JPH0330053Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0330053Y2 JPH0330053Y2 JP1986145182U JP14518286U JPH0330053Y2 JP H0330053 Y2 JPH0330053 Y2 JP H0330053Y2 JP 1986145182 U JP1986145182 U JP 1986145182U JP 14518286 U JP14518286 U JP 14518286U JP H0330053 Y2 JPH0330053 Y2 JP H0330053Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- dispersion chamber
- duct
- cushion
- breathable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
考案の目的
(産業上の利用分野)
本考案はシートクツシヨン及びシートバツク部
分から風が吹き出す通風性自動車用シートの改良
に関する。更に詳述すると、本考案はシートアジ
ヤスター及びリクライニング機構を装備する自動
車用シートに応用して好適な通風性自動車用シー
トに関する。
分から風が吹き出す通風性自動車用シートの改良
に関する。更に詳述すると、本考案はシートアジ
ヤスター及びリクライニング機構を装備する自動
車用シートに応用して好適な通風性自動車用シー
トに関する。
(従来の技術)
従来の自動車用シートは、一般に、シートフレ
ームに張られたスプリング上にフオーム材やロツ
ク材から成るシートパツドを載置し、その上をト
リムカバーアツセンブリで覆う構造とされてお
り、着座者の熱がこもり臀部や腰部に汗をかく不
快感を与えている。
ームに張られたスプリング上にフオーム材やロツ
ク材から成るシートパツドを載置し、その上をト
リムカバーアツセンブリで覆う構造とされてお
り、着座者の熱がこもり臀部や腰部に汗をかく不
快感を与えている。
そこで、この不具合を解消するため、シートク
ツシヨン底部から空気特にクーラ使用時の冷風を
導入して座面から吹き出させ、着座者の熱を奪う
ようにした通風性自動車用シートが提案されてい
る(実開昭58−185925号)。この通風性自動車用
シートは、第5図に示すように、シートクツシヨ
ン101及びシートバツク102のシートパツド
103下に空気分散室104を夫々設け、空気室
に可撓性ダクト105を介して自動車用空気調和
装置などに接続し、シロツコフアン106で強制
通風するように設けられている。
ツシヨン底部から空気特にクーラ使用時の冷風を
導入して座面から吹き出させ、着座者の熱を奪う
ようにした通風性自動車用シートが提案されてい
る(実開昭58−185925号)。この通風性自動車用
シートは、第5図に示すように、シートクツシヨ
ン101及びシートバツク102のシートパツド
103下に空気分散室104を夫々設け、空気室
に可撓性ダクト105を介して自動車用空気調和
装置などに接続し、シロツコフアン106で強制
通風するように設けられている。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながら、この従来のシート構造による
と、空気供給源と自動車用シートとが車室内に露
出するダクト105によつて接続されているた
め、運転者や助手席搭乗員の各種機器の操作や行
動を妨げる問題がある。また、自動車用シートを
前後に移動可能とするシートアジヤススタを装備
する場合、上述のダクト105をその分だけ長く
とらなければならないので邪魔になり実用的でな
い。特にリクライニング機構を有し、シートバツ
クが傾斜する場合にはシートバツクの動きを制約
しないようにシートクツシヨンとシートバツクと
の間のダクトを長めに設定しておかなければなら
ず、そのために場所を取りかつ外観を悪くして居
住性を悪くする。そこで、このダクト105をシ
ート下に敷設することも考えられるが、自動車用
シートとフロアとの間の狭い空間でダクトを立ち
