JPH03285791A - 炭酸ガスアーク溶接用低スパッタソリッドワイヤ - Google Patents
炭酸ガスアーク溶接用低スパッタソリッドワイヤInfo
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- JPH03285791A JPH03285791A JP8377790A JP8377790A JPH03285791A JP H03285791 A JPH03285791 A JP H03285791A JP 8377790 A JP8377790 A JP 8377790A JP 8377790 A JP8377790 A JP 8377790A JP H03285791 A JPH03285791 A JP H03285791A
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- Arc Welding In General (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
(産業上の利用分野)
本発明は、アーク溶接用ソリッドワイヤに係り、より詳
細には、炭酸ガスアーク溶接に際し、溶滴の短絡移行と
グロビュラ移行の混在するスパッタの多発する電流域に
おいて、アークの安定性及びスパッタの低減を改良した
アーク溶接用ソリノi・ワイヤに関するものである。 (従来の技術及び解決しようとする課題)ソリッドワイ
ヤを用いた炭酸ガスアーク溶接では、比較的低電流域で
は溶滴は短絡移行する。しかし、電流を上げても、不活
性ガスアーク溶接のようにスプレー移行にはならず、溶
滴が極めて大きくなり、短絡移行とグロビュラ移行とが
混在するだけであるため、アークの安定性を損ない、ス
パッタが多発することになる。 したがって、スパッタの低減を図るには、電流を下げて
短絡域で行なうか、或いは電流を極端に」ユげて完全な
グロビュラ移行とするかのいずれかが採用されている。 しかし、前者の場合には能率が低下するという問題があ
る。また、後者の場合には、薄板溶接へ適用すると溶は
落ちや高速溶接の面で良くないという問題がある。 結局、この短絡移行とグロビュラ移行とが混在する電流
域ではスパッタの発生を低減できないのが現状である。 1− 本発明は、」1記従来技術の問題点を解決し、短絡移行
とグロビュラ移行とが混在する電流域においても、アー
クの安定性を確保し、スパッタ発生を低減できる炭酸ガ
スアーク溶接用ソリッドワイヤを提供することを目的と
するものである。 (課題を解決するための手段) 前記課題を解決するため、本発明者は、スパッタ発生の
機構及びアーク安定性を溶接材料の物性面より鋭意検討
を重ねた。その結果、最も効果的な成分系を確立するに
至り、特に、7fJ滴の粘度及び表面張力をワイヤ成分
子j、Mn、C等で調整すると共にCOガス爆発の抑制
を図ることにより、炭酸ガスアーク溶接における短m移
行とグロビュラ移行とが混在する電流域でのスパッタの
発生を抑え、勿論、それ以外の電流域でも効果があり、
溶接作業性に優れた低スパツタソリッドワイヤを見い出
したものである。 すなわち、本発明は、C:0.02〜0.08%、Sj
:0.6〜1.2%、Mn:1..3−1.9%、P:
0.030%以下、S:○、○05〜0,030%。 Tj:0.04〜0,12%及びAQ:0.020%以
下を含有し、かつ、Sj/Mn=O,/I 7−0.7
1、C/Ti=0.2〜1.0、A Q / T j二
〇、17以下であり、残部がFe及び不可避的不純物か
らなることを特徴とする炭酸ガスアーク溶接用低スパツ
タソリッドワイヤを要旨とするものである。 以下に本発明を更に詳述する。 (作用) まず、スパッタ低減のメカニズムを検討するに当たって
、高速度ビデオによる溶滴移行とアーク電圧波形のオシ
ログラフよりスパッタ発生状況を観察した。その結果、
第1表に示すように、次のことが判明した。 短絡移行とグロビュラ移行とが混在する比較的高電流域
