JPH033035B2 - - Google Patents

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JPH033035B2
JPH033035B2 JP58229123A JP22912383A JPH033035B2 JP H033035 B2 JPH033035 B2 JP H033035B2 JP 58229123 A JP58229123 A JP 58229123A JP 22912383 A JP22912383 A JP 22912383A JP H033035 B2 JPH033035 B2 JP H033035B2
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JP
Japan
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membrane panel
side plate
panel block
work floor
tank side
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JP58229123A
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Sumiaki Zushi
Kazuo Ubagai
Kenichi Watanabe
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Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Publication date
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  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 開示技術は、低温タンクに設けられた薄膜式の
メンブレンパネルのタンク側板に対する据え付け
固定を有する施工の技術分野に属する。
<要旨の概要> 而して、この出願の発明は、予め工場で所定サ
イズに製作されたメンブレンパネルブロツクを所
定数の複数枚タンクの底板上に搬入し、その1枚
づつを吊り上げしてタンク側板内の保冷材の所定
位置に芯合せして添設し、該側板に据え付けする
ようにしたメンブレンパネル据付方法と該据付方
法に直接使用する装置に関する発明であり、特
に、該メンブレンパネルブロツクを側板上端の周
状ガイドレールに設けたホイストクレーン等によ
り吊り上げし、而して、その吊り上げ工程におい
て同じくガイドレールから吊下装置によりワイヤ
を介して昇降するゴンドラタイプの作業床に干渉
せず、該作業床と側板の保冷材との間を相互に接
触せずに相対的に通過させて吊り上げられるよう
にし、しかも、該作業床を介してメンブレンパネ
ルブロツクの保冷材を介して側板への据え付け作
業の操作がなされるようにした低温タンクのメン
ブレンパネル据付方法と該据付方法に直接使用す
る装置に係る発明である。
<従来技術> 周知の如く、LPG、LNG貯蔵用等の低温タン
クに於いては、熱挙動を吸収するべく外槽内に側
板よりは薄膜式のメンブレンパネルを保冷材を介
して添設する態様が一般的な構造とされている
が、該メンブレンパネルは通常稼動中の複雑な熱
挙動吸収用のコルゲーシヨンを凸条状に有してい
るために、予め方形等の所定サイズ形状に形成さ
れたメンブレンパネルブロツクを設定数多数タン
ク内に吊り込んで相互に溶接接合させて保冷材を
介し側板に添設固定するようにされている。
この場合、側板上に保冷材を介してメンブレン
パネル据付用の作業床を付設することは、所謂載
置型となるために、施工は容易であるが、側板に
対して所定サイズのメンブレンパネルブロツクを
各個に添設することは垂直添設の形式をとること
から、搬入から吊り込み、吊り上げ、及び、固定
の各操作において多くの煩瑣な作業が伴うのが一
般的である。
かかる技術は、例えば、特開昭57−155478号公
報発明等に開示されてはいる。
<発明が解決しようとする課題> 而して、従来はこのような作業は個々の工程に
おいて、区切られて相互に関連のない工程とされ
ており、例えば、タンク近傍の仮置場に梱包状態
で搬入されたメンブレンパネルブロツクをクレー
ン等で仮置き状態にし、その後、クローラクレー
ン等を使つてタンク側板内の梱包仮置場に仮置き
し、そこで開梱してフオークリフト等により各々
区分された施工場所に移動させ、更に、クローラ
クレーン等により吊り上げて側板に添設固定する
ようにしていた。
したがつて、各施工手順に煩瑣な手間がかか
り、極めて非能率的である難点があるうえに、梱
包仮置場に於いて開梱し、各メンブレンパネルブ
ロツクを1枚ごとにクローラクレーンにより吊り
上げていくプロセスでは、梱包仮置場に略平面状
態に仮置きされたメンブレンパネルブロツクがク
ローラクレーンによつて吊り上げられるために該
平面状の水平姿勢から傾斜姿勢を経て垂直姿勢の
状態に吊り上げされることにより、その中途でメ
ンブレンパネルブロツクに曲げ応力がかかること
が避けられなかつた。
即ち、該メンブレンパネルブロツクは施工能率
上、又、後工程での相互の溶接結合の際の溶接熱
応力を避けるべく可及的に大サイズのブロツク体
とされ、したがつて、相当な面積と重量を有して
おり、そのため、水平仮置き状態から傾斜状態を