上げ前後方向に可撓し得るように設置することは
事実上不可能である。
と、空気供給源と自動車用シートとが車室内に露
出するダクト105によつて接続されているた
め、運転者や助手席搭乗員の各種機器の操作や行
動を妨げる問題がある。また、自動車用シートを
前後に移動可能とするシートアジヤススタを装備
する場合、上述のダクト105をその分だけ長く
とらなければならないので邪魔になり実用的でな
い。特にリクライニング機構を有し、シートバツ
クが傾斜する場合にはシートバツクの動きを制約
しないようにシートクツシヨンとシートバツクと
の間のダクトを長めに設定しておかなければなら
ず、そのために場所を取りかつ外観を悪くして居
住性を悪くする。そこで、このダクト105をシ
ート下に敷設することも考えられるが、自動車用
シートとフロアとの間の狭い空間でダクトを立ち
上げ前後方向に可撓し得るように設置することは
事実上不可能である。
本考案は、ダクトを自動車用シート下のフロア
に敷設した状態で自動車用シートに連結可能とし
たシートアジヤスタ及びリクライニング機構を装
備を可能とする通風性自動車用シートを提供する
ことを目的とする。
に敷設した状態で自動車用シートに連結可能とし
たシートアジヤスタ及びリクライニング機構を装
備を可能とする通風性自動車用シートを提供する
ことを目的とする。
考案の構成
(問題点を解決するための手段)
かかる目的を達成するために、本考案は、上面
が多孔板により構成され内部に中空状の分散室を
有するフレーム上に、単繊維結合クツシヨン材よ
りなる通気性シートパツドを通気性表皮部材で覆
つた自動車用シートクツシヨンを取付け、前記分
散室にダクトを連通してなる自動車用座席シート
において、前記フレームの下部中央に前後方向に
延びるガイド部を設け、該ガイド部は、前記フレ
ームの底板に開設された前後方向に延びる長孔状
の開口部を閉塞する摺動プレートと、この摺動プ
レートの両側を摺動自在に支持する略乙の字状の
一対の支持プレートとにより形成し、車体フロア
上であつて前記ガイド部の下部に沿うように敷設
されたダクトの先端を前記摺動プレートに貫通さ
せて固定し、前記分散室と送風源とを連結する一
方、前記シートバツク側にもシートパツド側に開
口する分散室とを可撓性ダクトで連結し、シート
クツシヨンとシートバツクの双方のシート表面か
ら風を吹き出させることを特徴とする通気性自動
車用シートである。
が多孔板により構成され内部に中空状の分散室を
有するフレーム上に、単繊維結合クツシヨン材よ
りなる通気性シートパツドを通気性表皮部材で覆
つた自動車用シートクツシヨンを取付け、前記分
散室にダクトを連通してなる自動車用座席シート
において、前記フレームの下部中央に前後方向に
延びるガイド部を設け、該ガイド部は、前記フレ
ームの底板に開設された前後方向に延びる長孔状
の開口部を閉塞する摺動プレートと、この摺動プ
レートの両側を摺動自在に支持する略乙の字状の
一対の支持プレートとにより形成し、車体フロア
上であつて前記ガイド部の下部に沿うように敷設
されたダクトの先端を前記摺動プレートに貫通さ
せて固定し、前記分散室と送風源とを連結する一
方、前記シートバツク側にもシートパツド側に開
口する分散室とを可撓性ダクトで連結し、シート
クツシヨンとシートバツクの双方のシート表面か
ら風を吹き出させることを特徴とする通気性自動
車用シートである。
(作用)
したがつて、自動車用シートを前後に調整移動
させようとしても、ダクトに固定されたプレート
がシートクツシヨン側のガイド部に沿つて相対移
動し、分散室を密閉したままシートの移動を可能
とするので、ダクト位置を変更せずにシートとダ
クトの接続関係を維持できる。また、シートバツ
ク側の分散室とシートクツシヨン側の分散室とは
ダクトで連結されているので、シートバツク側に
も風が分配できる。
させようとしても、ダクトに固定されたプレート
がシートクツシヨン側のガイド部に沿つて相対移
動し、分散室を密閉したままシートの移動を可能
とするので、ダクト位置を変更せずにシートとダ
クトの接続関係を維持できる。また、シートバツ