では、低電流域の短絡移行域と比べ溶滴形状が不安定で
径も大きくなり、短絡周期や短絡時間も不規則となる。 その結果、スパッタ発生量が多くなり、大粒のスパッタ
も多くなる。また、大粒のスパッタが発生した時や溶滴
の爆発時にアークも不安定になり易い。 =3 また、スパッタ発生過程を、 (1)短絡した瞬間、 (2)再アーク発生時点、 で整理してみると、A型短絡(完全溶滴移行)及びB型
矩絡(不完全移行、瞬間短絡)のいずれにおいても、再
アーク時にスパッタの発生が多くみられた。更に、B型
短絡よりもA型短絡の方での発生が多い。 したがって、スパッタ発生を少なくするには、短絡回数
を少なくし、且つ溶滴形状を球状にして短絡周期を規則
的にすれば良いこと、更に、溶滴の爆発は、炭素と酸素
の反応によるCO爆発を抑制すれば良いことも知見され
た。 かメる知見に基づき、本発明のワイヤにおいては、スパ
ッタを少なくす入く、短絡数を少なく再アークの回数を
少なくしたものである。更にC○爆発な少なくしたもの
である。前者は、Tj、Mn、Si等による酸素の抑制
及びSの抑制により、溶滴の粘度及び表面張力が大きく
、月つ溶滴をやや大きく球状にすることによって実現し
た。一方、後者は、C添加の抑制により実現した。 また、本発明のワイヤにおいては、短絡時の溶滴移行も
スムーズである。これは、表面張力が大きいことと、7
8滴径が大なることによる移行力増大に起因すると推定
される。
細には、炭酸ガスアーク溶接に際し、溶滴の短絡移行と
グロビュラ移行の混在するスパッタの多発する電流域に
おいて、アークの安定性及びスパッタの低減を改良した
アーク溶接用ソリノi・ワイヤに関するものである。 (従来の技術及び解決しようとする課題)ソリッドワイ
ヤを用いた炭酸ガスアーク溶接では、比較的低電流域で
は溶滴は短絡移行する。しかし、電流を上げても、不活
性ガスアーク溶接のようにスプレー移行にはならず、溶
滴が極めて大きくなり、短絡移行とグロビュラ移行とが
混在するだけであるため、アークの安定性を損ない、ス
パッタが多発することになる。 したがって、スパッタの低減を図るには、電流を下げて
短絡域で行なうか、或いは電流を極端に」ユげて完全な
グロビュラ移行とするかのいずれかが採用されている。 しかし、前者の場合には能率が低下するという問題があ
る。また、後者の場合には、薄板溶接へ適用すると溶は
落ちや高速溶接の面で良くないという問題がある。 結局、この短絡移行とグロビュラ移行とが混在する電流
域ではスパッタの発生を低減できないのが現状である。 1− 本発明は、」1記従来技術の問題点を解決し、短絡移行
とグロビュラ移行とが混在する電流域においても、アー
クの安定性を確保し、スパッタ発生を低減できる炭酸ガ
スアーク溶接用ソリッドワイヤを提供することを目的と
するものである。 (課題を解決するための手段) 前記課題を解決するため、本発明者は、スパッタ発生の
機構及びアーク安定性を溶接材料の物性面より鋭意検討
を重ねた。その結果、最も効果的な成分系を確立するに
至り、特に、7fJ滴の粘度及び表面張力をワイヤ成分
子j、Mn、C等で調整すると共にCOガス爆発の抑制
を図ることにより、炭酸ガスアーク溶接における短m移
行とグロビュラ移行とが混在する電流域でのスパッタの
発生を抑え、勿論、それ以外の電流域でも効果があり、
溶接作業性に優れた低スパツタソリッドワイヤを見い出
したものである。 すなわち、本発明は、C:0.02〜0.08%、Sj
:0.6〜1.2%、Mn:1..3−1.9%、P:
0.030%以下、S:○、○05〜0,030%。 Tj:0.04〜0,12%及びAQ:0.020%以
下を含有し、かつ、Sj/Mn=O,/I 7−0.7
1、C/Ti=0.2〜1.0、A Q / T j二
〇、17以下であり、残部がFe及び不可避的不純物か
らなることを特徴とする炭酸ガスアーク溶接用低スパツ
タソリッドワイヤを要旨とするものである。 以下に本発明を更に詳述する。 (作用) まず、スパッタ低減のメカニズムを検討するに当たって
