JPH03291294A - エステル化グリコシド及びその製造方法 - Google Patents
エステル化グリコシド及びその製造方法Info
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- JPH03291294A JPH03291294A JP9172690A JP9172690A JPH03291294A JP H03291294 A JPH03291294 A JP H03291294A JP 9172690 A JP9172690 A JP 9172690A JP 9172690 A JP9172690 A JP 9172690A JP H03291294 A JPH03291294 A JP H03291294A
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- carbon atoms
- glycosidic
- hydroxyl groups
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、新規な物質であり、界面活性剤及びその前駆
体として有用なエステル化グリコシド化合物、及びその
製造法に関するものである。
体として有用なエステル化グリコシド化合物、及びその
製造法に関するものである。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕糖誘導
体であるアルキルグリコシドは、低刺激性の界面活性剤
であり、しかも非イオン性界面活性剤であるにも拘わら
ず、それ自身安定な泡を形威し、父性の陰イオン性界面
活性剤に対して泡安定剤として作用するという優れた特
徴を持っている。又、化石燃料に依存しないバイオマス
原料の有効利用、及び良好な生分解性を持つことから、
環境保全といった観点からも最近、注目されている。
体であるアルキルグリコシドは、低刺激性の界面活性剤
であり、しかも非イオン性界面活性剤であるにも拘わら
ず、それ自身安定な泡を形威し、父性の陰イオン性界面
活性剤に対して泡安定剤として作用するという優れた特
徴を持っている。又、化石燃料に依存しないバイオマス
原料の有効利用、及び良好な生分解性を持つことから、
環境保全といった観点からも最近、注目されている。
一方、上記のアルキルグリコシドをさらに化学的に修飾
することにより、アルキルグリコシド誘導体となし、界
面活性剤等の目的に供しようとする研究についてもいく
つかの例が知られている。例えば、米国特許第3640
998号、同じく第3653095号、及び特公表平1
−501303号ではアルキルグリコシドに対するアル
キレンオキシドの付加による修飾が試みられている。ま
た、米国特許第4663444号ではアルキル−α−グ
リコシドと長鎖アルキルメタンスルホナートとの反応に
よるアルキル−α−グルコシド6−〇−モノ長鎖アルキ
ルエーテルを台底している。さらに特開平1−2268
96号では、水溶媒中、アルキルグリコシドを白金触媒
存在下で酸化するアルキルグルクロン酸の製造法が提案
されている。
することにより、アルキルグリコシド誘導体となし、界
面活性剤等の目的に供しようとする研究についてもいく
つかの例が知られている。例えば、米国特許第3640
998号、同じく第3653095号、及び特公表平1
−501303号ではアルキルグリコシドに対するアル
キレンオキシドの付加による修飾が試みられている。ま
た、米国特許第4663444号ではアルキル−α−グ
リコシドと長鎖アルキルメタンスルホナートとの反応に
よるアルキル−α−グルコシド6−〇−モノ長鎖アルキ
ルエーテルを台底している。さらに特開平1−2268
96号では、水溶媒中、アルキルグリコシドを白金触媒
存在下で酸化するアルキルグルクロン酸の製造法が提案
されている。
しかしながら、これらの方法によるアルキルグリコシド
の修飾においては、得られるアルキルグリコシド誘導体
の物性が、原料であるアルキルグリコシドと比較して何
ら改良されず、むしろ低下したり、あるいはその台底が
工業的に実施困難であること等の点から、いずれも有益
な方法であるとは言い難い。
の修飾においては、得られるアルキルグリコシド誘導体
の物性が、原料であるアルキルグリコシドと比較して何
ら改良されず、むしろ低下したり、あるいはその台底が
工業的に実施困難であること等の点から、いずれも有益
な方法であるとは言い難い。
本発明者らは、アルキルグリコシドの化学修飾による新
