JPH0332595B2 - - Google Patents
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- JPH0332595B2 JPH0332595B2 JP19903482A JP19903482A JPH0332595B2 JP H0332595 B2 JPH0332595 B2 JP H0332595B2 JP 19903482 A JP19903482 A JP 19903482A JP 19903482 A JP19903482 A JP 19903482A JP H0332595 B2 JPH0332595 B2 JP H0332595B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lithium
- grease
- test
- boric acid
- acid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Lubricants (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は高い極圧性、高い滴点、長い潤滑寿命
を有する高品質のリチウムコンプレツクスグリー
ス組成物に関する。
を有する高品質のリチウムコンプレツクスグリー
ス組成物に関する。
従来、リチウム石けんグリースは耐熱性、耐水
性が比較的良好で、また、あらゆるタイプの潤滑
油基剤への石けんの分散が容易であり、価格的に
も適当である等の利点によつて広く用いられてき
た。しかし、リチウム石けんグリースの場合、使
用環境・条件が130℃以上の高温になると、酸化
劣化によるミセルの破壊、付着力の減少、軟化や
離油度増加などにより、グリースの潤滑作用が急
速に失われる欠点がある。
性が比較的良好で、また、あらゆるタイプの潤滑
油基剤への石けんの分散が容易であり、価格的に
も適当である等の利点によつて広く用いられてき
た。しかし、リチウム石けんグリースの場合、使
用環境・条件が130℃以上の高温になると、酸化
劣化によるミセルの破壊、付着力の減少、軟化や
離油度増加などにより、グリースの潤滑作用が急
速に失われる欠点がある。
これらの欠点を補う耐熱性グリースとして、滴
点が極めて高い非石けん基グリースや各種コンプ
レツクスグリースなどが開発されているが、長期
間の使用で増ちよう剤が硬化したり、極度に軟化
したりする等の欠点がある。しかも、極めて高価
であるなどの欠点もあり、用途がおのずから限定
されている。
点が極めて高い非石けん基グリースや各種コンプ
レツクスグリースなどが開発されているが、長期
間の使用で増ちよう剤が硬化したり、極度に軟化
したりする等の欠点がある。しかも、極めて高価
であるなどの欠点もあり、用途がおのずから限定
されている。
一方、グリースの使用環境は機械装置の小型化
や作動部の高速化に伴い悪化しつつある。例え
ば、自動車などの電装部品用軸受のように、エン
ジンの熱源を近くにひかえた部位で使用する場
合、その軸受を潤滑するグリースは特に高い温度
条件に長時間されされる。こうした場合、グリー
スは充分な耐高温性、耐久性等を備えている必要
がある。また、工業の発達に伴い、機械はより高
荷重で苛酷な条件で運転されるようになり、それ
に耐えうる潤滑グリースを必要としている。現在
高荷重用グリースとしては高荷重の条件を満たす
ために多量の極圧添加剤を添加している。しか
し、極圧添加剤は一般に環境を汚染したり腐食を
伴つたりする欠点を持つている。例えば、良好な
極圧性を有する添加剤のうちで、カドミウム、ア
ンチモン等を含むものは毒物として使用できなく
なつている。また、腐食という点では塩素系の極
圧添加剤は100℃以上で鉄、鋼等を発錆、腐食さ
せる傾向を持つている。他の極圧添加剤も同様の
性質を持つものが少なくない。
や作動部の高速化に伴い悪化しつつある。例え
ば、自動車などの電装部品用軸受のように、エン
