JPH0330877B2 - - Google Patents
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- JPH0330877B2 JPH0330877B2 JP57154519A JP15451982A JPH0330877B2 JP H0330877 B2 JPH0330877 B2 JP H0330877B2 JP 57154519 A JP57154519 A JP 57154519A JP 15451982 A JP15451982 A JP 15451982A JP H0330877 B2 JPH0330877 B2 JP H0330877B2
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- Japan
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- signal
- musical tone
- input
- output
- filter
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は楽音発生装置に関する。
デイジタルフイルタによつて実現される振幅周
波数特性は、そのフイルタ型式及び係数の与え方
もさることながら、段数(次数)によつても大き
な影響を受ける。一般に、段数が多いほど、多く
の極(及に零点)を実現することができ、複雑な
振幅周波数特性制御が可能となる。従つて、電子
楽器の音色回路としてデイジタルフイルタを使用
する場合、豊かな音色制御を可能にするために
は、デイジタルフイルタの段数を出来るだけ多く
するのが好ましい。反面、フイルタ段数を多くす
ることは、コストを増大させると共に回路構成規
模の拡大を余儀なくさせるという不利をもたら
す。
波数特性は、そのフイルタ型式及び係数の与え方
もさることながら、段数(次数)によつても大き
な影響を受ける。一般に、段数が多いほど、多く
の極(及に零点)を実現することができ、複雑な
振幅周波数特性制御が可能となる。従つて、電子
楽器の音色回路としてデイジタルフイルタを使用
する場合、豊かな音色制御を可能にするために
は、デイジタルフイルタの段数を出来るだけ多く
するのが好ましい。反面、フイルタ段数を多くす
ることは、コストを増大させると共に回路構成規
模の拡大を余儀なくさせるという不利をもたら
す。
この発明は上述の点に鑑みてなされたもので、
移動フオルマント型の音色、固定フオルマント型
の音色、移動フオルマント型の音色と固定フオル
マント型の音色を混合した音色、等の各種の音色
を持つ楽音信号を、極めて簡単な構成で、かつ容
易に発生することができるようにした楽音発生装
置を提供しようとするものである。
移動フオルマント型の音色、固定フオルマント型
の音色、移動フオルマント型の音色と固定フオル
マント型の音色を混合した音色、等の各種の音色
を持つ楽音信号を、極めて簡単な構成で、かつ容
易に発生することができるようにした楽音発生装
置を提供しようとするものである。
この発明に係る楽音発生装置は、発生すべき楽
音の音色を選択する音色選択手段と、複数系列の
デイジタル楽音信号を移動フオルマント型の音色
特性で発生する楽音信号発生手段と、所定数のフ
イルタ演算段を含むデイジタルフイルタ基礎回
路、及び各サンプル点のデイジタル楽音信号を前
記基礎回路において所定回繰返し巡回させ、この
巡回に対応して、前記基礎回路の各演算段に対し
て複数のフイルタ係数を時分割的に供給し、これ
により前記基礎回路を前記演算段の数よりも多段
のデイジタルフイルタとして時分割動作させる制
御手段を有し、固定フオルマント型の音色形成を
行なうデイジタルフイルタ装置と、前記楽音信号
発生手段から発生された複数系列のデイジタル楽
音信号の一部または全部を前記デイジタルフイル
タ装置を介して送出するかまたは該デイジタルフ
イルタ装置を介さないで送出するかを選択する選
択手段と、前記音色選択手段で選択された音色に
対応して、前記楽音信号発生手段から発生される
各系列毎のデイジタル楽音信号の特性をそれぞれ
設定するためのパラメータ情報、前記デイジタル
フイルタ装置における各演算段に供給するフイル
タ係数を指定するためのパラメータ情報および前
記選択手段の選択動作を設定するためのパラメー
タ情報を、前記楽音信号発生手段、前記制御手段
および前記選択手段にそれぞれ供給するパラメー
タ情報発生手段と、前記選択手段で前記デイジタ
ルフイルタ装置を介さないで送出することが選択
されたデイジタル楽音信号および前記デイジタル
フイルタ装置でフイルタ処理されたデイジタル楽
音信号を混合する混合手段とを具備することを特
徴とする。
音の音色を選択する音色選択手段と、複数系列の
デイジタル楽音信号を移動フオルマント型の音色
特性で発生する楽音信号発生手段と、所定数のフ
イルタ演算段を含むデイジタルフイルタ基礎回
路、及び各サンプル点のデイジタル楽音信号を前
記基礎回路において所定回繰返し巡回させ、この
巡回に対応して、前記基礎回路の各演算段に対し
て複数のフイルタ係数を時分割的に供給し、これ
により前記基礎回路を前記演算段の数よりも多段
のデイジタルフイルタとして時分割動作させる制
御手段を有し、固定フオルマント型の音色形成を
行なうデイジタルフイルタ装置と、前記楽音信号
発生手段から発生された複数系列のデイジタル楽
音信号の一部または全部を前記デイジタルフイル
タ装置を介して送出するかまたは該デイジタルフ
イルタ装置を介さないで送出するかを選択する選
択手段と、前記音色選択手段で選択された音色に
対応して、前記楽音信号発生手段から発生される
各系列毎のデイジタル楽音信号の特性をそれぞれ
設定するためのパラメータ情報、前記デイジタル
フイルタ装置における各演算段に供給するフイル
タ係数を指定するためのパラメータ情報および前
記選択手段の選択動作を設定するためのパラメー
タ情報を、前記楽音信号発生手段、前記制御手段
および前記選択手段にそれぞれ供給するパラメー
タ情報発生手段と、前記選択手段で前記デイジタ
ルフイルタ装置を介さないで送出することが選択
されたデイジタル楽音信号および前記デイジタル
フイルタ装置でフイルタ処理されたデイジタル楽
音信号を混合する混合手段とを具備することを特
徴とする。
選択された音色に対応して前記パラメータ情報
が発生され、これに応じて、楽音信号発生手段
から発生される各系列毎のデイジタル楽音信号の
特性、デイジタルフイルタ装置における各演算
段に供給するフイルタ係数、選択手段の選択動
作、が夫々設定若しくは指定される。楽音信号発
生手段から発生される各系列毎のデイジタル楽音
信号の特性を設定することにより、各系列毎に任
意の音色を持つ楽音信号が移動フオルマント型の
音色特性で発生される。また、デイジタルフイル
タにおいては、各演算段のフイルタ係数が所望音
色に応じて指定されることにより、固定フオルマ
ント型の音色制御がなされる。また、複数系列の
デイジタル楽音信号の一部または全部について所
望の選択動作を行なうよう選択手段の選択動作を
設定することにより、デイジタルフイルタを通し
た一部または全部の系列の楽音信号について固定
フオルマント型の音色が付与され、デイジタルフ
イルタを通さない一部または全部の系列の楽音信
号について固定フオルマント型の音色が付与され
ないようにすることができる。
が発生され、これに応じて、楽音信号発生手段
から発生される各系列毎のデイジタル楽音信号の
特性、デイジタルフイルタ装置における各演算
段に供給するフイルタ係数、選択手段の選択動
作、が夫々設定若しくは指定される。楽音信号発
生手段から発生される各系列毎のデイジタル楽音
信号の特性を設定することにより、各系列毎に任
意の音色を持つ楽音信号が移動フオルマント型の
音色特性で発生される。また、デイジタルフイル
タにおいては、各演算段のフイルタ係数が所望音
色に応じて指定されることにより、固定フオルマ
ント型の音色制御がなされる。また、複数系列の
デイジタル楽音信号の一部または全部について所
望の選択動作を行なうよう選択手段の選択動作を
設定することにより、デイジタルフイルタを通し
た一部または全部の系列の楽音信号について固定
フオルマント型の音色が付与され、デイジタルフ
イルタを通さない一部または全部の系列の楽音信
号について固定フオルマント型の音色が付与され
ないようにすることができる。
こうして、例えば音色選択手段により選択され
た音色が必要な複数系列で発生された楽音信号を
混合することにより完成する場合、必要な複数系
列全部の楽音信号をデイジタルフイルタに通さな
い場合は最終的に移動フオルマント型の音色特性
の楽音が得られ、また、必要な複数系列全部の楽
音信号をデイジタルフイルタに通した場合は最終
的に固定フオルマント型の音色特性の楽音が得ら
れ、また、必要な複数系列の一部の楽音信号をデ
イジタルフイルタに通し、他の系列の楽音信号を
デイジタルフイルタに通さずに両者を混合した場
合は、最終的に移動フオルマント型の音色特性と
固定フオルマント型の音色特性を混合した特性の
楽音が得られる。
た音色が必要な複数系列で発生された楽音信号を
混合することにより完成する場合、必要な複数系
列全部の楽音信号をデイジタルフイルタに通さな
い場合は最終的に移動フオルマント型の音色特性
の楽音が得られ、また、必要な複数系列全部の楽
音信号をデイジタルフイルタに通した場合は最終
的に固定フオルマント型の音色特性の楽音が得ら
れ、また、必要な複数系列の一部の楽音信号をデ
イジタルフイルタに通し、他の系列の楽音信号を
デイジタルフイルタに通さずに両者を混合した場
合は、最終的に移動フオルマント型の音色特性と
固定フオルマント型の音色特性を混合した特性の
楽音が得られる。
このように、選択された音色に応じた上記パラ
メータ情報による設定・制御により、移動フオル
マント型の音色特性、固定フオルマント型の音色
特性、移動フオルマント型の音色特性と固定フオ
ルマント型の音色特性を混合した音色特性、等の
各種の音色特性を持つ楽音信号を、極めて簡単な
構成で、かつ容易に発生することができるように
なる。
メータ情報による設定・制御により、移動フオル
マント型の音色特性、固定フオルマント型の音色
特性、移動フオルマント型の音色特性と固定フオ
ルマント型の音色特性を混合した音色特性、等の
各種の音色特性を持つ楽音信号を、極めて簡単な
構成で、かつ容易に発生することができるように
なる。
デイジタルフイルタ装置の制御手段の実施例と
して、前記基礎回路を時分割動作させるための所
定の演算タイミングに対応して、前記基礎回路の
各演算段に対して複数のフイルタ係数を時分割的
に供給する係数供給手段と、入力楽音信号及び前
記基礎回路の出力楽音信号の一方を該基礎回路に
おける前記演算タイミングに対応して選択的に該
基礎回路に入力する入力選択手段と、前記基礎回
路の出力楽音信号を所定のタイミングでサンプリ
ングして出力するゲート手段とを具え、各サンプ
ル点の楽音信号を入力選択手段を介して基礎回路
で繰返し巡回させることにより各フイルタ係数と
の時分割演算を行ない、例えば或るサンプル点の
楽音信号に関して全フイルタ係数との演算が終了
したときその楽音信号をゲート手段を介してサン
プリングして出力する。各サンプル点に対応する
入力楽音信号は、基礎回路の出力楽音信号の巡回
を可能にするために、間欠的に与えられる。
して、前記基礎回路を時分割動作させるための所
定の演算タイミングに対応して、前記基礎回路の
各演算段に対して複数のフイルタ係数を時分割的
に供給する係数供給手段と、入力楽音信号及び前
記基礎回路の出力楽音信号の一方を該基礎回路に
おける前記演算タイミングに対応して選択的に該
基礎回路に入力する入力選択手段と、前記基礎回
路の出力楽音信号を所定のタイミングでサンプリ
ングして出力するゲート手段とを具え、各サンプ
ル点の楽音信号を入力選択手段を介して基礎回路
で繰返し巡回させることにより各フイルタ係数と
の時分割演算を行ない、例えば或るサンプル点の
楽音信号に関して全フイルタ係数との演算が終了
したときその楽音信号をゲート手段を介してサン
プリングして出力する。各サンプル点に対応する
入力楽音信号は、基礎回路の出力楽音信号の巡回
を可能にするために、間欠的に与えられる。
以下添付図面を参照してこの発明の一実施例を
詳細に説明しよう。
詳細に説明しよう。
第1図において、鍵盤部10は例えば上鍵盤、
下鍵盤及びペダル鍵盤を含んでいる。楽音信号発
生部11は鍵盤部10で押圧された鍵に対応する
楽音信号を発生するもので、鍵盤種類及び音色等
に応じて楽音信号を発生し得るものである。音色
選択装置12は各鍵盤毎の音色及び各種効果等を
選択するための多数のスイツチを含んでいる。音
色選択装置12の出力のうち所定の出力が楽音信
号発生部11に与えられており、該発生部11に
おける楽音信号発生動作を制御する。楽音信号発
生部11は鍵盤種類及び音色等に応じた複数系列
の楽音信号を各系列毎に並列的にかつデイジタル
形式で出力する。勿論、各系列の楽音信号は音色
選択装置12における音色選択に応じて楽音信号
発生部11で所定の音色が付与されるが、系列に
よつては音色付与が完了していないものもあり、
それらは後段のデイジタルフイルタ部14で音色
制御が施される。例えば、音高にかかわりなく常
に同じスペクトル分布をもつ音色(いわば移動フ
オルマント型の音色)は楽音信号発生部11で付
与し、固定フオルマント型の音色はデイジタルフ
イルタ部14で付与する。尚、移動フオルマント
型の音色にあつても、例えばプラス系の低域特性
やストリング系の複雑な特製など、固定フオルマ
ント型のフイルタ制御を更に施すことによつてス
ペクトル補正を行なうのが好ましいものがあり、
これらの音色に関してもデイジタルフイルタ部1
4が利用される。
下鍵盤及びペダル鍵盤を含んでいる。楽音信号発
生部11は鍵盤部10で押圧された鍵に対応する
楽音信号を発生するもので、鍵盤種類及び音色等
に応じて楽音信号を発生し得るものである。音色
選択装置12は各鍵盤毎の音色及び各種効果等を
選択するための多数のスイツチを含んでいる。音
色選択装置12の出力のうち所定の出力が楽音信
号発生部11に与えられており、該発生部11に
おける楽音信号発生動作を制御する。楽音信号発
生部11は鍵盤種類及び音色等に応じた複数系列
の楽音信号を各系列毎に並列的にかつデイジタル
形式で出力する。勿論、各系列の楽音信号は音色
選択装置12における音色選択に応じて楽音信号
発生部11で所定の音色が付与されるが、系列に
よつては音色付与が完了していないものもあり、
それらは後段のデイジタルフイルタ部14で音色
制御が施される。例えば、音高にかかわりなく常
に同じスペクトル分布をもつ音色(いわば移動フ
オルマント型の音色)は楽音信号発生部11で付
与し、固定フオルマント型の音色はデイジタルフ
イルタ部14で付与する。尚、移動フオルマント
型の音色にあつても、例えばプラス系の低域特性
やストリング系の複雑な特製など、固定フオルマ
ント型のフイルタ制御を更に施すことによつてス
ペクトル補正を行なうのが好ましいものがあり、
これらの音色に関してもデイジタルフイルタ部1
4が利用される。
楽音信号発生部11から出力されたデイジタル
楽音信号は、楽音信号振分け及び累算及びシリア
ル変換制御回路13に与えられる。この制御回路
13には音色選択装置12の出力のうち所定の出
力が与えられている。制御回路13は、音色選択
装置12から与えられる音色選択情報に応じて、
デイジタルフイルタ部14を通すべきものとそう
でないものとを振分け、フイルタ部14に通さな
いものはそれらの楽音信号を累算(ミツクス)し
てライン15に出力し、デイジタルフイルタ部1
4を通すべきものはその並列デイジタル楽音信号
を夫々シリアル化し更にそのシリアルデイジタル
楽音信号を1本の信号ライン16に出力する。デ
イジタル楽音信号をシリアル化した上でデイジタ
ルフイルタ部14に与えることは、該フイルタ部
14内部の演算回路をシリアル演算回路とするこ
とができ、該フイルタ部14の構成縮小に寄与す
る。
楽音信号は、楽音信号振分け及び累算及びシリア
ル変換制御回路13に与えられる。この制御回路
13には音色選択装置12の出力のうち所定の出
力が与えられている。制御回路13は、音色選択
装置12から与えられる音色選択情報に応じて、
デイジタルフイルタ部14を通すべきものとそう
でないものとを振分け、フイルタ部14に通さな
いものはそれらの楽音信号を累算(ミツクス)し
てライン15に出力し、デイジタルフイルタ部1
4を通すべきものはその並列デイジタル楽音信号
を夫々シリアル化し更にそのシリアルデイジタル
楽音信号を1本の信号ライン16に出力する。デ
イジタル楽音信号をシリアル化した上でデイジタ
ルフイルタ部14に与えることは、該フイルタ部
14内部の演算回路をシリアル演算回路とするこ
とができ、該フイルタ部14の構成縮小に寄与す
る。
ライン15の楽音信号は混合回路17に与えら
れ、ライン16のシリアル楽音信号はデイジタル
フイルタ部14を経由して混合回路17に与えら
れる。混合回路17はデイジタルフイルタ部14
でフイルタ制御された楽音信号とフイルタ制御さ
れなかつたライン15の楽音信号とをミキシング
(デイジタル加算)するためのもので、フイルタ
制御された楽音信号はシリアル化されているた
め、これらのシリアル楽音信号を各系列毎にパラ
レル化した後上記ミキシングを行なうようになつ
ている。尚、制御回路13における「振分け」及
び「累算」及び「シリアル変換」の動作、並びに
混合回路17における「シリアル/パラレル変
換」の動作は、公知のデイジタル技術によつて容
易に実施し得るので、その詳細説明は省略する。
混合回路17から出力されたデイジタル楽音信号
はデイジタル/アナログ変換器18でアナログ信
号に変換され、サウンドシステム19に与えられ
る。
れ、ライン16のシリアル楽音信号はデイジタル
フイルタ部14を経由して混合回路17に与えら
れる。混合回路17はデイジタルフイルタ部14
でフイルタ制御された楽音信号とフイルタ制御さ
れなかつたライン15の楽音信号とをミキシング
(デイジタル加算)するためのもので、フイルタ
制御された楽音信号はシリアル化されているた
め、これらのシリアル楽音信号を各系列毎にパラ
レル化した後上記ミキシングを行なうようになつ
ている。尚、制御回路13における「振分け」及
び「累算」及び「シリアル変換」の動作、並びに
混合回路17における「シリアル/パラレル変
換」の動作は、公知のデイジタル技術によつて容
易に実施し得るので、その詳細説明は省略する。
混合回路17から出力されたデイジタル楽音信号
はデイジタル/アナログ変換器18でアナログ信
号に変換され、サウンドシステム19に与えられ
る。
尚、制御回路13は、ライン16に対する楽音
信号のシリアル送出の基準タイミングに対応して
同期パルスSYNCを出力するようになつている。
この同期パルスSYNCは、デイジタルフイルタ部
14に与えられ、シリアル演算タイミングの同期
制御のため、に利用される。
信号のシリアル送出の基準タイミングに対応して
同期パルスSYNCを出力するようになつている。
この同期パルスSYNCは、デイジタルフイルタ部
14に与えられ、シリアル演算タイミングの同期
制御のため、に利用される。
デイジタルフイルタ部14の一例を第2図に示
す。デイジタルフイルタ部14は、デイジタルフ
イルタ基礎回路20と、この基礎回路20にフイ
ルタ係数Kを供給するための係数供給回路21
と、このデイジタルフイルタ部14における演算
その他動作を制御するためのタイミング信号を発
生するタイミング信号発生回路22と、デイジタ
ルフイルタ基礎回路20の入出力側に設けられた
セレクタ23及びゲート24とを含んでいる。基
礎回路20は、比較的少ない段数のデイジタルフ
イルタ回路から成るものであり、ライン16を介
してこのデイジタルフイルタ部14に入力された
デイジタル楽音信号がセレクタ23を介して該回
路20に入力される。また、基礎回路20の出力
信号がセレクタ23を介して入力側に戻されるよ
うになつている。タイミング信号発生回路22か
ら発生された選択制御信号SELによつてセレクタ
23の2つの入力のどちらか一方が所定の時間関
係で選択される。或るサンプル点のデイジタル楽
音信号を処理する場合、初め、セレクタ23はラ
イン16を介して入力される該サンプル点のデイ
ジタル楽音信号を選択してデイジタルフイルタ基
礎回路20に入力し、次に、この入力楽音信号に