経て垂直状態で吊り上げに移行するプロセスで、
メンブレンパネルブロツクの上端側に作用する吊
り上げ力と、その下端側に作用する重力とが該メ
ンブレンパネルブロツク全体、就中、重心近くに
大きな曲げ応力を印加するために、吊り上げして
側板の保冷材に添設固定する状態では、該メンブ
レンパネルブロツクに無視出来ない相当な曲げ変
形が形成されるマイナス点があり、該曲げ変形を
側板への添設状態にて修正することは非常な困難
が伴い、しかも、熟練を要し、猶多くの工数と危
険を伴うという不具合があつた。
又、各メンブレンパネルブロツクを側板の保冷
材に対して添設固定するに際しては、安全性、及
び、後工程の都合等の点から上側から下側にかけ
て添設する工程をたどるのが通常の態様である
が、上述問題に対処して、例えば、前記特開昭57
−155478号公報発明に示されている如く、側板上
端周部に沿つてガイドレールを設け、該ガイドレ
ールにホイストクレーンを移動自在に設けて該ホ
イストクレーンからワイヤを介しゴンドラを吊り
下げメンブレンパネル取付け作業の施工するよう
な技術も開発されているが、上述の如くメンブレ
ンパネルブロツクは相当のサイズ、重量を有して
いるために、最上段に設けるメンブレンパネルブ
ロツクを所定の方法で吊り上げして側板の保冷材
に予め埋設しておいたアンカー金物に固定するに
は該メンブレンパネルブロツクが大重量であるこ
とから、これを吊り上げするホイストクレーンが
相当な大きさとなり、したがつて、最上段に該メ
ンブレンパネルブロツクを吊り上げしていく終段
において、該メンブレンパネルブロツクの上端と
ホイストクレーンが干渉してメンブレンパネルの
取り付けが出来難いという不都合があつた。
更に、ゴンドラと吊り上げするメンブレンパネ
ルブロツクの相互干渉も避けられず、このような
技術的な制約から最上段のメンブレンパネルブロ
ツクを側板の保冷材に対して添設固定することは
現実には極めて不可能に近いという不都合さがあ
つた。
又、このような点からメンブレンパネルブロツ
クを側板の保冷材に添設固定する各工程が前述の
如く極めて危険を伴うことが避けられず、しか
も、メンブレンパネルブロツクの枚数が多く、工
程が数多くなるにつれ、又、タンクの容量が大き
くなるに伴い、その危険性の度合が高まるという
デメリツトもあつた。
更に、メンブレンパネルはその内面に直接
LPGやLNG等の低温液を接触状態で貯溜するた
めに、コルゲーシヨンに対し、更には、その周辺
の一般面にも滑らかで精密な加工を行い、そのよ
うな加工状態を保持する必要があるが、各メンブ
レンパネルブロツクを側板の保冷材の内面に沿つ
て吊り上げするに、従来は該メンブレンパネルの
先端にクローラクレーンやホイストクレーン等の
吊りピース等を付設する必要があり、そのため、
コルゲーシヨンの周辺の一般面が変形したり、傷
が付く虞があり、タンクの完成後の運転に支障を
きたすという虞もあつた。
而して、上述の如く、例えば、側板の上端周部
に沿つてガイドレールを設けてホイストクレーン
によりメンブレンパネルブロツクを吊り上げする
にしても、その操作に用いる作業用のゴンドラは
上述の如くメンブレンパネルブロツクとの相対昇
降時の干渉を避けるために、ガイドレールを内外
2列にする等の設計構造とする等の点から機構が
複雑になり、メンテナンスが煩雑で、しかも、コ
スト高になるというデメリツトもあつた。
<発明の目的> この出願の発明の目的は予め製作された所定サ
イズのメンブレンパネルをタンク側板内面の保冷
材に対して据え付け固定する上述従来技術に基づ
く問題点を解決すべき技術的課題とし、メンブレ
ンパネルブロツクが保冷材に沿つて吊り上げられ
ながらも、昇降するゴンドラタイプの作業床と保
冷材とに何ら干渉することなく、該作業床と側板
との間をスムースに上昇していき、しかも、該作
業床からのメンブレンパネルブロツクに対する作
業、操作がスムースになし得、確実に高精度にメ
ンブレンパネルブロツクを側板の保冷材に据え付
け固定出来るようにしてエネルギー産業における
タンク構築技術利用分野に益する優れた低温タン
クのメンブレンパネル据付方法及び装置を提供せ
んとするものである。
<課題を解決するための手段・作用> 上述目的に沿い先述特許請求の範囲を要旨とす
るこの出願の発明の構成は前述課題を解決するた
めに、工場で予め設定サイズに製作された各メン
ブレンパネルブロツクは所定枚数づつ梱包されて
タンク内の底板上の仮置場に搬入され、そこで、
開梱され、1枚づつ据付治具により挟持されて側
板の上端部に沿つて設けられたガイドレールに係
合したホイストクレーン等により吊り上げられて
いき、その間の吊り上げ操作等の作業は該ガイド
レールの吊下装置からワイヤを介して同じく昇降
自在に吊り下げされたゴンドラタイプの作業床か
ら行われるようにし、而して、吊り上げされるメ
ンブレンパネルブロツクはその据付治具と共に何
ら側板の保冷材や作業床に干渉することが無いよ
うにして相対的に上昇していき、その芯出しや保
冷材に埋設したアンカー金物に対する仮止め等を
該作業床の作業面から行うようにし、而して、メ
ンブレンパネルブロツクは相当の大サイズである
ために、作業床は上下2段の作業面を有するよう
にしてメンブレンパネルブロツクに対する芯出し
や仮付けの作業が安全、且つ、正確、スムースに
行えるようにし、又、該作業床には側板の保冷材
に対する所定の間隙を保持する間隙形成装置と負
圧発生装置とを有してメンブレンパネルブロツ
ク、及び、据付治具に対する干渉のないメンブレ
