JPH0330849Y2 - - Google Patents

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JPH0330849Y2
JPH0330849Y2 JP15158886U JP15158886U JPH0330849Y2 JP H0330849 Y2 JPH0330849 Y2 JP H0330849Y2 JP 15158886 U JP15158886 U JP 15158886U JP 15158886 U JP15158886 U JP 15158886U JP H0330849 Y2 JPH0330849 Y2 JP H0330849Y2
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concrete
metal
probe
corrosion
reinforcing bars
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JP15158886U
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は鉄筋コンクリート中の鉄筋がコンクリ
ートの中性化や塩化物の作用で腐食する状態にあ
るかどうかを簡易に判定する鉄筋の腐食監視装置
に関する。
《従来の技術》 従来はコンクリートを部分的に破壊して内部の
鉄筋を露出する。そして、この露出箇所を目視す
ることにより鉄筋の腐食状態やその程度を判定し
ていた。
あるいは壁やスラブから抜き取つたコンクリー
トコアを検査するものであつた。
このような判定方法ではコンクリートコアの抜
き取り作業、コンクリートの〓り作業等いずれに
しても大きな労力と後の補修作業が伴う。
また、自ら調査箇所および調査数とも制約を受
け、構造体耐力への悪影響もあつた。
腐食程度を判断するに際しても、鉄筋がコンク
リートに埋込まれる前に発生していた錆がどうか
は不明であり、反対に鉄筋に錆が見られない状態
であつても、鉄筋が腐食する状況に至つている場
合があり、判断を誤ることも止むを得ない懸念を
残していた。
《考案が解決しようとする問題点》 本来、コンクリート中の鋼材は、コンクリート
が保持している強アルリ性雰囲気中に置かれてい
るため、その酸化還元作用は止められている。
しかし、大気中の炭酸ガスや何らかの酸性物質
がコンクリートに作用し、長年の間にコンクリー
トのアルカリ性は失われ、次第に鋼材の腐食が始
まるのである。このことのほかに、コンクリート
中に一定量以上の密度で水溶性塩化物が含入して
いると、アルカリ性雰囲気中にあつても腐食が誘
発される。
最近、除塩処理が不充分な海産骨材や潮風によ
つて運ばれる海塩粒子が雨水に溶解してコンクリ
ート中に浸透蓄積し、コンクリート鉄筋の腐食原
因になつている現象も明らかになつた。
叙述の状況にあつて、コンクリート中の鋼材の
腐食状態を簡単に調査、診断できる方法が要求さ
れている。
本考案は上記事情に鑑みてなされたものであつ
て、その目的は、簡単迅速に鉄筋の腐食状態とそ
の進行速度とを構造物のコンクリートを全く破壊
することなく判別できる鉄筋の腐食監視装置を提
供するにある。
《問題点を解決するための手段》 上記目的を達成するために、本考案に係る鉄筋
の腐食監視装置は、絶縁材で電気的に絶縁した鉄
筋と同種金属および異種金属でプローブを構成
し、該プローブを被監視コンクリート構造体に予
め埋設すると共に、該同種金属と該異種金属との
間に直列に電流計を接続してなることを特徴とす
る。
《作用》 コンクリート中で鉄筋が腐食している部分とそ
うでない部分とに自由エネルギーの差が生じる。
これが勢力学的には系の安定のためにエネルギー
を放出する。この仕事が起電力となり、腐食部分
はアノードとなつて酸化反応を起し、他の部分は
カソードとなつて還元反応を起すのである。すな
なわち、腐食電池とも言うべき状態が形成され、
腐食電流を伴つて腐食が進行する。
鉄筋に対して自然電極電位の差が大きい異種電
極をカソードあるいはアノードとし、このカソー
ド(アノード)になる金属を標準電極とする閉回
路を形成しているのである。従つて、標準電極と
なる金属材料によつてはこれがカソードやアノー
ドになる場合があることは勿論である。
電流計が示す電流量と方向とで鉄筋の状態を把
握するものである。
《実施例》 以下、本考案の好適な実施例について、図面を
参照にして説明する。
第1図は本考案に使用するプローブ1を例示し
ており、このプローブ1は鉄筋と同種の鉄材2
と、チタン(Ti)、銅(Cu)、白金(Pt)等なら
何れでもよいが、ここでは銅を選んでなる異種金
属3をエポキシ樹脂、ベークライト等の絶縁材4
を挟んで棒状に一体的に構成している。
同図aのプローブ1は、絶縁材4の左側に鉄材
2、右側に異種金属3を接着した棒状で、鉄材2
と異種金属3の各端部にリード線5−5を接続し
ている。
同図bのプローブ1′は、鉄材2の両端に絶縁
材4−4を介して異種金属3−3を取着したもの
であつて、リード線5−5は鉄材2に接続したも
のと、異種金属3−3間を短絡したものとがあ