対応する基礎回路20の出力信号をセレクタ23
で選択して基礎回路20の入力側に戻す。こうし
てライン16を介して入力されたデイジタル楽音
信号(それに対応する信号)をデイジタルフイル
タ基礎回路20で何度か巡回させ、これにより基
礎回路20に実際に設けられているフイルタ段数
の何倍かの段数をもつデイジタルフイルタ回路で
処理したのと同等の機能を実現させる。
す。デイジタルフイルタ部14は、デイジタルフ
イルタ基礎回路20と、この基礎回路20にフイ
ルタ係数Kを供給するための係数供給回路21
と、このデイジタルフイルタ部14における演算
その他動作を制御するためのタイミング信号を発
生するタイミング信号発生回路22と、デイジタ
ルフイルタ基礎回路20の入出力側に設けられた
セレクタ23及びゲート24とを含んでいる。基
礎回路20は、比較的少ない段数のデイジタルフ
イルタ回路から成るものであり、ライン16を介
してこのデイジタルフイルタ部14に入力された
デイジタル楽音信号がセレクタ23を介して該回
路20に入力される。また、基礎回路20の出力
信号がセレクタ23を介して入力側に戻されるよ
うになつている。タイミング信号発生回路22か
ら発生された選択制御信号SELによつてセレクタ
23の2つの入力のどちらか一方が所定の時間関
係で選択される。或るサンプル点のデイジタル楽
音信号を処理する場合、初め、セレクタ23はラ
イン16を介して入力される該サンプル点のデイ
ジタル楽音信号を選択してデイジタルフイルタ基
礎回路20に入力し、次に、この入力楽音信号に
対応する基礎回路20の出力信号をセレクタ23
で選択して基礎回路20の入力側に戻す。こうし
てライン16を介して入力されたデイジタル楽音
信号(それに対応する信号)をデイジタルフイル
タ基礎回路20で何度か巡回させ、これにより基
礎回路20に実際に設けられているフイルタ段数
の何倍かの段数をもつデイジタルフイルタ回路で
処理したのと同等の機能を実現させる。
或るサンプル点に対応するデイジタル楽音信号
に関して定数回数の巡回を終了すると、ゲート制
御信号GEがタイミング信号発生回路22からゲ
ート24に与えられ、フイルタ処理が完了した該
楽音信号を該ケート24で選択して出力する。
に関して定数回数の巡回を終了すると、ゲート制
御信号GEがタイミング信号発生回路22からゲ
ート24に与えられ、フイルタ処理が完了した該
楽音信号を該ケート24で選択して出力する。
タイミング信号発生回路22は、更に、係数供
給回路21における各係数の供給タイミングを制
御するための真相K・SYNCと、デイジタルフイ
ルタ基礎回路20における各段への係数分配を制
御するための信号KL及びLDとを発生する。この
タイミング信号発生回路22における各信号の発
生タイミングは、同期パルスSYNCにもとづき、
ライン16のデイジタル楽音信号の供給タイミン
グに同期して制御される。
給回路21における各係数の供給タイミングを制
御するための真相K・SYNCと、デイジタルフイ
ルタ基礎回路20における各段への係数分配を制
御するための信号KL及びLDとを発生する。この
タイミング信号発生回路22における各信号の発
生タイミングは、同期パルスSYNCにもとづき、
ライン16のデイジタル楽音信号の供給タイミン
グに同期して制御される。
上述の通り、デイジタルフイルタ基礎回路20
は実際に設けられているフイルタ段数の何倍かの
段数をもつデイジタルフイルタとして実質的に機
能するが、これは言い換えれば、基礎回路20に
おける各段の機能が時間的に切換わることを意味
する。係数供給回路21では、時間的な機能切換
わりに応じて夫々の機能上のフイルタ段に対応す
る係数を基礎回路20に供給する。例えば、基礎
回路20の1段目が1段目として機能している時
間では1段目に対応するフイルタ係数を供給し、
n段目として機能している時間ではn段目に対応
するフイルタ係数を供給する。このように、係数
供給回路21は、機能上の各フイルタ段に対応す
る1組の係数における各係数を所定の時間関係で
出力する。尚、音色選択装置12(第1図)から
与えられた音色選択情報が係数供給回路21に加
えられており、選択された音色に対応する1組の
係数が該回路21から出力されるようになつてい
る。
は実際に設けられているフイルタ段数の何倍かの
段数をもつデイジタルフイルタとして実質的に機
能するが、これは言い換えれば、基礎回路20に
おける各段の機能が時間的に切換わることを意味
する。係数供給回路21では、時間的な機能切換
わりに応じて夫々の機能上のフイルタ段に対応す
る係数を基礎回路20に供給する。例えば、基礎
回路20の1段目が1段目として機能している時
間では1段目に対応するフイルタ係数を供給し、
n段目として機能している時間ではn段目に対応
するフイルタ係数を供給する。このように、係数
供給回路21は、機能上の各フイルタ段に対応す
る1組の係数における各係数を所定の時間関係で
出力する。尚、音色選択装置12(第1図)から
与えられた音色選択情報が係数供給回路21に加
えられており、選択された音色に対応する1組の
係数が該回路21から出力されるようになつてい
る。
デイジタルフイルタ基礎回路20として用いる
デイジタルフイルタの型式は如何なるものでもよ
い。デイジタルフイルタの基本型式を大別する
と、有限インパルス応答フイルタ(以下FIRフイ
ルタという)と無限インパルス応答フイルタ(以
下IIRフイルタという)が有るが、中でもIIRフ
イルタの一種であるラテイス型フイルタは音声合
成に適したフイルタであることが知られている。
しかも、このラテイス型フイルタは、他の型式に
比べて乗算器の数が少なくて済み、ハードウエア
を小型化できるという利点があると共に、フイル
タ係数のビツト数が少なくて済み、かつ望みのフ
イルタ特性に対して係数の設定の仕方が確立され
ているという利点がある。そこで、この実施例で
は好ましい一例として、デイジタルフイルタ基礎
回路20にラテイス型フイルタを使用するものと
する。
デイジタルフイルタの型式は如何なるものでもよ
い。デイジタルフイルタの基本型式を大別する
と、有限インパルス応答フイルタ(以下FIRフイ
ルタという)と無限インパルス応答フイルタ(以
下IIRフイルタという)が有るが、中でもIIRフ
イルタの一種であるラテイス型フイルタは音声合
成に適したフイルタであることが知られている。
しかも、このラテイス型フイルタは、他の型式に
比べて乗算器の数が少なくて済み、ハードウエア
を小型化できるという利点があると共に、フイル
タ係数のビツト数が少なくて済み、かつ望みのフ
イルタ特性に対して係数の設定の仕方が確立され
ているという利点がある。そこで、この実施例で
は好ましい一例として、デイジタルフイルタ基礎
回路20にラテイス型フイルタを使用するものと
する。
ラテイス型フイルタの基本型式は第3図aに示
すようであり、同図b,cはその基本型式を等価
的に変換した型式を夫々示すものである。同図に
おいて、符号28乃至34は加算器または引算器
であり、35乃至41は乗算器であり、42乃至
47は遅延回路である。図では1つのフイルタユ
ニツトが示されており、これらのユニツトを適宜
個数縦続接続してフイルタ回路を構成する。Ko,
−Ko,1−Ko,1+Koは各乗算器で乗算される
べきフイルタ係数であり、添字nはn段目のフイ
ルタユニツトの係数であることを示す。尚、出力
側に設けられた遅延回路43,45,47は最終
段のフイルタユニツトの出力とその逆向入力との
間に楽音信号の1サンプリング時間に相当する時
間遅れを設定するものである。各フイルタユニツ
ト内の遅延回路42,44,46も1サンプリン
グ時間に相当する時間遅れを設定するものであ
る。この遅延回路42,44,46は、1サンプ
リング時間前の信号を前段のフイルタユニツトに
フイードバツクするためのものであるので、実際
回路においては1サンプリング時間から演算回路
における時間遅れ分を引いた時間がその遅延時間
として設定されることになる。第3図に示すラテ
イス型フイルタにおいて、cに示す型式が乗算器
の数が最も少なくて済む。
すようであり、同図b,cはその基本型式を等価
的に変換した型式を夫々示すものである。同図に
おいて、符号28乃至34は加算器または引算器
であり、35乃至41は乗算器であり、42乃至
47は遅延回路である。図では1つのフイルタユ
ニツトが示されており、これらのユニツトを適宜
個数縦続接続してフイルタ回路を構成する。Ko,
−Ko,1−Ko,1+Koは各乗算器で乗算される
べきフイルタ係数であり、添字nはn段目のフイ
ルタユニツトの係数であることを示す。尚、出力
側に設けられた遅延回路43,45,47は最終
段のフイルタユニツトの出力とその逆向入力との
間に楽音信号の1サンプリング時間に相当する時
間遅れを設定するものである。各フイルタユニツ
ト内の遅延回路42,44,46も1サンプリン
グ時間に相当する時間遅れを設定するものであ
る。この遅延回路42,44,46は、1サンプ
リング時間前の信号を前段のフイルタユニツトに
フイードバツクするためのものであるので、実際
回路においては1サンプリング時間から演算回路
における時間遅れ分を引いた時間がその遅延時間
として設定されることになる。第3図に示すラテ
イス型フイルタにおいて、cに示す型式が乗算器
の数が最も少なくて済む。
第2図のフイルタ基礎回路20を第3図cに示
す型式によつて2段ラテイス型フイルタとして構
成した一例を第4図に示す。以下述べる実施例で
は、この2段ラテイス型フイルタから成るデイジ
タルフイルタ基礎回路20が、2段ラテイス型フ
イルタを4個縦続接続したのと同等の機能を果た
すようになつている。つまり、ライン16からセ
レクタ23を介して取入れられた入力信号に対応
する信号が基礎回路20を4巡することによりフ
イルタ処理が完了するようになつている。
す型式によつて2段ラテイス型フイルタとして構
成した一例を第4図に示す。以下述べる実施例で
は、この2段ラテイス型フイルタから成るデイジ
タルフイルタ基礎回路20が、2段ラテイス型フ
イルタを4個縦続接続したのと同等の機能を果た
すようになつている。つまり、ライン16からセ
レクタ23を介して取入れられた入力信号に対応
する信号が基礎回路20を4巡することによりフ
イルタ処理が完了するようになつている。
第4図において、デイジタルフイルタ基礎回路
20は第1のラテイス型フイルタユニツトL1と
第2のラテイス型フイルタユニツトL2とを縦続
に接続して成るもので、第1のユニツトL1の順
向入力端子FI1にはセレクタ23の出力が与えら
れ、第2のユニツトL2の順向出力端子FO2がゲ
ート24に接続されている。各ユニツトL1,L
2では夫々1段分のフイルタ演算を行なう。第1
のユニツトL1において、加算器48(機能とし
ては引算器)は、順向入力端子FI1から入力され
た楽音信号を、逆向入力端子BI1及び遅延回路5
6を介して次段のユニツトL2から戻された楽音
信号から引算する。この加算器48の出力が乗算
器53に入力され、フイルタ係数Kiが乗算され
る。係数Kiの添字iはi段目(i次)の係数で
あることを示す。乗算器53の出力は加算器49
に与えられ、入力端子FI1から入力された楽音信
号を遅延回路55で所定時間遅延したものと加算
される。この遅延回路55に相当するものは第3
図cには示されていないが、これは乗算器41に
演算時間遅れが存在しないと仮定したためであ
る。実際回路においてはデイジタル乗算器に演算
時間遅れが存在するため、第4図では乗算器53
の時間遅れに合わせるために遅延回路55が設け
られている。第2のユニツトL2の遅延回路57
も同じ理由による。
20は第1のラテイス型フイルタユニツトL1と
第2のラテイス型フイルタユニツトL2とを縦続
に接続して成るもので、第1のユニツトL1の順
向入力端子FI1にはセレクタ23の出力が与えら
れ、第2のユニツトL2の順向出力端子FO2がゲ
ート24に接続されている。各ユニツトL1,L
2では夫々1段分のフイルタ演算を行なう。第1
のユニツトL1において、加算器48(機能とし
ては引算器)は、順向入力端子FI1から入力され
た楽音信号を、逆向入力端子BI1及び遅延回路5
6を介して次段のユニツトL2から戻された楽音
信号から引算する。この加算器48の出力が乗算
器53に入力され、フイルタ係数Kiが乗算され
る。係数Kiの添字iはi段目(i次)の係数で
あることを示す。乗算器53の出力は加算器49
に与えられ、入力端子FI1から入力された楽音信
号を遅延回路55で所定時間遅延したものと加算
される。この遅延回路55に相当するものは第3
図cには示されていないが、これは乗算器41に
演算時間遅れが存在しないと仮定したためであ
る。実際回路においてはデイジタル乗算器に演算
時間遅れが存在するため、第4図では乗算器53
の時間遅れに合わせるために遅延回路55が設け
られている。第2のユニツトL2の遅延回路57
も同じ理由による。
遅延回路55〜60のブロツク内に記された数
字は遅延時間を示すもので、「32D」は32タイ
ムスロツト遅延、「56D」は56タイムスロツト
遅延、「8D」は8タイムスロツト遅延を夫々示
す。一例として、乗算器53,54の演算時間遅
れが32タイムスロツトとなるように設計されてお
り、この遅れに合わせるために遅延回路55,5
7では32タイムスロツト分の遅延を行なうのであ
る。尚、1タイムスロツトはデイジタルデータの
最小時間単位である。
字は遅延時間を示すもので、「32D」は32タイ
ムスロツト遅延、「56D」は56タイムスロツト
遅延、「8D」は8タイムスロツト遅延を夫々示
す。一例として、乗算器53,54の演算時間遅
れが32タイムスロツトとなるように設計されてお
り、この遅れに合わせるために遅延回路55,5
7では32タイムスロツト分の遅延を行なうのであ
る。尚、1タイムスロツトはデイジタルデータの
最小時間単位である。
加算器49の出力は順向出力端子FO1を介して
第2のフイルタユニツトL2の順向入力端子FI2
に加わる。第2のユニツトL2は、前述の48,
49,53,55と同様に接続された加算器5
0,51、乗算器54、遅延回路57を含んでい
る。乗算器54に加わる係数Ki+1の添字i+
1はi+1段目(i+1次)の係数であることを
示す。加算器51の出力は順向出力端子FO2を介
してゲート24に入力されると共に遅延回路60
を介して自らの逆向入力端子BI2に入力される。
逆向入力端子BI2に与えられた信号は遅延回路5
8を介して加算器50に入力されると共に更に遅
延回路59を介して加算器52に入力される。加
算器52の他の入力には乗算器54の出力が与え
られる。加算器52の出力は逆向出力端子BO2を
介して第1のユニツトL1の逆向入力端子BI1に
与えられ、それから遅延回路56を介して加算器
48に与えられる。
第2のフイルタユニツトL2の順向入力端子FI2
に加わる。第2のユニツトL2は、前述の48,
49,53,55と同様に接続された加算器5
0,51、乗算器54、遅延回路57を含んでい
る。乗算器54に加わる係数Ki+1の添字i+
1はi+1段目(i+1次)の係数であることを
示す。加算器51の出力は順向出力端子FO2を介
してゲート24に入力されると共に遅延回路60
を介して自らの逆向入力端子BI2に入力される。
逆向入力端子BI2に与えられた信号は遅延回路5
8を介して加算器50に入力されると共に更に遅
延回路59を介して加算器52に入力される。加
算器52の他の入力には乗算器54の出力が与え
られる。加算器52の出力は逆向出力端子BO2を
介して第1のユニツトL1の逆向入力端子BI1に
与えられ、それから遅延回路56を介して加算器
48に与えられる。
この実施例では、ライン16を介して入力され
るデイジタル楽音信号(これをFSで示す)の1
サンプリング時間が96タイムスロツトであるとし
ており、それ故に、逆向信号を遅延する各遅延回
路56,58,59,60の遅延時間が図示のよ
うに設定されている。すなわち第1のユニツトL
1の加算器48に対して次段のユニツトL2から
逆向端子BO2,BI1及び遅延回路56を介してフ
イードバツクされる信号は、順向入力端子FI1か
ら与えられる信号に対して1サンプリング時間の
遅れがなければならないわけであるが、この目的
のため遅延回路56の遅延時間が32タイムスロツ
トに設定されている。加算器48の出力が乗算器
53,54、加算器49,50,52、遅延回路
56を経由する間に、乗算器53,54で夫々32
タイムスロツト遅延され、遅延回路56で32タイ
ムスロツト遅延されて合計96タイムスロツトすな
わち1サンプリング時間の遅延が得られる。第2
のユニツトL2の加算器50には遅延回路60,
58を介して自己の順向出力端子FO2の出力信号
が与えられる。このループで1サンプリング時間
の遅延を確保するために、遅延回路60と58で
合計64タイムスロツトの遅延が設定されており、
乗算器54の時間遅れ分32タイムスロツトと合わ
せて96タイムスロツト(1サンプリング時間)の
遅延が得られる。
るデイジタル楽音信号(これをFSで示す)の1
サンプリング時間が96タイムスロツトであるとし
ており、それ故に、逆向信号を遅延する各遅延回
路56,58,59,60の遅延時間が図示のよ
うに設定されている。すなわち第1のユニツトL
1の加算器48に対して次段のユニツトL2から
逆向端子BO2,BI1及び遅延回路56を介してフ
イードバツクされる信号は、順向入力端子FI1か
ら与えられる信号に対して1サンプリング時間の
遅れがなければならないわけであるが、この目的
のため遅延回路56の遅延時間が32タイムスロツ
トに設定されている。加算器48の出力が乗算器
53,54、加算器49,50,52、遅延回路
56を経由する間に、乗算器53,54で夫々32
タイムスロツト遅延され、遅延回路56で32タイ
ムスロツト遅延されて合計96タイムスロツトすな
わち1サンプリング時間の遅延が得られる。第2
のユニツトL2の加算器50には遅延回路60,
58を介して自己の順向出力端子FO2の出力信号
が与えられる。このループで1サンプリング時間
の遅延を確保するために、遅延回路60と58で
合計64タイムスロツトの遅延が設定されており、
乗算器54の時間遅れ分32タイムスロツトと合わ
せて96タイムスロツト(1サンプリング時間)の
遅延が得られる。
加算器52は乗算器54の出力と遅延回路5
8,59を介して逆向入力端子BI2から与えられ
る逆向入力信号とを加算し、その出力を逆向出力
端子BO2に与えるためのものである。遅延回路5
8の出力に対応する乗算器54の出力は遅延回路
58の出力タイミングよりも32タイムスロツト遅
れている。この遅れに見合つた時間遅れを設定す
るために遅延回路59が設けられている。
8,59を介して逆向入力端子BI2から与えられ
る逆向入力信号とを加算し、その出力を逆向出力
端子BO2に与えるためのものである。遅延回路5
8の出力に対応する乗算器54の出力は遅延回路
58の出力タイミングよりも32タイムスロツト遅
れている。この遅れに見合つた時間遅れを設定す
るために遅延回路59が設けられている。
デイジタルフイルタ基礎回路20の出力すなわ
ち第2のユニツトL2の順向出力端子FO2の出力
を巡回させるためのルートに遅延回路60が挿入
されており、ここで8タイムスロツト遅延される
ようになつている。これは巡回タイミングの同期
をとるために設けられたものである。この遅延回
路60の出力信号(これをBSで示す)がセレク
タ23の入力Bに与えられる。セレクタ23の入
力Aにはライン16から入力楽音信号FSが与え
られる。
ち第2のユニツトL2の順向出力端子FO2の出力
を巡回させるためのルートに遅延回路60が挿入
されており、ここで8タイムスロツト遅延される
ようになつている。これは巡回タイミングの同期
をとるために設けられたものである。この遅延回
路60の出力信号(これをBSで示す)がセレク
タ23の入力Bに与えられる。セレクタ23の入
力Aにはライン16から入力楽音信号FSが与え
られる。
詳しい動作説明の前に、デイジタル楽音信号
FSのデータ形式について説明する。一例として、
1サンプル点の楽音信号は24ビツトのデイジタル
データから成る。ライン16のシリアル楽音信号
FSにおいては、この24ビツトのデータが24タイ
ムスロツトを使用してシリアル化されており、か
つ1サンプリング時間が96タイムスロツトとなつ
ている。この1サンプリング時間内の順次タイム
スロツトに1乃至96の番号を付けて図示したもの
が第5図aであり、同図bに示すようにライン1
