JPH032858B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH032858B2
JPH032858B2 JP57013844A JP1384482A JPH032858B2 JP H032858 B2 JPH032858 B2 JP H032858B2 JP 57013844 A JP57013844 A JP 57013844A JP 1384482 A JP1384482 A JP 1384482A JP H032858 B2 JPH032858 B2 JP H032858B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parts
aminoanthraquinone
purity
temperature
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP57013844A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58131965A (ja
Inventor
Makoto Hatsutori
Akira Takeshita
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Chemical Co Ltd filed Critical Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority to JP1384482A priority Critical patent/JPS58131965A/ja
Publication of JPS58131965A publication Critical patent/JPS58131965A/ja
Publication of JPH032858B2 publication Critical patent/JPH032858B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明はアントラキノン系中間物の製造方法に
関するものである。 更に詳しくは、 本発明は染料工業上有用な中間物である1−ア
ミノ−4−ブロムアントラキノン−2−スルホン
酸の改良製造方法に関するものである。 1−アミノ−4−ブロムアントラキノン−2−
スルホン酸(以下ブロマミン酸と称する。)は、
1−アミノアントラキノンをスルホン化して1−
アミノアントラキノン−2−スルホン酸とし、こ
れをブロム化して製造する。スルホン化の方法と
しては、不活性有機溶媒中、クロルスルホン酸と
反応させる方法(米国特許第2135346号、同第
2581016号)、あるいは不活性有機溶媒中で硫酸と
反応させる方法(PBレポート73888C,P1260)、
あるいはSO3を含む硫酸中でスルホン化する方法
(独国特許第263395号、同第484997号)などが公
知である。ブロム化の方法としては、1−アミノ
アントラキノン−2−スルホン酸を水中で塩析、
または中和する事によりアルカリ金属塩の微細な
結晶となしブロム化する方法(西独特許第
2303746号、チエコスロバキア特許第169459号、
特開昭55−19231号)、濃硫酸中でブロム化する方
法(チエコスロバキア特許第122317号)などが公
知である。またスルホン化とブロム化を一貫して
行なう方法(特公昭55−30510号、特開昭54−
48747号など)も知られている。これらの方法に
おいて、原料として、市販されている通常の1−
アミノアントラキノンを用いた場合、得られるブ
ロマミン酸の収率はたかだか85%程度であり、決
して十分とは言えない。 本発明者らは、さらに収率を向上させる方法に
つき、特に原料の1−アミノアントラキノンの品
質に関し鋭意検討したところ、純度は必ずしも高
くなくてもML値が1.0以下である1−アミノアン
トラキノンを用いるだけで、その他はそれ自体公
知の方法により目的物が収率よく得られる事を見
い出し本発明を完成した。 すなわち、本発明は1−アミノアントラキノン
を硫酸又はクロルスルホン酸と反応させて1−ア
ミノアントラキノン−2−スルホン酸とし、この
ものを水中又は硫酸中で臭素化して1−アミノ−
4−ブロムアントラキノン−2−スルホン酸を製
