱(図
示せず)で絶縁支持できるからである。前述のよ
うに希望しないときは、間隔dはもつと自由に選
定できるものであり、電気特性の上から0.05λ以
上あれば使用可能であることがわかつている。間
隔dを前述のように0.125λに選定し、反射器23
のコイル25を0.3μH、コンデンサ26を3pFと
し、放射器21の給電端子22,22′より給電
したときのUHF帯域の指向性を第4図a〜cに
示す。放射器23の給電端子24,24′に接続
されたコイル25とコンデンサ26から成る並列
共振回路のインピーダンスがUHF帯域で実質上
導通した状態となるため、放射器23はUHF帯
域では反射器として動作し、前方対後方比の比較
的良好な指向性が得られた。UHF帯域で反射器
として動作する放射器23は、UHF帯域ではほ
ぼ2.5λの長さとなるため、前記指向性の前方対後
方比は本来の八木型アンテナの反射器(全長がほ
ぼ0.5λの長さである。)と比較するとあまりよく
はないので、反射器としての作用が小さいことに
なる。このことは反面、放射器21に悪影響を及
ぼさないと言うことができる。第5図に放射器2
1のインピーダンス特性を示すが、放射器23の
悪影響をあまり受けておらず、VSWR=3.0の円
内にあるので良好な特性である。第5図において
点線は放射器23がないときの放射器21のイン
ピーダンス特性であり、実線は放射器23が反射
器としての作用をなすときのものである。
次に、第2図において、27はUHF帯域に設
計された反射器である。第4図に示すように、前
述の放射器23が反射器としての作用をするので
1本の使用で十分な効果を得ることができる。反
射器という文言からすると、反射器27は反射器
としての作用をする放射器23の後方に位置する
ので、効果は期待できない感がするが、相互誘導
により放射器21の反射器としての作用をなすも
のと考えられる。28はVHF高域に設計された
反射器で、上下2本使用され、全体としてスクリ
ーン形反射器に構成されている。29はVHF低
域に設計された反射器である。30はUHF帯域
に設計された導波器で、4本使用されている。3
1はUHF帯域及びVHF高域に設計された導波器
で、2本使用されている。導波器31の全長は本
来の導波器としての寸法より短かくなつていて、
VHF高域の中心周波数の0.2〜0.3λに選定されて
いる。32はコイルで、UHF帯域でその接続さ
れた端子を実質上切離す作用をなすようにその値
が選定されている。又、コイル32はVHF高域
で延長コイルとしての役目もしている。33はア
ームで、前記の導波器、放射器、反射器等が取付
けられる。34は反射器取付用アームである。
計された反射器である。第4図に示すように、前
述の放射器23が反射器としての作用をするので
1本の使用で十分な効果を得ることができる。反
射器という文言からすると、反射器27は反射器
としての作用をする放射器23の後方に位置する
ので、効果は期待できない感がするが、相互誘導
により放射器21の反射器としての作用をなすも
のと考えられる。28はVHF高域に設計された
反射器で、上下2本使用され、全体としてスクリ
ーン形反射器に構成されている。29はVHF低
域に設計された反射器である。30はUHF帯域
に設計された導波器で、4本使用されている。3
1はUHF帯域及びVHF高域に設計された導波器
で、2本使用されている。導波器31の全長は本
来の導波器としての寸法より短かくなつていて、
VHF高域の中心周波数の0.2〜0.3λに選定されて
いる。32はコイルで、UHF帯域でその接続さ
れた端子を実質上切離す作用をなすようにその値
が選定されている。又、コイル32はVHF高域
で延長コイルとしての役目もしている。33はア
ームで、前記の導波器、放射器、反射器等が取付
けられる。34は反射器取付用アームである。
以上、述べたようにこの考案によれば、非常に
簡単な構成で、従来、問題となつていたUHF帯
域の指向性が改善されるほか、UHF帯域の反射
器の構造も非常に簡単にできる。又、放射器の形
状も簡単であるので生産性がよい。放射器の給電
端子は2組存在するのでこれを1つの出力とする
ための合成回路が必要となるが、第6図に示すフ
イルターを使用した合成回路で簡単に合成でき1
