JPH0331690A - スラグカット方法ならびにそれに供せられる溶湯容器 - Google Patents

スラグカット方法ならびにそれに供せられる溶湯容器

Info

Publication number
JPH0331690A
JPH0331690A JP16811289A JP16811289A JPH0331690A JP H0331690 A JPH0331690 A JP H0331690A JP 16811289 A JP16811289 A JP 16811289A JP 16811289 A JP16811289 A JP 16811289A JP H0331690 A JPH0331690 A JP H0331690A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
molten metal
slag
converter
side wall
pouring port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16811289A
Other languages
English (en)
Inventor
Nagayasu Bessho
別所 永康
Hisao Yamazaki
久生 山崎
Tsutomu Nozaki
野崎 努
Katsuhiro Noguchi
野口 勝弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
Priority to JP16811289A priority Critical patent/JPH0331690A/ja
Publication of JPH0331690A publication Critical patent/JPH0331690A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Furnace Charging Or Discharging (AREA)
  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はスラグカット方法ならびにそれに供せられる溶
湯容器に係り、詳しくは、溶湯容器の底部若しくは側壁
に注湯口を備えた注湯口から溶湯を排出させる際に、注
湯口付近に不活性ガスの供給あるいは注湯口を覆うよう
に設けた邪魔板によりスラグの混入を防止する溶湯容器
からの7918排出時におけるスラグカット方法ならび
にそれに供せられる溶S容器に係る。
従  来  の  技  術 従来、製鋼分野において、溶鉄を容器から容器へ移しか
える時、例えば、転炉から取鋼、取鋼からタンデイツシ
ュ、タンデイツシュからモールドへ溶鋼を移しかえる際
、溶鋼表面に浮遊するスラグが注湯口からの注湯流に巻
き込まれ、製鋼作業上あるいは、品質上、以下に示すよ
うな問題が生じていた。
(1)転炉から取鍋への注湯 転炉吹錬後の炉内スラグは酸化鉄に冨み、取鋼への出鋼
中転炉内の鋼浴深さが浅くなると、第15図に示すよう
に、炉内スラグが溶鋼注湯流に巻き込まれ、取鋼内に流
出する。
このような炉内スラグの鋼内への混入により以下の弊害
を生じている。
a)出鋼中あるいは出鋼後、鋼中の酸素[0]の還元剤
として使用するAIが、鍋内でスラグ中の酸化鉄との反
応に消費され、AI原単位が増加する他に、鋼中にAI
の適量を添加することがむずかしい。
b)キルド処理の終了後も、鋼中AIとスラグ中酸化鉄
との反応によりA303が生成し、鋼中全酸素量、すな
わち介在物量を増大させ、スラブ品質の欠陥を沼(。
C)鍋内への混入スラグ量が多いと、AI灰等でスラグ
還元を実施する場合、AI灰の使用量が多くなり、かつ
完全にスラグ中の酸化鉄が還元しきれず、b)の要因に
よりスラブ品質の欠陥を招き易い。
d)鋼内への混入スラグ量が多いと、AI灰等でスラグ
還元を実施する場合スラグ中のP2O5とAlが反応し
て復Pを生ずる。
2)取鍋からタンデイツシュへの注湯 a)タンデイツシュ内でスラグ中のFe01Sin2と
鋼中のAjが反応し、溶鋼を汚染する。
b)タンデイツシュ内のスラグ重量が増加し、連続鋳造
