JPH0329140Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0329140Y2 JPH0329140Y2 JP1984049528U JP4952884U JPH0329140Y2 JP H0329140 Y2 JPH0329140 Y2 JP H0329140Y2 JP 1984049528 U JP1984049528 U JP 1984049528U JP 4952884 U JP4952884 U JP 4952884U JP H0329140 Y2 JPH0329140 Y2 JP H0329140Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mount
- shaping
- magazine
- shaping device
- take
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Container Filling Or Packaging Operations (AREA)
- Supplying Of Containers To The Packaging Station (AREA)
- Making Paper Articles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(考案の利用分野)
本考案は、紙製包装用台紙を用いた包装体の自
動包装に使用される装置に関し、代表的には、ガ
ラスタンブラーのような大量生産品を、数個一ま
とめとして包装体とするために用いられる折曲げ
紙製包装用台紙の整形を、無人自動化して行なえ
るようにした紙製包装用台紙の自動繰り出し整形
装置に関する。 (考案の背景) 以下の説明は、本考案が代表的に適用されるガ
ラスダンブラーの3個を一組として包装する場合
を例にとつて行なうものとするが、本考案がこれ
に限定される趣旨のものではない。 従来より、第1図に示すような比較的厚紙の台
紙1に、所定の切込み、折り線を設けてこれを包
装容器として利用するようにした包装形式はよく
知られている。第1図は本願装置に用いられる包
装容器の一例であり、台紙1において2,2,
2,2はそれぞれ折り線であり、これによつて台
紙1は、中央の底片3、その両側の側壁片4,
5、両端の蓋片6,7に区画される。また前記一
方の蓋片6には、U字形の舌片9,,9,9の先
端を蓋片6の端部に向けた姿勢をなした状態で区
画するように切込孔8,8,8が刻設され、他方
の蓋片7には、矢印図形状の差込舌片10,1
0,10がその先端を蓋片7の端部に向けた姿勢
で刻設されている。これら差込舌片10と切込孔
8とは、差込舌片を切込孔に差込みするという一
対の組合せ関係をなすものであり、この図示のも
のでは、3個のガラスダンブラーを一まとめして
包装するものであるところから、前記組合せのも
のは3対に設けられている。 なお、側壁片4および5には、図の上下に接す
る折り線2,2にそれぞれ連らなるように上・下
対をなす3対の山形切込み11,12が刻設され
ているが、これは、包装対象とするタンブラーの
外周の一部を同切込み11,12部分で係合させ
ることにより位置決めをなすためのものである。
また2′は各タンブラー毎に台紙を切離せるよう
にしたミシン目である。 このような台紙1を用いた3個のタンブラーを
一まとめとした包装は、従来は手作業によつて第
2図のA→B→Cの順序に行なわれている。 すなわち、まず台紙1の底片3両側の折り線を
折曲させて第2図のA状態を作り、これに3個の
タンブラー13を並べて底片3上に載置し、側壁
片4,5の上方の折り線2,2を折曲させて蓋片
6更にその上に蓋片7を重ね合せて第2図Bの状
態とする。 次いでステイツク状の道具を用いて差込舌片1
0を切込孔8側に押込み、差込舌片10の矢印の
えら部を切込孔8の裏面側において該孔8の外縁
に掛止めさせ、第2図Cに示したようなロツクさ
れた包装体に仕上げるのである。 しかし、かかる一連の作業を全て手作業によつ
て行なつている従来の状況では、その作業能率は
極めて低く、したがつて極く小数ロツトの包装処
理の場合を除いて、包装自動化の要望は高くなつ
ているが、未だこれに適応できる自動化した装
置、設備はみられていない。 本考案者等は、かかる現状の下で、前記した形
式の包装台紙を利用した包装一連作業の自動化に
ついて種々検討を重ねて本考案をなすに至つたも
のである。 (考案の目的) 本考案は、前記した第1図、第2図で説明され
るような包装台紙による包装作業のうち、特に作
業の第一段階として必要となつている台紙の整形
工程、すなわち台紙を被収物の収容が容易となる
形状の容器に折曲整形する工程を、機械的に自動