6のシリアル楽音信号FSは第1乃至第24タイム
スロツトにおいて供給される。シリアル楽音信号
FSの供給タイムスロツトにおいて最初のタイム
スロツト(第1タイムスロツト)には最下位ビツ
トLSBが割当てられており、以下遅いタイムス
ロツトになるほど重みが増し、第23タイムスロツ
トに最上位ビツトMSBが割当てられ、第24タイ
ムスロツトにはサインビツトSBが割当てられる。
FSのデータ形式について説明する。一例として、
1サンプル点の楽音信号は24ビツトのデイジタル
データから成る。ライン16のシリアル楽音信号
FSにおいては、この24ビツトのデータが24タイ
ムスロツトを使用してシリアル化されており、か
つ1サンプリング時間が96タイムスロツトとなつ
ている。この1サンプリング時間内の順次タイム
スロツトに1乃至96の番号を付けて図示したもの
が第5図aであり、同図bに示すようにライン1
6のシリアル楽音信号FSは第1乃至第24タイム
スロツトにおいて供給される。シリアル楽音信号
FSの供給タイムスロツトにおいて最初のタイム
スロツト(第1タイムスロツト)には最下位ビツ
トLSBが割当てられており、以下遅いタイムス
ロツトになるほど重みが増し、第23タイムスロツ
トに最上位ビツトMSBが割当てられ、第24タイ
ムスロツトにはサインビツトSBが割当てられる。
タイムスケールを縮小してシリアル楽音信号
FSのタイミングを示すと第6図aのようになる。
選択制御信号SELは同図bに示すようにライン1
6に楽音信号FSが現われるタイミングに一致し
て、つまり第1乃至第24タイムスロツト毎に、信
号“1”となり、それ以外の第25乃至第96タイム
スロツトでは“0”である。ゲート制御信号GE
は同図cに示すように、或るサンプリング時間の
第89タイムスロツトから次のサンプリング時間の
第16タイムスロツトまでの24タイムスロツト間
“1”となり、それ以外の第17乃至第88タイムス
ロツトでは“0”である。尚、第6図において信
号波形の上側に記入した数字は、信号の立上りま
たは立下りのタイミングに対応するタイムスロツ
トの番号を示すものである。
FSのタイミングを示すと第6図aのようになる。
選択制御信号SELは同図bに示すようにライン1
6に楽音信号FSが現われるタイミングに一致し
て、つまり第1乃至第24タイムスロツト毎に、信
号“1”となり、それ以外の第25乃至第96タイム
スロツトでは“0”である。ゲート制御信号GE
は同図cに示すように、或るサンプリング時間の
第89タイムスロツトから次のサンプリング時間の
第16タイムスロツトまでの24タイムスロツト間
“1”となり、それ以外の第17乃至第88タイムス
ロツトでは“0”である。尚、第6図において信
号波形の上側に記入した数字は、信号の立上りま
たは立下りのタイミングに対応するタイムスロツ
トの番号を示すものである。
次に第6図を参照して第4図の動作につき説明
する。第6図dには、第1のフイルタユニツトL
1の順向出力端子FO1から出力される信号のタイ
ミングが示されており、同図eには第2のフイル
タユニツトL2の順向出力端子FO2から出力され
る信号のタイミングが示されている。同図fには
第2のフイルタユニツトL2の順向出力信号を遅
延回路60で8タイムスロツト遅延した信号、つ
まりセレクタ23の入力Bに加わる信号BS、の
タイミングが示されている。第1サンプリング時
間において初めて楽音信号FSが入力されたと仮
定して第6図が描かれている。第6図aの信号発
生タイミング内に記入された丸印で囲んだ数字
、、、……は、夫々、第1サンプル点、
第2サンプル点、第3サンプル点、第4サンプル
点……の楽音信号FSが与えられるタイミングで
あることを示している。第6図d,e,fの信号
発生タイミング内に記入された丸印で囲んだ数字
とそれにハイフオンで結ばれた数字は、前記各サ
ンプル点の楽音信号に対して何段目の機能上のフ
イルタ段の処理が施されたかを示すものである。
丸印で囲んだ数字がサンプル点を特定するもの
で、第6図aに記入されたものに対応しており、
ハイフオンで結ばれた数字が機能上のフイルタ段
を示す。例えば「−3」は、第1サンプル点の
楽音信号FSに対して3段目の機能上のフイルタ
段の処理が施されたことを示す。
する。第6図dには、第1のフイルタユニツトL
1の順向出力端子FO1から出力される信号のタイ
ミングが示されており、同図eには第2のフイル
タユニツトL2の順向出力端子FO2から出力され
る信号のタイミングが示されている。同図fには
第2のフイルタユニツトL2の順向出力信号を遅
延回路60で8タイムスロツト遅延した信号、つ
まりセレクタ23の入力Bに加わる信号BS、の
タイミングが示されている。第1サンプリング時
間において初めて楽音信号FSが入力されたと仮
定して第6図が描かれている。第6図aの信号発
生タイミング内に記入された丸印で囲んだ数字
、、、……は、夫々、第1サンプル点、
第2サンプル点、第3サンプル点、第4サンプル
点……の楽音信号FSが与えられるタイミングで
あることを示している。第6図d,e,fの信号
発生タイミング内に記入された丸印で囲んだ数字
とそれにハイフオンで結ばれた数字は、前記各サ
ンプル点の楽音信号に対して何段目の機能上のフ
イルタ段の処理が施されたかを示すものである。
丸印で囲んだ数字がサンプル点を特定するもの
で、第6図aに記入されたものに対応しており、
ハイフオンで結ばれた数字が機能上のフイルタ段
を示す。例えば「−3」は、第1サンプル点の
楽音信号FSに対して3段目の機能上のフイルタ
段の処理が施されたことを示す。
選択制御信号SELはセレクタ23のA選択制御
入力SAに入力され、これをインバータ61で反
転した信号がB選択制御入力SBに入力される。
従つて、ライン16に新しいサンプル点のシリア
ル楽音信号FSが与えられる毎にセレクタ23は
入力Aを選択し、この楽音信号FSを第1のフイ
ルタユニツトL1に入力する。それ以外のとき、
セレクタ23は入力Bを選択し、デイジタルフイ
ルタ基礎回路20の出力信号BSを巡回させる。
入力SAに入力され、これをインバータ61で反
転した信号がB選択制御入力SBに入力される。
従つて、ライン16に新しいサンプル点のシリア
ル楽音信号FSが与えられる毎にセレクタ23は
入力Aを選択し、この楽音信号FSを第1のフイ
ルタユニツトL1に入力する。それ以外のとき、
セレクタ23は入力Bを選択し、デイジタルフイ
ルタ基礎回路20の出力信号BSを巡回させる。
第1サンプル点の楽音信号FSがライン16
に与えられると、この信号FSは信号SELによつ
てセレクタ23で選択され、第1のフイルタユニ
ツトL1に入力される。ユニツトL1ではこの入
力信号を32タイムスロツトの時間をかけて処理す
るので、信号FSのタイミングの32タイムスロツ
ト後の第33乃至第56タイムスロツト区間において
第1サンプル点に関する1段目のフイルタ処理を
終えた信号がユニツトL1の順向出力端子FO1か
ら出力される(第6図dの−1参照)。第2の
フイルタユニツトL2は第1のユニツトL1の出
力信号を32タイムスロツトの時間をかけて処理す
るので、第65乃至第88タイムスロツト区間におい
て第1サンプル点に関する2段目のフイルタ処理
を終えた信号がユニツトL2の順向出力端子FO2
から出力される(第6図eの−2参照)。この
第2のユニツトL2の出力信号を遅延回路60で
8タイムスロツト遅延したものが信号BSとして
セレクタ23に戻される。従つて、第1サンプル
点に関する2段目のフイルタ処理を終えた信号が
信号BSとしてセレクタ23に入力されるのは第
73乃至第96タイムスロツト区間においてである
(第6図fの−2参照)。この−2に相当する
信号BSがセレクタ23に入力されるとき、選択
制御信号SELは“0”であるので、該信号BSが
セレクタ23で選択され、第1のフイルタユニツ
トL1に与えられる。
に与えられると、この信号FSは信号SELによつ
てセレクタ23で選択され、第1のフイルタユニ
ツトL1に入力される。ユニツトL1ではこの入
力信号を32タイムスロツトの時間をかけて処理す
るので、信号FSのタイミングの32タイムスロツ
ト後の第33乃至第56タイムスロツト区間において
第1サンプル点に関する1段目のフイルタ処理を
終えた信号がユニツトL1の順向出力端子FO1か
ら出力される(第6図dの−1参照)。第2の
フイルタユニツトL2は第1のユニツトL1の出
力信号を32タイムスロツトの時間をかけて処理す
るので、第65乃至第88タイムスロツト区間におい
て第1サンプル点に関する2段目のフイルタ処理
を終えた信号がユニツトL2の順向出力端子FO2
から出力される(第6図eの−2参照)。この
第2のユニツトL2の出力信号を遅延回路60で
8タイムスロツト遅延したものが信号BSとして
セレクタ23に戻される。従つて、第1サンプル
点に関する2段目のフイルタ処理を終えた信号が
信号BSとしてセレクタ23に入力されるのは第
73乃至第96タイムスロツト区間においてである
(第6図fの−2参照)。この−2に相当する
信号BSがセレクタ23に入力されるとき、選択
制御信号SELは“0”であるので、該信号BSが
セレクタ23で選択され、第1のフイルタユニツ
トL1に与えられる。
−2に相当する信号BSをセレクタ23で選
択した直後の第2サンプリング時間の第1乃至第
24タイムスロツトにおいて選択制御信号SELが
“1”となり、ライン16に与えられた第2サン
プル点の楽音信号FSをセレクタ23で選択す
る。こうして、第1のユニツトL1には、第1サ
ンプリング時間の第73乃至第96タイムスロツト区
間と第2サンプリング時間の第1乃至第24タイム
スロツトにおいて、第1サンプル点の2段目のフ
イルタ処理を終えた信号BSとまだ何のフイルタ
処理もしていない信号FSとが相次いで入力され
る。第1のフイルタユニツトL1は、前者の信号
BSを処理しているときは3段目のフイルタ段と
して機能し、後者の信号FSを処理しているとき
は1段目のフイルタ段として機能する。後者の信
号FSが第1のユニツトL1の加算器48に入力
されるとき(第1乃至第2タイムスロツト)、第
6図eの−2と同じタイミングで第2のユニツ
トL2の乗算器54から出力された第1サンプル
点に関する信号が、加算器52及び遅延回路56
を介して32タイムスロツト遅延されて丁度同じ
第1乃至第24タイムスロツトで該加算器48に入
力される。従つて、第2サンプル点の楽音信号と
その1サンプリング時間前の第1サンプル点に対
応する信号とが加算器48で確実に演算される。
入力タイミングから32タイムスロツト後の第2サ
ンプリング時間の第9乃至第32及び第33乃至第56
タイムスロツトにおいて、第1サンプル点に関す
る3段目のフイルタ処理を終えた信号及び第2サ
ンプル点に関する1段目のフイルタ処理を終えた
信号が相次いで第1のユニツトL1から出力され
(第6図dの−3及び−1参照)、第2のユニ
ツトL2に入力される。
択した直後の第2サンプリング時間の第1乃至第
24タイムスロツトにおいて選択制御信号SELが
“1”となり、ライン16に与えられた第2サン
プル点の楽音信号FSをセレクタ23で選択す
る。こうして、第1のユニツトL1には、第1サ
ンプリング時間の第73乃至第96タイムスロツト区
間と第2サンプリング時間の第1乃至第24タイム
スロツトにおいて、第1サンプル点の2段目のフ
イルタ処理を終えた信号BSとまだ何のフイルタ
処理もしていない信号FSとが相次いで入力され
る。第1のフイルタユニツトL1は、前者の信号
BSを処理しているときは3段目のフイルタ段と
して機能し、後者の信号FSを処理しているとき
は1段目のフイルタ段として機能する。後者の信
号FSが第1のユニツトL1の加算器48に入力
されるとき(第1乃至第2タイムスロツト)、第
6図eの−2と同じタイミングで第2のユニツ
トL2の乗算器54から出力された第1サンプル
点に関する信号が、加算器52及び遅延回路56
を介して32タイムスロツト遅延されて丁度同じ
第1乃至第24タイムスロツトで該加算器48に入
力される。従つて、第2サンプル点の楽音信号と
その1サンプリング時間前の第1サンプル点に対
応する信号とが加算器48で確実に演算される。
入力タイミングから32タイムスロツト後の第2サ
ンプリング時間の第9乃至第32及び第33乃至第56
タイムスロツトにおいて、第1サンプル点に関す
る3段目のフイルタ処理を終えた信号及び第2サ
ンプル点に関する1段目のフイルタ処理を終えた
信号が相次いで第1のユニツトL1から出力され
(第6図dの−3及び−1参照)、第2のユニ
ツトL2に入力される。
第2のユニツトL2は、−3に相当する信号
を入力してこれを処理しているときは4段目のフ
イルタ段として機能し、−1に相当する信号を
入力してこれを処理しているときは2段目のフイ
ルタ段として機能する。後者の信号−1が加算
器50に入力されるとき(第33乃至第56タイムス
ロツト)、第6図eの−2のタイミングで第2
のユニツトL2から出力された第1サンプル点に
関する信号が、遅延回路60及び58を介して64
タイムスロツト遅延されて丁度同じ第33乃至第56
タイムスロツトで該加算器50に入力される。従
つて、第2サンプル点に対応する楽音信号とその
1サンプリング時間前の第1サンプル点に対応す
る楽音信号とが加算器50で確実に演算される。
第2サンプリング時間の第41乃至第64及び第65乃
至第88タイムスロツトにおいて、第1サンプル点
に関する4段目のフイルタ処理を終えた信号と第
2サンプル点に関する2段目のフイルタ処理を終
えた信号が相次いで第2のユニツトL2から出力
され(第6図eの−4及び−2参照)、その
8タイムスロツト後に信号BSとしてセレクタ2
3に入力される(第6図fの−4,−2参
照)。
を入力してこれを処理しているときは4段目のフ
イルタ段として機能し、−1に相当する信号を
入力してこれを処理しているときは2段目のフイ
ルタ段として機能する。後者の信号−1が加算
器50に入力されるとき(第33乃至第56タイムス
ロツト)、第6図eの−2のタイミングで第2
のユニツトL2から出力された第1サンプル点に
関する信号が、遅延回路60及び58を介して64
タイムスロツト遅延されて丁度同じ第33乃至第56
タイムスロツトで該加算器50に入力される。従
つて、第2サンプル点に対応する楽音信号とその
1サンプリング時間前の第1サンプル点に対応す
る楽音信号とが加算器50で確実に演算される。
第2サンプリング時間の第41乃至第64及び第65乃
至第88タイムスロツトにおいて、第1サンプル点
に関する4段目のフイルタ処理を終えた信号と第
2サンプル点に関する2段目のフイルタ処理を終
えた信号が相次いで第2のユニツトL2から出力
され(第6図eの−4及び−2参照)、その
8タイムスロツト後に信号BSとしてセレクタ2
3に入力される(第6図fの−4,−2参
照)。
第2サンプリング時間の第49乃至第72及び第73
乃至第96タイムスロツトにおいて、−4に相当
する信号BSと−2に相当する信号BSとが相次
いでセレクタ23で選択され、第1のユニツトL
1に入力される。その直後の第3サンプリング時
間の第1乃至第24タイムスロツトにおいて新たな
第3サンプル点の信号FSがセレクタ23で選
択されて第1のユニツトL1に入力される。これ
らの相次ぐ信号入力にもとづき、第1のフイルタ
ユニツトL1は、第1サンプル点に関しては5段
目、第2サンプル点に関しては3段目、第3サン
プル点に関しては1段目のフイルタ段として夫々
時分割的に機能を切換えて機能する。しかして、
各々の入力タイミングから32タイムスロツト後
に、第1サンプル点に関する5段目の処理を終え
た信号及び第2サンプル点に関する3段目の処理
を終えた信号及び第3サンプル点に関する1段目
の処理を終えた信号が第1のユニツトL1から順
次出力され(第6図dの−5,−3,−1
参照)、第2のユニツトL2に入力される。勿論、
加算器48において夫々の1サンプリング時間前
のサンプル点の信号との演算が確実に行なわれる
のは前述から明らかである。
乃至第96タイムスロツトにおいて、−4に相当
する信号BSと−2に相当する信号BSとが相次
いでセレクタ23で選択され、第1のユニツトL
1に入力される。その直後の第3サンプリング時
間の第1乃至第24タイムスロツトにおいて新たな
第3サンプル点の信号FSがセレクタ23で選
択されて第1のユニツトL1に入力される。これ
らの相次ぐ信号入力にもとづき、第1のフイルタ
ユニツトL1は、第1サンプル点に関しては5段
目、第2サンプル点に関しては3段目、第3サン
プル点に関しては1段目のフイルタ段として夫々
時分割的に機能を切換えて機能する。しかして、
各々の入力タイミングから32タイムスロツト後
に、第1サンプル点に関する5段目の処理を終え
た信号及び第2サンプル点に関する3段目の処理
を終えた信号及び第3サンプル点に関する1段目
の処理を終えた信号が第1のユニツトL1から順
次出力され(第6図dの−5,−3,−1
参照)、第2のユニツトL2に入力される。勿論、
加算器48において夫々の1サンプリング時間前
のサンプル点の信号との演算が確実に行なわれる
のは前述から明らかである。
第2のユニツトL2では、−5,−3,
−1に相当する信号の相次ぐ入力に応答して、第
1サンプル点に関しては6段目、第2サンプル点
に関しては4段目、第3サンプル点に関しては2
段目のフイルタ段として時分割に機能する。しか
して、各々の入力タイミングから32タイムスロツ
ト後に、第1サンプル点に関する6段目の処理を
終えた信号、第2サンプル点に関する4段目の処
理を終えた信号、第3サンプル点に関する2段目
の処理を終えた信号が第2のユニツトL2から順
次出力され(第6図eの−6,−4,−2
参照)、その8タイムスロツト後に信号BSとして
セレクタ23に入力される(第6図fの−6,
−4,−2参照)。
−1に相当する信号の相次ぐ入力に応答して、第
1サンプル点に関しては6段目、第2サンプル点
に関しては4段目、第3サンプル点に関しては2
段目のフイルタ段として時分割に機能する。しか
して、各々の入力タイミングから32タイムスロツ
ト後に、第1サンプル点に関する6段目の処理を
終えた信号、第2サンプル点に関する4段目の処
理を終えた信号、第3サンプル点に関する2段目
の処理を終えた信号が第2のユニツトL2から順
次出力され(第6図eの−6,−4,−2
参照)、その8タイムスロツト後に信号BSとして
セレクタ23に入力される(第6図fの−6,
−4,−2参照)。
第3サンプリング時間の第25乃至第48、第49乃
至第72及び第73乃至第96タイムスロツトにおい
て、−6,−4,−2に相当する信号BS
が相次いでセレクタ23で選択されて第1のユニ
ツトL1に入力される。その直後の第4サンプリ
ング時間の第1乃至第24タイムスロツトにおいて
新たな第4サンプル点の信号FSがセレクタ2
3で選択されて第1のユニツトL1に入力され
る。これらの相次ぐ信号入力にもとづき、第1の
ユニツトL1は、第1サンプル点に関しては7段
目、第2サンプル点に関しては5段目、第3サン
プル点に関しては3段目、第4サンプル点に関し
ては1段目のフイルタ段として時分割的に機能す
る。しかして、各々の入力タイミングから32タイ
ムスロツト後に、第1サンプル点に関する7段目
の処理を終えた信号、第2サンプル点に関する5
段目の処理を終えた信号、第3サンプル点に関す
る3段目の処理を終えた信号、第4サンプルに関
する1段目の処理を終えた信号が第1のユニツト
L1から順次出力され(第6図dの−7,−
5,−3,−1参照)、第2のユニツトL2
に入力される。
至第72及び第73乃至第96タイムスロツトにおい
て、−6,−4,−2に相当する信号BS
が相次いでセレクタ23で選択されて第1のユニ
ツトL1に入力される。その直後の第4サンプリ
ング時間の第1乃至第24タイムスロツトにおいて
新たな第4サンプル点の信号FSがセレクタ2
3で選択されて第1のユニツトL1に入力され
る。これらの相次ぐ信号入力にもとづき、第1の
ユニツトL1は、第1サンプル点に関しては7段
目、第2サンプル点に関しては5段目、第3サン
プル点に関しては3段目、第4サンプル点に関し
ては1段目のフイルタ段として時分割的に機能す
る。しかして、各々の入力タイミングから32タイ
ムスロツト後に、第1サンプル点に関する7段目
の処理を終えた信号、第2サンプル点に関する5
段目の処理を終えた信号、第3サンプル点に関す
る3段目の処理を終えた信号、第4サンプルに関