、高速度ビデオによる溶滴移行とアーク電圧波形のオシ
ログラフよりスパッタ発生状況を観察した。その結果、
第1表に示すように、次のことが判明した。 短絡移行とグロビュラ移行とが混在する比較的高電流域
では、低電流域の短絡移行域と比べ溶滴形状が不安定で
径も大きくなり、短絡周期や短絡時間も不規則となる。 その結果、スパッタ発生量が多くなり、大粒のスパッタ
も多くなる。また、大粒のスパッタが発生した時や溶滴
の爆発時にアークも不安定になり易い。 =3 また、スパッタ発生過程を、 (1)短絡した瞬間、 (2)再アーク発生時点、 で整理してみると、A型短絡(完全溶滴移行)及びB型
矩絡(不完全移行、瞬間短絡)のいずれにおいても、再
アーク時にスパッタの発生が多くみられた。更に、B型
短絡よりもA型短絡の方での発生が多い。 したがって、スパッタ発生を少なくするには、短絡回数
を少なくし、且つ溶滴形状を球状にして短絡周期を規則
的にすれば良いこと、更に、溶滴の爆発は、炭素と酸素
の反応によるCO爆発を抑制すれば良いことも知見され
た。 かメる知見に基づき、本発明のワイヤにおいては、スパ
ッタを少なくす入く、短絡数を少なく再アークの回数を
少なくしたものである。更にC○爆発な少なくしたもの
である。前者は、Tj、Mn、Si等による酸素の抑制
及びSの抑制により、溶滴の粘度及び表面張力が大きく
、月つ溶滴をやや大きく球状にすることによって実現し
た。一方、後者は、C添加の抑制により実現した。 また、本発明のワイヤにおいては、短絡時の溶滴移行も
スムーズである。これは、表面張力が大きいことと、7
8滴径が大なることによる移行力増大に起因すると推定
される。
次に、本発明のワイヤにおける化学成分の限定理由につ
いて説明する。 C:0.02〜0.08% C量を減少すれば、スパッタは少なくなっていく傾向が
見られる(第3図参照)。また、溶滴径も大きくなり、
短絡回数も少なくなると共にアークもソフトになり安定
する。これは、CO爆発の減少によるためと思われる。 この効果は0.08%以下でみられる。 しかし、0.02%未満になると、スパッタが逆に多少
増加傾向になるだけでなく、機械的性能の引張強さが低
下してしまう。 したがって、C量は、0.02〜0.08%の範囲とし
、更に望ましくは0.02〜0.06%である。 Sj:0.6〜1.2% Sj量を増加すれば、スパッタは減少の傾向にある(第
4図参照)。しかし、1.2%を超えるとスラグの発生
が多くなったり、ビードが凸になり、更には溶接金属の
靭性も低下する。一方、0.6%未満ではスパッタの減
少効果が少なくなり、健全な溶接金属を得るための脱酸
効果も薄れる。 したがって、Sj量は0.6〜1.2%の範囲とし、更
に望ましくは0.8〜1.0%である。 Mn: 1.3−1−.9% Mnは、Sjと同様、その量が増加するとスパッタは減
少の傾向にある(第5図参照)。しかし、1゜9%を超
えると生産時の伸線性が極端に悪くなる。 一方、1.3%未満に減少させるとスパッタの減少効果
が弱くなるだけでなく、溶接金属の引張強度も保持でき
なくなる。 したがって、Mn量は1.3〜1.9%の範囲とし、更
に望ましくは1.4〜1゜7%である。 Pro、030%以下 Pは、割れ発生防止の点より、0.030%以下に抑制
するのが良い。 S:O,OO5〜0.030% Sを抑制すれば、スパッタは減少の傾向にある(第6図
参照)。しかし、通常の生産上では0.005%以下に
抑制するのはニス1−アップになる。 また、0.005%未満ではビート形状が凸になりすぎ
る。一方、0.030%を超えると高温割れの発生、ビ
ードの波目の不揃いが発生する。 したがッテ、S量は0.005−0.030%の範囲と
する。 Ti:0.04〜0.]2% Ti量を増加すれば、スパッタ減少の傾向は大きい(第
7図参照)。しかし、0612%を超えるとスパッタ減
少の傾向は飽和し、逆にスラブが多くなる。また、0.
