JPH0331301Y2 - - Google Patents
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- JPH0331301Y2 JPH0331301Y2 JP12273988U JP12273988U JPH0331301Y2 JP H0331301 Y2 JPH0331301 Y2 JP H0331301Y2 JP 12273988 U JP12273988 U JP 12273988U JP 12273988 U JP12273988 U JP 12273988U JP H0331301 Y2 JPH0331301 Y2 JP H0331301Y2
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- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は注射筒の先端に安全キヤツプを取り付
けて成る安全装置付注射器に関する。
けて成る安全装置付注射器に関する。
近年、諸国においてB型肝炎が流行しており、
これは感染が判明してから比較的短期間で死亡す
る恐ろしい病気として知られている。
これは感染が判明してから比較的短期間で死亡す
る恐ろしい病気として知られている。
また、「21世紀の黒死病」と言われるAIDSも
世界的に広まる兆しをみせ、これも未だ根本的な
治療薬や治療方法が発見されていないため、大き
な脅威となつている。
世界的に広まる兆しをみせ、これも未だ根本的な
治療薬や治療方法が発見されていないため、大き
な脅威となつている。
これらの病気はいずれもウイルスによる感染が
原因であり、特に輸血等による他人との血液の授
受によつて感染する場合が多く、注射器の不注意
な取扱いに起因して伝染していくことも稀ではな
い。
原因であり、特に輸血等による他人との血液の授
受によつて感染する場合が多く、注射器の不注意
な取扱いに起因して伝染していくことも稀ではな
い。
特に、注射器を取り扱う医師、看護婦、医局員
等が不注意により一度使用した注射器の針先に触
れてその僅かな刺傷から感染したケースも幾つか
報告されており、ひどい例としては、不良な医療
機関がコスト節減のため充分な滅菌を行なうこと
なく注射器を再使用したために伝染したという場
合もある。また、故意でなくても不注意により一
度使用した注射器を再使用する危険性を皆無では
ない。
等が不注意により一度使用した注射器の針先に触
れてその僅かな刺傷から感染したケースも幾つか
報告されており、ひどい例としては、不良な医療
機関がコスト節減のため充分な滅菌を行なうこと
なく注射器を再使用したために伝染したという場
合もある。また、故意でなくても不注意により一
度使用した注射器を再使用する危険性を皆無では
ない。
従つて、一度使用した注射器の針先に触れた
り、故意若しくは不注意で再使用したりする事故
を防止するための何らかの安全装置が開発される
ことが要請されていた。
り、故意若しくは不注意で再使用したりする事故
を防止するための何らかの安全装置が開発される
ことが要請されていた。
本考案は、叙上の観点に立つてなされたもので
あり、その目的とするところは、使用前及び使用
後に注射器の針先に刺される危険がなく、使用後
の注射器の再使用を防止し得る安全装置を具備し
た注射器を提供することにある。
あり、その目的とするところは、使用前及び使用
後に注射器の針先に刺される危険がなく、使用後
の注射器の再使用を防止し得る安全装置を具備し
た注射器を提供することにある。
上記目的は、
注射筒の先端に注射針より長い安全キヤツプを
取り付けて成る安全装置付注射器において、 上記注射筒の外周面に、注射筒の先端から手元
側へ軸方向に沿つて延びる少なくとも注射針の長
さ以上の長さを有する凹溝から成る第一径路と、
上記第一径路の手元側終端から注射筒の円周方向
