JPH0331441Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0331441Y2 JPH0331441Y2 JP1983093797U JP9379783U JPH0331441Y2 JP H0331441 Y2 JPH0331441 Y2 JP H0331441Y2 JP 1983093797 U JP1983093797 U JP 1983093797U JP 9379783 U JP9379783 U JP 9379783U JP H0331441 Y2 JPH0331441 Y2 JP H0331441Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cemented carbide
- ring
- base metal
- steel
- steel base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
- Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
- Guides For Winding Or Rewinding, Or Guides For Filamentary Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 技術分野
本考案は棒線材圧延におけるモルガンロール、
ガイドローラー等の超硬合金リングと鋼台金とを
組合せてなる小型ロールに関する。
ガイドローラー等の超硬合金リングと鋼台金とを
組合せてなる小型ロールに関する。
(ロ) 従来技術とその問題点
圧延に必要な硬度、耐熱性が要求される圧延棒
線材と接する部分のみ超硬合金部材を用い、それ
以外の部分を鋼で構成した従来のロールは、第1
図、第2図に示す構造からなつている。第1図
は、ロール軸1と一体に形成した中実の鋼台金2
の一端に鍔3を形成し、鍔3に接するように、鋼
台金2の外周に超硬合金リング4を焼嵌め、また
は冷し嵌めにより嵌着し、鋼台金2の他端外周に
鋼リング5を超硬合金リング4に向つてねじで締
付けたものである。第2図は鋼台金2が円筒形を
なしており、超硬合金リング4の固定力として鋼
台金2により第1図の如きねじで締付けることが
できない場合である。この場合には、鋼台金2の
一端に設けた鍔3と他端に植込んだボルト6によ
つて鋼台金2に締付けた鋼リング5とによつて、
鋼台金2の外周に嵌めた超硬合金リング4が鋼台
金2に対し回転しないように固定されている。
線材と接する部分のみ超硬合金部材を用い、それ
以外の部分を鋼で構成した従来のロールは、第1
図、第2図に示す構造からなつている。第1図
は、ロール軸1と一体に形成した中実の鋼台金2
の一端に鍔3を形成し、鍔3に接するように、鋼
台金2の外周に超硬合金リング4を焼嵌め、また
は冷し嵌めにより嵌着し、鋼台金2の他端外周に
鋼リング5を超硬合金リング4に向つてねじで締
付けたものである。第2図は鋼台金2が円筒形を
なしており、超硬合金リング4の固定力として鋼
台金2により第1図の如きねじで締付けることが
できない場合である。この場合には、鋼台金2の
一端に設けた鍔3と他端に植込んだボルト6によ
つて鋼台金2に締付けた鋼リング5とによつて、
鋼台金2の外周に嵌めた超硬合金リング4が鋼台
金2に対し回転しないように固定されている。
上記構造は何れも大型ロールに採用されている
が、小型の圧延ロールであるモルガンロール、ガ
イドローラーでは、ロールの内径、外径面で制約
を受け鋼台金に超硬合金リングのねじ締付方式が
採用できないためやむなく超硬合金でロール全体
を構成していた。特に小型ロールでは肉厚が薄く
カリパーを超硬合金面に加工すると、超硬合金の
極めて薄い部分のある設計となつてしまい従来の
構造では製作が不可能であつた。
が、小型の圧延ロールであるモルガンロール、ガ
イドローラーでは、ロールの内径、外径面で制約
を受け鋼台金に超硬合金リングのねじ締付方式が
採用できないためやむなく超硬合金でロール全体
を構成していた。特に小型ロールでは肉厚が薄く
