JPH0331549Y2 - - Google Patents

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JPH0331549Y2
JPH0331549Y2 JP1985055769U JP5576985U JPH0331549Y2 JP H0331549 Y2 JPH0331549 Y2 JP H0331549Y2 JP 1985055769 U JP1985055769 U JP 1985055769U JP 5576985 U JP5576985 U JP 5576985U JP H0331549 Y2 JPH0331549 Y2 JP H0331549Y2
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rubber
tire
tread
sheet layer
main filling
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は重荷重用空気入りタイヤ、例えば、建
設現場または採鉱現場などにおいて使用され、特
にトレツドの片側がスムーズパターンからなる重
荷重用空気入りタイヤに関する。
(従来の技術) 従来、重荷重用タイヤの一種として、トレツド
が左右非対象で片側のみが溝のないスムーズパタ
ーンのタイヤが知られている。これらのタイヤは
トレツドの左右の摩耗比率が大きく異なる特定の
建設車両に使われていた。
しかし、このようなタイヤは、使用本数が少な
いのでモールドを新設しても採算が取れないた
め、トレツドの左右に溝があるタイヤの片側の溝
のみをトレツド部材で充填して用いることが試み
られた。例えば、第4図に示すようなものがあ
る。第4図において、31は空気入りタイヤのト
レツド部であり、トレツド部31はタイヤの赤道
面Eにほぼ直交する溝32と、この溝を未加硫ゴ
ムで充填して加硫成形した充填部(図中斜線で示
している)33とを有している。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このような重荷重用空気入りタ
イヤが建設現場または採鉱現場において、鋭角を
有する岩石、砕石の多数散在する路面、または急
坂路を重荷重で走行する場合、トレツド部31は
岩石等の繰返し衝撃または重荷重による極めて大
きい繰返し変形力を受ける。このため、元の溝と
充填部33との界面35には、極めて大きい応力
集中が起こり、充填部33が剥離するという問題
点がある。
そこで、本考案は、タイヤ金型の新設が不要
で、安価にでき、かつ、顧客の要望にも迅速に対
応して納入できる重荷重用空気入りタイヤを提供
することを目的とし、また、建設現場や採鉱現場
の厳しい使用条件下においても、前記の剥離故障
も起こらず、耐久性の優れた重荷重用空気入りタ
イヤを提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案者は、前記の剥離箇所を検討したとこ
ろ、加硫済の基本タイヤの溝面と未加硫ゴムから
なる充填物との加硫接着性が不十分なことを見い
出した。そして本考案者は、それを改善するため
さらに検討したところ、充填物の主体としては基
本タイヤのトレツドゴムと同質の未加硫ゴムを用
いても、基本タイヤの溝面と充填物の主体との間
に、双方との加硫接着性に優れる未加硫の中間ゴ
ムシート層を配置して加硫することで剥離故障を
大幅に改善できることを見い出した。
すなわち、本考案に係る重荷重用空気入りタイ
ヤは、モールド加硫で形成された基本タイヤのト
レツド溝をトレツド用未加硫ゴム部材で別途充填
して再び加硫するタイヤにおいて、充填部が主充
填ゴム部分と、この主充填ゴム部分と基本タイヤ
のトレツド溝面の間に介在する中間ゴムシート層
と、を備え、前記中間ゴムシート層は0.4〜3mm
の厚さを有するとともに、中間ゴムシート層を形
成する中間ゴムは主充填ゴム部分を形成する主充
填ゴムの成分にさらに架橋促進剤、架橋剤および
タツキフアイヤーを追加した成分からなることを
特徴としている。
なお、ここで基本タイヤとは、溝を充填する前
のタイヤのことである。
(作用) 本考案では、前記中間ゴムシート層の中間ゴム
が架橋促進剤および架橋剤を追加した成分からな
るので、再び加硫すると、この中間ゴムと加硫済
の基本タイヤのトレツドゴムおよび主充填ゴム部