に沿つて延びる所望の長さを有する凹溝から成る
第二径路と、上記第二径路の第一径路との接続端
とは反対側の端部から注射筒の軸方向に沿つて先
端側へ延びる、少なくとも注射針の長さ以上かつ
上記第一径路以下の長さを有する凹溝から成る第
三径路と、上記第一径路の先端側から所望距離
(但し、第一径路と第三径路の長さの差より短い
距離)手元側の位置において第一径路から分岐し
て円周方向に沿つて上記第二径路と平行に且つ同
じ長さで延びる凹溝から成る第四径路と、上記第
四径路の第一径路との接続端とは反対側の端部か
ら注射筒の軸方向に沿つて先端まで延びる凹溝か
ら成る第五径路を形成し、 上記安全キヤツプの先端は注射針通過孔を残し
て閉鎖すると共に、安全キヤツプの内壁の軸方向
に沿つた同一直線上の手元端近く及び先端近くに
は上記注射筒外面の上記凹溝に侵入し得る微小な
突起を形成すると共に、 上記注射筒外周面の上記凹溝の第一径路と第四
径路の接続部、及び第一径路と第二径路の接続部
には、上記安全キヤツプ内壁の微小な突起の注射
筒の先端側から手元側への通過は許容するがその
逆方向への通過は阻止する逆止突起機構を形成
し、また第三径路の先端近くには、上記突起の注
射筒の手元側から先端側への通過は許容するがそ
の逆方向への通過は阻止する逆止突起機構を形成
したことを特徴とする上記の安全装置付注射器に
よつて達成し得る。
取り付けて成る安全装置付注射器において、 上記注射筒の外周面に、注射筒の先端から手元
側へ軸方向に沿つて延びる少なくとも注射針の長
さ以上の長さを有する凹溝から成る第一径路と、
上記第一径路の手元側終端から注射筒の円周方向
に沿つて延びる所望の長さを有する凹溝から成る
第二径路と、上記第二径路の第一径路との接続端
とは反対側の端部から注射筒の軸方向に沿つて先
端側へ延びる、少なくとも注射針の長さ以上かつ
上記第一径路以下の長さを有する凹溝から成る第
三径路と、上記第一径路の先端側から所望距離
(但し、第一径路と第三径路の長さの差より短い
距離)手元側の位置において第一径路から分岐し
て円周方向に沿つて上記第二径路と平行に且つ同
じ長さで延びる凹溝から成る第四径路と、上記第
四径路の第一径路との接続端とは反対側の端部か
ら注射筒の軸方向に沿つて先端まで延びる凹溝か
ら成る第五径路を形成し、 上記安全キヤツプの先端は注射針通過孔を残し
て閉鎖すると共に、安全キヤツプの内壁の軸方向
に沿つた同一直線上の手元端近く及び先端近くに
は上記注射筒外面の上記凹溝に侵入し得る微小な
突起を形成すると共に、 上記注射筒外周面の上記凹溝の第一径路と第四
径路の接続部、及び第一径路と第二径路の接続部
には、上記安全キヤツプ内壁の微小な突起の注射
筒の先端側から手元側への通過は許容するがその
逆方向への通過は阻止する逆止突起機構を形成
し、また第三径路の先端近くには、上記突起の注
射筒の手元側から先端側への通過は許容するがそ
の逆方向への通過は阻止する逆止突起機構を形成
したことを特徴とする上記の安全装置付注射器に
よつて達成し得る。
上記逆止突起機構としては、これに上記突起が
その通過許容方向から接触する面は凹溝の側面又
は底面からゆるやかに隆起する斜面又は曲面とし
て形成され、その非許容方向から接触する面は凹
溝の側面又は底面に略垂直な平面として形成され
た少なくとも一つの微小な突起とすることが推奨
される。
その通過許容方向から接触する面は凹溝の側面又
は底面からゆるやかに隆起する斜面又は曲面とし
て形成され、その非許容方向から接触する面は凹
溝の側面又は底面に略垂直な平面として形成され
た少なくとも一つの微小な突起とすることが推奨
される。
注射針が注射筒の先端の偏心位置に取り付けら
れている場合には、上記注射針通過孔は上記安全
キヤツプの偏心位置に円弧状の長孔として形成さ
れ、また、注射針が注射筒の先端の中央に取り付
けられている場合には、上記注射針通過孔は上記
