JPH0331273Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0331273Y2 JPH0331273Y2 JP2266588U JP2266588U JPH0331273Y2 JP H0331273 Y2 JPH0331273 Y2 JP H0331273Y2 JP 2266588 U JP2266588 U JP 2266588U JP 2266588 U JP2266588 U JP 2266588U JP H0331273 Y2 JPH0331273 Y2 JP H0331273Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- hook
- sewing machine
- pot
- nozzle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、ミシンの内釜と外釜との嵌合部等
に油を供給し、内釜に対する外釜の回転を円滑に
行なわせるようにしたミシン釜の給油装置に関す
るものである。
に油を供給し、内釜に対する外釜の回転を円滑に
行なわせるようにしたミシン釜の給油装置に関す
るものである。
周知のように、ミシンの外釜は内釜に対して摺
動回転するため、この回転を円滑に行なうべく従
来より第4図に示すような給油機構が設けられて
いる。
動回転するため、この回転を円滑に行なうべく従
来より第4図に示すような給油機構が設けられて
いる。
すなわち、下軸1にはその中心軸線に沿つて先
端に設けられた外釜2に至る中空の給油経路R1
が設けられている。また、この下軸1の給油経路
R1は下軸1を回動自在に保持する下軸メタル3
内に穿設した給油経路R2に連通しており、この
給油経路R2へは、給油パイプ4を介して不図示
の給油タンクからポンプによつて送給された油が
流入するようになつている。また、外釜2の底部
には前記下軸1の給油経路R1に連通する給油穴
R3が形成されており、前記給油パイプ4から給
油流路R1,R2を経て送給された油はこの給油穴
R3に吐出された後、吐出口R31より外釜2と内釜
5との摺動部A 付近に吐出される。そして、吐出された油は外
釜2の回転によつて生じる遠心力により周囲に飛
散し、前記摺動部Aをはじめ内釜5の底部等に塗
布される。これにより、外釜2の回転がスムーズ
に行なわれると共に、下糸および上糸にも油が付
着し、両糸の耐久性が向上する。但し、釜に供給
される油量が多過ぎた場合には、糸に油が付着し
過ぎ生地を汚し、特にナイロン地・薄いブラウス
等の高級品に油がつくと色が変色する。油量が減
少すると、縫製中に糸が切れ易くなり、極端な場
合には釜が焼付くことがあつた。このため従来
は、油量調整ねじ6を前記給油経路R2中に設け、
これを調整することにより給油穴R3内に吐出さ
れる油量を調整し得るようになつている。そし
て、不要な油量は不図示の給油タンクに還流す
る。
端に設けられた外釜2に至る中空の給油経路R1
が設けられている。また、この下軸1の給油経路
R1は下軸1を回動自在に保持する下軸メタル3
内に穿設した給油経路R2に連通しており、この
給油経路R2へは、給油パイプ4を介して不図示
の給油タンクからポンプによつて送給された油が
流入するようになつている。また、外釜2の底部
には前記下軸1の給油経路R1に連通する給油穴
R3が形成されており、前記給油パイプ4から給
油流路R1,R2を経て送給された油はこの給油穴
R3に吐出された後、吐出口R31より外釜2と内釜
5との摺動部A 付近に吐出される。そして、吐出された油は外
釜2の回転によつて生じる遠心力により周囲に飛
散し、前記摺動部Aをはじめ内釜5の底部等に塗
布される。これにより、外釜2の回転がスムーズ
に行なわれると共に、下糸および上糸にも油が付
着し、両糸の耐久性が向上する。但し、釜に供給
される油量が多過ぎた場合には、糸に油が付着し
過ぎ生地を汚し、特にナイロン地・薄いブラウス
等の高級品に油がつくと色が変色する。油量が減
少すると、縫製中に糸が切れ易くなり、極端な場
合には釜が焼付くことがあつた。このため従来
は、油量調整ねじ6を前記給油経路R2中に設け、
これを調整することにより給油穴R3内に吐出さ
れる油量を調整し得るようになつている。そし
て、不要な油量は不図示の給油タンクに還流す
る。
また、7は給油流路R1の先端部に設けたフエ
ルトで、油中に混在している塵埃等を除去するも
のである。なお、第5図はミシンベツトの下方よ
り見た外観斜視図であり、Bはミシンアーム、C
はミシンベツトである。