する1段目の処理を終えた信号が第1のユニツト
L1から順次出力され(第6図dの−7,−
5,−3,−1参照)、第2のユニツトL2
に入力される。
第2のユニツトL2では、−7,−5,
−3,−1に相当する信号の相次ぐ入力に応じ
て、第1サンプル点に関しては8段目、第2サン
プル点に関しては6段目、第3サンプル点に関し
ては4段目、第4サンプル点に関しては2段目の
フイルタ段として時分割的に機能する。しかし
て、各々の入力タイミングから32タイムスロツト
後に、第1サンプル点に関する8段目の処理を終
えた信号、第2サンプル点に関する6段目の処理
を終えた信号、第3サンプル点に関する4段目の
処理を終えた信号、第4サンプル点に関する2段
目の処理を終えた信号、が第2のユニツトL2か
ら順次出力される(第6図eの−8,−6,
−4,−2参照)。
−3,−1に相当する信号の相次ぐ入力に応じ
て、第1サンプル点に関しては8段目、第2サン
プル点に関しては6段目、第3サンプル点に関し
ては4段目、第4サンプル点に関しては2段目の
フイルタ段として時分割的に機能する。しかし
て、各々の入力タイミングから32タイムスロツト
後に、第1サンプル点に関する8段目の処理を終
えた信号、第2サンプル点に関する6段目の処理
を終えた信号、第3サンプル点に関する4段目の
処理を終えた信号、第4サンプル点に関する2段
目の処理を終えた信号、が第2のユニツトL2か
ら順次出力される(第6図eの−8,−6,
−4,−2参照)。
第1サンプル点に関する8段目の処理を終えた
信号が第2のユニツトL2から出力される第89乃
至第16タイムスロツトにおいて、第6図cのよう
にゲート制御信号GEが“1”となり、ゲート2
4が開放される。これにより、8段目の処理を終
えた信号(−8参照)がゲート24を通過し、
デイジタルフイルタ部14の出力信号として出力
される。他方、8段目の処理を終えた信号(−
8参照)が遅延回路60を介して信号BSとして
セレクタ23に入力されるのは丁度第1乃至第24
タイムスロツトであり、セレクタ23は入力Bを
禁止して入力Aに加わる新たなサンプル点の信号
FSを選択する。従つて、ゲート24を介して出
力される最終段の出力信号はセレクタ23で阻止
され、巡回が終了する。
信号が第2のユニツトL2から出力される第89乃
至第16タイムスロツトにおいて、第6図cのよう
にゲート制御信号GEが“1”となり、ゲート2
4が開放される。これにより、8段目の処理を終
えた信号(−8参照)がゲート24を通過し、
デイジタルフイルタ部14の出力信号として出力
される。他方、8段目の処理を終えた信号(−
8参照)が遅延回路60を介して信号BSとして
セレクタ23に入力されるのは丁度第1乃至第24
タイムスロツトであり、セレクタ23は入力Bを
禁止して入力Aに加わる新たなサンプル点の信号
FSを選択する。従つて、ゲート24を介して出
力される最終段の出力信号はセレクタ23で阻止
され、巡回が終了する。
以下同様に、時分割的なフイルタ処理が繰返さ
れ、8段目の処理を終えた各サンプル点の信号
が、そのサンプリング順序に従つて、所定のサン
プリング周期(96タイムスロツト)毎につまり第
89乃至第16タイムスロツト区間毎に、ゲート24
を介して順次出力される。各段の時分割的な演算
処理の繰返しにおいて、各段の演算タイミングは
次のように割当てられていることが上述及び第6
図から理解されよう。すなわち、第1のフイルタ
ユニツトL1においては、第33乃至第56タイムス
ロツトにおいて最も新しいサンプル点に関する1
段目の演算出力が生じ、その直前の第9乃至第32
タイムスロツトにおいて2番目に新しいサンプル
点に関する3段目の演算出力が生じ、その直前の
第81乃至第8タイムスロツトにおいて3番目に新
しいサンプル点に関する5段目の演算出力が生
じ、その直前の第57乃至第80タイムスロツトにお
いては4番目に新しいつまり最も古いサンプル点
に関する7段目の演算出力が生じるように、演算
タイミングが割当てられている。また、第2のフ
イルタユニツトL2においては、第65乃至第88タ
イムスロツトにおいて最も新しいサンプル点に関
する2段目の演算出力が生じ、その直前の第41乃
至第64タイムスロツトにおいて2番目に新ししサ
ンプル点に関する4段目の演算出力が生じ、その
直前の第17乃至第40タイムスロツトにおいて3番
目に新しいサンプル点に関する6番目の演算出力
が生じ、その直前の第89乃至第16タイムスロツト
において4番目に新しいつまり最も古いサンプル
点に関する8段目の演算出力が生じるように、演
算タイミングが割当てられている。
れ、8段目の処理を終えた各サンプル点の信号
が、そのサンプリング順序に従つて、所定のサン
プリング周期(96タイムスロツト)毎につまり第
89乃至第16タイムスロツト区間毎に、ゲート24
を介して順次出力される。各段の時分割的な演算
処理の繰返しにおいて、各段の演算タイミングは
次のように割当てられていることが上述及び第6
図から理解されよう。すなわち、第1のフイルタ
ユニツトL1においては、第33乃至第56タイムス
ロツトにおいて最も新しいサンプル点に関する1
段目の演算出力が生じ、その直前の第9乃至第32
タイムスロツトにおいて2番目に新しいサンプル
点に関する3段目の演算出力が生じ、その直前の
第81乃至第8タイムスロツトにおいて3番目に新
しいサンプル点に関する5段目の演算出力が生
じ、その直前の第57乃至第80タイムスロツトにお
いては4番目に新しいつまり最も古いサンプル点
に関する7段目の演算出力が生じるように、演算
タイミングが割当てられている。また、第2のフ
イルタユニツトL2においては、第65乃至第88タ
イムスロツトにおいて最も新しいサンプル点に関
する2段目の演算出力が生じ、その直前の第41乃
至第64タイムスロツトにおいて2番目に新ししサ
ンプル点に関する4段目の演算出力が生じ、その
直前の第17乃至第40タイムスロツトにおいて3番
目に新しいサンプル点に関する6番目の演算出力
が生じ、その直前の第89乃至第16タイムスロツト
において4番目に新しいつまり最も古いサンプル
点に関する8段目の演算出力が生じるように、演
算タイミングが割当てられている。
係数供給回路21(第2図)は、各フイルタユ
ニツトL1,L2における上述のような各演算段
の時分割的な割当てに対応して、各段のためのフ
イルタ係数Kを所定のタイミングで出力し、ユニ
ツトL1,L2の乗算器53,54に供給する。
奇数段のフイルタ係数Kiが所定のタイミングで
ユニツトL1の乗算器53に供給され、偶数段の
フイルタ係数Ki+1が所定のタイミングでユニ
ツトL2の乗算器54に供給されねばならないこ
とは上述から明らかであろう。第4図では、フイ
ルタ係数Ki,Ki+1が予めパラレル化された状
態で乗算器53,54に供給されるようになつて
いるかのように示されている。しかし、各段(1
段目から8段目まで)に対応するフイルタ係数K
を係数供給回路21からシリアル形式で出力し、
各ユニツトL1,L2の乗算器53,54に付属
して設けた係数分配回路によつてパラレル形態
Ki,Ki+1に変換するようにしてもよい。第7
図には、そのような係数分配回路25を具えた第
1のフイルタユニツトL1の詳細例が示されてい
る。タイミング信号発生回路22(第2図)から
発生されたタイミング信号KL,LDはシリアルフ
イルタ係数Kのパラレル変換を制御するために係
数分配回路25で利用される。
ニツトL1,L2における上述のような各演算段
の時分割的な割当てに対応して、各段のためのフ
イルタ係数Kを所定のタイミングで出力し、ユニ
ツトL1,L2の乗算器53,54に供給する。
奇数段のフイルタ係数Kiが所定のタイミングで
ユニツトL1の乗算器53に供給され、偶数段の
フイルタ係数Ki+1が所定のタイミングでユニ
ツトL2の乗算器54に供給されねばならないこ
とは上述から明らかであろう。第4図では、フイ
ルタ係数Ki,Ki+1が予めパラレル化された状
態で乗算器53,54に供給されるようになつて
いるかのように示されている。しかし、各段(1
段目から8段目まで)に対応するフイルタ係数K
を係数供給回路21からシリアル形式で出力し、
各ユニツトL1,L2の乗算器53,54に付属
して設けた係数分配回路によつてパラレル形態
Ki,Ki+1に変換するようにしてもよい。第7
図には、そのような係数分配回路25を具えた第
1のフイルタユニツトL1の詳細例が示されてい
る。タイミング信号発生回路22(第2図)から
発生されたタイミング信号KL,LDはシリアルフ
イルタ係数Kのパラレル変換を制御するために係
数分配回路25で利用される。
第7図において、第4図の加算器48,49及
び遅延回路55,56に相当する回路は同一符号
が付してある。また、乗算器53に相当する回路
部分も同一符号を用いて包括的に示してある。係
数分配回路25は、8個の1タイムスロツト遅延
回路を縦続接続した遅延回路列62(すなわち8
ステージの直列シフトレジスタ)と、この遅延回
路列62の各遅延回路出力を夫々入力した8個の
1ビツトラツチ回路から成るラツチ回路63と、
8個の1タイムスロツト遅延回路から成る遅延回
路列64と、8個のラツチ回路から成る係数記憶
回路65とを含んでいる。尚、図において1タイ
ムスロツトの遅延を行なう遅延回路は「D」なる
記号を記入したブロツクによつて表示するものと
し、特に説明を要する場合を除き個々の1タイム
スロツト遅延回路の参照番号は省略する。また、
ラツチ回路の出力タイミングは入力をロードした
タイミングから1タイムスロツト遅れるものとす
る。
び遅延回路55,56に相当する回路は同一符号
が付してある。また、乗算器53に相当する回路
部分も同一符号を用いて包括的に示してある。係
数分配回路25は、8個の1タイムスロツト遅延
回路を縦続接続した遅延回路列62(すなわち8
ステージの直列シフトレジスタ)と、この遅延回
路列62の各遅延回路出力を夫々入力した8個の
1ビツトラツチ回路から成るラツチ回路63と、
8個の1タイムスロツト遅延回路から成る遅延回
路列64と、8個のラツチ回路から成る係数記憶
回路65とを含んでいる。尚、図において1タイ
ムスロツトの遅延を行なう遅延回路は「D」なる
記号を記入したブロツクによつて表示するものと
し、特に説明を要する場合を除き個々の1タイム
スロツト遅延回路の参照番号は省略する。また、
ラツチ回路の出力タイミングは入力をロードした
タイミングから1タイムスロツト遅れるものとす
る。
遅延回路列62にはシリアルフイルタ係数Kが
入力され、1タイムスロツトずつ順次シフトされ
る。ラツチ回路63の各ロード制御入力Lにはタ
イミング信号KLが共通に与えられる。遅延回路
列64にはタイミング信号LDが入力され、1タ
イムスロツトずつ順次シフトされる。1つのフイ
ルタ係数K(i段目の係数Ki)は、一例として8
ビツトのデイジタルデータであり、8タイムスロ
ツトを使用してシリアル化されている。第8図a
に拡大して示すように、一例として、1つのシリ
アル係数Kの8タイムスロツトにおいて最初のタ
イムスロツトにはサインビツトSBが割当てられ、
次のタイムスロツトには最上位ビツトMSBが割
当てられ、以下順次下位ビツトが割当てられ、8
番目のタイムスロツトに最下位ビツトLSBが割
当てられている。1音色に対応する1組のフイル
タ係数は8個の(8段分の)係数から成り、各段
の係数K1〜K8が第8図bに示すようなタイミン
グでシリアル化されている。タイミング信号KL,
LDのパルス発生タイミングは第8図bのようで
ある。これらの信号KL,LD及びシリアルフイル
タ係数Kは各サンプリング時間毎に第8図bと同
じタイムスロツトで繰返し供給される。第8図に
おいて、信号波形の上側に記入した数字は、第6
図と同様に、信号の立上りまた立下りのタイミン
グに対応するタイムスロツト番号を示すものであ
る。
入力され、1タイムスロツトずつ順次シフトされ
る。ラツチ回路63の各ロード制御入力Lにはタ
イミング信号KLが共通に与えられる。遅延回路
列64にはタイミング信号LDが入力され、1タ
イムスロツトずつ順次シフトされる。1つのフイ
ルタ係数K(i段目の係数Ki)は、一例として8
ビツトのデイジタルデータであり、8タイムスロ
ツトを使用してシリアル化されている。第8図a
に拡大して示すように、一例として、1つのシリ
アル係数Kの8タイムスロツトにおいて最初のタ
イムスロツトにはサインビツトSBが割当てられ、
次のタイムスロツトには最上位ビツトMSBが割
当てられ、以下順次下位ビツトが割当てられ、8
番目のタイムスロツトに最下位ビツトLSBが割
当てられている。1音色に対応する1組のフイル
タ係数は8個の(8段分の)係数から成り、各段
の係数K1〜K8が第8図bに示すようなタイミン
グでシリアル化されている。タイミング信号KL,
LDのパルス発生タイミングは第8図bのようで
ある。これらの信号KL,LD及びシリアルフイル
タ係数Kは各サンプリング時間毎に第8図bと同
じタイムスロツトで繰返し供給される。第8図に
おいて、信号波形の上側に記入した数字は、第6
図と同様に、信号の立上りまた立下りのタイミン
グに対応するタイムスロツト番号を示すものであ
る。
第8図bを参照すると、シリアルフイルタ係数
Kにおいては奇数段の係数K1,K7,K5,K3と偶
数段の係数K4,K2,K8,K6が交互に供給される
ようになつている。タイミング信号KLは奇数段
の係数K1,K7,K5,K3の直後のタイムスロツト
に同期して24タイムスロツト周期でパルス発生す
る。タイミング信号LDはタイミング信号KLの1
タイムスロツト後に同じく24タイムスロツト周期
でパルス発生する。第15乃至第22タイムスロツト
において1段目の係数K1の各ビツトがシリアル
送出されるので、その直後の第23タイムスロツト
でタイミング信号KLが発生したとき、該係数K1
の各ビツトが遅延回路列62の各遅延回路から丁
度出力されている。従つて、信号KLによつて1
段目の係数K1の各ビツトをラツチ回路63に同
時にラツチすることができる。こうしてラツチ回
路63にラツチされた1段目の係数K1の並列デ
ータは、次に信号KLが発生するときまで保持さ
れる。第8図bから明らかなように、タイミング
信号KLが第47タイムスロツトで発生したときは
7段目のシリアル係数K7がパラレル変換されて
ラツチ回路63にラツチされ、該信号KLが第72
タイムスロツトで発生したときは5段目のシリア
ル係数K5がパラレル変換されてラツチされ、第
95タイムスロツトで発生したときは3段目のシリ
アル係数K3がパラレル変換されてラツチされる。
従つて、ラツチ回路63からパラレル出力される
係数の状態は第8図bのKDの欄のようになる。
Kにおいては奇数段の係数K1,K7,K5,K3と偶
数段の係数K4,K2,K8,K6が交互に供給される
ようになつている。タイミング信号KLは奇数段
の係数K1,K7,K5,K3の直後のタイムスロツト
に同期して24タイムスロツト周期でパルス発生す
る。タイミング信号LDはタイミング信号KLの1
タイムスロツト後に同じく24タイムスロツト周期
でパルス発生する。第15乃至第22タイムスロツト
において1段目の係数K1の各ビツトがシリアル
送出されるので、その直後の第23タイムスロツト
でタイミング信号KLが発生したとき、該係数K1
の各ビツトが遅延回路列62の各遅延回路から丁
度出力されている。従つて、信号KLによつて1
段目の係数K1の各ビツトをラツチ回路63に同
時にラツチすることができる。こうしてラツチ回
路63にラツチされた1段目の係数K1の並列デ
ータは、次に信号KLが発生するときまで保持さ
れる。第8図bから明らかなように、タイミング
信号KLが第47タイムスロツトで発生したときは
7段目のシリアル係数K7がパラレル変換されて
ラツチ回路63にラツチされ、該信号KLが第72
タイムスロツトで発生したときは5段目のシリア
ル係数K5がパラレル変換されてラツチされ、第
95タイムスロツトで発生したときは3段目のシリ
アル係数K3がパラレル変換されてラツチされる。
従つて、ラツチ回路63からパラレル出力される
係数の状態は第8図bのKDの欄のようになる。
ラツチ回路63からパラレル出力された8ビツ
トの係数は、係数記憶回路65を構成する各ラツ
チ回路65−1乃至65−8のデータ入力KDiに
夫々加えられる。このラツチ回路65−1のロー
ド制御入力Lにはタイミング信号LDが加わり、
ラツチ回路65−2乃至65−8のロード制御入
力Lには該信号LDを遅延回路列64で順次遅延
した信号が夫々加えられる。係数記憶回路65
(ラツチ回路65−1乃至65−8)は、乗算器
53におけるシリアル演算のタイミングに同期さ
せるために、係数の各ビツトを順次時間的にずら
して記憶するためのものである。ラツチ回路65
−1が係数の最下位ビツトLSBに対応し、65
−7が最上位ビツトMSBに対応し、65−8が
サインビツトSBに対応する。尚、8ビツトの係
数データはサイン・マグニチユード形式で表わさ
れているものとし、下位7ビツトで係数の絶対値
を表わし、その上位のサインビツトSBで係数の
正負符号(“0”のとき正、“1”のとき負)を表
わす。尚、係数の最上位ビツトMSBすなわちラ
ツチ回路65−7に対応するビツトの重みが10進
数の0.5であるとする。
トの係数は、係数記憶回路65を構成する各ラツ
チ回路65−1乃至65−8のデータ入力KDiに
夫々加えられる。このラツチ回路65−1のロー
ド制御入力Lにはタイミング信号LDが加わり、
ラツチ回路65−2乃至65−8のロード制御入
力Lには該信号LDを遅延回路列64で順次遅延
した信号が夫々加えられる。係数記憶回路65
(ラツチ回路65−1乃至65−8)は、乗算器
53におけるシリアル演算のタイミングに同期さ
せるために、係数の各ビツトを順次時間的にずら
して記憶するためのものである。ラツチ回路65
−1が係数の最下位ビツトLSBに対応し、65
−7が最上位ビツトMSBに対応し、65−8が
サインビツトSBに対応する。尚、8ビツトの係
数データはサイン・マグニチユード形式で表わさ
れているものとし、下位7ビツトで係数の絶対値
を表わし、その上位のサインビツトSBで係数の
正負符号(“0”のとき正、“1”のとき負)を表
わす。尚、係数の最上位ビツトMSBすなわちラ
ツチ回路65−7に対応するビツトの重みが10進
数の0.5であるとする。
最下位ビツトLSBに対応するラツチ回路65
−1には、ラツチ回路63にラツチしたデータ
(第8図のKD参照)の最下位ビツトが信号LDの
タイミングで取り込まれる。従つて、ラツチ回路
65−1から出力される係数の状態は第8図bの
65−1に示すようになる。他のラツチ回路65
−2乃至65−8は信号LDを順次1タイムスロ
ツトづつ遅延した信号によつて制御される。従つ
て、各ラツチ回路65−2乃至65−8の出力の
状態の変化パターンは第8図bの65−1と同じ
であるが、その変化のタイミングが順次1タイム
スロツトづつずれたものとなる。但し、ラツチ回
路65−5と65−6との間には余分の遅延回路
66が設けられているのでラツチ回路65−6の
変化タイミングは65−5のそれよりも2タイム
スロツト遅れる。
−1には、ラツチ回路63にラツチしたデータ
(第8図のKD参照)の最下位ビツトが信号LDの
タイミングで取り込まれる。従つて、ラツチ回路
65−1から出力される係数の状態は第8図bの
65−1に示すようになる。他のラツチ回路65
−2乃至65−8は信号LDを順次1タイムスロ
ツトづつ遅延した信号によつて制御される。従つ
て、各ラツチ回路65−2乃至65−8の出力の
状態の変化パターンは第8図bの65−1と同じ
であるが、その変化のタイミングが順次1タイム
スロツトづつずれたものとなる。但し、ラツチ回
路65−5と65−6との間には余分の遅延回路
66が設けられているのでラツチ回路65−6の
変化タイミングは65−5のそれよりも2タイム
スロツト遅れる。
さて、順向入力端子FI1から入力されたシリア
ル楽音信号FSまたはBSはインバータ86で反転
されて、加算器48のB入力に与えられる。第6
図の第3サンプリング時間を例にとると、セレク
タ23では、第1乃至第24タイムスロツトで新た
な第3サンプル点のシリアル楽音信号FSを選
択し、第25乃至第96タイムスロツトではシリアル
楽音信号BSとして第1サンプル点に関する6段
目の処理を終えたもの(−6)及び第2サンプ
ル点に関する4段目の処理を終えたもの(−
4)及び第3サンプル点に関する2段目の処理を