ク側の分散室とシートクツシヨン側の分散室とは
ダクトで連結されているので、シートバツク側に
も風が分配できる。
(実施例)
以下本考案の構成を図面に示す一実施例に基づ
いて詳細に説明する。
いて詳細に説明する。
本考案の通風性自動車用シートは、第1図に示
すように、シートフレーム5に通気性のパツド材
2を載置しその上を通気性の表皮部材即ちトリム
カバーアツセンブリ3上で上張りして成るシート
クツシヨン1A及びシートバツク1Bの各パツド
材2の下に夫々分散室4,17を設けかつ該分散
室4,17相互及びシートクツシヨン1A側の分
散室4と送風源(図示省略)とをダクト6,16
で夫々接続してシートパツド材2、トリムカバー
アツセンブリ3を通して冷風あるいは温風若しく
は温度未調整の風をヒート表面から吹き出すよう
にしたものである。
すように、シートフレーム5に通気性のパツド材
2を載置しその上を通気性の表皮部材即ちトリム
カバーアツセンブリ3上で上張りして成るシート
クツシヨン1A及びシートバツク1Bの各パツド
材2の下に夫々分散室4,17を設けかつ該分散
室4,17相互及びシートクツシヨン1A側の分
散室4と送風源(図示省略)とをダクト6,16
で夫々接続してシートパツド材2、トリムカバー
アツセンブリ3を通して冷風あるいは温風若しく
は温度未調整の風をヒート表面から吹き出すよう
にしたものである。
シートフレーム5は、シート形状を保つ基盤に
なる構造物で、本実施例の場合、プラスチツクあ
るいはグラスフアイバ等で強化されたプラスチツ
ク(所謂FRP)を使用して射出成形、ホツトス
タンピングなどによつて一体的に成形された樹脂
構造のものが採用されている。尚、シートフレー
ム5は、通常シートクツシヨンフレーム1Aとシ
ートバツクフレーム1Bに大別でき、リライニン
グ機構1Cなどによつて結合されて車体フロアW
にシートアジヤスタ18等を介して取付けられて
いる。
なる構造物で、本実施例の場合、プラスチツクあ
るいはグラスフアイバ等で強化されたプラスチツ
ク(所謂FRP)を使用して射出成形、ホツトス
タンピングなどによつて一体的に成形された樹脂
構造のものが採用されている。尚、シートフレー
ム5は、通常シートクツシヨンフレーム1Aとシ
ートバツクフレーム1Bに大別でき、リライニン
グ機構1Cなどによつて結合されて車体フロアW
にシートアジヤスタ18等を介して取付けられて
いる。
シートクツシヨン1Aのフレーム5の底部には
前後方向に延びるガイド部7が設けられている。
このガイド部7はダクト6を固定するプレート8
を前後方向に摺動可能に保持するためのもので、
通常断面コ形あるいはシートフレーム1との間で
プレート8を挾持する形状例えば断面のプレート
9を採用するか、あるいはシートフレーム1と一
体的に形成されている。
前後方向に延びるガイド部7が設けられている。
このガイド部7はダクト6を固定するプレート8
を前後方向に摺動可能に保持するためのもので、
通常断面コ形あるいはシートフレーム1との間で
プレート8を挾持する形状例えば断面のプレート
9を採用するか、あるいはシートフレーム1と一
体的に形成されている。
シートフレーム1の底部中央には前後方向に長
い開口部10が開口され、当該シートフレーム1
とパツド材2との間に分散室4が構成されてい
る。分散室4は、シートフレーム1上に形成され
た隔壁11と、この隔壁11に支持されている分
散板12及び開口部10を塞いでいるプレート8
によつて実質的に密閉されている。ここで、実質
的に密閉されているとは、分散室4内に導入され
た空気の大部分がパツド材2側へ流れシートクツ
シヨンの下へは大量に洩れない状態をいう。
い開口部10が開口され、当該シートフレーム1
とパツド材2との間に分散室4が構成されてい
る。分散室4は、シートフレーム1上に形成され
た隔壁11と、この隔壁11に支持されている分
散板12及び開口部10を塞いでいるプレート8
によつて実質的に密閉されている。ここで、実質
的に密閉されているとは、分散室4内に導入され
た空気の大部分がパツド材2側へ流れシートクツ
シヨンの下へは大量に洩れない状態をいう。