ジンの熱源を近くにひかえた部位で使用する場
合、その軸受を潤滑するグリースは特に高い温度
条件に長時間されされる。こうした場合、グリー
スは充分な耐高温性、耐久性等を備えている必要
がある。また、工業の発達に伴い、機械はより高
荷重で苛酷な条件で運転されるようになり、それ
に耐えうる潤滑グリースを必要としている。現在
高荷重用グリースとしては高荷重の条件を満たす
ために多量の極圧添加剤を添加している。しか
し、極圧添加剤は一般に環境を汚染したり腐食を
伴つたりする欠点を持つている。例えば、良好な
極圧性を有する添加剤のうちで、カドミウム、ア
ンチモン等を含むものは毒物として使用できなく
なつている。また、腐食という点では塩素系の極
圧添加剤は100℃以上で鉄、鋼等を発錆、腐食さ
せる傾向を持つている。他の極圧添加剤も同様の
性質を持つものが少なくない。
本発明の目的は、前記の要望に応えるために、
耐高温性、耐久性、耐水性、極圧性(耐荷重性)
等の特性を有する優秀な高品質のリチウムコンプ
レツクスグリースを提供することである。
耐高温性、耐久性、耐水性、極圧性(耐荷重性)
等の特性を有する優秀な高品質のリチウムコンプ
レツクスグリースを提供することである。
前記の目的は、基油に、増稠剤としてのC12〜
C24ヒドロキシ脂肪酸のリチウム石けん、ホウ酸
リチウム及びホウ酸の亜鉛塩の3成分を必須成分
として混合分散させることにより得られたリチウ
ムコンプレツクスグリースによつて達成しうるこ
とが見い出され、本発明を完成するに至つた。
C24ヒドロキシ脂肪酸のリチウム石けん、ホウ酸
リチウム及びホウ酸の亜鉛塩の3成分を必須成分
として混合分散させることにより得られたリチウ
ムコンプレツクスグリースによつて達成しうるこ
とが見い出され、本発明を完成するに至つた。
しかして、本発明によれば、潤滑性粘度を有す
る油から成る基油に、増ちよう剤として下記の3
成分、すなわち (a) C12〜C24ヒドロキシ脂肪酸のリチウム石けん (b) ホウ酸のリチウム塩、及び (c) ホウ酸の亜鉛塩 を必須成分として均一に混合分散させたことを特
徴とする極圧性と高滴点を有するグリース組成物 が提供される。
る油から成る基油に、増ちよう剤として下記の3
成分、すなわち (a) C12〜C24ヒドロキシ脂肪酸のリチウム石けん (b) ホウ酸のリチウム塩、及び (c) ホウ酸の亜鉛塩 を必須成分として均一に混合分散させたことを特
徴とする極圧性と高滴点を有するグリース組成物 が提供される。
本発明により提供されるグリース組成物は、上
記特定の3成分の組合わせに基く非常に高極圧性
を有しており、同時に耐高温性の指標となる高い
滴点を有する点で最も特徴的である。
記特定の3成分の組合わせに基く非常に高極圧性
を有しており、同時に耐高温性の指標となる高い
滴点を有する点で最も特徴的である。
以下、本発明により提供されるリチウムコンプ
レツクスグリース組成物につきさらに詳細に説明
する。
レツクスグリース組成物につきさらに詳細に説明
する。
基油:
本発明の組成物に使用される基油は、従来から
潤滑油に使用されている公知の潤滑性粘度を有す
る油がいずれも使用可能であり、最も代表的なも
のは石油精製品の一つである鉱油であが、エステ
ル油〔例:ジオクチルセバケートのようなジエス
テル油、脂肪族モノカルボン酸のペンタエリスリ
トールエステル(例:ペンタエリスリトールテト
ラアミルエステル)のようなテトラエステル〕、
ポリα−オレフインオリゴマー類(例:粘度
41.0cSt/37.8℃、粘度指数130、流動点−60℃、
引火点223℃のオクテン−1/デセン−1共重合
体など)、ポリグリコール油、シリコーン油、ポ
リフエニルエーテル油、ハロゲン化炭化水素油、
アルキルベンゼン油などの合成油もまた単独或い
は鉱油と組み合わせて使用することができる。
潤滑油に使用されている公知の潤滑性粘度を有す
る油がいずれも使用可能であり、最も代表的なも
のは石油精製品の一つである鉱油であが、エステ
ル油〔例:ジオクチルセバケートのようなジエス