安全キヤツプの中央に丸孔として形成されるもの
である。
れている場合には、上記注射針通過孔は上記安全
キヤツプの偏心位置に円弧状の長孔として形成さ
れ、また、注射針が注射筒の先端の中央に取り付
けられている場合には、上記注射針通過孔は上記
安全キヤツプの中央に丸孔として形成されるもの
である。
上記の如き構成であれば、注射筒の外周面の凹
溝に安全キヤツプの内壁の微小な突起を嵌め込ん
だ状態で、注射器の使用前、使用時、使用後にお
いて注射筒に対する安全キヤツプの嵌込み量を順
次変更することにより、注射器の使用時にのみ安
全キヤツプの先端から注射針が進出するようにで
き、且つ注射筒に対する安全キヤツプの移動を不
可逆性とすることにより、使用後には安全キヤツ
プ内に注射針が収容された状態のまゝ安全キヤツ
プを動かすことが不能となり、使用後の注射器を
再使用したり、注射針に誤つて触れたりする危険
性を防止し得るものである。
溝に安全キヤツプの内壁の微小な突起を嵌め込ん
だ状態で、注射器の使用前、使用時、使用後にお
いて注射筒に対する安全キヤツプの嵌込み量を順
次変更することにより、注射器の使用時にのみ安
全キヤツプの先端から注射針が進出するようにで
き、且つ注射筒に対する安全キヤツプの移動を不
可逆性とすることにより、使用後には安全キヤツ
プ内に注射針が収容された状態のまゝ安全キヤツ
プを動かすことが不能となり、使用後の注射器を
再使用したり、注射針に誤つて触れたりする危険
性を防止し得るものである。
以下、図面を参照しつゝ本考案の構成を具体的
に説明する。
に説明する。
第1図は本考案にかゝる安全装置付注射器の一
実施例を示す説明図、第2図はその使用状態を段
階的に示す説明図、第3図、第4図、第5図及び
第6図は注射筒の外周面に形成された凹溝の逆止
突起機構の詳細及び作用を示す説明図、第7図は
第3図中−線に沿つた拡大断面図、第8図は
本発明にかゝる安全装置付注射器のもう一つの実
施例を示す説明図である。
実施例を示す説明図、第2図はその使用状態を段
階的に示す説明図、第3図、第4図、第5図及び
第6図は注射筒の外周面に形成された凹溝の逆止
突起機構の詳細及び作用を示す説明図、第7図は
第3図中−線に沿つた拡大断面図、第8図は
本発明にかゝる安全装置付注射器のもう一つの実
施例を示す説明図である。
図中、1は安全キヤツプ、2は注射針、3は注
射筒、4は注射筒3の外周面に形成された凹溝、
5はピストン、12a及び12bは安全キヤツプ
1の内壁に設けた微小な突起、13は注射針通過
孔である。
射筒、4は注射筒3の外周面に形成された凹溝、
5はピストン、12a及び12bは安全キヤツプ
1の内壁に設けた微小な突起、13は注射針通過
孔である。
而して、本考案にかゝる注射器の注射筒3の外
周面には、図に示す如く凹溝4が形成され、安全
キヤツプ1の内壁に形成した微小な突起12a及
び12bがこの凹溝内に嵌まり込み、これにガイ
ドされる形で注射筒3に対する安全キヤツプ1の
動きが規制されるようになつている。上記突起1
2a及び12bは安全キヤツプの内壁の軸方向に
沿つた同一直線上の手元端近く及び先端近くに配
置されている。
周面には、図に示す如く凹溝4が形成され、安全
キヤツプ1の内壁に形成した微小な突起12a及
び12bがこの凹溝内に嵌まり込み、これにガイ
ドされる形で注射筒3に対する安全キヤツプ1の
動きが規制されるようになつている。上記突起1
2a及び12bは安全キヤツプの内壁の軸方向に
沿つた同一直線上の手元端近く及び先端近くに配
置されている。
上記凹溝4は、第1図に示す如く、注射筒の先
端から手元側へ軸方向に沿つて延びる少なくとも
注射針2の長さ以上の長さを有する凹溝から成る
第一径路4−1と、上記第一径路4−1の手元側
終端から注射筒の円周方向に沿つて延びる所望の
長さを有する凹溝から成る第二径路4−2と、上
記第二径路4−2の第一径路との接続端とは反対