規な優れた性質の発現について鋭意検討した結果、アル
キルグリコシドのエステル化誘導体が、皮膚、毛髪に対
してマイルドで生分解性が良く、しかも起泡力、水に対
する溶解性も良好であるという、界面活性剤として優れ
た性質を有していることを見出して本発明を完成した。
規な優れた性質の発現について鋭意検討した結果、アル
キルグリコシドのエステル化誘導体が、皮膚、毛髪に対
してマイルドで生分解性が良く、しかも起泡力、水に対
する溶解性も良好であるという、界面活性剤として優れ
た性質を有していることを見出して本発明を完成した。
即ち本発明は、下記の一般式(I)で示される新規なエ
ステル化グリコシド: ^(Gn)[(R1O)xB]y(I)〔但し式中 Gn:炭素数5〜6を有す−る還元糖、又はその縮合体
(但しnはその縮合度を 示し、平均値が1〜10の数を示す) におけるすべての非グリコシド性水 酸基の水素原子及びグリコシド性水 酸基の水素原子を除いたあとに残る 糖残基を示す。
ステル化グリコシド: ^(Gn)[(R1O)xB]y(I)〔但し式中 Gn:炭素数5〜6を有す−る還元糖、又はその縮合体
(但しnはその縮合度を 示し、平均値が1〜10の数を示す) におけるすべての非グリコシド性水 酸基の水素原子及びグリコシド性水 酸基の水素原子を除いたあとに残る 糖残基を示す。
A:へ基は糖残基Gnと0−グリコシド結合で結合し、
R2(OR’) z基を示す。ここでR2は直鎖又は分
岐鎖の炭素数1〜 22のアルキル基、アルケニル基又は アルキルフェニル基を示し、R3は炭 素数2〜4のアルキレン基を示し、 2は平均値が0〜20の数を示す。
R2(OR’) z基を示す。ここでR2は直鎖又は分
岐鎖の炭素数1〜 22のアルキル基、アルケニル基又は アルキルフェニル基を示し、R3は炭 素数2〜4のアルキレン基を示し、 2は平均値が0〜20の数を示す。
R1:炭素数2〜4のアルキレン基であり、その一方の
末端は糖残基Gnにおける 非グリコシド性水酸基由来の酸素原 子とエーテル結合し、他の末端はB 基とエーテル結合しているものであ る。
末端は糖残基Gnにおける 非グリコシド性水酸基由来の酸素原 子とエーテル結合し、他の末端はB 基とエーテル結合しているものであ る。
x: (炭素数5〜6を有する還元糖又はその縮合体に
おける非グリコシド性 水酸基に対するアルキレンオキシド 全付加モル数)/yを示し、0〜10 の数である。
おける非グリコシド性 水酸基に対するアルキレンオキシド 全付加モル数)/yを示し、0〜10 の数である。
y:炭素数5〜6を有する還元糖又はその結合体におけ
る非グリコシド性水 酸基の数を示す。
る非グリコシド性水 酸基の数を示す。
0
111
B:水素原子又は−[ニーD−[−0M基を示す。
但し、y個のB基のうち、少なくとも
カリ土類金属、アンモニウム、炭素
数2〜3のモノ、ジ若しくはトリア
ルカノールアンモニウム、炭l数1
〜5のアルキル基置換アンモニウム、
アルキル基置換ピリジニウム又は塩
基性アミノ酸を示す。
X:水素原子、炭素数6〜20のアルキル若しくはアル
ケニル基を示す。〕 並びにその製造方法を示すものである。
ケニル基を示す。〕 並びにその製造方法を示すものである。
上記の記号の定義においてGn及びBの例示をすれば次
の通りである。
の通りである。
Mは水素原子、アルカリ金属、アル
非グリコシド性水酸基由来の酸素原子
す〕
糖類と環状無水物との反応によるエステル化グリコシド
化合物の合成例としては、トレノ\ロース及びメチルグ
リコシドと無水フタル酸、無水テトラクロロフタル酸及
び無水コノ\り酸との反応による対応するカルボキシア
ルキルエステル誘導体の合t(Atula Patel
ら、 Main GroupMet、Chelll、、
10(5)、 2B?−93>、ベンジル2−デオキ
シ−4−0−(ジフェニルホスホリル)−2−([(R
S)−3−(テトラゾカッイロキシ)テトラデカノイル
コアミノ] −3−0−テトラテカノイルーβ−D−グ
ルコシドと無水コハク酸の反応による対応する親水性リ
ピッドへ類似体の合成(特開昭62−129293号)
、ベンジル−2゜3.4−)ソー0−ベンジルーα−D
−グルコシドと無水コハク酸との反応による対応する6
−コハクエステル誘導体の合成(Stephen Ha
nessianら、 Carbohydr、 Re51
.137. C14−C16)、あるいはマンニトール
、グルコース、シュークロース、デンプン等の糖類と無
水マレイン酸、無水コハク酸、無水フタール酸等の環状