ルトで、油中に混在している塵埃等を除去するも
のである。なお、第5図はミシンベツトの下方よ
り見た外観斜視図であり、Bはミシンアーム、C
はミシンベツトである。
しかしながら、上記従来の装置にあつては、下
軸1や下軸メタル3および外釜2に対して給油経
路R1,R2および給油穴R3を形成していたため、
これら部品が極めて複雑に配置され、さらに油が
下軸1や外釜2等の温度変化の著しい部分を通過
するため、その温度変化とフエルト等の部品のバ
ラツキにより油の流量が変動し易く、適正な油量
を確保するためには頻繁に調整ねじ6を操作しな
ければならず、作業能率の低下を招くという問題
があつた。
軸1や下軸メタル3および外釜2に対して給油経
路R1,R2および給油穴R3を形成していたため、
これら部品が極めて複雑に配置され、さらに油が
下軸1や外釜2等の温度変化の著しい部分を通過
するため、その温度変化とフエルト等の部品のバ
ラツキにより油の流量が変動し易く、適正な油量
を確保するためには頻繁に調整ねじ6を操作しな
ければならず、作業能率の低下を招くという問題
があつた。
この考案は前記問題点に着目して成されたもの
で、温度変化等に影響されることなく必要とする
油量を適確に釜に供給することができるミシン釜
の給油装置の提供を目的とする。
で、温度変化等に影響されることなく必要とする
油量を適確に釜に供給することができるミシン釜
の給油装置の提供を目的とする。
この考案は、所定の油貯留部に貯留された油
を、制御手段にて所定のタイミングで作動する油
射出駆動手段によりノズルへ送給し、このノズル
から釜へ油を射出させるようにしたものである。
を、制御手段にて所定のタイミングで作動する油
射出駆動手段によりノズルへ送給し、このノズル
から釜へ油を射出させるようにしたものである。
この考案において、釜へ供給すべき油量は、ノ
ズルより放射すべきタイミングを調整することに
よつて調整することができ、しかも油を温度変化
の激しい下軸や釜より離間させることができるの
で、ノズルから射出される油量が不用意に変動す
ることもなく、安定した給油を実現できる。
ズルより放射すべきタイミングを調整することに
よつて調整することができ、しかも油を温度変化
の激しい下軸や釜より離間させることができるの
で、ノズルから射出される油量が不用意に変動す
ることもなく、安定した給油を実現できる。
以下、この考案の実施例を第1図ないし第3図
に基づき説明する。なお、前記従来例と同一箇所
には同一符号を付して説明する。
に基づき説明する。なお、前記従来例と同一箇所
には同一符号を付して説明する。
図において、8は先端に油を連続して小滴が射
出するノズル8aを有するノズル管で、外釜2の
回転を妨げない程度の間隔を介してノズル8aを
外釜2の底部2a側に対向させてある。9は、前
記ノズル管8の後端部に連結部材10を介して連
結した給油管で、その後端部は油貯留部11内に
挿入されている。なお、油貯留部11としては、
通常、ミシンベツト12の下方に設けられている
潤滑油貯留用のオイルパンを適用しても良いし、
ミシンの外部に格別に設けたものを用いても良
い。また、13は前記給油管9の後端に設けた塵
埃除去用のフイルターである。14は、前記ノズ
ル管8の先端部外周に設けた油射出駆動手段で、
例えば圧電素子等より成るピエゾ素子をエポキシ
樹脂等の接着剤にて接着して成り、制御回路(制
御手段)15からの信号を駆動回路15aを介し
て駆動電流を受けて作動し、ノズル管8内の油を
ノズル8aより射出させるようになつている。ま
た、前記制御回路15は不図示の上軸の1回転に
つき所定数のパルスを発生する上軸シンクロナイ
ザ16からのパルスを受けて、上軸に同期して回
転する外釜2の回転位置を判断し、予めキーボー
ド等より入力した所定のタイミングで油射出駆動
手段14を作動させるようになつている。この実
施例では、外釜2の底部2aに形成された開口部
2a1がノズル8aと対向した時点で、油射出駆動
手段14を作動させるようになつている。なお、
油射出駆動手段14を外釜2の近傍のミシンベツ
ト12に装着した例を第2図で示している。
出するノズル8aを有するノズル管で、外釜2の
回転を妨げない程度の間隔を介してノズル8aを
外釜2の底部2a側に対向させてある。9は、前
記ノズル管8の後端部に連結部材10を介して連
結した給油管で、その後端部は油貯留部11内に
挿入されている。なお、油貯留部11としては、
通常、ミシンベツト12の下方に設けられている
潤滑油貯留用のオイルパンを適用しても良いし、
ミシンの外部に格別に設けたものを用いても良