が困難となる。
3)タンデイツシュからモールドへの注湯a)タンデイ
ツシュスラグが凝固シェルに付着し、表面若しくは内部
の介在物性欠陥となる。
b)タンデイツシュスラグが浸漬ノズルに詰まりを生じ
、モールド内の偏流をひきおこすことにより、鋳片の気
泡性、介在物性欠陥が増加する。
このように溶湯容器から溶鋼を移しかえする際に、溶鋼
中のスラグが巻き込み現象を生ずる理由についてざらに
説明すると、次の通りである。
例えば、第15図に示す転炉出鋼の例において、転炉吹
錬終了後、転炉1を傾動させ、溶鋼2を転炉1から取v
A4に出鋼するが、第16図に示す如く溶鋼の浴深さ(
)I)が低下すると溶鋼浴面上のスラグ3が第15図に
示すように溶鋼の注湯流7に巻き込まれる。このような
スラグの巻き込み6の現象は、イ)溶鋼を水、スラグを
流動パラフィンに置き換えてシミュレートした水モデル
実験において、口)また、電la誘導式スラグ検知な転
炉出鋼口に取付けた文献5tahl u、 Eisen
 108(1988)Nr、18P54においても確認
されている。
また、取鍋からタンデイツシュに溶鋼を移しかえる従来
法の例を第18図に示すが、転炉の場合と同様に、注湯
終了近くになり浴深さが浅くなって、スラグの注湯流に
よる巻き込みが1!察される。
また、タンデイツシュからモールドへの注湯においても
同様のスラグの巻き込み現象が生じている。
このようなスラグの巻き込み現象は、 a)注miによる吸い込みで生ずる例えば第15図中に
矢印Aで示した鋼浴表面での注湯口に向う速度。
b)注湯口近傍で増大する第15図中矢印Bで示した旋
回運動速度。
の両者によって生ずることが前記イに記載した水モデル
実験より確認されている。
このように従来の転炉出鋼、取鍋からタンデイツシュ、
タンデイツシュからモールドへの注湯において、スラグ
の巻き込みによる製鋼作業上、スラブ品質上の弊害が大
であった。
これらのスラグの巻き込みを防止する方法として、例え
ば、転炉出鋼の終了はオペレーターが取鍋4内の浴面に
スラグの混入を確認後、転炉炉体を傾動する方法、ある
いは電磁誘導式スラグ検知法でスラグの出鋼口5でのス
ラグ信号を確認後、転炉を傾動させる方法が採用されて
いる。このように注湯口近傍にガス吹き込み機能を有さ
ないものを従来法Aと称す。
しかし、従来法Aはいずれも目視若しくはスラグの出鋼
口でのスラグ信号により処置されるため、タイムラグを
生じ、スラグ混入が十分に防止されないという問題があ
った。
そこで、これらを改善する方法として、第17図に示す
ように、出鋼口レンガをポーラスレンガ8aとし、そこ
からガスを2001.1m i n程度吹き込む方法(
以下、従来法Bという。)が提案された(文題1ron
making and 5teeZa+akir+g 
IH1984)&6、P332参照)。
本発明者らも転炉出鋼口をポーラスレンガ8aとし、従
来法Bと同様の試みを280を転炉で実施した。しかし
、転炉における従来法8の欠点として以下の問題が認め
られた。
1)ポーラスレンガ8aが転炉スラグ3で損金、消耗さ
れ、出鋼口の寿命は高々200ヒートで類い。
2)ポーラスレンガ8aがらのガス流量は高々300Z
/lin、最大であり、スラグの混入を完全に防止する
にはガスR量が不足している。
発明が解決しようとする課題 本発明は上記問題の解決を目的とするもので、具体的に
は、溶湯容器の底部若しくは側壁に備えた注湯口付近に
不活性ガスの供給若しくは邪魔板を設けてスラグの混入
防止するようにした′;fj湯容器からの溶湯排出時に
おけるスラグカット方法ならびにそれに供せられる溶湯
容器を提案することを目的とする。
課題を解決するための 手段ならびにその作用 すなわち、本発明は溶湯容器の底部若しくは側壁に備え
た注湯口から溶湯を排出させる際に注湯口近傍のIll
壁から不活性ガスを注湯口若しくは注湯口近傍に向けて
噴射させるかあるいは注湯口の直上を覆うように溶湯容
器の内壁から延出した邪魔板を設けて注湯口にスラグの
混入防止することを特徴とし、また、底部若しくは側壁
に注湯口を備えた溶湯容器において、注湯口の周辺に不