側の端部から注射筒の軸方向に沿つて先端側へ延
びる、少なくとも注射針2の長さ以上かつ上記第
一径路4−1以下の長さを有する凹溝から成る第
三径路4−3と、上記第一径路4−1の先端側か
ら所望距離(但し、第一径路と第三径路の長さの
差より短い距離)手元側の位置において第一径路
から分岐して円周方向に沿つて上記第二径路と平
行に且つ同じ長さで延びる凹溝から成る第四径路
4−4と、上記第四径路4−4の第一径路との接
続端とは反対側の端部から注射筒の軸方向に沿つ
て先端まで延びる凹溝から成る第五径路4−5と
から成つている。
端から手元側へ軸方向に沿つて延びる少なくとも
注射針2の長さ以上の長さを有する凹溝から成る
第一径路4−1と、上記第一径路4−1の手元側
終端から注射筒の円周方向に沿つて延びる所望の
長さを有する凹溝から成る第二径路4−2と、上
記第二径路4−2の第一径路との接続端とは反対
側の端部から注射筒の軸方向に沿つて先端側へ延
びる、少なくとも注射針2の長さ以上かつ上記第
一径路4−1以下の長さを有する凹溝から成る第
三径路4−3と、上記第一径路4−1の先端側か
ら所望距離(但し、第一径路と第三径路の長さの
差より短い距離)手元側の位置において第一径路
から分岐して円周方向に沿つて上記第二径路と平
行に且つ同じ長さで延びる凹溝から成る第四径路
4−4と、上記第四径路4−4の第一径路との接
続端とは反対側の端部から注射筒の軸方向に沿つ
て先端まで延びる凹溝から成る第五径路4−5と
から成つている。
上記第一径路4−1と第四径路4−4の接続部
には逆止突起機構4Aが設けられ、第一径路4−
1と第二径路4−2の接続部には逆止突起機構4
Bが設けられ、また第三径路4−3の先端近くに
は逆止突起機構4Cが設けられている。
には逆止突起機構4Aが設けられ、第一径路4−
1と第二径路4−2の接続部には逆止突起機構4
Bが設けられ、また第三径路4−3の先端近くに
は逆止突起機構4Cが設けられている。
これらの逆止突起機構4A,4B及び4Cの詳
細は、それぞれ第3図、第4図及び第5図に示す
如く、いずれも凹溝の側面又は底面に配置された
図中半円形で示された一対の微小な突起と、これ
と対称位置に配置された図中円形で示された一対
の突起とから成り、前者が逆止機能を果たすと共
に、後者は安全キヤツプを一定位置に保持する役
割を果たすようになつている。
細は、それぞれ第3図、第4図及び第5図に示す
如く、いずれも凹溝の側面又は底面に配置された
図中半円形で示された一対の微小な突起と、これ
と対称位置に配置された図中円形で示された一対
の突起とから成り、前者が逆止機能を果たすと共
に、後者は安全キヤツプを一定位置に保持する役
割を果たすようになつている。
而して、この注射器を使用する前の状態におい
ては、安全キヤツプ1の手元側の突起12aを注
射筒3の凹溝の第一径路4−1に合わせて安全キ
ヤツプを注射筒に僅かに嵌め込み、上記突起12
aが第一径路4−1の先端近くの逆止突起機構4
Aに係止された状態に保持されるようにする。こ
れによつて注射針2は安全キヤツプ1内に収容さ
れ、注射針に刺されて手指を負傷する危険が防止
される。
ては、安全キヤツプ1の手元側の突起12aを注
射筒3の凹溝の第一径路4−1に合わせて安全キ
ヤツプを注射筒に僅かに嵌め込み、上記突起12
aが第一径路4−1の先端近くの逆止突起機構4
Aに係止された状態に保持されるようにする。こ
れによつて注射針2は安全キヤツプ1内に収容さ
れ、注射針に刺されて手指を負傷する危険が防止
される。
次いで、注射器を使用する時には、安全キヤツ
プ1を更に手元側へ押しやり、安全キヤツプの内
壁の手元側の突起12aが凹溝の第一径路4−1
に沿つて移動し、その手元側の逆止突起機構4B
に達する位置まで移動させる。このとき安全キヤ
ツプ1の内壁の先端側の突起12bは注射筒3の
先端側の逆止突起機構4Aに係止されると共に、
