JPH03285935A - セメント系硬化物構造物およびシールコート材 - Google Patents

セメント系硬化物構造物およびシールコート材

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JPH03285935A
JPH03285935A JP8686290A JP8686290A JPH03285935A JP H03285935 A JPH03285935 A JP H03285935A JP 8686290 A JP8686290 A JP 8686290A JP 8686290 A JP8686290 A JP 8686290A JP H03285935 A JPH03285935 A JP H03285935A
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泰夫 渡邊
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Noboru Nakamichi
昇 中道
Yasuo Uematsu
植松 保雄
Masahiko Saito
昌彦 斉藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はメタクリル酸アルキルエステルの重合体または
メタクリル酸アルキルエステルおよびエチレン系芳香族
単量体の共重合体と、有機ケイ素化合物とからなる浸透
性防水用組成物、およびこの組成物を基材に塗布した構
造物に関する。
〔従来の技術〕
水道管や配水管等に使用される鋳鉄管、鋼管などの内面
の腐蝕防止には、管内面にセメントモルタルライニング
(以下、セメントモルタルを単にモルタルと記す)を行
う方法、エポキシ系樹脂塗料を塗装する方法などが行わ
れている。しかしモルタルライニングの問題点として1
モルタル中のアルカリ成分の溶出、それに伴う耐久性の
低下などがあげられる。このため、これらの点を解決す
るため、モルタルライニングの表面に高分子材料からな
るシールコート材が塗装されている。
このようなシールコート材としては、エチレン系芳香族
単量体および/またはメタクリル酸アルキルエステル4
0〜80重量%、ブタジェン5〜40重量%、エチレン
系不飽和カルボン酸アルキルエステル10〜50重量%
ならびにエチレン系不飽和カルボン酸1〜10重量%か
らなる共重合体(特開昭50−100617号公報)、
エチレン性不飽和七ツマ−からなる重合体10〜95重
量%、金属石けん1〜80重量%、シランカップリング
剤0.001〜5重量%およびシリコーン1〜80重量
%からなるモルタルライニング用シーリング材(特開昭
63−301286号公報)などがある。
しかし上記特開昭50−100617号公報の共重合体
は撥水性が不十分であり、また上記特開昭63−301
.286号公報のモルタルライニング用シーリング材は
浸透性が不十分であり、クラック部シール性に劣るとい
う問題点がある。
一方建築材料の防水用組成物として、メチルポリシロキ
サンおよびポリメタクリル酸メチルエステルからなる撥
水化用含浸剤(特公昭46−21399号公報)、有機
アルコキシシランおよびアクリル酸アルキルエステル系
樹脂からなる浸透性防水用組成物(特開昭55−102
673号公報、特開昭63−146977号公報)など
が提案されている。
しかしこれらの防水用組成物を、モルタルライニングし
た水道管内面のシールコート材として使用した場合、ア
ルカリシール性、クラック部シール性、耐久性などの点
で問題点が残されており、必ずしも適当でない。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は、浸透性、撥水性、アルカリシール性、
クランク部シール性、密着性、耐久性などに優れ、基材
のコート材、特にモルタルライニングした水道管内面の