分の未加硫の主充填ゴムとの架橋反応が活性化さ
れ、主充填ゴムの架橋反応および追加成分による
架橋反応がともに起こり、これらの間のゴム同志
の化学結合が加わり加硫接着性が極めて強固で優
れたものになる。
また、この再度の加硫処理によつて主充填ゴム
部分の未加硫の主充填ゴムと同じく未加硫の中間
ゴムシート層の中間ゴムとが加硫し、0.4〜3mm
の厚さを有する中間ゴムシート層が基本タイヤの
溝面および主充填部分の主充填ゴムの双方と十分
に強固に接着しているので、岩石などの衝撃また
は重荷重による大きな変形力を受けても、従来の
ように、溝と充填部との界面に応力集中が起こる
ことがなくなり、応力が中間ゴムシート層内部に
分散して低減し、剥離が起こるのを防止する。こ
のため、耐久性が極めて優れたものになる。
また、中間ゴムがタツキフアイヤーを追加した
成分として有しているので、中間ゴムが十分な粘
着性を有し、溝面の加硫済のトレツドゴムおよび
主充填ゴム部分の未加硫の主充填ゴムと十分に粘
着して、主充填ゴム部分を充填部内に確保すると
ともに再加硫後の機械的強度に影響を与えない。
ここに、前記中間ゴムシート層は、0.4〜3mm
の厚さが望ましく、0.5〜2.0mmの厚さが好まし
い。これは、中間ゴムシート層が0.4mm未満では
中間ゴムシート層内部における応力集中が大きく
なり過ぎ剥離故障が起きやすくなり、また、3mm
を超えると中間ゴムシート層の摩耗、またはカツ
ト傷が目立つて外観が低下するからである。中間
ゴムシート層の厚さWと応力集中係数の関数が第
3図に示してある。応力集中係数とは、応力集中
のない部分を1とした時の応力集中の程度を倍数
で示したものであり、第3図によりわかるよう
に、中間ゴムシート層の厚さWが0.4mm未満の厚
さになると応力集中係数が極めて大きくなり使用
が難しくなる。
なお、主充填ゴム部分の主充填ゴムとしては基
本タイヤのトレツド部のゴムと同じ耐摩耗性を有
するゴムが好ましいことは当然である。
(実施例) 第1図〜第3図は本考案に係る重荷重用空気入
りタイヤの一実施例を説明する図であり、第1図
はその正面図である。
第1図において、1は本考案に係る重荷重用空
気入りタイヤのトレツド部であり、タイヤサイズ
は建設機械用タイヤの37.25−35である。本考案
の空気入りタイヤの内部構造は通常の空気入りタ
イヤと同じであり、説明を省略する。トレツド部
1には、タイヤの赤道面Eにほぼ直交する複数の
基本タイヤの溝2が形成されており、タイヤは、
いわゆる、ラグタイプのトレツド模様を有する空
気入りタイヤである。そして、充填部3は、タイ
ヤの赤道面Eの片側の基本タイヤの溝2を充填し
ている。さらに、充填部3は、第1,2図に示す
ように、主充填ゴム部分4と中間ゴムシート層5
とからなり、そして、中間ゴムシート層5は基本
タイヤの溝面6と主充填ゴム部分4との間に埋設
され、その厚さWはほぼ1.0mmである。
また、この実施例で充填部をタイヤ赤道面から
見て片側のみとしてのは、重荷重用空気入りタイ
ヤが建設現場または採鉱現場などにおいて、例え
ば、ローダーに装着して使用する場合、タイヤの
トレツド表面において、タイヤの赤道面から見て
車の外側のトレツドが摩耗または岩石の鋭角によ
るカツト欠けなどが大きいため、外側のトレツド
部の溝を充填ゴムで充填した、いわゆる、片側ス
ムーズトレツドタイヤを特に対象としたからであ
る。
また、ゴム材料の材質としては、トレツド部1
のトレツドゴムは、SBR系のゴムを用いている。
主充填ゴム部分を形成する主充填ゴムは、汎用ジ
エン系ポリマー(天然ゴム、IR、SBR、BR等お
よびこれらのブレツド)100重量部に対しカーボ
ン、軟化剤、架橋助剤、架橋促進剤、架橋剤、老
化防止剤等をタイヤトレツドの要求性能に応じて
任意に混錬した配合物である。例えば、SBR100
重量部に対し、ISAF50重量部、アロマオイル8
重量部、亜鉛華3重量部、脂肪酸1重量部、ジフ
エニルグアニジン0.5重量部、ジベンゾチアジル
ジサルフアイド0.5重量部、N,N′−フエニル−
p−フエニレンジアミン1重量部、イオウ2.5重
量部である。また、中間ゴムシート層を形成する
中間ゴムは加硫後の接着力アツプを図るため主充
填ゴムに架橋促進剤としてテトラメチルチウムジ
サルフアイド0.1重量部、架橋剤として4−4′−
ジオス−ビス−ジモルフオリン1.0重量部および