注射針2は安全キヤツプの先端の注射針通過孔1
3から露出した状態となり、注射可能な状態とな
る(第2図b参照)。この状態においては、安全
キヤツプの手元側及び先端側の突起12a及び1
2bはそれぞれ注射筒外周面の逆止突起機構4A
及び4Bに係止され、このまゝの状態では安全キ
ヤツプを注射筒から引き抜くことはできないよう
になつている。
プ1を更に手元側へ押しやり、安全キヤツプの内
壁の手元側の突起12aが凹溝の第一径路4−1
に沿つて移動し、その手元側の逆止突起機構4B
に達する位置まで移動させる。このとき安全キヤ
ツプ1の内壁の先端側の突起12bは注射筒3の
先端側の逆止突起機構4Aに係止されると共に、
注射針2は安全キヤツプの先端の注射針通過孔1
3から露出した状態となり、注射可能な状態とな
る(第2図b参照)。この状態においては、安全
キヤツプの手元側及び先端側の突起12a及び1
2bはそれぞれ注射筒外周面の逆止突起機構4A
及び4Bに係止され、このまゝの状態では安全キ
ヤツプを注射筒から引き抜くことはできないよう
になつている。
而して、注射器の使用後には、上記安全キヤツ
プ1を、その先端側から見て時計方向に所定角度
回転させた後、これを先端方向へ向けて引き抜く
ように移動させる。然るときは、安全キヤツプの
内壁の手元側の突起12aは凹溝の第二径路4−
2から第三径路4−3に沿つて移動し、第三径路
4−3の先端側に設けた逆止突起機構4Cに係止
され、また、安全キヤツプの内壁の先端側の突起
12bは凹溝の第四径路4−4から第五径路4−
5を経て凹溝外に脱出し、第2図cに示したよう
な状態となつて、注射針2は再び安全キヤツプ1
内に収容された状態となる。
プ1を、その先端側から見て時計方向に所定角度
回転させた後、これを先端方向へ向けて引き抜く
ように移動させる。然るときは、安全キヤツプの
内壁の手元側の突起12aは凹溝の第二径路4−
2から第三径路4−3に沿つて移動し、第三径路
4−3の先端側に設けた逆止突起機構4Cに係止
され、また、安全キヤツプの内壁の先端側の突起
12bは凹溝の第四径路4−4から第五径路4−
5を経て凹溝外に脱出し、第2図cに示したよう
な状態となつて、注射針2は再び安全キヤツプ1
内に収容された状態となる。
このとき、安全キヤツプの内壁の手元側の突起
12aは第三径路4−3の先端側に設けた逆止突
起機構4Cに係止され、逆行不可能な状態にある
ため、安全キヤツプ1は注射針2を収容した状態
で一定位置に保持され、注射針によつて手指が傷
つけられる危険が防止されると共に、この注射器
を再使用することも不可能となり、病原菌の感染
が予防される。
12aは第三径路4−3の先端側に設けた逆止突
起機構4Cに係止され、逆行不可能な状態にある
ため、安全キヤツプ1は注射針2を収容した状態
で一定位置に保持され、注射針によつて手指が傷
つけられる危険が防止されると共に、この注射器
を再使用することも不可能となり、病原菌の感染
が予防される。
次に、第3図ないし第7図を参照しつゝ、注射
筒の外周面の凹溝上に設けられる上記逆止突起機
構について説明する。第3図は凹溝の第一径路4
−1と第四径路4−4の接続部に設けられた逆止
突起機構4Aの詳細を示し、第4図は第一径路4
−1と第二径路4−2の接続部に設けられた逆止
突起機構4Bの詳細を示す、第5図は第三径路4
−3の先端近くに設けた逆止突起機構4Cの詳細
を示している。また、第7図は第3図中−線
に沿つた拡大断面図である。
筒の外周面の凹溝上に設けられる上記逆止突起機
構について説明する。第3図は凹溝の第一径路4
−1と第四径路4−4の接続部に設けられた逆止
突起機構4Aの詳細を示し、第4図は第一径路4
−1と第二径路4−2の接続部に設けられた逆止
突起機構4Bの詳細を示す、第5図は第三径路4
−3の先端近くに設けた逆止突起機構4Cの詳細
を示している。また、第7図は第3図中−線
に沿つた拡大断面図である。