終えたもの(−2)を順次選択する(第6図
a,f参照)。従つて、一例として第6図の第3
サンプリング時間においてセレクタ23から順向
入力端子FI1を介して加算器48に入力される信
号FSまたはBSの状態を示すと、第8図bのFS
(BS)の欄に示すようになる。つまり、第1乃至
第24タイムスロツトではまだ何の処理もしていな
い信号FSが与えられ、第25乃至第48タイムスロ
ツトでは6段目の処理を終えた信号が与えられ、
第49乃至第72タイムスロツトでは4段目の処理を
終えた信号が与えられ、第73乃至第96タイムスロ
ツトでは2段目の処理を終えた信号が与えられ
る。各信号のサンプル点番号は順次変わるにして
も、上述の24タイムスロツトから成る各タイムス
ロツト区間において順向入力端子FI1に与えられ
るシリアル楽音信号が何段目のフイルタ処理を終
えた信号であるのか、という点はどのサンプリン
グ時間においても不変である。
ル楽音信号FSまたはBSはインバータ86で反転
されて、加算器48のB入力に与えられる。第6
図の第3サンプリング時間を例にとると、セレク
タ23では、第1乃至第24タイムスロツトで新た
な第3サンプル点のシリアル楽音信号FSを選
択し、第25乃至第96タイムスロツトではシリアル
楽音信号BSとして第1サンプル点に関する6段
目の処理を終えたもの(−6)及び第2サンプ
ル点に関する4段目の処理を終えたもの(−
4)及び第3サンプル点に関する2段目の処理を
終えたもの(−2)を順次選択する(第6図
a,f参照)。従つて、一例として第6図の第3
サンプリング時間においてセレクタ23から順向
入力端子FI1を介して加算器48に入力される信
号FSまたはBSの状態を示すと、第8図bのFS
(BS)の欄に示すようになる。つまり、第1乃至
第24タイムスロツトではまだ何の処理もしていな
い信号FSが与えられ、第25乃至第48タイムスロ
ツトでは6段目の処理を終えた信号が与えられ、
第49乃至第72タイムスロツトでは4段目の処理を
終えた信号が与えられ、第73乃至第96タイムスロ
ツトでは2段目の処理を終えた信号が与えられ
る。各信号のサンプル点番号は順次変わるにして
も、上述の24タイムスロツトから成る各タイムス
ロツト区間において順向入力端子FI1に与えられ
るシリアル楽音信号が何段目のフイルタ処理を終
えた信号であるのか、という点はどのサンプリン
グ時間においても不変である。
加算器48のA入力には、次段のフイルタユニ
ツトL2から逆向入力端子BI1に与えられた信号
が、遅延回路56を介して入旅される。C0+1はキ
ヤリイアウト出力であり、キヤリイアウト信号が
生じた加算タイミングとこの出力C0+1に信号
“1”が出力されるタイミングとの間には1タイ
ムスロツトの時間遅れがあるものとする。キヤリ
イアウト出力C0+1の出力信号はオア回路87を介
して加算器48のCi入力に与えられる。第5図b
に示したようにシリアル楽音信号FSにおいては
上位ビツトのデータほどより遅いタイムスロツト
に割当てられている。従つて、1タイムスロツト
遅れで出力C0+1から出力されたキヤリイアウト信
号をCi入力に加えることにより、キヤリイアウト
信号を1ビツト上位のデータに加算することがで
きる。オア回路87の他の入力には遅延回路列6
4の1段目の遅延回路67から出力される信号
SH1が与えられる。この信号SH1は、第8図b
に示すように発生するタイミング信号LDを1タ
イムスロツト遅延させたものであり、第25、第
49、第73及び第1タイムスロツトにおいて“1”
となる信号である。一方、セレクタ23を介して
順向入力端子FI1に入力されるシリアル楽音信号
FSまたはBSは第5図b及び第6図a,fのよう
であるため、シリアル楽音信号の最下位ビツト
(LSB)のタイミングに対応して信号SH1が
“1”となることになり、加算器48では最下位
ビツト(LSB)のタイミングで繰返し“1”が
加算される。この操作は、入力端子FI1から加算
器48のB入力に与えられる楽音信号FSまたは
BSを負の値に変換するためのものである。すな
わち、楽音信号FS(BS)をインバータ86で反
転し、その最下位ビツト(LSB)に1を加算す
ることにより、2の補数形式の負の値に変換する
操作が行なわれている。尚、ライン16に与えら
れる楽音信号FSも負の値は2の補数形式で表わ
されているものとする。従つて、楽音信号FSま
たはBSが負の値のときは、上記インバータ86
及び信号SH1による2の補数化操作によつて実
質的に正の値に変換されることになる。こうし
て、加算器48では、逆向入力端子BI1及び遅延
回路56を介してA入力に与えられるフイードバ
ツクされた楽音信号の振幅データから順向入力端
子FI1に与えられた楽音信号の振幅データを減算
する操作が行なわれる。
ツトL2から逆向入力端子BI1に与えられた信号
が、遅延回路56を介して入旅される。C0+1はキ
ヤリイアウト出力であり、キヤリイアウト信号が
生じた加算タイミングとこの出力C0+1に信号
“1”が出力されるタイミングとの間には1タイ
ムスロツトの時間遅れがあるものとする。キヤリ
イアウト出力C0+1の出力信号はオア回路87を介
して加算器48のCi入力に与えられる。第5図b
に示したようにシリアル楽音信号FSにおいては
上位ビツトのデータほどより遅いタイムスロツト
に割当てられている。従つて、1タイムスロツト
遅れで出力C0+1から出力されたキヤリイアウト信
号をCi入力に加えることにより、キヤリイアウト
信号を1ビツト上位のデータに加算することがで
きる。オア回路87の他の入力には遅延回路列6
4の1段目の遅延回路67から出力される信号
SH1が与えられる。この信号SH1は、第8図b
に示すように発生するタイミング信号LDを1タ
イムスロツト遅延させたものであり、第25、第
49、第73及び第1タイムスロツトにおいて“1”
となる信号である。一方、セレクタ23を介して
順向入力端子FI1に入力されるシリアル楽音信号
FSまたはBSは第5図b及び第6図a,fのよう
であるため、シリアル楽音信号の最下位ビツト
(LSB)のタイミングに対応して信号SH1が
“1”となることになり、加算器48では最下位
ビツト(LSB)のタイミングで繰返し“1”が
加算される。この操作は、入力端子FI1から加算
器48のB入力に与えられる楽音信号FSまたは
BSを負の値に変換するためのものである。すな
わち、楽音信号FS(BS)をインバータ86で反
転し、その最下位ビツト(LSB)に1を加算す
ることにより、2の補数形式の負の値に変換する
操作が行なわれている。尚、ライン16に与えら
れる楽音信号FSも負の値は2の補数形式で表わ
されているものとする。従つて、楽音信号FSま
たはBSが負の値のときは、上記インバータ86
及び信号SH1による2の補数化操作によつて実
質的に正の値に変換されることになる。こうし
て、加算器48では、逆向入力端子BI1及び遅延
回路56を介してA入力に与えられるフイードバ
ツクされた楽音信号の振幅データから順向入力端
子FI1に与えられた楽音信号の振幅データを減算
する操作が行なわれる。
加算器48の出力は遅延回路88に入力される
と共にラツチ回路89のデータ入力に与えられ
る。逆向入力楽音信号と順向入力楽音信号FS
(BS)との差を示す加算器48の出力信号は遅延
回路88で24タイムスロツト遅延され、排他オア
回路90に与えられる。排他オア回路90の出力
は加算器91のA入力に与えられる。遅延回路8
8、ラツチ回路89、排他オア回路90及び加算
器91は、2の補数形式で表わされた加算器48
の出力信号をサイン・マグニチユード(サインビ
ツトと絶対値)形式に変換するためのものであ
る。
と共にラツチ回路89のデータ入力に与えられ
る。逆向入力楽音信号と順向入力楽音信号FS
(BS)との差を示す加算器48の出力信号は遅延
回路88で24タイムスロツト遅延され、排他オア
回路90に与えられる。排他オア回路90の出力
は加算器91のA入力に与えられる。遅延回路8
8、ラツチ回路89、排他オア回路90及び加算
器91は、2の補数形式で表わされた加算器48
の出力信号をサイン・マグニチユード(サインビ
ツトと絶対値)形式に変換するためのものであ
る。
ラツチ回路89のラツチ制御入力Lにはタイミ
ング信号LDが入力される。信号LDが発生する第
24タイムスロツトまたは第48、第72、第96タイム
スロツトでは、加算器48からはサインビツト
SBを表わす信号が出力されている。従つて、サ
インビツトSBの値がラツチ回路89にラツチさ
れる。このラツチ回路89の出力は排他オア回路
90及びアンド回路92に与えられる。例えば、
第24タイムスロツトでまだ何の処理もしていない
信号(第8図bのFS(BS)の)に関するサイ
ンビツトSBをラツチし、ラツチした信号を第25
タイムスロツトから第48タイムスロツトまでの24
タイムスロツトの間該ラツチ回路89から出力し
ているとき、第1乃至第24タイムスロツトで加算
器48から出力されまだ何の処理もしていない信
号()を24タイムスロツト遅延した信号が遅延
回路88から出力される。従つて、ラツチ回路8
9から出力されるサインビツト信号と遅延回路8
8から出力される信号は対応している。ラツチ回
路89にラツチされたサインビツト信号が“0”
すなわち正のとき、遅延回路88の出力信号は排
他オア回路90をそのまま通過し、加算器91の
A入力を介してS出力からそのまま出力される。
サインビツト信号が“1”すなわち負のとき、遅
延回路88の出力信号は排他オア回路90で反転
される。このときラツチ回路89の出力“1”に
よつてアンド回路92が可能化され、信号SH1
のタイミングでアンド回路92から“1”が出力
され、オア回路93を介して加算器91のCi入力
“1”が与えられる。この信号SH1はタイミング
信号LDを1タイムスロツト遅延した信号であり、
最下位ビツトに対応している。例えば、まだ何の
処理もしていない信号()が遅延回路88から
出力される第25乃至第48タイムスロツトにおいて
は、第25タイムスロツトで信号SH1が“1”と
なり、最下位ビツトに関する排他オア回路90の
出力信号に対して加算器91で「1」が加算され
る。加算の結果生じたキヤリイアウト信号は1タ
イムスロツト遅れて出力C0+1から出力され、アン
ド回路94、オア回路93を介してCi入力に与え
られる。アンド回路94の他の入力には信号SH
1をインバータ95で反転した信号1が与え
られる。最下位ビツトの演算タイミングでは信号
SH1の“0”によつてアンド回路94が不能化
され、演算タイミングが先行する別のサンプル点
の楽音信号の最上位ビツトからのキヤリイアウト
信号を禁止するようにしている。排他オア回路9
0における反転と最下位ビツトへの1加算とによ
つて、2の補数で表わされた負の値が絶対値に変
換される。
ング信号LDが入力される。信号LDが発生する第
24タイムスロツトまたは第48、第72、第96タイム
スロツトでは、加算器48からはサインビツト
SBを表わす信号が出力されている。従つて、サ
インビツトSBの値がラツチ回路89にラツチさ
れる。このラツチ回路89の出力は排他オア回路
90及びアンド回路92に与えられる。例えば、
第24タイムスロツトでまだ何の処理もしていない
信号(第8図bのFS(BS)の)に関するサイ
ンビツトSBをラツチし、ラツチした信号を第25
タイムスロツトから第48タイムスロツトまでの24
タイムスロツトの間該ラツチ回路89から出力し
ているとき、第1乃至第24タイムスロツトで加算
器48から出力されまだ何の処理もしていない信
号()を24タイムスロツト遅延した信号が遅延
回路88から出力される。従つて、ラツチ回路8
9から出力されるサインビツト信号と遅延回路8
8から出力される信号は対応している。ラツチ回
路89にラツチされたサインビツト信号が“0”
すなわち正のとき、遅延回路88の出力信号は排
他オア回路90をそのまま通過し、加算器91の
A入力を介してS出力からそのまま出力される。
サインビツト信号が“1”すなわち負のとき、遅
延回路88の出力信号は排他オア回路90で反転
される。このときラツチ回路89の出力“1”に
よつてアンド回路92が可能化され、信号SH1
のタイミングでアンド回路92から“1”が出力
され、オア回路93を介して加算器91のCi入力
“1”が与えられる。この信号SH1はタイミング
信号LDを1タイムスロツト遅延した信号であり、
最下位ビツトに対応している。例えば、まだ何の
処理もしていない信号()が遅延回路88から
出力される第25乃至第48タイムスロツトにおいて
は、第25タイムスロツトで信号SH1が“1”と
なり、最下位ビツトに関する排他オア回路90の
出力信号に対して加算器91で「1」が加算され
る。加算の結果生じたキヤリイアウト信号は1タ
イムスロツト遅れて出力C0+1から出力され、アン
ド回路94、オア回路93を介してCi入力に与え
られる。アンド回路94の他の入力には信号SH
1をインバータ95で反転した信号1が与え
られる。最下位ビツトの演算タイミングでは信号
SH1の“0”によつてアンド回路94が不能化
され、演算タイミングが先行する別のサンプル点
の楽音信号の最上位ビツトからのキヤリイアウト
信号を禁止するようにしている。排他オア回路9
0における反転と最下位ビツトへの1加算とによ
つて、2の補数で表わされた負の値が絶対値に変
換される。
以上の構成によつて、加算器91の出力Sから
は加算器48の出力信号を絶対値で表わした信号
FS′が出力される。この信号FS′の状態を第8図
bのFS(BS)に対応して示すと、第8図のFS′の
ようであり、入力楽音信号FSまたはBSのタイミ
ングよりも24タイムスロツト遅れている。この信
号FS′は第5図bに示す信号FSと同様に1サンプ
ル点につき24ビツト(タイムスロツト)のシリア
ルデータであり、最下位ビツトLSBが先行して
いる。
は加算器48の出力信号を絶対値で表わした信号
FS′が出力される。この信号FS′の状態を第8図
bのFS(BS)に対応して示すと、第8図のFS′の
ようであり、入力楽音信号FSまたはBSのタイミ
ングよりも24タイムスロツト遅れている。この信
号FS′は第5図bに示す信号FSと同様に1サンプ
ル点につき24ビツト(タイムスロツト)のシリア
ルデータであり、最下位ビツトLSBが先行して
いる。
乗算器53では、加算器91から出力された24
ビツトのシリアルデータFS′に各ラツチ回路65
−1乃至65−8から出力された8ビツトのフイ
ルタ係数を乗算する。24ビツトと8ビツトのシリ
アル乗算では普通32タイムスロツト分の演算時間
が必要であるが、24タイムスロツト毎に各奇数フ
イルタ段の時分割演算を行なわねばならないため
下位8ビツト分の乗算結果を切捨て、サインビツ
トも含めて上位24ビツト分の積を求めるようにし
ている。乗算器53は、ラツチ回路65−1乃至
65−7から並列的に出力されるフイルタ係数の
絶対値部分の各ビツトf1〜f7に対応する7個の乗
算器部分M1乃至M7を含んでいる。これらの部
分M1乃至M7は順に縦続接続されている。部分
M4,M5,M6に関しては詳細図を省略した
が、部分M2及びM3と同一構成である。
ビツトのシリアルデータFS′に各ラツチ回路65
−1乃至65−8から出力された8ビツトのフイ
ルタ係数を乗算する。24ビツトと8ビツトのシリ
アル乗算では普通32タイムスロツト分の演算時間
が必要であるが、24タイムスロツト毎に各奇数フ
イルタ段の時分割演算を行なわねばならないため
下位8ビツト分の乗算結果を切捨て、サインビツ
トも含めて上位24ビツト分の積を求めるようにし
ている。乗算器53は、ラツチ回路65−1乃至
65−7から並列的に出力されるフイルタ係数の
絶対値部分の各ビツトf1〜f7に対応する7個の乗
算器部分M1乃至M7を含んでいる。これらの部
分M1乃至M7は順に縦続接続されている。部分
M4,M5,M6に関しては詳細図を省略した
が、部分M2及びM3と同一構成である。
第8図bを参照すると、加算器91から乗算器
53の最下位ビツト対応部分M1に入力される信
号FS′のタイミングとラツチ回路65−1から該
部分M1に力される係数の最下位ビツトf1のタイ
ミングとが一致していることが判かる。例えば、
第25乃至48タイムスロツトでは、まだ何の処理も
なされていない第3サンプル点の信号が信号
FS′として入力されると共に、1段目のフイルタ
段のための係数K1が入力される。従つて第3サ
ンプル点の信号に対して1段目フイルタ演算処理
がなされることになる。また、第49乃至第72タイ
ムスロツトでは、6段目の処理を終えた第1サン
プル点の信号−6が信号FS′として入力される
と共に、7段目のフイルタ段のための係数K7が
入力される。従つてこの区間では第1サンプル点
の信号に対して7段目の演算処理が施されること
になる。第73乃至第96タイムスロツトでは、4段
目の処理を終えた第2サンプル点の信号−4が
信号FS′として入力されると共に、5段目のフイ
ルタ段のための係数K5が入力される。従つてこ
の区間では第2サンプル点の信号に対して5段目
の演算処理が施される。前後するが、同じ第3サ
ンプリング時間の第1乃至第24タイムスロツトで
は、2段目の処理を終えた第2サンプル点の信号
−2が信号FS′として入力されると共に、3段
目のフイルタ段のための係数K3が入力される。
従つてこの区間では第2サンプル点の信号に対し
て3段目の演算処理が行なわれる。
53の最下位ビツト対応部分M1に入力される信
号FS′のタイミングとラツチ回路65−1から該
部分M1に力される係数の最下位ビツトf1のタイ
ミングとが一致していることが判かる。例えば、
第25乃至48タイムスロツトでは、まだ何の処理も
なされていない第3サンプル点の信号が信号
FS′として入力されると共に、1段目のフイルタ
段のための係数K1が入力される。従つて第3サ
ンプル点の信号に対して1段目フイルタ演算処理
がなされることになる。また、第49乃至第72タイ
ムスロツトでは、6段目の処理を終えた第1サン
プル点の信号−6が信号FS′として入力される
と共に、7段目のフイルタ段のための係数K7が
入力される。従つてこの区間では第1サンプル点
の信号に対して7段目の演算処理が施されること
になる。第73乃至第96タイムスロツトでは、4段
目の処理を終えた第2サンプル点の信号−4が
信号FS′として入力されると共に、5段目のフイ
ルタ段のための係数K5が入力される。従つてこ
の区間では第2サンプル点の信号に対して5段目
の演算処理が施される。前後するが、同じ第3サ
ンプリング時間の第1乃至第24タイムスロツトで
は、2段目の処理を終えた第2サンプル点の信号
−2が信号FS′として入力されると共に、3段
目のフイルタ段のための係数K3が入力される。
従つてこの区間では第2サンプル点の信号に対し
て3段目の演算処理が行なわれる。
最下位ビツトの演算器部分M1における各段の
時分割演算タイミングは上述の通りであるが、追
つて明らかになるように、他の部分M2〜M7に
おける演算タイミングは順次1タイムスロツトず
つ遅れ、全ビツトのシリアル乗算が終了するには
シリアル信号FS′のタイムスロツト数24に遅れタ
イムスロツト数8をプラスした時間すなわち32タ
イムスロツトを要する。この点を考慮して、第8
図bには乗算器53全体の時分割演算タイミング
が示されている。すなわち、第1乃至第32タイム
スロツト、第25乃至第56タイムスロツト、第49乃
至第80タイムスロツト、第73乃至第8タイムスロ
ツト、が第1のフイルタユニツトL1における
夫々3段目、1段目、7段目、5段目の時分割演
算タイミングであり、各区間において下位ビツト
ほど先に演算が行なわれる。各演算区間の最初の
8タイムスロツトは、演算タイミングが先行する
演算区間の終わりの8タイムスロツトと重なつて
いる。そこで前者を切捨て(図で斜線を施して示
す)、後者を優先することにより、下位8ビツト
の乗算結果を切捨て、サインビツトも含めて上記
24ビツト分の積を出力するようにしている。従つ
て、第3サンプリング時間において第1のフイル
タユニツトL1から出力される信号の状態は第8
図bのL1出力の欄のようになり、これは第6図
dの第3サンプリング時間に示されたものと同じ
であることが理解されよう。
時分割演算タイミングは上述の通りであるが、追
つて明らかになるように、他の部分M2〜M7に
おける演算タイミングは順次1タイムスロツトず
つ遅れ、全ビツトのシリアル乗算が終了するには
シリアル信号FS′のタイムスロツト数24に遅れタ
