JPH03334A - 重ね板ばね - Google Patents

重ね板ばね

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JPH03334A
JPH03334A JP13267589A JP13267589A JPH03334A JP H03334 A JPH03334 A JP H03334A JP 13267589 A JP13267589 A JP 13267589A JP 13267589 A JP13267589 A JP 13267589A JP H03334 A JPH03334 A JP H03334A
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leaf spring
top plate
displacement
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Ikuo Numazaki
沼崎 郁男
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Isuzu Motors Ltd
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Isuzu Motors Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2202/00Indexing codes relating to the type of spring, damper or actuator
    • B60G2202/10Type of spring
    • B60G2202/11Leaf spring
    • B60G2202/112Leaf spring longitudinally arranged
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2500/00Indexing codes relating to the regulated action or device
    • B60G2500/20Spring action or springs

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  • Vehicle Body Suspensions (AREA)
  • Springs (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、親板と単数又は複数枚の子板を重ねて構成
した重ね板ばねに関する。
〔従来の技術〕
一般に、重ね板ばねについては、第1図に示すように、
ベルリン形アイ即ちベルリン形目玉2を持つ親板1と複
数枚の子板3を重ねて構成したテーバリーフスプリング
が知られている。
また、トラック用サスペンションとしては、第2図に示
すように、親板8がアンプターンドアイ9を持つ重ね板
ばねが良く知られている。このアップターンドアイ形の
重ね板ばねの荷重−撓み特性であるばね定数は、第10
図に示すような特性を有している。即ち、第10図には
、重ね板ばねが上下に撓む場合に、該重ね板ばねの板間
の摩擦のだめに発生するヒステリシスの特性線図が示さ
れている。この特性線図において、標準荷重状態a点よ
り撓みXを増すと、荷重Wが増加する。また、任意の点
すまで達してから撓みXを減じると、荷重−撓み線図は
増加時のa−41)の特性線図をそのまま戻らずに、b
−h (−h dと別の特性線図を描く。更に、e点ま
で撓みXを減じ、次いでまた増加すると、6−e f−
Ill)の特性線図を描き、ループを形成する。このル
ープにおいて、b−40Se→fを一般に移り部分と称
している。この移り部分の傾斜は、別の振幅即ち撓みX
値で求めてもほぼ等しい状態の形状となり、第10図に
示すように、例えば、b+ −C1% el−fl及び
bt−*C。
、C2−f2を描く。
また、例えば、実開昭55−127141号公報には、
重ね板ばねにおける各ばね板間に鋼製ロールを配備した