テル油、脂肪族モノカルボン酸のペンタエリスリ
トールエステル(例:ペンタエリスリトールテト
ラアミルエステル)のようなテトラエステル〕、
ポリα−オレフインオリゴマー類(例:粘度
41.0cSt/37.8℃、粘度指数130、流動点−60℃、
引火点223℃のオクテン−1/デセン−1共重合
体など)、ポリグリコール油、シリコーン油、ポ
リフエニルエーテル油、ハロゲン化炭化水素油、
アルキルベンゼン油などの合成油もまた単独或い
は鉱油と組み合わせて使用することができる。
ここで、「潤滑性粘度を有する油」とは、一般
に40℃において約2〜500cSt、好ましくは約20〜
200cStの範囲内の粘度を有する油をいう。
に40℃において約2〜500cSt、好ましくは約20〜
200cStの範囲内の粘度を有する油をいう。
(a)成分:
本発明に従い基油に添加されるリチウム石けん
は、C12〜C24ヒドロキシ脂肪酸のリチウム塩から
選ばれる。かかるリチウム塩の形成に用いられる
C12〜C24ヒドロキシ脂肪酸は分子中にヒドロキシ
ル基を有する通常は直鎖状の飽和又は不飽和の脂
肪族モノカルボン酸であり、具体的には、例え
ば、2−ヒドロキシドデカン酸、2−ヒドロキシ
テトラデカン酸、2−ヒドロキシヘキサデカン
酸、11−ヒドロキシヘキサデカン酸、アンブレト
リツク酸、リシノール酸、リシノステアロリツク
酸、9−ヒドロキシステアリン酸、10−ヒドロキ
システアリン酸、12−ヒドロキシステアリン酸等
が挙げられ、中でも炭素原子数が18個のもの及び
ヒドロキシル基が9−、10−、もしくは12−位に
結合しているもの、就中、12−ヒドロキシステア
リン酸及びリシノール酸が好適である。
は、C12〜C24ヒドロキシ脂肪酸のリチウム塩から
選ばれる。かかるリチウム塩の形成に用いられる
C12〜C24ヒドロキシ脂肪酸は分子中にヒドロキシ
ル基を有する通常は直鎖状の飽和又は不飽和の脂
肪族モノカルボン酸であり、具体的には、例え
ば、2−ヒドロキシドデカン酸、2−ヒドロキシ
テトラデカン酸、2−ヒドロキシヘキサデカン
酸、11−ヒドロキシヘキサデカン酸、アンブレト
リツク酸、リシノール酸、リシノステアロリツク
酸、9−ヒドロキシステアリン酸、10−ヒドロキ
システアリン酸、12−ヒドロキシステアリン酸等
が挙げられ、中でも炭素原子数が18個のもの及び
ヒドロキシル基が9−、10−、もしくは12−位に
結合しているもの、就中、12−ヒドロキシステア
リン酸及びリシノール酸が好適である。
上記のヒドロキシ脂肪酸のリチウム塩はそれぞ
れ単独で使用することができ、或いは2種又はそ
れ以上の組み合わせで使用することもできる。な
お、上記のヒドロキシ脂肪酸からそのリチウム塩
を形成するに際しては、該ヒドロキシ脂肪酸は遊
離酸の形のみならずグリセリドの形で水酸化リチ
ウムと反応させることができる。
れ単独で使用することができ、或いは2種又はそ
れ以上の組み合わせで使用することもできる。な
お、上記のヒドロキシ脂肪酸からそのリチウム塩
を形成するに際しては、該ヒドロキシ脂肪酸は遊
離酸の形のみならずグリセリドの形で水酸化リチ
ウムと反応させることができる。
(b) 成分:
本発明に従い基油に添加される第2の成分はホ
ウ酸のリチウム塩である。このリチウム塩はメタ
ホウ酸リチウム、四ホウ酸リチウム、五ホウ酸リ
チウム、過ホウ酸リチウム等或いはこれらの2種
もしくはそれ以上の混合物の形態で存在しうる。
ウ酸のリチウム塩である。このリチウム塩はメタ
ホウ酸リチウム、四ホウ酸リチウム、五ホウ酸リ
チウム、過ホウ酸リチウム等或いはこれらの2種
もしくはそれ以上の混合物の形態で存在しうる。
(c) 成分:
本発明に従い基油に添加される第3の成分はホ
ウ酸の亜鉛塩である。この亜鉛塩もまたメタホウ
酸亜鉛、四ホウ酸亜鉛、塩基性ホウ酸亜鉛等、或
いはこれらの2種もしくはそれ以上の混合物の形
態で存在しうる。
ウ酸の亜鉛塩である。この亜鉛塩もまたメタホウ
酸亜鉛、四ホウ酸亜鉛、塩基性ホウ酸亜鉛等、或
