JPH0329519Y2 - - Google Patents

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JPH0329519Y2
JPH0329519Y2 JP16242884U JP16242884U JPH0329519Y2 JP H0329519 Y2 JPH0329519 Y2 JP H0329519Y2 JP 16242884 U JP16242884 U JP 16242884U JP 16242884 U JP16242884 U JP 16242884U JP H0329519 Y2 JPH0329519 Y2 JP H0329519Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 「産業上の利用分野」 本考案は複数個のスラツトが開口部両側の竪枠
の長手方向の溝中を案内されて伸縮し該開口部を
開閉すると共にスラツトを傾動できるブラインド
の昇降開閉装置に関する。
「従来の技術」 従来この種ブラインドは開口部両側の竪枠によ
り案内される各スラツトを平行に保持し、スラツ
トを上昇、下降せしめ、上昇時には各スラツトを
束ねる昇降装置と各スラツトの回動角度を制御
し、保持する開閉角度保持装置とを有しており、
開口枠の上枠中に設けられた駆動軸に固定された
スプロケツトホイールに係合するチエーンにより
スラツトを上昇、下降する昇降装置を駆動せし
め、上記駆動軸に連結された運動の伝達手段によ
り開閉角度保持装置を駆動せしめるようになつて
いて、上記駆動軸を一方向に回転して昇降装置を
作動させ、その後駆動軸を逆転して開閉角度保持
装置を駆動するようになつているものがある。
この種ブラインドの昇降開閉装置の一例のスイ
ス特許第565935号明細書に記載の発明は駆動軸に
固定されたスプロケツトホイールに係合するチエ
ーンにより昇降装置を介して、スラツトを上昇、
下降せしめる。上記スラツトの上昇の初期或いは
下降の末期において、チエーンに設けた開放板
が、常時駆動軸に固定されたクラツチ箱と係合す
る摩擦クラツチを介して上記駆動軸に枢着された
揺動輪を固定部分に固定する係止手段を解放する
ようになつていて、揺動輪が固定部分から解放さ
れた時、揺動輪はクラツチ箱と一体(即ちスプロ
ケツトホイールと一体)に回動して、揺動輪に固
定された二本の緊張材を介してスラツトをその中
心に対して回動せしめ、スラツトの開閉角度の設
定を行つている。
「考案が解決しようとする問題点」 上記従来例の発明において、揺動輪の摩擦クラ
ツチは開放板による解放時以外はクラツチ箱と揺
動輪との摺動面は圧力を受け乍ら摺動しているた
め、駆動軸を駆動する動力は摺動抵抗による動力
損を生じ、互の摺動面は摩耗する。また摺動面は
この装置使用を中断するような場合には、その使
用中断中に錆び付きを起こすことになる。このよ
うな雨戸を兼用したブラインドでは長期不在の折
りは摩擦クラツチの摺動面は錆により固着する恐
れが多く、長時間休止後に動作できなくなるおそ
れが大きい。これと逆にスラツトを傾動させるリ
ンケージの抵抗が錆等で大きくなると摩擦クラツ
チ部分が滑つてスラツトの傾動ができなくなるお
それがある。
本考案は上記の問題点を解消し、摺動して摩耗
する部分のないブラインドの昇降開閉装置を提供
することを目的とする。
〔考案の構成〕
「問題点を解決するための手段」 本考案は枠体1によつて形成された開口部を開
放・閉鎖する各スラツト6……6はその両端がそ
れぞれ竪枠4,4の溝5,5内に嵌合された各連
結レバー10……10,10′の軸桿13……1
3,13′に固定されているとともに各連結レバ
ー10……10,10′はその両端において互に
屈折枢着部29を有するリンク28によつて連結
されており、最下端に位置する連結レバー10′
はその軸桿13′が竪枠内に位置する移動体15,
15に固定された軸受21,21に支持されてお
り、該移動体15,15は上枠2内に位置する主
軸30に固定されたスプロケツト37,37と竪
枠4,4下端に取付けられたスプロケツト38,
38とを噛合して配されたチエーン39,39に
該チエーンの移動に伴なつて該竪枠4,4の上・
下方向に移動可能に連結されており、最上端に位
置する連結レバー10,10の両端には該主軸3
0の端部にそれぞれ構成されかつ該主軸30の回
転の始めと終りに際して各スラツト6……6を一
定角度回転・保持させる開閉角度保持装置Aに設
けられた緊張材35,35,36,36の一端が