ンパネルブロツクとの相対上昇を許容するように
した技術的手段を講じたものである。
<実施例> 次に、この出願の発明の1実施例を図面を参照
して説明すれば以下の通りである。
第1図に示す態様に於いて、1はLPGやLNG
貯蔵用の平底円筒ドーム屋根型の低温タンクであ
り、そのドーム屋根には吊りデツキ2が在来態様
同様に設けられ、図示態様においては、底板3の
周辺上のメンブレンパネル7を敷設されていない
側板4の内面に保冷材5が保冷材添設用のゴンド
ラ6を介して順に相隣つて添設固定されるように
され、又、該保冷材5の内面にはメンブレンパネ
ル7が添設するようにされ、該メンブレンパネル
7の添設固定には後述する据付治具8、及び、該
据付治具8に上設され該メンブレンパネルブロツ
ク7′の据付装置としての作業床9が用いられる
ようにされており、又、これらの治具として受け
台車10、及び、支持台車11が底板3に於いて
メンブレンパネルブロツク7′の移動用に供され
るようにされている。
尚、12は該タンク1内に垂設されたポンプバ
レルである。
而して、第1図に示すメンブレンパネルブロツ
ク7′の側板4の保冷材5の内面に対する順次据
え付け施工について次に詳説していくと、第2図
に示す態様は、側板4の保冷材5に添設されるメ
ンブレンパネル7の部分正面図であり、該メンブ
レンパネル7は第3図に示す様な大サイズで大重
量の各メンブレンパネルブロツク7′のユニツト
パネル相互の周辺を溶接された接合体から成るも
のであり、該各メンブレンパネルブロツク7′は
予め工場で設計に従つて設定サイズの長方形等の
ユニツトに形成され、各ユニツトごとに外見上相
互に綾織状に交叉するコルゲーシヨン13と側板
4の保冷材5に予め埋設植設された図示しないア
ンカー金物に対する固定用の孔14,14……を
該コルゲーシヨン13,13相互間の平面部に穿
設されてある。
そして、該ユニツトのメンブレンパネルブロツ
ク7′は設定枚数づつ積み重ねられて工場で梱包
され、トラツク輸送されて後述の如くタンク内の
仮置場に搬入されるようにされている。
而して、各メンブレンパネルブロツク7′の据
付作業を第4図によつて説明すると、ユニツト化
されたメンブレンパネルブロツク7′は後で詳説
するフレーム状の据付治具8に1枚づつ固定挾持
されて側板4の頂部と吊りデツキ2の周辺との間
に環状に設けられた1本のガイドレール15に移
動自在にマウントされた主吊り上げ用の装置とし
てのホイストクレーン16に吊下げされて吊り上
げされていき、同じく、ガイドレール15にマウ
ントされ、ホイストクレーン16の設定位置前後
に設けられた吊下げ装置17,17により吊下げ
されて昇降するゴンドラタイプの据付装置として
の作業床9から操作されてメンブレンパネルブロ
ツク7′が保冷材5の上段から中段を経て下段に
添設される固定作業が行われ、更に、作業区域ご
とに周方向に移動して全周的にメンブレンパネル
7が添設されるようにされる。
そこで、主要な各装置類について説明すると、
まず、第5,6,7図に示す様に、上記据付治具
8を吊下げするホイストクレーン16については
側板4の上端と吊りデツキ2の周辺に環設したガ
イドレール15に図示しないローラを介してマウ
ントしたフレーム18にモータ19が横向きに固
設されてホイストクレーン本体20を吊下装備し
ており、下端にゴンドラタイプの据付装置の作業
床9の作業員によつて操作されるコントローラ2
1を吊下げするケーブル22が垂設されると共
に、先端にメンブレンパネルブロツク7′を挾持
する据付治具8を吊り下げするフツク23を有す
るワイヤ24を巻装している。
而して、該ホイストクレーン16はガイドレー
ル15に沿つてその前後に連結金具25,25を
介して1対の吊下装置17,17のサブフレーム
26,26を一体的に連結しており、各サブフレ
ーム26にはモータ19とは逆向きにモータ27
が固設され、モータ19向きにカンチレバー式に
ブラケツト28が固設されてそれにはガイドレー
ル15から側板4側に設定距離オフセツトされた
部位にてチエンブロツク29が固設されており、
それからはゴンドラタイプの作業床9を吊下する
フツク30を有するワイヤ31を昇降自在に吊設
している。
尚、サブフレーム26には第7図に示す様に、
ガイドレール15の下側のフランジの上面に対す
るローラ32とその下面全幅に亘るローラ33を
有して該ガイドレール15の下部フランジを挾持
しており、カンチレバー式のブラケツト28によ
るチエンブロツク29のガタツキや傾きを防止す
るようにされている。
一方、第8,9,10図に示す様に、メンブレ
ンパネルの据付装置としてのゴンドラタイプの作
業床9はガイドレール15の一対のサブフレーム
26,26の前後に第4図に示す様な吊下げ装置
17,17から垂下するワイヤ31,31に吊下
げされて昇降自在にされ、そのフレームは上段の
横型の作業面35とそれに続く下側の縦型の作業
面35′と上下2段に一体化されており、両作業
面35,35′は梯子36により昇降連絡自在に
されている。
又、上部の作業面35にはモータ37により図
示しないボールスクリユウ機構を介して左右一対
の押し棒38,38が側板4に対して進退自在に
設けられると共に該作業面35の一側に設けられ
た適宜の負圧発生装置39にホースを介して接続
されたパツド式の負圧吸引装置がメンブレンパネ
ルブロツク7′を挾持した据付治具8をして該据
付装置の作業床9と側板4との間に相対通過させ
るための間隙形成装置40として設けられ、各々