04%未満てばスパッタの減少は見られなく、増加傾向
にある。 したがって、Ti量は0.04〜0.12%の範囲とし
、更に望ましくは0.06〜0.10%である。 AQ:0.020%以下 AQはスパッタ減少には良くない。したがって極力少な
い方が良い(第8図参照)。しかし、ビート外観を整え
るために、0.020%以下で若干量を含有させるのが
良い。 Si/M口:0.47〜0.71 スパッタ発生量は、S j / M n比にあまり左右
されないが、ビ・−1<形状に影響を与えることか判明
した。すなわち、この比が0.71より大きすぎるとビ
ート形状が凸どなり、逆に0.47より小さくなるとビ
ートが偏平になりすぎる。したがって、本発明において
は、S i / M n : 0 、47−0 。 71に規制するものである。 C/Ti:0.2〜1.0 C/ T j比が小さくなるにつれて、スパッタ発生量
は減少していく傾向がある1 しがし、この比が0.2
より小さくなると、スパッタは逆に増加し、しかも大粒
のスパッタが多くなる。一方、この比が1.0を超える
とスパッタの減少が望めなくなる(第1図参照)。した
か−って1本発明においては、C/Ti:0.2〜1.
0に規制するものである。 A+2/Ti:0.17以下 A Q / T j比は小さい方がスパッタ減少には良
いことが判明した。具体的にはOl」7以下が良い(第
2図参照)。なお、ビートの外観を保つため0 1 には、この比が若干の値となるようにするのが望ましい
。 なお、本発明においては、ワイヤに含まれる総酸素量を
30〜180ppmの範囲に規制するのが望ましい。酸
素量が上限値を超えると溶滴の表面張力低下によってス
パッタがやや多くなり、また溶接金属の衝撃値低下が生
じる。逆に、下限値を割るとアークの安定性が悪くなる
。 以」二、本発明のワイヤにおける化学成分の限定理由に
ついて述べたが、スパッタ発生量については、各成分を
変化させ、スパッタ発生量、ビート形状、スラグ発生量
等について比較検討した結果、得られたものである。 ワイヤ径は特に限定されないが、0.8〜1゜6mmφ
の範囲が特に実用範囲である。 次に本発明の実施例を示す。 (実施例) 第2表及び第3表に示す化学成分を有するワイヤを試作
し、各ワイヤについて第4表に示す条件で溶接試験を行
ない、その時発生したスパッタを調べた。その結果を第
2表及び第3表に併記する。 なお、スパッタは第9図に示す装置を用いて採取した。 第2表及び第3表より、次のように考察される。 (1) 表中、Δ1〜A1.01AIl〜A+2、AI
3〜A14、A+5〜A]7、A21〜A22、A21
〜A22及びA23〜A、24は本発明例であり、いず
れも、スパッタ発生量は少なく(はぼ0.4−0.7g
/mjn)、スラグ発生量も少なく、ビート形状及び溶
接金属の性能も良好であった。 (2) 一方、B4、B10、B10、B10、B16
は一成分のみ本発明範囲を外れた比較例である。 B4はC量が少ないために引張強度(T、S、)が低い
。B12はP量が多いために高温割れが発生した。 B10はS量が少ないために溶解コス1〜が高い。 B14はS量が多いために割れが発生し、ビード外観が