これらの逆止突起機構にいずれも同様の構成を
有しており、例えば第3図に示す如く、凹溝の側
面又は底面に配置された図中半円形で示された一
対の微小な突起41,41と、これと対称位置に
配置された図中円形で示された一対の突起42,
42とから成つている。上記半円形で示された突
起41,41は、第7図に示す如く、これに対し
て安全キヤツプの内壁の突起12a若しくは12
bがその通過許容方向から接触する面は凹溝の側
面又は底面からゆるやかに隆起する斜面又は曲面
として形成され、その非許容方向から接触する面
は凹溝の側面又は底面に略垂直な平面として形成
されている。そのため、安全キヤツプの内壁の突
起12a若しくは12bが許容方向へ通過する時
には比較的少ない摩擦で且つ上記突起41,41
を若干は変形させながら通過し得るが、逆方向へ
移動させようとすると強大な阻止力が働いて上記
突起を破壊しない限り通過できず、これによつて
逆止機能が達成されるものである。この一対の逆
止突起41,41と対称位置に設けられている一
対の円形で示した突起42,42は、安全キヤツ
プの内壁の突起12a若しくは12bを一定位置
に保持する役割を果たしている。
有しており、例えば第3図に示す如く、凹溝の側
面又は底面に配置された図中半円形で示された一
対の微小な突起41,41と、これと対称位置に
配置された図中円形で示された一対の突起42,
42とから成つている。上記半円形で示された突
起41,41は、第7図に示す如く、これに対し
て安全キヤツプの内壁の突起12a若しくは12
bがその通過許容方向から接触する面は凹溝の側
面又は底面からゆるやかに隆起する斜面又は曲面
として形成され、その非許容方向から接触する面
は凹溝の側面又は底面に略垂直な平面として形成
されている。そのため、安全キヤツプの内壁の突
起12a若しくは12bが許容方向へ通過する時
には比較的少ない摩擦で且つ上記突起41,41
を若干は変形させながら通過し得るが、逆方向へ
移動させようとすると強大な阻止力が働いて上記
突起を破壊しない限り通過できず、これによつて
逆止機能が達成されるものである。この一対の逆
止突起41,41と対称位置に設けられている一
対の円形で示した突起42,42は、安全キヤツ
プの内壁の突起12a若しくは12bを一定位置
に保持する役割を果たしている。
第6図には、第一径路4−1から第二径路4−
2への移行部分に設けた逆止突起機構4Bの部分
を安全キヤツプ内壁の突起12aが通過する状態
が示されており、第一径路4−1から第二径路4
−2への移動は可能であるが、その逆方向への移
動は不可能であることが理解できる。
2への移行部分に設けた逆止突起機構4Bの部分
を安全キヤツプ内壁の突起12aが通過する状態
が示されており、第一径路4−1から第二径路4
−2への移動は可能であるが、その逆方向への移
動は不可能であることが理解できる。
而して、第1図に示した実施例においては、注
射針2が注射筒3の先端の偏心位置に取り付けら
れているため、安全キヤツプ1の先端の注射針通
過孔13も偏心した位置に設けられ、且つ注射針
を取り付けた状態で安全キヤツプを注射筒に対し
て所定角度回転させることが可能なよう円弧状の
長孔とされているが、第8図に示す実施例のよう
に、注射針2を注射筒3の先端の中央に取り付け
た場合には、注射針通過孔2も安全キヤツプ1の
中央に丸孔として形成すればよい。
射針2が注射筒3の先端の偏心位置に取り付けら
れているため、安全キヤツプ1の先端の注射針通
過孔13も偏心した位置に設けられ、且つ注射針
を取り付けた状態で安全キヤツプを注射筒に対し
て所定角度回転させることが可能なよう円弧状の
長孔とされているが、第8図に示す実施例のよう
に、注射針2を注射筒3の先端の中央に取り付け
た場合には、注射針通過孔2も安全キヤツプ1の
中央に丸孔として形成すればよい。
本考案は叙上の如く構成されるから、本考案に