重ね板ばねが開示されている。或いは、特開昭56−1
41433号公報には、ばね定数が所定荷重値において
不連続的に変化する重ね板ばね装置が開示されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上記のような特性線図を描く重ね板ばねにお
いて、該重ね板ばねの性能は、通常、b−6,b、−h
6.、  b、−xe、の(頃きから求める対角線ばね
定数tK、tK1 、tKt  (動的ばね定数にほぼ
近い値を示す)及び荷重の基点aよりの振れa % d
の幅即ちフリクションを各振幅によって求めた特性によ
ってほぼ決まるものである。
そこで、第10図に示すようなアンプターンドアイ形の
重ね板ばねの荷重−撓み特性を基にして、対角線ばね定
数、所謂、動ばね定数及びフリクションの振幅依存性を
求めると、第11図及び第12図において実線で示すよ
うになる。即ち、振幅の小さい範囲では、対角線ばね定
数が畜く、振幅が大きくなるに従って対角線ばね定数が
下がり、静ばね定数に近づいて行くことが分かる。
ところが、車両のサスペンションとしては、小振幅でば
ばね定数が低く、ソフトな乗り心地が得られ、大振幅で
ばばね定数が高く、安定性の憂い剛性感の得られるばね
が望まれる。従って、従来の重ね板ばねは、理想の特性
とは全く逆の特性を有し、性能的には不利な特性と言え
る。
この種の重ね板ばねにおいて、ソフトな乗り心地を得る
手段として、小振幅での対角線ばね定数を低く抑えるた
め、重ね板ばねを構成するばねの枚数を少なくするか、
或いは板端部に摩擦係数の低い低摩擦材を挿入してフリ
クションを減じることも行われているが、このように重
ね板ばねを構成すると、第11図及び第12図において
点線で示すようになる。即ち、大振幅でのフリクション
が減少し、対角線ばね定数が下がるため、剛性感のない
安定性の悪いサスペンションになってしまう。
また、この方法では、重ね板ばねの板間のフリクション
を低減しているだけであるので、極小振幅の対角線ばね
定数(即ち、極小振幅では移り部分の傾斜にほぼ等しい
ばね定数)も十分に低減できないという問題点を有して
いる。
この発明の目的は、上記の課題を解決することであり、
目玉を持つ親板と単数又は複数枚の子板で構成された重
ね板ばねが理想的なばね特性を有するように形成するこ
とであり、親板と子板との接触点即ち接触部位での親板
と子板との弾性変形から初めてすべり始めるまでのばね
板の弾性変形する変形限界範囲の変位量が所定の範囲内
になるような構造に構成することによって、重ね板ばね
の小振幅での対角線ばね定数とフリクションを抑えてソ
フトな乗り心地を確保すると共に、大振幅での対角線ば
ね定数とフリクションを従来と同様な十分な大きさを確
保して安定性の高い剛性感の得られる重ね板ばねを提供
することである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、上記の目的を達成するために、次のように
構成されている。即ち、この発明は、両端に目玉を存す
る親板と子板から成り、前記親板と前記親板に隣接する
前記子板との接触点が荷重下において相対的にすべりを
発生することなく前記親板の接触部位が弾性変形する変
位量を、前記親板の中央部位の支点の上下変位量に換算
した換算変位量が0.010m −0,015mの範囲
内に存在するように設定した構造を有する重ね板ばねに
関する。
また、この重ね板ばねにおいて、前記親板の前記換算f
il量は下記式に相当する請求項1に記載の重ねキ反ば
ね。
但し、P;設計棟Y$萄重Wをばね板全体に与えた時の
親板と子板の接触力、μ;ばね板間の摩擦係数、L;親
板のUボルトと接触点との間の距離、TAUボルト締付
は部分での親板と子板との間の距離、R;親板の目玉の
外径の半径、R゛;親板の板厚中心と接触点との間の距
離、KW;親板の剛性(T/θ(但し、親板の目玉部に
トルクTを与えた場合の目玉の回転角をθとする)〕。
〔作用〕
この発明による重ね板ばねは、上記のように構成されて
おり、次のように作用する。即ち、この重ね板ばねは、
両端に目玉を有する親板と子板から成り、前記親板と前