ブラケツト41,41により該上段の作業面35
の両側に設けられて側板4に対設されている。
而して、一対の押し棒38,38間の横幅(保
冷材5の周方向幅)はメンブレンパネルブロツク
7′の据付治具8の横幅よりも小さく、後述の如
く該据付治具8を保冷材5面に押圧するようにさ
れ、又、間隙形成装置40,40間の横方向間隔
は該据付治具8の幅より充分広く、これを相対的
に通過させることが出来るようにされている。
尚、42,42′は安全網であり、上下の各作
業面35,35′に於いて作業者が必要な作業を
充分許容することが出来、且つ、安全を守ること
が出来るように囲として形成され、又、43は開
閉蓋であつて、作業面35に設けられ、作業員が
上段と下段の作業面35と35′を出入りするた
めに設けられてある。
而して、第11図に示すものは、前述した予め
工場で製作されたユニツトのメンブレンパネルブ
ロツク7′を挾持して保冷材5に添設するメンブ
レンパネル7の据付治具8であり、その平面視の
サイズは該メンブレンパネルブロツク7′と略同
一であり、したがつて、前記第3図に示すメンブ
レンパネルブロツク7′と同様に長方形形状であ
つて、その縦、横の断面コの字型のフレーム4
4,45……は相互に溶接一体化されており、そ
の一方寄りの二隅に於いては縦方向に設定角度傾
斜されると共に、図示しない所定のバネ機構によ
りフレーム44と同一平面にフラツトに折りたた
まれ、長手方向に延伸されるようにされたアーム
に側板4の保冷材面を痛めないようにするローラ
46,46が設けられている。
したがつて、該各ローラ46は長手方向(縦方
向)に折りたたまれるために横方向には張り出さ
ず、そのため、後述するようにメンブレンパネル
ブロツク7′を挾持してゴンドラタイプの据付装
置の作業床9と側板4の保冷材5との間を相対通
過する場合に縮退姿勢状態の押し棒38,38や
間隙形成装置40,40と干渉することはない。
又、据付治具8の縦方向両側のフレーム44,
44の所定部位には第12図に示す様に、中間ロ
ーラ47が設けられており、該縦方向フレーム4
4の丸孔48と、該縦フレーム44に溶接一体さ
れた横フレーム45に溶接固定されて該縦フレー
ム44に平行に延接されたホルダブラケツト49
の丸孔50に挿通されたアームはその基端に於い
て、ストツパフランジ51を有すると共に該縦フ
レーム44の丸孔48に対して挿通する断面四角
形のシヤンク52を形成され、該縦フレーム44
に設けた皿バネ53と係合させてその下向きと横
向きの姿勢を切り換えて切換姿勢を維持するよう
にされ、又、該シヤンク52の先端の直角のエル
ボー部54の先端にはローラ本体55が回転自在
に枢支されている。
したがつて、当該第12図に於いて、図示する
状態から下方向にアームが紙面に直角に手動によ
り曲折させると、シヤンク52はバネ53により
据付治具8に対して垂下姿勢にされてローラ4
6,46と同様にローラ本体55が垂設され、
又、水平に折り曲げることにより、バネ53によ
りその水平状態を維持され、更に、フレーム44
に対し矢印方向に押し込むことにより、縦方向断
面コの字型の該フレーム44内に該エルボー部5
4、及び、ローラ本体55が格納されてローラ4
6,46と同様に据付治具8の幅方向のサイズを
実質的に広げることはなく、そのため、同じく該
据付治具8がメンブレンパネルブロツク7′を挾
持してゴンドラタイプの作業床9と保冷材5の間
を相対的に通過する場合に押し棒38,38や間
隙形成装置40,40と干渉するようなことはな
く、スムースに相対通過することが出来る。
又、据付治具8の中央部縦方向に設けられた一
対のフレーム44,44の間には各基端をピン5
6に枢支され、先端をフツク57に掛止離脱自在
にされたアーム58,58……が各々該ピン56
を介して90゜旋回動自在にされており、開いた状
態では該縦方向フレーム44,44に直交して上
記フツク57との間に渡設され、又、閉じた状態
では一方のピン56側のフレーム44に平行に折
りたたまれるようにされており、該アーム58に
は第13,14図に示す様に、ロツクナツト5
9,60によつて緊締状態を調節され、昇降位置
決め固定自在にされたクランパとしての中間ボル
ト61がその下端にて周面にローレツトを形成さ
れたハンドル62を一体に有してメンブレンパネ
ルブロツク7′のコルゲーシヨン13に穿設され
た固定用孔14に対向して設けられており、該中
空ボルト61の内部穴64内には該中空ボルト6
1にピン65を上端に枢支して二又状のフオーク
66が設けられて各々その先端に上記固定用孔1
4の下面に係合するクランプとしてのストツパ6
7,67を有すると共に、その中央のフオーク6
6に設けた図示しないメネジに螺合するオネジ軸
68には調節ハンドル69が設けられて中空ボル
ト61の中ほどに設けた窓70から手動により回
動自在にされ、フオーク66の各ストツパ67の
固定用孔14に対する拡縮調節が自在にされてい
る。
したがつて、調節ハンドル69の調節によりフ
オーク66を閉じてストツパ67,67を第13
図に示す様に、相寄せ合つて固定用孔14から抜
け出るようにし、ローレツトを形成したハンドル
62を回転することによりロツクナツト59,6
0を介し、中空ボルト61をアーム58から上昇
させることでストツパ67,67をメンブレンパ
ネルブロツク7′の固定用孔14から抜き出し、
又、その上面から離脱させることが出来るように
されている。
そして、アーム58をしてピン56を中心に上