イムスロツト数8をプラスした時間すなわち32タ
イムスロツトを要する。この点を考慮して、第8
図bには乗算器53全体の時分割演算タイミング
が示されている。すなわち、第1乃至第32タイム
スロツト、第25乃至第56タイムスロツト、第49乃
至第80タイムスロツト、第73乃至第8タイムスロ
ツト、が第1のフイルタユニツトL1における
夫々3段目、1段目、7段目、5段目の時分割演
算タイミングであり、各区間において下位ビツト
ほど先に演算が行なわれる。各演算区間の最初の
8タイムスロツトは、演算タイミングが先行する
演算区間の終わりの8タイムスロツトと重なつて
いる。そこで前者を切捨て(図で斜線を施して示
す)、後者を優先することにより、下位8ビツト
の乗算結果を切捨て、サインビツトも含めて上記
24ビツト分の積を出力するようにしている。従つ
て、第3サンプリング時間において第1のフイル
タユニツトL1から出力される信号の状態は第8
図bのL1出力の欄のようになり、これは第6図
dの第3サンプリング時間に示されたものと同じ
であることが理解されよう。
第7図を参照し、乗算器53の詳細説明に戻る
と、各部分M1乃至M7は部分積を求めるための
アンド回路96,97,98,……99を夫々含
んでおり、各アンド回路96乃至99に各ラツチ
回路65−1乃至65−7から出力されるフイル
タ係数の絶対値部分の各ビツトf1,f2……f7が
夫々入力される。また、部分M1乃至M6は縦続
接続された遅延回路100,101,102……
を夫々含んでおり、加算器91の出力信号FS′を
これらの遅延回路100,101,102……で
1タイムスロツトずつ順次遅延し、各々の遅延出
力を上記アンド回路97,98……99に夫々印
加する。部分M1のアンド回路96には遅延され
ていない信号FS′が引火される。部分M2乃至M
7は加算器103,104,……105を夫々含
んでおり、各アンド回路96乃至99で求めた部
分積をこれらの加算器103乃至105で加算す
る。信号FS′が各遅延回路100,101,10
2で順次遅延されるので、個々のタイムスロツト
毎の各アンド回路96乃至99の出力の重みは一
致しており、従つて加算器103乃至105では
同じ重み同士の部分積を加算することができる。
と、各部分M1乃至M7は部分積を求めるための
アンド回路96,97,98,……99を夫々含
んでおり、各アンド回路96乃至99に各ラツチ
回路65−1乃至65−7から出力されるフイル
タ係数の絶対値部分の各ビツトf1,f2……f7が
夫々入力される。また、部分M1乃至M6は縦続
接続された遅延回路100,101,102……
を夫々含んでおり、加算器91の出力信号FS′を
これらの遅延回路100,101,102……で
1タイムスロツトずつ順次遅延し、各々の遅延出
力を上記アンド回路97,98……99に夫々印
加する。部分M1のアンド回路96には遅延され
ていない信号FS′が引火される。部分M2乃至M
7は加算器103,104,……105を夫々含
んでおり、各アンド回路96乃至99で求めた部
分積をこれらの加算器103乃至105で加算す
る。信号FS′が各遅延回路100,101,10
2で順次遅延されるので、個々のタイムスロツト
毎の各アンド回路96乃至99の出力の重みは一
致しており、従つて加算器103乃至105では
同じ重み同士の部分積を加算することができる。
加算器103乃至105において、個々のビツ
トの部分積すなわちアンド回路97乃至99の出
力はA入力に夫々印加される。B入力には部分積
もしくは部分積の和がアンド回路106,10
7,108……を介して入力される。アンド回路
106にはアンド回路96の出力及びインバータ
95の出力信号1が入力される。アンド回路
107,108……には加算器103,104…
…の出力S及び上記信号1を遅延回路109,
110,111……で順次遅延した信号が加わ
る。これらのアンド回路106,107,108
……は下位の部分積を切捨てるためのものであ
る。各加算器103,104,……105のキヤ
リイアウト出力C0+1はアンド回路113,114
…115を介してキヤリイイン入力Ciに入力され
る。アンド回路113,114,……115の他
の入力には信号1を遅延回路109,110,
111……で順次遅延した信号が加わる。アンド
回路113,114……115は同じフイルタ段
に関するキヤリイアウト信号の加算を可能にする
一方で、演算タイミングが先行する別のフイルタ
段に関する最上位ビツト演算によつて生じたキヤ
リイアウト信号がその次のタイミングのフイルタ
段に関する最下位ビツト演算で加算されないよう
にするためのものである。
トの部分積すなわちアンド回路97乃至99の出
力はA入力に夫々印加される。B入力には部分積
もしくは部分積の和がアンド回路106,10
7,108……を介して入力される。アンド回路
106にはアンド回路96の出力及びインバータ
95の出力信号1が入力される。アンド回路
107,108……には加算器103,104…
…の出力S及び上記信号1を遅延回路109,
110,111……で順次遅延した信号が加わ
る。これらのアンド回路106,107,108
……は下位の部分積を切捨てるためのものであ
る。各加算器103,104,……105のキヤ
リイアウト出力C0+1はアンド回路113,114
…115を介してキヤリイイン入力Ciに入力され
る。アンド回路113,114,……115の他
の入力には信号1を遅延回路109,110,
111……で順次遅延した信号が加わる。アンド
回路113,114……115は同じフイルタ段
に関するキヤリイアウト信号の加算を可能にする
一方で、演算タイミングが先行する別のフイルタ
段に関する最上位ビツト演算によつて生じたキヤ
リイアウト信号がその次のタイミングのフイルタ
段に関する最下位ビツト演算で加算されないよう
にするためのものである。
部分M5とM6の間に設けられた遅延回路11
6,117,118は、部分M1乃至M5におけ
るアンド回路106,107,108……及び加
算器103,104……の動作遅れを補償するた
めのものである。これらの部分M1乃至M5にお
ける演算動作遅れ時間の合計(これは1タイムス
ロツトに満たないものである)を遅演回路117
でタイムスロツトの変化に同期されて1タイムス
ロツトの遅れとし、かつ、これに合わせるために
遅延回路100,101,102の経路に遅延回
路116を挿入し、遅延回路109,110,1
11……の経路に遅延回路118を挿入してあ
る。また、この遅れに合わせるため、遅延回路列
64に余分の遅延回路66が挿入されている。
6,117,118は、部分M1乃至M5におけ
るアンド回路106,107,108……及び加
算器103,104……の動作遅れを補償するた
めのものである。これらの部分M1乃至M5にお
ける演算動作遅れ時間の合計(これは1タイムス
ロツトに満たないものである)を遅演回路117
でタイムスロツトの変化に同期されて1タイムス
ロツトの遅れとし、かつ、これに合わせるために
遅延回路100,101,102の経路に遅延回
路116を挿入し、遅延回路109,110,1
11……の経路に遅延回路118を挿入してあ
る。また、この遅れに合わせるため、遅延回路列
64に余分の遅延回路66が挿入されている。
こうして、信号FS′とフイルタ係数の絶対値部
分(ビツトf1〜f7)との積に相当するシリアルデ
ータが部分M7の加算器105から出力される。
この加算器105の出力は排他オア回路119を
介して加算器120のA入力に加わる。排他オア
回路119及び加算器120は信号FS′とフイル
タ係数のサインビツト同士の乗算結果に応じて積
を2の補数形式に変換するためのものである。フ
イルタ係数のサインビツト(SB)を示すデータ
f8はラツチ回路65−8から排他オア回路121
に入力される。信号FS′のサインビツトはラツチ
回路89にラツチされている。このラツチ回路8
9の出力信号をラツチ回路65−8の出力に同期
させるためにラツチ回路122が設けられてお
り、ラツチ回路89の出力を遅延回路列64の8
段目の遅延回路123の出力が“1”となるタイ
ミングでラツチする。このラツチ回路122の出
力が排他オア回路121の他の入力に与えられ
る。ラツチ回路65−8と122のラツチタイミ
ングが同じであるため、或るフイルタ段のための
フイルタ係数のサインビツトデータとそのフイル
タ段に関する演算を行なうべき信号FS′のサイン
ビツトデータとが同期して排他オア回路121に
入力されることになる。排他オア回路121は両
者のサインビツトが不一致のとき不を示す“1”
を出力し、一致しているとき正を示す“0”を出
力する。この排他オア回路121の出力が“0”
のときつまり積のサインが正のときは、加算器1
05の出力は排他オア回路119及び加算器12
0をそのまま通過し、アンド回路124に与えら
れる。排他オア回路121の出力が“1”のとき
つまり積のサインが負のときは、加算器105の
出力は排他オア回路119で反転され、加算器1
20のA入力に加わる。加算器120のCi入力に
は、排他オア回路121の出力が“1”のとき後
述のように最下位ビツトのタイミングでアンド回
路125からオア回路126を介して“1”が与
えられるようになつている。こうして、負の値の
積は2の補数形式に変換される。
分(ビツトf1〜f7)との積に相当するシリアルデ
ータが部分M7の加算器105から出力される。
この加算器105の出力は排他オア回路119を
介して加算器120のA入力に加わる。排他オア
回路119及び加算器120は信号FS′とフイル
タ係数のサインビツト同士の乗算結果に応じて積
を2の補数形式に変換するためのものである。フ
イルタ係数のサインビツト(SB)を示すデータ
f8はラツチ回路65−8から排他オア回路121
に入力される。信号FS′のサインビツトはラツチ
回路89にラツチされている。このラツチ回路8
9の出力信号をラツチ回路65−8の出力に同期
させるためにラツチ回路122が設けられてお
り、ラツチ回路89の出力を遅延回路列64の8
段目の遅延回路123の出力が“1”となるタイ
ミングでラツチする。このラツチ回路122の出
力が排他オア回路121の他の入力に与えられ
る。ラツチ回路65−8と122のラツチタイミ
ングが同じであるため、或るフイルタ段のための
フイルタ係数のサインビツトデータとそのフイル
タ段に関する演算を行なうべき信号FS′のサイン
ビツトデータとが同期して排他オア回路121に
入力されることになる。排他オア回路121は両
者のサインビツトが不一致のとき不を示す“1”
を出力し、一致しているとき正を示す“0”を出
力する。この排他オア回路121の出力が“0”
のときつまり積のサインが正のときは、加算器1
05の出力は排他オア回路119及び加算器12
0をそのまま通過し、アンド回路124に与えら
れる。排他オア回路121の出力が“1”のとき
つまり積のサインが負のときは、加算器105の
出力は排他オア回路119で反転され、加算器1
20のA入力に加わる。加算器120のCi入力に
は、排他オア回路121の出力が“1”のとき後
述のように最下位ビツトのタイミングでアンド回
路125からオア回路126を介して“1”が与
えられるようになつている。こうして、負の値の
積は2の補数形式に変換される。
2の補数形式で表わされた積は加算器120か
らアンド回路124及びオア回路127を介して
加算器49のA入力に与えられる。尚、加算器1
20及び49のキヤリイアウト出力C0+1のキヤリ
イイン入力Ciへの供給を制御するアンド回路12
8及び129は前記アンド回路113,114,
……115と同じ目的で設けられたものである。
らアンド回路124及びオア回路127を介して
加算器49のA入力に与えられる。尚、加算器1
20及び49のキヤリイアウト出力C0+1のキヤリ
イイン入力Ciへの供給を制御するアンド回路12
8及び129は前記アンド回路113,114,
……115と同じ目的で設けられたものである。
加算器105の出力を入力したオア回路13
0、アンド回路131、遅延回路132から成る
ループは積が全ビツト“0”であるか否かを検出
するためのものである。信号1を7タイムス
ロツト遅延した信号8がアンド回路131に
加えられており、このループの記憶内容がこの信
号8によつてリセツトされる。加算器105
の出力が1度でも“1”になると、このループ1
30,131,132に“1”が記憶される。加
算器105の出力が1度も“1”にならなかつた
とき、すなわち積がオール“0”のときこのルー
プ130,131,132には“1”が記憶され
ず、“0”のままである。遅延回路132及び排
他オア回路121の出力がアンド回路133に入
力されている。積がオール“0”でなければ、排
他オア回路121の出力すなわちサインビツトの
積がそのままアンド回路133を通過する。積が
オール“0”ならば、アンド回路133が不能化
され、排他オア回路121の出力の如何にかかわ
らず該アンド回路133の出力は“0”(つまり
正のサインを示す)となる。アンド回路133の
出力はアンド回路134及びオア回路127を介
して加算器49のA入力に与えられる。アンド回
路134は信号8をインバータ135で反転
した信号によつてサインビツトのタイミングでだ
け可能化されるようになつている。従つて、アン
ド回路133の出力が積のサインビツトを示すも
のとなり、積がオール“0”のときはサインビツ
トは強制的に“0”つまり正とされる。
0、アンド回路131、遅延回路132から成る
ループは積が全ビツト“0”であるか否かを検出
するためのものである。信号1を7タイムス
ロツト遅延した信号8がアンド回路131に
加えられており、このループの記憶内容がこの信
号8によつてリセツトされる。加算器105
の出力が1度でも“1”になると、このループ1
30,131,132に“1”が記憶される。加
算器105の出力が1度も“1”にならなかつた
とき、すなわち積がオール“0”のときこのルー
プ130,131,132には“1”が記憶され
ず、“0”のままである。遅延回路132及び排
他オア回路121の出力がアンド回路133に入
力されている。積がオール“0”でなければ、排
他オア回路121の出力すなわちサインビツトの
積がそのままアンド回路133を通過する。積が
オール“0”ならば、アンド回路133が不能化
され、排他オア回路121の出力の如何にかかわ
らず該アンド回路133の出力は“0”(つまり
正のサインを示す)となる。アンド回路133の
出力はアンド回路134及びオア回路127を介
して加算器49のA入力に与えられる。アンド回
路134は信号8をインバータ135で反転
した信号によつてサインビツトのタイミングでだ
け可能化されるようになつている。従つて、アン
ド回路133の出力が積のサインビツトを示すも
のとなり、積がオール“0”のときはサインビツ
トは強制的に“0”つまり正とされる。
オア回路127から加算器49の入力Aに与え
られる乗算出力のタイミングは、第8図bの時分
割演算タイミングの欄に示した通りである。これ
を一例として第3サンプル点の1段目の乗算に
関して詳しく検討して見る。係数の最上位ビツト
f7と信号FS′の最上位ビツト(24ビツト目)との
乗算について見ると、信号FS′の最上位ビツトが
第48タイムスロツトのとき加算器91から出力さ
れ、これを遅演回路列100,101,102,
……で7タイムスロツト遅延することにより、第
55タイムスロツトにおいて部分M7でこの最上位
ビツト同士の乗算が行なわれる。この最上位ビツ
ト同士の乗算結果は、遅延されることなく、第55
タイムスロツトにおいて加算器49の入力Aに与
えられる。従つて、第33から第55タイムスロツト
までの23タイムスロツト区間において乗算結果の
上位23ビツトが加算器49に入力されることは明
らかである。サインビツトをゲートするための信
号8は信号LDの反転信号を8タイムスロツト
遅延したものである。従つて、第48タイムスロツ
トで発生した信号LDに応じて第56タイムスロツ
トで信号8が“0”となり、アンド回路13
4が可能化されて、サインビツトを示すデータが
オア回路127を介して加算器49の入力Aに与
えられる。こうして第33乃至第56タイムスロツト
の区間で、第3サンプル点の楽音信号FSと1段
目の係数K1との乗算結果(24ビツトデータ)が
加算器49の入力Aに入力される。
られる乗算出力のタイミングは、第8図bの時分
割演算タイミングの欄に示した通りである。これ
を一例として第3サンプル点の1段目の乗算に
関して詳しく検討して見る。係数の最上位ビツト
f7と信号FS′の最上位ビツト(24ビツト目)との
乗算について見ると、信号FS′の最上位ビツトが
第48タイムスロツトのとき加算器91から出力さ
れ、これを遅演回路列100,101,102,
……で7タイムスロツト遅延することにより、第
55タイムスロツトにおいて部分M7でこの最上位
ビツト同士の乗算が行なわれる。この最上位ビツ
ト同士の乗算結果は、遅延されることなく、第55
タイムスロツトにおいて加算器49の入力Aに与
えられる。従つて、第33から第55タイムスロツト
までの23タイムスロツト区間において乗算結果の
上位23ビツトが加算器49に入力されることは明
らかである。サインビツトをゲートするための信
号8は信号LDの反転信号を8タイムスロツト
遅延したものである。従つて、第48タイムスロツ
トで発生した信号LDに応じて第56タイムスロツ
トで信号8が“0”となり、アンド回路13
4が可能化されて、サインビツトを示すデータが
オア回路127を介して加算器49の入力Aに与
えられる。こうして第33乃至第56タイムスロツト
の区間で、第3サンプル点の楽音信号FSと1段
目の係数K1との乗算結果(24ビツトデータ)が
加算器49の入力Aに入力される。
加算器49の入力Bには、順向入力端子FI1に
与られた信号FSまたはBSを遅延回路55で32タ
イムスロツト遅延した信号dFSが加わる。第1乃
至第24タイムスロツトにおいて端子FI1に与えら
れた第3サンプル点の信号FSは、第33乃至第56
タイムスロツトにおいて加算器49に加わる。そ
のとき、上述の通り、加算器49には第3サンプ
ル点に関する乗算結果が入力されているので、同
じサンプル点同士の加算が確実に行なわれる。
与られた信号FSまたはBSを遅延回路55で32タ
イムスロツト遅延した信号dFSが加わる。第1乃
至第24タイムスロツトにおいて端子FI1に与えら
れた第3サンプル点の信号FSは、第33乃至第56
タイムスロツトにおいて加算器49に加わる。そ
のとき、上述の通り、加算器49には第3サンプ
ル点に関する乗算結果が入力されているので、同
じサンプル点同士の加算が確実に行なわれる。
第2のフイルタユニツトL2の詳細例は第9図
に示されている。第9図において、第4図の加算
器50,51,52、乗算器54及び遅延回路5
7,58,59に相当する回路は同一符号が付し
てある。乗算器54は、第7図に示された乗算器
53と同一の詳細構成であるため、内部の詳細は
省略し、1つのブロツクで表わしてある。つま
り、この乗算器54のブロツク内には第7図の乗
算器53における遅延回路88及びラツチ回路8
9からオア回路127に至る回路と同じ詳細回路
が入つている。係数分配回路26も第7図の係数
分配回路25と同様に、遅延回路列162,16
4、ラツチ回路163、係数記憶回路165を含
んでいる。係数記憶回路165は第7図の記憶回
路65と同様に8個のラツチ回路165−1乃至
165−8を含んでいる。加算器51及び52に
関連して設けられたアンド回路190及び191
は第7図のアンド回路129と同様に信号9
によつてキヤリイアウト信号がキヤリイ入力Ciに
入力されることを禁止するためのものである。
に示されている。第9図において、第4図の加算
器50,51,52、乗算器54及び遅延回路5
7,58,59に相当する回路は同一符号が付し
てある。乗算器54は、第7図に示された乗算器
53と同一の詳細構成であるため、内部の詳細は
省略し、1つのブロツクで表わしてある。つま
り、この乗算器54のブロツク内には第7図の乗
算器53における遅延回路88及びラツチ回路8
9からオア回路127に至る回路と同じ詳細回路
が入つている。係数分配回路26も第7図の係数
分配回路25と同様に、遅延回路列162,16
4、ラツチ回路163、係数記憶回路165を含
んでいる。係数記憶回路165は第7図の記憶回
路65と同様に8個のラツチ回路165−1乃至