記親板に隣接する前記子板との接触点が荷重下において
相対的にすべることなく前記a板の接触部位が弾性変形
する変形量を、前記親板の中央部位の支点の上下変位量
に換算した換算変位量が0.010m =0.015 
mの範囲内に存在するように設定した構造を有するので
、重ね板ばねの動ばね定数特性を理想形に設定すること
ができ、重ね板ばねについて、ばね板の小振幅領域での
対角線ばね定数とフリクションを抑え、また、スパン変
化が大きい大振幅での対角線ばね定数とフリクションを
従来と同様に通常の板間滑り摩擦に支配される特性を得
ることができる十分な大きさに構成することができる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して、この発明による重ね板ばねの一
実施例を説明する。
第1図にはこの発明の一実施例としての重ね板ばねが示
されている。この重ね板ばねは、両端部にベルリン形目
玉2を持つ一番リーフである親板1と複数枚(図では2
枚)の子板3とを、板全長にわたって重ね且つ板中央部
においてセンタポルト4によって互いに固定されたもの
である。また、重ね板ばね自体は、車両のアクスルに対
して所定の位置即ち中央部位の荷重を支える支点となる
位置に配置された一対のUボルト10によって固定され
ている。この重ね板ばねは、親板1及び子板3がテーバ
状に形成されたテーパリーフスプリングで構成されてい
る。なお、図中、5はクリップを示す。
この発明による重ね板ばねについては、例えば、第1図
及び第3図に示すように、親板lと二番リーフである子
板3との接触点へが、親板lの目玉部の下方に位置して
いる。更に、この重ね板ばねを構成する親板1は、その
剛性Kw及び目玉径Rが次式を満足する構造を存してい
るものである。
即・ち、この重ね板ばねは、両端に目玉を有する親板と
子板から成り、前記親板と前記親板に隣接する前記子板
との接触点が荷重下において相対的にすべりを発生する
ことなく前記親板の接触部位が弾性変形する変形量を、
前記親板の中央部位の支点の上下変位量に換算した換算
変位量が0.010m〜0.015 mの範囲内に存在
するように設定した構造を有するものである。詳しくは
、上記換算変位量は、次式を満足するものである。
Kw           T 但し、単位は全てSl単位系である。
P;設計標準荷重Wをばね板全体に与えた時の親板1と
子板3の接触力であり、第1図に示すように、ばね板が
3枚で構成された重ね板ばねの場合には、P=W/6と
するのが一般的である。
μ;鋼材間、即ちばね板間の摩擦係数、L;親板1にお
いて、子板3との接触点Aと中央部位の支点であるUポ
ルト10との間の距離、 T、Uボルト10の締付は部分での親板1と子板3との
間の距離(第4図参照)、 R;目玉2の外径の半径(第3図参照)、R′;親板1
の板厚中心と接触点Aとの間の距離(親板Iがベルリン
形目王2の場合には、R=R’、また、親板8がアップ
ターンドアイ9の場合には、R>R’=O)、 Kw;親板1の剛性で目玉部分にトルクTを与えた場合
の目玉2の回転角をθとすると、Kw=T/θで表され
る値。
ここで、親板1の剛性Kwについて、説明すると、上記
実施例では親板1と子板3とをテーバリーフで構成した
が、仮に親板を全長にわたって等しい板厚で構成した場
合には、剛性Kwは、次の式で表される。第5図を参照
して説明する。
下記式において、親板1に作用する断面二次モーメント
をIとし、弾性率をE、親板1の目玉2と平らなばね板
部6との湾曲連結部7の曲率半径をrとする。
まず、親板1と子板3との接触点Aから親板1の直線端
部の点Cまでの親板1を剛体で構成し、また、親板1の
ばね板部6の端部の点CがらUポル)10の位置する点
りまでの親板lを弾性体で構成したとすると、点Cでの
角度変化は、μPRL/2E[となり、 親板1の目玉部は、μPRL/2E(回転する。
また、接触点Aから親板lの目玉2と湾曲連結部7との
境界点Bまで、及び点Cから点りまでを剛体で構成し、
また、点Bから点Cまでを弾性体で構成したとすると、
点Cに対する点Bでの角度変化は、 となる。
更に、点Bから点Cまでを剛体で構成し、また、点Aか