述の如く、縦方向フレーム44に平行に旋回させ
て折りたたむことにより、据付治具8をしてメン
ブレンパネルブロツク7′に挾持させた状態のま
ま該メンブレンパネルブロツク7′の固定用孔1
4,14……を露呈させ、保冷材5の図示しない
アンカー金物に対する仮付け溶接等を行うことが
出来る。
そして、上述とは逆操作をすることにより、第
14図に示す様に、二又フオーク66をして固定
用孔14に挿通させ、その各ストツパ67,67
をしてメンブレンパネルブロツク7′にクランプ
させることが出来る。
尚、71は他のロツクナツトである。
而して、据付治具8の周辺部に対するメンブレ
ンパネルブロツク7′の周辺部のクランプについ
ては第11,15図に示す様に、後述する如く据
付治具8のフレーム44(45)をメンブレンパ
ネルブロツク7′のコルゲーシヨン13上に軽く
当接載置させ、コの字型ブラケツト76の上側部
77をフレーム44(45)の上部に載置し、併
せて下側部77′をコルゲーシヨン13の裏側に
その長手方向に沿つて挿入する。
そして、フレーム44(45)の上部フランジ
に対し該フランジに穿設された図示しない長孔を
介してボルト72をクランパ74の座73にネジ
止めしてクランパ74(ハンドル81を上下動す
れば先部のフオーク部が逆に上下動するようにさ
れている。)をフレーム44(45)に固設する。
一方、該フレーム44(45)に対して直角方
向に長溝75を穿設されているコの字型ブラケツ
ト76の該長溝75の長さより短い下側部77′
の上面に予めゴムラインニングを形成しておくこ
とにより、メンブレンパネルブロツク7′のコル
ゲーシヨン13の裏面側にブラケツト76の下側
部77′をゴムライニングを介して損傷を与える
ことなく挿入させブラケツト76の上側部77を
フレーム44(45)の上面に押圧当接させる。
この状態では座73とブラケツト76との間に
は設定間隙が形成されるようにされている。
而して、ブラケツト76の座73寄りには予め
締めボルト78が一体植設されて上延されてお
り、その上部一対の座79,79の間にはクラン
パ74のクランパ本体のフオーク部80が相対挿
通されるようにされている。
この状態で第15図に示す様に、ハンドル81
を押し下げると、先部のフオーク部80を介しボ
ルト72を支点にして締めボルト78が上がり、
ブラケツト76の下側部77′がメンブレンパネ
ルブロツク7′のコルゲーシヨン13の裏側に挿
入された状態で上がり、ゴムライニングを介して
フレーム44(45)下面に押圧されて該メンブ
レンパネルブロツク7′の周辺は据付治具8の周
辺部にクランプされることになる。
而して、これを解除するに際しては、ハンドル
81を逆回転させて締めボルト78を下げ、それ
によりメンブレンパネルブロツク7′の周辺の据
付治具8の周辺部へのクランプを解き、ボルト7
2を緩めブラケツト76を第15図外側に長溝7
5を介してスライドさせて引き出すことにより、
該ブラケツト76の上側部77、及び、下側部7
7′はメンブレンパネルブロツク7′から外れ、こ
の状態で垂立姿勢の吊り下げ状態のメンブレンパ
ネルブロツク7′に対し、ブラケツト76はボル
ト72に対する重力による旋回を介しフレーム4
4(45)に略平行に沿う姿勢になり、ゴンドラ
タイプの作業床9の前記押し棒38,38や間隙
形成装置40,40に対する干渉は実質的に避け
られ、据付治具8、メンブレンパネルブロツク
7′と共にスムースな通過が行える。
上述装置を用いてのメンブレンパネルブロツク
7′の側板4の保冷材5への添設固定施工のプロ
セスを第16図以下の図面に従つて説明すると、
まず、第16図に示す様に、予め順次メンブレン
パネルブロツク7′上に保冷材5に対する添設固
定の位置決めをするように芯出し用の左右上下の
け書きマーク83,83,83′,83′を側板4
の保冷材5上の所定位置に対応させて形成させて
おく。
勿論、この場合、該メンブレンパネルブロツク
7′の固定用孔14に対する図示しないアンカー
金物が保冷材5に埋設されている状態にあるもの
とする。
次いで、第17図に示す様に、先述した如く所
定サイズに予め工場で製作されたメンブレンパネ
ルブロツク7′は所定枚数梱包されてタンク1の
施工現場の仮置場84,84に集積状態に仮置き
される。
又、該タンク1内の底板3上に於ける作業は該
タンク1の側板4の所定の図示しない開口部から
搬入され、第18図に示す様に、梱包材仮置場8
5等に配置される。
即ち、第19に示す様に、タンク1内の底板3
内に搬入されたフオークリフト86や台車87等
に対してタンクの屋根88の開口部89を介しク
ローラクレーン90により設定数のメンブレンパ
ネルブロツク7′を重ねて梱包した梱包材91を
台車87上に吊り込み、フオークリフト86で開
口部近辺の仮置場85,85に移動させ、そこ
で、梱包材91をしてその板材92,92を第2
0図に示す様に開梱し、設定枚数のメンブレンパ
ネルブロツク7′を解く。
そこで、第21図に示す様に、ローラ付の門構
93をそのチエンブロツク94,94……をして
据付治具8を吊下げさせて移動し、メンブレンパ
ネルブロツク7′群に外装させ、該チエンブロツ
ク94,94……を介して該据付治具8を最上段
の1枚のメンブレンパネルブロツク7′上に両者
の周辺部が一致するように操作して載置する。
そこで、第22図に示す様に、第11,13,
14,15図により、前述した如く、各クランパ
としての中空ボルト61、クランパ74……をし