つの出力とすることができる。放射器は、UHF
帯域とVHF低域及びVHF高域をそれぞれ独立に
設計することができるので、仮にUHF帯域を特
定の帯域に限定する場合であつても、その変更は
容易である。又、接続されるコイルの組込み、コ
ンデンサの容量の若干の相違によつても、UHF
帯域への影響は非常に少なくてすむ。反射器の構
造が簡単であるので、収容箱に収納する際、容易
であり、又、収容箱も小形化することができる。
等々の数々の利点を有するものであり、したがつ
て生産性がよく、安価なアンテナを提供すること
ができる。
簡単な構成で、従来、問題となつていたUHF帯
域の指向性が改善されるほか、UHF帯域の反射
器の構造も非常に簡単にできる。又、放射器の形
状も簡単であるので生産性がよい。放射器の給電
端子は2組存在するのでこれを1つの出力とする
ための合成回路が必要となるが、第6図に示すフ
イルターを使用した合成回路で簡単に合成でき1
つの出力とすることができる。放射器は、UHF
帯域とVHF低域及びVHF高域をそれぞれ独立に
設計することができるので、仮にUHF帯域を特
定の帯域に限定する場合であつても、その変更は
容易である。又、接続されるコイルの組込み、コ
ンデンサの容量の若干の相違によつても、UHF
帯域への影響は非常に少なくてすむ。反射器の構
造が簡単であるので、収容箱に収納する際、容易
であり、又、収容箱も小形化することができる。
等々の数々の利点を有するものであり、したがつ
て生産性がよく、安価なアンテナを提供すること
ができる。
尚、第6図において、35は平衡不平衡及びイ
ンピーダンス変換器であり、2ケ使用され、それ
ぞれの平衡端子は放射器21,23の給電端子に
接続される。36はフイルターで、それぞれの平
衡不平衡及びインピーダンス変換器35からの出
力を合成し、その合成出力を37の端子から取り
出すようになつている。第6図の合成回路を構成
する部品は小形であるので、給電箱に簡単に収容
できるものである。
ンピーダンス変換器であり、2ケ使用され、それ
ぞれの平衡端子は放射器21,23の給電端子に
接続される。36はフイルターで、それぞれの平
衡不平衡及びインピーダンス変換器35からの出
力を合成し、その合成出力を37の端子から取り
出すようになつている。第6図の合成回路を構成
する部品は小形であるので、給電箱に簡単に収容
できるものである。
又、第7図には、この考案による第2図に示す
アンテナの指向性の前方対後方比を従来のアンテ
ナと比較して示す。点線が従来のアンテナのもの
であり、実線がこの考案によるものである。この
考案によるものは、UHF帯域において約5〜
10dB前方対後方比が良好であるので、テレビ画
面のゴースト障害防止用としての使用に効果的で
ある。さらに又、第8図にはこの考案による他の
実施例について示す。すなわち、UHF帯域を良
好に受信できるものであれば、扇形ダイポールア
ンテナ35を使用することができ、VHF低域又
はVHF高域を良好に受信できるものであれば折
返しダイポールアンテナ36を使用することが可
能である。ただし、折返しダイポールアンテナ3
6の給電端子には、UHF帯域において実質上導
通した状態となるようにコンデンサ37等を接続
する必要がある。
アンテナの指向性の前方対後方比を従来のアンテ
ナと比較して示す。点線が従来のアンテナのもの
であり、実線がこの考案によるものである。この
考案によるものは、UHF帯域において約5〜
10dB前方対後方比が良好であるので、テレビ画
面のゴースト障害防止用としての使用に効果的で
ある。さらに又、第8図にはこの考案による他の
実施例について示す。すなわち、UHF帯域を良
好に受信できるものであれば、扇形ダイポールア
ンテナ35を使用することができ、VHF低域又
はVHF高域を良好に受信できるものであれば折
返しダイポールアンテナ36を使用することが可
能である。ただし、折返しダイポールアンテナ3
6の給電端子には、UHF帯域において実質上導
通した状態となるようにコンデンサ37等を接続
する必要がある。
第1図は従来のアンテナを示す構成図、第2図
はこの考案の一実施例に係るアンテナを示す構成
図、第3図はVHF帯域に設計された放射器のイ
ンピーダンスを示すスミスチヤート、第4図a〜
