JPH0333428Y2 - - Google Patents

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JPH0333428Y2
JPH0333428Y2 JP1985144787U JP14478785U JPH0333428Y2 JP H0333428 Y2 JPH0333428 Y2 JP H0333428Y2 JP 1985144787 U JP1985144787 U JP 1985144787U JP 14478785 U JP14478785 U JP 14478785U JP H0333428 Y2 JPH0333428 Y2 JP H0333428Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、エアーインパクトレンチの打撃部の
潤滑及び冷却構造に関するものである。
〔従来の技術とその問題点〕
現在、エアー駆動のインパクトレンチは、小形
軽量で、安全であることから、自動車・弱電・建
築などあらゆる産業界における各種のねじ締め作
業に広く用いられている。
一般にインパクトレンチは、回転運動と打撃運
動によつて、アンビル先端に係合させたねじを締
付けるものであるが、従来のものは、潤滑油を含
んだエアモータの排気が直接大気に排出されるよ
うになつている。そのため、1分間に数千回とい
う激しい回転・打撃運動によつて、打撃部の潤滑
状態が常に維持できず、摩擦による打撃部の部品
の摩耗や損傷が著しく、又激しい打撃によつて、
部品の表層温度が上昇し(無潤滑状態では、特に
第2図、第3図に示したハンマとアンビル、及び
ハンマとドライバの係合箇所は200〜300℃に、打
撃時点では極所的に1000℃近くまで上る。)、イン
パクトレンチの能力低下や不安定打撃・打撃停止
などの最大の要因となつている。
このため従来は、摩擦による摩耗や発熱を減じ
る手段として打撃部を適度な潤滑状態に保つた
め、打撃部に多量のグリースを塗布したり、ある
いは打撃部内に油を充満させるなどの方法を講じ
ている。
しかし、前者の方法では、回転による遠心力や
打撃運動によつてすぐにグリースが飛散して、そ
の効果がなくなるので、実公昭48−40240のよう
に、ケース内壁面に飛散付着した油を回転板羽根
でかき集めてクラツチ枠内へ押し出すようにした
インパクトクラツチが考案されたが、板羽根の摩
耗や摺動抵抗の増加等の問題があり、冷却効果も
ない。又後者の方法では、打撃や回転運動によつ
て生じた金属微粉等が、充満したオイルに含まれ
たままの状態で連続使用されるため、却つて摩耗
が促進されたり、喰付現象を起こしたりする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案のインパクトレンチは、打撃部を潤滑状
態に維持し、かつ、打撃部を強制冷却して、上記
問題点を解消するために、エアモータ部の排気室
と打撃部とを連通する管路を、一方の開口が打撃
機構部のハンマに対向するように設け、打撃部の
前方(第1図の左側、先端側をいう)よりに大気
への排気孔を設けることにより、エアモータ駆動
後の低温の含油エアーを打撃機構部に吹きつけ、
打撃機構部を強制的に潤滑・冷却した後、前方の
排気孔から排気する構成とする。
〔作用〕
上記構成における作用について述べるが、回
転・打撃機構は従来のインパクトレンチと同様で
ある。
ハンドル部のレバー操作により、給気弁5を通
つて流入したエアーは、油タンク6の潤滑油を吸
引しつつエアモータ部に流入し、モータを回動さ
せた後、排気室8に排気される。排気室の低温の
含油エアーは、打撃室10に連通する管路16を
通つて打撃機構部に吹き付けられ、打撃部を潤
滑・冷却した後、前方に設けた排気孔17から大
気へ排出される。
インパクトレンチの作動中は、連続して上記作
用がなされるので、打撃部は常に低温かつ潤滑状
態に保たれるので、能力低下や作動不良、部品の
摩耗や消耗が減少するという大きな利点が得られ
る。
〔実施例〕
次に本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図は、第一の実施例を示すインパクトレン
チの縦断面図で、第2、第3図はそれぞれ第1図
の−,−断面図である。第4図は第二の
実施例を示す。
インパクトレンチ1は、打撃部2、エアモータ
部3、ハンドル部4から成り、ハンドル部にはレ
バーにて開閉する給気弁5、油タンク6(この油
タンクは、インパクトレンチへの給気ラインに設
けてもよい)等を設ける。
エアモータ部には、給気弁を通つて流入後、油
タンク6から適量の潤滑油を吸引した含油エアー
によつて回動するエアモータ7を、先端が打撃部
側に突出するよう設ける。8はエアモータからの
エアーの排気室である。エアモータ部の前方(図
中左側をいう)に連結した打撃部は、ケース9内
の打撃室10に打撃機構部が組み込まれている。
この打撃機構部は、前記エアモータ先端にスプラ
イン結合して一体回動するドライバ11と、ドラ
イバの凹部11aに係合する凸部12bを有する
ハンマ12と、ハンマフレーム13内に回動自在
に軸着するピン14と、ハンマの凹部12aに係
合する凸部15bを有するアンビル15とから構