悪化した。B16はTi量が多いためにスラグが多発し
た。 (3) また、B1〜B3、B5、B8、B]、7は各
成分は本発明範囲に入っているが、成分比が本発明2 3 範囲を逸脱している比較例である。B1及びB8はSj
/Mnが本発明範囲外であるためにビード外観が悪化し
、B2及びB]、7はA(1,/Tiが本発明範囲外で
あるためにスパッタが多発し、B3及びB5はC/T〕
が本発明範囲外であるためにスパッタが多発した。 (4) 更に、B6〜B7.139、BIO〜Bll、
B1.5、B18は各成分及び成分比が本発明範囲を外
れている比較例である。、B6、B18、B1.5はC
1AQ、TjやC/ T i、AQ/Tiが本発明範囲
を外れているためにスパッタが多発し、B7及びB9は
SjやMnが少ないためにスパッタが多発し、S i
/ M nが本発明範囲を外れているためにビード形状
が悪化した。B9及びB1.]はSjやMnが多いため
にスラグ量が増加し、Sj/Mnが本発明範囲外である
ためにビード形状が悪化した。
いて説明する。 C:0.02〜0.08% C量を減少すれば、スパッタは少なくなっていく傾向が
見られる(第3図参照)。また、溶滴径も大きくなり、
短絡回数も少なくなると共にアークもソフトになり安定
する。これは、CO爆発の減少によるためと思われる。 この効果は0.08%以下でみられる。 しかし、0.02%未満になると、スパッタが逆に多少
増加傾向になるだけでなく、機械的性能の引張強さが低
下してしまう。 したがって、C量は、0.02〜0.08%の範囲とし
、更に望ましくは0.02〜0.06%である。 Sj:0.6〜1.2% Sj量を増加すれば、スパッタは減少の傾向にある(第
4図参照)。しかし、1.2%を超えるとスラグの発生
が多くなったり、ビードが凸になり、更には溶接金属の
靭性も低下する。一方、0.6%未満ではスパッタの減
少効果が少なくなり、健全な溶接金属を得るための脱酸
効果も薄れる。 したがって、Sj量は0.6〜1.2%の範囲とし、更
に望ましくは0.8〜1.0%である。 Mn: 1.3−1−.9% Mnは、Sjと同様、その量が増加するとスパッタは減
少の傾向にある(第5図参照)。しかし、1゜9%を超
えると生産時の伸線性が極端に悪くなる。 一方、1.3%未満に減少させるとスパッタの減少効果
が弱くなるだけでなく、溶接金属の引張強度も保持でき
なくなる。 したがって、Mn量は1.3〜1.9%の範囲とし、更
に望ましくは1.4〜1゜7%である。 Pro、030%以下 Pは、割れ発生防止の点より、0.030%以下に抑制
するのが良い。 S:O,OO5〜0.030% Sを抑制すれば、スパッタは減少の傾向にある(第6図
参照)。しかし、通常の生産上では0.005%以下に
抑制するのはニス1−アップになる。 また、0.005%未満ではビート形状が凸になりすぎ
る。一方、0.030%を超えると高温割れの発生、ビ
ードの波目の不揃いが発生する。 したがッテ、S量は0.005−0.030%の範囲と
する。 Ti:0.04〜0.]2% Ti量を増加すれば、スパッタ減少の傾向は大きい(第
7図参照)。しかし、0612%を超えるとスパッタ減
少の傾向は飽和し、逆にスラブが多くなる。また、0.