化して行なうことができるようにした紙製包装用
台紙の自動繰り出し整形装置を提供せんとするも
のである。 (考案の概要) 前記した目的を達成するために、特に一連の自
動包装設備に適した構成を提供する本考案の紙製
包装用台紙の自動繰り出し整形装置の特徴は、折
曲げ組立て可能の台紙を多数枚積載した状態の端
から一枚宛繰り出し可能に収納したマガジンと、
前記マガジンから台紙を一枚宛取り出して整形位
置に導く取出し杆と、整形位置に導かれた台紙を
略正立U字状に整形させる整形装置とを備え、前
記マガジンは、組立て済み台紙に製品を送り込む
ために前記整形装置の上方位置から片側にずれて
配置される製品挿入装置と対向するように、前記
上方位置から反対側にずれて配置されると共に、
積載最下端の台紙の表面を該整形装置に略向ける
ように傾斜して設けられ、このマガジンから台紙
を取り出しする取出し杆は、前記台紙の底片を吸
着保持した状態で円弧状の軌跡に沿つて整形位置
まで移動するように設けられ、前記整形装置は、
前記軌跡の両側にそれぞれ配置された固定受け
が、前記移動する台紙の底片両側の側壁片に係合
することで該側壁片を底片に対し折曲げ起立させ
るよう構成されているところにある。 (考案の実施例とその効果) 以下本考案の一実施例を図面第3図〜第6図に
基づいて説明するが、本実施例において使用する
包装台紙は第1図に示したものと同じであり、し
たがつて第1図および第2図で説明した符号は以
下の図においてもそのまま使用するものとした。 また、本考案装置は、本考案者等が開発した一
連の自動包装設備に組込まれることによつて最も
有効にその機能、効果を発揮するので、かかる一
連設備と共に併せて説明する。 ここで前記一連の設備における包装作業の工程
は、台紙1を第2図Aの姿勢に整形・準備する第
1工程、次いでこの姿勢の台紙1の底片3上に3
個のタンブラーを整列・位置決めして載置させる
第2工程、次いで一対の蓋片6,7を所定の順序
で重ね合せさせながら、ロツク作業の位置に移送
する第3工程、更に、ロツク作業の位置に移入さ
れた包装体に対し、差込舌片10を切込孔8内に
押込むことで掛止めロツクさせる第4工程、の第
1〜第4の工程として構成されている。 第3図はそのうちの第1工程を行なう紙製包装
用台紙の自動繰り出し装置を示す図であつて、こ
の装置は本実施例の特徴的部分であるので、その
説明は後述し、以下第2工程〜第4工程を説明す
る。 第2工程は第3図Fの状態に整形された台紙1
に対して、3個のタンブラーを一定の位置関係で
その底片3上に載置させる工程であり、第4図に
より説明される。 第4図に示された装置は、3個づつのタンブラ
ー13を、前記の如く整形された台紙1の底片3
上に整置合せしめながら積み込み挿入する装置で
あり、前記第3図Fで示される位置の整形台紙1
に対して若干上方において、後述するマガジンと
は反対側に位置するよう設けられている。 本例の積み込み挿入装置は、第4図Gに示され
る水平姿勢から、第4図Hの傾動姿勢の間で、軸
14を中心として傾動を繰り返すように設けられ
た積み込みトレイ15からなり、その上面側には
隔壁によつて区画された3線のトラフ16,1
6,16が形成されている。そしてこれらトラフ
の上流側にはタンブラーの上部が衝当してタンブ
ラーを横倒させるストツパ17が架設されると共
に、トラフの下流側にはトラフの底板との間でタ
ンブラーが倒れて滑り落ちることができる程度の
間隙を保つて跳り防止バー17′が架設されてい
る。積み込みトレイ15の傾動は、図示しないエ
アシリンダ装置によつて駆動され、これは第1工
程での台紙1の整形とタイミングを合わせて繰り
返し行なわれる。 そして、この積み込みトレイ15に対しては、
第4図Gに示す如く、適宜のコンベア18によつ
てタンブラーを送り込みするようになつている
が、傾動によつて台紙1に落し込むタンブラーは
一度に3個づつであるから、前記積み込みトレイ
15上には、これの傾動とタイミングを合わせて
3個づつのタンブラーだけが載るような送り込み
制御手段(図示せず)を設けることが通常は必要
とされる。 而して、第4図Gの状態に3個のタンブラー1
3が載つた積み込みトレイ15を、第3図Hの状
態に傾動させると、トレイ15上のタンブラー1
3は、ストツパ17に当たることで倒れ、この状
態でトラフ内を滑りながら下方の台紙1上に落し
込まれる。17′は跳ね上げ防止用の跳ね上り防
止バーで、タンブラーがトラフから外に飛び出る
のを防止するようにしている。 以上によつて第2工程は終了し、第4図Iに示
す如く、整形された台紙1の底片3上に3個のタ
ンブラー13が載置される。 なお第2工程は、既述の説明から明らかである
ように、マガジン14と積み込み挿入装置を対向
させた位置の間で行なわせることができ、設備的
に容積をとらず実用上極めて有利なものとなつて