成される。エアーモータ部と打撃部のケース9に
は、排気室8と打撃室10とを連通する管路16
を、一方の開口が打撃機構部のハンマ12と対向
位置となるように設け、打撃室の前部壁には、複
数の排気孔17を設ける。
上記構成において、油タンク6の潤滑油を吸引
した含油エアーは、エアモータを回動して、低温
の含油エアーとして排気室8に排出される。イン
パクトレンチ作動中は、常時この低温の含油エア
ーが、管路16を通つて打撃室内のハンマとアン
ビルの衝突部に直接吹き付けられ、打撃機構部を
強制的に潤滑・冷却した後、排気孔17から排出
されるので、回転.打撃により当初塗布したグリ
ースが飛散した後でも、低温の含油エアーが打撃
室内を回流したのちに前方の排気孔か排出される
ので、打撃機構部は常に潤滑状態が保たれて円滑
に作動し、打撃地点の急激な温度上昇もない。
第4図は、第1図のインパクトレンチの打撃部
にさらに第2の油タンク18を設けた実施例であ
る。19は、油タンクを管路16につなぐ小孔で
ある。
この実施例においては、管路8を通る含油エア
ーは、第2の油タンク18内の潤滑油を小孔19
を介して吸引しながら、より多くの油を含んだエ
アーとして打撃機構部に吹き付けられることにな
る。
〔効果〕
本考案は以上の構成から成り、次のような効果
を奏する。
(1) 打撃機構部は常に潤滑状態に維持され、かつ
低温の排気で冷却されているので、急激な温度
上昇が抑えられ、打撃部の部品の耐久性が飛躍
的に向上し、工具の保守・管理費用が大巾に低
減する。
実験結果の一例:従来グリース塗布方法によ
る油膜切れ寿命 約60時間、本考案の方法では
約300時間以上 (2) 打撃部が長期間にわたつて安定作動するた
め、ボルト等の締付け精度が向上する。
(3) 故障が少なく、生産性が良くなる。
(4) 従来品のインパクトレンチに簡単な改造を加
えるだけで、上記の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例を示すインパクトレ
ンチの縦断面図、第2図、第3図は、第1図の
−,−断面図、第4図は他の実施例を示
す。 2……打撃部、6……油タンク、7……エアモ
ータ、8……排気室、9……ケース、10……打
撃室、11……ドライバ、12……ハンマ、15
……アンビル、16……管路、17……排気孔、
18……油タンク、19……小孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 打撃部2、エアモータ部3、ハンドル部4か
    ら成るインパクトレンチ1において、エアモー
    タ部の排気室8と打撃部の打撃室10とを連通
    する管路16をケース9に穿設し、この管路1
    6の一端を打撃機構部のハンマ12に対向する
    位置に開口させるとともに、ケース9の前部位
    置に排気孔17を設けたことを特徴とするイン
    パクトレンチ。 (2) ケース9に、小孔19によつて管路16と繋
    がる油タンク18を設けたことを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項記載のインパクト
    レンチ。
JP1985144787U 1985-09-20 1985-09-20 Expired JPH0333428Y2 (ja)

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JP1985144787U JPH0333428Y2 (ja) 1985-09-20 1985-09-20

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JP1985144787U JPH0333428Y2 (ja) 1985-09-20 1985-09-20

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JPS6253963U JPS6253963U (ja) 1987-04-03
JPH0333428Y2 true JPH0333428Y2 (ja) 1991-07-16

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JP1985144787U Expired JPH0333428Y2 (ja) 1985-09-20 1985-09-20

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JP2009184042A (ja) * 2008-02-05 2009-08-20 Hitachi Koki Co Ltd 回転打撃工具

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JPS5213801Y2 (ja) * 1971-09-14 1977-03-28

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JPS6253963U (ja) 1987-04-03

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