165−8を含んでいる。加算器51及び52に
関連して設けられたアンド回路190及び191
は第7図のアンド回路129と同様に信号9
によつてキヤリイアウト信号がキヤリイ入力Ciに
入力されることを禁止するためのものである。
遅延回路列162には係数供給回路21(第2
図)から与えられたシリアルフイルタ係数Kが入
力される。第7図の遅延回路192でタイミング
信号KLを8タイムスロツト遅延した信号KL*が
第9図のラツチ回路163のロード制御入力Lに
与えられ、第7図の遅延回路列64でタイミング
信号LDを8タイムスロツト遅延した信号LD*が
第9図の遅延回路列164に与えられると共にラ
ツチ回路165−1及び89のロード制御入力L
に与えられる。ラツチ回路163を制御するため
のタイミング信号KL*及びラツチ回路165−
1乃至165−8を順次制御するためのタイミン
グ信号LD*は第8図cに示すように夫々パルス
発生する。一方、シリアルフイルタ係数Kは第8
図bに示す通りである。従つて、ラツチ回路16
3にパラレルにラツチされるフイルタ係数の状態
は第8図cのKD*の欄のようになる。すなわ
ち、第2のフイルタユニツトL2では、偶数段
(2、4、6、8段目)のためのフイルタ係数
K2,K4,K6,K8がラツチされ、乗算器54で利
用される。
図)から与えられたシリアルフイルタ係数Kが入
力される。第7図の遅延回路192でタイミング
信号KLを8タイムスロツト遅延した信号KL*が
第9図のラツチ回路163のロード制御入力Lに
与えられ、第7図の遅延回路列64でタイミング
信号LDを8タイムスロツト遅延した信号LD*が
第9図の遅延回路列164に与えられると共にラ
ツチ回路165−1及び89のロード制御入力L
に与えられる。ラツチ回路163を制御するため
のタイミング信号KL*及びラツチ回路165−
1乃至165−8を順次制御するためのタイミン
グ信号LD*は第8図cに示すように夫々パルス
発生する。一方、シリアルフイルタ係数Kは第8
図bに示す通りである。従つて、ラツチ回路16
3にパラレルにラツチされるフイルタ係数の状態
は第8図cのKD*の欄のようになる。すなわ
ち、第2のフイルタユニツトL2では、偶数段
(2、4、6、8段目)のためのフイルタ係数
K2,K4,K6,K8がラツチされ、乗算器54で利
用される。
係数の最下位ビツトLSBに対応するラツチ回
路165−1にはラツチ回路163にラツチした
データ(第8図cのKD*参照)が信号LD*の
タイミングで取り込まれる。従つて、ラツチ回路
165−1から出力される係数の状態は第8図c
の165−1欄に示すようになる。他のラツチ回
路165−2乃至165−8における係数K2,
K4,K6,K8の変化タイミングが165−1より
1タイムスロツトづつ(但し、165−5と16
5−6の間では2タイムスロツト)遅れるのは前
述と同様である。
路165−1にはラツチ回路163にラツチした
データ(第8図cのKD*参照)が信号LD*の
タイミングで取り込まれる。従つて、ラツチ回路
165−1から出力される係数の状態は第8図c
の165−1欄に示すようになる。他のラツチ回
路165−2乃至165−8における係数K2,
K4,K6,K8の変化タイミングが165−1より
1タイムスロツトづつ(但し、165−5と16
5−6の間では2タイムスロツト)遅れるのは前
述と同様である。
第1のユニツトL1の順向出力端子FO1から出
力されて第2のユニツトL2の順向入力端子FI2
に入力されるシリアル楽音信号の状態が第8図b
のL1出力の欄のようであるとすると、これに対
応する加算器50の出力信号を24タイムスロツト
遅延した遅延回路88の出力信号FS*の状態は
第8図cのようになる。従つて、5段目、3段
目、1段目、7段目のフイルタ演算結果(−
5,−3,−1,−7)に対して6段目、
4段目、2段目、8段目の係数K6,K4,K2,K8
を夫々乗算することができ、この第2のユニツト
L2が偶数のフイルタ段として時分割的に機能す
る。
力されて第2のユニツトL2の順向入力端子FI2
に入力されるシリアル楽音信号の状態が第8図b
のL1出力の欄のようであるとすると、これに対
応する加算器50の出力信号を24タイムスロツト
遅延した遅延回路88の出力信号FS*の状態は
第8図cのようになる。従つて、5段目、3段
目、1段目、7段目のフイルタ演算結果(−
5,−3,−1,−7)に対して6段目、
4段目、2段目、8段目の係数K6,K4,K2,K8
を夫々乗算することができ、この第2のユニツト
L2が偶数のフイルタ段として時分割的に機能す
る。
乗算器54の出力は加算器51及び52の入力
Aに夫々与えられる。加算器51の入力Bには順
向入力端子FI2に与えられた信号が遅延回路57
を経由して与えられる。この加算器51の出力S
から順向出力端子FO2に与えられる楽音信号の状
態は第8図cのL2出力の欄に示すようである。
すなわち、第17乃至第40タイムスロツトで6段目
の演算結果が、第41乃至64タイムスロツトで4段
目の演算結果が、第65乃至88タイムスロツトで2
段目の演算結果が、第89乃至第16タイムスロツト
で8段目の演算結果が、夫々出力される。
Aに夫々与えられる。加算器51の入力Bには順
向入力端子FI2に与えられた信号が遅延回路57
を経由して与えられる。この加算器51の出力S
から順向出力端子FO2に与えられる楽音信号の状
態は第8図cのL2出力の欄に示すようである。
すなわち、第17乃至第40タイムスロツトで6段目
の演算結果が、第41乃至64タイムスロツトで4段
目の演算結果が、第65乃至88タイムスロツトで2
段目の演算結果が、第89乃至第16タイムスロツト
で8段目の演算結果が、夫々出力される。
第4図乃至第9図の実施例では、第1のフイル
タユニツトL1が逆向出力端子を持たず、従つ
て、L1及びL2から成る2段ラテイス型フイル
タを4個縦続接続した構成を時分割的に実現する
ことにより8段のデイジタルフイルタとしてい
る。他方、真のラテイス型フイルタは、第3図を
参照して説明したように、各フイルタ段の順向入
力並びに逆向入力と逆向出力が順次接続されるも
のである。そこで、デイジタルフイルタ基礎回路
20によつて真の8段ラテイス型フイルタを実現
し得るようにするには、第4図を第10図のよう
に変更すればよい。
タユニツトL1が逆向出力端子を持たず、従つ
て、L1及びL2から成る2段ラテイス型フイル
タを4個縦続接続した構成を時分割的に実現する
ことにより8段のデイジタルフイルタとしてい
る。他方、真のラテイス型フイルタは、第3図を
参照して説明したように、各フイルタ段の順向入
力並びに逆向入力と逆向出力が順次接続されるも
のである。そこで、デイジタルフイルタ基礎回路
20によつて真の8段ラテイス型フイルタを実現
し得るようにするには、第4図を第10図のよう
に変更すればよい。
第10図において、第4図と同一機能の回路に
は同一符号か付してあり、これらの説明は省略す
る。第4図との相違について説明すると、第1の
フイルタユニツトL1は、遅延回路56の出力信
号を更に32タイムスロツト遅延する遅延回路19
2と、この遅延回路192の出力信号と乗算器5
3の出力信号とを加算する加算器193と、この
加算器193の出力が与えられる逆向出力端子
BO1とを更に具えている。また、第4図では第2
のフイルタユニツトL2内の遅延回路58の遅延
時間は56タイムスロツトであつたが、第10図で
はこの遅延回路58に対応する遅延回路58aの
遅延時間は24タイムスロツトであり、外部に設け
られた遅延回路58bの遅延時間(32タイムスロ
ツト)との組合せによつて56タイムスロツトの遅
延が確保できるようになつている。
は同一符号か付してあり、これらの説明は省略す
る。第4図との相違について説明すると、第1の
フイルタユニツトL1は、遅延回路56の出力信
号を更に32タイムスロツト遅延する遅延回路19
2と、この遅延回路192の出力信号と乗算器5
3の出力信号とを加算する加算器193と、この
加算器193の出力が与えられる逆向出力端子
BO1とを更に具えている。また、第4図では第2
のフイルタユニツトL2内の遅延回路58の遅延
時間は56タイムスロツトであつたが、第10図で
はこの遅延回路58に対応する遅延回路58aの
遅延時間は24タイムスロツトであり、外部に設け
られた遅延回路58bの遅延時間(32タイムスロ
ツト)との組合せによつて56タイムスロツトの遅
延が確保できるようになつている。
第1のユニツトL1の逆向出力端子BO1はセレ
クタ194の入力Bに接続されている。また、第
2のユニツトL2の順向出力端子FO2が遅延回路
60及び58bを介してセレクタ194の入力A
に接続されている。セレクタ194の出力は第2
のユニツトL2の逆向入力端子BI2を介して遅延
回路58aに与えられる。選択制御信号SCがB
選択制御入力SBに与えられ、この信号SCを反転
した信号がA選択制御入力SAに与えられる。選
択制御信号SCは、第1のユニツトL1が3段目、
5段目及び7段目の演算機能を果すタイミングに
同期して“1”となり、セレクタ194の入力B
を選択して第1のユニツトL1の逆向出力端子
BO1を第2のユニツトL2の逆向入力端子BI2に
接続する。第1のユニツトL1が1段目の機能を
果したとき、つまり8段目として機能した第2の
ユニツトL2の出力信号が遅延回路60及び58
bを介してセレクタ194の入力Aに与えられる
とき、制御信号SCが“0”となり、セレクタ1
94の入力Aを選択して遅延回路58bを第2の
ユニツトL2の逆向入力端子BI2に接続する。
クタ194の入力Bに接続されている。また、第
2のユニツトL2の順向出力端子FO2が遅延回路
60及び58bを介してセレクタ194の入力A
に接続されている。セレクタ194の出力は第2
のユニツトL2の逆向入力端子BI2を介して遅延
回路58aに与えられる。選択制御信号SCがB
選択制御入力SBに与えられ、この信号SCを反転
した信号がA選択制御入力SAに与えられる。選
択制御信号SCは、第1のユニツトL1が3段目、
5段目及び7段目の演算機能を果すタイミングに
同期して“1”となり、セレクタ194の入力B
を選択して第1のユニツトL1の逆向出力端子
BO1を第2のユニツトL2の逆向入力端子BI2に
接続する。第1のユニツトL1が1段目の機能を
果したとき、つまり8段目として機能した第2の
ユニツトL2の出力信号が遅延回路60及び58
bを介してセレクタ194の入力Aに与えられる
とき、制御信号SCが“0”となり、セレクタ1
94の入力Aを選択して遅延回路58bを第2の
ユニツトL2の逆向入力端子BI2に接続する。
第10図の各フイルタユニツトL1,L2の詳
細は第7図及び第9図に準じて構成することがで
きる。また、第6図及び第8図に示した動作例と
全く同じタイミングで動作する。第11図のL1
出力及びL2出力の欄には、第6図に示された第
1のユニツトL1及び第2のユニツトL2の出力
状態と全く同じものが第3サンプリング時間及び
第4サンプリング時間に関して示されている。ま
た、上述の選択制御信号SCの発生例が第11図
に示されている。この信号SCは、第33から第56
タイムスロツトまでの24タイムスロツト区間で
“0”であり、それ以外のタイムスロツトで“1”
である。また、第11図の58aの欄には、セレ
クタ194の出力信号を24タイムスロツト遅らせ
た遅延回路58aの出力の状態がL1出力及びL
2出力に対応する表示形式で示されている。
細は第7図及び第9図に準じて構成することがで
きる。また、第6図及び第8図に示した動作例と
全く同じタイミングで動作する。第11図のL1
出力及びL2出力の欄には、第6図に示された第
1のユニツトL1及び第2のユニツトL2の出力
状態と全く同じものが第3サンプリング時間及び
第4サンプリング時間に関して示されている。ま
た、上述の選択制御信号SCの発生例が第11図
に示されている。この信号SCは、第33から第56
タイムスロツトまでの24タイムスロツト区間で
“0”であり、それ以外のタイムスロツトで“1”
である。また、第11図の58aの欄には、セレ
クタ194の出力信号を24タイムスロツト遅らせ
た遅延回路58aの出力の状態がL1出力及びL
2出力に対応する表示形式で示されている。
信号SCが“1”となる区間は、第1のユニツ
トL1の逆向出力端子BO1から7段目、5段目及
び3段目のフイルタ演算に対応する信号が出力さ
れるときである。例えば、第3サンプリング時間
の第9乃至第32タイムスロツトにおいて、第2サ
ンプル点の楽音信号に3段目の係数を乗算した乗
算結果(−3に対応するもの)が乗算器53か
ら出力され、この乗算出力信号に対応する加算器
193の出力信号が逆向出力端子BO1を介してセ
レクタ194の入力Bに与えられる。このとき信
号SCは“1”であり、入力Bに与えられた信号
がセレクタ194で選択されて第2のユニツトL
2の逆向入力端子BI2に与えられる。この端子
BI2に与えられた信号が24タイムスロツト遅延さ
れて遅延回路58aから出力されるので、第3サ
ンプリング時間の第33乃至第56タイムスロツトで
は第2サンプル点に関する3段目のフイルタ段の
逆向出力信号(−3)が遅延回路58aから出
力される。この遅延回路58aの出力信号は加算
器50のプラス入力に与えられる。このとき、加
算器50のマイナス入力には第1のユニツトL1
から出力された第3サンプル点に関する1段目の
順向出力信号(−1)が与えられる。従つて、
第2のフイルタユニツトL2が2段目のフイルタ
段として機能するとき、順向入力端子FI2に加え
られた或るサンプル点の1段目の順向出力信号と
その1サンプル点前のサンプル点に関する3段目
の逆向出力信号とを演算することができ、完全な
ラテイス型フイルタとして動作する。7段目及び
5段目に関する逆向信号に関しても同様に完全な
ラテイス型フイルタとして動作することが第11
図から明らかであろう。また、第89乃至第16タイ
ムスロツトにおいて第2のユニツトL2から8段
目の演算結果が出力されるが(例えば−8)、
これが遅延回路60,58bで40タイムスロツト
遅延されて第33乃至第56タイムスロツト区間でセ
レクタ194の入力Aに与えられるとき、信号
SCが“0”となり、この入力Aの信号を選択す
る。従つて、その24タイムスロツト後の第57乃至
第80タイムスロツト区間で、8段目の出力信号
(例えば−8)が遅延回路58aから出力され、
第1のユニツトL1から出力された1サンプル点
後の7段目の出力信号(例えば−7)と演算さ
れる。
トL1の逆向出力端子BO1から7段目、5段目及
び3段目のフイルタ演算に対応する信号が出力さ
れるときである。例えば、第3サンプリング時間
の第9乃至第32タイムスロツトにおいて、第2サ
ンプル点の楽音信号に3段目の係数を乗算した乗
算結果(−3に対応するもの)が乗算器53か
ら出力され、この乗算出力信号に対応する加算器
193の出力信号が逆向出力端子BO1を介してセ
レクタ194の入力Bに与えられる。このとき信
号SCは“1”であり、入力Bに与えられた信号
がセレクタ194で選択されて第2のユニツトL
2の逆向入力端子BI2に与えられる。この端子
BI2に与えられた信号が24タイムスロツト遅延さ
れて遅延回路58aから出力されるので、第3サ
ンプリング時間の第33乃至第56タイムスロツトで
は第2サンプル点に関する3段目のフイルタ段の
逆向出力信号(−3)が遅延回路58aから出
力される。この遅延回路58aの出力信号は加算
器50のプラス入力に与えられる。このとき、加
算器50のマイナス入力には第1のユニツトL1
から出力された第3サンプル点に関する1段目の
順向出力信号(−1)が与えられる。従つて、
第2のフイルタユニツトL2が2段目のフイルタ
段として機能するとき、順向入力端子FI2に加え
られた或るサンプル点の1段目の順向出力信号と
その1サンプル点前のサンプル点に関する3段目
の逆向出力信号とを演算することができ、完全な
ラテイス型フイルタとして動作する。7段目及び
5段目に関する逆向信号に関しても同様に完全な
ラテイス型フイルタとして動作することが第11
図から明らかであろう。また、第89乃至第16タイ
ムスロツトにおいて第2のユニツトL2から8段
目の演算結果が出力されるが(例えば−8)、
これが遅延回路60,58bで40タイムスロツト
遅延されて第33乃至第56タイムスロツト区間でセ
レクタ194の入力Aに与えられるとき、信号
SCが“0”となり、この入力Aの信号を選択す
る。従つて、その24タイムスロツト後の第57乃至
第80タイムスロツト区間で、8段目の出力信号
(例えば−8)が遅延回路58aから出力され、
第1のユニツトL1から出力された1サンプル点
後の7段目の出力信号(例えば−7)と演算さ
れる。
上記実施例ではデイジタルフイルタ部14にお
いて1チヤンネル分の楽音信号のみを処理するよ
うにしているが、複数チヤンネルの楽音信号を時
分割処理し得るように構成することも可能であ
る。また、上記実施例ではライン16を介してデ
イジタルフイルタ部14に与えられる楽音信号は
シリアル形式であるが、これはパラレル形式であ
つてもよい。また、デイジタルフイルタ基礎回路
20に採用するフイルタ型式はラテイス型に限ら
ず如如なる形式でもよい。第12図には有限イン
パルス応答フイルタ(FIRフイルタ)の基本型式
が示されており、第13図には無限インパルス応
答フイルタ(IIRフイルタ)の基本型式が示され
ている。また、第14図及び第15図にはFIRフ
イルタとIIRフイルタを組合せたデイジタルフイ
ルタの構成例が示されている。第12図乃至第1
5図において、参照番号138〜141と同一の
図示法で描かれているものは1サンプリング時間
の遅延(単位遅延)を設定するための遅延回路、
参照番号142〜145と同一の図示法で描かれ
ているものは係数K1〜Ko,−K1′〜−Ko′,K01〜
K0oK11,K1o,K21〜K2o,−K11′〜−K′1o,−K′21
〜−K′2oを乗算するための乗算器、参照番号14
6〜149と同一の図示法で描かれているものは
加算器、である。第12図乃至第15図に示すよ
うなデイジタルフイルタの1段あるいは少数段だ
けを用いてデイジタルフイルタ基礎回路20を構
成し、その入出力側の選択回路(セレクタ23、
ゲート24)を相応の構成とすると共に選択制御
用のタイミング信号及びフイルタ係数及び楽音信
号の与え方を相応のものとして該基礎回路20を
時分割動作させることにより、同図に示すものと
同一のまたはそれに類似した多段のデイジタルフ
イルタとして実質的に機能させることができる。
いて1チヤンネル分の楽音信号のみを処理するよ
うにしているが、複数チヤンネルの楽音信号を時
分割処理し得るように構成することも可能であ
る。また、上記実施例ではライン16を介してデ
イジタルフイルタ部14に与えられる楽音信号は
シリアル形式であるが、これはパラレル形式であ
つてもよい。また、デイジタルフイルタ基礎回路
20に採用するフイルタ型式はラテイス型に限ら
ず如如なる形式でもよい。第12図には有限イン
パルス応答フイルタ(FIRフイルタ)の基本型式
が示されており、第13図には無限インパルス応
答フイルタ(IIRフイルタ)の基本型式が示され
ている。また、第14図及び第15図にはFIRフ
イルタとIIRフイルタを組合せたデイジタルフイ
ルタの構成例が示されている。第12図乃至第1
5図において、参照番号138〜141と同一の
図示法で描かれているものは1サンプリング時間
の遅延(単位遅延)を設定するための遅延回路、
参照番号142〜145と同一の図示法で描かれ
ているものは係数K1〜Ko,−K1′〜−Ko′,K01〜
K0oK11,K1o,K21〜K2o,−K11′〜−K′1o,−K′21
〜−K′2oを乗算するための乗算器、参照番号14
6〜149と同一の図示法で描かれているものは
加算器、である。第12図乃至第15図に示すよ
うなデイジタルフイルタの1段あるいは少数段だ
けを用いてデイジタルフイルタ基礎回路20を構
成し、その入出力側の選択回路(セレクタ23、
ゲート24)を相応の構成とすると共に選択制御
用のタイミング信号及びフイルタ係数及び楽音信
号の与え方を相応のものとして該基礎回路20を
時分割動作させることにより、同図に示すものと
同一のまたはそれに類似した多段のデイジタルフ
イルタとして実質的に機能させることができる。
デイジタルフイルタ基礎回路20を第12図に
示すようなFIRフイルタによつて構成した例を第
16図及び第17図に示す。入力楽音信号FSの