いる。 次ぎに第3工程について説明すると、これは第
4工程Iの状態で示されるタンブラーの載つた台
紙1を、その蓋片6,7を折曲げして最終の包装
体のロツクを行なわせる準備状態となすための工
程であり、折曲げの状態は第5図に示した。 本例におけるこのような蓋片6,7の折曲げ
は、搬送途中に沿設した屈曲状態のガイドバーを
利用して行なう周知の方法によればよく、ガイド
バーの図示は省略した。 そしてこの第3工程を所定の搬送路途中で行な
わせるようにしているのは、前記した台紙1の整
形、タンブラーの落し込み作業位置と、差込舌片
10を切込孔8内に押込みさせるロツク作業位置
とは、設備上あるいは作業能率上、別の位置とす
ることがよいという要請にうまく合致し、全体設
備の無駄のない構成・レイアウトを実現してい
る。 次ぎに、第3工程を経て第5図Jの状態に台紙
1が更に整形された包装体(ロツク前の包装体)
は、ロツク作業位置に移入され、第4工程のロツ
ク作業が行なわれる。第6図はこのロツク作業の
直前の状態を示す図で、19は差込舌片10を切
込孔8内に押込みさせて差込舌片10と切込孔8
の間のロツクを行なうための作業爪で、各ロツク
位置に対応して3個設けられており、各作業爪1
9の上端は図示しない往復動装置に連結された基
体20に取り付けられている。そして、この基体
20を下降させて、3ケ所の差込舌片を同時に切
込孔8内に押し込みさせるようにしている。 次ぎに本考案による紙製包装用台紙の自動繰り
出し整形装置の一実施例を第3図に基づいて詳細
に説明する。 図中、21は平状の台紙1を多数枚積層状態で
収容する台紙マガジンで、その開口22端側を前
記積み込み挿入装置に対向するように配設されて
いる。そして、台紙1はマガジン21の開口22
端に向つてバネ等により最下層の一枚が臨むよう
に押圧され、開口22端の縁フランジ23により
係止されている。またこの台紙1は、包装時の外
面をマガジン開口22端から外に臨むように収容
されていると共に、後記する取出し杆24によつ
て縁フランジ23を乗り越えて、一枚づつマガジ
ン21から取出しできるようになつている。 本例の前記取出し杆24は、軸25を中心とし
た円弧に沿つて揺動する円弧部24aをもつよう
に設けられており、エアシリンダ装置26により
第3図のD(台紙繰り出し準備位置)→E(台紙引
き出し状態)→F(台紙整形位置)→Dの姿勢変
化を繰り返すようになつている。そしてこの取出
し杆24の円弧部24aの先端には図示しない真
空装置と連結したバキユームパツト27が備えら
れており、このバキユームパツト27はマガジン
21内の開口に臨んだ台紙1の底片3面に係合し
てこれを吸着保持できるようになつている。 而して、取出し杆24を揺動させて第3図Dの
状態に位置させた後、バキユームパツト27によ
つて台紙の底片を吸引して密着させ、次いで取出
し杆24を図の反時計回りに揺動させることで一
枚の台紙1をマガジン21から引き出すことがで
きる。第3図Eはこの台紙1を引き出した状態を
示している。 また前記取出し杆24に対しては、その円弧部
24aの運動軌道を挾むようにして2対の受け棒
28,29が配置されており、これら受け棒2
8,29は、マガジン21から引き出された台紙
1の側壁片4を底片3の両側に折り線に沿つて起
立させることで略正立U字状に整形させ、次工程
におけるタンブラーの受け入れを行なえる状態に
整えさせる受け部材をなすものである。この場合
に、タンブラーの受け入れの際に台紙1の上方側
が若干広めに開いていることが好ましいから、前
記上段側の受け棒28の一対間の間隔を若干広
く、また下段側の受け棒29の一対間の間隔を若
干狭くして設けている。 またマガジン21から引き出された台紙は、受
け部材をなす受け棒28,29により略正立U字
状に整形された第3図Fの状態とされるが、この
状態でバキユームパツトによる吸引を解除する
と、台紙1の弾性復元力によつて整形した台紙1
の形状がくずれるので、本例ではタンブラーが落
し込まれるまでバキユームパツト27によつて台
紙1の底片3の吸着状態を維持させることがよ
い。 以上述べた本実施例によれば、マガジン内に多
数枚積層された平状の台紙を、取出し杆の先端に
設けられたバキユームパツトにより一枚宛取り出
し、これをバキユームパツトと共に下方に移動さ
せながら、バキユームパツトの移動軌跡両側に配
設された受け部材により、台紙の底片両側の側壁
片を折り線に沿つて起立させて略正立U字状に整
形し、その整形位置でタンブラーを台紙上方から
落し込ませることができるので、従来全て手作業
によつて行なつていたこの種の台紙整形作業が全
て自動化され、その作業能率は従来の数10倍にも
達する極めて有効なものとなつた。 (考案の変形例とその効果) 本考案の整形装置は、前記説明した一連の設備