活性ガスを噴出する環状スリット羽口若しくは複数の単
管羽口あるいは注湯口近傍のfM壁に不活性ガスを噴出
するスリット羽口若しくは単管羽口を11以上設けて成
ることを特徴とする。
以下、本発明の手段たる構成ならびにその作用について
説明すると、次の通りである。
本発明者らは種々の水モデル実験を繰返し、特に注湯口
とfil壁位置ならびにI壁の形状の関係について調査
した。その結果、スラブの巻き込み虚は注湯口位置を側
壁位置に近づけるほど減少することを確認した。これは
側壁の効果によりスラグの巻き込みの原因となる第15
図中の矢印A、Bの速度が減少するためと考えられる。
また、注湯口上方を覆うように邪魔板を設けるとスラグ
の巻き込みが減少すること、更に、この側壁より注湯口
、上部にガスを横方向より吹き込むことによりスラグ巻
き込みがより顕著に減少するということを確認した。
更に進んで研究開発を行ない、この研究に基づいて本発
明は成立したものである。
以下、図面に従って本発明を説明する。
第1図(aj、(b)ならびに(C)はそれぞれ本発明
を実施する際に用いられる一〇の装置を示し、(alは
転炉の断面図、(b)は(alの底から見た斜視図なら
びに<raは底から見た他の実施例の斜視図であり、第
2図は本発明を実施する際に用いられる他の装置の一例
の取鋼の断面図であり、第3図は本発明を実施する際に
用いられる他の装置の一例の転炉の断面図であり、第4
図は本発明を実施する際に用いられる他の装置の一例の
転炉の断面図であり、第5図(a)は本発明を実施する
際に用いられる他の装置の一例の取鍋の縦断面図、第5
図(b)は(a)のA−All断面図であり、第6図(
a)は本発明を実施する際に用いられる他の装置の一例
の取鋼の縦断面図、第6図(b)は(a)のB−B線断
面図であり、第1図(a)、(b)、(C)ならびに(
dlはそれぞれ本発明を実施する際に用いられる他の装
置の一例を示し、ta+は転炉の断面図、(b、)は(
a)の注湯口の横断面図、(0)は(IllのC−C線
断面図、(d)は他の実施例の注湯口の横断面図であり
、第8図は本発明に用いられる他の装置の一例の取鍋な
らびにタンデイツシュに適用した説明図であり、第9図
(a)ならびに(b)はそれぞれ本発明法ならびに従来
法の取鍋内へのスラグ流出貴ならびに炉内残鋼量との関
係を示すグラフであり、第10図ならびに第11図はそ
れぞれ本発明を実施する際に用いられる他の装置の一例
の転炉の説明図であり、第12図(a)ならびに(b)
はそれぞれ本発明法1、本発明法2ならびに従来法と取
鍋内へのスラグ流出量ならびに炉内外IIとの関係を示
すグラフであり、第13図は本発明法と従来法の転炉使
用時の出鋼口寿命の関係を示すグラフであり、第14図
は本発明法と従来法Aと従来法Bのスラグ流出量の関係
を示すグラフであり、′i!415図、第16図ならび
に第11図はそれぞれ従来例の一例を示す転炉の断面図
であり、第18図は他の従来例の一例を示す取鋼の断面
図である。
符号1は転炉、2は溶鋼、3はスラグ、4は取鋼、5は
出鋼口(注湯口)、6はスラグ巻き込み、1は注湯流、
8は側壁、8aはポーラスレンガ、9は管状羽口、10
はガス供給管、11はガスヘッダー12はスリット羽口
、13はスリットの間隙、14はスライディングノズル
、15はロングノズル、16は取鋼注湯ロレンガ、17
は羽口取付は用レンガ、18はタンデイツシュ、19は
浸漬ノズル、20はモールドを表わす。
本発明を実施する際に用いられる転炉の例について第1
図(a)ならびに(b)に従い説明する。
転炉出鋼の注湯口レンガの近傍を耐火物で成形し、注湯
口5近傍に側I8を設け、さらにこの側壁レンガの中に
金属製(例えばSuS製)の管状羽口9を1乃至複数本
埋込む。転炉吹錬中は羽口からのガス供給は、炉内のス
ロッピングあるいはダストの羽口ぺの付着によるrj1
1塞を防止するに必要な最小限度の1(例えば101/
5in)流す。
転炉収線が終了し、転炉を出鋼側に傾転させる前にN2
、Ar等の不活性ガスを500〜10001 /sin
ガス供給管10、ガスヘッダー11を介し、側壁8のレ
ンガより注湯口上部に横方向から吹き込む。