造するにあたり、出発原料として波長650nmにお
けるモル吸光係数(以下ML値と称する)が1.0
/cm・mol(以下、単位は略す)以下の1−ア
ミノアントラキノンを用いる事を特徴とする1−
アミノ−4−ブロムアントラキノン−2−スルホ
ン酸の製法である。 本発明におけるML値とは、以下の操作により
測定された値をいう。 (1) 試料約0.5gを100ml容メスフラスコに正しく
計りとる。 (2) N,N−ジメチルホルムアミド(試薬特級
品)70mlを加え、60℃に加温して溶解する。 (3) 冷却した後、N,N−ジメチルホルムアミド
を加え100ml定容する。 (4) この溶液を10mm石英セルにとり、分光光度計
を用いて、N,N−ジメチルホルムアミドを対
照液として波長650nmの吸光度を測定する。 (5) 次式によりML値を算出する。 ML=E×M・10/S×P ここに、S:試料量(g) P:純度(%) M:1−アミノアントラキノンの分 子量223.2 E:650nmの吸光度。 市販されている1−アミノアントラキノンの純
度、ML値の一例を以下の表のサンプルNo.1〜5
に示す。表に見られるように、市販品は純度が94
%以上と高純度であるが、ML値が1.0以下のもの
は無い。
【表】
【表】 本発明で使用されるML値1.0以下の1−アミノ
アントラキノンは、市販されている通常の1−ア
ミノアントラキノンを有機溶媒又は硫酸を使用し
て精製するか、あるいは昇華精製することによつ
ても得られるが、その様な方法は少くとも工業的
規模では経済的でない。工業的には好ましくはア
ントラキノンを混酸中でニトロ化した後、水硫化
ソーダで還元したものを特開昭56−25130号公報、
特にその実施例記載の方法等により真空蒸留する
ことにより得られる。上記表中のサンプルNo.6〜
8は、この様な方法で工業的規模で得たものであ
る。 本発明において、スルホン化及びブロム化の工
程はそれ自体公知の方法により実施してさしつか
えない。 次に実施例により本発明を説明する。文中部は
重量部を、%は重量パーセントを意味する。 参考例 1 (粗1−ニトロアントラキノンの合成) 500のGL釜に74%硫酸300Kgを仕込み、次い
で純度99.0%のアントラキノン50.5Kgを仕込み十
分に攪拌しながら55℃に昇温した。次いで99.0%
硫酸153Kgを釜内温度55±1℃を保ちながら3時
間かけて滴下した。さらに55±1℃で6時間攪拌
した後、30℃に冷却し、遠心濾過機にて濾別し十
分に水洗してから乾燥し、粗1−ニトロアントラ
キノン(純度75.9%)61.1Kgを得た。 (粗アミノアントラキノンの合成) 次に300のGL釜に水205Kgを仕込み、これに
粗1−ニトロアントラキノン全量を仕込み、十分
に攪拌してスラリー化した。このスラリーと12%
水硫化ソーダ水溶液を150のSUS釜に攪拌しな
がら併注し、同時に30分かけて95℃に昇温して、
以後95±1℃に保つた。スラリーの供給速度は
80.5Kg/hr、水硫化ソーダ水溶液の供給速度は
72.2Kg/hrであつた。併注開始後1時間たつてか
ら釜底より反応混合物を153Kg/hrで抜取りはじ
めた。流出した液約350Kgを減圧濾過し、水洗乾
燥して粗アミノアントラキノン37.2Kgを得た。得
られた粗アミノアントラキノンは、2.4重量%の
アントラキノン、75.2重量%の1−アミノアント
ラキノン、1.0重量%の2−アミノアントラキノ
ン、5.7重量%の1.5−ジアミノアントラキノン、
4.5重量%の1.8−ジアミノアントラキノン、8.3重
量%のその他のジアミノアントラキノン類及び
2.9重量%の不明分よりなる混合物であつた。 参考例 2 (1−アミノアントラキノンの製造) 参考例−1で得られた粗アミノアントラキノン
を、10Kg/時間の供給速度で連続的に攪拌槽式融
解槽2に仕込んで融解した。 融解物を、フイードポンプ4により、精留塔8
の最下部に供給した。融解物は精留塔8よりの戻
り液とともに、塔底部に接続された薄膜蒸発機5
に於て、一部が蒸発された。缶出液を、薄膜蒸発
機5の底部より、蒸発機下部に大気脚を成立させ
る事により、大気圧下に2.9Kg/時間の排出速度
で連続的に抜き出し、水面を十分良好な攪拌状態
に維持した冷却水攪拌槽7に導き、水懸濁粒子に
固化せしめた。塔頂操作圧は、絶対圧15mmHg、