る。こうすることにより、異種金属3−3の内部
抵抗を低くし、またプローブ1自体の信頼性が向
上している。
プローブ1は鉄材2と異種金属3とを直線状に
するのではなく、コンクリート構造体の埋設箇所
の形状や状況によつて並列になし、その間を絶縁
材4で断絶してもよい。要は電気的に絶縁された
鉄材2と異種金属3とがあればよい。
上記プローブ1は第2図の如く、構造体を構成
するコンクリート6にコンクリート打設に際して
埋設する。そして、リード線5はコンクリート6
の外へ出しておき、これに電流計7を接続してい
る。電流計7は0.1μAから100μA位迄の電流を計
測できればよい。
こうして、コンクリート6のアルカリ濃度が中
性化してくれば、プローブ1の鉄材2は活性化
し、局部電池を構成するのである。その時、異種
金属3を基準電極とする腐食電流が電流計7を通
り、鉄材2の放電量を知るものである。そのこと
により、コンクリート6内に配筋されている鉄筋
の様子が類推され腐食進行の度合いを知り得る。
《効果》 以上詳しく説明したように、本考案に係る鉄筋
の腐食監視装置によれば、鉄筋と同種の金属およ
びこれと異種の金属を互いに絶縁してコンクリー
ト中に埋設しておき、これら金属間を電流計を介
して接続しているので、異種金属が保有している
自然電極電位に対する鉄筋と同種の鉄材の電極電
位の変化を連続的に、しかもコンクリートの品質
や外部環境の影響およびかぶり厚さなど鉄筋の腐
食に関与する諸要因が実際の条件下で監視掌握で
きる。また、コンクリートを〓る必要性も全くな
く、簡易かつ迅速に鉄筋の腐食状況が判定できる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは本考案に使用するプローブを例
示する側面図、第2図はコンクリート中に埋設し
たプローブと電流計との様子を示す説明図であ
る。 1……プローブ、2……鉄材、3……異種金
属、4……絶縁材7……電流計。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 絶縁材で電気的に絶縁した鉄筋と同種金属およ
    び異種金属でプローブを構成し、該プローブを被
    監視コンクリート構造体に予め埋設すると共に、
    該同種金属と該異種金属との間に直列に電流計を
    接続してなることを特徴とする鉄筋の腐食監視装
    置。
JP15158886U 1986-10-03 1986-10-03 Expired JPH0330849Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15158886U JPH0330849Y2 (ja) 1986-10-03 1986-10-03

Applications Claiming Priority (1)

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JP15158886U JPH0330849Y2 (ja) 1986-10-03 1986-10-03

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Publication Number Publication Date
JPS6358746U JPS6358746U (ja) 1988-04-19
JPH0330849Y2 true JPH0330849Y2 (ja) 1991-06-28

Family

ID=31068801

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JP15158886U Expired JPH0330849Y2 (ja) 1986-10-03 1986-10-03

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006337169A (ja) * 2005-06-01 2006-12-14 Taiheiyo Cement Corp 腐食センサ、シース管、シース管継ぎ手部材および腐食センサユニット
JP2016186483A (ja) * 2015-03-27 2016-10-27 太平洋セメント株式会社 腐食状態予測方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006337169A (ja) * 2005-06-01 2006-12-14 Taiheiyo Cement Corp 腐食センサ、シース管、シース管継ぎ手部材および腐食センサユニット
JP2016186483A (ja) * 2015-03-27 2016-10-27 太平洋セメント株式会社 腐食状態予測方法

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Publication number Publication date
JPS6358746U (ja) 1988-04-19

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