無水物との反応による対応するカルボキシアルキルエス
テル化糖誘導体の合t(DB 2411480号)等が
知られているが、これらはいずれも生理活性物質及び洗
浄剤ビルグーとしての用途を目的としたものであった。
化合物の合成例としては、トレノ\ロース及びメチルグ
リコシドと無水フタル酸、無水テトラクロロフタル酸及
び無水コノ\り酸との反応による対応するカルボキシア
ルキルエステル誘導体の合t(Atula Patel
ら、 Main GroupMet、Chelll、、
10(5)、 2B?−93>、ベンジル2−デオキ
シ−4−0−(ジフェニルホスホリル)−2−([(R
S)−3−(テトラゾカッイロキシ)テトラデカノイル
コアミノ] −3−0−テトラテカノイルーβ−D−グ
ルコシドと無水コハク酸の反応による対応する親水性リ
ピッドへ類似体の合成(特開昭62−129293号)
、ベンジル−2゜3.4−)ソー0−ベンジルーα−D
−グルコシドと無水コハク酸との反応による対応する6
−コハクエステル誘導体の合成(Stephen Ha
nessianら、 Carbohydr、 Re51
.137. C14−C16)、あるいはマンニトール
、グルコース、シュークロース、デンプン等の糖類と無
水マレイン酸、無水コハク酸、無水フタール酸等の環状
無水物との反応による対応するカルボキシアルキルエス
テル化糖誘導体の合t(DB 2411480号)等が
知られているが、これらはいずれも生理活性物質及び洗
浄剤ビルグーとしての用途を目的としたものであった。
本発明のエステル化グリコシドは新規物質であり、かつ
優れた界面活性能を有するものであって、前述の界面活
性剤のないグリコシドのカルボキシアルキルエステル誘
導体く特開昭62−129293号、DB 24114
80号等〉 とは峻別される。
優れた界面活性能を有するものであって、前述の界面活
性剤のないグリコシドのカルボキシアルキルエステル誘
導体く特開昭62−129293号、DB 24114
80号等〉 とは峻別される。
本発明が提供するエステル化グリコシドは下記の一般式
(I[)で示されるグリコシド化合物又はそのアルキレ
ンオキシド付加体、又はこれらの混合物と環状酸無水物
と反応させ、必要に応じてアルカリ性物質で中和するこ
とにより得られる。
(I[)で示されるグリコシド化合物又はそのアルキレ
ンオキシド付加体、又はこれらの混合物と環状酸無水物
と反応させ、必要に応じてアルカリ性物質で中和するこ
とにより得られる。
^(Gn)[(R1O)xH]Y (II)(
式中、^、G %n A’s XSYは前記の意味を
示す。) 本発明に於いて使用されるグリコシド化合物(n)は公
知の方法(特公昭47−24532号、USP第383
9318号、EP第092355号、特開昭59−13
9397号、特開昭58−189195号など)で合成
されるものであって、糖類と高級アルコールとを酸触媒
の存在下に直接反応させる方法、あるいは予め糖類をメ
タノール、エタノール、プロパツール又はブタノールな
どの低級アルコールと反応させたのち高級アルコールと
反応させる方法のいずれでも得られるものである。また
、このようにして得られたグリコシド化合物に炭素数2
〜4のアルキレンオキシドを付加したものも使用され得
る。
式中、^、G %n A’s XSYは前記の意味を
示す。) 本発明に於いて使用されるグリコシド化合物(n)は公
知の方法(特公昭47−24532号、USP第383
9318号、EP第092355号、特開昭59−13
9397号、特開昭58−189195号など)で合成
されるものであって、糖類と高級アルコールとを酸触媒
の存在下に直接反応させる方法、あるいは予め糖類をメ
タノール、エタノール、プロパツール又はブタノールな
どの低級アルコールと反応させたのち高級アルコールと
反応させる方法のいずれでも得られるものである。また
、このようにして得られたグリコシド化合物に炭素数2
〜4のアルキレンオキシドを付加したものも使用され得
る。
グリコシド化合物(II)の合成に使用される糖類は、
単糖類、オリゴ糖類あるいは多糖類が使用される。単糖
類の具体例としてはアルドース類、例えばアロース、ア
ルドロース、グルコース、マンノース、グロース、イド
ース、ガラクトース、クロース、リボース、アラビノー
ス、キシロース、リキソース及びケトース類であるフル
クトースなどが挙げられる。オリゴ糖類の具体例として
は、マルトース、ラクトース、スクロース、マルトトリ
オースなどが挙げられる。多糖類の具体例としてはヘミ