モルタルライニング用シールコート材として好適に利用
できる浸透性防水用組成物を提供することである。
本発明の他の目的は、浸透性防水用組成物を塗布した耐
水性、耐久性に優れた構造物を提供することである6 〔課題を解決するための手段〕 本発明者らは、浸透性防水用組成物に関する研究を行っ
た結果、アクリル酸アルキルエステル系樹脂単独では初
期アルカリシール性は十分であるが、長期間の密着性、
クラック部シール性が不十分であり、有機ケイ素化合物
単独では撥水性は十分であるが、シール性が不十分であ
ることがわかった。そこでさらに研究を進めた結果、メ
タクリル酸アルキルエステルおよび/またはエチレン系
芳香族単量体からなる重合体であって、特定のガラス転
移点および重量平均分子量を有する重合体が長期間のク
ラック部シール性に優れていることを見出し、さらにこ
のような重合体と特定の有機ケイ素化合物とを配合する
ことにより、所期の目的を達成することを見出し1本発
明を完成した。
すなわち本発明は、次の浸透性防水用組成物およびこの
組成物を塗布した構造物である。
(1)[A)メタクリル酸アルキルエステルの重合体で
あって、示差走査熱量計により測定したガラス転移点が
50℃以上で、かつ重量平均分子量がi oooo〜1
50000である重合体、ならびに〔B〕炭素数5〜1
8のアルキル基および加水分解可能な基を有する純度8
0%以上の有機ケイ素化合物 からなり、〔A〕成分と〔B〕成分との配合割合が〔A
〕成分/〔B〕酸成分重量比で0.1〜10であること
を特徴とする浸透性防水用組成物。
(2) と〔B〕成分の加水分解可能な基がメトキシ基
である上記(1)記載の浸透性防水用組成物。
(3) [C)メタクリル酸アルキルエステルおよびエ
チレン系芳香族単量体の共重合体であって、示差走査熱
量計により測定したガラス転移点が50℃以上で、かつ
重量平均分子量が10000〜150000である共重
合体、ならびに 〔D)炭素数5〜18のアルキル基および加水分解可能
な基を有する有機ケイ素化合物 からなり、〔C〕酸成分〔D)成分との配合割合が〔C
〕成分/〔D〕酸成分重量比で0.1〜IOであること
を特徴とする浸透性防水用組成物。
(4)〔D〕成分の加水分解可能な基がメトキシ基であ
る上記(3)記載の浸透性防水用組成物。
(5)〔^〕メタクリル酸アルキルエステルの重合体で
あって、示差走査熱量計により測定したガラス転移点が
50℃以上で、かつ重量平均分子量が10000〜15
0000である重合体、ならびに〔B〕炭素数5〜18
のアルキル基および加水分解可能な基を有する純度80
%以上の有機ケイ素化合物 からなり、〔A〕成分と〔B〕成分との配合割合が〔A
〕成分/〔B〕酸成分重量比で0.1〜10である浸透
性防水用組成物を基材に塗布したことを特徴とする構造
物。
(6) 〔B〕成分の加水分解可能な基がメトキシ基で
ある上記(5)記載の構造物。
(7)〔C〕メタクリル酸アルキルエステルおよびエチ
レン系芳香族単量体の共重合体であって、示差走査熱量
計により測定したガラス転移点が50℃以上で、かつ重
量平均分子量が10000〜tsooooである共重合
体、ならびに 〔D〕炭素数5〜18のアルキル基および加水分解可能
な基を有する有機ケイ素化合物 からなり、〔C〕酸成分〔D)成分との配合割合が〔C
〕成分/〔D〕酸成分重量比で0.1〜10である浸透
性防水用組成物を基材に塗布したことを特徴とする構造
物。
(8) Co)成分の加水分解可能な基がメトキシ基で
ある上記(7)記載の構造物。
本発明で使用する重合体〔A〕または共重合体〔C〕を
構成するメタクリル酸アルキルエステルとしては、メタ
クリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸n
−プロピル、メタクリル酸イソプロピル、メタクリル酸