の一部として好適に用いられることは既述の通り
であるが、これのみに限定されず、整形装置単独
に使用しても充分に効果を奏するものであるし、
また他の変更した設備と組合せしてもよい。 また、マガジンの配置姿勢は第3図のように傾
斜した姿勢に限定されず、例えば垂直上方に位置
させて台紙を下向きに引き出すようにさせてもよ
く、その場合には取り出し杆の移動軌跡を直線状
にすることができる。 さらに受け部材は第3図に示すような上下に2
対設けられた受け棒に限定されず、平板状の板材
を取出し杆の軌跡を挾むようにして設けてもよ
く、要は取出し杆によつてマガジンから取り出さ
れた台紙の側壁片を底片の両側に起立させるもの
であればよいのである。 (考案の効果) 以上述べた如く本考案よりなる紙製包装用台紙
の自動繰り出し整形装置は、比較的簡単な構成に
よつて従来実現されなかつたこの種の整形の自動
化を実現し、しかも整形状態も従来の手作業で行
なつていたものに比べて安定、良好となり、特
に、整形した台紙に製品を挿入する装置と、多数
枚の台紙を積層するマガジンと、整形装置の配置
関係をコンパクトにまとめることができるので、
一連の自動化設備への適用性にも優れているなど
その有用性は極めて大なるものである。
動包装に使用される装置に関し、代表的には、ガ
ラスタンブラーのような大量生産品を、数個一ま
とめとして包装体とするために用いられる折曲げ
紙製包装用台紙の整形を、無人自動化して行なえ
るようにした紙製包装用台紙の自動繰り出し整形
装置に関する。 (考案の背景) 以下の説明は、本考案が代表的に適用されるガ
ラスダンブラーの3個を一組として包装する場合
を例にとつて行なうものとするが、本考案がこれ
に限定される趣旨のものではない。 従来より、第1図に示すような比較的厚紙の台
紙1に、所定の切込み、折り線を設けてこれを包
装容器として利用するようにした包装形式はよく
知られている。第1図は本願装置に用いられる包
装容器の一例であり、台紙1において2,2,
2,2はそれぞれ折り線であり、これによつて台
紙1は、中央の底片3、その両側の側壁片4,
5、両端の蓋片6,7に区画される。また前記一
方の蓋片6には、U字形の舌片9,,9,9の先
端を蓋片6の端部に向けた姿勢をなした状態で区
画するように切込孔8,8,8が刻設され、他方
の蓋片7には、矢印図形状の差込舌片10,1
0,10がその先端を蓋片7の端部に向けた姿勢
で刻設されている。これら差込舌片10と切込孔
8とは、差込舌片を切込孔に差込みするという一
対の組合せ関係をなすものであり、この図示のも
のでは、3個のガラスダンブラーを一まとめして
包装するものであるところから、前記組合せのも
のは3対に設けられている。 なお、側壁片4および5には、図の上下に接す
る折り線2,2にそれぞれ連らなるように上・下
対をなす3対の山形切込み11,12が刻設され
ているが、これは、包装対象とするタンブラーの
外周の一部を同切込み11,12部分で係合させ
ることにより位置決めをなすためのものである。
また2′は各タンブラー毎に台紙を切離せるよう
にしたミシン目である。 このような台紙1を用いた3個のタンブラーを
一まとめとした包装は、従来は手作業によつて第
2図のA→B→Cの順序に行なわれている。 すなわち、まず台紙1の底片3両側の折り線を
折曲させて第2図のA状態を作り、これに3個の
タンブラー13を並べて底片3上に載置し、側壁
片4,5の上方の折り線2,2を折曲させて蓋片
6更にその上に蓋片7を重ね合せて第2図Bの状
態とする。 次いでステイツク状の道具を用いて差込舌片1
0を切込孔8側に押込み、差込舌片10の矢印の
えら部を切込孔8の裏面側において該孔8の外縁
に掛止めさせ、第2図Cに示したようなロツクさ
れた包装体に仕上げるのである。 しかし、かかる一連の作業を全て手作業によつ
て行なつている従来の状況では、その作業能率は
極めて低く、したがつて極く小数ロツトの包装処
理の場合を除いて、包装自動化の要望は高くなつ
ているが、未だこれに適応できる自動化した装
置、設備はみられていない。 本考案者等は、かかる現状の下で、前記した形
式の包装台紙を利用した包装一連作業の自動化に
ついて種々検討を重ねて本考案をなすに至つたも
のである。 (考案の目的) 本考案は、前記した第1図、第2図で説明され
るような包装台紙による包装作業のうち、特に作
業の第一段階として必要となつている台紙の整形
工程、すなわち台紙を被収物の収容が容易となる
形状の容器に折曲整形する工程を、機械的に自動
化して行なうことができるようにした紙製包装用
台紙の自動繰り出し整形装置を提供せんとするも
のである。 (考案の概要) 前記した目的を達成するために、特に一連の自
動包装設備に適した構成を提供する本考案の紙製