カリパーを超硬合金面に加工すると、超硬合金の
極めて薄い部分のある設計となつてしまい従来の
構造では製作が不可能であつた。
(ハ) 考案の開示
本考案は、この小型の超硬合金ロールを、超硬
リングと鋼台金と鋼リングだけで簡単安価に製造
できるようにした構造を提供せんとするものであ
る。本考案はこの目的を達成するために鋼台金の
中央部に鍔を有し、超硬合金リングはその片側面
または両側面に半径方向に延長する1個所以上の
凸部を持ち該凸部は鍔または1および鋼リングに
形成された凹部に嵌合できる構造とし、該鋼台金
の鍔部に密着せしめて超硬合金リングを嵌合し、
該超硬合金リングの他側面と鋼リングを密着せし
め、鋼リングと鋼台金の円周接触面を熔接する構
造の小型超硬合金ロールを提案するものである。
超硬合金リングに設けた前記凸部は、圧延時に鋼
台金との間のスリツプを防止する目的のもので、
これは鍔部、鋼リング両側と嵌合することが望ま
しいが場合によつては片側でもよい。該超硬合金
リングを鋼台金との嵌合は冷し嵌め、焼き嵌め等
の方法が利用可能である。鋼リングと鋼台金との
円周接触面は、下記の理由により熔接が望ましい
が、熔接方法としては電子ビーム、レーザーの他
通常用いる熔接法で特に問題はない。小型ロール
の場合は前記した通りカリバー底部と内周部との
間隔が可能なかぎり薄くなつているためボルト穴
を設けたりまたネジを切る等の加工余地は極めて
少ない上に、側面の寸法的余裕も少ない。以上の
理由により加工量の少ない熔接方法は良好であ
る。本考案の別の特徴は棒線材の圧延に用いられ
るロールやガイドローラー等ではカリバー底部と
それより上部の個所で速度が異りすべりが起る。
ロールでは側面肩の部分のみ摩耗し、カリバー底
にあたる部分の摩耗がほとんどないことから、摩
耗の一番多い部分のみ超硬リングを嵌合した超硬
ロールの構造を提供するものである。同時にこの
構造はカリバー底部を含まないため超硬合金の厚
さを厚くとれる利点もある。従来の発想では、小
型超硬合金ロールを組立式にする場合、回転軸の
直径が決定されている点から、肉厚の最も薄いカ
リバー底部の強度が弱いという問題があつた。し
かし発想を転換することによつて超硬合金自体の
形状の自由度が大きくなり小型超硬合金の軽量化
および経済性の向上が可能となつた。第3図、第
4図は本考案による小型超硬合金ロールの一実施
例を示したものである。鋼台金2は内部に段を有
する円筒状をなしており中心に鍔3を有してい
る。鋼台金2の円筒状外周には、円筒形の超硬合
金リング4,4′のの内周面が嵌合され、超硬合
金リング4,4′の一端は鍔3に接してある。鋼
台金2の内筒状外周の両端には鋼リング5,5′
が嵌合され、超硬合金リング4,4′の他端面と、
該面に対向する鋼リング5の側面には、互に嵌合
するよう直径方向に延長して形成されたキー及び
キー溝状の凹凸7,7′により嵌合し、鋼台金2
と鋼リング5,5′の嵌合面8,8′を電子ビーム
溶接により全周面で溶接してある。ここで、直径
方向に延長するという意味は超硬合金リングの片
側面または両側面に設けられた凸部が、小型超硬
合金ロールの回転中心から放射状に形成されるこ
とを示す。前記鋼台金2は第1図に示したロール
軸1と一体の中実円柱状のものであつてもよいこ
とは勿論である。本考案は鋼台金2の外周に嵌合
した超硬合金リング4,4′を鋼台金2に固定す
るため、超硬合金リング4,4′が鋼台金2から
脱出しないように止める鋼リング5,5′を鋼台
金2に嵌合面8,8′で溶接するようにしたので
ネジ、ボルト等による結合の困難な小型ロールの
鋼台金2と鋼リング5とを簡単に結合でき、また
鋼リング5,5′と超硬リング4,4′とは凹凸
7,7′により、嵌合したもので鋼リング5,
5′を介して鋼台金2に対して、超硬リング4,
4′を回転しないように簡単に固定でき、小型ロ
ールを組立式とすることを可能にする。従来の小
型ロールは鋼台金と超硬合金リングで組立てるこ
とが不可能であつたため全体を超硬合金で製作し
ていたが、これに較べ本案構造によれば、ロール
重量の軽量化が可能となり、さらにこの軽量化に