n−ブチルなどをあげることができる。これらの中では
メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチルが好ましい。
これらは1種単独で使用することもできるし、2種以上
を混合して使用することもできる。
共重合体〔C〕を構成するエチレン系芳香族単量体とし
ては、スチレン、α−スチレン、クロロスチレン、ビニ
ルスチレンなどをあげることができる。これらの中では
スチレンが好ましいにれらは1種単独で使用することも
できるし、2種以上を混合して使用することもできる。
共重合体〔C〕中に含めるエチレン系芳香族単量体の含
有量は70重量%以下、好ましくは10〜60重量%が
望ましい。
重合体[A]は上記のようなメタクリル酸アルキルエス
テルから選ばれたモノマーの単独重合体または共重合体
である。共重合体〔C〕は上記のようなメタクリル酸ア
ルキルエステルおよびエチレン系芳香族単量体の両者か
ら選ばれた七ツマ−の共重合体である。いずれの重合体
も示差走査熱量計(以下、DSCと略す場合がある)で
測定したガラス転移点が50℃以上、好ましくは70〜
100℃で、かつ重量平均分子量が10000〜150
000、好ましくは30000〜120000のものを
使用する。
ガラス転移点が50℃以上の重合体[A]または共重合
体〔C〕を使用することにより、撥水層が十分形成され
るまでの耐久性、初期撥水性に優れ、水質の低下を招か
ない組成物が得られる。
重合体[A]または共重合体[C]はアルカリシール性
に優れ、モルタル等のセメント系硬化物上に塗布された
場合には1モルタルからのアルカリ成分の溶出を防止し
、しかも有機ケイ素化合物CB]または〔D〕によって
形成される撥水層を保護する樹脂層を形成するので、被
塗布物の耐水性、耐久性を向上させるものと推測される
。さらに重合体〔A〕または共重合体〔C〕は長期間水
にさらされても、水中に有機物を溶出しないので水道水
などの水質を低下させることはない。
重合体〔A〕または共重合体〔c〕はモノマーを有機擦
剤中で重合させる溶液重合法、モノマーを乳化剤を用い
て水に分散させた状態で重合させる乳化重合法などの公
知の重合法により製造できる。
本発明では〔A〕成分と組合せて使用する〔B〕成分と
しては、炭素数5〜18のアルキル基および加水分解可
能な基を有する純度80%以上の有機ケイ素化合物を使
用する。
一方〔C〕成分と組合せて使用する〔D〕酸成分しては
、〔B〕酸成分同様の炭素数5〜18のアルキル基およ
び加水分解可能な基を有する有機ケイ素化合物を使用す
るが、純度は80%以上のものに限定されず、 80%
未満のものでも使用できるが、通常純度70%以上のも
のを使用するのが好ましい。
このような有機ケイ素化合物〔B〕または〔D〕として
は、下記一般式〔■〕で表わされるような、同一のケイ
素原子にアルキル基および加水分解可能な基が結合した
化合物が好ましく使用できる。
R,−51−Xn=・[I ] (式中、Rは炭素数5〜I8のアルキル基、又は加水分
解可能な基を示す。mは1〜3の整数、nは1〜3の整
数であり、m + n = 4を満たす。)上記一般式
(I)のRとしては、具体的にはペンチル基、ヘキシル
基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ウ
ンデシル基、ドデシル基、トリデシル基、テトラデシル
基、ペンタデシル基、ヘキサデシル基、ヘプタデシル基
およびオクタデシル基などをあげることができる。これ
らの中では炭素数6〜10のアルキル基が好ましい。
前記一般式(r)のXとしては、具体的にはメトキシ基
(−OCH3) ;アセトキシ基(−0(:0CI(□
);−0−N=C(CHs)z、−o−n=c (CH
a ) (Cm Hs )等の(−0−N=C)の構造
を有する基;−NH,、−NH(CH3)、−N (C
