JPH0329268Y2 - - Google Patents

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JPH0329268Y2
JPH0329268Y2 JP18581585U JP18581585U JPH0329268Y2 JP H0329268 Y2 JPH0329268 Y2 JP H0329268Y2 JP 18581585 U JP18581585 U JP 18581585U JP 18581585 U JP18581585 U JP 18581585U JP H0329268 Y2 JPH0329268 Y2 JP H0329268Y2
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JP
Japan
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wheel
stopper rod
contact
vehicle body
floor surface
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、主として台車に用いるブレーキ機構
に関する。
従来の技術 従来の主として台車に用いるブレーキ機構は、
車体に直接或は車輪支持体を介して軸着された車
輪に対して、上方から被さる形で当接するように
ストツパー杆を前記車体若しくは前記車輪支持体
に回動自在に設けて成つていた。
考案が解決しようとする問題点 この従来のブレーキ機構は、制動力が弱く、し
かも一方向のみしか制動力を発揮しなかつた。一
般的な台車ではこれでも十分であつたが、特殊な
台車、例えば最近床面を乾燥させるために使用さ
れ始めた大型ドライヤー用の台車では、この上で
大型ドライヤーを作動させて使用するため、この
ドライヤーの振動によつてストツパー杆が振動
し、ストツパー杆と車輪の当接力が弱くなり、大
型ドライヤーの噴射力によつて台車が動き出す不
都合が発生するようになり、台車に於いても制動
力の強力なブレーキ機構の必要性が生じるように
なつた。
問題点を解決するための手段 本考案は、このような事情に鑑み開発され、車
輪をストツパー杆によつて持ち上げ、このストツ
パー杆と床面の接触によつて両方向強力に制動力
を発揮するようにしたものであり、本考案に係る
ブレーキ機構につき説明するに、その構成は、車
体1に直接或は車輪支持体1aを介して軸着され
た車輪2に対して、上方から被さる形で当接する
ようにストツパー杆3を前記車体1若しくは車輪
支持体1aに回動自在に設けて成るブレーキ機構
に於いて、ストツパー杆3の回動中心点をAと
し、車輪2の軸着部中心点をBとし、AB間の距
離をlとし、ストツパー杆3の長さ(Aからスト
ツパー杆3と車輪2が当接する点までの長さを言
うものとする)をmとし、Aを中心に半径mの円
弧を描いて車輪2の円周と交わる2点をC,
C′(下位にある方をC′とする)とし、車輪2の半
径をrとし、C′と床面の間隔をsとし、ストツパ
ー杆3の床面に接する部分の厚さ(ストツパー杆
3がC′の位置にあるときのC′からストツパー杆3
の最下端までの鉛直方向の長さを言うものとす
る)をtとした場合(以下A,B,C,C′,l,
m,r,s,tは上記のものをさすものとする)
に、AをC′の斜め上方に位置するようにし、且
つ、Bを中心にしてBから床面との接点に下ろし
た鉛直線より90度の角度内にC,C′を位置させ、
更に、C′の位置は、該部位に圧接するストツパー
杆3の外周の一部が床面に接触可能となり又該圧
接力により車輪2の回動を固定可能となる箇所に
限定し、通常はl+r>mだが、l,m,rの値
の内少なくとも一つを弾性的に可変とすることに
よつて一時的にl+r≦mが成り立つ様にし、更
にs<tであることを特徴とする。
作 用 本考案の作用を図面に基づき説明する。
先ず、ストツパー杆3を下ろすと、m<l+r
なのでストツパー杆3は、この端部がC点の所に
来た所で止まる。この状態では従来と同様に片方
向(第1図に於いて左方向)のみ制動力を発揮す
る。次にストツパー杆3の端部を強く下方に押し
込むと、l,m,rの値の内少なくとも一つが弾
性的に変化するので、一時的にm≧l+rの関係
が成り立ち、ストツパー杆3は、ABの延長線と
車輪2の円周との交点Dを乗り越えてC′点まで達
する。ストツパー杆3の端部がC′点まで来ると、
s<tであるので、略sとtの差の分だけ車輪2
は持ち上がる。この状態でAはC′の斜め上方に位
置しているので、Aに掛かる力によつてストツパ
ー杆3に第1図に於いて右周りのモーメントが生
じ、この力とl,m,rの何れかの弾性力が釣り
合つてストツパー杆3と車輪2はC′点に於いて強
く圧接した状態に保たれ、車輪2は固定された状
態になる。また、床面にはストツパー杆3の端部
が接するので、両方向に強力に制動力を発揮する
ことになる。
ブレーキを解除するには、ハンドル等を介して
車体1を下方に押し込むようにして少し前進させ
るか、或は車輪2を足で踏み付けて少し押すよう
にすると、車輪2と床面が接して車輪2が少し回
転し、これに伴なつてストツパー杆3の端部は
C′点からD点を乗り越えてC点の所まで来る。こ
のストツパー杆3を足先か或は手で持ち上げて車
体1に引つ掛けるか或は車体1に寄り掛けて置け
ば、ブレーキは完全に解除される。
実施例 本考案を図面に示す一実施例に基づいて更に詳
説する。
図中1は車体である。
2は車輪であり、車体1に直接或は車輪支持体
1aを介して軸着される。本実施例では車輪2を
車輪支持体1aを介して車体1に軸着してあり、
またこの車輪支持体1aは斜め上下方向に移動さ
せられるようになつており、このようにすれば、
車輪2が摩り減つてrが小さくなり、l+r>m
の関係が成り立たなくなつた場合(制動力が無く
なる)、車輪支持体1aを移動させてlを大きく
することによつて、再びl+r>mの関係を得る
ようにすることができる。
3はストツパー杆であり、車輪2に対して上方
から被さる形で当接するように車体1若しくは車
輪支持体1aに回動自在に設けられるのである
が、AがC′の斜め上方に位置するようにしてあ
り、且つ、Bを中心にしてBから床面との接点に
下ろした鉛直線より90度の角度内にC,C′を位置