包装用台紙の自動繰り出し整形装置の特徴は、折
曲げ組立て可能の台紙を多数枚積載した状態の端
から一枚宛繰り出し可能に収納したマガジンと、
前記マガジンから台紙を一枚宛取り出して整形位
置に導く取出し杆と、整形位置に導かれた台紙を
略正立U字状に整形させる整形装置とを備え、前
記マガジンは、組立て済み台紙に製品を送り込む
ために前記整形装置の上方位置から片側にずれて
配置される製品挿入装置と対向するように、前記
上方位置から反対側にずれて配置されると共に、
積載最下端の台紙の表面を該整形装置に略向ける
ように傾斜して設けられ、このマガジンから台紙
を取り出しする取出し杆は、前記台紙の底片を吸
着保持した状態で円弧状の軌跡に沿つて整形位置
まで移動するように設けられ、前記整形装置は、
前記軌跡の両側にそれぞれ配置された固定受け
が、前記移動する台紙の底片両側の側壁片に係合
することで該側壁片を底片に対し折曲げ起立させ
るよう構成されているところにある。 (考案の実施例とその効果) 以下本考案の一実施例を図面第3図〜第6図に
基づいて説明するが、本実施例において使用する
包装台紙は第1図に示したものと同じであり、し
たがつて第1図および第2図で説明した符号は以
下の図においてもそのまま使用するものとした。 また、本考案装置は、本考案者等が開発した一
連の自動包装設備に組込まれることによつて最も
有効にその機能、効果を発揮するので、かかる一
連設備と共に併せて説明する。 ここで前記一連の設備における包装作業の工程
は、台紙1を第2図Aの姿勢に整形・準備する第
1工程、次いでこの姿勢の台紙1の底片3上に3
個のタンブラーを整列・位置決めして載置させる
第2工程、次いで一対の蓋片6,7を所定の順序
で重ね合せさせながら、ロツク作業の位置に移送
する第3工程、更に、ロツク作業の位置に移入さ
れた包装体に対し、差込舌片10を切込孔8内に
押込むことで掛止めロツクさせる第4工程、の第
1〜第4の工程として構成されている。 第3図はそのうちの第1工程を行なう紙製包装
用台紙の自動繰り出し装置を示す図であつて、こ
の装置は本実施例の特徴的部分であるので、その
説明は後述し、以下第2工程〜第4工程を説明す
る。 第2工程は第3図Fの状態に整形された台紙1
に対して、3個のタンブラーを一定の位置関係で
その底片3上に載置させる工程であり、第4図に
より説明される。 第4図に示された装置は、3個づつのタンブラ
ー13を、前記の如く整形された台紙1の底片3
上に整置合せしめながら積み込み挿入する装置で
あり、前記第3図Fで示される位置の整形台紙1
に対して若干上方において、後述するマガジンと
は反対側に位置するよう設けられている。 本例の積み込み挿入装置は、第4図Gに示され
る水平姿勢から、第4図Hの傾動姿勢の間で、軸
14を中心として傾動を繰り返すように設けられ
た積み込みトレイ15からなり、その上面側には
隔壁によつて区画された3線のトラフ16,1
6,16が形成されている。そしてこれらトラフ
の上流側にはタンブラーの上部が衝当してタンブ
ラーを横倒させるストツパ17が架設されると共
に、トラフの下流側にはトラフの底板との間でタ
ンブラーが倒れて滑り落ちることができる程度の
間隙を保つて跳り防止バー17′が架設されてい
る。積み込みトレイ15の傾動は、図示しないエ
アシリンダ装置によつて駆動され、これは第1工
程での台紙1の整形とタイミングを合わせて繰り
返し行なわれる。 そして、この積み込みトレイ15に対しては、
第4図Gに示す如く、適宜のコンベア18によつ
てタンブラーを送り込みするようになつている
が、傾動によつて台紙1に落し込むタンブラーは
一度に3個づつであるから、前記積み込みトレイ
15上には、これの傾動とタイミングを合わせて
3個づつのタンブラーだけが載るような送り込み
制御手段(図示せず)を設けることが通常は必要
とされる。 而して、第4図Gの状態に3個のタンブラー1
3が載つた積み込みトレイ15を、第3図Hの状
態に傾動させると、トレイ15上のタンブラー1
3は、ストツパ17に当たることで倒れ、この状
態でトラフ内を滑りながら下方の台紙1上に落し
込まれる。17′は跳ね上げ防止用の跳ね上り防
止バーで、タンブラーがトラフから外に飛び出る
のを防止するようにしている。 以上によつて第2工程は終了し、第4図Iに示
す如く、整形された台紙1の底片3上に3個のタ
ンブラー13が載置される。 なお第2工程は、既述の説明から明らかである
ように、マガジン14と積み込み挿入装置を対向
させた位置の間で行なわせることができ、設備的
に容積をとらず実用上極めて有利なものとなつて
いる。 次ぎに第3工程について説明すると、これは第
4工程Iの状態で示されるタンブラーの載つた台
紙1を、その蓋片6,7を折曲げして最終の包装
体のロツクを行なわせる準備状態となすための工