分散室4の天井を構成する分散板12は、ダク
ト6を介して分散室4内へ導入される空気をパツ
ド材2へ集中させずに流入させるためのもので、
通常流通孔13を多数穿孔した板あるいは通気性
の多孔質の板が採用されている。この分散板12
は、本実施例の場合、パツド材2を受け支えるば
ね材の代用を果たしているためパツド材2の全面
を支持する構造とされているが、シートフレーム
にパイプ構造を採りばね材でパツド材2を支持す
る構造とする場合には、分散室4の天井部分を構
成する。上述の分散室4とダクト6との間にはダ
クト6から噴出する空気の流れをの方向を変えて
吹出しの集中化を防ぐ変向板18を設けることが
好ましい。この変向板18は通常ダクト6に固定
されている。
ト6を介して分散室4内へ導入される空気をパツ
ド材2へ集中させずに流入させるためのもので、
通常流通孔13を多数穿孔した板あるいは通気性
の多孔質の板が採用されている。この分散板12
は、本実施例の場合、パツド材2を受け支えるば
ね材の代用を果たしているためパツド材2の全面
を支持する構造とされているが、シートフレーム
にパイプ構造を採りばね材でパツド材2を支持す
る構造とする場合には、分散室4の天井部分を構
成する。上述の分散室4とダクト6との間にはダ
クト6から噴出する空気の流れをの方向を変えて
吹出しの集中化を防ぐ変向板18を設けることが
好ましい。この変向板18は通常ダクト6に固定
されている。
前記分散室4と送風源とを連結するダクト6は
車体フロアW上に敷設され、シートクツシヨン下
において上向きに折曲げられて分散室4を塞ぐプ
レート8に貫通状態にて固定されている。また、
ダクト6として、伸縮屈曲自在なフレキシブルホ
ースを採用すれば、シートを前後移動させるばか
りか、チルトさせる場合にもプレート8がシート
クツシヨン側に追従してこのシートの動きを許容
する。該ダクト6にはフアン、例えばシロツコフ
アン(図示省略)等が取付けられ、空気供給源と
連結されている。空気供給源としては、自動車用
空気調和装置のクーラユニツトないしヒータユニ
ツト、カークーラー、これらの車内吹出し口、車
外空気取入口等を利用できる。
車体フロアW上に敷設され、シートクツシヨン下
において上向きに折曲げられて分散室4を塞ぐプ
レート8に貫通状態にて固定されている。また、
ダクト6として、伸縮屈曲自在なフレキシブルホ
ースを採用すれば、シートを前後移動させるばか
りか、チルトさせる場合にもプレート8がシート
クツシヨン側に追従してこのシートの動きを許容
する。該ダクト6にはフアン、例えばシロツコフ
アン(図示省略)等が取付けられ、空気供給源と
連結されている。空気供給源としては、自動車用
空気調和装置のクーラユニツトないしヒータユニ
ツト、カークーラー、これらの車内吹出し口、車
外空気取入口等を利用できる。
パツド材2としては、通気性と一定の弾力性を
有するクツシヨン材あるいはクツシヨン構造を有
する柔軟な物体を通常1層あるいは2,3層にし
て使用されている。一般にはヘアロツクやパーム
ロツクあるいは本発明者によつて特許出願され先
に開示された短繊維結合クツシヨン材等の通気性
に富むロツク材が使用され、最も好ましくは上述
の短繊維結合クツシヨン材が使用される。
有するクツシヨン材あるいはクツシヨン構造を有
する柔軟な物体を通常1層あるいは2,3層にし
て使用されている。一般にはヘアロツクやパーム
ロツクあるいは本発明者によつて特許出願され先
に開示された短繊維結合クツシヨン材等の通気性
に富むロツク材が使用され、最も好ましくは上述
の短繊維結合クツシヨン材が使用される。
この短繊維結合クツシヨン材は株式会社高木化
学研究所によつて特許出願され商品名カーロツク
マツトで販売されているもので、第4図に示すよ
うに、比較的大きなデニールの立体カールを有す
るポリエテルフイラメント短繊維14を所定形状
に圧縮形成して得られるフイラメント成形体に接
着剤15を施して該フイラメント相互の接触点を
結合してなる比較的硬度の大きく且つ通気性の良
いフイラメント状のクツシヨン材である(特願昭