データフオーマツトは第5図に示すように24タイ
ムスロツトから成るシリアルデータであるとし、
1サンプリング時間は96タイムスロツトであると
する。第18図は入力楽音信号FSと選択制御信
号SE1及びゲート制御信号GE1のタイミングを示
したもので、第16図及び第17図に共通であ
る。第16図は、第4図と同じ考え方にもとづき
構成されたもので、2段のFIRフイルタから成る
基礎回路20内で楽音信号を4回巡回させること
により、2段のFIRフイルタを4個縦続接続した
ものと同等の効果を得るものである。第17図
は、第10図と同じ考え方にもとづき構成された
もので、2段のFIRフイルタから成る基礎回路2
0を真の8段FIRフイルタとして時分割動作させ
るようにしたものである。前述と同様に、乗算器
202,203では32タイムスロツトの演算遅れ
が存在するものとする。そのため、1段目の遅延
回路200の遅延時間は64タイムスロツトとなつ
ており、2段目の遅延回路201の遅延時間は96
タイムスロツトとなつている。乗算器202から
1段目の加算器204に入力される信号は遅延回
路200と乗算器202によつて96タイムスロツ
ト(1サンプリング時間)の遅れが設定されてお
り、乗算器203から2段目の加算器205に入
力される信号は遅延回路200,201と乗算器
203によつて192タイムスロツト(2サンプリ
ング時間)の遅れが設定されている。基礎回路2
0の出力信号の帰還経路に設けられた24タイムス
ロツトの遅延回路206,207,208は、該
出力信号の帰還タイミングを入力楽音信号FSの
タイミングからずらすためのものである。その結
果、或るサンプル点の楽音信号の基礎回路20内
での巡回タイミングを順次ずらすことができ、時
分割演算動作が可能となる。第17図では入力側
に2個のセレクタ23A,23Bが設けられてお
り、基礎回路20の2つの出力信号が巡回するよ
うになつている。遅延回路209は遅延回路20
1の出力信号を巡回させる際に、乗算器203に
よる時間遅れ(32タイムスロツト)に同期させる
ためのものである。第13図乃至第15図のフイ
ルタ型式に関しても、第16図及び第17図と同
様の考え方でデイジタルフイルタ基礎回路20及
びその周辺の選択回路及びゲート回路を適宜構成
できることは明らかであろう。
示すようなFIRフイルタによつて構成した例を第
16図及び第17図に示す。入力楽音信号FSの
データフオーマツトは第5図に示すように24タイ
ムスロツトから成るシリアルデータであるとし、
1サンプリング時間は96タイムスロツトであると
する。第18図は入力楽音信号FSと選択制御信
号SE1及びゲート制御信号GE1のタイミングを示
したもので、第16図及び第17図に共通であ
る。第16図は、第4図と同じ考え方にもとづき
構成されたもので、2段のFIRフイルタから成る
基礎回路20内で楽音信号を4回巡回させること
により、2段のFIRフイルタを4個縦続接続した
ものと同等の効果を得るものである。第17図
は、第10図と同じ考え方にもとづき構成された
もので、2段のFIRフイルタから成る基礎回路2
0を真の8段FIRフイルタとして時分割動作させ
るようにしたものである。前述と同様に、乗算器
202,203では32タイムスロツトの演算遅れ
が存在するものとする。そのため、1段目の遅延
回路200の遅延時間は64タイムスロツトとなつ
ており、2段目の遅延回路201の遅延時間は96
タイムスロツトとなつている。乗算器202から
1段目の加算器204に入力される信号は遅延回
路200と乗算器202によつて96タイムスロツ
ト(1サンプリング時間)の遅れが設定されてお
り、乗算器203から2段目の加算器205に入
力される信号は遅延回路200,201と乗算器
203によつて192タイムスロツト(2サンプリ
ング時間)の遅れが設定されている。基礎回路2
0の出力信号の帰還経路に設けられた24タイムス
ロツトの遅延回路206,207,208は、該
出力信号の帰還タイミングを入力楽音信号FSの
タイミングからずらすためのものである。その結
果、或るサンプル点の楽音信号の基礎回路20内
での巡回タイミングを順次ずらすことができ、時
分割演算動作が可能となる。第17図では入力側
に2個のセレクタ23A,23Bが設けられてお
り、基礎回路20の2つの出力信号が巡回するよ
うになつている。遅延回路209は遅延回路20
1の出力信号を巡回させる際に、乗算器203に
よる時間遅れ(32タイムスロツト)に同期させる
ためのものである。第13図乃至第15図のフイ
ルタ型式に関しても、第16図及び第17図と同
様の考え方でデイジタルフイルタ基礎回路20及
びその周辺の選択回路及びゲート回路を適宜構成
できることは明らかであろう。
尚、上記各実施例において、ゲート24は必ら
ずしも最終の演算段(8段目)の出力タイミング
で開く必要はなく、任意の演算段の出力タイミン
グで開くことも可能である。また、上記各実施例
では基礎回路20を2段としているが、これは何
段であつてもよい。更に、楽音信号を基礎回路2
0で4巡回させて8段のデイジタルフイルタとし
て時分割動作させているが、これも何巡回であつ
てもよい。
ずしも最終の演算段(8段目)の出力タイミング
で開く必要はなく、任意の演算段の出力タイミン
グで開くことも可能である。また、上記各実施例
では基礎回路20を2段としているが、これは何
段であつてもよい。更に、楽音信号を基礎回路2
0で4巡回させて8段のデイジタルフイルタとし
て時分割動作させているが、これも何巡回であつ
てもよい。
以上説明したようにこの発明によれば、選択さ
れた音色に応じて、楽音信号発生手段から発生
される各系列ごとのデイジタル楽音信号の移動フ
オルマント型の音色特性、デイジタルフイルタ
装置における各演算段に供給するフイルタ係数、
楽音信号発生手段から発生された複数系列のデ
イジタル楽音信号の一部または全部についてデイ
ジタルフイルタ装置を介して送出するかまたは該
デイジタルフイルタ装置を介さないで送出するか
を選択する選択手段の選択動作、を夫々設定若し
くは指定するようにしたので、楽音信号発生手段
で付与される移動フオルマント型の音色特性とデ
イジタルフイルタで付与される固定フオルマント
型の音色特性の系列毎の選択・混合により、移動
フオルマント型の音色特性、固定フオルマント型
の音色特性、あるいは移動フオルマント型の音色
特性と固定フオルマント型の音色特性を混合した
音色特性、等の各種の音色特性を持つ楽音信号
を、極めて簡単な構成で、かつ容易に発生するこ
とができるようになるという優れた効果を奏す
る。
れた音色に応じて、楽音信号発生手段から発生
される各系列ごとのデイジタル楽音信号の移動フ
オルマント型の音色特性、デイジタルフイルタ
装置における各演算段に供給するフイルタ係数、
楽音信号発生手段から発生された複数系列のデ
イジタル楽音信号の一部または全部についてデイ
ジタルフイルタ装置を介して送出するかまたは該
デイジタルフイルタ装置を介さないで送出するか
を選択する選択手段の選択動作、を夫々設定若し
くは指定するようにしたので、楽音信号発生手段
で付与される移動フオルマント型の音色特性とデ
イジタルフイルタで付与される固定フオルマント
型の音色特性の系列毎の選択・混合により、移動
フオルマント型の音色特性、固定フオルマント型
の音色特性、あるいは移動フオルマント型の音色
特性と固定フオルマント型の音色特性を混合した
音色特性、等の各種の音色特性を持つ楽音信号
を、極めて簡単な構成で、かつ容易に発生するこ
とができるようになるという優れた効果を奏す
る。
また、少ない段数のデイジタルフイルタ回路を
用いてそれよりもはるかに多い段数のデイジタル
フイルタと同等の機能を実現することができ、コ
スト及び回路規模を縮小することができるという
優れた効果を奏する。
用いてそれよりもはるかに多い段数のデイジタル
フイルタと同等の機能を実現することができ、コ
スト及び回路規模を縮小することができるという
優れた効果を奏する。
第1図はこの発明の楽音発生装置を実施した電
子楽器の全体構成例を示すブロツク図、第2図は
デイジタルフイルタ装置の一実施例を示すブロツ
ク図で、第1図のデイジタルフイルタ部の内部を
示すもの、第3図aはラテイス型フイルタの基本
構成を示すブロツク図、同図b,cはaの基本構
成を等価的に変換したラテイス型フイルタの別の
構成例を示すブロツク図、第4図は第2図におけ
るデイジタルフイルタ基礎回路を2段のラテイス
型フイルタによつて構成した一例を示すブロツク
図、第5図はデイジタルフイルタ部に入力するシ
リアルなデイジタル楽音信号のデータ形式の一例
を示すタイミングチヤート、第6図は第4図の回
路における時分割的な多段フイルタ演算動作を説
明するためのタイミングチヤート、第7図は第4
図における第1のフイルタユニツトの詳細例を示
す回路図、第8図は第7図及び第9図の動作例を
示すタイミングチヤート、第9図は第4図におけ
る第2のフイルタユニツトの詳細例を示す回路
図、第10図は第4図の変更例を示すブロツク
図、第11図は第10図の動作例を示すタイミン
グチヤート、第12図乃至第15図は第2図のデ
イジタルフイルタ基礎回路を時分割動作させるこ
とにより実現可能な様々なデイジタルフイルタの
構成例を示すブロツク図、第16図及び第17図
は第12図の型式のデイジタルフイルタを用いて
第2図のデイジタルフイルタ基礎回路を構成した
例を夫々示すブロツク図、第18図は第16図及
び第17図における各種信号の発生例を示すタイ
ミングチヤート、である。 14……デイジタルフイルタ部、20……デイ
ジタルフイルタ基礎回路、21……係数供給回
路、22……タイミング信号発生回路、23,1
94……セレクタ、24……ゲート、L1,L2
……ラテイス型のフイルタユニツト、53,54
……乗算器、48〜52……加算器、55〜60
……遅延回路。
子楽器の全体構成例を示すブロツク図、第2図は
デイジタルフイルタ装置の一実施例を示すブロツ
ク図で、第1図のデイジタルフイルタ部の内部を
示すもの、第3図aはラテイス型フイルタの基本
構成を示すブロツク図、同図b,cはaの基本構
成を等価的に変換したラテイス型フイルタの別の
構成例を示すブロツク図、第4図は第2図におけ
るデイジタルフイルタ基礎回路を2段のラテイス
型フイルタによつて構成した一例を示すブロツク
図、第5図はデイジタルフイルタ部に入力するシ
リアルなデイジタル楽音信号のデータ形式の一例
を示すタイミングチヤート、第6図は第4図の回
路における時分割的な多段フイルタ演算動作を説
明するためのタイミングチヤート、第7図は第4
図における第1のフイルタユニツトの詳細例を示
す回路図、第8図は第7図及び第9図の動作例を
示すタイミングチヤート、第9図は第4図におけ
る第2のフイルタユニツトの詳細例を示す回路
図、第10図は第4図の変更例を示すブロツク
図、第11図は第10図の動作例を示すタイミン
グチヤート、第12図乃至第15図は第2図のデ
イジタルフイルタ基礎回路を時分割動作させるこ
とにより実現可能な様々なデイジタルフイルタの
構成例を示すブロツク図、第16図及び第17図
は第12図の型式のデイジタルフイルタを用いて
第2図のデイジタルフイルタ基礎回路を構成した
例を夫々示すブロツク図、第18図は第16図及
び第17図における各種信号の発生例を示すタイ
ミングチヤート、である。 14……デイジタルフイルタ部、20……デイ
ジタルフイルタ基礎回路、21……係数供給回
路、22……タイミング信号発生回路、23,1
94……セレクタ、24……ゲート、L1,L2
……ラテイス型のフイルタユニツト、53,54
……乗算器、48〜52……加算器、55〜60
……遅延回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 発生すべき楽音の音色を選択する音色選択手
段と、 複数系列のデイジタル楽音信号を移動フオルマ
ント型の音色特性で発生する楽音信号発生手段
と、 所定数のフイルタ演算段を含むデイジタルフイ
ルタ基礎回路、及び各サンプル点のデイジタル楽
音信号を前記基礎回路において所定回繰返し巡回
させ、この巡回に対応して、前記基礎回路の各演
算段に対して複数のフイルタ係数を時分割的に供
給し、これにより前記基礎回路を前記演算段の数
よりも多段のデイジタルフイルタとして時分割動
作させる制御手段を有し、固定フオルマント型の
音色形成を行なうデイジタルフイルタ装置と、 前記楽音信号発生手段から発生された複数系列
のデイジタル楽音信号の一部または全部を前記デ
イジタルフイルタ装置を介して送出するかまたは
該デイジタルフイルタ装置を介さないで送出する
かを選択する選択手段と、 前記音色選択手段で選択された音色に対応し
て、前記楽音信号発生手段から発生される各系列
毎のデイジタル楽音信号の特性をそれぞれ設定す
るためのパラメータ情報、前記デイジタルフイル
タ装置における各演算段に供給するフイルタ係数
を指定するためのパラメータ情報および前記選択
手段の選択動作を設定するためのパラメータ情報
を、前記楽音信号発生手段、前記制御手段および
前記選択手段にそれぞれ供給するパラメータ情報
発生手段と、 前記選択手段で前記デイジタルフイルタ装置を
介さないで送出することが選択されたデイジタル
楽音信号および前記デイジタルフイルタ装置でフ
イルタ処理されたデイジタル楽音信号を混合する
混合手段と を具備することを特徴とする楽音発生装置。 2 前記制御手段が、前記基礎回路を時分割動作
させるための所定の演算タイミングに対応して、
前記基礎回路の各演算段に対して複数のフイルタ
係数を時分割的に供給する係数供給手段と、入力
楽音信号及び前記基礎回路の出力楽音信号の一方
を該基礎回路における前記演算タイミングに対応
して選択的に該基礎回路に入力する入力選択手段
と、前記基礎回路の出力楽音信号を所定のタイミ
ングでサンプリングして出力するゲート手段とを
含むものである特許請求の範囲第1項記載の楽音
発生装置。 3 前記入力楽音信号として各サンプル点のデイ
ジタル楽音信号を間欠的に与え、前記入力選択手
段では、該入力楽音信号が与えられたとき該入力
楽音信号を選択して前記基礎回路に入力し、該入
力楽音信号が途切れている間に前記基礎回路の出
力楽音信号を該基礎回路に入力するようにした特
許請求の範囲第2項記載の楽音発生装置。 4 前記基礎回路の出力楽音信号を前記入力選択
手段を介して該基礎回路の入力側に戻すための経
路において、前記入力楽音信号が途切れている期
間における所定の演算タイミングに同期して前記
出力楽音信号が前記基礎回路に入力されるように
するために、所定の遅延を設定する遅延回路が設
けられていることを特徴とする特許請求の範囲第
3項記載の楽音発生装置。 5 すべての前記フイルタ係数との演算を終了し
た楽音信号が前記基礎回路から出力されるとき前
記ゲート手段で該楽音信号をサンプリングして出
力し、前記入力選択手段では演算終了した前記出
力楽音信号を選択しないようにした特許請求の範
囲第2項記載の楽音発生装置。 6 前記デイジタルフイルタ基礎回路が、ラテイ
ス型フイルタから成るものである特許請求の範囲
第1項乃至第5項のいずれかに記載の楽音発生装
置。 7 前記デイジタルフイルタ基礎回路が、有限イ
ンパルス応答フイルタから成るものである特許請
求の範囲第1項乃至第5項のいずれかに記載の楽
音発生装置。 8 前記デイジタルフイルタ基礎回路が、無限イ
ンパルス応答フイルタから成るものである特許請
求の範囲第1項乃至第5項のいずれかに記載の楽
音発生装置。 9 前記デイジタルフイルタ基礎回路が、順向入
力及び順向出力及び逆向入力及び逆向出力を有す
るラテイス型フイルタから成るものであり、前記
制御手段が、前記基礎回路を時分割動作させるた
めの所定の演算タイミングに対応して、前記基礎
回路の各演算段に対して複数のフイルタ係数を時
分割的に供給する係数供給手段と、入力楽音信号
及び前記基礎回路の順向出力信号の一方を該基礎
回路における前記演算タイミングに対応して選択
的に該基礎回路の順向入力に入力する第1の選択
手段と、前記基礎回路の順向出力信号及び逆向出
力信号の一方を前記演算タイミングに対応して選
択的に該基礎回路の逆向入力に入力する第2の選
択手段と、前記基礎回路の順向出力信号を所定の
タイミングでサンプリングして出力するゲート手
段とを含むものである特許請求の範囲第1項記載
の楽音発生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57154519A JPS5944097A (ja) | 1982-09-07 | 1982-09-07 | 楽音発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57154519A JPS5944097A (ja) | 1982-09-07 | 1982-09-07 | 楽音発生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5944097A JPS5944097A (ja) | 1984-03-12 |
| JPH0330877B2 true JPH0330877B2 (ja) | 1991-05-01 |
Family
ID=15586022
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57154519A Granted JPS5944097A (ja) | 1982-09-07 | 1982-09-07 | 楽音発生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5944097A (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62210716A (ja) * | 1986-03-12 | 1987-09-16 | Nec Corp | 時分割デイジタルフイルタ |
| JPH0789607B2 (ja) * | 1986-05-29 | 1995-09-27 | ソニー株式会社 | デイジタルフイルタ |
| JP2526581B2 (ja) * | 1986-11-02 | 1996-08-21 | ヤマハ株式会社 | 楽音信号処理装置 |
| JPH0690622B2 (ja) * | 1987-05-22 | 1994-11-14 | ヤマハ株式会社 | 楽音信号処理装置 |
| JPS63257319A (ja) * | 1987-04-14 | 1988-10-25 | Sharp Corp | 時分割多重型デジタルフイルタ |
| JPS6448511A (en) * | 1987-08-18 | 1989-02-23 | Matsushita Electric Industrial Co Ltd | Signal processor |
| JP2527059B2 (ja) * | 1990-01-10 | 1996-08-21 | カシオ計算機株式会社 | 効果装置 |
| WO2006064916A1 (ja) * | 2004-12-17 | 2006-06-22 | Pioneer Corporation | ディジタルフィルタ |
| JP2007274217A (ja) * | 2006-03-30 | 2007-10-18 | Sharp Corp | Ofdm復調装置、ofdm復調方法、プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2229336A5 (ja) * | 1973-05-11 | 1974-12-06 | Trt Telecom Radio Electr | |
| JPS5396742A (en) * | 1977-02-04 | 1978-08-24 | Toshiba Corp | Digital filter |
| JPS56149823A (en) * | 1980-04-22 | 1981-11-19 | Casio Comput Co Ltd | Band pass filter |
-
1982
- 1982-09-07 JP JP57154519A patent/JPS5944097A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5944097A (ja) | 1984-03-12 |
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