それぞれ連結されており、該軸桿に固定された各
スラツト6……6を一定角度回転させて該開口部
を閉鎖するように構成されたブラインドの昇降開
閉装置において、主軸30の端部にそれぞれ構成
された開閉角度保持装置Aは該主軸30の回転を
支持し該主軸30に固定されたスプロケツト3
7,37を挟んで配された軸受31,32,3
1,32と該軸受31,32に相対向してそれぞ
れ固定された円板33,34,33,34と、該
円板33,34間に配され円板33,34に固定
されたストツパー41,41と、該主軸30の外
周面に回転自在に嵌合して配されかつ該円板3
4,34に固定されたスリーブ42,42と、該
スリーブ42,42にその外周面と該スリーブの
内孔を連通して設けられた孔44,44と、該主
軸30の外周面に設けられ、スラツト6……6の
回転準備位置において前記スリーブ42,42の
孔44,44と連通する凹部45,45と、一端
が該スリーブ42,42の孔44,44を挿通
し、かつ該主軸30の凹部45,45に嵌入・解
離可能に配され、他端にローラー47,47が取
付けられたカムピン46,46と、カムピンに取
付けられたローラー47と、該カムピン46,4
6のローラー47,47が嵌合移動する円周孔5
3と該円周孔53に連なるカム孔54を備え固設
されたカム板52,52と、ばね56と該ばね5
6に押圧されたノツチを有し固設されたノツチ装
置と、該スラツト6……6の一定角度回転後、該
ノツチ係合して該スラツト6……6の回転を阻止
するべく該円板34の板面に設けられた係合部
と、一端を該円板33の板面に円板中心を挟んで
相対向して固定され、他端を前記最上端の連結レ
バー10,10の端部にそれぞれ固定された緊張
材35,36,35,36と、各スラツト6……
6の降下後、該スラツト6……6を閉鎖側に一定
角度回転させるべく前記ストツパー41に当接し
て前記カムピン46,46のローラー47,47
とカム板52,52のカム孔54との嵌合をはず
す前記チエーン39,39に設けられた突起4
0,40とからなり、該主軸30は接手手段を介
して駆動軸59に接続され、該駆動軸9はクラツ
チ手段を介してモーターMに連係する電動操作軸
87と手元操作部に連係する手動操作軸90にそ
れぞれ切り換え可能に接続されているブラインド
の昇降開閉装置である。
「作用」 ブラインドが開口部を閉じた状態において、主
軸30をブラインド開放方向に回転するとカムピ
ン46を介してスリーブ42は共に回転し、スリ
ーブ42と共に円板33,34が回転し、一方の
緊張材36が引張られてる。
このようにして主軸30の回転により該緊張材
の一方36,36に張力が与えられると最上部の
連結レバー10,10は軸桿13,13まわりに
一定角度回転するとともに該連結レバー10,1
0とリンク28によりそれぞれ連結された各連結
レバーもそれぞれ軸桿まわりに一定角度回転して
該軸桿に固定された各スラツト6……6を一定角
度回転させる。
このスラツト6……6の回動の間、ローラー4
7は円周孔53からカム孔54に移り、カムピン
46は主軸30の凹部より脱出する。円板34の
係止部にノツチが入り、円板33,34は回転を
制止され、次いで主軸30のみ回転し、チエーン
の突起40はストツパーと離れる。つづく主軸3
0の回転による移動体15,15の上方への移動
により最下端の連結レバー10′,10′は上方に
移動するとともに各連結レバーはリンク28の屈
折枢着部29をそれぞれ内側に折りたたみながら
上昇して前記開口部を開放する。
一方主軸30の逆回転により該移動体15,1
5は下方に移動するとともに最下端の連結レバー
10′,10′も下方に移動し、該連結レバー1
0′,10′の移動に伴ない各連結レバーはそれぞ
れ折りたたまれたリンク28を引きのばしながら
降下し、降下後、チエーンの突起40がストツパ
ー41に接してストツパー41を押して円板3
3,34を回動せしめ、他方の緊張材35を引張
つて前述したブラインド開放開始時と逆にスラツ
ト6……6を重ねる方向に回動する。円板33,
34の回転につれてスリーブ42、カムピン46
は共に回転して、ローラー47はカム孔54から
円周孔53に移り、カムピン46は主軸30の凹
部45に嵌入して主軸30と円板33,34は共
に回転する。ノツチは円板34の係止部から外れ
る。
「実施例」 以下、本考案をその実施例を示す添付図面によ
つて詳細に説明する。
第1図、第2図は本考案の実施例のブラインド
の昇降開閉装置、第3図はスラツトを示し、第1
図は側面断面図、第2図は正面断面図、第3図は
側面図である。