58−118797号、特願昭58−118798号)。このクツ
シヨン部材は、非常に優れた通気性および耐久性
を有するものであり、通気性、熱発散性を必要と
する自動車用シートのパツド材としては好適なも
のである。
学研究所によつて特許出願され商品名カーロツク
マツトで販売されているもので、第4図に示すよ
うに、比較的大きなデニールの立体カールを有す
るポリエテルフイラメント短繊維14を所定形状
に圧縮形成して得られるフイラメント成形体に接
着剤15を施して該フイラメント相互の接触点を
結合してなる比較的硬度の大きく且つ通気性の良
いフイラメント状のクツシヨン材である(特願昭
58−118797号、特願昭58−118798号)。このクツ
シヨン部材は、非常に優れた通気性および耐久性
を有するものであり、通気性、熱発散性を必要と
する自動車用シートのパツド材としては好適なも
のである。
このクツシヨン材を構成するポリエステルフイ
ラメント14としては、その太さがモノフイラメ
ントとして50〜1000デニール、好ましくは100〜
600デニール、最も好ましくは200〜400デニール
の立体カールを有するものが採用され、その太さ
を変えることによりパツド材の硬さを自由に変化
させ得る。ここで立体カールとは、二方向性およ
び三方向性カール即ち広義の立体カールを意味す
るが、好ましくは三方向性立体カールフイラメン
トであり、例えば同一発明者により特開昭52−
144448号公報に開示されている方法および装置に
より二重撚りフイラメントをつくり、ついで所定
寸法に切断しかつ解撚して得られる三方向性立体
カールフイラメントを意味する。
ラメント14としては、その太さがモノフイラメ
ントとして50〜1000デニール、好ましくは100〜
600デニール、最も好ましくは200〜400デニール
の立体カールを有するものが採用され、その太さ
を変えることによりパツド材の硬さを自由に変化
させ得る。ここで立体カールとは、二方向性およ
び三方向性カール即ち広義の立体カールを意味す
るが、好ましくは三方向性立体カールフイラメン
トであり、例えば同一発明者により特開昭52−
144448号公報に開示されている方法および装置に
より二重撚りフイラメントをつくり、ついで所定
寸法に切断しかつ解撚して得られる三方向性立体
カールフイラメントを意味する。
フイラメント14の長さは25〜200mmが好まし
い。そして、該フイラメント、例えば第3図に示
すように、一定の曲率で一定方向に巻かれたコイ
ル状を成すものではなく、不規則にその曲率及び
巻き方向を変化させ、無方向性螺旋とも言えるカ
ール状態換言すれば調子が悪くなつた螺旋状の電
話コードに非常に似た形態をとる。
い。そして、該フイラメント、例えば第3図に示
すように、一定の曲率で一定方向に巻かれたコイ
ル状を成すものではなく、不規則にその曲率及び
巻き方向を変化させ、無方向性螺旋とも言えるカ
ール状態換言すれば調子が悪くなつた螺旋状の電
話コードに非常に似た形態をとる。
クツシヨン材は、上述カールフイラメントを所
定の寸法にカツトしてニードリングないしラビン
グにより製綿した後、解綿しながら所定形状に圧
縮成型し、接着剤を吹付けあるいはデイビングし
つつ付着させてフイラメント相互の接触点を結合
することによつて製造される。
定の寸法にカツトしてニードリングないしラビン
グにより製綿した後、解綿しながら所定形状に圧
縮成型し、接着剤を吹付けあるいはデイビングし
つつ付着させてフイラメント相互の接触点を結合
することによつて製造される。
このパツド材2の表面には、必要によりフエル
ト、不織布等の薄い通気性ワデイング(図示省
略)が積層されている。また、パツド材2の側部
および必要あれば上面の一部は、非通気性表皮部
材体16で覆われている。非通気性表皮部材16
としては、ジーンズ、帆布、レザー、人口皮革等
がある。また、前記パツド材2の表面は通気性の
表皮部材即ちトリムカバーアツセンブリ3で覆わ
れ、その周側縁部は前記非通気性表皮部材体16
と直接または玉部を介して縫製、その他の方法に
より接合されている。トリムカバーアツセンブリ
3は、表皮とワデインダ及びワデイングカバーと