このガス吹き込み操作は出鋼側へ転炉を傾転してから出
鋼が完全に軽了し、転炉を装入あるいは垂直位置に戻す
まで継続する。
なお、管状羽口9の直径としては、イ)溶鋼が羽口内に
侵入しない。口)ガス流量の確保ができる。ハ)製作上
の容易さ、から現場実験において1〜5關φのものが最
適であった。
また、羽口形状としては第1図(b)に示した管状羽口
以外にスリット状羽口12を用いても良い。
スリット状羽口の一例を第1図(C)に示すが、側壁8
に直線状金属製スリット12を設け、ガスを吹き込むも
のである。そのスリットの間隙13としては管状羽口と
同様の条件から1〜5Illlが最適であった。
本発明と従来法と比較すると、以下の長所が認められた
■出鋼開始時に取鍋に流入するスラグをカットできる。
■側壁を注湯口近傍に設けることによりスラグ巻き込み
が減少するが、この側壁よりガスを吹き込むことにより
更に顕著な効果が認められる。
また、取鍋での本発明の適用例を第2図に従い説明する
取鍋4においては第18図に示す従来の取鍋4の注湯口
5位置なより側壁8に近づけることにより、転炉の場合
のように側壁を形成するための耐火物施工は不要となる
。ガス供給管10、ガスヘッダー11を介して、N2、
Ar等の不活性ガスを側壁8より管状羽口9を介し、横
方向に溶鋼2あるいはスラグ3中に吹き込むと、溶鋼中
にスラグを巻き込まれることな(、スライディングノズ
ル14ならびにロングノズル15を介して取鍋から排出
される。
本発明を実施する際に用いられる他の装置の一例の転炉
の例について説明する。第3図に示すように転炉出鋼の
注湯口5近傍のレンガの形状を側壁8のレンガの一部が
注湯口5の直上を完全に覆うように構成する。第3図の
場合、注湯部の炉内鋼浴に対する開孔面は溶鋼2の浴面
と垂直になり、スラグ3の注湯ロ5ヘガ吸い込み力が弱
まるものと思われる。
上記発明にガス吹き機能を付加した発明を第4図に従い
説明する。
また、第3図の側壁レンガの構成以外に、第4図に示す
ように注湯口5近傍の底部レンガよりの金属製(例えば
SO3製)の管状羽口9を用いたガス吹き、あるいは、
側壁8のレンガに金属製の管状羽口9を取付け、これら
羽目からガス供給ができるように構成する。
なお、管状羽口9の代わりに第1図に示す金属製のスリ
ット状羽口12を用いても同様の効果が得られた。羽口
からのガス供給は以下のように実施する。
イ)転炉吹錬中は、炉内のスロッピングあるいはダスト
の羽口ぺの付着による閉塞を防止するに必要な最小限度
の!(例えば101 /m1nt流す。
口)転炉層線が終了し、転炉を出鋼側に傾転する前に、
N2. Ar等の不活性ガスを500〜1000//l
1in、ガス供給管10からガスヘッダー11を介し、
上記管状羽口9又はスリット羽口12より鋼浴2あるい
はスラグ3中に吹き込む。このガス吹き込み操作は、出
鋼側に転炉1を傾転してから、出鋼が完全に終了し、転
炉を装入あるいは垂直位置に戻すまで継続する。
なお、管状羽口9の直径としては、イ)溶鋼が羽口内に
侵入しない。口)ガス流量の確保ができる。ハ)製作上
の容易さ等から現場実験において1〜5Mφが最適であ
ることが確認された。
なお、スリット状羽口12を用いる場合にも同様の理由
からその間隙は1〜5ffIltf最適であった。
取鍋での本発明の構成を図面に従い説明する。
第5図(a)ならびに(blに示すように取鋼での注湯
口5近傍の側壁レンガを成形し、側壁8のレンガの一部
が注湯口の直上を完全に覆うようにする。第5図(al
ならびに(b)の場合、注湯部の取鍋内鋼浴に対する開
孔面は、溶鋼の浴面と垂直になり、スラグ3の注湯口5
への吸い込み力が弱まるものと思われる。
次に、上記構造のものにガス吹き機能を付加した例につ
いて図面に従い説明する。
第5図(a)ならびに(b)の側壁8のレンガの構成以
外に、第6図(a)ならびに(b)に示すように注湯口
5近傍の底部レンガより金属製(例えばSO3製)の管
状羽口9を用いたガス吹きあるいは側壁8のレンガに金
属製の管状羽口9を取付け、該羽口からのガス吹きを実
施する。この管状羽目に代わるスリット状羽口あるいは
ポーラスレンガの利用も同様に効果的である。
