JPH0330609B2 - - Google Patents

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JPH0330609B2
JPH0330609B2 JP17215883A JP17215883A JPH0330609B2 JP H0330609 B2 JPH0330609 B2 JP H0330609B2 JP 17215883 A JP17215883 A JP 17215883A JP 17215883 A JP17215883 A JP 17215883A JP H0330609 B2 JPH0330609 B2 JP H0330609B2
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JP
Japan
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polymerization
dcb
chloroprene
mol
temperature
Prior art date
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JP17215883A
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English (en)
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JPS6065011A (ja
Inventor
Mitsuhiro Kamezawa
Yasuhiro Sakanaka
Tokuaki Emura
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Tosoh Corp
Original Assignee
Tosoh Corp
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Publication date
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  • Polymerisation Methods In General (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は低温特性にすぐれたクロロプレンゴム
の製造方法に関する。 2−クロロブタジエン−1,3(以下クロロプ
レンという)の重合体は、本来結晶性であり、低
温に長時間置かれていると結晶化度が増加し、そ
の結果として硬度の上昇、永久歪の増加等好まし
くない性質が発現する。従つて、クロロプレン重
合体の結晶性を抑制するためクロロプレンを通常
より高い温度で重合する方法や、2,3−ジクロ
ロブタジエン−1,3(以下2,3−DCBとい
う)、スチレン、アクリロニトリル等の単量体と
クロロプレンを共重合する方法がこれまでにも採
用されている。しかし、前者の高い温度で重合す
る方法によつて得られるポリクロロプレンは貯蔵
時の安定性に欠け、一方後者の共重合による方法
においては、スチレン、アクリロニトリル等の
2,3−DCB以外の単量体では、クロロプレン
に比べて重合速度が極めて遅いため、共重合性に
之しく結晶化抑制の効果が小さい。従つて、現
在、耐結晶性クロロプレンゴムとしては、2,3
−DCBとクロロプレンの共重合体が最も一般的
である。 一方、クロロプレンゴム等のエラストマーの低
温特性を決める因子として結晶性の他にガラス転
移温度(以下Tgという)がある。エラストマー
は、雰囲気温度を徐々に下げていつた時、Tg付
近の温度で硬度や弾性率が急激に増大して、ゴム
状態からガラス状態に転移し、Tg以下の温度に
なるともはやエラストマーとして用いることがで
きなくなる。すなわちTgは、エラストマーが使
用可能な下限温度と言うことができる。またクロ
ロプレンゴムの場合、Tgは低温脆化温度とも密
接に関係している。近年、自動車の輸出先の拡大
に伴い、その使用条件も拡がり、寒冷地向けにつ
いては、部品として用いられるクロロプレンゴム
の耐寒性向上の要求が強い。この場合、クロロプ
レンゴムの耐寒性を評価する尺度として結晶性と
ともにTgあるいは低温脆化温度が重要視される
ようになつてきた。ところが、従来のクロロプレ
ンと2,3−DCBの共重合体は、クロロプレン
の単独重合体と比べて低温における結晶性は改良
されるもののTgが高くなる傾向にある。 本発明者は、Tgの上昇を極力抑え、かつ耐結
晶性を改良する方法について種々検討した結果、