1は枠体であり、該枠体1は上枠2と下枠3と
竪枠4,4とから形成されている。
該竪枠4,4は横断面略方形状をなす中空体か
らなり、該竪枠4,4の相対向する面には長手方
向に沿うスリツトによつて分割されたそれぞれの
分割面を内側に折り曲げて形成した溝5,5が設
けられている。
6は該枠体1で形成された開口部を開放・閉鎖
するスラツト(羽根板)であり、該スラツト6は
水平面部7と該水平面部7の一方の側面に該水平
面部7と連続する湾曲面部8と該水平面部7の他
方の側面に該水平面部7と連続する屈曲面部9と
を備えている。該スラツト6は閉鎖状態におい
て、該湾曲面部8の端部が隣接するスラツト6の
屈曲面部9の端部と重畳するように組付けられて
いる。
10は連結レバーであり、該連結レバー10は
一方の端部に該レバーの板面に対し垂直方向に突
出する突起桿11と他方の端部に該突起桿11と
同方向に突出し、かつ該突起桿よりも短い係合桿
12と該突起桿11と反対側の板面中央部に軸桿
13を備えている。
該連結レバー10の軸桿13端部に前記スラツ
ト6の水平面部7の端部がそれぞれ固定され、該
連結レバー10の軸桿13は前記竪枠4の溝5内
に位置せしめられている。
14は最下端に位置する連結レバー10′を除
く該連結レバー10の軸桿13外周面に嵌合され
た軸受で、該軸受14は該軸桿13の回転を支持
するとともに竪枠4の溝5に該溝に沿つて上・下
方向に移動可能に嵌挿されている。
正面図の第4図、側面図の第5図、平面断面図
の第6図は装置下部の詳細を示す。
15は移動体であり、該移動体15はローラー
16,16を所定の間隔をもつて回転可能に支持
するローラー支持部17と該ローラー支持部17
の一方の側面に張り出した取付部18とから形成
されている。
19は該移動体15の取付部18に固定された
ピンである。
20は該移動体15の取付部18に形成された
フツク部で、該フツク部20は該ピン19と隣接
している。
21は該移動体15の取付部18板面に固定さ
れ、最下端に位置する連結レバー10′の軸桿1
3′を支持する軸受である。
該軸受21は方形状の基体部22と該基体部2
2の上面に一体に形成された方形状の突出部23
を備えているとともに該基体部22の前後の両側
面には凹部24,24が設けられ、該突出部23
には該凹部24,24と直交する方向に貫通孔2
5が設けてあり、該貫通孔25は一方の凹部24
側に開口部26が設けてある。
該軸受21は該突出部23の貫通孔25内にそ
の開口部26から嵌合挿入された連結レバー1
0′の軸桿13′を支持し、該基体部22の凹部2
4,24を前記竪枠4の溝5に嵌合させて該竪枠
4の上・下方向に移動可能に配されている。
27は前記移動体取付部18に設けられたピン
19の外周面に嵌挿された捩りばねであり、該捩
りばね27の一端は最下端に位置する連結レバー
10′に係合し、他端は該取付部18に形成され
たフツク部20に係合しており、該捩りばね27
は該連結レバー10′を常時第5図において反時
計回り方向のばね力を付勢している。
28は最下端に位置する連結レバー10′を含
む各連結レバー10の突起桿11同志および係合
桿12同志をそれぞれ連結するリンクであり、該
リンク28は屈折枢着部29を備えており、各連
結レバー10はトツグル機構によつて連結されて
いる。
第2図の上部および第7図(平面図)、第8図
(正面断面図)に示すように,30は前記枠体1
の上枠2内に配された主軸である。
31,32は該主軸30の端部に配され、該主
軸30に支持される軸受である。
33,34は該軸受31,32の外周面に相対
向して固定された円板である。
35,36は前記一方の円板33の板面に該円
板33の中心を挟んで相対向して一端を固定され
た緊張材であり、一方の緊張材35の他端は最上
部に位置する連結レバー10の突起桿11に固定
され、他方の緊張材36の他端は同様に該連結レ
バー10の係合桿12に固定されている。
37は前記軸受31,32間の主軸30に固定
されたスプロケツトである。
38は竪枠4の下端に前記スプロケツト37と
相対向して枢着されたスプロケツトである。
39は該スプロケツト37,38間に張設され
たチエーンであり、該チエーン39の一端は一方
のスプロケツト37に噛合して前記移動体15の
上端に固定され、他端は他方のスプロケツト38
に噛合して移動体15の下端に固定されている。
第9図、第10図は円板33とチエーン39と
の関係を示す側面図である。
40は該チエーン39の一つの駒のリンクに設
けられた突起であり、該突起40は各スラツト6