から成り、夫々に通気性の素材が使用されてい
る。通気性表皮としては網布、例えばレース生
地、カーテン生地、ラツセル編み、ジヤガードを
組込んだラツセル編み等や織布(好ましくは粗目
の織布)等がある。
ト、不織布等の薄い通気性ワデイング(図示省
略)が積層されている。また、パツド材2の側部
および必要あれば上面の一部は、非通気性表皮部
材体16で覆われている。非通気性表皮部材16
としては、ジーンズ、帆布、レザー、人口皮革等
がある。また、前記パツド材2の表面は通気性の
表皮部材即ちトリムカバーアツセンブリ3で覆わ
れ、その周側縁部は前記非通気性表皮部材体16
と直接または玉部を介して縫製、その他の方法に
より接合されている。トリムカバーアツセンブリ
3は、表皮とワデインダ及びワデイングカバーと
から成り、夫々に通気性の素材が使用されてい
る。通気性表皮としては網布、例えばレース生
地、カーテン生地、ラツセル編み、ジヤガードを
組込んだラツセル編み等や織布(好ましくは粗目
の織布)等がある。
また、シートバツク1B側にも、通気性のパツ
ド材2及びトリムカバーアツセンブリ3を採用
し、かつパツド2下に分散室17を設け、ダクト
16によつてシートクツシヨン1A側の分散室4
と連結されシートクツシヨン側に導入された風を
ダクト等を介してシートバツク側に分配し、背中
から吹き出すように設ける。尚、パツド2及びト
リムカバーアツセンブリ3の構成は前述のシート
クツシヨンのものと同一構成を取り、必要がない
限り特に異なる構成を取ることはない。また、分
散室17はシートクツシヨン1A側のものと異な
り一部分を移動させる構造とする必要がないので
一体となつた箱体を採用している。この箱型分散
室17に連結されるダクト16は、場所をとらな
いようにシート下を通つてシートバツク1Bと平
行に配管されるので、変向板18はダクト16と
直交するように設置することが好ましい。
ド材2及びトリムカバーアツセンブリ3を採用
し、かつパツド2下に分散室17を設け、ダクト
16によつてシートクツシヨン1A側の分散室4
と連結されシートクツシヨン側に導入された風を
ダクト等を介してシートバツク側に分配し、背中
から吹き出すように設ける。尚、パツド2及びト
リムカバーアツセンブリ3の構成は前述のシート
クツシヨンのものと同一構成を取り、必要がない
限り特に異なる構成を取ることはない。また、分
散室17はシートクツシヨン1A側のものと異な
り一部分を移動させる構造とする必要がないので
一体となつた箱体を採用している。この箱型分散
室17に連結されるダクト16は、場所をとらな
いようにシート下を通つてシートバツク1Bと平
行に配管されるので、変向板18はダクト16と
直交するように設置することが好ましい。
尚、上述の実施例は本考案の好適な実施例の一
つではあるが、これに限定されるものではなく、
本考案の要旨を逸脱しない範囲において種々変形
実施可能である。
つではあるが、これに限定されるものではなく、
本考案の要旨を逸脱しない範囲において種々変形
実施可能である。
例えば、本実施例では樹脂構造のシートフレー
ムを採用しているが、一般に多用されているパイ
プ構造にばね材をセツトしたシートフレームを使
用することも可能である。この場合、パイプシー
トフレームに実質的に密閉された分散室を相対的
に摺動可能なプレート8との間で形成する箱体を
取付ける一方、この箱体の天井面を多孔板にして
ダクト6を介して導入される空気をパツド材2側
へ向けて噴出させる構造とする。更に、シートク
ツシヨンの上面を覆うトリムカバーアツセンブリ
の表皮は全面が通気性を有する必要はなく、着座
部分に風の吹き出しが集中するように部分的に不
通気性表皮を採用することも可能である。
ムを採用しているが、一般に多用されているパイ
プ構造にばね材をセツトしたシートフレームを使
用することも可能である。この場合、パイプシー
トフレームに実質的に密閉された分散室を相対的
に摺動可能なプレート8との間で形成する箱体を
取付ける一方、この箱体の天井面を多孔板にして
ダクト6を介して導入される空気をパツド材2側