てメンブレンパネルブロツク7′を据付治具8に
クランプし、該据付治具8をして最上段の1枚の
メンブレンパネルブロツク7′を挾持させ、一体
化し、そこで該門構93を移動させ、第23図に
示す様にその中央部を受け台車10に吊り下げて
その下端に相当する端部を支持台車11に載置さ
せる。
尚、この状態では該据付治具8の周辺の前記ロ
ーラ46,47……は下向きに張り出して折り曲
げて垂下状態にさせてあるようにしておく。
そこで、第24図に示す様に、受け台車10、
支持台車11にメンブレンパネルブロツク7′を
挾持した据付治具8をタンク1の底板3の所定工
区の基部の上下方向添設部位に移動させ、該据付
治具8の先端にガイドレール15のホイストクレ
ーン16から垂下しているワイヤ24のフツク2
3にその吊り上げフツクを当該第24図に示す様
に、相互に掛止連結させる。
而して、ガイドレール15の所定の位置に停止
しているホイストクレーン16に対して、同じ
く、ガイドレール15の停止中の他の吊下げ装置
17,17よりワイヤ31,31を介して吊下げ
されている2段式のゴンドラタイプの据付装置の
作業床9からのコントローラ21による操作を介
して該ホイストクレーン16が作動され、そのワ
イヤ24が引き上げられると、それにより該メン
ブレンパネルブロツク7′を一体的に挾持した据
付治具8は当該第24図に示す様に、その先端が
上昇し、下端を支持台車11に支持された状態で
傾斜し始める。
そこで、受け台車10を次の準備のためにその
ローラを介して前記仮置場85に移動させる。
而して、ホイストクレーン16を継続して作動
させると、第25図に示す様に、据付治具8は側
板4の保冷材5に対して平行姿勢の垂下状態にな
り、順次吊り上げられていく。
そこで、据付治具8の下端は支持台車11から
離反するために該支持台車11もまた仮置場85
に移動させていく。
そして、この時、第24図に示す様に、据付治
具8の先端が上昇し、下端が側板4に近接するた
めに一種の回転モーメントが働いて、その下側の
ローラ47が該側板4の保冷材5に軽いながら
も、衝撃的に当接するのを避けるために第26図
に示す様に、作業員96が適宜に据付治具8の下
部を押さえて静かにその揺動を制止つつ該据付治
具8の上昇を補助するようにする。
而して、このようにして行うメンブレンパネル
ブロツク7′の側板4の保冷材5への添設固定に
ついては第27図に示す様に、その施工順番は丸
印番号,……で示されている通りに行う。
即ち、最上段の1番目のメンブレンパネルブロ
ツク7′の保冷材5への添設固定を行うに際して
はゴンドラタイプの据付装置の作業床9の上段の
作業面35に於ける操作により負圧発生装置39
を作動させて間隙形成装置40,40をしてその
先端を側板4の保冷材5面に定着させ、第28図
に示す様に、据付装置の作業床9を保冷材5の面
から一定間隔に保ち、ホイストクレーン16の連
続動作により据付治具8はメンブレンパネルブロ
ツク7′を一体挾持した状態で吊り上げされ、当
該第28図に示す様に、ホイストクレーン16に
近接する。
さりながら、この状態ではまだ設計高さには達
していないために、そこで、盛り換え作業を行う
ことになり、一旦ホイストクレーン16を停止
し、その前後両側のチエンブロツク29,29を
作業床9上にて操作してそのワイヤ31,31を
降下させ、該据付治具8の他の用意したフツクに
掛止させてホイストクレーン16のフツク掛止を
解除する。
このようにして盛り換えを終了し、該チエンブ
ロツク29,29を動作させると、第29図に示
す様に、ガイドレール15に対してチエンブロツ
ク29,29は前記第6図に示す様に、カンチレ
バー式のブラケツト28を介して側板4側にオフ
セツトされているために据付治具8は保冷材5内
面側に近接した状態で引き上げられていく。
この時、据付治具8は据付装置の作業床9と側
板4の保冷材5との間を相対的に通過していく
が、この時該作業床9の間隙形成装置40,40
が該作業床9をして側板4の保冷材5との間に前
述した如く、前後方向、幅方向に充分な間隔を保
持するために、又、押し棒38,38は縮退状態
にあるため、据付治具8は干渉することなくスム
ースに吊り上げされていく。
而して、該据付治具8が作業床9に対し上昇し
ていく過程において、該作業床9に於いて作業者
96はその据付治具8の据付装置の作業床9に対
し相対的に上昇していくプロセスで据付治具8の
中央上下方向のフレーム44,44のクランパと
しての中空ボルト61,61……について先述第
13,14図に示した説明の如くにメンブレンパ
ネルブロツク7′のクランプを上方から解除して
アーム58をフレーム44に平行にし、メンブレ
ンパネルブロツク7′の固定用孔14,14……
を全て露呈させるようにしておく。
このようにすることにより、第30,31図に
示す様に、充分に設定通りに据付治具8は保冷材
5の最上段の設定位置に吊り上げされ、そこで、
チエンブロツク29,29を一応停止させる。
次に、作業床9の上段の作業面35に於いて、
モータ37,37を作動させてウオーム機構を介
し、押し棒38,38を押し出し、それらが前述
した如くメンブレンパネルブロツク7′の幅より
狭い幅にて設けられていることにより該メンブレ
ンパネルブロツク7′を軽く側板4の保冷材5内
面に押し当てながら作業床9を微動昇降させつつ
側板4の保冷材5上に作製した縦、横のけ書きに
対してメンブレンパネルブロツク7′に対応する
部位に形成しておいたけ書きマーク83,83′
……を位置合せする。