ら点Bまでを弾性体で構成したとすると、点Bに対する
点Aでの角度変化は、 となる。
ここで、一般的な重ね板ばねにおけるばね板の形状は、 L  >   R>   r であるから、親板lの目玉部分の角度変化は、点Cから
点りまでを剛性が支配的となり、点Aから点Bまでの剛
性及び点Bから点Cまでの剛性は無視できるので、 μPRL/2EI   となる。
従って、 μPRL/2EI       L 親板1のばね定数は、KIは、 KI  =  6EI/L”  であるから、Kw  
=  KI L’ / 3 L=に、L茸/3 となり、親Fitのワインドアップ剛性に比例する。
従って、以下の説明では便宜上、Kwを親板lのワイン
ドアップ剛性即ち親板1の剛性と称する。
この発明の一実施例による重ね板ばねは、上記のような
構成を有しており、次のような作動をする。この重ね板
ばねについての作用を、第1図、第3図及び第7図を参
照して説明する。車両が定積載状態で使用されている時
に加わる荷重、即ち、設計標準荷重Wを重ね板ばねに与
えると、親板lの目玉部分即ち親板1と子板3との接触
点Aには二番以降の子板3より力Pが与えられる。この
力Pによって発生する摩擦力μPにより、トルクμP−
R’が親板1に与えられ、即ち、親板1にワインドアッ
プトルクが与えられ、親板lはワインドアップを起こす
。即ち、重ね板ばねが荷重下において、親vi、lと子
板3との接触部位Aが相対的にすべることなく、親板1
の子板3との接触部位Aが弾性変形する変形範囲の回転
が発生する。この時、親板1のワインドアップ剛性+性
をKwとすると、親板lの目玉部分即ち子板3との接触
部位Aの回転角は、 μP−R/Kw となる。
この状態で、設計標準荷重WをΔW増加させ、ばね変位
(上下変位量に相当)即ち撓みXを15mm (0,0
15m)増加させる。
この場合、W > ΔW であるから、Pの変化は小さ
いとみなす。この時、設計標準荷重Wとばね変位Xとの
関係は、第7図に示すように、点Eから点F(E−F)
までとなる。
次に、荷重Wt−減じる。この場合に、従来の重ね板ば
ねでは、ばねの変位より、直ちにばね板間にすべりを生
じ、摩擦力が作用するため、第10図において移り部分
b−*c、e−=fで示したように、荷重が急激に変化
するが、この発明の実施例のように、重ね板ばねを構成
すると、ばね板間にすべりを生じる前に、一番リーフで
ある親板1のワインドアップによって目玉部分が回転し
、該回転によって蓄えられるトルクが摩擦力よりも大き
くなってから初めてすべり始める。そのため、第7図に
示すように、点Fから点Gまで(F−G)は緩やかに変
化し、点Gからすべり始めて点Hに到るので、図示のよ
うに、滑らかなヒステリシス曲線を描くようになる。
親板1のワインドアップにより生じる親板lの目玉部分
の回転角(μP −R’/KW)を、該回転角に対応す
る親板lの子板3との接触部位Aの弧の変位量、即ち、
親板lの弾性変形する変位量に換算すると、次のように
なる。この場合に、親板1に発生する逆ワインドアップ
を考慮に入れて2倍すると、(以下、この頁余白) W となる。
更に、第6図を参照して、親板Iの弾性変形する上記変
位量Xを、親板1の中央部位の荷重Wを受ける支点(U
ポルト10の部位に相当する)における上下変位量に換
算した換算変位量は、次のようになる。
Kw              T となる。
詳しくは、第6図に示すように、親板Iの目玉部分即ち
親板1の子板3との接触部位Aの変位量をX、該変位量
Xに応じてばね板の撓みで形成する各角度、即ち、親板
1と子板3とが無荷重下で親板lと子板3との接触部位
Aのなす角度をψ、親板1と子板3とが荷重下で親板1
と子板3との接触部位Aのなす角度をψ2、及び親板1
のワインドア7ブにより生じる親板1の目玉部分の回転
角に対応する親板1の子板3との接触部位Aの弧の変位
置X(親板lの弾性変形する変位量)に対応する角度、
言い換えれば、親板1と子板3とが弾性変形範囲を超え
て親板1と子機3との間に初めてすべりが発生する時、
親板lと子板3との間の変位量Xに対応する角度をψ、