本発明に至つた。 本発明は、クロロプレンと2,3−DCBの共
重合体を乳化重合により製造するにあたり、2,
3−DCBを重合系中に特定の条件下に連続的に
添加しつつ重合を行うことを特徴とするクロロプ
レンゴムの製造方法である。より詳しくは、2,
3−DCBを2〜15モル%含有するクロロプレン
共重合体を乳化重合法によつて製造するにあた
り、クロロプレンと2,3−DCBの組成がそれ
ぞれ0.7〜6.0モル%、94.0〜99.3モル%である単
量体混合物を乳化せしめて重合を開始し、更に全
単量体100モルあたり毎分ACx/tモル(ここで
Aは0.015〜0.019の定数、Cは重合を停止したと
きの転化率(%)、xは最初に乳化せしめる単量
体混合物中の2,3−DCBの量(モル%)、tは
重合時間(分)である。)の速度で重合系中に2,
3−DCBを連続的に添加しつつ重合を行い、60
〜80%の転化率で重合および2,3−DCBの添
加を停止することを特徴とするクロロプレンゴム
の製造方法である。 クロロプレンと2,3−DCBの共重合体中の
2,3−DCBの量は、2〜15モル%が好ましい。
2モル%未満では結晶化の抑制力が之しく、また
15モル%をこえると本方法をもつてしてもTgが
高くなる。 共重合体中の2,3−DCBの量は、主に最初
に乳化せしめるクロロプレンと2,3−DCBの
単量体混合物の組成によつて決まる。単量体混合
物中の2,3−DCBの量が0.7〜6モル%であれ
ば、共重合体中に2〜15モル%の2,3−DCB
を含有するクロロプレン共重合体を得ることがで
きる。 重合系中に連続的に添加する2,3−DCBの
量は、最初に乳化せしめる単量体混合物の組成と
重合時間によつて決まる。すなわち、最初に乳化
せしめた単量体混合物100モルに対し、毎分
ACx/tモルである。ここでAは0.015〜0.019の
定数、Cは重合を停止したときの転化率(%)、
xは最初に乳化せしめる単量体混合物中の2,3
−DCB量(モル%)、tは重合時間(分)であ
る。2,3−DCBの添加速度がこの範囲外にあ
ると、Tgの上昇を抑えるという本発明の効果が
失なわれる。重合時間は、他の条件が同一であれ
ば2,3−DCBを連続添加する場合としない場
合とで殆んど変わらないので、あらかじめ重合時
間を測定しておけば、2,3−DCBの添加速度
ACx/tモル/分を決定できる。 上記単量体混合物の重合法は通常公知方法でよ
く、例えばn−ドデシルメルカプタン、tert−ド
デシルメルカプタン、n−オクチルメルカプタン
等の長鎖アルキルメルカプタン類あるいはジイソ
プロピルキサントゲンジスルフイド、ジエチルキ
サントゲンジスルフイド等のジアルキルキサント
ゲンジスルフイド類等の分子量調節剤とともに通
常よく知られた方法で乳化し、過硫酸カリウム等
の無機過酸化物により重合を開始する。乳化剤と
しては、不均化ロジン、生ロジン、重合ロジン等
のロジン酸の水溶性アルカリ塩または炭素数12〜
20の飽和あるいは不飽和の脂肪酸の水溶性アルカ
リ塩およびナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合
物の水溶性アルカリ塩などが用いられる。 重合を開始すると同時に、2,3−DCBを一
定速度で連続的に重合系中に添加し始める。この
時重合温度は10〜60℃が好ましい。10℃より低い
とクロロプレン重合体の結晶性が大きくなり、60
℃を越えると結晶性は良好であるが、得られるク
ロロプレンゴムの安定性が悪い等他の物性に好ま
しくない点が生じる。 重合中添加する2,3−DCBはそのまま添加
しても良いが、分子量調節剤を溶解せしめた2,
3−DCB、あるいは2,3−DCBもしくは分子
量調節剤を溶解せしめた2,3−DCBをベンゼ
ン等の不活性な溶媒で希釈した溶液またはこれら
を適当な乳化剤で乳化せしめた乳化液などで添加
することも可能である。 60〜80%の転化率に達した時、フエノチアジン
等の重合停止剤を添加して重合を停止し、同時に
2,3−DCBの添加も停止する。重合を停止す
る転化率は、生産性の点から60%以上が好まし
く、また80%を越えると分岐ポリマーやゲルポリ
マーが生じ、クロロプレンゴムの物性が低下す
る。 重合を停止したのち、得られたラテツクスは、
スチームストリツピングにより未反応単量体を除
去したのち、凍結凝固し乾燥してクロロプレンゴ
ムのチツプを得る。 以下本発明を実施例により説明するが、これら
実施例のみに限定されるものではない。 実施例1〜3及び比較例 内容量10の反応器を用い第1表に示した組成
の単量体混合物4000gを、n−ドデシルメルカプ