が降下した時点において円板33,34間に固定
されたストツパー41に当接するように構成され
ている。
41は該円板33,34間に配され円板33,
34に固定されたストツパーであり、各スラツト
6が降下した時点で前記チエーン39の突起40
が該ストツパー41に当接し、ストツパー41は
各スラツト6の回転(閉鎖)を行なわせるべく、
後述するカムピンの主軸凹部への嵌入を行なわせ
る役割を果す。
第2図に示す42は該主軸30の外周面に遊嵌
された鍔部43を有するスリーブであり、該スリ
ーブ42は鍔部43において前記円板34に固定
されている。
44は該スリーブ42の外周面から該スリーブ
42の内孔に連通して設けられた孔である。
45は該スリーブ42に囲まれた該主軸30の
外周面に、かつ各スラツト6の降下位置(回転準
備位置)において該スリーブ42の孔44と一致
する位置に設けられた凹部である。
46は該スリーブ42の孔44に滑入し、一端
を該主軸30の凹部45に嵌入・抜出可能に配さ
れたカムピンであり、該カムピン46の他端には
主軸30と平行に固定された軸にローラー47が
回転可能に取付けられている。
48,49は該主軸0を摺動支持する軸受であ
り、該軸受48,49は上枠2に固定されたブラ
ケツト50,51にそれぞれ固定支持されてい
る。
52は前記一方のブラケツト、換言すればスリ
ーブ42側に位置するブラケツト50に固定され
たカム板であり、該カム板52には第9図、第1
0図に示すように該主軸30の軸心を中心とする
円周孔53と該円周孔53の一方の端部に連なる
カム孔54とが主軸30を中心とする中心角のほ
ぼ90度の範囲にわたつて設けられている。円周孔
53は主軸30を中心とする円弧であり、カム孔
54は主軸30を中心とし円周孔53につづいて
円周孔53の半径から次第に大きくなる動径のカ
ム溝に続いて主軸30を中心とする短かい円弧溝
で終つている。
該カム板52の円周孔53内には前記カムピン
46に取付けられたローラー47が該円周孔53
に沿つて移動可能に係合されている。
55は前記ブラケツト50,51に固定され、
一方の端部を該円板34側に近接するように突出
させた筒体である。
56は該筒体55内に配されたコイルばねであ
る。
57は該筒体55の突出側の端部に嵌合され、
該筒体55内に配されたコイルばね56に押圧さ
れた鋼球で、該鋼球57は常時円板34の板面と
接触している。即ち鋼球57はノツチである。
58は該円板34の該筒体55側の板面に設け
られた凹部で、該凹部58には前記鋼球57が嵌
合して該円板34の回転を阻止する。凹部58は
ノツチとしての鋼球57が係合する係合部であ
る。
すなわち、閉鎖状態にある各スラツト6を上昇
させて開口部を開放を始める初期に、円板33,
34が回転して各スラツト6をほぼ90度の角度ま
で回転させたのち、該円板34の凹部58に鋼球
57が嵌合して各スラツト6のそれ以上の回転を
阻止させるものであつて、筒体55、コイルばね
56、鋼球57、凹部58でもつてノツチ装置を
なしている。
前述した主軸30に対して円板33,34を軸
承する軸受31,32と該軸受の外周面に相対向
してそれぞれ固定された円板33,34と該円板
間に固定されたストツパー41と該主軸の外周面
に遊嵌して配され、かつ円板34に固定されたス
リーブ42と該スリーブの外周面から該スリーブ
の内孔に連通して設けられた孔44と該主軸の外
周面に設けられ、該スラツト6の回転準備位置に
おいて前記孔44と一致する凹部45と一端が該
スリーブの孔44に滑入し、かつ一端が該主軸の
凹部45に嵌入・抜出可能に配され、他端にロー
ラー47が取付けられたカムピン46と該主軸を
支持する軸受のブラケツト50に固定され、該カ
ムピンのローラー47が該主軸の回転に伴なつて
嵌合移動する円周孔53と該円周孔53が連なる
カム孔54を備えたカム板52とブラケツト5
0,51に固定され、内部にコイルばね56と該
コイルばね56に押圧された鋼球57を内包した
筒体55と該スラツト6の一定角度回転後、該鋼
球57と係合して該スラツト6の回転を阻止する
べく該円板34の板面に設けられた凹部58と一
端を該円板33の板面に円板中心を挟んで相対向
して固定され、他端を最上端の連結レバーの両端
部にそれぞれ固定された緊張材35,36と各ス
ラツト6の降下後、該スラツト6を閉鎖側に一定
角度回転させるべく前記ストツパー41に当接し
て前記カムピン46のローラー47とカム板52
のカム孔54との嵌合をはずすチエーン39に設