本発明を実施する際に用いられる装置の他の例の転炉の
例を図面に従い説明する。
第7図(a)、(b)ならびに(C)に示すように転炉
出鋼の注湯口16のレンガの外側にガス吹き込み用羽口
取付はレンガ11を配設し、その中に金属製(例えばS
O3製)の管状羽口9を1乃至複数本埋込む。転炉吹錬
中は管状羽口9からのガス供給は、炉内のスロッピング
あるいはダストの付着による羽口閉塞を防止するに必要
な最小限度の量だけ(例えば10j/sin程度)流し
ている。転炉吹錬が終了し、出鋼側に傾転させる前に、
N2、Ar等の不活性ガスを500〜10001 /n
+in、ガス供給管10、ガスヘッダー11を介し吹き
込む。このガス吹き込み操作は、出鋼側へ傾転後、取鍋
への出鋼が終了するまで継続する。
なお、管状羽口9の直径としては、溶鋼が羽口内に侵入
しないことおよびガス流量の最大値から現場実験におい
て確認し、1〜5mlφが最適であった。
また、羽口形状としては、第1図(111ならびに(C
)に示した管状羽口以外に、第7図(d)に示すスリッ
ト状羽口が適していることが種々の現場実験より確認さ
れた。第7図(d)では、;上湯口と同心円状のスリッ
ト羽口12よりガスを吹き込むものである。スリットの
間隙13としては1〜5aが管状羽口と同様の条件から
決定された。
なお、この方法は、第8図に示すように、転炉の他に取
鋼からタンデイツシュ、タンデイツシュからモールドに
溶鋼を供給する場合に適用しても、転炉のスラグカット
と同様に大巾なスラグ混入の低減および溶鋼の鍋内、タ
ンデイツシュ内、残鋼量の低減が図られたことはいうま
でもない。
実施例 以下、実施例をあげてさらに具体的に説明する。
実施例16 本発明法ならびに従来法を第1表に示す実験条件で同一
の転炉にて比較した。なお、転炉での吹止め成分はC=
 0.05%、P = 0.005%とした。
第1図(b)に示すように180mφ内径の注湯口中心
より140@離れた炉口側に600m高さの側壁を設け
、炉底より、50111m高さの位置に第1図(a)に
示した角度α−45゛で3本のSUS製管状羽口(内径
3Mφ)を取付けた。本発明の実施にあたり、出鋼直前
より出鋼が完了するまで8001 /sinのArガス
を羽口より吹き込んだ。
第1表 実験条件 従来法は第15図に示したように、側壁およびガス吹き
込み機能を有しないもので、出講口は180■φと同一
とした。この時の取鍋へのスラグ流出量、炉内残鋼量の
結果を第9図(alならびに(b)に示した。
なお、取鍋内へのスラグ流出量は従来法を1として相対
値比較で示した。なお、従来法の値は2.7tスラグ/
ヒートとし、転炉から取鋼出鋼中にトレーサーとして液
化ストロンチウムを701(g投入してその希釈度によ
り定漁化した。炉内残鋼量は従来法を1として相対値比
較で示した。
なお、従来法の値は3.5を鋼/ヒートとし、湯残し塵
は、残鋼を出鋼鋼とは異なる取鋼に受ける際、炉口から
の注湯流にCuを添加してCUの希釈度より求めた。
これより本発明法の実施により、従来法と比較して取鍋
へのスラグ流出量が12%になり、かつ炉内残鋼量も従
来の30%に低減することができ、鋳片品質上、歩留り
上大巾なメリットを享受できるようになった。
なお、本発明法を第2図に示したような取鋼およびタン
デイツシュに適用しても転炉の場合とほぼ同様の効果が
認められた。
実施例2゜ 本発明の転炉における実施例と従来法とを比較した。実
験は同一の転炉で実施し、その実験条件をまとめて第2
表に示す。なお、転炉での吹止め成分はC−0,03%
、P = 0.007%の目標とした。
本発明法−1゜ 190111+1φ内径の注湯口を設け、注湯口のレン
ガ形状を第10図に示すように施した。なお、aは19
0■φ、bは300WR%cは100@、dは1ooI
i11トした。
本発明法−2゜ 第10図の注湯口レンガ形状において、第1図に示すよ
うにaは19011φ、bは300mR%cは100u
、dは100m、eQ30111トし、更ニCレニSU
S製3.511φの電状羽口を等間隔で3本設けたもの
を用いた。
次いで、出鋼直前より出鋼完了まで7501 /gai