04%未満てばスパッタの減少は見られなく、増加傾向
にある。 したがって、Ti量は0.04〜0.12%の範囲とし
、更に望ましくは0.06〜0.10%である。 AQ:0.020%以下 AQはスパッタ減少には良くない。したがって極力少な
い方が良い(第8図参照)。しかし、ビート外観を整え
るために、0.020%以下で若干量を含有させるのが
良い。 Si/M口:0.47〜0.71 スパッタ発生量は、S j / M n比にあまり左右
されないが、ビ・−1<形状に影響を与えることか判明
した。すなわち、この比が0.71より大きすぎるとビ
ート形状が凸どなり、逆に0.47より小さくなるとビ
ートが偏平になりすぎる。したがって、本発明において
は、S i / M n : 0 、47−0 。 71に規制するものである。 C/Ti:0.2〜1.0 C/ T j比が小さくなるにつれて、スパッタ発生量
は減少していく傾向がある1 しがし、この比が0.2
より小さくなると、スパッタは逆に増加し、しかも大粒
のスパッタが多くなる。一方、この比が1.0を超える
とスパッタの減少が望めなくなる(第1図参照)。した
か−って1本発明においては、C/Ti:0.2〜1.
0に規制するものである。 A+2/Ti:0.17以下 A Q / T j比は小さい方がスパッタ減少には良
いことが判明した。具体的にはOl」7以下が良い(第
2図参照)。なお、ビートの外観を保つため0 1 には、この比が若干の値となるようにするのが望ましい
。 なお、本発明においては、ワイヤに含まれる総酸素量を
30〜180ppmの範囲に規制するのが望ましい。酸
素量が上限値を超えると溶滴の表面張力低下によってス
パッタがやや多くなり、また溶接金属の衝撃値低下が生
じる。逆に、下限値を割るとアークの安定性が悪くなる
。 以」二、本発明のワイヤにおける化学成分の限定理由に
ついて述べたが、スパッタ発生量については、各成分を
変化させ、スパッタ発生量、ビート形状、スラグ発生量
等について比較検討した結果、得られたものである。 ワイヤ径は特に限定されないが、0.8〜1゜6mmφ
の範囲が特に実用範囲である。 次に本発明の実施例を示す。 (実施例) 第2表及び第3表に示す化学成分を有するワイヤを試作
し、各ワイヤについて第4表に示す条件で溶接試験を行
ない、その時発生したスパッタを調べた。その結果を第
2表及び第3表に併記する。 なお、スパッタは第9図に示す装置を用いて採取した。 第2表及び第3表より、次のように考察される。 (1) 表中、Δ1〜A1.01AIl〜A+2、AI
3〜A14、A+5〜A]7、A21〜A22、A21
〜A22及びA23〜A、24は本発明例であり、いず
れも、スパッタ発生量は少なく(はぼ0.4−0.7g
/mjn)、スラグ発生量も少なく、ビート形状及び溶
接金属の性能も良好であった。 (2) 一方、B4、B10、B10、B10、B16
は一成分のみ本発明範囲を外れた比較例である。 B4はC量が少ないために引張強度(T、S、)が低い
。B12はP量が多いために高温割れが発生した。 B10はS量が少ないために溶解コス1〜が高い。 B14はS量が多いために割れが発生し、ビード外観が
悪化した。B16はTi量が多いためにスラグが多発し
た。 (3) また、B1〜B3、B5、B8、B]、7は各
成分は本発明範囲に入っているが、成分比が本発明2 3 範囲を逸脱している比較例である。B1及びB8はSj
/Mnが本発明範囲外であるためにビード外観が悪化し
、B2及びB]、7はA(1,/Tiが本発明範囲外で
あるためにスパッタが多発し、B3及びB5はC/T〕
が本発明範囲外であるためにスパッタが多発した。 (4) 更に、B6〜B7.139、BIO〜Bll、
B1.5、B18は各成分及び成分比が本発明範囲を外
れている比較例である。、B6、B18、B1.5はC
1AQ、TjやC/ T i、AQ/Tiが本発明範囲
を外れているためにスパッタが多発し、B7及びB9は
SjやMnが少ないためにスパッタが多発し、S i
/ M nが本発明範囲を外れているためにビード形状
が悪化した。B9及びB1.]はSjやMnが多いため
にスラグ量が増加し、Sj/Mnが本発明範囲外である
ためにビード形状が悪化した。
14
(発明の効果)
以上詳述したように、本発明によれば、ソリッドワイヤ
を用いた炭酸ガスアーク溶接で、特に短絡移行とグロビ
ュラ移行とが混在する電流域でスパッタの発生を低減用
能としたので、用途範囲を拡張できる効果は顕著である
。
を用いた炭酸ガスアーク溶接で、特に短絡移行とグロビ
ュラ移行とが混在する電流域でスパッタの発生を低減用
能としたので、用途範囲を拡張できる効果は顕著である
。
第1図及び第2図はスパッタ発生量とワイヤの成分比の
関係を示す図、 第3図〜第8図はスパッタ発生量とワイヤの各成分との
関係を示す図、 第9図はスパッタ発生量の測定装置を示す図で、(a)
は側面図、(b)は一部平面図である。 1 スパッタ補集板、2 ワイヤ送給装置、3トーチ、
4・・・母材、5・・台車。