けられた突起40とで、スラツト6の開閉角度保
持装置Aを構成している。
59は第8図に示すように軸接手60を介して
前記主軸30と連結した駆動軸であり、正面図の
第14図、側面図の第15図に示すように、該駆
動軸59は中央部外周面に軸方向に沿う横断面半
円状の複数個の突条部61と該突条部61を挟ん
でその両側に肩部62,62をもつて縮径する円
筒軸部63,63と該円筒軸部63,63の端部
に六角軸部64,64を備えている。
該駆動軸59は六角軸部64,64において該
軸接手60を介してそれぞれ左右の主軸30を連
結しているとともに上枠2に固定されたブラケツ
ト95に軸受96を介して支持されている。
部品の正面図の第16図、第16図のA−A断
面図の第17図に示すように、65は外周面にフ
ランジ部66を備えた円筒状のクラツチであり、
クラツチ65の内周面は前記駆動軸59の突条部
61に係合する凹条部67を有する係合面部68
と該係合面部68の一方の端部に段部69をもつ
て拡径する円筒面部70を備えているとともに該
クラツチ65の両端面にはそれぞれ係合爪71,
72が形成されている。該クラツチ65は第7
図、第8図の右側に示すように駆動軸59の突条
部61に沿つて軸方向に移動可能に配されてい
る。
73,74は該駆動軸59の円筒軸部63,6
3に圧入された鍔付ブツシユ75,76に滑入さ
れたクラツチ歯車である。
該クラツチ歯車73,74は外周面に歯部7
7,78を有するとともに一方の端面に内孔7
9,80と段部81,82をもつて拡径する円筒
突出部83,84を有しており、該円筒突出部8
3,84の端面には第7図に示すように係合爪8
5,86が形成されている。
該クラツチ歯車73,74はそれぞれ係合爪8
5,86を相対向させ、段部81,82をブツシ
ユ75,76の鍔部に係合させて駆動軸59に対
して軸方向に移動しないようにして前記クラツチ
65の係合爪71,72と噛合・解離可能に配さ
れている。
87はモーターMのモーター軸88に接手を介
して接続された電動操作軸であり、該電動操作軸
87は上枠2に固定されたブラケツト95,95
に軸受97,97を介して支持されている。
89は該電動操作軸87に形成された歯車であ
り、該歯車89は前記駆動軸59に配された一方
のクラツチ歯車74の歯部78に噛合している。
90は手動操作軸であり、該手動操作軸90は
上枠2に固定されたブラケツト95,95に図に
現われない軸受を介して支持されている。
91は該手動操作軸90に固定された歯車であ
り、該歯車91は前記駆動軸59に配された他方
のクラツチ歯車73の歯車部77に噛合してい
る。
92は前記駆動軸59の突条部61に沿つて配
されたクラツチ65と該駆動軸59の円筒軸部6
3に配された一方のクラツチギア74との間に配
されたコイルばねであり、該コイルばね92は一
端を該クラツチ65の段部69に、他端を該クラ
ツチ歯車74の段部82に係合したブツシユ76
の鍔部端面にそれぞれ当接し、常時クラツチ65
を他方のクラツチ歯車73側に向つて付勢してい
る。
93は下端部を上枠2に枢着され、クラツチ6
5外周面を囲んで配され、自体に回転自在に取付
けられたローラ98がクラツチ65のフランジ6
6端面を転動するようになされた電動・手動切換
え板で、該切換え板93は下端部において傾動可
能に形成されている。
94は一端が該切換え板93の先端に固定さ
れ、他端が手元操作部側に保持されたプツシユ、
プルケーブルで、該ケーブル94のプル操作によ
り前記切換え板93は傾動してローラ98を介し
て該クラツチ65のフランジ部66を押圧し、ク
ラツチ65とブツシユ76との間に間挿されたコ
イルばね92に抗してクラツチ65をクラツチ歯
車74と噛合させ、駆動軸59の回転をモーター
Mの駆動により回転するクラツチ歯車74と噛合
する歯車89を固定した電動操作軸87から伝達
する。所謂電動式に変換するものである。一方、
ケーブル94をプツシユ操作することにより、ク
ラツチ65をコイルばね92のばね力によりクラ
ツチ歯車73側に移動させてクラツチ歯車73と
噛合させ、駆動軸59の回転を手元操作部の手動
操作により回転するクラツチ歯車73と噛合する
歯車91を固定した手動操作軸90から伝達す
る。所謂手動式に変換するものである。
つぎに上述した構成からなるブラインドの開閉
昇降装置の作動について説明する。
〈スラツトの回転および上昇による開放作動〉 第1図乃至第2図に示すスラツト6を固定した
連結レバー10が降下し、該スラツト6が開口部
を閉鎖した状態において、手元操作盤(図示せ