セルロース、イヌリン、デキストリン、デキストラン、
キシラン、デンプン、加水分解デンプンなどが挙げられ
る。
単糖類、オリゴ糖類あるいは多糖類が使用される。単糖
類の具体例としてはアルドース類、例えばアロース、ア
ルドロース、グルコース、マンノース、グロース、イド
ース、ガラクトース、クロース、リボース、アラビノー
ス、キシロース、リキソース及びケトース類であるフル
クトースなどが挙げられる。オリゴ糖類の具体例として
は、マルトース、ラクトース、スクロース、マルトトリ
オースなどが挙げられる。多糖類の具体例としてはヘミ
セルロース、イヌリン、デキストリン、デキストラン、
キシラン、デンプン、加水分解デンプンなどが挙げられ
る。
またグリコシド化合物(II)の合成に使用される高級
アルコールは、直鎖型又は分岐型の炭素数6〜22の高
級アルコールであり、例えばメタノール、エタノール、
ブロノ(ノール、ブタノール、ペンタノール、ヘキサノ
ール、ペンタノール、オクタツール、ノナノール、デカ
ノール、ドデカノール、トリデカノール、テトラデカノ
ール、ペンタデカノール、ヘキサデカノール、ヘプタデ
カノール、オクタデカノール、メチルペンタノール、メ
チルヘキサノール、メチルヘプタツール、メチルオクタ
ツール、メチルデカノール、メチルウンデカノール、メ
チルトリデカノール、メチルヘプタデカノール、エチル
ヘキサノール、エチルオクタツール、エチルデカノール
、エチルドデカノール、2−ヘプタツール、2−ノナノ
ール、2−ウンデカノール、2−トリデカノール、2−
ペンダデカノール、2−ヘプタデカノール、2−ブチル
オクタツール、2−ヘキシルオクタノール、2−オクチ
ルオクタツール、2−へキシルデカノール、2−オクチ
ルデカノールなどである。アルケノールの例としては、
ヘキセノール、ヘプテノール、オクテノール、ノネノー
ル、デセノール、ウンデセノール、ドブセノール、トリ
デカノール、テトラゾセノール、ベンタデセノール、ヘ
キサデカノール、ベンタデセノール、オフタテセノール
、またアルキルフェノールの例としてはオクチルフェノ
ール、ノニルフェノールなどである。さらには前記の高
級アルコール又はアルキルフェノールの炭素数2〜4の
アルキレンオキシド付加体も使用される。
アルコールは、直鎖型又は分岐型の炭素数6〜22の高
級アルコールであり、例えばメタノール、エタノール、
ブロノ(ノール、ブタノール、ペンタノール、ヘキサノ
ール、ペンタノール、オクタツール、ノナノール、デカ
ノール、ドデカノール、トリデカノール、テトラデカノ
ール、ペンタデカノール、ヘキサデカノール、ヘプタデ
カノール、オクタデカノール、メチルペンタノール、メ
チルヘキサノール、メチルヘプタツール、メチルオクタ
ツール、メチルデカノール、メチルウンデカノール、メ
チルトリデカノール、メチルヘプタデカノール、エチル
ヘキサノール、エチルオクタツール、エチルデカノール
、エチルドデカノール、2−ヘプタツール、2−ノナノ
ール、2−ウンデカノール、2−トリデカノール、2−
ペンダデカノール、2−ヘプタデカノール、2−ブチル
オクタツール、2−ヘキシルオクタノール、2−オクチ
ルオクタツール、2−へキシルデカノール、2−オクチ
ルデカノールなどである。アルケノールの例としては、
ヘキセノール、ヘプテノール、オクテノール、ノネノー
ル、デセノール、ウンデセノール、ドブセノール、トリ
デカノール、テトラゾセノール、ベンタデセノール、ヘ
キサデカノール、ベンタデセノール、オフタテセノール
、またアルキルフェノールの例としてはオクチルフェノ
ール、ノニルフェノールなどである。さらには前記の高
級アルコール又はアルキルフェノールの炭素数2〜4の
アルキレンオキシド付加体も使用される。
このようにして得られるグリコシド化合物(n)は、次
のような方法でエステル化されて、本発明のエステル化
グリコシド(I)が得られる。
のような方法でエステル化されて、本発明のエステル化
グリコシド(I)が得られる。
エステル化グリコシド(I)
従来、環状酸無水物との反応による糖類のカルボキシア
ルキルエステル化については(Main Group
Met、 Chem、、 10(5)、 287−
93>、(Carbohydr、 Res、、 137
. C14−C16) 、特開昭62−129293号
あるいはDB 2411480号等に記載される合成法
が知られている。
ルキルエステル化については(Main Group
Met、 Chem、、 10(5)、 287−
93>、(Carbohydr、 Res、、 137