nのArガスを吹き込んだ。
従来法。
第15図に示す構造で190wφ内径の注湯口を有する
ものを用いた。
第2表 実験条件 従来法と本発明法−1、−2の取鋼へのスラグ流出世、
炉内残mlを比較して第12図(a)ならびに(bJに
示す。
なお、取鍋内へのスラグ流出量は、従来法を1として相
対値比較で示した。なお、従来法の値は3.5tスラグ
/ヒートとし、転炉からの取鍋出鋼中にトレーサーとし
て酸化ストロンチウムをgokg投入してその希釈度よ
り評価した。炉内残鋼量は従来法を1として相対値比較
で示した。
なお、従来法の値は4,6ttJ4/ヒートとし、転炉
内桟鋼量の求め方は、残鋼を出鋼鋼と別の取鋼に受ける
際、炉口からの注湯流にCuを添加してCuの希釈度よ
り求めた。
本発明法−1によれば、取鋼内へのスラグ流出量は0.
2に低減し、かつ、転炉内の残鋼量も0.35に低減し
ている。なお、管状羽口からのガス吹き込みを併用した
本発明法−2を採用した場合、取鋼内へのスラグ流出量
、転炉内の残鋼量は従来法の0.05.0.10とスラ
グ流出の抑制および出鋼小止りの向上にその効果が著し
い。
寅施例3゜ 本発明法および従来法8を第3表の実験条件で同一の転
炉にて比較した。なお、鋼種は全て低炭低P材(C−0
,04〜0.05%、P≦0,010)を用いた。
本発明法は第7図(al、(b)ならびに(C)に示す
構造の転炉を用い、200φ内径の注湯口レンガ中心よ
り15081の位置に4本の(SUS製)管状羽口を第
7図(b)に示すように90°間隔で配置した。
なお、内径は3關φ、艮ざは600關とした。出鋼中は
Arガスを4本羽口で7501 /1n流した。
従来法Bは第17図に示す構造の転炉を用い、ポーラス
レンガ8aは内径200φ、外径300φ、長さ600
■のものを採用した。ガス流量は2501./■+nt
、か本発明法と同様の配管系でテストしたが、流すこと
ができなかった。
第3表 実験条件 第13図に従来法Bと本発明法使用時の転炉出鋼口寿命
の比較を示す。ポーラスレンガを出鋼口レンガとした従
来法Bでは炉内スラグによる損耗が激しく230ヒート
の使用で出鋼口を取替補修しなければならなかった。し
かし、本発明法においては出鋼口寿命は3050ヒート
と炉壁補修の回数と同様となった。
また、第14図に第3表の実験条件下で第16図に示す
従来法Aと第11図に示す従来法Bと本発明法の転炉か
ら取鍋へのスラブ流出量の比較を示した。
なお、取鍋へのスラブ流出量は従来法への転炉スラグか
ら取鍋への流出量を1とした。これは2.1tスラグ/
ヒートに相当する。なお、取鋼へのスラグ混入量は出鋼
流にトレーサーとして酸化バリウム(Ba(11を10
0に9投入してその希釈度より求めた。
従来法Bは従来法人に較べてスラグ混入量を30%に抑
えることができるが、ポーラスレンガのためのガスII
不足およびポーラスレンガの損耗により出鋼口が大きく
なり、スラグカットを行なうのがむずかしいことと、ま
た、ポーラスレンガの損耗変形のため、吹き込みガスが
ポーラスレンガ直上より有効に出る量が少なく、横側の
出鋼口にガスが出て、注湯流に巻き込まれ、転炉炉内の
鋼浴面上に有効に浮上するガス量が少なくなるため、本
発明法よりスラグ流出世が多(なる。従って、第14図
に示した本発明法を利用すれば、転炉から取鋼へのスラ
グ混入量を従来法への1720、従来法Bの176に低
減とすることができる。
〈発明の効果〉 以上詳しく説明したように、本発明は、溶層容器の底部
若しくは側壁に備えた注湯口から溶湯を排出させる際に
、注湯口近傍の側壁から不活性ガスを注湯口若しくはそ
の近傍に向けて噴出させるか若しくは注湯口を覆うよう
に溶湯容器の内壁から延出した位置に設けた邪魔板によ
り注湯口にスラグの流入を防止したことを特徴とし、ま
た、底部若しくは側壁に注湯口を備えた溶湯容器におい
て、注湯口の周辺に不活性ガスを噴出する環状スリット
羽口若しくは複数の単管羽口または注湯口近傍の側壁に
不活性ガスの噴出するスリット羽口若しくは単管羽口を
1個以上設けたご゛とを特徴とする。
従って、本発明によれば従来例に比べてスラグ流出量が