させ、更に、C′の位置は、該部位に圧接するスト
ツパー杆3の外周の一部が床面に接触可能となり
又該圧接力により車輪2の回動を固定可能となる
箇所に限定している。この関係を得るには、mの
値をl+rの値よりも僅かに小さくし、ABを結
ぶ線が水平線に対して60度位になるようにすると
良い。この場合、C′の位置が、車輪2の床面との
接点にあまり近過ぎると(sの値が零に近付く
と)、ストツパー杆3と車輪2との押圧接触が簡
単に外れてしまうため、C′の位置は、なるべく前
記車輪2の床面との接点より遠ざける必要があ
り、容易に係合状態が外れることのない、即ちス
トツパー杆3の圧接力により車輪2の回動を固定
可能に保持する箇所に限定される。尚、ストツパ
ー杆3の水平部分にゴム等を巻着すると、より強
力な制動力が得られ都合が良い。
一方、l,m,rの値の内少なくとも一つを弾
性的に可変とすることによつて、通常はl+r>
mだが一時的にl+r≦mが成り立つようにする
のであるが、この具体的手段を挙げると、先ずl
の値を弾性的に可変とするには、車輪2をサスペ
ンシヨンの如く動く様にするか、或は、車輪支持
体1aと車体1の間にゴム、板バネ、コイルスプ
リング等の弾性体を介在させれば、ストツパー杆
3がD点を乗り越える際に一時的にlの値が小さ
くなり、上記の関係を満足させることができる。
mの値を弾性的に可変とするには、ストツパー
杆3の両脇部分の一部又は全部をコイルスプリン
グとするか、或は、ストツパー杆3の水平部分に
弾力性を持たせて撓むようにすれば、ストツパー
杆3がD点を乗り越える際に一時的にmの値が大
きくなるので、上記の関係を満足させることがで
きる。
rの値を弾性的に可変とするには、車輪2の材
質としてゴム等のように弾性を有する材質を用い
れば、ストツパー杆3がD点を乗り越える際にス
トツパー杆3が当接している車輪2の部分が凹
み、ここのrが一時的に小さくなるので、上記の
関係を満足させることができる。
以上の様にl,m,rの値を弾性的に可変とす
る手段は色々考えられ、特に限定されないが、本
実施例では第2図の如く、ストツパー杆3の水平
部分が撓むようにしてmの値が弾性的に可変する
ようにしてある。
考案の効果 以上のような構成からなる本考案は次のような
効果を有する。
本考案に係るブレーキ機構は、ストツパー杆3
がCの位置にあるときは、従来と同様に一方向の
み制動力を発揮する。この状態では、台車が後戻
りすると制動力が働くので、上り坂の所を台車を
押し上げる際便利である。
一方、ストツパー杆3がC′の位置にあるとき
は、車輪2は固定され、床面にはストツパー杆3
が接するので、両方向に強力に制動力を発揮す
る。また、台車の上で床面乾燥用の大型ドライヤ
ー等の機械を作動させても、従来のように機械の
振動によつてストツパー杆が振動し、これによつ
て制動力が弱くなるという様な不都合も生じなく
なつた。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は本考案の作用を示す構成図、第2図は車輪に当
接するストツパー杆を示す状態図、第3図は本考
案の斜視図である。 1……車体、1a……車輪支持体、2……車
輪、3……ストツパー杆。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体1に直接或は車輪支持体1aを介して軸着
    された車輪2に対して、上方から被さる形で当接
    するようにストツパー杆3を前記車体1若しくは
    車輪支持体1aに回動自在に設けて成るブレーキ
    機構に於いて、ストツパー杆3の回動中心点をA
    とし、車輪2の軸着部中心点をBとし、AB間の
    距離をlとし、ストツパー杆3の長さをmとし、
    Aを中心に半径mの円弧を描いて車輪2の円周と
    交わる2点をC,C′とし、車輪2の半径をrと
    し、C′と床面との間隙をsとし、ストツパー杆3
    の床面に接する部分の厚さをtとした場合に、A
    をC′の斜め上方に位置する様にし、且つ、Bを中
    心にしてBから床面との接点に下ろした鉛直線よ
    り90度の角度内にC,C′を位置させ、更に、C′の
    位置は、該部位に圧接するストツパー杆3の外周
    の一部が床面に接触可能となり又該圧接力により
    車輪2の回動を固定可能となる箇所に限定し、通
    常はl+r>mだが、l,m,rの値の内少なく
    とも一つを弾性的に可変とすることによつて一時
    的にl+r≦mが成り立つ様にし、更にs<tで
    あることを特徴とするブレーキ機構。
JP18581585U 1985-12-02 1985-12-02 Expired JPH0329268Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18581585U JPH0329268Y2 (ja) 1985-12-02 1985-12-02

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18581585U JPH0329268Y2 (ja) 1985-12-02 1985-12-02

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Publication Number Publication Date
JPS6292970U JPS6292970U (ja) 1987-06-13
JPH0329268Y2 true JPH0329268Y2 (ja) 1991-06-21

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ID=31134796

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18581585U Expired JPH0329268Y2 (ja) 1985-12-02 1985-12-02

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JPS6292970U (ja) 1987-06-13

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