薄膜蒸発機5の加熱温度は380℃とした。 薄膜蒸発機5中で生じた蒸気は、精留塔8にて
精留した。この精留塔は低圧力損失充填物を8.0
mの高さに充填してあり、かつ、約10理論段数の
効率を有している。この塔の側部には外套を設
け、熱媒体により強制保温した。塔頂温度は275
℃であり、還流用凝縮器9には、255℃の熱媒体
を通して、蒸気の一部を分縮させ塔へ流下させ
た。推定還流比は1.5/1.0であつた。 還流用凝縮器9を出た蒸気は、更に、255℃の
熱媒体を通した留出物分縮用凝縮器10に於て、
その一部が分縮された。分縮凝縮液は3.7Kg/時
間の流出速度で大気脚抜出し方式により、連続的
に大気圧下に流出され、水平ベルト型フレーカー
12により固化造粒されて回収された。 このようにして回収された1−アミノアントラ
キノンの純度は97.9%、ML値は0.5であつた。 分縮用凝縮器10に於て分縮されなかつた蒸気
は、最終的な真空回転冷却機18に於いて、冷却
ドラムに20℃の冷水を通す事により冷却され、平
均排出速度8.4Kg/時間で固化粉粒体で得られた。 このようにして得られた1−アミノアントラキ
ノンの純度は94.2%、ML値は0.6であつた。 尚、精留装置全糸について、融解液の通過する
部分は、285℃以上の熱媒体により加熱保温を施
した。 参考例 3 (粗1−ニトロアントラキノンの合成) 500のGL釜に74%硫酸300Kgを仕込み、次い
で純度99.0%のアントラキノン50.5Kgを仕込み十
分に攪拌しながら55℃に昇温した。次いで99.0%
硫酸138Kgを釜内温度55±1℃を保ちながら3時
間かけて滴下した。さらに55±1℃で3時間攪拌
した後、30℃に冷却し、遠心濾過機にて濾別し十
分に水洗してから乾燥し、粗1−ニトロアントラ
キノン(純度74.4%)61.2Kgを得た。 (粗アミノアントラキノンの合成) 次に300のGL釜に水205Kgを仕込み、これに
粗1−ニトロアントラキノン全量を仕込み、十分
に攪拌してスラリー化した。このスラリーと12%
水硫化ソーダ水溶液を150のSUS釜に攪拌しな
がら併注し、同時に30分かけて95℃に昇温して、
以後95±1℃に保つた。スラリーの供給速度は
80.5Kg/hr、水硫化ソーダ水法収の供給速度は
72.2Kg/hrであつた。併注開始後1時間たつてか
ら釜底より反応混合物を153Kg/hrで抜取りはじ
めた。流出した液約350Kgを減圧濾過し、水洗乾
燥して粗アミノアントラキノン37.0Kgを得た。得
られた粗アミノアントラキノンは、3.9重量%の
アントラキノン、75.9重量%の1−アミノアント
ラキノン、3.2重量%の2−アミノアントラキノ
ン、3.8重量%の1.5−ジアミノアントラキノン、
2.7重量%の1.8−ジアミノアントラキノン、7.4重
量%のその他のジアミノアントラキノン類及び
3.1重量%の不明分よりなる混合物であつた。 参考例 4 (1−アミノアントラキノンの製造) 参考例−3で得られた粗アミノアントラキノン
類混合物を、10Kg/時間の供給速度で、連続的に
予熱用スクリユーフイーダー1に供給して原料を
200℃迄予熱した後、連続的に排出して攪拌槽式
融解槽2に仕込み融解させた。 融解物はフイードポンプ4により、融解液受器
8より精留塔8の下方に供給した。融解物は精留
塔8よりの戻り液とともに、塔底部に接続された
薄膜蒸発機5に於て、その一部が蒸発された。缶
出液を、薄膜蒸発機5の底部により、蒸発機下部
に大気脚を成立させる事により大気圧下に3.9
Kg/時間の排出速度で連続的に抜き出し、水面を
十分良好な攪拌状態に維持した冷却水攪拌槽7に
導き、水懸濁粒子に固化せしめた。塔頂操作圧は
絶対圧10mmHg、薄膜蒸発機5の加熱温度は320
℃とした。 薄膜蒸発機5中で生ずる蒸気を、精留塔8にて
精留した。この精留塔は、低圧力損失充填物を
3.0mの高さに充填してあり、理論段数は約10段
である。この塔の側部には外套を設け、熱媒体に
より強制保温した。塔頂温度は275℃であり、還
流用凝縮器9には、255℃の熱媒体を通して、蒸
気の一部を分縮させ、還流として塔へ流下させ
た。推定還流比は1.5/1.0であつた。 還流用凝縮器9を出た蒸気は、更に、255℃の
熱媒体を通した留出物分縮用凝縮器10に於て、
その一部が分縮された。分縮凝縮液は、3.6Kg/