タツキフアイヤー2重量部をブレンドした架橋系
が主充填ゴムと異なる活性化した配合組成物であ
る。
このように、トレツド部1の溝の充填部3に未
加硫の中間ゴムからなる中間ゴムシート層5およ
び未加硫の主充填ゴムからなる主充填ゴム部分を
充填し、通常のように再び加硫して本考案の重荷
重用空気入りタイヤを製造した。
次に、性能試験の結果について説明する。
前述の実施例と比較のために、同一サイズで従
来の方法によつて、トレツド部の溝に中間ゴムシ
ート層のない充填部のみを設けた比較タイヤを同
様な製造方法で製造した。
これらの重荷重用空気入りタイヤを突起を付け
たドラムを備えた大型のドラム試験機を用い、所
定の内圧5.25Kg/cm2と所定の40860Kg(120%荷
重)を負荷して極めて厳しい条件下で所定速度で
走行させた。なお、この試験条件は、JATMAの
37.25−35項目における42PR条件である。
トレツド部の基本タイヤの溝面と充填部との界
面において、剥離故障が発生するまでの走行量は
本考案の実施例のタイヤは比較例のタイヤの3倍
の走行量であり、極めて優れた耐久性能の結果を
示した。通常の使用条件の下では剥離故障は起こ
らなかつた。
なお、前述の実施例においては、ラグタイプの
トレツド模様を有する場合について説明したが、
本考案においては、この実施例に限らず、ブロツ
クタイプの空気入りタイヤまたはほぼ直線溝のリ
ブタイプの空気入りタイヤのように、ラグライブ
のタイヤ以外でも用いることができる。
(発明の効果) 以上説明したように、本考案によれば、タイヤ
金型の新設が不要であり、また、極めて安価にか
つ、迅速に顧客の要望に対応できる。また、厳し
い作業現場で使用されても、充填部の剥離故障の
発生もなく、耐久性を極めて大幅に向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案に係る重荷重用空気入
りタイヤの一実施例を説明する図であり、第1図
は本考案の重荷重用空気入りタイヤのトレツド部
の正面図、第2図はその要部拡大断面図、第3図
は中間ゴムシート層の応力集中を説明するグラフ
である。第4図は従来の重荷重用空気入りタイヤ
のトレツド部の正面図である。 1……トレツド部、2……基本タイヤの溝、3
……充填部、4……主充填ゴム部分、5……中間
ゴムシート層、6……基本タイヤの溝面、E……
タイヤ赤道面、W……中間ゴムシート層の厚さ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. モールド加硫で形成された基本タイヤのトレツ
    ド溝をトレツド用未加硫ゴム部材で別途充填して
    再び加硫するタイヤにおいて、充填部が主充填ゴ
    ム部分と、この主充填ゴム部分と基本タイヤのト
    レツド溝面の間に介在する中間ゴムシート層と、
    を備え、前記中間ゴムシート層は0.4〜3mmの厚
    さを有するとともに、中間ゴムシート層を形成す
    る中間ゴムは主充填ゴム部分を形成する主充填ゴ
    ムの成分にさらに架橋促進剤、架橋剤およびタツ
    キフアイヤーを追加した成分からなることを特徴
    とする重荷重用空気入りタイヤ。
JP1985055769U 1985-04-15 1985-04-15 Expired JPH0331549Y2 (ja)

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JPS61170525U JPS61170525U (ja) 1986-10-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51158002U (ja) * 1975-06-09 1976-12-16
FR2354190A1 (fr) * 1976-06-10 1978-01-06 Michelin & Cie Procede de rechapage de pneumatiques
JPS56163004U (ja) * 1980-05-07 1981-12-03

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JPS61170525U (ja) 1986-10-22

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