. C14−C16) 、特開昭62−129293号
あるいはDB 2411480号等に記載される合成法
が知られている。
本発明のエステル化グリコシド化合物は、環状無水物と
の反応によって合成でき、又、酸無水物に対応するジカ
ルボン酸若しくはその酸クロライドを用いるハーフエス
テル化方法によっても合成することが可能である。ここ
で本発明において重要な点は、使用される原料である環
状酸無水物の両カルボキシル基のうちの一つのみが、原
料グリコシド化合物の非グリコシド性水酸基又はそのア
ルキレンオキシド付加体の水酸基とエステル化すること
が必要な点である。以下、環状酸無水物の両カルボキシ
ル基のうち、一つのみがエステル化反応に関与して得ら
れるエステルをノ翫−フエステルと記し、二つのカルボ
キシル基がエステル化反応に関与して得られるエステル
をジエステルと記す。
の反応によって合成でき、又、酸無水物に対応するジカ
ルボン酸若しくはその酸クロライドを用いるハーフエス
テル化方法によっても合成することが可能である。ここ
で本発明において重要な点は、使用される原料である環
状酸無水物の両カルボキシル基のうちの一つのみが、原
料グリコシド化合物の非グリコシド性水酸基又はそのア
ルキレンオキシド付加体の水酸基とエステル化すること
が必要な点である。以下、環状酸無水物の両カルボキシ
ル基のうち、一つのみがエステル化反応に関与して得ら
れるエステルをノ翫−フエステルと記し、二つのカルボ
キシル基がエステル化反応に関与して得られるエステル
をジエステルと記す。
本発明者らは、上記エステル化グリコシドの合成法につ
いて鋭意検討した結果、ジカルボン酸若しくはその酸ク
ロライドを用いて合成する場合にはジエステルの副生が
著しいため所望のハーフエステルの収率が悪いが、環状
酸無水物を用いて非アルコール性溶媒中低温でエステル
化反応を行うことによって、所望のハーフエステルがほ
ぼ選択的に得られ、必要に応じて引き続き水分濃度の低
いアルカリ性物質を低温で添加することにより、エステ
ル基の加水分解を伴わずに対応するハーフエステルカル
ボン酸中和塩(I)が収率良く得られることを見出し、
本発明の製造方法を完成した。
いて鋭意検討した結果、ジカルボン酸若しくはその酸ク
ロライドを用いて合成する場合にはジエステルの副生が
著しいため所望のハーフエステルの収率が悪いが、環状
酸無水物を用いて非アルコール性溶媒中低温でエステル
化反応を行うことによって、所望のハーフエステルがほ
ぼ選択的に得られ、必要に応じて引き続き水分濃度の低
いアルカリ性物質を低温で添加することにより、エステ
ル基の加水分解を伴わずに対応するハーフエステルカル
ボン酸中和塩(I)が収率良く得られることを見出し、
本発明の製造方法を完成した。
具体的に述べれば、本発明の原料グリコシド化合物(n
)を非アルコール性有機溶媒に溶解させ、次いで環状酸
無水物をもし固体であれば細かく粉砕して上記グリコシ
ド溶液に加え、無水条件下に攪拌することによって、収
率良くエステル化反応を行い得る。又もし必要ならアル
カリ性物質を、もしそれが固体の場合できるだけ少ない
量の水に溶解させて添加し、攪拌することによって、エ
ステル基の加水分解を伴わずに効率良くエステル化グリ
コシドの中和塩を得ることができる。
)を非アルコール性有機溶媒に溶解させ、次いで環状酸
無水物をもし固体であれば細かく粉砕して上記グリコシ
ド溶液に加え、無水条件下に攪拌することによって、収
率良くエステル化反応を行い得る。又もし必要ならアル
カリ性物質を、もしそれが固体の場合できるだけ少ない
量の水に溶解させて添加し、攪拌することによって、エ
ステル基の加水分解を伴わずに効率良くエステル化グリ
コシドの中和塩を得ることができる。
この反応を例示すれば次の通りである。
(A基は前記の意味を示す。この場合、B基の2個が水
素原子である。〉 本発明の反応に於て、まず溶媒としては低級アルコール
及び水辺外の、原料グリコシド化合物(II)が可溶で
ある有機溶媒、例えば0鼾、DMEloMSO、ジオキ
サン、THF 、 )ルエン、酢酸エチル等を用いる
ことができるが、DMF 、 )ルエン、ジオキサン
が望ましい。また反応は無溶媒で行うことも可能である
が、原料グリコシド化合物(n)及び環状酸無水物の混
合物の粘度を下げるためには反応温度を非常に高くしな
ければならず、その結果、ジエステルの生成等の副反応
が進行し易くなるため溶媒を使用した方が良い。
素原子である。〉 本発明の反応に於て、まず溶媒としては低級アルコール