とすると、ψ1″=−ψ2′9 ψ3 であり、しかも ψ1 # ψ2# ψ、#T/L であるから、親板1の子板3との接触部位Aの弧の変位
IiXを支点における上下変位量に換算した該換算変位
量は; X・ψ、は、 X・ψ、=  X・T/L となる。
そこで、a仮1の子板3との接触部位Aにおける弾性変
形の範囲内の変位量、言い換えれば、親板lの子板3と
の接触部位Aが初めてすべり始める親板lの変位量を換
算した上記のばねの換算変位量を、この発明による実施
例のように、0.015m即ち15mmと設定すると、 まず、ばね板に対して設計標準荷重Wより荷重を増加し
、親板1の中央部位の荷重Wを受ける支点(Uボルト1
0の部位に相当する)における上下変位量を、15mm
だけ撓ませた後、上記ニュートラルポイント即ち15m
mまで戻すと、親板1はワインドアップを開始し、更に
逆ワインドアップを起こす。そして、ばね板を15mm
まで戻した時、逆ワインドアップによって蓄えられた力
が摩擦力μPに等しくなり、この点よりばね板間にはす
べりが発生する。従って、ばね板のニュートラルポイン
トでのフリクションは、従来の°ばねと等しいものとな
る。一方、ばね板の撓みを、例えば、10mmとすると
、ニュートラルポイントでは、親板1の子板3との接触
部位Aでのすべりはまだ生じないため、この時のフリク
ションは従来のばね板よりも小さいものである。上記の
方法で求めた結果より、対角線ばね定数及びフリクショ
ンの振幅依存性を求めると、第8図及び第9図に示すよ
うになる。
即ち、例えば、車両がコーナリングしている時のロール
、或いは悪路等の走行によって、ばね板に対して15m
m以上の入力が発生した場合、該入力に対しては、従来
のばね板と同等の対角線ばね定数、及びフリクションを
存することになる。
一方、車両が高速道路等の良路を走行している時のよう
に、15mm以下の微少の入力では、対角線ばね定数及
びフリクションが低くなり、ソフトな乗り心地を得られ
る。
なお、逆に、親板lの上下変位量に換算した換算変位量
を、 K−W             T とすると、ばね板に対して15mm以上の入力でも、従
来のばね板より柔らかくなるため、車両のコーナリング
時のロール、悪路等でのばね下振動のおどりが大きくな
り、性能が落ちることになる。
例えば、第13図において、 K−W          T の場合の変位−荷重特性を示しているが、移り部分(2
0mm)が長くなり、振幅が±15mmでの2Fが少な
(なる(図において、2F’から2Fへ)。15mmで
の2Fが少なくなると、ロールに対する安定性或いは悪
路でのばねした共振に対する減衰性が悪化する。
また、親板1の子板3との接触点Aにおける上記のばね
の換算変位量が0.010mの場合には、設計標準荷重
Wを加えてばね板の撓みが10mm以上の入力で、従来
のばね板と等しく、10mm以下の入力で、従来のばね
板よりも柔らかくなる。
また、親板1の上下変位量に換算した換算変位量を、 K−W            T とすると、ばね板に対して10mm以下の入力でも、従
来のばね板と同じ硬さになり、良路での好ましい乗り心
地を確保することができない。
例えば、第14図において、 K−W         T の場合の変位−荷重特性を示しているが、移り部分(5
mm)が短くなり、小振幅10mm以下での対角線ばね
定数が下がらなくなる。
従って、±5mm以上の対角線ばね定数が従来のものと
同等になり、特に、乗り心地を向上させるため下げるこ
とが望ましいと考えられる範囲、±5mm〜±10mm
でのばね定数が従来と同等になってしまう。
上記の振幅と2Fの関係を第15図に示し、また、上記
の振幅と対角線ばね定数の関係を第16図に示す。
第15図において、横軸に振幅Xを且つ縦軸に2Fをプ
ロットすると、振幅Xが±15mmまでは斜線で示す範
囲の特性であることが好ましく、また、振幅Xが115
mm以上では従来のアップターンドアイ型の重ね板ばね
の特性でよい。しかるに、振幅Xが115mm以上の領
域は、ロール及び悪路でのばね下に影響する領域である
第16図において、横軸に振幅Xを且つ縦軸に対角線ば
ね定数をプロットすると、振幅Xが±10mm以下では