著しく低減することができ、出鋼歩出りを向上すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、(b)ならびに(C)はそれぞれ本発明
を実施する際に用いられる一つの装置を示し、(a)は
転炉の断面図、(b)は(alの底から見た斜視図なら
びに(C)は底から見た他の実施例の斜視図、第2図は
本発明を実施する際に用いられる他のi置の一例の取鍋
の断面図、第3図は本発明を実施する際に用いられる他
の装置の一例の転炉の断面図、第4図は本発明を実施す
る際に用いられる他の装置の一例の転炉の断面図、第5
図(a)は本発明を実施する際に用いられる他の装置の
一例の取鍋の縦断面図、第5図(b)は(a)のA−A
線断面図、第6図(a)は本発明を実施する際に用いら
れる他の装置の一例の取鋼の縦断面図、第6図(1))
は(a)のB−B線断面図、第7図(a)、(b)、(
C)ならびに(d)はそれぞれ本発明を実施する際に用
いられる他の装置の一例を示し、(a)は転炉の断面図
、(b)は(a)の注湯口の横断面図、(0)は(b)
のC−C線断面図、(d)は他の実施例の注湯口の横断
面図、第8図は本発明に用いられる他の装置の一例の取
鍋ならびにタンデイツシュに適用した説明図、第9図(
a)ならびに(b)はそれぞれ本発明法ならびに従来法
の取鍋内へのスラグ流出型ならびに炉内残鋼量との関係
を示すグラフ、第10図ならびに第11図はそれぞれ本
発明を実施する際に用いられる他の装置の一例の転炉の
説明図、第12図(a)ならびに(b)はそれぞれ本発
明法1、本発明法2ならびに従来法と取鍋内へのスラグ
流出mならびに炉内残鋼量との関係を示すグラフ、第1
3図は本発明法と従来法の転炉使用時の出鋼口寿命の関
係を示すグラフ、第14図は本発明法と従来法Aと従来
法Bのスラグ流出街の関係を示すグラフ、第15図、第
16図ならびに第17図はそれぞれ従来例の一例を示す
転炉の断面図、第18図は他の従来例の一例を示す取鋼
の断面図である。 符号1・・・・・・転炉 2・・・・・・溶鋼 3・・・・・・スラグ 4・・・・・・取鋼 5・・・・・・出鋼口(注湯口) 6・・・・・・スラグ巻き込み 1・・・・・・注′iA流 8・・・・・・側壁 8a・・・・・・ポーラスレンガ 9・・・・・・管状羽口 10・・・・・・ガス供給管 11・・・・・・ガスヘッダー 12・・・・・・スリット羽口 13・・・・・・スリットの間隙 14・・・・・・スライディングノズル15・・・・・
・ロングノズル 16・・・・・・注湯口レンガ 17・・・・・・羽口取付は用レンガ 18・・・・・・タンデイツシュ 19・・・・・・浸漬ノズル 20・・・・・・モールド

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)溶湯容器の底部若しくは側壁に備えた注湯口から溶
    湯を排出させる際に、前記注湯口近傍の側壁から不活性
    ガスを前記注湯口若しくはその近傍に向けて噴出させ、
    前記注湯口にスラグの流入を防止することを特徴とする
    溶湯容器からの溶湯排出時におけるスラグカット方法。 2)溶湯容器の底部若しくは側壁に備えた注湯口から溶
    湯を排出させる際に、前記注湯口を覆うように前記溶湯
    容器の内壁から延出した邪魔板により前記注湯口にスラ
    グの流入を防止することを特徴とする溶湯容器からの溶
    湯排出時におけるスラグカット方法。 3)前記邪魔板から不活性ガスを噴出することを特徴と
    する請求項2記載の溶湯容器からの溶湯排出時における
    スラグカット方法。 4)前記注湯口の近傍から不活性ガスを噴出することを
    特徴とする請求項2または3のうちいずれか一方に記載
    された溶湯容器からの溶湯排出時におけるスラグカット
    方法。 5)底部若しくは側壁に注湯口を備えた溶湯容器におい
    て、前記注湯口の周辺に不活性ガスを噴出する環状スリ
    ット羽口を設けたことを特徴とする溶湯容器。 6)底部若しくは側壁に注湯口を備えた溶湯容器におい
    て、前記注湯口の周辺に、不活性ガスを噴出する複数の