H,)2、−NH(C,H,)等のアミノ基または置換
アミノ基;フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原
子等のハロゲン原子などがあげられる。これらの中では
メトキシ基が特に好ましい。
有機ケイ素化合物[8]または〔D)は1種単独で使用
することもできるし、2種以上を混合して使用すること
もできる。
本発明の組成物における〔A)成分と[B〕酸成分の配
合割合は、[A)成分/〔B〕酸成分重量比で0.1−
10、好ましくは0.3−4であり、〔C〕酸成分〔D
〕酸成分の配合割合は、〔C〕成分/〔D〕酸成分重量
比で0.1〜10、好ましくは0.3〜4である。
周成分の重量比を上記範囲にすることにより、アルカリ
シール性、耐久性および浸透性シコ優九、さらに強固な
撥水層が短時間で形成される組成物が得られる。
本発明の組成物には有機ケイ素化合物[B)または〔D
〕の架橋反応を促進させるため、縮合触媒を配合するこ
ともできる。
縮合触媒としては、例えばジブチルスズジラウレート、
ジブチルスズシマレート、ジオクチルスズジラウレート
、ジオクチルスズシマレート、オクチル酸スズ等の有機
スズ化合物;リン酸、モノメチルホスフェート、モノエ
チルホスフェート。
モノブチルホスフェート、モノオクチルホスフェート、
モノデシルホスフェート、ジメチルホスフエート、ジエ
チルホスフェート、ジブチルホスフェート、ジオクチル
ホスフェート、ジデシルホスフェート等のリン酸または
リン酸エステルなどがあげられる。
これらの縮合触媒は1種単独で使用することもできるし
、2種以上を組合せて使用することもできる。本発明の
組成物を塗付する時の被塗布物の温度が約40℃以上の
場合は、縮合触媒は配合しなくてもよいが、常温で塗布
する場合には配合するのが好ましい。縮合触媒の配合量
は有機ケイ素化合物と〔B〕または〔D) 100重量
部に対して通常5重量部以下が好ましい。
本発明の組成物には貯蔵安定剤、ハジキ防止剤、消泡剤
、脱泡剤、破泡剤、レベリング剤、タレ防止剤、顔料、
染料などを配合することができる。
上記貯蔵安定剤としては、例えばオルトギ酸トリメチル
、オルトギ酸トリエチル等のオルトギ酸トリアルキル;
メチルアルコール、ブチルアルコール、アミルアルコー
ル、セロソルブ等のアルキルアルコール類などをあげる
ことができる。上記ハジキ防止剤としては、例えば変性
シリコン系などをあげることができる・ また本発明の組成物には前記一般式(1)のXが−QC
,)I、、−QC,)I、、 −QC4H,等のアルコ
キシ基;−0COC,H,等のアシルオキシ基; −0
CH2CH20H。
−0CH2CH,0CFI、、−0CH2CH2QC,
H,、−0CH2CH20CH,CH=CH2等の(−
QC)12CH20−)の構造を有する基;−0−C(
CJ)二GHz基などである有機ケイ素化合物を前記有
機ケイ素化合物〔B〕または〔D〕の他に少量含有して
いても支障はない。これらの他の有機ケイ素化合物は、
[A]酸成分〔B〕成分とを、または〔C〕成分と〔D
)成分とを、添加剤とともに、例えばトルエン、ブタノ
ール、イソプロパツールなどの溶媒に溶解して本発明の
組成物を調製する際に副生ずる場合がある。
本発明の組成物は通常有機溶剤に溶解し、モルタルライ
ニング用シールコート材などのコート材として、基材に
塗布して使用される。
有機溶剤としては、例えば50〜b (絶対圧)の沸点を有するパラフィン系炭化水素;トル
エン、キシレン、トリメチルベンゼン等の芳香族炭化水
素;トリクロロエチレン、パークロロエチレン等のハロ
ゲン化炭化水素;メタノール、エタノール、n−プロパ
ツール、インプロパツール、n−ブタノール、イソブタ
ノール、5ee−ブタノール、ジアセトンアルコール等
のアルコール類;アセトン、メチルエチルケトン等のケ
トン類;酢酸エチル等のエステル類などがあげられる。