斜線で示す範囲の特性であることが好ましく、対角線ば
ね定数を従来のアップターンドアイ型重ね板ばねのもの
よりも下げることがよい。
しかるに、2Fは、ばねのヒステリシスループを求めた
時の生き返りの幅であり、ばね単位の持つ減衰性能を決
定する要素である。上記生き返りの輻2Fが小さいと、
減衰性が悪くなる。ショックアブソーバで補うことも考
えられるが、板ばねではショックアブソーバの持つ減衰
力より非常に大きく、ショックアブソーバの減衰力だけ
では補えない。従って、大振幅で使用される場合は、生
き返りの幅2Fは大きい方がよい。逆に、上記生き返り
の幅2Fが大きいと、対角線ばね定数が上がってしまう
。従って、小振幅で使われる場合は、生き返りの幅2F
は極力小さくした方がよい。
また、対角線ばね定数は、ばねの振動性能に影響を及ぼ
す特性であり、動的なばね定数と見做すことができる。
対角線ばね定数が高いと、硬いばねとなり、また、対角
線ばね定数が低いと、柔らかいばねとなる。重ね板ばね
の場合には、大きな摩擦(2Fに相当)が存在するため
、小振幅での対角線ばね定数が上がり、硬い乗り心地の
悪いものとなる。従って、小振幅では対角線ばね定数を
下げるため、小振幅での2Fを下げる必要がある。
上記のことから、この発明による重ね板ばねについては
、車両がコーナリング時のロール及び悪路において、ば
ね下のバタツキを抑えるためには、振幅Xが±15mm
以上では、2Fは従来の重ね板ばねのものと同等にする
ことが好ましく、また、良路、継ぎ回路での車両の乗り
心地を向上させるためには、振幅Xが±lQmm以下で
は、対角線ばね定数を従来の重ね板ばねのものより下げ
る事が好ましい。これについてグラフで示すと、第17
図及び第18図のようになる。ここで、目玉部分の回転
角を鏡板と該鏡板に接する子板との接触部位における変
位JiXを換算したばねの換算変位量をSで表すと、次
式のようになる。
にばねの換算変位量Sの値を且つ縦軸を振幅Xが±15
mmでの2Fの値をプロットする。即ち、振幅Xが±1
5mm以上での2Fを従来の重ね板ばねと同等のものを
確保するには、ばねの上下変位量Sは、0.015 m
以下でなければならない。
第18図において、ばねの換算変位量Sの値と振幅が±
10mmの時の対角線ばね定数の関係を示す、横軸にば
ねの換算変位1sの値を且つ縦軸を振幅Xが±10mm
での対角線ばね定数の値をプロットする。即ち、振幅X
が±10mm以下での対角線ばね定数を下げるには、ば
ねの換算変位量Sは、0.010 m以上でなければな
らない。
それ故に、この発明による重ね板ばねを構成する親板1
の構造は、ばね板の換算変位量が次式を満足する構造に
構成することが好ましいものとなる。
Kw           T 第17図において、ばねの換算変位量Sの値と振幅が±
15mmの時の2Fの関係を示す。横軸Kw     
      T 〔発明の効果〕 この発明による重ね板ばねは、上記のように構成されて
おり、次のような効果を存する。即ち、この重ね板ばね
は、両端に目玉を有する親板と子板から成り、前記親板
と前記親板に隣接する前記子板との接触部位が荷重下に
おいて相対的にすべることなく前記親板の接触部位が弾
性変形する変位量を、前記親板の中央部位の支点の上下
変位量に換算した換算変位量が0.010m〜0.01
5 mの範囲内に存在するように設定した構造を有する
ので、重ね板ばねの動ばね定数特性を理想形に設定する
ことができ、ばね板の小振幅でのフリクションを抑えて
ソフトな乗り心地を得て、且つ大振幅でのフリクション
を従来と同様に十分な大きさを得て、安定性の高い剛性
感の得られる重ね板ばねを提供できる。
即ち、ばね板の小振幅領域ではフリクションが少なくな
り且つスパン変化が大きい大振幅領域では通常の板間滑
り摩擦に支配される特性を得ることができる。従って、
この発明による重ね板ばねについては、該重ね板ばねを
車両に適用することによって、車両の乗り心地特性、特
に、小振幅領域において理想的なフリクション特性を得
ることができことによって、従来のように減衰力の制御
を行う必要がなく、また、大振幅wi域では、従来以上
にフリクションを増すことも可能となるため、ロール時