へ向けて噴出させる構造とする。更に、シートク
ツシヨンの上面を覆うトリムカバーアツセンブリ
の表皮は全面が通気性を有する必要はなく、着座
部分に風の吹き出しが集中するように部分的に不
通気性表皮を採用することも可能である。
本考案による自動車用シートは以上のごとき構
成を有してなるものであるから、ダクト6から導
入された温風、冷風または常温の空気は分散室4
において分散されたのち、所定の間隔で穿設され
た通気孔13よりフイラメントクツシヨン材より
成るパツド材2側に吹出され、、このフイラメン
トクツシヨン材層でさらに分散されて通気性表皮
部材3より吹出される。また、ダクト16を通つ
て分散室4の風の一部がシートバツク1Bの分散
室17に導入され、流出口13を経てパツド2・
トリムカバーアツセンブリ3から吹出される。依
つて、座乗者に所望温度の空気を、前記フアンの
制御により常に所望する量だけ供給でき、座部お
よび背部を適宜に温めあるいは冷却して寒さやむ
れを防ぐ。尚、風量調節は、フアンの回転数また
は弁の開閉度により行うことができる。
成を有してなるものであるから、ダクト6から導
入された温風、冷風または常温の空気は分散室4
において分散されたのち、所定の間隔で穿設され
た通気孔13よりフイラメントクツシヨン材より
成るパツド材2側に吹出され、、このフイラメン
トクツシヨン材層でさらに分散されて通気性表皮
部材3より吹出される。また、ダクト16を通つ
て分散室4の風の一部がシートバツク1Bの分散
室17に導入され、流出口13を経てパツド2・
トリムカバーアツセンブリ3から吹出される。依
つて、座乗者に所望温度の空気を、前記フアンの
制御により常に所望する量だけ供給でき、座部お
よび背部を適宜に温めあるいは冷却して寒さやむ
れを防ぐ。尚、風量調節は、フアンの回転数また
は弁の開閉度により行うことができる。
考案の効果
以上の説明より明らかなように、本考案の通風
性自動車用シートは、自動車用シートを前後に調
整移動させようとしても、ダクトに固定されたプ
レートがシートクツシヨン側のガイド部に沿つて
相対移動し、分散室を密閉したままシートの移動
を可能としてダクト位置を変更せずにシートとダ
クトの接続関係を維持できる。また、シートバツ
ク側の分散室とシートバツク側の分散室とがダク
トで連結されているのでシートバツクの位置や傾
きに関係なくシートバツクの動きに追従できる。
依つて、本考案によると、シート下のフロア上に
ダクトを固定したまま自動車用シートと連結し、
シートの前後方向への調整移動を可能とすると共
に搭乗者の運動動作範囲からダクトを排除するこ
とができる。
性自動車用シートは、自動車用シートを前後に調
整移動させようとしても、ダクトに固定されたプ
レートがシートクツシヨン側のガイド部に沿つて
相対移動し、分散室を密閉したままシートの移動
を可能としてダクト位置を変更せずにシートとダ
クトの接続関係を維持できる。また、シートバツ
ク側の分散室とシートバツク側の分散室とがダク
トで連結されているのでシートバツクの位置や傾
きに関係なくシートバツクの動きに追従できる。
依つて、本考案によると、シート下のフロア上に
ダクトを固定したまま自動車用シートと連結し、
シートの前後方向への調整移動を可能とすると共
に搭乗者の運動動作範囲からダクトを排除するこ
とができる。
第1図は本考案の通風性自動車用シートの一実
施例を示す中央縦断面図、第2図は同シートの横
断面図、第3図は本実施例においてパツド材とし
て使用する三方向性立体カールフイラメントの正
面図、第4図は第3図のフイラメントによつて成
形されるクツシヨン材の一部分を示す斜視図、第
5図は従来の通風性自動車用シートの一例を示す
斜視図、第6図は第5図の−線断面図であ
る。 1……シートフレーム、2……パツド材、3…
…表皮部材、4……分散室、6……ダクト、7…
…ガイド部、8……プレート、10……開口部、
W……車体フロア。
施例を示す中央縦断面図、第2図は同シートの横
断面図、第3図は本実施例においてパツド材とし
て使用する三方向性立体カールフイラメントの正
面図、第4図は第3図のフイラメントによつて成