    単管羽口を設けたことを特徴とする溶湯容器。 7)底部若しくは側壁に注湯口を備えた溶湯容器におい
    て、前記注湯口近傍の側壁に不活性ガスを噴出するスリ
    ット羽口を設けたことを特徴とする溶湯容器。 8)底部若しくは側壁に注湯口を備えた溶湯容器におい
    て、前記注湯口近傍の側壁に不活性ガスを噴出する単管
    羽口を1個以上設けたことを特徴とする溶湯容器。
JP16811289A 1989-06-28 1989-06-28 スラグカット方法ならびにそれに供せられる溶湯容器 Pending JPH0331690A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16811289A JPH0331690A (ja) 1989-06-28 1989-06-28 スラグカット方法ならびにそれに供せられる溶湯容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16811289A JPH0331690A (ja) 1989-06-28 1989-06-28 スラグカット方法ならびにそれに供せられる溶湯容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0331690A true JPH0331690A (ja) 1991-02-12

Family

ID=15862077

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16811289A Pending JPH0331690A (ja) 1989-06-28 1989-06-28 スラグカット方法ならびにそれに供せられる溶湯容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0331690A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR0170045B1 (ko) 와류억제용 유동조절장치
JPS6036460B2 (ja) 渦流式反応器及び溶融金属に固体物質を添加する為の方法
EP0334915B1 (en) Process for heating molten steel contained in a ladle
WO1993000190A1 (en) Apparatus for retaining slag during the discharge of molten metal from a tundish
JP2774265B2 (ja) 硫化物材料の乾式製錬のための浴機構
JPH0150833B2 (ja)
JPH0331690A (ja) スラグカット方法ならびにそれに供せられる溶湯容器
JP7238275B2 (ja) 連続鋳造方法
JP2011179041A (ja) 転炉内地金の除去方法
CN101368223A (zh) 一种用于转炉偏底出钢的方法
JP2001129645A (ja) 連続鋳造用浸漬ノズルおよび連続鋳造方法
SK14382001A3 (sk) Spôsob a zariadenie na odpich roztaveného kovu z metalurgických taviacich nádob
JP2001303122A (ja) スラグの流出防止のための転炉出鋼方法及びその装置
JP2011194420A (ja) 高清浄度鋼の製造方法
JPH0416526B2 (ja)
JPH01252716A (ja) 溶融金属内への粉体吹込方法および粉体吹込用ランス
KR100436400B1 (ko) 고청정 주조품 제조를 위한 래들
JP7364893B2 (ja) 溶鋼の給湯方法
JP7234837B2 (ja) 連続鋳造方法
JP7269480B2 (ja) 連続鋳造方法
JPS62196314A (ja) 転炉操業方法
JPH0478690B2 (ja)
CN118989303A (zh) 一种上方出钢的钢包及采用其浇注的方法
CN119639992A (zh) 一种利用长水口喷吹粉剂的钢液脱硫方法
JPS62230930A (ja) 溶湯の出湯方法