よるときは、使用前及び使用後に注射器の針先に
刺される危険がなく、使用後の注射器の再使用を
防止し得る安全装置を具備した注射器を提供し得
るものである。
よるときは、使用前及び使用後に注射器の針先に
刺される危険がなく、使用後の注射器の再使用を
防止し得る安全装置を具備した注射器を提供し得
るものである。
なお、本考案は叙上の実施例に限定されるもの
でなく、その目的の範囲内において上記の説明か
ら当業者が容易に想到し得るすべての変更実施例
を包摂するものである。
でなく、その目的の範囲内において上記の説明か
ら当業者が容易に想到し得るすべての変更実施例
を包摂するものである。
第1図は本考案にかゝる安全装置付注射器の一
実施例を示す説明図、第2図はその使用状態を段
階的に示す説明図、第3図、第4図、第5図及び
第6図は注射筒の外周面に形成された凹溝の逆止
突起機構の詳細及び作用を示す説明図、第7図は
第3図中−線に沿つた拡大断面図、第8図は
本発明にかゝる安全装置付注射器のもう一つの実
施例を示す説明図である。 1……安全キヤツプ、12a,12b……円筒
状突起、13,14……注射針通過孔、2……注
射針、3……注射筒、4……凹溝、4A,4B,
4C……逆止突起機構、5……ピストン。
実施例を示す説明図、第2図はその使用状態を段
階的に示す説明図、第3図、第4図、第5図及び
第6図は注射筒の外周面に形成された凹溝の逆止
突起機構の詳細及び作用を示す説明図、第7図は
第3図中−線に沿つた拡大断面図、第8図は
本発明にかゝる安全装置付注射器のもう一つの実
施例を示す説明図である。 1……安全キヤツプ、12a,12b……円筒
状突起、13,14……注射針通過孔、2……注
射針、3……注射筒、4……凹溝、4A,4B,
4C……逆止突起機構、5……ピストン。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 注射筒3の先端(注射針を取り付ける側を先
端、ピストンを挿入する側を手元端とする。以
下同様。)に注射針2より長い安全キヤツプ1
を取り付けて成る安全装置付注射器において、 上記注射筒3の外周面に、注射筒の先端から
手元側へ軸方向に沿つて延びる少なくとも注射
針2以上の長さを有する凹溝から成る第一径路
4−1と、上記第一径路4−1の手元側終端か
ら注射筒の円周方向に沿つて延びる所望の長さ
を有する凹溝から成る第二径路4−2と、上記
第二径路4−2の第一径路との接続端とは反対
側の端部から注射筒の軸方向に沿つて先端側へ
延びる、少なくとも注射針2の長さ以上かつ上
記第一径路4−1以下の長さを有する凹溝から
成る第三径路4−3と、上記第一径路4−1の
先端側から所望距離(但し、第一径路と第三径
路の長さの差より短い距離)手元側の位置にお
いて第一径路から分岐して円周方向に沿つて上
記第二径路と平行に且つ同じ長さで延びる凹溝
から成る第四径路4−4と、上記第四径路4−
4の第一径路との接続端とは反対側の端部から
注射筒の軸方向に沿つて先端まで延びる凹溝か
ら成る第五径路4−5とを形成し、 上記安全キヤツプ1の先端は注射針通過孔1
3,14を残して閉鎖すると共に、安全キヤツ
プの内壁の軸方向に沿つた同一直線上の手元端
近く及び先端近くには上記注射筒外周面の上記
凹溝に侵入し得る微小な突起12a,12bを
形成すると共に、 上記注射筒外周面の上記凹溝の第一径路4−
1と第四径路4−4の接続部、及び第一径路4
−1と第二径路4−2の接続部には、上記安全
キヤツプ内壁の微小な突起12a,12bの注
射筒の先端側から手元側への通過は許容するが
その逆方向への通過は阻止する逆止突起機構4
A,4Bを形成し、また第三径路4−3の先端
近くには、上記突起12a,12bの注射筒の
手元側から先端側への通過は許容するがその逆
方向への通過は阻止する逆止突起機構4Cを形
成したことを特徴とする上記の安全装置付注射