有機溶剤は1種単独で使用することもできるし、2種以
上を組合せて使用することもできる。また重合体〔A〕
または共重合体〔C〕の製造に使用した有機溶剤をその
まま使用してもよい。有機溶剤の使用量は特に制限され
ないが1本発明の組成物100重量部に対して200〜
1000重量部が好ましい。
本発明の組成物をモルタル、コンクリート等のセメント
系硬化物その他の基材上に塗布すると、有機ケイ素化合
物と〔B〕または〔D)が基材に浸透して撥水層を形成
し、−万里合体〔A〕または共重合体〔C〕は撥水層の
上層に撥水層を保護する樹脂層を形成するので、モルタ
ルの長期間にわたる耐水性、耐久性を向上させるととも
に、モルタルからのアルカリ成分の溶出を防止するもの
と推測される。
このとき有機ケイ素化合物と〔B〕または〔D〕は、本
発明の組成物をモルタル上に塗布した際、モルタルおよ
びモルタルに発生したクラック中に深く浸透し、モルタ
ル中の水分と接触することにより、分子中に存在する加
水分解可能な基が加水分解されて架橋反応を起こし、撥
水層を形成するものと推測される。ここで形成される撥
水層の厚さは、塗布量およびモルタルの表面状態にもよ
るが、モルタル層の部分で通常0.1〜0.3ms+、
クラック部で通常0.1〜2■程度である。また加水分
解された残基は、モルタル中の水酸基と反応して接着性
を向上させるものと推測される。
従って本発明の組成物は水道管、配水管などに利用され
るモルタルライニングした鋳鉄管、鋼管などのモルタル
ライニング用シールコート材として好適に利用される。
その他の用途として、例えばモルタル、コンクリート、
発泡コンクリート等のセメント系硬化物や石材、レンガ
、陶磁器、ガラス、スレート板、ケイカル板5合成樹脂
等からなる建築材料用の基材のコート材として、これら
の基材上に塗布して使用される。
本発明の組成物はスプレー、刷毛重り、浸漬などの方法
により塗布することができる6本発明の組成物を前記基
材に塗布した構造物は。
長期間水にさらされても、また凍結と融解とを繰返して
も長期間にわたり防水性と耐久性を維持する。
〔発明の効果〕
本発明によれば、示差走査熱量計により測定したガラス
転移点が50℃以上で、かつ重量平均分子量が1000
0−150000の特定の重合体〔A〕または共重合体
〔C〕と、炭素数5〜18のアルキル基および加水分解
可能な基を有する特定の有機ケイ素化合物と〔B〕また
は〔D〕とを特定の割合で配合するようにしたので、浸
透性、撥水性、アルカリシール性、クラック部シール性
、密着性、耐久性などに優れ。
基材のコート材、特にモルタルライニングした水道管内
面のモルタルライニング用シールコート材として好適に
利用できる浸透性防水用組成物が得られる。
さらに上記浸透性防水用組成物を基材に塗布することに
より、耐水性、耐久性に優れた構造物が得られる。
〔実施例〕
次に本発明の実施例について説明する。なお各例中で使
用した有機ケイ素化合物の純度は、ヒユーレットパラカ
ード社製のHP −5890型ガスクロマトグラフイー
装置およびDB−17カラム(30m)を用い、60℃
から250℃まで8℃/分の割合で昇温させる条件で測
定し、面積%から求めた。
実施例1 メタクリル酸メチル/メタクリル酸エチル=75/25
重量部の組成比で乳化重合を行い、ポリマービーズを得
た。このポリマーの重量平均分子量は75000で、D
SCにより測定したガラス転移点は95℃であった。
このポリマー10重量部をトルエン64重量部およびア
セトン16重量部の混合物中に撹拌しながら加え、溶解
した。この溶液を撹拌しながら純度99%のn−ヘキシ
ルトリメトキシシラン10重量部を加え、分散させた。
さらに消泡剤0.5重量部およびハジキ防止剤0.5重
量部を加え、シールコート材Aを得た。
呼び径100■■、長さ約1000m朧のモルタルライ
ニング管を養生直後、約80℃の温水に浸漬した後引上