い。また、13は前記給油管9の後端に設けた塵
埃除去用のフイルターである。14は、前記ノズ
ル管8の先端部外周に設けた油射出駆動手段で、
例えば圧電素子等より成るピエゾ素子をエポキシ
樹脂等の接着剤にて接着して成り、制御回路(制
御手段)15からの信号を駆動回路15aを介し
て駆動電流を受けて作動し、ノズル管8内の油を
ノズル8aより射出させるようになつている。ま
た、前記制御回路15は不図示の上軸の1回転に
つき所定数のパルスを発生する上軸シンクロナイ
ザ16からのパルスを受けて、上軸に同期して回
転する外釜2の回転位置を判断し、予めキーボー
ド等より入力した所定のタイミングで油射出駆動
手段14を作動させるようになつている。この実
施例では、外釜2の底部2aに形成された開口部
2a1がノズル8aと対向した時点で、油射出駆動
手段14を作動させるようになつている。なお、
油射出駆動手段14を外釜2の近傍のミシンベツ
ト12に装着した例を第2図で示している。
以上の構成に基づき、次に作用を説明する。
ミシンの駆動が開始され、上軸に同期して下軸
1が回転し外釜2が回転すると、制御回路15は
上軸シンクロナイザ16からのパルスを受けて外
釜2の回転位置を判断し、外釜2の開口部2a1が
ノズル8aと対向した時点で油射出駆動手段14
に駆動電流を送る。これにより、油射出駆動手段
14は油貯留部11より給油管9を介してノズル
管8内に送給されている油をノズル8aから連続
した小滴を射出させる。これにより、射出された
油は、その大部分が外釜2の開口部2a1を通過し
て外釜2の内面および内釜5の底面に塗布され、
さらに外釜2の回転により、これ等に付着した油
は第3図に示すように両釜の周面間に入り込んで
両釜の摺動部Aに達する。これにより、外釜2と
内釜5との摺動摩擦は大幅に軽減され、外釜の円
滑な回転を得ることができる。また、内釜5の底
面に付着した油や、外釜回転時に周囲に飛散する
油粒によつて形成される雰囲気により上糸および
下糸も油を吸収して耐久性が向上し、糸切れの発
生を防止することができる。なお、第3図におい
てIは下糸である。
1が回転し外釜2が回転すると、制御回路15は
上軸シンクロナイザ16からのパルスを受けて外
釜2の回転位置を判断し、外釜2の開口部2a1が
ノズル8aと対向した時点で油射出駆動手段14
に駆動電流を送る。これにより、油射出駆動手段
14は油貯留部11より給油管9を介してノズル
管8内に送給されている油をノズル8aから連続
した小滴を射出させる。これにより、射出された
油は、その大部分が外釜2の開口部2a1を通過し
て外釜2の内面および内釜5の底面に塗布され、
さらに外釜2の回転により、これ等に付着した油
は第3図に示すように両釜の周面間に入り込んで
両釜の摺動部Aに達する。これにより、外釜2と
内釜5との摺動摩擦は大幅に軽減され、外釜の円
滑な回転を得ることができる。また、内釜5の底
面に付着した油や、外釜回転時に周囲に飛散する
油粒によつて形成される雰囲気により上糸および
下糸も油を吸収して耐久性が向上し、糸切れの発
生を防止することができる。なお、第3図におい
てIは下糸である。
また、釜へ供給する油量の調整は、キーボード
入力等により制御回路15による油射出駆動手段
の作動回数を変更させることにより極めて容易に
行なえ、しかも、ノズル8aは温度変化の激しい
釜や下軸等から離間させてあるため、温度変化に
よる射出量の変動もなく、安定かつ正確な調整が
実現できる。
入力等により制御回路15による油射出駆動手段
の作動回数を変更させることにより極めて容易に
行なえ、しかも、ノズル8aは温度変化の激しい
釜や下軸等から離間させてあるため、温度変化に
よる射出量の変動もなく、安定かつ正確な調整が
実現できる。
さらに、この実施例における下軸1や外釜2
は、従来の給油流路R1,R2や給油穴R3を有する
ものに比べ極めて安価に製造でき、しかもノズル
管8をはじめとするその他の部品は既存の安価な
もののみであるため、全体的にも大幅にコストを
低減できる。
は、従来の給油流路R1,R2や給油穴R3を有する
ものに比べ極めて安価に製造でき、しかもノズル
管8をはじめとするその他の部品は既存の安価な
もののみであるため、全体的にも大幅にコストを
低減できる。
なお、上記実施例においては、ノズル8aを外
釜2の底面2a側に配設した場合を示したが、そ
の他の位置にノズル8aを配設することも可能で
ある。例えばノズル8aを第3図の一点鎖線に示
すように釜の前面側に位置させ、ここから内釜5
と外釜2との摺動部Aへ油を射出するようにして