器。 2 上記逆止突起機構が、これに上記突起12
a,12bがその通過許容方向から接触する面
は凹溝の側面又は底面からゆるやかに隆起する
斜面又は曲面として形成され、その非許容方向
から接触する面は凹溝の側面又は底面に略垂直
な平面として形成された少なくとも一つの微小
な突起41,41である請求項1に記載の安全
装置注射器。 3 注射針2が注射筒3の先端の偏心位置に取り
付けられ、上記注射針通過孔が上記安全キヤツ
プ1の偏心位置に円弧状の長孔13として形成
された請求項1または2に記載の安全装置付注
射器。 4 注射針2が注射筒3の先端の中央に取り付け
られ、上記注射針通過孔が上記安全キヤツプ1
の中央に丸孔14として形成された請求項1ま
たは2に記載の安全装置付注射器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12273988U JPH0331301Y2 (ja) | 1988-09-21 | 1988-09-21 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12273988U JPH0331301Y2 (ja) | 1988-09-21 | 1988-09-21 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0245756U JPH0245756U (ja) | 1990-03-29 |
| JPH0331301Y2 true JPH0331301Y2 (ja) | 1991-07-03 |
Family
ID=31370951
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12273988U Expired JPH0331301Y2 (ja) | 1988-09-21 | 1988-09-21 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0331301Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006294789A (ja) * | 2005-04-08 | 2006-10-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 金属化フィルムコンデンサ及びこれを用いたケースモールド型コンデンサ、インバータ回路、車両駆動用モータの駆動回路 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05228425A (ja) * | 1992-02-19 | 1993-09-07 | Asahi Glass Co Ltd | 塗装製品 |
| ES2539780T3 (es) * | 2009-11-20 | 2015-07-06 | Carmel Pharma Ab | Conector de dispositivo médico |
-
1988
- 1988-09-21 JP JP12273988U patent/JPH0331301Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006294789A (ja) * | 2005-04-08 | 2006-10-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 金属化フィルムコンデンサ及びこれを用いたケースモールド型コンデンサ、インバータ回路、車両駆動用モータの駆動回路 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0245756U (ja) | 1990-03-29 |
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