いはこれらの2種もしくはそれ以上の混合物の形
態で存在しうる。
なお、ホウ酸のリチウム塩及びホウ酸の亜鉛塩
はそれぞれ別個独立の単独塩の形態で存在してい
てもよく、或いはホウ酸のリチウム−亜鉛混合金
属塩又は複合金属塩の形態で使用してもよい。後
者の混合金属塩、複合金属塩はもちろん(b)成分と
(c)成分の役割を同時に果す成分として使用でき
る。
はそれぞれ別個独立の単独塩の形態で存在してい
てもよく、或いはホウ酸のリチウム−亜鉛混合金
属塩又は複合金属塩の形態で使用してもよい。後
者の混合金属塩、複合金属塩はもちろん(b)成分と
(c)成分の役割を同時に果す成分として使用でき
る。
グリース組成物の調製:
本発明のグリース組成物は、前述した基油中
に、(a),(b),及び(c)の3成分を均一に混合し、か
つ微細に分散させることにより製造することがで
きる。その際の(a),(b)及び(c)の3成分の基油に対
する配合量は厳密なものではなく、各成分の種類
により異なるが、基油100重量部当り、一般に下
記の割合で用いるのが有利である(カツコ内は好
適な範囲である)。
に、(a),(b),及び(c)の3成分を均一に混合し、か
つ微細に分散させることにより製造することがで
きる。その際の(a),(b)及び(c)の3成分の基油に対
する配合量は厳密なものではなく、各成分の種類
により異なるが、基油100重量部当り、一般に下
記の割合で用いるのが有利である(カツコ内は好
適な範囲である)。
(a) 成分:2〜40重量部(5〜20重量部)
(b) 成分:0.05〜20重量部(0.1〜10重量部)
(c) 成分:0.05〜20重量部(0.1〜10重量部)
本発明のグリース組成物には上記(a),(b)及び(c)
の3成分に加えて、必要に応じて通常の潤滑油添
加剤、例えば、酸化防止剤(例:2,6−ジタ−
シヤリブチル−4−メチルフエノール、N−フエ
ニル−α−ナフチルアミン、オクチル化ジフエニ
ルアミンなど)、防錆剤(例:酸化パラフイン、
アミノイミダゾリン、ジノニルナフタレンスルホ
ン酸カルシウム、ジノニルナフタレンスルホン酸
バリウムなど)等を通常使用されている量で配合
することもできる。
の3成分に加えて、必要に応じて通常の潤滑油添
加剤、例えば、酸化防止剤(例:2,6−ジタ−
シヤリブチル−4−メチルフエノール、N−フエ
ニル−α−ナフチルアミン、オクチル化ジフエニ
ルアミンなど)、防錆剤(例:酸化パラフイン、
アミノイミダゾリン、ジノニルナフタレンスルホ
ン酸カルシウム、ジノニルナフタレンスルホン酸
バリウムなど)等を通常使用されている量で配合
することもできる。
次に本発明のグリースの一般的な製造法につい
て述べる。
て述べる。
本発明のグリースは基油に、(a)成分を形成する
ためのヒドロキシ脂肪酸を加え、70〜80℃の温度
で溶解させる。次に80〜90℃で上記ヒドロキシ脂
肪酸とほぼ当量の水酸化リチウムを投入し、石け
んを生成させる。次いで少し冷却させ、70〜80℃
で(b)成分を形成するためのホウ酸を投入し、これ
とほぼ当量の水酸化リチウムを加える。さらに、
(c)成分を形成するためのホウ酸を投入し、これと
ほぼ当量の酸化亜鉛を加える。なお、ここでホウ
酸の全量を一度に投入し、次いで水酸化リチウム
及び酸化亜鉛の両者を加えるようにしてもよい。
しかる後加熱、加圧しながら140〜150℃まで昇温
させ、140〜150℃に達したら脱水を開始する。完
全に脱水が終われば195〜220℃まで加熱し、次い
で175〜193℃まで冷却し、その温度で10分〜40分
間維持し、冷却する。
ためのヒドロキシ脂肪酸を加え、70〜80℃の温度
で溶解させる。次に80〜90℃で上記ヒドロキシ脂
肪酸とほぼ当量の水酸化リチウムを投入し、石け
んを生成させる。次いで少し冷却させ、70〜80℃
で(b)成分を形成するためのホウ酸を投入し、これ
とほぼ当量の水酸化リチウムを加える。さらに、
(c)成分を形成するためのホウ酸を投入し、これと
ほぼ当量の酸化亜鉛を加える。なお、ここでホウ