時間の流出速度で大気脚抜出し方式により連続的
に大気圧下に流出され、水平ベルト型フレーカー
12により固化造粒された。 分縮用凝縮器10に於て分縮されなかつた蒸気
は、最終的な真空回転冷却機18に於いて、冷却
ドラムに20℃の冷水を通す事により冷却され、平
均排出速度3.5Kg/時間で固化粉粒体が得られた。 このようにして得られた1−アミノアントラキ
ノンの純度は90.5%、ML値は0.7であつた。 尚、精留装置全系について、融解液の通過する
部分は、285℃以上の熱媒体により加熱保温を施
した。 参考例 5 市販の1−アミノアントラキノン(純度96.0
%、ML値13.3、サンプルNo.2)200部を1,2−
ジクロルベンゼン1440部に135℃で溶解させ、熱
時濾過した後、濾液を100℃まで放冷して析出し
た結晶を濾別した。得られたケーキ(乾燥品とし
て181部)を更に1300部の1,2−ジクロルベン
ゼンに135℃にて溶解させ、熱時濾過した後、濾
液を100℃まで放冷して析出した結晶を濾別した。
得られたケーキをn−ヘキサン100部で洗浄して
乾燥した。純度98.5%、ML値0.9の1−アミノア
ントラキノン162部を得た。 参考例 6 市販の1−アミノアントラキノン(純度96.0
%、ML値13.3、サンプルNo.2)200部を1,2−
ジクロルベンゼン1440部に135℃で溶解させ、熱
時濾過した後、濾液を100℃まで放冷して析出し
た結晶を濾別した。得られたケーキをn−ヘキサ
ン100部で洗浄して乾燥した。純度97.9%、ML値
3.1の1−アミノアントラキノン180部を得た。 参考例 7 市販の1−アミノアントラキノン(純度96.0
%、ML値13.3、サンプルNo.2)200部を1,2−
ジクロルベンゼン1440部に135℃で溶解させ、熱
時濾過した後、濾液を100℃まで放冷して析出し
た結晶を濾別した。得られたケーキ(乾燥品とし
て181部)を更に1300部の1,2−ジクロルベン
ゼンに135℃にて溶解させ、熱時濾過した後、濾
液を75℃まで放冷して析出した結晶を濾別した。
得られたケーキをn−ヘキサン100部で洗浄して
乾燥した。純度98.0%、ML値1.5の1−アミノア
ントラキノン165部を得た。 参考例 8 参考例−1により得られた粗アミノアントラキ
ノン2000部を1,2−ジクロルベンゼン14400部
に135℃にて溶解させ、熱時濾過した後、濾液を
100℃まで放冷して析出した結晶を濾別した。得
られたケーキ(乾燥品として1710部)を更に
12300部の1,2−ジクロルベンゼンに135℃にて
溶解させ、熱時濾過した後、濾液を100℃まで放
冷して析出した結晶を濾別した。その後、n−ヘ
キサン1000部で洗浄し乾燥して、純度94.5%、
ML値3.0の1−アミノアントラキノン1320部を得
た。 参考例 9 参考例−8で得られた1−アミノアントラキノ
ン500部を1,2−ジクロルベンゼン3600部に135
℃にて溶解させ、熱時濾過した後、濾液を100℃
まで放冷して析出した結晶を濾別した。得られた
ケーキ(乾燥品として445部)を更に3200部の1,
2−ジクロルベンゼンに135℃にて溶解させ、熱
時濾過した後、濾液を100℃まで放冷して析出し
た結晶を濾別した。その後n−ヘキサン250部で
洗浄し乾燥して純度97.5%、ML値0.5の1−アミ
ノアントラキノン400部を得た。 実施例 1 1,2−ジクロルベンゼン700部に、参考例2
により得られた純度97.9%、ML値0.5の1−アミ
ノアントラキノン102.1部を懸濁させ、次に重硫
酸ナトリウム1.2部を加えた。撹拌下100−110℃
で98%硫酸47部を滴下した後、180℃まで昇温し
180−182℃で未反応1−アミノアントラキノンが
1%以下になるまで約8時間保温撹拌した。この
間、生成水は供沸により系外へ除去した。次いで
反応混合物を100℃に冷却後、水706.5部中に排出
し活性炭3部とセライト10部を加えて90℃で撹拌
した。ついで過しケーキを温水40部で洗浄し
洗液を分液槽に移して静置し、上層の水層を分離
した。1−アミノアントラキノン−2−スルホン
酸を127.3部含む濃厚溶液836.4部を得た。更に下
層の1,2−ジクロルベンゼン層に水300部を新
たに加え、抽出して1−アミノアントラキノン−
2−スルホン酸5.2部を含む希薄水溶液275.1部を