ず)の開ボタンを押すことにより、モーターMが
駆動し、モーター軸88に連結された電動操作軸
87に回転力が与えられる。電動操作軸87の回
転により、回転力は電動操作軸87に固定された
歯車89と噛合するクラツチ歯車74、クラツチ
歯車74と噛合するクラツチ65、クラツチ65
と係合する駆動軸59に伝達され、駆動軸59に
接手60を介して連結された主軸30を回転させ
る。
このとき、クラツチ65は電動・手動切換え板
93に固定されたプツシユ・プルケーブル94の
プル操作により、切換え板93に押圧されて常時
クラツチ歯車74と噛合せしめられている。
該主軸30の回転により、主軸30の凹部45
にその一端を嵌入したカムピン46は主軸30の
回転とともに、他端に取付けられたローラー47
をカム板52の円周孔53に沿つて移動させなが
ら回転する。
このカムピン46が主軸30とともに回転する
さい、カムピン46を挿通したスリーブ42、該
スリーブ42に固定された円板33,34も同様
に回転する。
該円板33,34の回転(第9図矢印方向(反
時計回り方向))により、該円板33の板面に固
定された一方の緊張材36に張力が与えられ、該
緊張材36に接続された最上部の連結レバー10
は該連結レバー10の軸桿13まわりに回転する
と同時に連結レバー10とリンク28で接続され
た各連結レバー10,10′もそれぞれ軸桿13,
13′まわりに回転し、軸桿13,13′に固定さ
れた各スラツト6を回転させる。
かくして、スラツト6の重なりはなくなり、日
除け、採光の状態となる。
主軸30の回転により、カムピン46に取付け
られたローラー47がカム板52の円周孔53か
らカム孔54に移動した時点で、該カムピン46
は主軸30の凹部45から抜出し、主軸30の回
転力の円板33,34側への伝達が遮断される。
この時点で各連結レバー10,10′の回転は
止められ、各スラツト6はカム板52の円周孔5
3およびカム孔54の両端間を移動したローラー
47の画いた中心角に相当する角度(ほぼ90度)
まで回転するとともに、円板34の板面に設けら
れた凹部58に鋼球57が嵌合し、円板34の回
転を阻止し各スラツト6の開口角度を保持してい
る。
この間、チエーン39の突起40はストツパー
41と接して移動して、ストツパー41はカム孔
54の左近傍に止る(第10図)。
上記状態の進行中およびその後において主軸3
0が回転することにより、該主軸30に固定され
たスプロケツト37と竪枠4の下端に取付けられ
たスプロケツト38との間に張設されたチエーン
39が作動し、該チエーン39に取付けられた移
動体15はローラー支持部17に付けられたロー
ラー16,16を介して竪枠4の内壁面に案内さ
れながら上方に移動する。
移動体15の上方への移動により、移動体15
の取付部18に固定された軸受21に支持された
最下端に位置する連結レバー10′は軸受21と
ともに軸受21が嵌合された竪枠4の溝5に沿つ
て連結レバー10′,10間に配されたリンク2
8の屈折枢着部29を内側に折りたたみながら第
11図の矢印に示すように上方に移動し、各連結
レバー10も同様に順次作動して開口部を開放す
る。
〈スラツトの降下および回転による閉鎖作動〉 上述した開放状態において、手元操作盤(図示
せず)の閉ボタンを押すことにより、モーターM
が駆動し、モーター軸88に連結された電動操作
軸87に逆回転力が与えられ、前述した開放作動
と同様の伝達経路を経て主軸30を逆回転させ
る。
該主軸30の逆回転により、該主軸30に固定
されたスプロケツト37と竪枠4の下端に取付け
られたスプロケツト38との間に張設されたチエ
ーン39が作動し、チエーン39に取付けられた
移動体15は竪枠4に沿つて下方に移動する。
移動体15の下方への移動により、移動体15
の取付部18に固定された軸受21に支持された
最下端に位置する連結レバー10′は軸受21と
ともに軸受21が嵌合された竪枠4の溝5に沿つ
て該連結レバー間に折りたたまれた上部にあるリ
ンク28から順次各リンクを引きのばしながら第
12図の矢印に示すように下方に移動する。
最下端の連結レバー10′の移動が終る少し手
前の位置で、チエーン39に設けられた突起40
が円板33,34間に固定されたストツパー41
に当接し(第10図)、該円板33,34を回転
させる。この時点で、円板34の凹部58に嵌合
していた鋼球57は該凹部58との嵌合がはずれ
る。
第10図に示すように突起40がストツパー4
1に当接した位置で、スリーブ42の孔44と主
軸30の凹部45とが合う、そして円板33,3