酸の全量を一度に投入し、次いで水酸化リチウム
及び酸化亜鉛の両者を加えるようにしてもよい。
しかる後加熱、加圧しながら140〜150℃まで昇温
させ、140〜150℃に達したら脱水を開始する。完
全に脱水が終われば195〜220℃まで加熱し、次い
で175〜193℃まで冷却し、その温度で10分〜40分
間維持し、冷却する。
以上に述べた本発明により提供されるリチウム
コンプレツクスグリース組成物は、耐高温性の指
標となる非常に高い滴点及び長い潤滑寿命を持
ち、かつ高い極圧性を有しており、グリースとし
て極めて高性能のものである。
コンプレツクスグリース組成物は、耐高温性の指
標となる非常に高い滴点及び長い潤滑寿命を持
ち、かつ高い極圧性を有しており、グリースとし
て極めて高性能のものである。
以下、本発明を実施例によつてさらに説明す
る。
る。
実施例 1
精製鉱油(パラフインベース、粘度指数102、
流動点−15℃、動粘度37.8℃で44.9cSt、98.9℃で
6.4cSt)2463.0g及び12−ヒドロキシステアリン
酸270gを5のオートクレーブに仕込み、撹拌
しながら30〜40分間かけて80℃に加熱し、12−ヒ
ドロキシステアリン酸を完全に溶解させる。次い
で水酸化リチウム38.5gを溶解した熱水溶液(95
℃)300gを加え、撹拌しながら90℃で5〜15分
間維持する。次いで75℃まで冷却し、ホウ酸44.4
gを溶解した熱水溶液(95℃)300gを加え撹拌
し溶解させる。5〜15分間撹拌後、水酸化リチウ
ム31.4gを溶解した熱水溶液(95℃)250gを加
え5〜15分間撹拌する。温度を75〜80℃に保つた
ままホウ酸44.4gを溶解した熱水溶液(95℃)
300gを加え撹拌し溶解させる。5〜15分間撹拌
後酸化亜鉛34.8gを溶解した水溶液(30℃)50g
を加え撹拌しながら徐々に加熱を続ける。145〜
150℃まで約1〜1.5時間をかけてゆつくり加熱
し、加圧し、同温度に達したらオートクレーブを
開放し、同温度で15〜25分間かけて脱水する。脱
水が終わつたらオートクレーブの内容物を205〜
220℃の温度まで加熱し、次いで撹拌しながら185
〜192℃まで冷却し、この温度に20〜30分間維持
した後さらに冷却し、約160℃になつたら酸化防
止剤60gを添加する。さらに30〜60分間撹拌を続
け約85℃の温度に下つたら、マントン・ゴーリン
グ型のホモジナイザーで処理する。
流動点−15℃、動粘度37.8℃で44.9cSt、98.9℃で
6.4cSt)2463.0g及び12−ヒドロキシステアリン
酸270gを5のオートクレーブに仕込み、撹拌
しながら30〜40分間かけて80℃に加熱し、12−ヒ
ドロキシステアリン酸を完全に溶解させる。次い
で水酸化リチウム38.5gを溶解した熱水溶液(95
℃)300gを加え、撹拌しながら90℃で5〜15分
間維持する。次いで75℃まで冷却し、ホウ酸44.4
gを溶解した熱水溶液(95℃)300gを加え撹拌
し溶解させる。5〜15分間撹拌後、水酸化リチウ
ム31.4gを溶解した熱水溶液(95℃)250gを加
え5〜15分間撹拌する。温度を75〜80℃に保つた
ままホウ酸44.4gを溶解した熱水溶液(95℃)
300gを加え撹拌し溶解させる。5〜15分間撹拌
後酸化亜鉛34.8gを溶解した水溶液(30℃)50g
を加え撹拌しながら徐々に加熱を続ける。145〜
150℃まで約1〜1.5時間をかけてゆつくり加熱
し、加圧し、同温度に達したらオートクレーブを
開放し、同温度で15〜25分間かけて脱水する。脱
水が終わつたらオートクレーブの内容物を205〜
220℃の温度まで加熱し、次いで撹拌しながら185
〜192℃まで冷却し、この温度に20〜30分間維持
した後さらに冷却し、約160℃になつたら酸化防
止剤60gを添加する。さらに30〜60分間撹拌を続
け約85℃の温度に下つたら、マントン・ゴーリン
グ型のホモジナイザーで処理する。
このようにして得られたグリース組成物の性状
は次の通りであつた。
は次の通りであつた。