も上記実施例と略同様の効果を期待できる。しか
も、この場合には、上記実施例のように外釜2の
回転位置に拘わりなく油の射出タイミングを設定
し得るため、所望の周期で射出を行なわせること
が可能となり、油量調整が行ない易くなるという
利点もある。
釜2の底面2a側に配設した場合を示したが、そ
の他の位置にノズル8aを配設することも可能で
ある。例えばノズル8aを第3図の一点鎖線に示
すように釜の前面側に位置させ、ここから内釜5
と外釜2との摺動部Aへ油を射出するようにして
も上記実施例と略同様の効果を期待できる。しか
も、この場合には、上記実施例のように外釜2の
回転位置に拘わりなく油の射出タイミングを設定
し得るため、所望の周期で射出を行なわせること
が可能となり、油量調整が行ない易くなるという
利点もある。
以上説明したとおり、この考案によれば、下軸
や釜等の温度変化に影響されることなく必要とす
る油量を適確かつ容易に釜へ供給することができ
ると共に、下軸や釜に複雑な各部材を配置するこ
となく極めて簡単な構成とすることができ、かつ
信頼性が高いという利点がある。
や釜等の温度変化に影響されることなく必要とす
る油量を適確かつ容易に釜へ供給することができ
ると共に、下軸や釜に複雑な各部材を配置するこ
となく極めて簡単な構成とすることができ、かつ
信頼性が高いという利点がある。
第1図はこの考案の一実施例を示す説明図、第
2図はこの考案の一実施例を示すミシンベツト下
方より見た外観斜視図、第3図は第2図に示した
ものの釜における油の移動状態およびこの考案に
係る他の実施例を示す縦断側面図、第4図は従来
のミシン釜の給油装置を示す縦断側面図、第5図
は第4図に示したもののミシンベツト下方より見
た外斜視図である。 2……外釜、2a……外釜の底部、2a1……開
口部、5……内釜、14……射出駆動手段、15
……制御手段。
2図はこの考案の一実施例を示すミシンベツト下
方より見た外観斜視図、第3図は第2図に示した
ものの釜における油の移動状態およびこの考案に
係る他の実施例を示す縦断側面図、第4図は従来
のミシン釜の給油装置を示す縦断側面図、第5図
は第4図に示したもののミシンベツト下方より見
た外斜視図である。 2……外釜、2a……外釜の底部、2a1……開
口部、5……内釜、14……射出駆動手段、15
……制御手段。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ミシンの内釜および外釜に潤滑用の油を供給す
るようにしたミシン釜の給油装置であつて、 所定の油貯留部に連結され、釜に対向させて配
設したノズルと、 このノズルから油を射出させる射出駆動手段
と、 前記射出駆動手段を所定のタイミングで作動さ
せる制御手段とを設けたことを特徴とするミシン
釜の給油装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2266588U JPH0331273Y2 (ja) | 1988-02-23 | 1988-02-23 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2266588U JPH0331273Y2 (ja) | 1988-02-23 | 1988-02-23 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01128775U JPH01128775U (ja) | 1989-09-01 |
| JPH0331273Y2 true JPH0331273Y2 (ja) | 1991-07-02 |
Family
ID=31240982
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2266588U Expired JPH0331273Y2 (ja) | 1988-02-23 | 1988-02-23 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0331273Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-02-23 JP JP2266588U patent/JPH0331273Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01128775U (ja) | 1989-09-01 |
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