尚、この時該メンブレンパネルブロツク7′の
傾斜、或は、左右の位置が不確定の場合は吊下げ
装置17,17に対する各々の独立操作により確
実に芯出しを行う。
この場合、作業床9の上下の作業面35,3
5′が上段横型、下段縦型の形状であるために、
第32図に示す様に、上段の作業面35に於いて
左右のけ書きマーク38,38′を芯出しし、下
段の作業面35′に於いて下側のけ書きマーク8
3,83′を芯出しすることにより3点芯出しが
自動的に行え、結果的に上段の芯出しが行えるこ
とになる。
このように芯出しが終わると、第33図に示す
様に、この状態ではメンブレンパネルブロツク
7′の各固定用孔14,14……に対して保冷材
5に埋設された図示しないアンカー金物に仮固定
ボルトを最小限必要数挿通してナツト98,98
……を仮締め固定する。
尚、この場合、必要であるならば、第34図に
示す様に作業床9を上昇させて上方の芯合せを行
うようにする。
このようにして第35図に示す様に、最上段の
メンブレンパネルブロツク7′の保冷材5を介し
ての側板4に対する芯合せと仮固定が出来ること
になる。
次に、固定用孔14に対して先述の如くメンブ
レンパネルブロツク7′の中央部のクランパとし
ての中空ボルト61,61……はそのアーム5
8,58……がフレーム44に平行に閉じられて
いるために全て露呈されていることになり、そこ
でその固定用孔14,14……とアンカー金物と
の仮溶接を行う。
この場合の溶接順序については第36図に示す
,……の通りの順序であり、まず、第37図
に示す様に、固定用孔14の開先部を適宜清掃
し、所定の肌合せ治具によりアンカー金物とメン
ブレンパネルブロツク7′との間隙量を許容範囲
内として第38図に示す様に仮付け溶接100を
行う。
この場合、先に仮締めしておいたボルトについ
てはこれを外して同様に仮付け溶接100を行
う。
このようにして全ての固定用孔14,14……
に対して仮付け溶接100を行うことにより、メ
ンブレンパネルブロツク7′は保冷材5を介し側
板4に対して固定され、チエンブロツク29,2
9……による吊り下げ状態を必要としなくなる。
そこで、据付治具8のメンブレンパネルブロツ
ク7′に対する残りのクランパ74……を順次全
て外してブラケツト76,76……をフレーム4
4,45に折りたたみ、上述プロセスとは逆プロ
セスにより据付治具8を吊り下げさせて降下さ
せ、吊下げを解き、下端に待機させておく受け台
車10、支持台車11に載置させて仮置場85へ
と次の作業に供するべく移動させる。
尚、第2段以降の据付治具8のメンブレンパネ
ルブロツク7′の挾持状態での吊り上げ添設固定
作業においては上述の如く、最上端の添設固定と
異なり、ホイストクレーン16のみによる上昇に
よる作業で良く、この場合は既設上段のメンブレ
ンパネルブロツク7′に対する次設下段のメンブ
レンパネルブロツク7′をその上下端に於いて第
39図に示す様に、溶接接合101を行えば良
い。
又、第1図に示す様に、吊りデツキ2と底板3
との間にはポンプバレル12が垂下立設されてお
り、該ポンプバレル12と側板4、乃至、その保
冷材5との間は設計条件により充分な間隔が形成
されておらず、したがつて、第4,24,25図
に示す様に、メンブレンパネルブロツク7′を一
体挾持した据付治具8が受け台車10、及び、支
持台車11に支持された水平状態からホイストク
レーン16によりワイヤ24を介して傾斜状態か
ら吊り上げ状態に移る工程において、第24図に
示す三角形の範囲内に上記ポンプバレル12が干
渉するような場合がある。
このような場合においては、該ポンプバレル1
2の領域を避けて施工工区順以外の部位にガイド
レール15に沿つてホイストクレーン16、及
び、チエンブロツク29,29を一体的に移動さ
せ、勿論、吊下げ装置17,17も一体随伴移動
させてゴンドラタイプの作業床9も移動させ、前
述同様、即ち、第4図、第24,25図に示す様
に、据付治具8を水平状態から傾斜状態を経て吊
り上げ状態に移行させ、次いで、ガイドレール1
5に沿つて設定順番の工区の添設位置に該据付治
具8、及び、作業床9を平行移動して側板4の保
冷材5とポンプバレル12の間に移行させ、そこ
で、メンブレンパネルブロツク7′を挾持一体化
した据付治具8を吊り上げし、又、作業床9を昇
降させて前述同様の添設固定作業を行い、該据付
治具8からメンブレンパネルブロツク7′を解除
した後の据付治具8の吊り下げについては再び保
冷材5の周方向にシフトさせて、当該工区外の部
位にて該据付治具8の底板3に対する吊下げ姿勢
の垂立状態から傾斜状態を経て水平状態にして、
受け台車10等への載置移動に際して該ポンプバ
レル12との干渉を避けるようにすることが出来
る。
尚、この出願の発明の実施態様は上述実施例に
限るものでないことは勿論であり、種々の態様が
採用可能である。
<発明の効果> 以上この出願の発明によれば、基本的に1枚の
メンブレンパネルブロツクが据付治具に一体挾持
されて側板に沿つて吊り上げされる過程におい
て、該メンブレンパネルブロツクや側板の保冷
材、及び、ゴンドラタイプ等の作業床に対して接
触することなく、又、干渉することなく、吊り上
げされて上昇するために、所定位置に設置される
まで該メンブレンパネルブロツクは何ら干渉によ
る損傷や変形を受けず、したがつて、タンクの完
成後、メンブレンパネルに変形部や亀裂等が生じ
ることが無いという優れた品質上の高精度の信頼
を得る効果があるばかりでなく、保冷材やゴンド