程であり、折曲げの状態は第5図に示した。 本例におけるこのような蓋片6,7の折曲げ
は、搬送途中に沿設した屈曲状態のガイドバーを
利用して行なう周知の方法によればよく、ガイド
バーの図示は省略した。 そしてこの第3工程を所定の搬送路途中で行な
わせるようにしているのは、前記した台紙1の整
形、タンブラーの落し込み作業位置と、差込舌片
10を切込孔8内に押込みさせるロツク作業位置
とは、設備上あるいは作業能率上、別の位置とす
ることがよいという要請にうまく合致し、全体設
備の無駄のない構成・レイアウトを実現してい
る。 次ぎに、第3工程を経て第5図Jの状態に台紙
1が更に整形された包装体(ロツク前の包装体)
は、ロツク作業位置に移入され、第4工程のロツ
ク作業が行なわれる。第6図はこのロツク作業の
直前の状態を示す図で、19は差込舌片10を切
込孔8内に押込みさせて差込舌片10と切込孔8
の間のロツクを行なうための作業爪で、各ロツク
位置に対応して3個設けられており、各作業爪1
9の上端は図示しない往復動装置に連結された基
体20に取り付けられている。そして、この基体
20を下降させて、3ケ所の差込舌片を同時に切
込孔8内に押し込みさせるようにしている。 次ぎに本考案による紙製包装用台紙の自動繰り
出し整形装置の一実施例を第3図に基づいて詳細
に説明する。 図中、21は平状の台紙1を多数枚積層状態で
収容する台紙マガジンで、その開口22端側を前
記積み込み挿入装置に対向するように配設されて
いる。そして、台紙1はマガジン21の開口22
端に向つてバネ等により最下層の一枚が臨むよう
に押圧され、開口22端の縁フランジ23により
係止されている。またこの台紙1は、包装時の外
面をマガジン開口22端から外に臨むように収容
されていると共に、後記する取出し杆24によつ
て縁フランジ23を乗り越えて、一枚づつマガジ
ン21から取出しできるようになつている。 本例の前記取出し杆24は、軸25を中心とし
た円弧に沿つて揺動する円弧部24aをもつよう
に設けられており、エアシリンダ装置26により
第3図のD(台紙繰り出し準備位置)→E(台紙引
き出し状態)→F(台紙整形位置)→Dの姿勢変
化を繰り返すようになつている。そしてこの取出
し杆24の円弧部24aの先端には図示しない真
空装置と連結したバキユームパツト27が備えら
れており、このバキユームパツト27はマガジン
21内の開口に臨んだ台紙1の底片3面に係合し
てこれを吸着保持できるようになつている。 而して、取出し杆24を揺動させて第3図Dの
状態に位置させた後、バキユームパツト27によ
つて台紙の底片を吸引して密着させ、次いで取出
し杆24を図の反時計回りに揺動させることで一
枚の台紙1をマガジン21から引き出すことがで
きる。第3図Eはこの台紙1を引き出した状態を
示している。 また前記取出し杆24に対しては、その円弧部
24aの運動軌道を挾むようにして2対の受け棒
28,29が配置されており、これら受け棒2
8,29は、マガジン21から引き出された台紙
1の側壁片4を底片3の両側に折り線に沿つて起
立させることで略正立U字状に整形させ、次工程
におけるタンブラーの受け入れを行なえる状態に
整えさせる受け部材をなすものである。この場合
に、タンブラーの受け入れの際に台紙1の上方側
が若干広めに開いていることが好ましいから、前
記上段側の受け棒28の一対間の間隔を若干広
く、また下段側の受け棒29の一対間の間隔を若
干狭くして設けている。 またマガジン21から引き出された台紙は、受
け部材をなす受け棒28,29により略正立U字
状に整形された第3図Fの状態とされるが、この
状態でバキユームパツトによる吸引を解除する
と、台紙1の弾性復元力によつて整形した台紙1
の形状がくずれるので、本例ではタンブラーが落
し込まれるまでバキユームパツト27によつて台
紙1の底片3の吸着状態を維持させることがよ
い。 以上述べた本実施例によれば、マガジン内に多
数枚積層された平状の台紙を、取出し杆の先端に
設けられたバキユームパツトにより一枚宛取り出
し、これをバキユームパツトと共に下方に移動さ
せながら、バキユームパツトの移動軌跡両側に配
設された受け部材により、台紙の底片両側の側壁
片を折り線に沿つて起立させて略正立U字状に整
形し、その整形位置でタンブラーを台紙上方から
落し込ませることができるので、従来全て手作業
によつて行なつていたこの種の台紙整形作業が全
て自動化され、その作業能率は従来の数10倍にも
達する極めて有効なものとなつた。 (考案の変形例とその効果) 本考案の整形装置は、前記説明した一連の設備
の一部として好適に用いられることは既述の通り
であるが、これのみに限定されず、整形装置単独
に使用しても充分に効果を奏するものであるし、
また他の変更した設備と組合せしてもよい。 また、マガジンの配置姿勢は第3図のように傾