より高速回転するローラーの軸受の摩耗も小さく
できる効果もえられ、また超硬合金の使用量も極
端に減らすことが出来る。
リングと鋼台金と鋼リングだけで簡単安価に製造
できるようにした構造を提供せんとするものであ
る。本考案はこの目的を達成するために鋼台金の
中央部に鍔を有し、超硬合金リングはその片側面
または両側面に半径方向に延長する1個所以上の
凸部を持ち該凸部は鍔または1および鋼リングに
形成された凹部に嵌合できる構造とし、該鋼台金
の鍔部に密着せしめて超硬合金リングを嵌合し、
該超硬合金リングの他側面と鋼リングを密着せし
め、鋼リングと鋼台金の円周接触面を熔接する構
造の小型超硬合金ロールを提案するものである。
超硬合金リングに設けた前記凸部は、圧延時に鋼
台金との間のスリツプを防止する目的のもので、
これは鍔部、鋼リング両側と嵌合することが望ま
しいが場合によつては片側でもよい。該超硬合金
リングを鋼台金との嵌合は冷し嵌め、焼き嵌め等
の方法が利用可能である。鋼リングと鋼台金との
円周接触面は、下記の理由により熔接が望ましい
が、熔接方法としては電子ビーム、レーザーの他
通常用いる熔接法で特に問題はない。小型ロール
の場合は前記した通りカリバー底部と内周部との
間隔が可能なかぎり薄くなつているためボルト穴
を設けたりまたネジを切る等の加工余地は極めて
少ない上に、側面の寸法的余裕も少ない。以上の
理由により加工量の少ない熔接方法は良好であ
る。本考案の別の特徴は棒線材の圧延に用いられ
るロールやガイドローラー等ではカリバー底部と
それより上部の個所で速度が異りすべりが起る。
ロールでは側面肩の部分のみ摩耗し、カリバー底
にあたる部分の摩耗がほとんどないことから、摩
耗の一番多い部分のみ超硬リングを嵌合した超硬
ロールの構造を提供するものである。同時にこの
構造はカリバー底部を含まないため超硬合金の厚
さを厚くとれる利点もある。従来の発想では、小
型超硬合金ロールを組立式にする場合、回転軸の
直径が決定されている点から、肉厚の最も薄いカ
リバー底部の強度が弱いという問題があつた。し
かし発想を転換することによつて超硬合金自体の
形状の自由度が大きくなり小型超硬合金の軽量化
および経済性の向上が可能となつた。第3図、第
4図は本考案による小型超硬合金ロールの一実施
例を示したものである。鋼台金2は内部に段を有
する円筒状をなしており中心に鍔3を有してい
る。鋼台金2の円筒状外周には、円筒形の超硬合
金リング4,4′のの内周面が嵌合され、超硬合
金リング4,4′の一端は鍔3に接してある。鋼
台金2の内筒状外周の両端には鋼リング5,5′
が嵌合され、超硬合金リング4,4′の他端面と、
該面に対向する鋼リング5の側面には、互に嵌合
するよう直径方向に延長して形成されたキー及び
キー溝状の凹凸7,7′により嵌合し、鋼台金2
と鋼リング5,5′の嵌合面8,8′を電子ビーム
溶接により全周面で溶接してある。ここで、直径
方向に延長するという意味は超硬合金リングの片
側面または両側面に設けられた凸部が、小型超硬
合金ロールの回転中心から放射状に形成されるこ
とを示す。前記鋼台金2は第1図に示したロール
軸1と一体の中実円柱状のものであつてもよいこ
とは勿論である。本考案は鋼台金2の外周に嵌合
した超硬合金リング4,4′を鋼台金2に固定す
るため、超硬合金リング4,4′が鋼台金2から
脱出しないように止める鋼リング5,5′を鋼台
金2に嵌合面8,8′で溶接するようにしたので
ネジ、ボルト等による結合の困難な小型ロールの
鋼台金2と鋼リング5とを簡単に結合でき、また
鋼リング5,5′と超硬リング4,4′とは凹凸
7,7′により、嵌合したもので鋼リング5,
5′を介して鋼台金2に対して、超硬リング4,
4′を回転しないように簡単に固定でき、小型ロ
ールを組立式とすることを可能にする。従来の小
型ロールは鋼台金と超硬合金リングで組立てるこ
とが不可能であつたため全体を超硬合金で製作し
ていたが、これに較べ本案構造によれば、ロール
重量の軽量化が可能となり、さらにこの軽量化に
より高速回転するローラーの軸受の摩耗も小さく
できる効果もえられ、また超硬合金の使用量も極