得た。水溶液として分離抽出された1−アミノア
ントラキノン−2−スルホン酸の合計の1−アミ
ノアントラキノンからの収率は97.5%であつた。 1−アミノアントラキノン−2−スルホン酸
127.3部を含む濃厚水溶液836.4部に酢酸37.7部を
加え、10℃以下で45%水酸化ナトリウム水溶液
93.5部を撹拌下に加えて1−アミノアントラキノ
ン−2−スルホン酸ナトリウムを析出させた。つ
いで0〜2℃で臭素7.22部を4時間で滴下し、こ
の間希水酸化ナトリウム水溶液を用い、系内のPH
を5.5〜6.5に維持した。ついで、次亜塩素酸ナト
リウム水溶液(NaClO含量12.0%)110.4部を0
〜2℃で4時間を要して滴下し、この間希硫酸水
溶液を用いて系内のPHを5.5〜6.5に維持した。つ
いで重亜硫酸ナトリウムにより過剰の臭素を消去
した後過し、得られたケーキを85℃の温水2500
部に再び溶解し、水難溶性の1−アミノ−2−ブ
ロムアントラキノン、及び1−アミノ−2,4−
ジブロムアントラキノンを過して除いた。液
を硫酸ナトリウム88部で塩析して冷却後過、つ
いで乾燥した。純度94.9%のブロマミン酸ナトリ
ウム169.4部を得た。1−アミノアントラキノン
−2−スルホン酸に対する収率は94.7%であり、
1−アミノアントラキノンからの通算収率は92.3
%(=97.5/100)×(94.7/100)×100)であつ
た。 比較例 1 実施例1と同様の操作を純度98.2%、ML値5.9
の1−アミノアントラキノン101.8部を用いて実
施した。スルホン化反応終了後、水抽出を2回行
ない水溶液として分離された1−アミノアントラ
キノン−2−スルホン酸の合計の1−アミノアン
トラキノンからの収率は95.0%であつた。 第1回目の1−アミノアントラキノン−2−ス
ルホン酸125.1部を含む濃厚水溶液835部を用い
て、実施例1と同様にブロム化を実施したとこ
ろ、純度93.0%のブロアミン酸158.7部を得た。
1−アミノアントラキノン−2−スルホン酸に対
する収率は88.5%であり、1−アミノアントラキ
ノンからの通算収率は84.1%(=95.0/100)×
(88.5/100)×100)であつた。 実施例 2 1,2−ジクロルベンゼン800部中に、参考例
2により得られた純度94.2%、ML値0.6の1−ア
ミノアントラキノン106.2部を懸濁させ、次にク
ロルスルホン酸62.4部を速やかに滴下した。昇温
して110℃〜115℃で14時間加熱した。70℃以下に
冷却後、100%硫酸300部を加え、撹拌した後静置
分液した。下層の1−アミノアントラキノン2−
スルホン酸を抽出した硫酸液に臭素60部を96〜98
℃の温度範囲で4時間かけて滴下し、さらに未反
応の1−アミノアントラキノン−2−スルホン酸
が1%以下になるまで98℃に保温撹拌した。反応
終了後、50℃に冷却し、温水中に排出して10%硫
酸濃度に希釈した。ついで過し、温水洗浄し、
洗液に1,2−ジクロルベンゼン800部を仕込
み、撹拌した後静置分液した。水層に45%水酸化
ナトリウムを加えて塩析し、常温で過して乾燥
し、純度94.5%のブロマミン酸ナトリウム172.9
部を得た。1−アミノアントラキノンからの収率
90.2%。 比較例 2 実施例2と同様の操作を純度96.0%、ML値
13.3の1−アミノアントラキノンを用いて実施し
た。ブロマミン酸ナトリウムの収率は83.0%であ
つた。 実施例 3 四ツ口フラスコ(攪拌機、温度計、滴下ロー
ト、還流冷却器付)に1,2−ジクロルベンゼン
800部を仕込み、ついで参考例−5で得られた純
度98.5%、ML値0.9の1−アミノアントラキノン
101.5部を仕込んだ。25℃にて十分に攪拌しなが
ら純度94.1%のクロルスルホン酸60.9部を1時間
かけて滴下した。この間内温は45℃に上昇した。
2時間かけて昇温した後120±2℃で5時間保温
した。65℃に冷却後、100%硫酸300部を加え、65
〜70℃で30分攪拌した後静置分液した。下層の硫
酸層全量を四ツ口フラスコ(攪拌機、温度計、滴
下ロート、還流冷却器付)に仕込み十分に攪拌し
ながら96℃に昇温した。臭素60部を96〜98℃の温
度範囲で4時間かけて滴下し、その後同温度で9
時間保温した。反応終了後、50℃に冷却し、温水
2700部中に排出した。85℃に加熱、攪拌後、濾過