げ、モルタル表面に浮き水がなく乾燥した状態で、1分
間に約30回転で回転させながら上記シールコート材A
を125g/ rr?の割合でスプレーした。
この時のモルタル表面の温度は約60℃であった。
シールコート材Aをスプレーしたモルタルライニング管
を室温で4日間乾燥した後、一端をポリ塩化ビニリデン
フィルムで覆った良質のゴム栓で底をつけ、管中に残留
塩素約2ppmの精製水を満して蓋をし、常温で24時
間静置した水を試験水として、JISに6762水道用
ポリエチレン管に準拠して、溶解試験による水質(pH
1残留塩素の減量、過マンガン酸カリウム消費量)の試
験を行った。また同時に1500PpHlの遊離炭酸を
含むpH約4.7の水による通水試験を14日間行い、
塗膜のフクレ、白化、下地クラック部の白化などの異常
の有無を調べた。
さらに塗膜の状態を走査型電子顕微鏡で観察して塗膜内
での気泡の有無を調べ、水に浸漬して、撥水層の厚さか
ら、モルタル部への撥水成分のシランの浸透深さを調べ
た。評価基準を表1に、試験結果を表2に示す。
実施例2 メタクリル酸メチル/メタクリル酸エチル/スチレン=
50/25/25重量部の組成比で乳化重合を行い、ポ
リマービーズを得た。このポリマーの重量平均分子量は
70000で、DSCにより測定したガラス転移点は9
0℃であった。
このポリマー10重量部をトルエン70重量部およびア
セトン10重量部の混合物中に撹拌しながら加え、溶解
した。この溶液を撹拌しながら純度99%のn−ヘキシ
ルトリメトキシシラン10重量部を加え。
分散させた。さらに消泡剤0.5重量部およびハジキ防
止剤0.5重量部を加え、シールコート材Bを得た。
シールコート材Aの代わりに上記シールコート材Bを用
いた以外は実施例1と同様に行った。結果を表2に示す
比較例1 メタクリル酸メチル/メタクリル酸n−ブチル=55/
45重量部の組成比で乳化重合を行い、ポリマービーズ
を得た。このポリマーの重量平均分子量は65000で
、 DSCにより測定したガラス転移点は49℃であっ
た。
このポリマー10重量部をトルエン64重量部およびア
セトン16重量部の混合物中に撹拌しながら加え、溶解
した。この溶液を撹拌しながら純度99%のn−ヘキシ
ルトリメトキシシラン10重量部を加え、分散させた。
さらに消泡剤0.5重量部およびハジキ防止剤0.5重
量部を加え、シールコート材Cを得た。
シールコート材Aの代わりに上記シールコート材Cを用
いた以外は実施例1と同様に行った。結果を表2に示す
比較例2 実施例2で重合したポリマー10重量部をトルエン64
重量部およびアセトン16重量部の混合物中に撹拌しな
がら加え、溶解した。この溶液を撹拌しながら純度99
%のn−オクチルトリエトキシシラン10重量部を加え
、分散させた。さらに消泡剤0.5重量部およびハジキ
防止剤0.5重量部を加え、シールコート材りを得た。
シールコート材Aの代わりに上記シールコート材りを用
いた以外は実施例1と同様に行った。結果を表2に示す
実施例3 純度99%のn−ヘキシルトリメトキシシランの代わり
に純度85%のn−ヘキシルトリメトキシシランを用い
た以外は実施例1と同様に行った。結果を表2に示す。
なお不純物の大部分はダイマー、トリマーなどのオリゴ
マーであった。
実施例4 純度99%のn−ヘキシルトリメトキシシランの代わり
に純度85%のn−ヘキシルトリメトキシシランを用い
た以外は実施例2と同様に行った。結果を表2に示す。
なお不純物の大部分はダイマー、トリマーなどのオリゴ
マーであった。
実施例5 純度99%のn−ヘキシルトリメトキシシランの代わり
に純度79%のn−ヘキシルトリメトキシシランを用い
た以外は実施例2と同様に行った。結果を表2に示す。
なお不純物の大部分はダイマー、トリマーなどのオリゴ
マーであった。
比較例3 純度99%のn−ヘキシルトリメトキシシランの代わり