のスタビライザの必要性も薄れる等、多大な効果を奏す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はベルリン形目玉を持つ重ね板ばねの一例を示す
概略図、第2図はアンプターンドアイを持つ重ね板ばね
の一例を示す説明図、第3図はこの発明による重ね板ば
ねの親板と子板との作動状態を示す説明図、第4図はこ
の発明による重ね板ばねの親板の一部を示す説明図、第
5図はこの発明による重ね板ばねの親板の一部を示す説
明図、第6図はこの発明による重ね板ばねの親板のワイ
ンドアップの際の上下変位量を説明する線図、第7図は
この発明による重ね板ばねの荷重−撓み特性を示すグラ
フ、第8図はこの発明による重ね板ばねの振幅と対角線
ばね定数との関係を示すグラフ、第9図はこの発明によ
る重ね板ばねの振幅とフリクションとの関係を示すグラ
フ、第10図は従来の重ね板ばねの荷重−撓み特性を示
すグラフ、第11図は従来の重ね仮ばねの振幅と対角線
ばね定数との関係を示すグラフ、第12図は従来の重ね
板ばねの振幅とフリクションとの関係を示すグラフ、第
13図はこの発明による重ね板ばねの荷重−撓み特性を
示すグラフ、第14図は従来の重ね板ばねの荷重−撓み
特性を示すグラフ、第15図は振幅と2Fの関係を示す
説明図、第16図は振幅と対角線ばね定数の関係を示す
説明図、第17図はばねの換算変位量の値と振幅が±1
5mmの時の2Fの関係を示す説明図、及び第18図は
ばねの換算変位量の値と振幅が±lQmmの時の対角線
ばね定数の関係を示す説明図である。 1、 1ll−−−−−−一親板、2.9−・・−目玉
、3−・・−・−子板、4−−−−−センタボルト、6
・−−一−−−平らなばね板部分、7・−・−湾曲連結
部、10・・・−・−・Uボルト。 出別人  いすり自動車株式会社 代理人  弁理士 尾 仲 −家 弟 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 振幅 − 狽福一 第 図 W$晶と2Fの心α系 第 図 第 図 第 図 o、oos 0.0+0 S−一啼 o、oos 0.010 0.015 S□

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)両端に目玉を有する親板と子板から成り、前記親
    板と前記親板に隣接する前記子板との接触部位が荷重下
    において相対的にすべりを発生することなく前記親板の
    接触部位が弾性変形する変位量を、前記親板の中央部位
    の支点の上下変位量に換算した換算変位量が0.010
    m〜0.015mの範囲内に存在するように設定した構
    造を有する重ね板ばね。 (2)前記親板の前記換算変位量は下記式に相当する請
    求項1に記載の重ね板ばね。 0.010≦(μP・R’・R)/(Kw)・2・L/
    T≦0.015但し、P;設計標準荷重Wをばね板全体
    に与えた時の親板と子板の接触力、μ:ばね板間の摩擦
    係数、L;親板のUボルトと接触点との間の距離T;U
    ボルト締付け部分での親板と子板との間の距離、R;親
    板の目玉の外径の半径、R’;親板の板厚中心と接触点
    との間の距離、Kw;親板の剛性〔T/θ(但し、親板
    の目玉部にトルクTを与えた場合の目玉の回転角をθと
    する)〕。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007139100A (ja) * 2005-11-18 2007-06-07 Railway Technical Res Inst 車両の防振装置
US8186659B2 (en) * 2008-06-04 2012-05-29 Hino Motors, Ltd. Suspension device
CN113216645A (zh) * 2021-06-01 2021-08-06 中国建筑第二工程局有限公司 一种冷弯型大跨度钢骨结构架的施工方法

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