4と主軸30とはストツパー41、チエーン39
とスプロケツト37を介して一体となり回転し、
緊張材35を引き上げ始める。円板34に固定さ
れたスリーブ42も回転し、スリーブ42の孔4
4内に嵌挿されたカムピン46がスリーブ42と
ともに回転して該カムピン46の端部に取付けら
れたローラー47をカム板52のカム孔54から
円周孔53に移動させる。
該ローラー47の円周孔53への移動により、
該カムピン46は主軸30に設けられた凹部45
に嵌入する。
更にこの状態で主軸30と円板33が一体とな
り回転することにより、円板33に固定された一
方の緊張材35に張力が与えられ、緊張材35に
接続された連結レバー10をその軸桿13のまわ
りに、カムピン46に取付けられたローラー47
がカム板52の円周孔53の右端(第9図)に移
動するまで回転し、該連結レバー10に固定され
た各スラツト6は同様に回転して各スラツト6は
垂直姿勢となると共に最下部のスラツト6は開口
部の最下の位置をとり、開口部を閉鎖する。
〔考案の効果〕
本考案はストツパーで連結した円板、円板に固
定したスリーブを主軸に回転自在に嵌合し、スリ
ーブに滑入したカムピンの一端を主軸の凹部に係
脱できるようにしカムピンの他端をカムフオロワ
として、カムフオロワを固設したカムに係合して
カムピンの運動を制御し、所定位置における円板
の係止手段を設け、スラツト昇降装置のチエーン
に設けた突起により、ブラインド開放時円板に固
定したストツパーを介して円板を回動させ、円板
にスラツトとの傾動媒体の端部を取付けてスラツ
トの開閉角度保持装置としたから、スラツトの上
下動中にはスラツトの開閉角度保持装置は駆動軸
(主軸)より伝わる回転力からは切り離されてお
り、従来例のような常時作用している摩擦クラツ
チのような摺動部分によりスラツトの開閉角度保
持装置と昇降装置が係合状態にないから (1) 所要動力が少くてすむ。
(2) 錆付きその他摩擦力の変化による動作不能が
生ずるおそれがない。
(3) 摩擦クラツチがないた耐久性がある。
(4) 主軸の駆動を手動及び電動を選択できるよう
にしたから、停電時においても開放でき、非常
の際に有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本考案の実施例のブラインド
の昇降開閉装置、第3図はスラツトを示し、第1
図は側面断面図、第2図は正面断面図、第3図は
側面図、第4図、第5図、第6図は装置下部の詳
細図を示し、第4図は正面図、第5図は側面図、
第6図は平面図、第7図、第8図は装置上部を示
し、第7図は平面図、第8図は正面断面図、第9
図、第10図は円板、チエーン、カム板の関係を
示す正面図、第11図、第12図、第13図は
夫々が屈曲枢着部、リンク及び連結レバーの状態
を示す正面図、第14図、第15図は駆動軸を示
し、第14図は正面図、第15図は側面図、第1
6図、第17図はクラツチを示し、第16図は正
面図、第17図は第16図のA−A断面図であ
る。 1……枠体、2……上枠,3……下枠、4……
竪枠、5……溝、6……スラツト、7……水平面
部、8……湾曲面部、9……屈曲面部、10,1
0′……連結レバー、11,11′……突起桿、1
2,12′……係合桿、13,13′……軸桿、1
4……軸受、15……移動体、16……ローラ
ー、17……ローラー支持部、18……取付部、
19……ピン、20……フツク部、21……軸
受、22……基体部、23……突出部、24……
凹部、25……貫通孔、26……開口部、27…
…捩りばね、28……リンク、29……屈折枢着
部,30……主軸,31,32……軸受,33,
34……円板,35,36……緊張材,37,3
8……スプロケツト,39……チエーン、40…
…突起、41……ストツパー、42……スリー
ブ、43……鍔部、44……孔、45……凹部、
46……カムピン、47……ローラー、48,4
9……軸受、50,51……ブラケツト、52…
…カム板、53……円周孔、54……カム孔、5
5……筒体、56……コイルばね、57……鋼
球、58……凹部、59……駆動軸、60……軸
接手、61……突条部、62……肩部、63……
円筒軸部、64……六角軸部、65……クラツ
チ、66……フランジ部、67……凹条部、68
……係合面部、69……段部、70……円筒面
部、71,72……係合爪、73,74……クラ
ツチ歯車、75,76……鍔付ブツシユ、77,
78……歯部、79,80……内孔、81,82
……段部、83,84……円筒突出部、85,8