し、ウエツトケーキを80℃温水100部で洗浄し、
濾液と合わせた。濾洗液に1,2−ジクロルベン
ゼン800部を仕込み、75℃にて30分攪拌した後静
置分液した。 水層に75〜80℃において45%水酸化ナトリウム
水溶液318.5部を2時間かけて滴下して塩析し、
析出した結晶を30℃まで冷却した後、濾過した。
湿ケーキを140℃にて乾燥し橙色の結晶性粉末
172.9部を得た。ブロマミン酸ナトリウムの純度
は94.1%、1−アミノアントラキノンからの収率
89.8%であつた。 比較例 3 四ツ口フラスコ(攪拌機、温度計、滴下ロー
ト、還流冷却器付)に1,2−ジクロルベンゼン
800部を仕込み、ついで参考例−6で得られた純
度97.9%、ML値3.1の1−アミノアントラキノン
102.1部を仕込んだ。25℃にて十分に攪拌しなが
ら純度94.1%のクロルスルホン酸60.9部を1時間
かけて滴下した。この間内温は45℃に上昇した。
2時間かけて昇温した後120±2℃で5時間保温
した。65℃に冷却後、100%硫酸300部を加え、65
〜70℃で30分攪拌した後静置分液した。下層の硫
酸層全量を四ツ口フラスコ(攪拌機、温度計、滴
下ロート、還流冷却器付)に仕込み十分に攪拌し
ながら96℃に昇温した。臭素60部を96〜98℃の温
度範囲で4時間かけて滴下し、その後同温度で9
時間保温した。反応終了後、50℃に冷却し、温水
2700部中に排出した。85℃に加熱、攪拌後、濾過
し、ウエツトケーキを80℃温水100部で洗浄し、
濾液と合わせた。濾洗液に1,2−ジクロルベン
ゼン800部を仕込み、75℃にて30分攪拌した後静
置分液した。 水層に75〜80℃において45%水酸化ナトリウム
水溶液318.5部を2時間かけて滴下して塩析し、
析出した結晶を30℃まで冷却した後、濾過した。
湿ケーキを140℃にて乾燥し橙色の結晶性粉末
164.2部を得た。ブロマミン酸ナトリウムの純度
は93.0%、1−アミノアントラキノンからの収率
は84.3%であつた。 比較例 4 四ツ口フラスコ(攪拌機、温度計、滴下ロー
ト、還流冷却器付)に1,2−ジクロルベンゼン
800部を仕込み、ついで参考例−7で得られた純
度98.0%、ML値1.5の1−アミノアントラキノン
102.0部を仕込んだ。25℃にて十分に攪拌しなが
ら純度94.1%のクロルスルホン酸60.9部を1時間
かけて滴下した。この間内温は45℃に上昇した。
2時間かけて昇温した後120±2℃で5時間保温
した。65℃に冷却後、100%硫酸300部を加え、65
〜70℃で30分攪拌した後静置分液した。下層の硫
酸層全層を四ツ口フラスコ(攪拌機、温度計、滴
下ロート、還流冷却器付)に仕込み十分に攪拌し
ながら96℃に昇温した。臭素60部を96〜98℃の温
度範囲で4時間かけて滴下し、その後同温度で9
時間保温した。反応終了後、50℃に冷却し、温水
2700部中に排出した。85℃に加熱、攪拌後、濾過
し、ウエツトケーキを80℃温水100部で洗浄し、
濾液と合わせた。濾洗液に1,2−ジクロルベン
ゼン800部を仕込み、75℃にて30分攪拌した後静
置分液した。 水層に75〜80℃において45%水酸化ナトリウム
水溶液318.5部を2時間かけて滴下して塩析し、
析出した結晶を30℃まで冷却した後、濾過した。
湿ケーキを140℃にて乾燥し橙色の結晶性粉末
168.7部を得た。ブロマミン酸ナトリウムの純度
は93.2%、1−アミノアントラキノンからの収率
は86.8%であつた。 実施例 4 1,2−ジクロルベンゼン800部中に参考例4
で得られた純度90.5%、ML値0.7の1−アミノア
ントラキノン110.5部を懸濁させ、次にクロルス
ルホン酸62.4部を速やかに滴下した。昇温して
110℃〜115℃で14時間加熱した。70℃以下に冷却
後、100%硫酸300部を加え、攪拌した後静置分液
した。下層の1−アミノアントラキノン2−スル
ホン酸を抽出した硫酸液に臭素60部を96〜98℃の
温度範囲で4時間かけて滴下し、さらに未反応の
1−アミノアントラキノン−2−スルホン酸が1
%以下になるまで98℃に保温攪拌した。反応終了
後、50℃に冷却し、温水中に排出して10%硫酸濃
度に希釈した。ついで濾過し、温水洗浄し、濾洗
液に1,2−ジクロルベンゼン800部を仕込み、
攪拌した後静置分液した。水層に45%水酸化ナト