及び水辺外の、原料グリコシド化合物(II)が可溶で
ある有機溶媒、例えば0鼾、DMEloMSO、ジオキ
サン、THF 、 )ルエン、酢酸エチル等を用いる
ことができるが、DMF 、 )ルエン、ジオキサン
が望ましい。また反応は無溶媒で行うことも可能である
が、原料グリコシド化合物(n)及び環状酸無水物の混
合物の粘度を下げるためには反応温度を非常に高くしな
ければならず、その結果、ジエステルの生成等の副反応
が進行し易くなるため溶媒を使用した方が良い。
反応原料である環状酸無水物の添加量は、目的とするエ
ステル化グリコシド化合物(I)のアルキルエステル置
換度に応じて任意に選択することができる。反応温度は
0〜150℃、好ましくは20〜90℃である。温度が
90℃を越えると、ジエステルの生成等の副反応が顕著
になるため好ましくない。又、低すぎる場合には、エス
テル化に要する時間が長くなるため好ましくない。反応
時間は温度にもよるがl〜20時間で充分である。
ステル化グリコシド化合物(I)のアルキルエステル置
換度に応じて任意に選択することができる。反応温度は
0〜150℃、好ましくは20〜90℃である。温度が
90℃を越えると、ジエステルの生成等の副反応が顕著
になるため好ましくない。又、低すぎる場合には、エス
テル化に要する時間が長くなるため好ましくない。反応
時間は温度にもよるがl〜20時間で充分である。
以上、溶媒及び環状無水物の使用量、反応時間、反応温
度等を任意に設定することにより、所望のエステル置換
度を持つエステル化グリコシド(1)を生成させること
ができる。
度等を任意に設定することにより、所望のエステル置換
度を持つエステル化グリコシド(1)を生成させること
ができる。
このようにして得られたエステル化グリコシド(I)は
カルボン酸型であり、必要に応じてアルカリ性物質で中
和して、その中和塩として使用することができる。アル
カリ性物質を、もしそれが固体であれば濃度1〜40%
の水溶液として一般式(1)においてMが水素原子であ
るカルボン酸型エステル化グリコシドに対して当モル加
え、70℃以下の温度で約1時間攪拌することによって
、中和塩とすることができる(中和工程)。
カルボン酸型であり、必要に応じてアルカリ性物質で中
和して、その中和塩として使用することができる。アル
カリ性物質を、もしそれが固体であれば濃度1〜40%
の水溶液として一般式(1)においてMが水素原子であ
るカルボン酸型エステル化グリコシドに対して当モル加
え、70℃以下の温度で約1時間攪拌することによって
、中和塩とすることができる(中和工程)。
アルカリ性物質としては、水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム、水酸化リチウム、水酸化バリウム、炭酸水素ナ
トリウム、炭酸水素カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カ
リウムなどの無機アルカリあるいはモノエタノールアミ
ン、ジェタノールアミン、トリエタノールアミン、塩基
性アミノ酸等をあげることができる。
リウム、水酸化リチウム、水酸化バリウム、炭酸水素ナ
トリウム、炭酸水素カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カ
リウムなどの無機アルカリあるいはモノエタノールアミ
ン、ジェタノールアミン、トリエタノールアミン、塩基
性アミノ酸等をあげることができる。
このようにして得られたエステル化グリコシド(1)含
有混合物の中に存在する溶媒を、先ず減圧下で加熱して
留去した後(脱溶媒工程)、残存する無機塩及び有機塩
を電気透析、イオン交換樹脂・吸着剤等による吸着、あ
るいは溶剤精製等により除去(脱塩工程)することがで
きるが、用途によっては上記の中和工程、脱溶媒工程、
脱塩工程を省略することもできる。
有混合物の中に存在する溶媒を、先ず減圧下で加熱して
留去した後(脱溶媒工程)、残存する無機塩及び有機塩
を電気透析、イオン交換樹脂・吸着剤等による吸着、あ
るいは溶剤精製等により除去(脱塩工程)することがで
きるが、用途によっては上記の中和工程、脱溶媒工程、
脱塩工程を省略することもできる。
以上の様にして得られる本発明のエステル化グリコシド
化合物(1)は、生物分解性の良いエステル基、グリコ
シド基を持つ新規なアニオン性界面活性剤であり、皮膚
、毛髪に対してマイルドで、人体、生物及び環境に対す
る安全性が高く、しかも起泡性、耐硬水性、水への溶解