関係を示す図、 第3図〜第8図はスパッタ発生量とワイヤの各成分との
関係を示す図、 第9図はスパッタ発生量の測定装置を示す図で、(a)
は側面図、(b)は一部平面図である。 1 スパッタ補集板、2 ワイヤ送給装置、3トーチ、
4・・・母材、5・・台車。
Claims (1)
- 重量%で(以下、同じ)、C:0.02〜0.08%、
Si:0.6〜1.2%、Mn:1.3〜1.9%、P
:0.030%以下、S:0.005〜0.030%、
Ti:0.04〜0.12%及びAl:0.020%以
下を含有し、かつ、Si/Mn=0.47〜0.71、
C/Ti=0.2〜1.0、Al/Ti=0.17以下
であり、残部がFe及び不可避的不純物からなることを
特徴とする炭酸ガスアーク溶接用低スパッタソリッドワ
イヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2083777A JP2599807B2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 炭酸ガスアーク溶接用低スパッタソリッドワイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2083777A JP2599807B2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 炭酸ガスアーク溶接用低スパッタソリッドワイヤ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03285791A true JPH03285791A (ja) | 1991-12-16 |
| JP2599807B2 JP2599807B2 (ja) | 1997-04-16 |
Family
ID=13812044
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2083777A Expired - Fee Related JP2599807B2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 炭酸ガスアーク溶接用低スパッタソリッドワイヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2599807B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1147982A (ja) * | 1997-07-28 | 1999-02-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 溶接用ソリッドワイヤ |
Citations (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50140343A (ja) * | 1974-04-28 | 1975-11-11 | ||
| JPS55109592A (en) * | 1979-02-14 | 1980-08-23 | Daido Steel Co Ltd | Steel wire for ar-co2 gas shielded arc welding and welding method |
| JPS5950992A (ja) * | 1982-09-16 | 1984-03-24 | Daido Steel Co Ltd | 溶接ワイヤ |
| JPS6247120A (ja) * | 1985-08-26 | 1987-02-28 | Toshiba Corp | 半導体装置の製造方法 |
| JPS62166092A (ja) * | 1986-01-16 | 1987-07-22 | Kawasaki Steel Corp | CO↓2またはAr−CO↓2溶接用ソリツドワイヤ |
| JPS62296993A (ja) * | 1986-06-13 | 1987-12-24 | Nippon Steel Corp | Magパルス高速溶接用鋼ワイヤ |
| JPS63157794A (ja) * | 1986-12-22 | 1988-06-30 | Nippon Steel Corp | Mag溶接用鋼ワイヤ |
-
1990
- 1990-03-30 JP JP2083777A patent/JP2599807B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JPH1147982A (ja) * | 1997-07-28 | 1999-02-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 溶接用ソリッドワイヤ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2599807B2 (ja) | 1997-04-16 |
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