に純度79%のn−ヘキシルトリメトキシシランを用い
た以外は実施例1と同様に行った。結果を表2に示す。
なお不純物の大部分はダイマー トリマーなどのオリゴ
マーであった。
比較例4 純度99%のn−ヘキシルトリメトキシシランの代わり
に純度98%のメチルトリメトキシシランを用いた以外
は実施例2と同様に行った。結果を表2に示す。
比較例5 純度99%のn−ヘキシルトリメトキシシランの代わり
に純度98%のブチルトリエトキシシランを用いた以外
は実施例2と同様に行った。結果を表2に示す。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)〔A〕メタクリル酸アルキルエステルの重合体で
    あって、示差走査熱量計により測定したガラス転移点が
    50℃以上で、かつ重量平均分子量が10000〜15
    0000である重合体、ならびに〔B〕炭素数5〜18
    のアルキル基および加水分解可能な基を有する純度80
    %以上の有機ケイ素化合物 からなり、〔A〕成分と〔B〕成分との配合割合が〔A
    〕成分/〔B〕成分の重量比で0.1〜10であること
    を特徴とする浸透性防水用組成物。
  2. (2)〔B〕成分の加水分解可能な基がメトキシ基であ
    る請求項(1)記載の浸透性防水用組成物。
  3. (3)〔C〕メタクリル酸アルキルエステルおよびエチ
    レン系芳香族単量体の共重合体であって、示差走査熱量
    計により測定したガラス転移点が50℃以上で、かつ重
    量平均分子量が10000〜150000である共重合
    体、ならびに 〔D〕炭素数5〜18のアルキル基および加水分解可能
    な基を有する有機ケイ素化合物 からなり、〔C〕成分と〔D〕成分との配合割合が〔C
    〕成分/〔D〕成分の重量比で0.1〜10であること
    を特徴とする浸透性防水用組成物。
  4. (4)〔D〕成分の加水分解可能な基がメトキシ基であ
    る請求項(3)記載の浸透性防水用組成物。
  5. (5)〔A〕メタクリル酸アルキルエステルの重合体で
    あって、示差走査熱量計により測定したガラス転移点が
    50℃以上で、かつ重量平均分子量が10000〜15
    0000である重合体、ならびに〔B〕炭素数5〜18
    のアルキル基および加水分解可能な基を有する純度80
    %以上の有機ケイ素化合物 からなり、〔A〕成分と〔B〕成分との配合割合が〔A
    〕成分/〔B〕成分の重量比で0.1〜10である浸透
    性防水用組成物を基材に塗布したことを特徴とする構造
    物。
  6. (6)〔B〕成分の加水分解可能な基がメトキシ基であ
    る請求項(5)記載の構造物。
  7. (7)〔C〕メタクリル酸アルキルエステルおよびエチ
    レン系芳香族単量体の共重合体であって、示差走査熱量
    計により測定したガラス転移点が50℃以上で、かつ重
    量平均分子量が10000〜150000である共重合
    体、ならびに 〔D〕炭素数5〜18のアルキル基および加水分解可能
    な基を有する有機ケイ素化合物 からなり、〔C〕成分と〔D〕成分との配合割合が〔C
    〕成分/〔D〕成分の重量比で0.1〜10である浸透
    性防水用組成物を基材に塗布したことを特徴とする構造
    物。
  8. (8)〔D〕成分の加水分解可能な基がメトキシ基であ
    る請求項(7)記載の構造物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017095614A (ja) * 2015-11-25 2017-06-01 宇部興産株式会社 表面含浸材及び構造物

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