リウムを加えて塩析し、常温で濾過して乾燥し、
純度94.2%のブロマミン酸ナトリウム173.1部を
得た。1−アミノアントラキノンからの収率は
90.0%であつた。 実施例 5 参考例−5で得られた純度98.5%、ML値0.9の
1−アミノアントラキノン101.5部を用いた他は
全て実施例2と同様の操作をして、純度94.1%の
ブロマミン酸ナトリウム172.8部を得た。1−ア
ミノアントラキノンからの収率は89.9%であつ
た。 比較例 5 参考例8で得られた1−アミノアントラキノン
(純度94.5%、ML値3.0)105.8部を用いた他は全
て実施例−2と同様の操作をして純度93.5%、の
ブロマミン酸ナトリウム164.6部を得た。1−ア
ミノアントラキノンからの収率は85.0%であつ
た。 実施例 6 参考例9で得られた1−アミノアントラキノン
(純度97.5%、ML値0.5)102.6部を用いた他は全
て実施例−2と同様の操作をして純度94.5%のブ
ロマミン酸ナトリウム173.4部を得た。1−アミ
ノアントラキノンからの収率は90.5%であつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は参考例−2,−4の方法のフローシー
トを示したものである。 図中の記号は以下を表わす。1……予熱用スク
リユーフイーダ、2……攪拌槽式融解槽、3……
融解液受器、4……フイード・ポンプ、5……薄
膜蒸発機、6……缶出液抜出し配管(大気脚用)、
7……冷却水攪拌槽、8……精留塔、9……還流
用凝縮器、10……留出物分縮用凝縮器、11…
…留出側分縮液抜出し配管(大気脚用)、12…
…水平ベルト型フレーカー、13……真空回転冷
却器、14……貯槽、15……ロータリー・バル
ブ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 1−アミノアントラキノンを硫酸またはクロ
    ルスルホン酸と反応させて1−アミノアントラキ
    ノン−2−スルホン酸とし、このものを水中また
    は硫酸中で臭素化して1−アミノ−4−ブロムア
    ントラキノン−2−スルホン酸を製造するにあた
    り、出発原料として波長650nmにおけるモル吸光
    係数が1.0/cm・mol以下の1−アミノアント
    ラキノンを用いる事を特徴とする1−アミノ−4
    −ブロムアントラキノン−2−スルホン酸の製
    法。
JP1384482A 1982-01-29 1982-01-29 1−アミノ−4−ブロムアントラキノン−2−スルホン酸の製法 Granted JPS58131965A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1384482A JPS58131965A (ja) 1982-01-29 1982-01-29 1−アミノ−4−ブロムアントラキノン−2−スルホン酸の製法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1384482A JPS58131965A (ja) 1982-01-29 1982-01-29 1−アミノ−4−ブロムアントラキノン−2−スルホン酸の製法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58131965A JPS58131965A (ja) 1983-08-06
JPH032858B2 true JPH032858B2 (ja) 1991-01-17

Family

ID=11844579

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1384482A Granted JPS58131965A (ja) 1982-01-29 1982-01-29 1−アミノ−4−ブロムアントラキノン−2−スルホン酸の製法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58131965A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19937328B4 (de) * 1998-08-11 2016-09-22 Gottlieb Binder Gmbh & Co Verwendung von Reaktivfarbstoffen