ラタイプの作業床にも損傷を与えることなく、仮
設設備に耐久性を持たせて次回の工事にも充分に
使用可能な能力を与えることが出来るという優れ
た効果が奏される。
而して、該ゴンドラタイプの作業床には保冷材
に対する間隙形成装置が設けられて積極的に側板
の保冷材との間に所定の空間、間隙を形成させ
て、これを維持することが出来るために、上述の
如く、メンブレンパネルを一体挾持した据付治具
の作業床に対する相対通過を許容することが出来
る優れた効果が奏される。
而して、作業床が間隙形成装置を有して積極的
に側板の保冷材との間にメンブレンパネルブロツ
クの相対通過の空間、間隙を形成出来るために、
側板上端に設けるガイドレールの位置の設計の自
由度が出来、吊りデツキの設計が楽になるという
効果も生ずる。
又、該作業床の作業面を上下2段にすることに
より、作業空間を上下に大きくとることが出来る
ために、保冷材に対する対向空間を比較的小さく
することが出来、したがつて、ポンプバレル等に
対して側板との間を充分に余裕をもつて昇降出
来、その結果、該ポンプバレル等の障害物を避け
て一旦メンブレンパネルブロツクを垂直状態に吊
り上げして、そのまま周方向にガイドレールを介
して移動し、該ポンプバレルと側板の保冷材との
間でゴンドラタイプの作業床を昇降させることは
勿論、該作業床と側板との間にメンブレンパネル
ブロツクを相対通過させても、充分に作業が行
え、該作業に対する操作がスムースに行えるとい
う優れた効果も奏される。
更に、該作業床が側板との間に充分に空間、間
隙を形成することが出来るために、ポンプバレル
と側板との間の部位にメンブレンパネルブロツク
を添設固定する場合に、既設のメンブレンパネル
ブロツクの内面と作業床との間にも次段のメンブ
レンパネルブロツクを余裕を持たせて通過させる
ことが出来る作業のし易さが得られるという優れ
た効果も奏される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの出願の発明の低温タンクの部分切
截部分断面図、第2図はメンブレンパネルの全体
側面図、第3図はメンブレンパネルブロツクの正
面図、第4図はこの出願の発明の施工説明概略斜
視図、第5図はガイドレールの吊り上げ装置の側
面図、第6図は同側断面図、第7図はサブフレー
ムとガイドレールとの取合い部分断面図、第8図
はゴンドラの斜視図、第9,10図はスペーサの
部分側面図、第11図は据付治具の全体説明斜視
図、第12図はそのローラの構造部分断面図、第
13図は据付治具の中央部のクランプの側面図、
第14図は同部分断面図、第15図は据付治具の
周辺のクランプの構造説明部分断面図、第16図
はメンブレンパネルブロツクに対するけ書き正面
図、第17図は梱包材仮置場説明平面図、第18
図はタンク内仮置場平面図、第19図は梱包材吊
り込み側面図、第20図は梱包材開梱説明斜視
図、第21,22,23図は据付治具のメンブレ
ンパネルブロツクに対する取り付けプロセス斜視
図、第24,25,26図は据付治具の吊り上げ
側面図、第27〜39図はメンブレンパネル作業
床の添設固定プロセス図である。 7′……メンブレンパネルブロツク、1……タ
ンク、4……側板、5……保冷材、9……作業床
(メンブレンパネル据付装置)、35,35′……
作業面、38……押し棒、39……負圧発生装
置、40……間隙形成装置、17……吊下装置、
31……ワイヤ、7……メンブレンパネル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 予め製作されたメンブレンパネルブロツクを
    タンク側板に沿つて吊り上げて設定位置にて該側
    板の保冷材に植設したアンカー金物に固定して据
    え付けする方法において、上記メンブレンパネル
    ブロツクが、タンク側板上のガイドレールに設け
    た吊下装置に吊り下げされる上下方向移動自在な
    ゴンドラタイプの作業床とタンク側板との間をタ
    ンク側板に触れることなく、該ガイドレールに設
    けたホイストクレーンにより吊り上げられ、而し
    て上記作業床を介してメンブレンパネルブロツク
    のタンク側板への据え付けに際しての芯出しやア
    ンカー金物に対する仮止め等の操作作業を行うこ
    とを特徴とする低温タンクのメンブレンパネル据
    付方法。 2 予め製作されたメンブレンパネルブロツクを
    タンク側板上のガイドレールに設けたホイストク
    レーンによりタンク側板に沿つて吊り上げ設定位
    置に固定する据付装置において、上記ガイドレー
    ルに設けた吊下装置によりワイヤを介して相対位
    置変化自在に吊り下げされたゴンドラタイプの作
    業床には、負圧発生装置と間隙形成装置を装備
    し、而してメンブレンパネルブロツクを挟持する
    据付治具を該作業床とタンク側板の保冷材との間
    で通過自在にする上記間隙形成装置を負圧発生装
    置に接続して該メンブレンパネルブロツクの幅よ
    り広幅の間隔で装備されると共に、更に上記据付
    治具を側板に押し付ける押し棒が上記作業床に装
    備され、又、該作業床は梯子により昇降連絡自在
    にされた上下2段の作業面を有していることを特
    徴とする低温タンクのメンブレンパネル据付装
    置。
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