ちよう度*1(不混和) 275
(60回混和) 285
シエルロールテスト*2(100℃×5h)
試験前:138
試験後:184
差:+46
滴点(℃)*1:261
離油度*1(100℃×24h):3.0%
加熱銅板腐食試験*1(100℃×24h):合格
シエル式4球試験*3
融着荷重(Kg):316
初期焼付荷重(Kg):79
平均ヘルツ荷重(Kg):43.2
*1 JIS K 2220による。
*2 ASTM D 1831に準拠するロール安
定度試験。
*3 IP 239による。
実施例 2
実施例1で調製するグリースのホウ酸リチウ
ム、ホウ酸亜鉛を1倍半の量にするため、ホウ酸
リチウムを形成するためのホウ酸を66.6g、水酸
化リチウムを47.6g、ホウ酸亜鉛を形成するため
のホウ酸を66.6g、酸化亜鉛を52.2gとし、精製
鉱油を2385g使用する以外は実施例1と同様にし
てグリース組成物を調製した。
ム、ホウ酸亜鉛を1倍半の量にするため、ホウ酸
リチウムを形成するためのホウ酸を66.6g、水酸
化リチウムを47.6g、ホウ酸亜鉛を形成するため
のホウ酸を66.6g、酸化亜鉛を52.2gとし、精製
鉱油を2385g使用する以外は実施例1と同様にし
てグリース組成物を調製した。
得られたグリース組成物の性状は次のとおりで
あつた。
あつた。
ちよう度(不混和):281
(60回混和):292
シエルロールテスト(100℃×5h)
試験前:141
試験後:179
差:+38
滴点(℃):251
シエル式4球試験
融着荷重(Kg):355
実施例 3
実施例1で調製するグリースのホウ酸亜鉛の組
成を変えるために、ホウ酸亜鉛を形成するための
ホウ酸を44.4g、酸化亜鉛を39.0gとし、精製鉱
油を2458.8g使用する以外は実施例1と同様にし
てグリース組成物を調製した。
成を変えるために、ホウ酸亜鉛を形成するための
ホウ酸を44.4g、酸化亜鉛を39.0gとし、精製鉱
油を2458.8g使用する以外は実施例1と同様にし
てグリース組成物を調製した。
得られたグリース組成物の性状は次のとおりで
あつた。
あつた。
ちよう度(不混和):288
(60回混和):293
シエルロールテスト(100℃×5h)
試験前:144
試験後:182
差:+38
滴点(℃):253
シエル式4球試験
融着荷重(Kg):316
実施例 4
実施例1で調製するグリースのホウ酸亜鉛の組
成を変えるために、ホウ酸亜鉛を形成するための
ホウ酸を44.4g、酸化亜鉛を58.5gとし、精製鉱
油を2439.3g使用する以外は実施例1と同様にし
てグリース組成物を調製した。
成を変えるために、ホウ酸亜鉛を形成するための
ホウ酸を44.4g、酸化亜鉛を58.5gとし、精製鉱
油を2439.3g使用する以外は実施例1と同様にし
てグリース組成物を調製した。
得られたグリース組成物の性状は次のとおりで
あつた。
あつた。
ちよう度(不混和):292
(60回混和):300
シエルロールテスト(100℃×5h)
試験前:146
試験後:189
差:+43
滴点(℃):245
シエル式4球試験
融着荷重(Kg):355
実施例 5
実施例1で調製するグリースのホウ酸亜鉛の組
成を変えるために、ホウ酸亜鉛を形成するための
ホウ酸を44.4g、酸化亜鉛を78gとし、精製鉱油
を2419.8g使用する以外は実施例1と同様にして
グリース組成物を調製した。
成を変えるために、ホウ酸亜鉛を形成するための
ホウ酸を44.4g、酸化亜鉛を78gとし、精製鉱油
を2419.8g使用する以外は実施例1と同様にして
グリース組成物を調製した。
得られたグリース組成物の性状は次のとおりで
あつた。
あつた。
ちよう度(不混和):298
(60回混和):317
シエルロールテスト(100℃×5h)
試験前:150
試験後:190
差:+40
滴点(℃):232
シエル式4球試験
融着荷重(Kg):355
初期焼付荷重(Kg):112
平均ヘルツ荷重(Kg):54.8
比較例 1