DE19964296B4 (de) * 1998-08-11 2007-08-30 Gottlieb Binder Gmbh & Co Verwendung von Reaktivfarbstoffen

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2740889A1 (de) * 1977-09-10 1979-03-22 Bayer Ag Verfahren zur herstellung von 1-amino-4-bromanthrachinon-2-sulfonsaeure
JPS5530510A (en) * 1978-08-21 1980-03-04 Iritsuchi Gorukofu Peetoru Planetary crank gear device

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58131965A (ja) 1983-08-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6223741B2 (ja)
CN108395381B (zh) 1,4-二氨基蒽醌隐色体的合成方法
CN116355041A (zh) 一种Fmoc-L-Pro-L-Pro-OH的制备方法
JPH032858B2 (ja)
JPS612757A (ja) 2−アミノ−5−ニトロフエノ−ル誘導体の製造方法
JP2930774B2 (ja) キノフタロンの製造方法
US4808342A (en) Production of sulfonated amines
JPH07188141A (ja) アセトアセタリールアミド
JPH02200661A (ja) アルカンスルホンアミド類の製法
JPS5949217B2 (ja) 置換ジフェニルエ−テルの製造方法
CA1211128A (en) Process for the manufacture of 2,6-dichloro-4- nitroaniline
US4767573A (en) Process for the preparation of a mixture of 1-amino-2-chloro-4-hydroxyanthraquinone and 1-amino-2-bromo-4-hydroxyanthraquinone
US4898974A (en) Production of 3,3-dimethyl-2-oxo-butyric acid salt
US4206130A (en) Process for the preparation of 1,5-dichloroanthraquinone
US4288620A (en) Process for the production of 4-acylamido-2-nitro-1-alkoxybenzenes
US4235789A (en) Process for the preparation of 1-amino-2-bromo-4-hydroxyanthraquinone
SU1728228A1 (ru) Способ получени 9,9-бис/4-аминофенил/-флуорена
US4543214A (en) Process for the preparation of bromoanthraquinones
JPS591248B2 (ja) ハロゲノアントラキノンノノウシユクホウ
KR930002215B1 (ko) 벤즈안트론의 제조 방법
US4564704A (en) Production of 3,3-dimethyl-2-oxo-butyric acid salt
US4139543A (en) Manufacture of 2-amino-3-bromoanthraquinone
JPS61183254A (ja) 1‐アミノ‐2‐ブロモ‐4‐ヒドロキシアントラキノンの製造方法
JPH06737B2 (ja) アルキル―〔3クロロフェニル〕―スルホンの製造方法
SU398543A1 (ru) Способ получения дифенилсульфид-4,4'- дикарбоновой кислотб1