タン10gと伴に160gの不均化ロジンのカリウム
塩、28gのナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合
物のナトリウム塩、8gの苛性ソーダ、4000gの
蒸留水で乳化せしめ、過硫酸カリウムを開始剤と
して用い窒素雰囲気中40℃で重合を行つた。実施
例1〜3においては、重合の開始と同時に第1表
に記載の添加速度で重合系中に2,3−DCBを
添加した。転化率70%に達した時、フエノチアジ
ンとパラ−tert−ブチルカテコールの乳化液を加
えて重合を停止し、実施例1〜3においては同時
に2,3−DCBの添加も停止した。 比較のため2,3−DCBを重合時に添加しな
い以外は同様に重合した例を第1表に併せて記載
した。 重合時間は全ての場合においてほぼ210分であ
つた。 得られたラテツクスから常法のストリツピング
法により未反応単量体を除去した後、常法の凍結
凝固乾燥法によりクロロプレンゴムのチツプを得
た。得られたクロロプレンゴムのムーニー粘度は
ML1+4(100℃)45〜50であつた。得られたクロロ
プレンゴム中の2,3−DCBの量は元素分析に
より測定した。その結果を第1表に示す。
【表】
【表】 次いで実施例1〜3と比較例で得られたクロロ
プレンゴムとクロロプレンの単独重合品である
「スカイプレンB−30」(東洋曹達工業(株)製商品
名)を第2表に示す処方でロールで練り、150℃
で30分間プレス加硫した。
【表】 得られた加硫ゴムの貯蔵弾性率E′、損失弾性率
E″、および損失正接tanδの温度依存性を東洋ボ
ールドウイン(株)製レオバイブロンDDV−B型
を用いて測定した。測定周波数は11Hz、測温度範
囲は−70〜0℃であつた。第3表に各々のクロロ
プレンゴム加硫物のTgに相当するE″のピーク温
度を示す。本発明法においては、2,3−DCB
を共重合してもTgの上昇が抑えられていること
が明らかである。また、第3表にはE′が100MPa
になる温度も示す。第3表から明らかなように本
発明法によつて得られたクロロプレンゴムは比較
例に比べ、より低温においてもゴムらしさを保持
していることが明らかである。
【表】
【表】 実施例2および比較例で得られたクロロプレン
ゴムと「スカイブレンB−30」を第4表に示す配
合処方でコンパウンドをロールで練り、150℃で
30分加硫した。得られた加硫ゴムを周囲温度を0
℃に保持し、保持時間に伴う硬度(JIS−A)の
変化を測定した。その結果を第1図に示す。第1
図から明らかなように本発明法でのクロロプレン
ゴムは、耐結晶性にすぐれていることが明らかで
ある。
【表】 【図面の簡単な説明】
第1図は、0℃における各クロロプレンゴム加
硫物の硬度(JIS−A)の時間に伴う変化を示す。 1はクロロプレン単独ゴム、2は比較例のゴ
ム、3は実施例2で得られたゴムの結果を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 2,3−ジクロロブタジエン−1,3(以下
    2,3−DCBという)を2〜15モル%含有する
    2−クロロブタジエン−1,3(以下クロロプレ
    ンという)共重合体を乳化重合によつて製造する
    にあたり、2,3−DCBとクロロプレンの組成
    がそれぞれ0.7〜6.0モル%、94.0〜99.3モル%で
    ある単量体混合物を乳化せしめて重合を開始し、
    更に全単量体100モルあたり毎分ACx/tモル
    (ここで、Aは0.015〜0.019の定数、Cは重合を
    停止したときの転化率(%)、xは最初に乳化せ
    しめる単量体混合物中の2,3−DCBの量(モ
    ル%)、tは重合時間(分)である。)の速度で重
    合系中に2,3−DCBを連続的に添加しつつ重
    合を行い、60〜80%の転化率で重合および2,3
    −DCBの添加を停止することを特徴とするクロ
    ロプレンゴムの製造方法。
JP17215883A 1983-09-20 1983-09-20 クロロプレンゴムの製造方法 Granted JPS6065011A (ja)

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JPS6065011A JPS6065011A (ja) 1985-04-13
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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