性が高いなど、優れた界面科学的な特徴を持つという特
徴を有し、洗浄剤等の幅広い分野で使用することができ
る。
化合物(1)は、生物分解性の良いエステル基、グリコ
シド基を持つ新規なアニオン性界面活性剤であり、皮膚
、毛髪に対してマイルドで、人体、生物及び環境に対す
る安全性が高く、しかも起泡性、耐硬水性、水への溶解
性が高いなど、優れた界面科学的な特徴を持つという特
徴を有し、洗浄剤等の幅広い分野で使用することができ
る。
以下、本発明を実施例によって具体的に説明するが、本
発明はこれらの実施例によって限定されるものではない
。
発明はこれらの実施例によって限定されるものではない
。
実施例1
a) ラウリルアルコール4890g (26,3+n
ol)、無水グルコース789g(4,38mol)及
びパラトルエンスルホン酸1水和物11.7g(0,0
6mol)を101フラスコ中で加熱攪拌した。100
℃まで昇温の後、系内圧力を4Qm+nHgとして脱水
反応を開始した。この際、反応混合液中に窒素を0.
lNm3/hrで吹き込み、生成する水を効率よく除去
する様にした。反応開始7.5時間でグルコースが消費
されたことを目視にて確認し、減圧を解除し、冷却の後
、NaOH水を加えて中和した。
ol)、無水グルコース789g(4,38mol)及
びパラトルエンスルホン酸1水和物11.7g(0,0
6mol)を101フラスコ中で加熱攪拌した。100
℃まで昇温の後、系内圧力を4Qm+nHgとして脱水
反応を開始した。この際、反応混合液中に窒素を0.
lNm3/hrで吹き込み、生成する水を効率よく除去
する様にした。反応開始7.5時間でグルコースが消費
されたことを目視にて確認し、減圧を解除し、冷却の後
、NaOH水を加えて中和した。
副生ずる多糖を濾別し、次いで濾液を180℃、0、3
mmHgの条件で蒸留して、ラウリルグリコシド140
0 gを得た。得られたラウリルグリコシドの平均糖縮
合度は1.2であった。又、水酸基価をAOC3法で測
定したところ678.5であった。
mmHgの条件で蒸留して、ラウリルグリコシド140
0 gを得た。得られたラウリルグリコシドの平均糖縮
合度は1.2であった。又、水酸基価をAOC3法で測
定したところ678.5であった。
b〉 上記ラウリルグリコシド50g(0,131mo
l)をDMF 50mj!に溶解させ、細かく粉砕した
無水マレイン酸12.9g (0,131mol)を加
えて60℃で2時間攪拌した。次いで炭酸水素ナトリウ
ム11、0g(0,131mol)を含む水溶液100
gを約30分かけて滴下しNa塩とした。この反応混
合物から水及びDMFをエバポレーターを用い減圧下に
加熱して留去した。残留物をメタノール50rn1に溶
解させ、この溶液をアセトン500d中に加えた。生成
した沈殿を濾取し、乾燥させることによって、白色粉末
綿57gを得た。
l)をDMF 50mj!に溶解させ、細かく粉砕した
無水マレイン酸12.9g (0,131mol)を加
えて60℃で2時間攪拌した。次いで炭酸水素ナトリウ
ム11、0g(0,131mol)を含む水溶液100
gを約30分かけて滴下しNa塩とした。この反応混
合物から水及びDMFをエバポレーターを用い減圧下に
加熱して留去した。残留物をメタノール50rn1に溶
解させ、この溶液をアセトン500d中に加えた。生成
した沈殿を濾取し、乾燥させることによって、白色粉末
綿57gを得た。
得られたラウリルグリコシドのマレイン酸ハーフエステ
ルNa塩の水酸基価は384.2、又ケン化価は103
.9であった。
ルNa塩の水酸基価は384.2、又ケン化価は103
.9であった。
IR(cm−’、 KBr錠剤)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記の一般式(I)で示されるエステル化グリコシ
ド。 A(Gn)[(R^1O)xB]y( I ) 〔但し式中Gn:炭素数5〜6を有する還元糖、又はそ
の縮合体(但しnはその縮合度を示し、平均値が1〜1
0の数を示す)におけるすべての非グリコシド性水酸基
の水素原子及びグリコシド性水酸基の水素原子を除いた
あとに残る糖残基を示す。 A:A基は糖残基GnとO−グリコシド結合で結合し、
R^2(OR^3)z基を示す。ここでR^2は直鎖又
は分岐鎖の炭素数2〜22のアルキル基、アルケニル基
又はアルキルフェニル基を示し、R^3は炭素数2〜4
のアルキレン基を示し、zは平均値が0〜20の数を示
す。 R^1:炭素数2〜4のアルキレン基であり、その一方