端に減らすことが出来る。
第1図は従来の大型圧延ロールの一部断面側面
図である。第2図は従来の大型棒線材圧延ロール
の半部断面図である。第3図は本考案による小型
ロールの一実施例の断面図であり、第4図の0,
10断面を上側に、0,11断面図を下側に示
す。 1……ロール軸、2……鋼台金、3……鍔、4
……超硬合金リング、5……鋼リング、6……ボ
ルト、7……凹凸、8……嵌合面。
図である。第2図は従来の大型棒線材圧延ロール
の半部断面図である。第3図は本考案による小型
ロールの一実施例の断面図であり、第4図の0,
10断面を上側に、0,11断面図を下側に示
す。 1……ロール軸、2……鋼台金、3……鍔、4
……超硬合金リング、5……鋼リング、6……ボ
ルト、7……凹凸、8……嵌合面。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 鋼台金、超硬合金リングおよび鋼リングより
なる小型超硬合金ロールにおいて、 該鋼台金が中央部に鍔を有し、超硬合金リン
グはその片側面または両側面に、1箇所以上の
凸部を持ち、該凸部は半径方向に延びるキー状
であつて、かつ鍔または/および鋼リングに形
成されたキー溝である凹部に嵌合し、ロールの
カリバーは2つの超硬合金リングとその間には
さまれた鍔とからなり、かつ該鍔がカリバー底
部を形成し、鋼台金、超硬合金リングおよび鋼
リングを一体化してなることを特徴とする小型
超硬合金ロール。 (2) 鋼リングと鋼台金の円周接触面を溶接するこ
とにより、鋼台金、超硬合金リングおよび鋼リ
ングを一体化することを特徴とする実用新案登
録請求の範囲第(1)項記載の小型超硬合金ロー
ル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9379783U JPS601501U (ja) | 1983-06-17 | 1983-06-17 | 小型超硬合金ロ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9379783U JPS601501U (ja) | 1983-06-17 | 1983-06-17 | 小型超硬合金ロ−ル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS601501U JPS601501U (ja) | 1985-01-08 |
| JPH0331441Y2 true JPH0331441Y2 (ja) | 1991-07-04 |
Family
ID=30224872
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9379783U Granted JPS601501U (ja) | 1983-06-17 | 1983-06-17 | 小型超硬合金ロ−ル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS601501U (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5346262U (ja) * | 1976-09-25 | 1978-04-19 | ||
| JPS5823802A (ja) * | 1981-08-04 | 1983-02-12 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | 塩素化ゴムの製法 |
| JPS6018485B2 (ja) * | 1982-07-05 | 1985-05-10 | 住友電気工業株式会社 | 複合超硬合金製熱間圧延ロ−ル |
-
1983
- 1983-06-17 JP JP9379783U patent/JPS601501U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS601501U (ja) | 1985-01-08 |
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