斜した姿勢に限定されず、例えば垂直上方に位置
させて台紙を下向きに引き出すようにさせてもよ
く、その場合には取り出し杆の移動軌跡を直線状
にすることができる。 さらに受け部材は第3図に示すような上下に2
対設けられた受け棒に限定されず、平板状の板材
を取出し杆の軌跡を挾むようにして設けてもよ
く、要は取出し杆によつてマガジンから取り出さ
れた台紙の側壁片を底片の両側に起立させるもの
であればよいのである。 (考案の効果) 以上述べた如く本考案よりなる紙製包装用台紙
の自動繰り出し整形装置は、比較的簡単な構成に
よつて従来実現されなかつたこの種の整形の自動
化を実現し、しかも整形状態も従来の手作業で行
なつていたものに比べて安定、良好となり、特
に、整形した台紙に製品を挿入する装置と、多数
枚の台紙を積層するマガジンと、整形装置の配置
関係をコンパクトにまとめることができるので、
一連の自動化設備への適用性にも優れているなど
その有用性は極めて大なるものである。
図面第1図は、本考案装置において使用される
紙製包装台紙の一例を示す展開図、第2図はこの
台紙による包装手順を説明するための図、第3図
〜第6図は本考案装置の実施例を説明するための
一連の自動包装設備を示した図であり、第3図は
台紙の整形工程、第4図はタンブラーの落し込み
工程、第5図はロツク前包装体の搬送折曲げ工
程、第6図はロツク作業工程の直前の状態をそれ
ぞれ示している。 1……包装台紙(台紙)、2……折り線、2′…
…ミシン目、3……底片、4,5……側壁片、
6,7……蓋片、8……切込孔、9……U字形舌
片、10……差込舌片、11,12……山形切
込、13……タンブラー、14……軸、15……
積み込みトレイ、16……トラフ、17……スト
ツパ、17′……跳り防止バー、18……コンベ
ア、19……作業爪、20……基体、21……台
紙マガジン(マガジン)、22……開口、23…
…縁フランジ、24……取出し杆、24a……円
弧部、25……軸、26……エアシリンダ装置、
27……バキユームパツト、28,29……受け
棒。
紙製包装台紙の一例を示す展開図、第2図はこの
台紙による包装手順を説明するための図、第3図
〜第6図は本考案装置の実施例を説明するための
一連の自動包装設備を示した図であり、第3図は
台紙の整形工程、第4図はタンブラーの落し込み
工程、第5図はロツク前包装体の搬送折曲げ工
程、第6図はロツク作業工程の直前の状態をそれ
ぞれ示している。 1……包装台紙(台紙)、2……折り線、2′…
…ミシン目、3……底片、4,5……側壁片、
6,7……蓋片、8……切込孔、9……U字形舌
片、10……差込舌片、11,12……山形切
込、13……タンブラー、14……軸、15……
積み込みトレイ、16……トラフ、17……スト
ツパ、17′……跳り防止バー、18……コンベ
ア、19……作業爪、20……基体、21……台
紙マガジン(マガジン)、22……開口、23…
…縁フランジ、24……取出し杆、24a……円
弧部、25……軸、26……エアシリンダ装置、
27……バキユームパツト、28,29……受け
棒。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 折曲げ組立て可能の台紙を多数枚積載した状態
の端から一枚宛繰り出し可能に収納したマガジン
と、前記マガジンから台紙を一枚宛取り出して整
形位置に導く取出し杆と、整形位置に導かれた台
紙を略正立U字状に整形させる整形装置とを備
え、 前記マガジンは、組立て済み台紙に製品を送り
込むために前記整形装置の上方位置から片側にず
れて配置される製品挿入装置と対向するように、
前記上方位置から反対側にずれて配置されると共
に、積載最下端の台紙の表面を該整形装置に略向
けるように傾斜して設けられ、このマガジンから
台紙を取り出しする取出し杆は、前記台紙の底片
を吸着保持した状態で円弧状の軌跡に沿つて整形
位置まで移動するように設けられ、前記整形装置
は、前記軌跡の両側にそれぞれ配置された固定受
けが、前記移動する台紙の底片両側の側壁片に係
合することで該側壁片を底片に対し折曲げ起立さ
せるよう構成されていることを特徴とする紙製包
装用台紙の自動繰り出し整形装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984049528U JPS60162018U (ja) | 1984-04-04 | 1984-04-04 | 紙製包装用台紙の自動繰り出し整形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984049528U JPS60162018U (ja) | 1984-04-04 | 1984-04-04 | 紙製包装用台紙の自動繰り出し整形装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60162018U JPS60162018U (ja) | 1985-10-28 |