の末端は糖残基Gnにおける非グリコシド性水酸基由来
の酸素原子とエーテル結合し、他の末端はB基とエーテ
ル結合しているものである。 x:(炭素数5〜6を有する還元糖又はその縮合体にお
ける非グリコシド性水酸基に対するアルキレンオキシド
全付加モル数)/yを示し、0〜10の数である。 y:炭素数5〜6を有する還元糖又はその縮合体におけ
る非グリコシド性水酸基の数を示す。 B:水素原子又は▲数式、化学式、表等があります▼基
を示す。 但し、y個のB基のうち、少なくとも1個は ▲数式、化学式、表等があります▼基である。ここでM
は水素原子、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモ
ニウム、炭素数2〜3のモノ,ジ若しくはトリアルカノ
ールアンモニウム、炭素数1〜5のアルキル基置換アン
モニウム、アルキル基置換ピリジニウム又は塩基性アミ
ノ酸を示す。 D:−CH_2=CH_2−基、▲数式、化学式、表等
があります▼基、▲数式、化学式、表等があります▼基
若しくは▲数式、化学式、表等があります▼基である。 X:水素原子、炭素数6〜20のアルキル 若しくはアルケニル基を示す。〕 2 一般式( I )に於て、糖残基Gnがグルコース又
はその縮合体のすべての非グリコシド性水酸基の水素原
子及びグリコシド性水酸基の水素原子を除いたあとに残
る糖残基である請求項1記載のエステル化グリコシド。 3 一般式( I )に於て、A基が直鎖又は分岐鎖の炭
素数8〜20のアルキル基であり、Z=0であり、n=
1である請求項2記載のエステル化グリコシド。 4 下記の一般式(II)で示されるグリコシド化合物又
はそのアルキレンオキシド付加体又はそれらの混合物を
非アルコール性溶媒中ジカルボン酸無水物と反応させる
ことを特徴とするエステル化グリコシドの製造方法。 A(Gn)[(R^1O)xH]y(II) 〔但し、式中Gn:炭素数5〜6を有する還元糖、又は
その縮合体(但しnはその縮合度を示し、平均値が1〜
10の数を示す)におけるすべての非グリコシド性水酸
基の水素原子及びグリコシド性水酸基の水素原子を除い
たあとに残る糖残基を示す。 A:A基は糖残基GnとO−グリコシド結合で結合し、
R^2(OR^3)z基を示す。ここでR^2は直鎖又
は分岐鎖の炭素数1〜22のアルキル基、アルケニル基
又はアルキルフェニル基を示し、R^3は炭素数2〜4
のアルキレン基を示し、zは平均値が0〜20の数を示
す。 R^1:炭素数2〜4のアルキレン基であり、その一方
の末端は糖残基Gnにおける非グリコシド性水酸基由来
の酸素原子とエーテル結合し、他の末端はB基とエーテ
ル結合しているものである。 x:(炭素数5〜6を有する還元糖又はその縮合体にお
ける非グリコシド性水酸基に対するアルキレンオキシド
全付加モル数)/yを示し、0〜10の数である。 y:炭素数5〜6を有する還元糖又はその結合体におけ
る非グリコシド性水酸基の数を示す。〕
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9172690A JPH03291294A (ja) | 1990-04-06 | 1990-04-06 | エステル化グリコシド及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9172690A JPH03291294A (ja) | 1990-04-06 | 1990-04-06 | エステル化グリコシド及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03291294A true JPH03291294A (ja) | 1991-12-20 |
Family
ID=14034510
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9172690A Pending JPH03291294A (ja) | 1990-04-06 | 1990-04-06 | エステル化グリコシド及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03291294A (ja) |
-
1990
- 1990-04-06 JP JP9172690A patent/JPH03291294A/ja active Pending
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