形されるクツシヨン材の一部分を示す斜視図、第
5図は従来の通風性自動車用シートの一例を示す
斜視図、第6図は第5図の−線断面図であ
る。 1……シートフレーム、2……パツド材、3…
…表皮部材、4……分散室、6……ダクト、7…
…ガイド部、8……プレート、10……開口部、
W……車体フロア。
Claims (1)
- 上面が多孔板により構成され内部に中空状の分
散室を有するフレーム上に、単繊維結合クツシヨ
ン材よりなる通気性シートパツドを通気性表皮部
材で覆つた自動車用シートクツシヨンを取付け、
前記分散室にダクトを連通してなる自動車用座席
シートにおいて、前記フレームの下部中央に前後
方向に延びるガイド部を設け、該ガイド部は、前
記フレームの底板に開設された前後方向に延びる
長孔状の開口部を閉塞する摺動プレートと、この
摺動プレートの両側を摺動自在に支持する略乙の
字状の一対の支持プレートとにより形成し、車体
フロア上であつて前記ガイド部の下部に沿うよう
に敷設されたダクトの先端を前記摺動プレートに
貫通させて固定し、前記分散室と送風源とを連結
する一方、前記シートバツク側にもシートパツド
側に開口する分散室を設け、該分散室と前記シー
トクツシヨン側の分散室とを可撓性ダクトで連結
し、シートクツシヨンとシートバツクの双方のシ
ート表面から風を吹き出させることを特徴とする
通気性自動車用シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986145182U JPH0330053Y2 (ja) | 1986-09-24 | 1986-09-24 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986145182U JPH0330053Y2 (ja) | 1986-09-24 | 1986-09-24 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6352460U JPS6352460U (ja) | 1988-04-08 |
| JPH0330053Y2 true JPH0330053Y2 (ja) | 1991-06-26 |
Family
ID=31056485
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986145182U Expired JPH0330053Y2 (ja) | 1986-09-24 | 1986-09-24 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0330053Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5505404B2 (ja) * | 2011-12-14 | 2014-05-28 | 株式会社デンソー | 車両用シート装置 |
| JP6067789B2 (ja) * | 2015-06-24 | 2017-01-25 | テイ・エス テック株式会社 | シート |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS643412Y2 (ja) * | 1981-03-06 | 1989-01-30 | ||
| JPS5841512A (ja) * | 1981-04-24 | 1983-03-10 | アイシン化工株式会社 | 自動車用座席シ−トの通風装置 |
| JPS60176905U (ja) * | 1984-05-04 | 1985-11-25 | ダイハツ工業株式会社 | 空調シ−トの配管構造 |
-
1986
- 1986-09-24 JP JP1986145182U patent/JPH0330053Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6352460U (ja) | 1988-04-08 |
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