| JPH0329140Y2 true JPH0329140Y2 (ja) | 1991-06-21 |
Family
ID=30566819
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984049528U Granted JPS60162018U (ja) | 1984-04-04 | 1984-04-04 | 紙製包装用台紙の自動繰り出し整形装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60162018U (ja) |
-
1984
- 1984-04-04 JP JP1984049528U patent/JPS60162018U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60162018U (ja) | 1985-10-28 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| FI97355C (fi) | Laitteisto pinkassa olevan paperitavaran pakkaamiseksi | |
| GB1485561A (en) | Method and apparatus for automatically loading cartons | |
| EP0361128B1 (en) | Unpacking and feeding device for packing container blanks | |
| US6694703B1 (en) | Method of and apparatus for accumulating and joining blanks of packets for block-shaped groups of articles | |
| JP2000226014A (ja) | パッケ―ジ裁断片を供給するための方法および装置 | |
| US4854931A (en) | Process and apparatus for dispensing and conveying individual articles in seriatim order | |
| US4693051A (en) | Machine for boxing items in groups | |
| JPH0329140Y2 (ja) | ||
| EP3655356A1 (en) | Carton stack divider and method for dividing a stack | |
| JP3577784B2 (ja) | 物品および紙片の挿入装置 | |
| US3952635A (en) | Vertical carton erector | |
| EP0521504A1 (en) | Wrap around caser | |
| EP1344716B1 (en) | Apparatus for the formation of a package | |
| EP0549484A1 (en) | Flexible apparatus and process for placing packages of different sizes in sleeve type boxes | |
| JPS644641Y2 (ja) | ||
| EP0160763A2 (en) | Case presenter apparatus and method | |
| US6213925B1 (en) | Method of and apparatus for transferring cigarette packet blanks into the receptacles of a conveyor | |
| US5058878A (en) | Cassette structure | |
| US3462914A (en) | Box closing machine | |
| US2860549A (en) | Box forming machine | |
| JPS6055365B2 (ja) | 紙巻きたばこのバツチの案内及び保持装置 | |
| JPS6328093Y2 (ja) | ||
| JPS62126035A (ja) | 2段積移送装置 | |
| JPS60210435A (ja) | 紙製包装台紙のロツクに用いる掛止装置 | |
| JPH08244719A (ja) | 自動封筒箱詰め装置 |