極圧性添加剤を含まない市販の汎用12−ヒドロ
キシステアリン酸リチウム石けんグリースの性状
は次のとおりであつた。
キシステアリン酸リチウム石けんグリースの性状
は次のとおりであつた。
ちよう度(不混和):272
(60回混和):273
シエルロールテスト(100℃×5h)
試験前:137
試験後:168
差:+31
滴点(℃):180
シエル式4球試験
融着荷重(Kg):200
初期焼付荷重(Kg):63
平均ヘルツ荷重(Kg):29.6
比較例 2
極圧添加剤として硫化物及び鉛化合物を含んで
いる市販の12−ヒドロキシステアリン酸リチウム
石けんグリースの性状は次のとおりであつた。
いる市販の12−ヒドロキシステアリン酸リチウム
石けんグリースの性状は次のとおりであつた。
ちよう度(不混和):282
(60回混和):276
シエルロールテスト(100℃×5h)
試験前:141
試験後:180
差:+39
滴点(℃):184
シエル式4球試験
融着荷重(Kg):355
初期焼付荷重(Kg):89
平均ヘルツ荷重(Kg):47.8
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 潤滑性粘度を有する油から成る基油に、増ち
よう剤として下記の3成分、すなわち (a) C12〜C24ヒドロキシ脂肪酸のリチウム石けん (b) ホウ酸のリチウウ塩、及び (c) ホウ酸の亜鉛塩 を必須成分として均一に混合分散させたことを特
徴とする極圧性と高滴点を有するグリース組成
物。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19903482A JPS5989398A (ja) | 1982-11-15 | 1982-11-15 | グリ−ス組成物 |
| EP83200784A EP0096919B1 (en) | 1982-06-14 | 1983-06-01 | High dropping-point lithium-complex grease composition having improved extreme pressure properties |
| DE8383200784T DE3373313D1 (en) | 1982-06-14 | 1983-06-01 | High dropping-point lithium-complex grease composition having improved extreme pressure properties |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19903482A JPS5989398A (ja) | 1982-11-15 | 1982-11-15 | グリ−ス組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5989398A JPS5989398A (ja) | 1984-05-23 |
| JPH0332595B2 true JPH0332595B2 (ja) | 1991-05-13 |
Family
ID=16401011
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19903482A Granted JPS5989398A (ja) | 1982-06-14 | 1982-11-15 | グリ−ス組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5989398A (ja) |
-
1982
- 1982-11-15 JP JP19903482A patent/JPS5989398A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5989398A (ja) | 1984-05-23 |
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