cは、VHF帯域に設計された放射器がUHF帯域
の反射器として作用することを説明する指向性
図、第5図はUHF帯域に設計された放射器のイ
ンピーダンスを示すスミスチヤート、第6図は合
成回路を示す構成図、第7図は、この考案による
アンテナの周波数−前方対後方比の特性線図を従
来例と比較して示す図、第8図はこの考案の他の
実施例を示す構成図である。 21,23……放射器、22,22′,24,
24′……給電端子、27……UHF帯域の反射
器、28……VHF高域の反射器、29……VHF
低域の反射器、30……UHF帯域の導波器、3
1……UHF帯域及びVHF高域の導波器、33,
34……アーム。
はこの考案の一実施例に係るアンテナを示す構成
図、第3図はVHF帯域に設計された放射器のイ
ンピーダンスを示すスミスチヤート、第4図a〜
cは、VHF帯域に設計された放射器がUHF帯域
の反射器として作用することを説明する指向性
図、第5図はUHF帯域に設計された放射器のイ
ンピーダンスを示すスミスチヤート、第6図は合
成回路を示す構成図、第7図は、この考案による
アンテナの周波数−前方対後方比の特性線図を従
来例と比較して示す図、第8図はこの考案の他の
実施例を示す構成図である。 21,23……放射器、22,22′,24,
24′……給電端子、27……UHF帯域の反射
器、28……VHF高域の反射器、29……VHF
低域の反射器、30……UHF帯域の導波器、3
1……UHF帯域及びVHF高域の導波器、33,
34……アーム。
Claims (1)
- UHF帯域の中心周波数のほぼ0.7λ(λ:波長)
の長さに設計された線状ダイポールアンテナ21
と、UHF帯域に設計された反射器27と、前記
線状ダイポールアンテナ21と前記反射器27と
の間に配設され前記線状ダイポールアンテナ21
から少なくともUHF帯域の中心周波数の0.05λ以
上離れて対向配置されるVHF低域の中心周波数
のほぼ0.4λの長さに設計された線状ダイポールア
ンテナ23と、前記VHF低域に設計された線状
ダイポールアンテナ23の給電端子に並列に接続
される0.1〜0.5μHの値のコイル25と2〜6pFの
他のコンデンサ26とからなる並列共振回路であ
つて、その共振周波数がVHF高域付近となるこ
とによりVHF高域で大きな値のインピーダンス
となり、かつ、UHF帯域で実質上導通した状態
となるコイル25とコンデンサ26とからなるイ
ンピーダンス回路とを具備したことを特徴とする
アンテナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1982060766U JPS58164313U (ja) | 1982-04-26 | 1982-04-26 | アンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1982060766U JPS58164313U (ja) | 1982-04-26 | 1982-04-26 | アンテナ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58164313U JPS58164313U (ja) | 1983-11-01 |
| JPH0328571Y2 true JPH0328571Y2 (ja) | 1991-06-19 |
Family
ID=30070999
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1982060766U Granted JPS58164313U (ja) | 1982-04-26 | 1982-04-26 | アンテナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58164313U (ja) |
-
1982
- 1982-04-26 JP JP1982060766U patent/JPS58164313U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58164313U (ja) | 1983-11-01 |
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