6……係合爪、87……電動操作軸、88……モ
ーター軸、89……歯車、90……手動操作軸、
91……歯車、92……コイルばね、93……切
換え板、94……ケーブル、95……ブラケツ
ト、96,97……軸受、98……ローラ、A…
…開閉角度保持装置、M……モーター。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 枠体1によつて形成された開口部を開放・閉鎖
    する各スラツト6……6はその両端がそれぞれ竪
    枠4,4の溝5,5内に嵌合された各連結レバー
    10……10,10′の軸桿13……13,1
    3′に固定されているとともに各連結レバー10
    ……10,10′はその両端において互に屈折枢
    着部29を有するリンク28によつて連結されて
    おり、最下端に位置する連結レバー10′はその
    軸桿13′が竪枠内に位置する移動体15,15
    に固定された軸受21,21に支持されており、
    該移動体15,15は上枠2内に位置する主軸3
    0に固定されたスプロケツト37,37と竪枠
    4,4下端に取付けられたスプロケツト38,3
    8とを噛合して配されたチエーン39,39に該
    チエーンの移動に伴なつて該竪枠4,4の上・下
    方向に移動可能に連結されており、最上端に位置
    する連結レバー10,10の両端には該主軸30
    の端部にそれぞれ構成されかつ該主軸30の回転
    の始めと終りに際して各スラツト6……6を一定
    角度回転・保持させる開閉角度保持装置Aに設け
    られた緊張材35,35,36,36の一端がそ
    れぞれ連結されており、該軸桿に固定された各ス
    ラツト6……6を一定角度回転させて該開口部を
    閉鎖するように構成されたブラインドの昇降開閉
    装置において、主軸30の端部にそれぞれ構成さ
    れた開閉角度保持装置Aは該主軸30の回転を支
    持し該主軸30に固定されたスプロケツト37,
    37を挟んで配された軸受31,32,31,3
    2と該軸受31,32に相対向してそれぞれ固定
    された円板33,34,33,34と、該円板3
    3,34間に配され円板33,34に固定された
    ストツパー41,41と、該主軸30の外周面に
    回転自在に嵌合して配されかつ該円板34,34
    に固定されたスリーブ42,42と、該スリーブ
    42,42にその外周面と該スリーブの内孔を連
    通して設けられた孔44,44と、該主軸30の
    外周面に設けられ、スラツト6……6の回転準備
    位置において前記スリーブ42,42の孔44,
    44と連通する凹部45,45と、一端が該スリ
    ーブ42,42の孔44,44を挿通し、かつ該
    主軸30の凹部45,45に嵌入・解離可能に配
    され、他端にローラー47,47が取付けられた
    カムピン46,46と、カムピンに取付けたロー
    ラー47と、該カムピン46,46のローラー4
    7,47が嵌合移動する円周孔53と該円周孔5
    3に連なるカム孔54を備え固設されたカム板5
    2,52とばね56と該ばね56に押圧されたノ
    ツチを有し固設されたノツチ装置と、該スラツト
    6……6の一定角度回転後、該ノツチと係合して
    該スラツト6……6の回転を阻止するべく該円板
    34の板面に設けられた係合部と、一端を該円板
    33の板面に円板中心を挟んで相対向して固定さ
    れ、他端を前記最上端の連結レバー10,10の
    端部にそれぞれ固定された緊張材35,36,3
    5,36と、各スラツト6……6の降下後、該ス
    ラツト6……6を閉鎖側に一定角度回転させるべ
    く前記ストツパー41に当接して前記カムピン4
    6,46のローラー47,47とカム板52,5
    2のカム孔54との嵌合をはずす前記チエーン3
    9,39に設けられた突起40,40とからな
    り、該主軸30は接手手段を介して駆動軸59に
    接続され、該駆動軸59はクラツチ手段を介して
    モーターMに連係する電動操作軸87と手元操作
    部に連係する手動操作軸90にそれぞれ切り換え
    可能に接続されているブラインドの昇降開閉装
    置。
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